中学二年の夏。親が理由の転校が決まった。
その翌日、学校、いつもの教室に足を踏み入れた瞬間から、僕には「何か」が見えるようになった。
だけど、これが何か分からない。困っているのに、自分の異常がわかるのが怖くて、様子見で過ごすことにする。
ーーー
ぼんやりした話です。特に山や落ちありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 21:06:46
21427文字
会話率:20%
はるか昔より、無から有を生み出す力"魔法"とそれを使うための"魔力"が当たり前に人として存在する世界。
宗教として崇められる神々は宇宙を箱庭として縄張りを築き、同時にこの世界を反転することで神を崇拝す
る人によって作り出された文明と、そこに住むありとあらゆる生物を破壊しようとする魔物が現れた。
そんな神々達を監視し、この世界を守るために、二人の神が存在する。
人々が住む表の世界で、善き神々達を監視する神王と、地上の裏の世界で悪しき神々達を監視する魔王だ。
妖精が、龍が、亜人が、人が、魑魅魍魎に渡る全てが存在するこの地球は、神王と魔王、そして魔物を狩る魔法使いである「冒険者」が存在することによって、平和を守っていた。
そんな中、スタデルクス・マルクスピサンツ君主国ではとある双子が住んでいる。
フランシミア・アミュレット。呪いの人形と呼ばれる少女は、シリアルキラーの極み。類まれな無属性魔法を操る彼女は、ポジティブではあるが破天荒で卸しにくい気まぐれな性格。
そんなフランシミアの姉が、フォルフォニア・アミュレット。メンヘラマグネットというあだ名が着いている彼女は、妖精のような美しい見た目と裏腹に陰気で臆病で、おまけに腹黒。消極的ながら強かな彼女は、年々体の魔力が減っているのが悩みの種。
聖フェイリス学園の中等部二年生のふたりは、ある日運命を変える男「ルオン」と「ルスラン」に出会うのだった……
設定集はこちらから
https://ncode.syosetu.com/n3190ia/
※この作品はミッドナイトノベルズ(成人向け)に連載している小説「デウス・エクス・マキナの幼き巫女」の「全年齢版」です。一部本編より内容を大幅に削っている部分もありますので成人されており耐性のある方であれば完全版であるミッドナイトノベルズの本編を読むことをおすすめ致します(飛ばしたせいで本編だとちゃんと載っていた重要な部分をさらっと説明して流されてる意味不明な回があるので)
未成年の閲覧を推奨している訳ではないので未成年の方は全年齢版で我慢してください
↓全編掲載されている本編はこちらから
https://novel18.syosetu.com/n7605hx/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 22:09:53
313437文字
会話率:42%
転生女神のバイトをしていた少女・鳴上(めいがみ) かなえは
スキル『老衰まで保たれる健康』を手に入れ円満にバイトを辞めた。
これで平穏無事な人生を送れると安心していた矢先に、かつて異世界に送り出した転生帰還者たちがやってくる。
鳴上は転生女
神のバイトで培った技術を頼りに、どうにか平穏な生活を保とうと消極的に努力する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 20:00:00
55361文字
会話率:37%
目が覚めた時、私の視界は半分だった。
日本人である神代結は、自分がフォルジュ子爵家のフィアナと言う少女の体に憑依したことに気付く。原因は不明だが、元の自分に未練も執着もない彼女は、その体で生きて行くことを受け入れる。
やがてストラン
ド侯爵家の打診を受けて、テオ・ストランドと婚約することになる。彼は病弱だと聞いていたが、まるで押し付けるような形でフォルジュ子爵家へ預けられた。実際に会ってみると、彼は生きる事に関心がないかのように虚ろげに佇んでいるだけだった。まるで生気のないライラックの瞳には、一体何が映っているのだろうか。
お互いに生きる事に消極的だった二人が、寄り添いながら生きて行こうとするお話です。ほのぼのとしつつ二人が成長していく内容になったらいいなと思っていますが、はてさて……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 20:47:54
69198文字
会話率:37%
【主人公の設定】
名前:桜井 美咲(さくらい みさき)
年齢:28歳
職業:IT企業のプロジェクトマネージャー
性格:仕事に打ち込む一方で、恋愛に対しては消極的。自分を守るために、感情を出すことが苦手。
【男性の設定】
名前:相馬 優斗(そ
うま ゆうと)
年齢:31歳
職業:建築家
性格:穏やかで優しいが、過去に深い傷を負っている。女性に対して距離を置くことがある。
【設定】
主人公の名前は桜井美咲(さくらいみさき)28歳。
美咲はIT企業のプロジェクトマネージャーとして働いており、周囲からは仕事熱心なキャリアウーマンとして評価されている。
過去に愛する人を事故で失ったことがあり、そのショックから恋愛に対して消極的になっている。
【あらすじ】
美咲は、仕事に打ち込む毎日を送っていたが、過去のトラウマから恋愛に対して消極的になっていた。ある日、彼女は偶然相馬と出会い、彼に惹かれていく。
美咲は、相馬との関係を進めようとするが、自分の過去の傷が邪魔をする。彼女は、相馬に自分の過去を打ち明けることをためらう。
相馬は、美咲が自分に心を開いてくれないことに苦しんでいた。彼女の過去を知ることにより、彼は美咲と向き合い、お互いの傷を癒すための支え合いを始める。
美咲と相馬は、お互いの過去や感情を語り合うことにより、お互いに心を開くようになっていく。美咲は、相馬に対して次第に自分自身の気持ちを自覚していく。
しかし、美咲と相馬の関係はまだ不安定であった。美咲は、自分の感情を抑えられなくなり、彼に告白することを決意する。相馬は、彼女の気持ちに答えることができず、彼女を傷つけてしまう。
相馬は、自分が美咲を傷つけたことに苦しむ。彼は、自分自身の感情を整理し、美咲に向き合う決意をする。
美咲と相馬は、お互いに心を許し合っていくうちに、互いに想いが深まっていく。しかし、美咲は過去の傷を引きずり、相馬との関係に不安を感じるようになる。
美咲は、相馬が彼女に対して本当に愛しているのかどうかを確かめようと、別れを切り出す。相馬は、彼女を失うことを恐れ、彼女に愛していることを伝える。
2人は、お互いに確かな愛を感じ、幸せな日々を過ごす。美咲は、過去の傷を癒し、新しい人生を歩み始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 00:01:26
1182文字
会話率:15%
1、北海道に突如、ダンジョンが出現する
2、国、北海道、札幌市は困惑。人が立ち入れず調査不能の為、行政政府はこれを埋める
3、ダンジョン大爆発(後にブローアウト現象と呼称)
4、ダンジョン内のモンスターが札幌の街に溢れ出る
5、ダン
ジョン内のモンスター数の許容オーバーが原因だと知る
6、ダンジョンに入場できるのは中学生以上高校生以下と判明
7、北海道、ダンジョン特区を申請、国政はこれを受諾、法改正に入る
8、北海道行政は『モンスターに負けない青少年育成条例』を設立、国会はこれを承認
9、以降、少年少女はモンスター退治にいそしむ(1日1人3体を推奨)
10、積極的にダンジョンに通う少年少女をダンジョンウォーカーと呼称
11、ダンジョンウォーカーの少年少女の一部に『スキル』と呼ばれる異能力が出現
12、北海道はダンジョンの安定化に成功
13、北海道ダンジョンの観光地化に成功
14、月日は流れ、ダンジョン出現から20年後、チート主人公登場
15、主人公、消極的に安定化した北海道ダンジョンをひっかきまわしはじめる。
16、果たして結末はいかに…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 12:13:53
2308591文字
会話率:26%
消極的三分間を消費する
最終更新:2022-10-30 16:50:58
418文字
会話率:0%
メンシス王国とヘリオス王国は長年敵対関係にあったが、近年になり漸く和睦が成立した。その際、メンシス王国の第二王女エリザベスが、ヘリオス王国国王二コラの許に嫁ぐことが決定する。
本人はこの政略結婚に消極的であったが、父王はかの王のことを『威厳
と風格を兼ね備えた天性の治政者』と大絶賛する。父の評価を疑う訳ではないが、エリザベスには気掛かりなことが……。
そしてその予感は、見事に的中する。
長い旅路を経て漸く辿り着いた謁見の間で、初めて二コラと対峙するエリザベス。その二コラが開口一番放った言葉は『ふん。まぁ、悪くはないな。美人と言えるほどでもないが』だった。唖然とするエリザベスを尻目に二コラは更に言い放つ。『余には既に愛する娘がいる。お前が余に懸想するのは勝手だが、余がお前を愛する日は、永遠に来ないと思え』と――。
元々政略結婚に夢も希望も抱いていないエリザベスは、二コラを早々に見限り、完全アウェイなこの土地で『快適な宮廷ライフを満喫する』ことを新たな目標に掲げる。
しかし、エリザベスの決心とは裏腹に、あれよあれよと面倒ごとに巻き込まれていき――……。
これは『俺様気質な国王』二コラと、『男気ならぬ、オンナ気溢れる正義感強めの王女』エリザベスが、いがみ合いながらも互いの距離を少しずつ縮めていき、立派なおしどり夫婦に成長するまでのお話です。
※R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 10:32:07
26381文字
会話率:56%
人間関係に消極的な牧村智貴(まきむらともたか)は、大学生活で一人ぼっちになるのを回避するために文化祭実行委員に入る事にした。
そんな決断から一年、実行委員に新入生を迎える季節がやって来ると、その中でも一際目を引く後輩の君岡美園(きみおかみそ
の)が何故か積極的に牧村に話しかけてくる。
これは意外とグイグイ来る可愛い後輩と、そんな彼女に影響されて変わっていくヘタレな先輩の恋物語。
※※本編完結済み※※
おまけを不定期で投稿予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 21:11:57
608910文字
会話率:56%
高校二年生の栞は、ある日一冊の本を見つける。古ぼけた本の題名は『聖女の書』。意図せず、栞は異世界への扉を開いてしまう。召喚された世界で栞は、聖女として扱われる。だが、聖女だからと言って、特別な力がある訳ではない。ただこの世界で、一年間だけ充
実した生活を送ってくれればいいと言う。変わり映えしない生活で自分を持て余していた栞は、充実した生活ってなんなのだろう? そう戸惑う。しかし、聖女をサポートしてくれる人々に出会い、なんとか異世界での生活を始めた。地味で消極的な栞は、自分に自信がなく「どうしよう」が口癖の女の子。魔女の助けを借りて、異世界で沢山の人と出会い経験を重ね成長していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 18:03:35
132957文字
会話率:31%
「――お前を連れて逃げて、何が悪いんだよ?」
「………は?」
とにかくネガティブな根暗青年、錐波貫之は、秘密組織「ピュグマリオン」の本拠地である「ブリゾアクト・フロート」で生活するSクラス能力者であったが、ある時、能力者を兵器として利
用しようとする武装組織に誘拐されてしまう。
敵地で囚われの身となってしまった錐波は、そこで同じく誘拐されたSクラスの重要監視対象能力者、白霧霊廻や犬走来禍などのサイコパスな精神異常者たち出会い、彼らに触発され、それまで脱出に消極的だった彼の気持ちにも変化が生じてゆく。
「――お前を連れて逃げるって決めたのはアタシだ。別にお前が疫病神だったとしても関係ねぇ。ただアタシが好きだと思う奴を連れて逃げるって、それだけのことさ」
果たして彼らは、敵地から脱出し、無事にブリゾアクト・フロートへ戻ることかできるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 07:00:00
34198文字
会話率:41%
「この世界は娯楽が少なすぎるッ……!」
クリエーレ・ラ・リヴェンタメント公爵令嬢。
それは、魂の叫びをあげたわたしの新たな転生先の名であった。
娯楽も何もない、面白味の無い世界で消極的な自殺まで想像していたエーレ。
そんな何もする気が起
きずにくさくさしていたある日、とっても綺麗な精霊様に出会って――。
勘違い? から始まるいずれ有名なお伽噺となる絵本『エーデとエーレ』の恋の始まりのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 18:35:12
16339文字
会話率:35%
アレス・ヒューカは友人であるカインに突如呼ばれる。内容は婚約者が最近冷たいというものであった。アレスは困惑する。なぜなら彼は結婚に消極的で、令嬢との関係もほとんどないのだ。人選ミスだと思いながらカインの相談に乗るのだが・・・
最終更新:2022-07-29 16:19:40
5558文字
会話率:53%
コテコテのなろうテンプレで勝負する以外の方法で、小説家になろうでランキングを駆け上がるとしたら、どんな方法があるか?を考察してみました。
最終更新:2022-06-05 20:10:05
5084文字
会話率:0%
ごく普通の高校、春森高校は卒業式を間近に控えていた。卒業生の中、とあるクラスに、ありふれた8人の生徒がいた。
ジュンコは、退屈な卒業式を嫌い、何か起こして、卒業式を潰してやりたいと思っていた。
リンカは、ジュンコの親友で、特に何も考えず、ジ
ュンコにくっ付いていた。
アサトは、自分ではジュンコとリンカの友人のつもりで行動していたが、しばしば、その存在を忘れられることがあった。
エリコは、少し消極的なところがあり、卒業前に好きな人に告白するか迷っていた。
サユリは、エリコの親友で、そういったことも相談にのっていた。残念ながら、いまひとつ頼りにならなかったが。
バンドで歌っている目立ちたがり屋の男、レイ。卒業式当日は、何か派手にやりたいと思っていた。
同じバンドで、キーボードを担当している、リサ。レイほど目立ちたがり屋ではないので、積極的になれなかった。
もう一人のバンドメンバー、モッサンは、別にどうでもよかった。
そして、卒業式の日は近付いていた。
あるときリンカは、自分の持っている不可思議な特殊能力に気付いた。また、別のあるときエリコが、サユリとそっくりで不思議な少女を目撃した。これらの事は、悪夢のような夜への前触れだった。
もう一つの前触れとして、モッサンは魔物の夢を見た。モッサンの家系は、古くからこの地に棲むといわれる魔物と深い因縁があった。今は封印されているはずなのだが。
きっかけは、ジュンコが降霊術について書かれた本を手に入れたことだった。何か起きるかもと思い、すぐに校庭の隅にある旧体育倉庫で降霊の準備を始めてしまったのだ。ジュンコは、魔物のことは全く知らなかったが、確実に魔物は蘇ろうとしていた。そして、卒業式前日の夜、降霊の儀式の為、ジュンコとリンカとアサトが旧体育倉庫にやって来た。運の悪い偶然で、エリコは好きな人に告白する為に、そのついでにサユリも、また、卒業記念サプライズライブの準備の為に、レイ、リサ、モッサンも旧体育倉庫にやってきた。やがて、彼らの前に魔物が現れたのだった。
彼ら彼女らは、力を合わせて魔物を倒すしかなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 18:39:36
59498文字
会話率:60%
ベクストは奴隷剣闘士としてコロシアムに上がり、戦うことが仕事だった。
しかし、顔立ちは普通、戦い方も消極的な彼は客からの人気がイマイチだった。興行主のザンベッカもベクストのことを金を生まない穀潰しと評価した。
ザンベッカはベクストに死に
華を咲かせてやろうと生存率が最も低い闘獣試合を組んだ。
だが、ベクストはこれを生き残り、さらに試合に使われた虎5匹のうち3匹を短刀で刺し殺した。
コロシアム中に大歓声が響き渡り、ベクストは一気に人気剣闘士となった。
味をしめたザンベッカは闘獣試合を組みまくり、ベクストも連戦連勝だった。
しかし、そんな運営が半年続いた時、最悪の事態が訪れた。
ネタ切れである。
虎、狼、熊、水牛、軽装の人間がギリギリ勝てなさそうな獣は出し尽くしてしまった。
20分ぐらいの会議で解決法が見つかった。
「そうだ、魔物と戦わせればいいんだ」
水牛に勝ったんだからミノタウロスぐらいいけるだろ。でもいきなりミノタウロスはもったいないから、最初は弱い魔物からだんだんと強くしていこう。
これまで以上に厳しい戦いになるが、ベクストは生き延びなければならない。
「いつか自由になる日のために……」
奴隷は金を稼ぎ、自分を買うことで自由になれる。
ベクストが自由になるために必要な金は残り139万オーツ、魔物を1匹殺せば4万オーツになる。
このペースだと、戦っている間に魔物の強さのインフレが進みそうである……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 11:54:22
5667文字
会話率:57%
「二度と課金はしませんから」
かつての沼プレイヤー、森名 雫(もりな しずく)は誓いを立て重課金ゲームから去った。
そして時は過ぎ、なぜか彼女は再びゲームをDLしていた。その目に涙を浮かべながら――。
そのゲームアプリとは、聖女×英雄
コネクトという異世界恋愛シミュレーションだった。
灰色の社畜生活に彩りを取り戻すため、“餌付け系女子”シズクは餌付けするイケメンを求めゲームの世界に還っていく。
しかしそのアプリはただのゲームでは無かった。
シズクが出逢った住人たちは本当にその世界で生きていたのだ。
魔族に国を追われ、戦いに身を置き続けるイケメンたち。このままでは彼らを見殺しにすることになってしまう。
何事にも消極的だったシズクは彼らの為、勇気を振り絞り立ち上がるのであった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 09:54:12
24325文字
会話率:38%
「おまえをこのチームから追放するっつってんだ!」大人気FPSゲームをプレイするチーム『銀鷲』から追放されたマモル。自分の消極的なオーダーが気にくわないという理由に納得はいかなかったものの、一方的な宣告からメンバーにブロックされ繋がりが完全に
絶たれてしまう。気をまぎらわせるために野良マッチに潜ったところ偶然ボイスチャットの繋がった『リリィ』さんと意気投合し、一緒にゲームをするようになる。気の会う仲間と新しくチームを作り、大会に挑戦したりとゲーム生活が充実していく。 一方その頃チーム『銀鷲』は今までマモルのオーダーによって誤魔化されていた弱さが露呈、猿のような突撃を繰り返し連戦連敗、転落の一途を辿ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 00:09:54
287692文字
会話率:42%
主人公・池川(いけがわ)サトシは、高校の入学式の前日、幼なじみの国司(くにし)ナナに衝動的に告白をしてしまうが、なかなかに衝撃的な理由でふられてしまう。
失意の帰り道、サトシはストリートミュージシャンの女の子を見つけ、そのあまりの歌のうま
さと美しさに、つい涙を流す。
その夜、夢に神様が出てきてサトシに言う。「あのような理由でふられてしまったお主のことを不憫に思う。よってわしの力で、高校時代をお主のモテ期にしてやろう」
翌日、高校に入学してみると、くだんのストリートミュージシャンは同じ高校の先輩にして、ガールズバンドのボーカル、松永サアヤで、サトシに一目ぼれしたとして、グイグイグイグイ迫ってきた。
さらに神様の言葉通り、サアヤのバンドの他のメンバーやアイドル志望の女の子、学園一のお嬢様にイギリスからの留学生、はたまた町で偶然出会った黒ギャルなど、出会う女の子たち、次から次に気に入られてしまうサトシだが、彼の胸には、ふられたナナのことを諦め切れぬ心が残り……それなのにサアヤにはエロく迫られ、お嬢様には金の力で迫られてしまって……さあ、この恋、いったいどうなるの? どうなっちゃうの?
これは瀬戸内のとある地方都市を舞台に、青春と音楽、愛と欲望、夢と現実、文学・歴史、その他諸々、あれやこれやを描くつもりの、本当に目指すところは、主人公たちが成長し、大人になっていく様を描く、教養小説である。
一癖二癖はあれども、基本いい人たちしか出てこない、優しさにあふれたハートフルストーリーを書きたいと思っています。鬱展開には絶対なりません。当作品における「男女逆転」とは女子が攻め(積極的)で、男子が受け(消極的)ってことです。よろしくお願いします。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 06:00:00
405032文字
会話率:48%
真田昌幸が「占拠」する信州上田城へ向かって、徳川軍が攻め寄せる。
上州沼田の領有権争いから持ち上がった真田と徳川(&北条)の闘争は、真田の本拠地での大規模戦闘に発展した。
昌幸の嫡男・源三郎信幸は、父に命じられた通りに伏兵部隊を率いて支城へ
詰めた。
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※今作は、旧作【子檀嶺城戦記】をリライトしたものとなります。
https://ncode.syosetu.com/n4068u/
旧作をお読みいただいた皆様も、改めてご一読いただければ幸いです。
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同じ頃、二十名ほどの男たちが、主戦場から遠く離れた子檀嶺(こまゆみ)岳の古城に入った。塩田平の地侍・杉原四郎兵衛の一党である。
真田と徳川の圧倒的戦力差から徳川軍が勝つと予想した四郎兵衛は、
「徳川に身方する」
と吹聴しつつも古城からは一歩たりとも出ず、
「勝利するであろう徳川軍からの勧誘」
を待つという消極的策戦を取ったのだった。
しかし半月が過ぎても、徳川からの迎えは現れない。
それもそのはずで、真田勢に敗れた徳川勢は、すでに東信濃から撤退済みだった!
廃城で孤立し、事態を知る手段もなく、不安に苛まれる四郎兵衛に耳に、銃声が聞こえた――。
天正十三年(1585)閏八月。
後の世に、第一次上田合戦と呼ばれる戦の裏側で起きた、ほんの数日間の「反乱」の顛末。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 18:00:00
50554文字
会話率:23%