孤児院の院長をしている平民ロージーのもとに、伯爵令息であるエドワードが訪ねてきた。彼の母の形見であるペンダントを渡したいのだという。
ところがエドワードはどうも喧嘩腰。実は彼は、父の浮気相手がロージーであり、ロージーこそが実の母ではないの
かと疑っていたのだ。
かつてロージーに恋をしていたからこそ、彼女に冷たいエドワード。ところがロージーは、彼の疑いをすべて誤解だと笑い飛ばす。
しかし、実はロージーにはエドワードに秘密にしていることがあって……。
本来ならば伯爵令嬢にも関わらず、平民として孤児院の運営に尽力しているヒロインと、昔からヒロインに好意を寄せているがゆえにひねくれてしまったヒーローの恋物語が始まるまでのお話。
この作品は、他サイトにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 20:05:26
7455文字
会話率:49%
仕事で毎日深夜に帰宅。そのまま倒れ込むような生活を送っている陽日(はるか)。それでも自分を可愛がってくれた祖母の形見の3つの鉢植えだけは大事にしています。
実はその3つの鉢植えには妖精が生まれていたのです。
3人の妖精は陽日をこの生活から抜
け出させるため、知恵を絞りますが……
妖精が登場するためジャンルはローファンタジーですが現実世界恋愛要素もお楽しみいただけます。
知様主催の「ビタミンカラー祭」参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 00:00:00
5941文字
会話率:51%
とある王国貴族に生まれた少年リュウキ。彼は生まれながらにして『大賢者』に匹敵する魔力を持って生まれた……が、義弟を溺愛する継母によって全ての魔力を奪われ、次期当主の座も奪われ追放されてしまう。
全てを失ったリュウキ。家も、婚約者も、母の形見
すら奪われ涙する。もう生きる力もなくなり、全てを終わらせようと『龍の森』へ踏み込むと、そこにいたのは死にかけたドラゴンだった。
ドラゴンは、リュウキの境遇を憐れみ、ドラゴンしか使うことのできない『闘気』を命をかけて与えた。
これは、ドラゴンの力を得た少年リュウキが、新しい人生を歩む物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-19 07:00:00
238645文字
会話率:53%
ザンダー王子はその知らせを受けて愕然とした。
なんと、結婚式当日に花嫁となるはずだった伯爵令嬢が姿を消してしまったのだ。
取り乱す重臣たち。そんな中、背の高い黒髪の書記官だけは冷静にこの場を切り抜けようとする。その書記官はザンダー王子の幼馴
染で、侯爵令嬢のウィズだった。
戦地から帰ってきたばかりのザンダー王子は、彼女と再会した数日前のことを思い出す。女性にしては背が高すぎるせいで、ウィズはお見合いを断られ、由緒正しい侯爵令嬢にもかかわらず社交界の笑いものになっていると自嘲気味に話していた。そのせいで母の形見のウェディングドレスを着ることを永久に諦めてしまったのだと…。
ザンダー王子は気が付いた。戦地にいる間、自分は二メートル越えの筋肉ゴリラになっていたことに。…ということは、ウィズの身長を気にせずに娶ることができるのは、婚約者に逃げられ、彼女よりも背が高くなった自分だけではないか!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 02:13:06
5446文字
会話率:49%
それは語り手によって様々な形をもつ異形の怪物。
全ての音が消え、空気が沈み込むように重くなる。
今夜もまた、あれが来たのだ。
愛するものを失いたくない……と、願う男が手にした祖母の形見。
これは祖母が遺した希望なのか……それとも……。
最終更新:2022-05-05 12:55:00
11052文字
会話率:11%
盗まれた母の形見を取り戻すため、大貴族の次男坊ルカは辺境で開かれるという闇オークションに臨む。会場の入口を教えてくれるのは、場末の酒場に似つかわしくない看板娘アトラ――裏の顔は魔石商。可愛いがたいへん塩対応で、しかも何やら訳ありらしい。
「
私が欲しければ、国ひとつ持ってきてくださいね。あと気安く触らないでください」
母の形見を追い求めた先で、ルカはアトラにまつわる思いもよらない秘密を目の当たりにする。
不思議な魔石を巡る、人々のささやかな幸せの物語。全10話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 21:22:40
48679文字
会話率:41%
ある日止まってしまった、【星見の懐中時計】
小さな魔法薬店「猫の鍵しっぽ」の店主アリス・エルミアは、母の形見である星見の懐中時計が止まってしまった事にショックを隠しきれない。
「昨日まで動いていたのに」と嘆くアリスに、使い魔のシャルムが慰め
の言葉をかけた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 20:23:28
6354文字
会話率:52%
セリーナ・サラテリス公爵夫人は悩んでいた。夫であるアルバートが結婚後も、愛人を優先し、金遣いが荒くて、困り切っていたのだ。しかし、アルバートを愛していたセリーナは耐えていた。
耐えていたのだが、母の形見の宝石を持ち出されて、愛人に家まで買っ
てやった夫についに堪忍袋の尾が切れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 14:03:48
5867文字
会話率:34%
平凡な日常を送る神崎 彼方(かんざき かなた)
仕事で遅くなり夜道を歩いていると怪物に襲われてしまう。
しかし突然現れた謎の男に助けられるが男は姿をくらました。
家に帰ると、亡くなった祖母の形見であるネックレスが光っていることに気づく
ネッ
クレスを握りしめて眠りにつく。
目が覚めるとそこは異世界だった!!
自分の使命、愛する人のために仲間たちと乗り越えていく。ファンタジーラブストーリー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-26 10:05:20
7437文字
会話率:57%
私の両親は政略結婚でした。父は母を愛さず…真実愛した人の娘という半年違いの妹を母の死後、館に入れました。私は離れに追いやられ…。
そこから妹は母の形見や私の大切なものをすべて取り上げ。
「お姉さまってお父様に愛されない娘ですわよね。本当に私
の娘かってお父様言われてましたわ~」と私をいじめます。私が反論するとお姉さまがいじめたとお父様に泣きつき。
私はお父様に罰として食事を抜かれたり蹴り飛ばされたりする日々でした。
しかし王太子選びの舞踏会で婚約者に私が選ばれ幸せになれると思ったのですが。
私は妹いじめの姉として婚約破棄され、辺境の修道院に送られることになり…。それも妹が仕組んだことで。復讐を私は決意したのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 19:07:34
1835文字
会話率:48%
タイトル変更しました(旧「レクイエム・イヴ - A side -」)
ある十二月。左腕に大きな傷を追っている少女“倉山葵”は弟の“宗次郎”と共に暮らしていた。ある日の夜、突如現れた二人組に襲われたときに養母の形見から二人の騎士---幻
想騎士(レムナント)が現れ助けてくれたが、弟が攫われてしまう。家族の秘密に直面しながらも弟を救うため、二人の騎士とともに立ち向かう。
本作品は「エブリスタ」でも掲載・更新しています。
エブリスタ
https://estar.jp/novels/25735581折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 11:00:00
417548文字
会話率:58%
【書籍版がドラゴンノベルスより発売中!イラストは雲屋ゆきお先生です】
「おまえなんて、生まれてこなければよかったのに」
亡き生母が平民だったため、伯爵令嬢でありながら罵られぶたれ育ったフィオーラ。そんな劣悪な環境も、結婚し実家を出れば終わ
るはず。そう信じていたのに、理不尽な理由で婚約を破棄され、更には母の形見同然の若木までも燃やされかけてしまう。
「僕を目覚めさせたのは君かい、主様?」
炎から若木を守ろうとした瞬間、美しい青年が現れる。フィオーラを主と呼ばう青年は、この世界を支える神も同然の存在、世界樹の化身なのだった。世界樹の主となり絶大な力を秘めることになったフィオーラの生活は、その日から一変することになるのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 23:51:30
239355文字
会話率:36%
婚約者を異母妹に取られ、母の形見すら残 残されなかった姉。
妻の死後、愛人と娘を招き入れるも、借金に首が回らず、落ちていく父。
人生を甘く見て、知らぬ間に、闇に囚われる妹。
これは、名すら語られぬ人々の、複雑に絡み合った物語。
最終更新:2021-06-08 21:38:39
3995文字
会話率:13%
赤ちゃんの時に母と死に別れたレイラ。トマスとシモーヌに引き取られたが使用人として扱われ、同い年のミラにもこき使われている。母の形見のペンダントだけが心の支えだ。
ある日、そのペンダントが行方不明の王女の証だという知らせが街に届く。
ト
マスとシモーヌは、レイラの代わりにミラを王女として王宮へ送ることを決め、レイラからペンダントを取り上げた。
※ 血などの表現が出てきます。苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 14:11:01
4869文字
会話率:50%
名前のない王女、それが私の呼称。名無し様、とか、名無し姫、とか呼ばれている。現在16歳。そろそろ婚約とか、世の中の令嬢は考える歳、だそう。
一人だけ離宮に住んでいて、趣味は流浪の民だった母の形見の札で行う札占い。
気紛れに手を出された母は
私を産んで亡くなった。王は私に関心など無く、母も居ないので、名前は与えられなかった。
食事と衣服は与えられたが、教育も教養も私には無い。離宮の中で王家の責任も何も無く苦労もせず世俗から隠されて暮らす。
ある日、隣国の大使が来ると侍女たちが噂をしていた。
他の国にも私みたいなのはいるのかしら、という興味から、有り余った体力と躾のなさで鍛えた木登りをしていたら、大使と目があってしまう。
「君は?」
「……名無し」
「名無し……、そう、そうなったのか……」
意味深な言葉を呟いた若い大使は、私を売ってくれと国王に掛け合い、見事二束三文で売られた先の隣国で、私は本物のお姫様のように扱われて……?!
占い札に導かれた、シンデレラストーリー開幕!
※日間総合5位ありがとうございます!たくさん読んでいただけて嬉しいので、長編改稿していきます。数日後から1日1話更新になります。(2/8 13:30 追記)
※感想の取り扱いは活動報告を参照してください。
※アルファポリス様でも別名義で掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 19:08:27
37544文字
会話率:37%
青木弓弦は実家の『Flower Shop 草の雨』でアルバイトをしている。
弓弦が店番をしている時に限って祖母の形見の黒電話が鳴り、『あちら側』の住人が訪れる。
ホラー耐性の低い弓弦はその度に半泣き。お願いだからウチの店で待ち合わせしないで
ぇ!?
憑かれやすい体質の警官黄崎やオカルトに憧れるクラスメイトに振り回され、弓弦は日々ホラーと戦う。
ほのぼのとしたホラーを目指しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 16:37:43
11740文字
会話率:51%
幼くして両親を失った少年、|神宮寺涼《じんぐうじりょう》は意地悪な叔父さんたちに引き取られ最悪な日々を送っていた、だがある日現れた北斗と言う男にお前の両親は最強の祓魔士だったと告げられる、最初は意味も分からなかったが徐々に理解し、祓魔士を育
成する学校に入学しないかと誘われ、退屈だった自分の世界を変えるためだと決意し入学することを決めた、少年は自分自身の今を変えるために正義の刃を振るうことにしたのだ。
最強と言われた母の形見である刀を振るい、呪術士と学園の謎に立ち向かっていく物語が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 22:45:48
10259文字
会話率:65%
幼い頃に両親を亡くし祖母と暮らしてきたリゼ。
16歳になる頃祖母もなくなり天涯孤独となったリゼは村を離れる事にするが、旅の途中疲労と空腹で倒れてしまった。運良く森の木こり夫婦に助けられたリゼは、そのまま森で暮らす事を選び野菜や花を育てながら
暮らしていた。そんな時、祖母の形見のペンダントに不思議な力がある事に気付く。どうやら植物の成長を早めたりと畑仕事には持ってこいの力だった。
魔法に憧れていた女の子と精霊そしてイケメン宮廷魔術師のお話です。
『趣味は実益を〜』を読んでいただきありがとうございます!
更新遅くて申し訳ありません(´;ω;`)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 21:58:00
161975文字
会話率:46%
「トリスタン貴様は首だ。どことなりと行くといい」
宮廷音楽家としてとして人々の心を癒し手として国に仕えていたトリスタンは、ある日突然リストラされてしまう。戦争好きの王子には彼の人の心を癒すという仕事の大切さがわかっていなかったのだ。
宮廷から追放された上、まるで見せしめの様に母の形見である竪琴まで壊された彼は失意のどん底にいた。そんな彼に声をかけたのは隣の国の聖剣に選ばれし剣姫との美少女だった。
「私の国で宮廷音楽家として働いてもらえませんか? 私はトリスタンさんに音楽によって救われたんですよ。聖剣に選ばれていっぱいいっぱいだった私を救ってくれたのはあなたなんです。あなたに救われた私が言ってるんです。あなたはこの世界に必要な人だって。だから私と一緒に私の国に来てください」
そして、トリスタンは彼女と共に彼女の国で第二の人生を歩む事になる。これは、不当に評価された宮廷音楽家の成り上がり物語。
一方トリスタンを追い出した王子の国は、宮廷内での決闘や、謀反が横行し内部崩壊してしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 17:51:41
10729文字
会話率:66%
少女たちの青春の水滴が滴る、淡いファンタジーを書きました。
サイダーでも飲みながら緩く読んでください!
オール読物に応募して、箸にも棒にもかからなかった作品ですので、
軽い気持ちで読めますよ!
梗概↓↓
素朴で地味な女子高生の米谷は亡き母
の形見である毬のついたお守りを失くしてしまい、ヤツカ様と呼ばれる神様に助けを求める。ヤツカ様は学校を訪れて構内に大胆な悪戯を施して回る。米谷とは対照的で、華のあるクラスメイトの渡利は、そのお守りを探すが、誤って底なしのプールに落ちてしまう。渡利を助けるべく、米谷はプールの中へ深く潜水していく。辿り着いた先には亡き母と、毬のついた髪飾りを川に落として泣いている幼き日の自分がいた。全ては大きくなった娘に一目会いたいという母の願いを叶えるために仕組まれたヤツカ様の計らいだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-20 23:25:43
34741文字
会話率:40%