■主婦の友社のヒーロー文庫様にて書籍化!2020/8/31に4巻が発売します。
リーデルシュタイン帝国の皇帝は末娘、ヴィクトリアを呼びつけた。16歳にしては幼い末姫に躊躇いながらも告げた。
「本来ならもう少し、自由にしてやりたかった
のだが……実はの、其方に縁談を考えている」と。
戦争の褒賞として第六皇女ヴィクトリアを降嫁させるというもの。
相手は戦争で武勲を上げたアレクシス・フォン・フォルクヴァルツ伯爵。
アレクシス・フォン・フォルクヴァルツ伯爵といえば、第七師団の師団長。軍務省の出世頭の超エリート、ドラゴンすら屠ると言われる剣聖。若き元帥閣下。黒騎士。
という人物評価なのだが、社交界や軍属してない貴族の間では、仕事はできるけど、女の扱いは苦手らしく、その風貌は滅茶苦茶コワモテで、女子供はもちろん世間知らずの貴族の子息ならば、泣いて逃げ出す。そのくせ幼馴染の妻に長年懸想してるという噂もまことしやかに流れているらしいのだが……。
そんな彼に第六皇女殿下であるヴィクトリアは告げる。
「わたしが、貴方の婚約者です。末永く、よろしくお願いしますね、黒騎士様」
見た目は幼くあどけない姫様と無骨で朴念仁な黒騎士の、年の差、身長差、政略結婚、姫嫁系なお話です。
悪役令嬢ざまぁな展開はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-12 19:00:00
387208文字
会話率:49%
終章前に伴い改稿を掛けております。内容が多少ずれており負重をお掛けしております。
先王の忘れ形見である公爵は黒獅子公と呼ばれ、数々の武勲をあげ、叔父である現王の内政も助けるなど、生来の顔の良さも手伝って完璧王子の名を欲しいままにしている。一
方、名門筆頭侯爵家の娘でやはり完璧なザ・令嬢の名を轟かせていながら社交界に全く興味がなく、魔術の向上に余念がないアリアンナ。二人とも結婚には興味がないものの、周囲からの圧は重く、いつの間にか花嫁選抜が始まり否応なく距離が縮まっていく内に、お互いを意識するようになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 16:45:24
125654文字
会話率:34%
《第8回ネット小説大賞一次選考突破!!》
世界の命運を懸けた、魔王と三英雄の戦い。
それに終止符を打ったのは、『王国の英雄』。
彼女達の尽力によって、世界に再び平和が訪れた。
それから10年後、『迷宮都市・ランサリオン』に新たな冒険者が
生まれる。
その名をラディオ、夢と希望に溢れた若き青年……などでは無く。
40歳手前のおっさんだ。
Eランクの依頼を淡々とこなし、生計を立てる。
Sランクになる事も、武勲を立てる事にも興味は無い。
日々の生活を破綻なく営めれば、それで十分なのだ。
それはひとえに、何よりも愛する娘の為。
もうすぐ3歳になる、この小さな命を護る事が出来るなら……娘が笑顔であれば、それだけで。
だが、世界は知らない。
この男こそ、『王国の英雄』の育ての親にして師であり、『人族最強』の力を有している事を。
単身魔界に乗り込み、1人で『魔王』を討ち果たした事を。
そんな男の愛娘が……『魔王の証』を備えている事を。
そして、世界は知る事になる。
遥かな昔から暗躍して来た、邪悪の復活を。
娘を護る為、再び立ち上がらんとする男の存在を。
命を賭して闘う、真の英雄の姿を。
これは、『家族』に愛を捧げた1人の男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 10:23:24
711723文字
会話率:32%
主人公のアメイガスは東軍で最強と言われる男魔法使い。
平民出身でありながら、戦場で魔法を使って数々の武勲を上げ、遂には貴族に匹敵する師団長の地位を得るまでになった。
だが、ある時戦場で偶然出くわした西軍最弱の女魔法使いオリッシュと体が入れ
替わってしまう。
元の体に戻りたい。
そう願った主人公は、もう一度アメイガスとオリッシュを合わせ、何とか戻れないかと考える。
だが、二人は戦争中の東軍と西軍に別れている。
会える場所は戦場しかない。
主人公は最弱魔法使いオリッシュの体で、敵軍最強の魔法使いアメイガスと戦場で相対するしかないのだ。
こうして主人公は、かつて東軍で成り上がった時と同じ様に、西軍で成り上がるために日夜奮闘する事となった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 21:08:44
108226文字
会話率:30%
結婚相手が絵画だなんて、聞いてないんですけど。
国防の要を握るタルシラート侯爵家の長女・アネットは父親の武勲を認められて王子様と「恋愛結婚」、新たな領地で穏やかな新婚生活——って、誰の話ですか? 会ったこともないのにでっち上げられた熱愛疑惑
にとんとん拍子に進む嫁入り支度、どう考えても訳アリの政略結婚に戸惑いながらも顔合わせ当日を迎えるアネット。そこで彼女が見たものは、魔法で絵画の中に閉じ込められてしまった婚約者・リュクトール王子の姿だった。2Dの王子様×サバサバ系令嬢の、ちょっと変わったラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 00:17:00
165478文字
会話率:46%
数々の武勲を立ててやがて軍のトップに立った青年オミン=リュウは訓練兵の事故で死んでしまう。しかし、死んだはずのオミンは目を覚ます。そして、目の前には神と名乗る青年。神によると、どうやら神の部下で人生が狂ってしまったとのこと。そんなオミンに
謝罪の意味で新しい世界での生活をさせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-22 17:06:56
43507文字
会話率:47%
偉大なる騎士に憧れる男が生まれ変わって、偉大なる騎士を目指す物語です。
また主人公や仲間の騎士の数々の武勲を綴った英雄譚です。
24話まで毎日21時30分に更新します。
その後はストックが貯まったら連続更新、ストックが貯まったら連続更新と
いう更新スタイルを取りたいと思います。
感想やレビューなどありましたらお願いします。
誤字脱字の指摘はどんどんして下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 21:09:52
75577文字
会話率:24%
5年前に異世界に転生した男、シロ。
目の前に立つ聖女から『転生』だの『スキル』だの訳のわからない事を言われた挙げ句、案内されたギルドはあまりにも怪しくて冒険者の登録もせず王都から飛び出した。
行き倒れのところを師匠に拾われてはや5年。彼
は辺鄙な村で立派な村人となったのだった。
恋人未満の同居人、気の置けない仲間、ささやかだが穏やかな生活に彼は満足していた。
だから勇者も王女も聖女も魔王も関わらないでくれ。武勲も伝説もよそでやってくれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 07:16:25
186961文字
会話率:61%
世界の三分の二を支配する一神教を信仰する君主制国家の連合体『神聖王国連合』“連合”と、残り三分の一を支配する超巨大国家『アキツ諸侯連邦帝国』“帝国”。
この二大勢力が、南半球に広がる豊穣な自然環境と膨大な地下資源をもつ『南方大陸』の覇権をめ
ぐり衝突した『植民地争奪戦争』が休戦し二年。
連合に属するブリスタス王国空軍で、小型飛行艦を指揮し帝国の航空輸送路の破壊に従事、多くの武勲を挙げたジョユス・オトゥナー元大尉は、
戦後実施された軍縮とドクトリンの転換により、古びたかつての乗艦『イカヅチ号』とともに軍を追われ、その上世界恐慌のあおりをうけ年金生活を余儀なくされていた。
だが、不況を理由に年金の打ち切られ、さらに追い打ちをかけるように就職していた長男も勤め先が解散、大学に進んでいた次男までも奨学金の貸しはがしが始まり学業を断念せざる負えなくなった。
たちまち生活破綻の危機を迎えたオトゥナー一家。
一家の大黒柱であるジョユスは、家族全員が生き残るため禁断の一手に打って出た。
戦後の荒廃を、法をも恐れぬ手段でサバイブする一家の姿を描く、
異世界クライム・ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 20:57:32
23437文字
会話率:25%
魔法の実力は、血統によって決まる。
王国の長い歴史の中で武勲を挙げてきたのは総じて魔法能力の高い貴族家の人々であり、貴族の血統、及び魔法の実力は何よりも尊ばれるものとされている。
そんな魔法社会において絶大な力を誇るのは、貴族の中でも
トップクラスの能力を誇るカーライル家。
莫大な魔力量。
あらゆる魔法への適性。
三種の特化属性。
他の貴族とは一線を画するその強さは何百年にもわたって王国の栄華を支え続け、国王に次ぐ第二位の権力を有するエリート中のエリートである。
そんな家に生まれた少年、エデン・カーライルだったが、彼は莫大な魔力も、魔法適性も、特化属性さえも持っていない出来損ないであった。
何一つ受け継ぐことのできなかった彼は、ひどい境遇の中で生活していく。
その低能ゆえに学校に通うことさえ許されず、家の敷地外へ出ることを禁じられ、母親は彼のことを冷たく扱った。
何も持っていない彼は家で本を読むか、父に剣の稽古をつけてもらうことしかできず、自分はこの先どう生きていくんだろうと不安に駆られながら生きていた。
しかしエデンが15歳になった日、耳元で囁く声がした。
「何もかも嫌にならない?」
と。
そしてその日、彼の家は悪魔の襲撃を受ける。
※主人公は弱いです。弱いながらも頑張って、だんだん強くなっていくお話です。唐突に強くなることもないので、俺TUEEEE系が好きな方はブラウザバックください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 16:30:53
2806文字
会話率:20%
小国に生まれた一人の少女の物語。
伯爵家令嬢であり魔法が自在に操れる稀有な存在だった故に戦場で酷使されていた。
いつも血濡れている彼女のほんとうの意思を知らない婚約者の王子は娘を嫌う。
そして散々武勲を奪い尽くされた上に王子から婚約破棄を言
い渡される。
いよいよただの戦争の道具扱いになった少女。帝国との敗戦後、彼女は記憶を消され魔法を封じ生き直すよう保護されるも、妹に誘拐され魔界に捨てられてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-04 17:19:20
3084文字
会話率:41%
「落日の騎士団」の後日談。
武勲を立てた青年は王にある物を要求する。果たして、青年の望んだ物とはーー?
妖しくも哀しい、人々の想いが交錯する物語。
キーワード:
最終更新:2020-08-16 10:57:31
1167文字
会話率:39%
《回復術師》の男クロードは、回復・支援魔術を用いて勇者パーティを援護してきた。
だがある日、上位互換である《聖女》の加入に伴い、クロードは幼馴染の《勇者》によってパーティを追放されてしまう。
しかし切断部位すら完治させてしまうクロードの回
復魔術は、たとえ《聖女》であっても再現不可能なものだった。
さらにクロードは実は、剣聖から剣術を学んでおり、《勇者》すらも凌駕するほどの実力者だった。
前衛は《勇者》ひとりに一任し、魔術によるサポートに徹していたため、剣技を披露する機会が訪れなかっただけなのだ。
そんなクロードに支えられていたパーティは、内部崩壊を起こしたりロクに戦えなくなったりして徐々に落ちぶれていく。
一方のクロードは勇者パーティや魔王討伐のことを忘れ、自由に生きることに決めた。
有り余る魔力を活かして重傷者を治療し、持ち前の剣術を活かして武勲を立てていく。
そうしていくうちに、クロードの周囲には多くの美少女が集うようになり、愛されるようになる。
いつしかクロードは平民・貴族・王族問わず能力を認められていき、国を超えて成り上がっていく。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 12:32:38
308530文字
会話率:35%
世界で最も古い国の妖精王子を主人公として始まる
古典的な騎士物語にしてダークファンタジー。
神代から近代までを舞台とし、最初の10話くらいは妖精王子の出生や物語の大まかな方向性が語られその後もかなりスロースタートですが、作品全体の完成度を
視野に入れて少しづつ話は歴史と共に進みます。
第一部 王の話
第二部 騎士の話
第三部 姫の話
第一部は妖精の国の王子が人類最大の国家に留学して騎士に憧れ、巻き起こる騒動
そして母国に迫る危機・・・
文明の衝突、人類を憎み襲い来る蛮族達が描かれます。
部によって主人公が変わり、数世代に渡る歴史騎士物語が視点を切り替えながら三部に渡り綴られます。
最初から突飛な設定とキャラクターで話を引っ張るタイプの作品ではなく、
かなりゆっくり赤子時代から語ります。
高貴な出生秘話、修行時代、武勲譚の構成は騎士物語の典型ともいえるでしょう。
どうぞ気長にお付き合いください。
◆◆◆
神話や中世騎士物語、児童文学、近代小説などをモチーフに描かれる歴史物語で主要舞台は中世というより近世、近代くらいですが多数の国が登場する為、文明レベルは様々です。
多少は残酷だったり性描写もありますが、レーティングは中高生の歴史教科書で紹介されている文学作品くらいに合わせています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 21:21:54
1055236文字
会話率:48%
国の成り立ち上、「武勲が評価される」国ルーン。貴族が権力を手に入れるためには、冒険者或いは騎士団での功績が必須である。そんな国で、貴族とは全く関係無しにS級冒険者になったロックは、ひょんなことから若返させられ貴族達が集まる学園にぶちこまれる
ことになった。しかしいざ入った学園は、もろに貴族の階級構造が反映される場所であった。そこで家のバックボーンがないロックはDランクに入れられ、ゴミ同然の扱いを受ける。これは、圧倒的な実力を持つロックが、何やかんやで下克上を目指す話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 20:26:46
46022文字
会話率:49%
剣と魔法の世界、“イシュバーン”
遥か太古から争いを繰り広げる三大国のよる統治と支配の世界。
人々は神から生まれ持った “適正職業” を与えられて、武勲を夢見る者、町や村の発展や平和を望む者、奪う者に分かれた。
その中で、圧倒的な力を持つ
存在。
【超越者】
異常な戦闘力と、謎の “不死” の力を持つ者。
争う三大国は、この超越者の獲得に躍起になっているという。
そんな戦争事情とは縁程遠い、帝国の片田舎の農村に住む少年アロン。
人並みの “剣士” の適正職業を与えられたが、争いが嫌いな彼は村に残り平和に生きる道を選び、家族、そして将来を誓った婚約者と共に幸せに暮らしていた。
それが突如、全てを理不尽に奪われた。
――超越者の手によって。
死にゆくアロンが見た光景は、息絶える父と、凌辱される妹と恋人。
生まれて初めての絶望と、激しい憎悪を覚えたアロンが次に見た光景は、白い世界と、白い男だった。
男は、“神の代行者” を名乗った。
そして紡がれる、超越者の秘密。
『奴等は、別の世界からやってきた転生者。』
『ある方法で得た強靭な “適正職業” を持つ。』
『死なぬ身体も、その方法が関わっている。』
アロンが、代行者から見せられた別世界。
それは、“イシュバーン” とは異なる文明と科学の星。
そこで人気を博する遊戯。
VRMMO 【ファントム・イシュバーン】
“イシュバーン” を模した、仮想空間の世界。
剣と魔法も、3国の争いも、適正職業も、全てが、同じだった。
超越者とは、【ファントム・イシュバーン】で得た力を持って “イシュバーン” に転生してきた別世界の民であると聞かされた。
絶望に、憤怒に、憎悪に身を焦がすアロン。
結論は、ただ一つ。
“別世界で超越者を屠れる力を得て、戻る”
圧倒的な力を持つ、超越者を倒すために。
“不死” である超越者の秘密を掴むために。
二度と、大切な者を失わないように。
VRMMO【ファントム・イシュバーン】の世界で、圧倒的な力を経て再度 “イシュバーン” へ転生したアロン。
いずれくる “理不尽という運命の日” を変えるため、そして世界をゲームのように蹂躙する超越者を殲滅するため、彼はその力を揮うのであった。
後に、英雄とも悪魔とも呼ばれる男。
人呼んで【暴虐のアロン】の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-15 20:41:39
1061958文字
会話率:24%
源為朝が主人公の話です。
彼は、平安時代末期、二十歳にもならない時に武人として数々の伝説を残し、すぐに失墜し島流しに遭い、失意の一生を送った人物です。
親に勘当され、追放先の九州を征服し、京へ戻って保元の乱でまた暴れ回り、しかし戦に敗れ、あ
っけなく人生が終わりました。
赫々たる武勲を上げながら二十歳前に人生を終えるのはどういう気持ちなんだろう、為朝とはどんな人物だったんだろう、無念だろうからもう少し活躍してる所が見たい、というような気持ちから書き始めました。
登場人物などは滝沢馬琴の『椿説弓張月』をベースにしてますが、その他の物語も都合良く取り入れて適当にやってます。
始めの方は時代劇風の展開を意識していますが、後半になるにつれて金庸成分が強くなり、ほぼ武侠小説となってくる予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-27 22:00:00
110903文字
会話率:23%
極東の王国”ハイレルト王国”の若き騎士レオ・アストレアは勇者候補であった。
魔王軍との戦いで数多くの武勲を立てた彼は勇者になるべく最西の王国”アレスタル王国”へと向かった。
しかし、そこで出会ったのはレオと同じ勇者候補であるディルク・ウ
ォルソン。
ディルクはレオよりも強くあっけなくレオは敗北し、勇者になることはできなかった。
失意の中、追い打ちをかけるかのように故郷陥落の知らせを受ける。
失ったものを取り戻すためにレオは立ち上がる
エブリスタでも連載中
https://estar.jp/_novel_view?w=25117117折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-07 21:40:22
103434文字
会話率:38%
血染めの女戦神《ブラッディ・ヴァルキュリー》と称された王国の傑物、シルファ・ラプラス。
戦場を駆け巡り、華麗に武勲を上げては王都に帰還するその姿は、民達の憧れの存在だった。
だからこそ、彼女の世界は窮屈だった。
そんな彼女が人知れず通う
ようになった、とある寂れたご飯処。
まだ若い店主の前でのみ本当の自分を出すことを許されたその地で、女戦神は今日も胃袋と心を癒やしている――。
カクヨム同時連載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-01 21:47:40
8363文字
会話率:46%
シンク=アクセルは武勲により名を馳せた貴族の長男として生まれる。
シンクには生まれた時から“思考”というスキルを持っているが、逆に言えばそれ以外のスキルを何一つ持っていなかった。
この世界ではスキルには2種類存在する。
職業スキルとその
他のスキルだ。
職業スキルを持たない者は落ちこぼれとされ、嘲笑の対象となるのだ。
そしてシンクもまた、貴族にして最底辺として扱われる事になる。
だけど、シンクのスキルは努力をすると化ける微妙にチートなスキルなのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-12 15:03:43
4659文字
会話率:20%