貴方にお届けするのは、童話「サンドリヨン」をモチーフにした舞台。案内人と共に、ハッピーエンドを見届けに行きましょう。さぁ座って。緞帳が上がります。
――本日はこの、サンドリヨン、またはシンデレラ、灰かぶり娘などの名で親しまれている、美し
い姫君の話を致しましょう。姉は何故あっさりとサンドリヨンに謝罪したのか。夫人は何故サンドリヨンを目の敵にしたのか。魔法使いは何故サンドリヨンを助けたのか。王子は何故会って間もないサンドリヨンに惚れ込んだのか。サンドリヨンは何故姉を快く許したのか。さて、では参りましょうか。魔法の靴が導く、ハッピーエンドを見にね。
※当作品は小説です。戯曲というのは題名であり、戯曲形式の作品ではございませんのでご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-17 16:00:00
55887文字
会話率:55%
古代メソポタミアの神話の一つ『ギルガメシュ叙事詩』を題材に、つくりました。
本家『ギルガメシュ叙事詩』には到底及ばないと思いますが、神話っぽい雰囲気や詩のようなリズムが感じられる作品を目指してつくりました。
この詩を『ギルガメシュ叙事
詩』の邦訳を手がけられた矢島文夫先生や月本昭男先生、戯曲『ギルガメシュ』の著者で哲学者の故・梅原猛先生、『詩人の冒険・音韻訳ギルガメシュ』の著者である川崎隆司先生、古代メソポタミア料理の研究・再現を行っておられる「音食紀行」の遠藤雅司先生をはじめ、古代メソポタミアを愛するすべての方に捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 17:55:34
1445文字
会話率:0%
吉田彩は、受験も終わって卒業を間近に控えた中学三年生。幼馴染たちと残り僅かな中学校生活を満喫していたある日、彩は一冊の本から知らない場所に迷い込んでしまう。そこは妖精が管理する『妖精図書館』。
「君の物語を書きたいんだ」
妖精、魔法
や能力、自分の物語。彩はまったく知らない世界と出会い、妖精図書館に通うようになる。
――その出会いが、自分の人生を大きく変えることになろうとは、夢にも思わずに。
能力者、切り離された世界、過去の誓い、そしてその先にある結末とは?
これは、空の下で生きる少女たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 22:28:48
586327文字
会話率:52%
世界は時を止める、君の瞳に宿る僕のために。
2023年8月。東京で起きた、トーキョーアタックと呼ばれる同時多発テロ。東京の空港で遭遇しながらも助かった高校生の宇奈月流雫は、しかし渋谷で恋人、欅平美桜を失う。
それから半年、日本では護身
のために所持が認められるようになり、世界一銃に厳しかった国は一転、銃社会となる。
流雫は美桜を失って以降、学校では孤独だったが、オンライン上で知り合ったミオと名乗る少女にだけ、心を開いていた。メッセンジャーアプリでの文字のやりとりだけが、心の支えだった。
やがて、ミオと台場の商業施設で初めて逢うことになる。しかし待ち合わせの時間になって、突如銃声が鳴り響き……。
ゲーテの戯曲「ファウスト」をモチーフに、銃社会となった2024年の日本を舞台に、テロで恋人を失った少年が少女と出逢い、生き死にの本質や人を撃つことに苦悩しながらテロに立ち向かう……。
恋愛ミステリーアクションの最高傑作「ルナティックティアーズ」に部分修正を入れた、完全版がついに連載開始!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 23:14:33
637285文字
会話率:33%
ルナティックティアーズのキャラが戯曲で大暴れ!?
恋愛ミステリーアクションの最高峰Lunatic tears、通称LTR、ルナティアのモチーフは、ヨハン・ゲーテの戯曲「ファウスト」。
しかし、このドイツ文学最高峰の作品は読むのに挫折する人
が多いらしく難しい。と云うワケで、LTRのキャストと今風の書き方で大胆アレンジでファウストを簡単に、脚本風の体裁でファウストにハマった作者が再現!
16世紀に生まれたファウスト伝説を下敷きとした戯曲は、意外と難しくない。
キャスト
宇奈月流雫(うなづきるな)…LTR主役。日本人とフランス人との混血。
室堂澪(むろどうみお)…LTRヒロイン。
立山結奈(たてやまゆな)…澪の同級生。
弥陀ヶ原陽介(みだがはらようすけ)…刑事。澪の父の後輩。
アスタナ・クラージュ…流雫の母。フランス人。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 08:00:00
7452文字
会話率:0%
遠い昔の出来事を戯曲にし大切にしてきた魔族の国、ファータイル。そこに生まれた三人の子供たち。そのうちの一人であるエラは、将来月と呼ばれながら王家に仕える事が決まっている。
そんなの御免だと抵抗しようとするのだが、何の力も持たない非力な子供で
は抗う事も出来はしない。ならば抗えるだけの力をと士官学校へ入る。
そこで出会った半分魔族、半分人間の王子アルフレッドとの出会いが、彼女の未来を大きく変え、淡い恋心を抱くようになる。
全てを凍てつかせる魔力を使い、少女エラはどう生きるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 23:15:38
397818文字
会話率:51%
騎士の国、オル=ウェルク国。
その建国の勇士として知られるアリオン一世。
建国記にもなった彼の王の生涯を大胆に翻案した戯曲『闘士武勲伝』――アリオン一世の伝説の数々は、実は素手で成し遂げられたものだったのだ!
そんな荒唐無稽な翻案だが、あた
らずといえども遠からずだった。
私――ミナスティリア・フィナ・カーレンにはそれを知る前世の記憶が宿っている。
アリオン一世の弟、ジェイル王子。
歴史上は反逆者として処刑されたとされる彼こそが、実はアリオン一世のものとされる伝説・逸話の数々を己が肉体で成し遂げた真の武人だったのだ。
そして、そのジェイル王子の記憶は、物心ついた頃から私の中にあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 23:16:38
140306文字
会話率:41%
「今日も世界は順調だった?」
最終更新:2021-12-31 23:14:18
13560文字
会話率:89%
食べログ1.8のお店はなぜか客足が途絶えない
最終更新:2019-04-12 21:00:00
1824文字
会話率:87%
親より先に死んでしまった子供は、賽の河原で、ホームランを打つまで打席に立ち続けなければならない。
最終更新:2018-07-20 21:29:31
1845文字
会話率:70%
第1章「狐」(泰河)
片や霊感に乏しく、片や陰陽道にも多少通じる神社の次男という祓い屋二人が、齡三百だという狐に出会う話です。
第2章「花の名前」(ルカ)
日本で悪魔と出会う祓い屋とエクソシストの話です。
第3章「パライソへ」(泰
河/ルカ)
同じ街でキリシタン弾圧の記憶を追います。
第4章「伴天連」(泰河)
四人の祓い屋で 一つの件に当たります。
第5章「死神のピストル」(ルカ)
フランスの古城で花嫁さんを護ります。
第6章「泥濘」(泰河)
山間の集落の祟りに立ち向かいます。
第7章「蟲」(ルカ)
祓い屋・悪魔・山神、協力戦線です。
第8章「うたかた」(泰河)
海で呪詛付きバカンスです。
第9章「イカサマ天使」(ルカ)
『必ず取り返す』恋と戯曲のお話です。
「エブリスタ」(シリーズ #万象)
「カクヨム」(万象) にも 投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 14:00:00
2368081文字
会話率:22%
赴くままに筆を走らせ、果ては捨てられた短編集。
最終更新:2021-12-16 20:47:01
13250文字
会話率:57%
主人公、大神達也はあるラッキーイベントによって生涯を終える。
そこまでは不運なだけのはずなのだが、それを見ていた悪戯の神ロカは大神のその類稀なる運命に興味を示し、ある提案を行う。
それは別世界での生。
'神々の戯曲'の一役者としての役割をす
る代わりに、超能力を授け、その人生を謳歌できるという特典を提示する。
大神はロカからの依頼をこなしながら、最終的に婚約破棄イベントに到達し、見事に振られるだけで良いと言われる。
その後は自由を謳歌して良いと言われた大神は提案を受け入れる事にする。
ハッピーな人生を目標に突き進もうとする大神改めローレンシア・レフトシルバー・アーデルハイド・セブンスドラゴンの明日はどっちだ。
*プロローグの前書きの通り、期待せずにいてやってください。
私が楽しむ為に書いているといっても過言ではない。
題名に「S」->小話。
短編コメディぽいのはSの付いた題名の前半にあります(全部じゃありません)。
1章:コメディちょっとと小話。
2章:戦記もの風
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-15 00:00:00
2827530文字
会話率:34%
演劇と映像の戯曲は結構な違いがあります。読み物としては、演劇の方が理解し易いですが、映像はそれを立ち上げた時に見えて来る風景が素晴らしい。映像は作品を作るための設計図ですので、頭の中でご自身の想像を使って作品を映像化し、楽しむと良いと思いま
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 23:23:17
842文字
会話率:0%
日和見主義の人々が大半なこの世界に置いて、そこに存在しうる感情を否定する事は良いのだろうか。
短編戯曲であるため、映画やドラマ、演劇などの台本を読み慣れてない方々には、この文章を読むという事は一種の挑戦になると思う。演劇は、戯曲は面白いん
です。それを知れるキッカケになれたら嬉しいですが、ポピュラーで一般的な物語ではないため、少々違和感を持つかもしれません。その時は、違和感を楽しむことをやってみてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-11 18:10:24
5041文字
会話率:72%
「ふう。今日は一万字書いたぞ」
ちょっとトイレにと、席を立つとふらついていた。
頭が熱をもっているようで、ボーッとして思考が回らない。4,5時間ずっと集中しっぱなしだった。
小説をこの夏から集中的に書き始めたのだが、あっという間に十二
万字の大作を書き上げて文学賞に応募した。自分でもビックリしている。
何年も前から書こうとしていたし、書き出しだけ書いたこともある。だが文が続かなくて、ほったらかしになってしまった。
「俺さ、小説を書こうかなと思ってるんだ」
「え? 小説? なんでまた……」
妻に話すと、ハトが豆鉄砲を食らったようにキョトンとした顔をした。友人に文学博士がいるが、彼は戯曲を書いていると聞いたことがある。なんとなくその博士にも読ませたい、そんな作品を書けるようになりたいと思った。
「前から書こうと思ってたんだけどね」
「もしかして自分のことをかくの」
「いや、自分の内面を赤裸々に書くのはちょっと」
といいながら、文学とは自分の内面がでるものだから、抵抗があるという反応はおかしいと思った。読書とは筆者との対話である。自分が出ないわけがない。
そして
「私も書こうかな」
と妻が言いだしたことにはビックリした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 13:44:24
2357文字
会話率:27%
ドレクバルド帝国の姫リアは、隣国バラージュの豊かな土地パーセルの領主、ダニエルと結婚した。しかし、ダニエルには既に恋人がおり、リアと夫婦としての生活を送ることを拒む。リアは屋敷の中で偶然隠し部屋を見つけ、そこでダニエルの兄であるジェスと出会
う。ジェスは銀髪であることを理由に忌み子とされ、ここに隠されて育っていた。同じ戯曲を好んでいることに気づき、リアはジェスと友達になる。一方、ダニエルの恋人であるヴィヴィアンは気性が激しく、リアを追い出そうといじめや嫌がらせを重ねる。ついにリアの毒殺未遂事件が起こり、それまで隠し部屋で世捨て人のような生活を送っていたジェスが表に出てリアをかばうようになる。ジェスは領地や領民を気遣う言動で、次第に家令や補佐官たちにその存在を認められる。ヴィヴィアンはリアとジェスが親しすぎるとダニエルを焚きつけ、ダニエルはリアを離縁すると言い出す。リアを離縁すれば帝国との関係が悪化し、ひいては領民にも被害が及ぶというジェスや補佐官たちの反対でその場は収まる。まもなく、帝国からの御用商人がリアに挨拶したいと屋敷を訪れた。パーティーの最中、ジェスが父の遺言により正当な当主は自分だと叫んで乱入する。家令の一人が先代当主の筆跡とサインだと認め、商人を装っていた兵士たちがダニエルを捕らえ縛り上げる。止めようとしたリアも、「皇帝陛下のご意思です」という侍女の言葉になすすべもない。ダニエルは流罪になり、ヴィヴィアンは川から遺体で見つかった。新しい年、皇帝を迎えてジェスとリアの結婚式が盛大に執り行われた。再び花嫁となったリアの顔に微笑みはなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 18:11:47
64772文字
会話率:34%
始めまして、雨の魔法使いの夜月です。
私たち、雨の魔法使いの月夜と夜月は「届かぬ月、手に入れられぬ陽 〜魂の器が奏でる戯曲〜」を共に描いています。まずはぜひ、「届かぬ月、手に入れられぬ陽 〜魂の器が奏でる戯曲〜 プロローグ」をお読み
ください。
私は科学の世界、地球編を書いていきます。以後よろしくお願いします。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
第一次小銀河大戦で両親を失い、戦争孤児となったテオ。孤児院が開かれる予定などなく、皆己の生活で精一杯だった中路頭に迷っていたテオは、とある組織に属する者に拾われる。行き着いた先は、寮が併設された学校だった。しかし、大戦で深く精神を傷つけられたテオは、その魂を器と分離させてしまう。
同時期、誰からも望まれなかった神がいた。その神は封印されたが、封印の陣の隙間からその力が溢れかけていた。仕方なく、その神よりも力が低かった神々は創世神を呼んだ。創世神は彼の神の魂を器から分離させ、魔力を持たない人間の器に縫い付けた。
全知全能と謡われる創世神よ。どうか、私に貴方が知らない事を教えて欲しい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
科学が行き着いた先。科学と魔法の神話です。
ぜひ「届かぬ月、手に入れられぬ陽 〜魂の器が奏でる戯曲〜 地球編」をお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 16:31:53
14730文字
会話率:36%
こんにちは! 雨の魔法使いの月夜です。
私たち、雨の魔法使いの、月夜と夜月は 「届かぬ月、手に入れられぬ陽」 シリーズを共に書いています。最初はぜひ、「届かぬ月、手に入れられぬ陽 〜魂の器が奏でる戯曲〜 プロローグ」をお読みください。
私は、魔法の星、セハルナーム編を書いていきますので、どうぞ、よろしくお願いします。
セハルナーム編では、星を覆いかけている「闇」を止めた、ヘラジャ・ヤイ・チャが主人公の友達の家で生まれますが、前例にはないヘラジャ・ヤイ・チャで.....?
主人公が成長するにつれて、国々の陰謀が見えてくる...?
ぜひ、お楽しみください!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ファンタジー好きはこちらのセハルナームからがいいかもしれません。
sfが好きな方は地球編からお読みください。
もちろん同時並行して読んでもいいですよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 20:47:09
12096文字
会話率:40%
こんにちは! 雨の魔法使いの、月夜と夜月です。
私たちは「届かぬ月、手に入れられぬ陽」シリーズを書いています。
このお話は、地球編、セハルナーム編、ジャドヴィアン編に分かれます。
これは、「届かぬ月、手に入れられぬ陽」 の総合プロローグで
す。
どうぞ、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 21:00:00
412文字
会話率:0%
戯曲。
舞台は歌舞伎町にある風俗店。
従業員ボーヤとセシボンがタコ部屋で
だべっている。
同じく従業員のユッケをいじめるセシボン。
ユッケが謎の言葉を残す。
「ああ、ここにペネロペがいたんだな」
謎が謎を呼ぶミステリー戯曲、前半戦!
最終更新:2021-07-10 06:34:24
21107文字
会話率:84%
ストレチア王国に伝わる、成人の儀式。
王家の姫は十七の歳、霊峰山に赴き、頂にあるとされる花を持ち帰る。
道中を守護する勇者アーサーと姫君の物語は、戯曲に謳われるほど有名な恋物語です。
その勇者さまに、リマの幼馴染が選ばれたのは、ふたりが十
二歳のときでした。
不器用で気弱な少年は名を捨てて『勇者アーサー』になるため、都へ旅立ちます。
「がんばってね、『勇者』さま」
「ありがとう、リマ」
姫を守る『勇者』に選ばれた少年と、それを見送る少女の物語。
投稿先:エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 21:06:07
7540文字
会話率:17%
──太古の時代。
超古代文明の担い手として繁栄し、その星で一番の大国になったラウル帝国──。
ラウル帝国の『最終皇帝《ラスト・エンペラー》』である【ウィリアム・ラウル】は、飽くなき欲求に囚われ続け、とうとう世界征服を目指す。
しかし、世界征
服の野望が叶わずにウィリアムは絶望。心の中にある魔に支配されて魔王と化した。
──これが後の初代魔王である。
魔王は自身の眷属を沢山創り、世界を破滅へと導こうとした。
この眷属達が興す組織が、現在もアルガスタとユニフォンの民を苦しめ、悪辣の限りを尽くす【魔王教団】。
初代魔王は初代勇者【カイ・スプリクタ】によって倒され、ウィリアムの皇妃である【アリーシャ・ラウル】に封印された。──神の塔に、今も二人は眠る。
一つの星に存在した二つの大陸群『西のアルガスタ』・『東のユニフォン』は、初代魔王とその眷属達によって創られた『紅月《あかつき》』により、それぞれ宇宙ごと引き離された。
そうして、古代の超大国であったラウル帝国はこれを期に滅んだ。
そしてウィリアムとアリーシャの呪いがラウル帝国の帝都周辺を禁断の森へと変貌させ、超古代文明によって造られた魔物達はプログラムの暴走で人の血を啜らんとする理性なき獣と化す。
──やがて、ウィリアム・アリーシャ夫妻の一人息子かつゾット帝国の初代皇帝である【イゼヤ・ゾット】がラウル帝国を継ぐ今に続く超大国『ゾット帝国』を興す。
そして現在──。
超古代文明は未だ滅ばず、今もなおその先進的な文明の発展は止まらない。
太古の時代に神から託された『魔源《マナ》』による魔法という超越神力と、超古代文明が齎した近未来的な機械が織り交ざる混沌とした御伽話のような世界【アルガスタ】。
そんな世界の超大国【ゾット帝国】に住まう少年【カイト】は、破滅の予知夢に突き動かされ、父方祖父から受け継いだスカイブルーオーブの謎を解き明かし、魔王を討ち倒す過酷で熾烈な闘争の日々へと駆り出される運命の戯曲を奏でる事となる──。
この作品は「N1830fe」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 01:29:02
4382文字
会話率:0%
皆よく知る「桃太郎」の、鬼視点でのストーリーです。
戯曲形式なので読みづらいかもしれませんが、短いですので気軽に読んでいただければと思っています。
ご意見ご感想もお待ちしてます。
最終更新:2021-05-03 21:45:16
2034文字
会話率:100%
アイドルのライブを抜け出した高橋は、ライブハウス外の喫煙所で物思いに耽る。
彼をライブに連れて来た友人である京極の“推し”は数日前にスキャンダラスな映像を流出させていた。
高橋は京極の心労を慮り気分を重くしている。
そんな中、高橋がライブハ
ウスから出てきて高橋の元へとやってくる。
二人はお互いの推しに対する思いを語り合い始めた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 03:00:00
6354文字
会話率:0%
演劇の上演台本である『戯曲』形式での記述とする。
あらすじ
京都の山奥に鎮座する『縁切大明神』。
その社は、怨霊「崇徳上皇」が祀り上げられている、なんでも縁切りの御利益がある神社として大変繁盛していた。
神社は人々にとっては願いを掛け
る神社として存在するのみである。
しかし、実際は違っていた。神社の境内では、その神社に祀られている怨霊「崇徳上皇」やその使いである人ならざる者達が、人間と同じように営みを繰り広げていた。
物語は、人ならざる者達が過ごしている縁切大明神から始まるのだった。
ある時、その社へ出雲の国より一人の神使、名を『鶴』と名乗る者が訪れた。
出雲で開催される神有月の集会へ崇徳院が一度も訪れないことに対する調査のために、出雲の国から派遣された神使だと、その者は言った。
そうして鶴は調査を続ける中で、崇徳上皇へ一つの提案を持ち掛けるのであった。
「過去を変えたいとは思いませんか?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 03:00:00
39273文字
会話率:1%
ストーカーの車に撥ねられた美里は、異次元空間に落ちてしまう。そこは、原爆が落ちた町の小学校の窓ガラスが溶けて出来たガラス玉の中。そこには、被爆した先生と子供たち、偶然入り込んでしまった若者たちの霊が閉じ込められていた。彼らはガラス玉に写り
込んだ廃墟から開放されない絶望感に浸りながらも、ガラス玉が割れて開放される日をひたすら待っている。
しかし、そのガラス玉は、再び原爆が落ちない限り割れないことを薄々知っていた。彼らは戦争への憎しみと同時に、戦争との関係を断ち切ることのできない人類の悲しき性そのままに、自分たち魂だけの幸せを求めるあまり、祈ってはいけないことを祈ってしまう。「神様。どうか、もう一度原爆を落としてください」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 15:00:00
17473文字
会話率:0%
人類をすべて蛇にしてしまおうとするヒトラー信奉者の根城に閉じ込められた男の悲劇。男は蛇女と恋仲になる。二人は脱出して、町へ帰るが……。
最終更新:2021-01-24 13:00:00
52761文字
会話率:0%
従業員が全員ロボットの清掃会社に、政府から「高齢者を雇うこと」という指導が来た。慌てた会社は、あの手この手で、採用した高齢者が自発的に辞めるよう、二台の主任ロボットを投入。彼らの理不尽なスパルタ教育で、結局新人たちは天国(地獄)に召されてい
く、という喜劇のような悲劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 15:00:00
29101文字
会話率:1%