閉鎖的な人間とそれに干渉する人間が存在する空間の話。
最終更新:2023-01-16 02:49:37
40476文字
会話率:60%
作者本人の経験に基づいた私小説。
最終更新:2021-10-17 10:08:35
8000文字
会話率:28%
今は亡き恋人のデジカメで夕日を淡々と撮影し続ける主人公は、ふらりとSlowtimeと書かれた喫茶店にやってくる。そこはクラッシックしか流れない、ゆったりとした空間だった。店の奥には古いピアノがあって、時々生演奏を聞くことが出来るのだが、別
に誰が弾いてもマスターはにこにこしているのだ。
やがて、意外な事にマスターもピアノが弾けると判り、常連客はマスターにピアノを弾かせようとする。しかし、恥ずかしがり屋のマスターは、店を閉めてから『ある一定の条件』が揃った時しかピアノ演奏をしないのだ。その法則を、常連客は面白がって探していく。
そんな、ちょっと面白い日常が繰り返されていた四月一日。一人で近所の花見を終えた主人公が、今日もSlowtimeにやって来た。そこで『自動ドア』とステッカーが貼られた入り口で立ち止まるが、ドアは一向に開く気配がない。
騙されたと判ったが、マスターに言われて、今日がエイプリルフールであったことを思い出す。しかし主人公の恋人は、酒と嘘が嫌いであったため、しばらく嘘というものから遠のいていた。
いつもの席でマスターと話している内、自分が言った一言で、主人公は恋人と出会って、そして別れるまでの楽しい日々のことを思い出す。それは外で花吹雪が舞う一瞬の出来事であり、主人公の人生でも半年にも満たない期間であった。
Slowtimeにはもう一人、Miniに乗った女性が現れる。CDを出したり、映画に出演することになったり、ちょっとした有名人の様であるが、主人公にはそれが誰だか判らない。しかし、マスターと仲良しのその女性の様子を微笑ましく眺める。かつて自分もそうであったと思い出させるかの様だが、それは口にしない。
この喫茶店の窓際にある一番奥の席は「悲しみに浸る席」で、そこに座るのは、恋人と別れた女性と相場が決まっている。するとマスターは、頃合を見計らって、元気が出る歌謡曲を流して応援する。
主人公は仕事上の苦悩でそこに座ってしまうが、恋人に振られたのだと勘違いしたマスターは、同じ様に元気の出る歌謡曲を流し、別れの曲を歌って主人公を励ましてくれる。
思いも掛けぬ曲のプレゼントに驚くが、その曲をきっかけとして主人公は元気付けられ、この街を後にする。
その日はかつて、恋人が祝ってくれた自分の誕生日だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 22:00:00
99244文字
会話率:48%
いつものように働いていたダンの前に現れた一人の男。その男は役人だった。
「匿ってくれ」
役人に逆らえば牢に入れられ、腐った飯を食べさせられる。
拒否権なんて無いじゃないか。
____________________________
____
「お前少しは着飾れ」
トキはそう言って美しい髪飾りをダンに渡した。
「もっと愛嬌があれば買ってやるのにな」
この男…馬鹿だ。
__________________
「お前ほんとになんなんだよ」
「ただの下働きです」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 21:28:39
203851文字
会話率:23%
瞬きしたら知らない森の中にいた。森中を歩き回って見つけた人には無視されて、心が折れかけた時に出会った一人の青年。その彼が言った、ここは異世界であると…………。そして青年は転生者だった。
転移者と転生者の異世界ライフ。
最終更新:2020-11-16 22:26:52
9212文字
会話率:44%
屋上で。祭りで。庭で。銭湯で。この世界で。違う世界で。愛を叫ぶよ
お品書き
八月十五日 穴子の箱寿司
九月九日 菊の花寿司
十月八日 いなり寿司
十一月十五日 手毬寿司
十二月二十二日 田舎巻き寿司
一月一日
蟹の押し寿司
二月三日 海鮮巻き寿司
三月三日 ちらし寿司
四月一日 苺寿司
五月五日 手巻き寿司
六月二十一日 鯖寿司
七月七日 野菜寿司
(2022.8.3~8.8)
『文芸webサーチ』『幻想検索』にも登録しているHP『tori』のブログと、『カクヨム』で掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 18:27:01
9727文字
会話率:34%
神代尊(かみしろみこと)が高校3年生になった四月一日を堺に、幸は異世界との門の役割を果たす<特異点>の存在になった。
幸が死ぬとこのセカイと異世界がつながり、このセカイは書き換えられてしまう。
それ故に様々な目的から、尊を殺そうとするものが
出てくると<機関達>は予想した。
結果、<魔女>と<霊能力者>と<超能力者>が同じクラスになり所属機関の枠を超え、尊を殺そうとする者から守ることとなったのだった。
果たして尊にはどんな困難が待ち受けているのか!?
そしてただ守られるだけではない、尊の持つ力とは。
これはそんな幸を守るため奮闘する学園バトルラブコメディーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 23:12:36
38716文字
会話率:39%
四月一日、エイプリールフール。
この日待ち構えていた【嘘】は滑稽で愛しくて、甘い。
最終更新:2022-07-05 12:07:10
4017文字
会話率:37%
ある理由から生まれ故郷を出たソフィア。旅をするうちに様々な人と出会い、別れ、やがて彼女は故郷を目指す。「帰るまでが遠足です」と言われたことは無いだろうか。これは「帰るまでが旅路である」物語だ。ソフィアの旅にもやがて、終わりは来るのだろうか。
最終更新:2022-06-21 18:04:44
8634文字
会話率:56%
山国で四月一日に三分咲きは、例年より半月も早かった。老境の女友達と春のひとときを満喫する。◆父の母の文章です。
最終更新:2022-05-13 15:10:41
2357文字
会話率:24%
春休みに起きた事故。
なんでそうなった?
嘘が現実を歪めてしまったけれど、その嘘は、手放し難く。
ジュブナイルにもなれないほんの半日の物語。
最終更新:2022-05-09 11:31:47
2520文字
会話率:47%
ある日兄が友人を招きたいと言った。またいつもの騒がしい友人たちなのだろうと思っていた。
翌日兄が連れてきたのは、見たこともない落ち着いた雰囲気の少年だった。私と同い年ぐらいのその男の子は、おひさまのように微笑んで言った。
「はじめまして」
その瞬間、私は恋に落ちた。
――――――————
※兄視点です。
連載作がなかなか進まないので書きたかった描写だけ抜粋して短編にしています。
連載作が進み次第消すかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 01:10:13
5534文字
会話率:11%
二〇二三年、四月一日。
その日、綿之瀬有愛の結婚式が行われていた。
十一年前、突如陽陰町に姿を現して大火災で両親と記憶を奪われた謎の少女アリアは、その謎を知る綿之瀬五道の手によって人工半妖となってしまう。
何もわからない自分を必要
としてくれる声に応える為、能力を行使するアリアだったが、さらに強くなる為に《紅炎組》の炎竜神炬の家来になることを誓う。
彼女が本当に愛していた人は、誰だったんだろう。
愛に飢え、出逢う人全員に〝家族〟として接し、誰もが愛したアリア。出逢いと別れを繰り返し、彼女の謎と確かに有った愛を辿る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 23:00:00
1110000文字
会話率:57%
二〇一六年、四月一日。
その日、イヌマルという名の式神が陰陽師の手によって召喚された。
どこにでもいる陰陽師が召喚したどこにでもいる平凡な式神──当初はそう思われていたが、彼の能力は他の式神よりも微妙に上回っていた。
先輩式神、キ
ジマルにこき使われながら、イヌマルは自分の才能を開花させていく。しかしある日、百鬼夜行という未曾有の大災害に巻き込まれてしまった。
式神は陰陽師の写し鏡である。
主である猿秋と、その姉京子。その式神キジマルと、イギリスから来たという謎の少女──ステラ。五人の日々に影が差したその日、イヌマルは、齢八歳のステラを守ると神に誓った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 23:00:00
510000文字
会話率:50%
四月一日にこのうたはまずいだろうと、いちおう、てっぺん、超えてから。
あいも変わらず、あンまぁーい、うた、でっす。
キーワード:
最終更新:2022-04-02 00:12:55
318文字
会話率:0%
今日は4月1日。エイプリルフール。
エイプリルフールとは、毎年4月1日には嘘をついても良いという風習のことである。(Wikipediaより)
エイプリルフールに起こるほのぼのとした会話。
悠依斗と穂波は幼馴染の同級生。来年から高校生だ。
二人はエイプリルフールの今日。出かける約束をしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 20:00:00
2135文字
会話率:71%
年に一度のエイプリルフール。
せっかくなんで少しだけ真剣にうそと向き合ってみませんか?
最終更新:2022-04-01 18:37:54
1497文字
会話率:0%
四月一日。
一年で特に注意深く警戒しないといけない日。
一年に一回、この日だけ"嘘"をついても良い日。
それが──エイプリルフール。
友達と弄りあい、仲を深める人──
冗談を流し、「嘘だよ~」なんていう
馬鹿みたいなことをする人──。
そんなことをできるのが、今日──四月一日だ。
そして今──クラスのマドンナと言われている美少女が俺の目の前にいた──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 17:44:50
9299文字
会話率:27%
四月一日の早朝、インターネット上に一本の動画が投稿された。
覆面をした男たちの動画だ。何やら無言で作業をしている。
ある分野の専門家は、この覆面男たちが何をしているのか、早くも気づいた。
そして、ある分野の専門家でなくても、この作業の正体に
気づく者たちが現れて・・・。
(※この話は、「四月一日」に公開しました)
(※この話は、「エイプリルフールのジョーク」です)
(※実際の話ではなく、作者の想像によるものです)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 08:00:00
2227文字
会話率:8%
四月一日の朝、あるスポーツ新聞社が衝撃的なニュースを報じた。
速報、球団合併。
今回、合併する球団は・・・。
このニュース、エイプリルフールの冗談だったのに、予想外の展開を引き起こすことに。
はたして、球団合併の行方は・・・。
(※
この話は、「四月一日」に公開しました)
(※この話は、「エイプリルフールのジョーク」です)
(※実際のニュースではなく、作者の想像によるものです)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 07:40:35
1048文字
会話率:24%
Web小説サイト「小説家であろう」「カケヨメ」における書き手たる私は、これまでの自作を思い返して酷く心を痛めた。
あぁ、私はこれまで自分のキャラに対して何と酷いことをしていたのだろう。
流血に凌辱描写は当たり前、時には大切な仲間や恋人や家族
を奪ったことさえある。
そしてそれらの描写により、読者様にどれだけの精神的ショックを与えてしまったことか。
心から反省し一念発起、謝罪文を書き始めた私だったが――
※これは四月一日(エイプリルフール)に書かれた作品です。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 01:10:19
982文字
会話率:9%
ずっと一緒にいたい、そんなあなたの可愛い思いから生まれた許されない願掛け
キーワード:
最終更新:2021-12-29 23:49:13
294文字
会話率:38%
それは、あらゆる生物の心通わせるVRゲーム。その名もコルセイトワールド。都内に住む29歳OLの四月一日 春(わたぬき はる)は、ブラック企業で仕事をしており、彼氏も出来ず、不毛な毎日を送っていた。ある時電話で弟から、面白そうなゲームがある!
癒しとか求めてるねーちゃんにぴったり!と言われ電話をぶち切った私は、そのゲームを衝動買い。後悔したものの、『生きる為に何をする?限定された時間で何をする?癒しと刺激を貴方に。』というパッケージに気持ちはぶち上がり!
よし、やってみるか。
私の退屈な日常に少しでも癒しと刺激をくれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 10:19:07
115663文字
会話率:34%
俺の名前はイツキ、ある時話していた友人をバッと押しのけ飛び込んだ、瞬間トラックにぶち当たった。血しぶきの色とかなんか色々あった気がするが気がつけば、俺は異世界へ転移していた。
この物語は対比をテーマに作られています。
異世界から来たイツキ
とその世界に住んでいる人。
現代日本特有の価値観を持つイツキと、その世界の価値観。
多くの対比が起きながら物語は大きく展開していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-10 17:19:50
22694文字
会話率:47%
俺の名前はイツキ。
元冒険家の異世界転生者だ。
というのも俺はもう冒険家業を引退している。この異世界に来て、最初は様々な冒険に心をときめかし活動していた。
だが現実は残酷だった。というのもこの世界にはワープという便利な魔法がない。その
せいでとにかく冒険が大変なのだ。
魔物の腐臭が香る洞窟に入ったり、見るだけで鳥肌が立つ巨大な虫が生息するジャングルのようなところに行ったり、凍えて震えそうな雪の中で必死に暖を取って吹雪が収まるまで一日過ごしたりと言った具合に過酷なものだった。
そんな生活を続けて一年経ち俺は冒険者をやめた。
そして、比較的魔物の少ない村でゆっくりと過ごしていた。
そんなある日のこと元パーティメンバーだったホタルが俺のもとへ訪ねてきた。
そして彼女は俺にある依頼をお願いしてきた。
もちろん最初は断った。
だが、俺には断れない彼女への罪があった。
その罪を償うため俺はもう一度彼女と冒険を始めることとなった。
初めまして作者の四月一日(わたぬき)です。
読みづらい名前なのでこの場で名乗らせていただきます。
私の目標この作品を完結することです。
そして完結するためにはモチベーションが欠かせません。
モチベーションを維持するには作品を評価してもらいたいです。
たった一言でも評価していただけるだけで私はとてもうれしいです。
なのでどうか私の作品を評価していただけませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 18:00:00
21361文字
会話率:41%
S県に突如として謎のガスがばら撒かれ、住民はみなゾンビへと変貌してしまう。
桜陽介は、S県から脱出すべく行動を開始した。
引きこもりで体力も無く、装備もろくにない中、それでも自身のアイディアで、その場から武器や戦術を生み出し突破する物語
最終更新:2021-05-09 17:41:03
19763文字
会話率:34%