その人魚は、500年前に奪われたからだを取り戻したいと、助けを求めてやってきた。
星ヶ丘高等学校・水泳部、一年、結城 海斗。だれもが認める容姿に文武両道を兼ね備え、競泳界に舞い降りた王子様として、世間から黄色い声援を浴びる。しかし、実
のところ、ある日、突然現れた人魚に、からだを住処とされ、だれに知られることなく、不憫な生活を強いられていたのだった。
一方、同じクラスの小沢 みさきは、ごく普通の女子高生。なぜか、意図しないところで海斗から好意を持たれ、ことあるごとに、クラスの女子から目の敵にされてしまう。徐々に、海斗に恋するも、引っ込み思案な性格は、それにブレーキをかけ、親友をもイラ立たせる。
みさきは、海斗の想いに応えるため、海斗は、人魚助けをしながら、奇しくも、そこで明らかになったみさきとの因縁に決着をつけるため、それぞれが覚悟を持って動き出す! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 20:00:00
112383文字
会話率:55%
見知らぬ部屋で目覚めたとある少女。彼女は自分自身のことが分からない。自分が何者でどこから来てどうして見知らぬ部屋の中で寝ていたのかも。そんな中、夢に現れた青年たち。彼らは少女に助けを求めていた。自身に関する記憶の何もない状態で、彼女は自分
の本当の記憶と夢の真相を追い求め、国中を駆け巡る。
最後に彼女が見つけたのは――――――だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 21:00:00
2674文字
会話率:20%
白田深優はいじめを受けていた。クラスは学科ごとに分けられているため年が変わってもいじめが終わることは無く、両親もおらず担任は見て見ぬふり。助けを求めても誰も応じてくれず、頼みの綱の幼馴染二人もいつの間にか自分の事をあざ笑うようになっていた。
それでも自らの夢を叶えるために耐える日々を送っていたが、そんなある日悲劇が起こる。自分の唯一の心の支えとなっていたペットが殺されていた。絶望し心が完全に折れた彼はしかし、翌日いつも通り学校に通っていた。家に犯人の物と思われる落とし物があり、その相手が自分をいじめている人間の一人だったからだ。夢を奪われ、愛するものも奪われ、絶望にくれた彼は生き方を変えることにした。他力本願では何も解決することが出来ず耐えたところでさらなる苦しみが降りかかってくるだけ、ならば自らの手で元を絶つしかない。これは史上最悪と言われた少年犯罪による連続殺人事件。犯人たる彼が殺人に身を落とすまでの経緯を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 12:00:00
1221文字
会話率:10%
飛車成佐助は幼馴染の氷雨心と茶羅紀夫とともにダンジョン配信を行っていた。
佐助は、2人が安全にダンジョン配信できるように、ダンジョンの下見やモンスターの排除を行っていたのだが、紀夫には何もしてないと思われ、クビになる。
暇になったものの、ダ
ンジョンに対する情熱はまだ残っていたので、各階を最短でクリアするRTAを配信し、凄まじい速度でフロアを攻略することができた。
この配信がきっかけで、佐助は一躍人気配信者となる。
そして、RTA走者として自信を深めていく中、心が配信中に事故に遭い、助けを求めていることを知る。
紀夫が心に関係を迫るために危険なエリアに転移した結果、強力なモンスターに襲われ、帰れなくなったのだ。
通常なら到着するまでに1日は掛かってしまうような階層だったが、佐助はRTA走者としての矜持を見せつけ、心のピンチに駆け付けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 19:00:00
58477文字
会話率:57%
六月の中頃、梅雨のはじまりの朝。
ひどく雨が降ったその日、通学路を歩くぼくに突然助けを求めてきたのは、それまで決して関わりのなかった優等生のクラスメイト、黒羽つぐみだった。
最終更新:2023-07-07 18:30:00
7189文字
会話率:28%
アルマルタ国の兵士であるロゼは、今の生活に嫌気がさし国を捨て旅にでる決意をする。ある晩、見知らぬ青年が無断で兵舎に入ってきた。ロゼは彼を拘束し素性を聞いた。彼は情報屋であるらしく、国の重要な機密情報を持っており、兵士から追われていた。彼はア
ステと名乗り、国境を抜けたいと頼まれる。ロゼは国を脱する好機と考え、彼の依頼を承諾し共に城下を脱出する。
二人は国境を繋ぐ橋へと向かった。しかし、橋の上にはアスティアの兵たちが検問をしていた。検問を終えた商人から話を聞くと、兵士たちはアステを探していることを知る。兵士らの目を欺くため、ロゼは策を講じて橋を突破しようとするが失敗。兵士らに追われ拿捕される。兵士らはアステを見て、アスティア国の王子だと声をあげた。ロゼは隙をついて、兵士らの包囲を抜け、アステを人質にとる。兵士らと対峙するなか、ロゼは橋から足を踏み外しアステ共々、二人は河川へと落下してしまう。ロゼは河川を泳ぎ、溺れるアステを救出した。
ロゼは王子誘拐の容疑を晴らすために、アスティア国へと向かい王様に事情を話すようにアステへ約束させた。
旅を続行するも食料が不足。食料調達のため二人はダマス村へと訪れる。
村へ到着する後、疲労のせいでロゼは倒れてしまう。アステが助けを求めていると、村を巡回していたミミに助けられた。
ロゼは村を訪れた事情を伝えると、ミミは快く食料を差し出した。村近くの遺跡に化け物が現れて困っているとミミに告げられ詳しく話しを聞いた。討伐依頼として、村に訪れていた考古学者のユエルに頼んでいるらしく、アステの勝手な決定によりユエルと共に異形の者の討伐を請け負うことになる。
三人は化け物が現れた遺跡へと入る。途中でロゼは二人と離れてしまう。ロゼは地下底で大量の異形の者に囲われていた。さらに、翼を生やした騎士が参入する。翼の騎士は異形の者を薙ぎ払い、ロゼへと襲いかかる。間一髪の所でユエルに助けられる。三人は討伐を終え地上へと戻り、ミミの家で休養した。その後、ロゼ達はダマス村を離れる。
夜になり、ロゼ達は野宿をしていると遺跡でロゼを襲った翼の騎士が襲い来る。ロゼは騎士の攻撃を受け瀕死に陥るも、彼女の持つ特別な血を剣に塗り翼の騎士を攻撃し撃退。重傷のロゼをアステが治療魔法を使い一命を取り留めた。朝日は昇り、ロゼとアステは新たな契約を結び再び旅にでる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 22:00:00
99698文字
会話率:43%
その世界には特別な力が存在する。火の力、風の力、水の力、地の力。生まれてくる時に備わっているその力を、人間は当たり前のように様に使う事ができた。
その力の強さはステータスとなり、人間の格を大きく左右する。力の強い者は平民でも優遇され、力の弱
い者は貴族でも冷遇された。その為、貴族などの高い地位の者はその力の強い子供を産む為に政略結婚も当たり前の世界だった。
十八年前、ある貴族の家に女の子が生まれた。名前はカスミラ。彼女は地の属性に「芽」が不足した状態で生まれた「土」の属性と判定された。それは無能力者を意味する。その彼女に家族は冷たく接した。
そんな彼女は家の体裁を保つ為、義務とされている学校に通っている。能力至上主義のそこでの生活も、彼女にとっては辛いものだった。教師は扱いが分からず、生徒達には陰口を叩かれる。それでも勉強も仕事もしっかりとこなし、助けを求めてきた人間には優しく接する彼女に手を差し伸べたのは、この国の王子サンブラント、成績優秀者のガーベラ、教師のレンデスト。やがて周囲の助けと彼女の努力が実を結ぶ。
これって遺伝子が反応しているのかな。
そんな事を思うほど彼女に引き寄せられる、四人の友情と恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 20:37:46
218557文字
会話率:63%
クベェルは隷民(奴隷の民)の生まれの10歳の少年。買われた先の仕事中に大事故に巻き込まれたが、運よく助る。助けを求めて王都に辿り着くも、逃亡奴隷として追われてしまう。クベェルは橋の下から下水に逃げ込み事なきを得る。そのまま下水を彷徨うクベェ
ルは古い礼拝室を見つけた。そこでクベェルは「どうか僕をお救い下さい」と神の像に祈った。するとクベェルの体が淡く光り、頭の中で声が響いた。〈貴方のスキルは「スライム生成です」〉と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 20:30:38
22495文字
会話率:48%
私は生前の記憶がない。真白先生が言うには幽霊になったとしても生前の事をはっきりと覚えている方が珍しいという事なのだが、それでも少しくらいは覚えているのが風通だそうだ。私のように名前も生まれた場所も生まれた時代も死ぬ前の状況も何もかも覚えて
いないというのは、普通ではないそうだ。
私は真白先生にヒナミという名前を付けてもらった。ヒナミになった理由は私が生まれたての鳥の雛のように先生に助けを求めていたからだという事なのだが、私にはその記憶も残っていないのであった。生きていた時の事も死んでしまった後の事もあまり覚えていることは出来ないのだが、先生の事だけは忘れることが無かったので、その事だけは安心して過ごすことが出来ていた。
真白先生は私みたいな幽霊になった人とお話をして説得をする仕事をしているのだけれど、私以外の幽霊の姿は見えないらしい。なぜ私の姿だけが見えているのかは真白先生も不思議に思っているそうなのだが、私の姿が見えているという事で今まで以上に仕事がやりやすくなったと喜んでくれている。
真白先生は除霊自体は出来ないそうなので、基本的には対話をして説得をして成仏をしてもらうという形を取っているのだが、万が一の時には本当のお母さんに貰ったお札を使って強制的に除霊をすることが出来るそうだ。私はそのお札を見たことが無いのだけれど、真白先生の話によると、そのお札を見ただけで私も成仏してしまう可能性があるそうだ。
私はもう少し真白先生と一緒に暮らしていたいので成仏したいとは思わないのだけれど、いつかそんな日が来るのではないかと思い、真白先生との暮らしを楽しんでいるのであった。
ただ、真白先生は除霊代金の代わりにエッチな事を要求するのはやめた方が良いと思う。
欲望に忠実なのは仕方ないと思うのだけれど、真白先生がエッチな事をしているところを見せられるこっちの気持ちにもなって欲しい。
私にちゃんとした肉体があればエッチなこともしてあげられるのだけれど、私はこの世界のモノに触れることが出来ないのでどうすることも出来ないのだ。
この話は「ノベルアッププラス」「カクヨム」「アルファポリス」「ノベルピア」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 12:38:25
149562文字
会話率:67%
オオカミ獣人のリリーは、同じオオカミ獣人の王太子の妃候補であった。彼のことが好きなリリーは、望んで後宮にいて彼と交流していた。
しかし、ある日。リリーの体質が突然変異してしまう。発情しやすい体質になったリリーは後宮を追放。施設へ行くことに
。
そこで出会ったのは同じ体質のシスター。彼女は敵相手に、銃を放つ勇猛なオオカミだった。
「弱くなったって銃はうてるし、自分の身ぐらい守れる。ここにきたリリーは、アタシの娘も同然だ。歓迎するよ」
シスターの指導を受け、リリーは自分の体質に慣れていく。
ところが施設にビーバーの獣人が助けを求めてきたことで、リリーの運命は急変。
ビーバー獣人を助けようと軍を率いてきたのは、恋した相手、グリードだった。
溺愛されると発情してしまうことに悩むリリーと、どうしても彼女が欲しいグリード。
オオカミ × オオカミのラブ・ロマンス。
※猫じゃらし様主催「獣人春の恋祭り」企画、参加作。出てくる獣人は、オオカミ、ビーバー、コヨーテ、カピバラ。
※オメガバース × オオカミのカースト制 × 悪役令嬢の世界観です。完結型の短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 09:40:10
19863文字
会話率:43%
新米モンスターハンター、ミバルは仲間に見捨てられた。
凶悪な強さのモンスターがうろつく森で、まともな武器もなくパーティーから追放されてしまったのだ。
そんな彼に声をかけたのは、体が透けていて(透けすぎて足は見えなくなっている)、宙に浮いてい
て、かわいいけど、ミバルしか認識できない女の子だった。
彼女はなんと、一年前に魔王と一緒に封印されてしまった勇者パーティーの一員、聖霊使いのキュウと名乗る。
もうすぐ魔王の封印が解けることを人々に伝え、そして自分達を解放するために、魂だけ封印から抜け出して助けを求めていたらしい。
「私の声が聞こえて姿も見える人に会えたのは初めてだよ! こんな人材絶対逃がさない。私と一緒に世界を救って! とりあえず魔王と戦えるように世界一強くなるところからね!」
「無茶振りだ!」
魔王の封印が解けるまで、およそ三ヶ月。
ミバルを追放したパーティーは、自分たちこそが魔王を倒したという名声を得ようとする。
魔王復活を企む者たちは、魔王の復活までの人間たちの準備を妨害しようとする。
ミバルは元のパーティーで得られなかった戦いの経験を積んでいき、キュウは勇者パーティーの一人として仲間を救うべく奔走する。
多くの思惑の動く中で、二人は世界を救えるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 23:00:00
33774文字
会話率:51%
おじさんは私の体をイヤらしく触った。
助けを求めて交番に行ったらお巡りさんも私の体を触った。
ハァハァと息づかいが荒かった。
最終更新:2023-04-08 22:31:20
946文字
会話率:32%
人生がとても重荷に感じられて、もう立ち直れないと思ったことがありますか?世界の重さが肩にのしかかって、もう先に進めないように感じることがありますか?
私もそう感じていた時、自分の人生を終わらせることに決めました。しかし、その後、私は異なる
現実で目を覚ましたのです。そこでは、私の人生は私が望んでいたすべてを叶えたものでした。
質問は、私は何をするのでしょうか?それを受け入れて幸せに大切にするのか、あるいは歴史の傷跡を空しく繰り返すのでしょうか?
私が求めていたこの人生とは何でしょうか?
*免責事項*
この本には、自傷、身体的・性的虐待、その他のトラウマ的な出来事を含む、感受性が高くトリガーとなる可能性のある内容が含まれています。これらの出来事は架空のものであり、現実の行動のガイドとして受け取るべきではありません。この小説は自殺を推奨または正当化するものではありません。自殺に苦しんでいる場合は、専門家の助けを求めてください。
これも翻訳します。「これは元々英語のウェブノベルであり、ChatGPTを使用して翻訳されたものです。完璧ではないことを予想してください。オリジナルのリンクは以下の通りです。」https://www.webnovel.com/book/after-my-suicide-a-second-chance-at-the-life-i-longed-for._25888134706512905折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 21:46:54
3509文字
会話率:22%
薬学の名門パーシバル家の血を引くアメリア。
優秀なアメリアにぜひ嫁に来てほしい、と公爵家に乞われて婚約することになったものの、お相手であるセドリックからは「お前のような陰気な女、父上に言われたから仕方なく婚約してやったんだ」と嫌われていた。
そんなある日、真夜中に尋ねてきたリスは――なんと、何者かに毒を盛られてリスの姿になってしまったセドリック⁉
アメリアなら解毒剤を作れるかもしれないとやってきたらしいのだが……。
「なぜお前が雑用を押し付けられているんだ!」
「弟はお前の研究を盗んでいるのか⁉」
「俺が聞いていた話と違う……アメリアは高飛車な性格で俺のことも馬鹿にしていると……。これまで嘘を吹き込まれていたのか⁉」
アメリアが“浮気相手の子”として家族からひどい扱いを受けていることを知ったセドリックは、なぜか「婚約破棄は絶対にしない」「何としてでも人に戻る」と言い出して……?
マイペースで淡々とした性格のドアマット令嬢 × 反省して一途に愛してくれるようになった俺様のラブコメディ。ヒーローはほぼリス状態です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 18:00:00
65334文字
会話率:51%
――この手は、神の手か。はたまた、悪魔の手か。
フォルジュ王国に住まう侯爵令嬢ジゼル・エルヴェシウスは王太子バティストの婚約者。
しかし、周囲はジゼルのことを『お飾りの婚約者』という。理由は簡単であり、バティストがジゼルを気にもかけないから
。
婚約してしばらくが経ち、ジゼルは23歳を迎えたもののバティストは結婚の話を曖昧にし続ける。
実家では両親に結婚はまだかと急かされ、妃教育では王妃にいびられるような生活。
そして、ついにはジゼルはストレスと体調不良から倒れてしまった。
そんなジゼルを助けてくれたのは――王弟エヴァリスト・ラ・フォルジュ。
彼はジゼルを気にかけてくれる数少ない存在。もうろうとする意識の中、ジゼルはついつい「助けて」とエヴァリストに声をかけてしまって――……。
「いいよ。助けてあげる」
謎めいた王弟殿下(35)×虐げられ続ける王太子の婚約者(23)の、いずれ溺愛になる復讐譚。
※「あなたのための私は、もう居ない。」のIFストーリーです。もしも、ジゼルが助けを求めていたら?というテーマで綴っていきます。本編よりも甘いですし、二人とも微妙に病んでます。
※掲載先→小説家になろう、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 22:01:39
1661文字
会話率:29%
今、私が伝えたいこと。
最終更新:2023-04-03 11:26:44
578文字
会話率:0%
人が植物になる病気、”緑化病”によって世界人口の八割が死滅した世界。
薬師を生業として村を転々とするクレイとその助手であるエドは、訪れた村で村人の診察を行っていた。
ある日エドは、金髪碧眼の見た目を持つ少女・リリーと出会う。彼女はとある秘密
を抱えており、二人に助けを求めてきて――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 20:15:09
55758文字
会話率:39%
死んだわたしが目を覚ましたのは、現世と異世界の狭間の世界。
そこに神様はいなかった。
そこにあったのはシステムだ――危機に瀕した世界を救う、『勇者』を送り出すための。
異世界から助けを求めてやってくるお客様たち。ここには、その力にな
れる人がいて。
だから、わたしは神様になった。
世界の行方と他人の命を天秤にかける重すぎる責任と職場のおかしな先輩に振り回されて苦悩する、そんな愛と正義の物語……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 20:12:59
105161文字
会話率:37%
私は大学で民俗学研究会に所属している。
毎年行われる夏休みの合宿で、運悪く班を組むことになったのは嫌われ者の女子と、その取り巻きであるパリピ男子。何とか無難に実地調査(フィールドワーク)を終わらせようとしたものの、そんな面子で簡単にいくはず
もなく……散々足を引っ張られた挙句、私達は山道から転げ落ちてしまう。
目が覚めるとそこは、何故か人気のない不気味な屋敷だった。屋敷の探索に出た私は、道中、不思議な子犬と出会う。人の言葉を解するその犬は、名を八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)と言って、私に助けを求めてきて――?
―――――
全四話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 19:00:00
40677文字
会話率:33%
「ああああ……づがれだぁぁぁ……」
連日の残業続きで過労死寸前のホームセンター店員、真心(まこ)。夜道で痴漢を一蹴し、なんとか帰宅を果たすも、疲れから玄関で寝落ちしてしまう。
次に目覚めると、彼女は見知らぬ草原の中で横たわっていた。
「これって、天国? ……それとも、夢?」
まるでファンタジーRPGのような世界観、頭の中に浮かぶステータス画面、そんな現状に困惑するマコだったが、偶然出会った獣人の双子の少年達に助けられる。
「もうすぐ嵐が来る。ここにいたら危険だから、家に来なよ」
「家って……これ、掘っ立て小屋じゃない?」
しかし、連れて来られたのは粗末な家。このまま嵐が来たら次こそ家が吹き飛んでしまうかもしれない、と困っている少年達。そこでマコは、ホームセンター店員としての知識を駆使し、彼等を助けようと考える。
「〝アングル金具〟があれば、家を補強できるのになぁ……」
そう思案した時、彼女のステータスに変化が起き、特殊スキル《錬金》が目覚める。『あらゆる金属を自在に生み出す』という力を手にしたマコにより、双子の家は見事、嵐の夜を乗り越える事ができた。
双子から尊敬されるマコ。更にマコの存在を知った他の村人達も、彼女に助けを求めて来て……。
これは、工具、建築、農業、ペット等の知識に精通する元ホームセンター店員だったマコが、異世界でそのチートクラスの生活力スキルを駆使し、獣人達の村を発展させつつ自由気儘なスローライフを送る物語。
※〔恋愛異世界転生/転移〕最高順位:ジャンル別日間1位、週間1位、月間1位をいただきました! いつも応援ありがとうございます!
※2020年5月9日、書籍化しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 07:50:12
719728文字
会話率:42%