これは、今から260年前の戦争孤児だった救われた、はずの兄妹話。
「もう無理だ」
バシャン!崖からおれは飛び降り海に落ちた。・・・ああ、全て奪われた。救ってくれた親父や部下達、おれに教えてくれた幹部の皆は、死んだ。唯一の妹は、大天使
に奪われた!
「許してくれ、親父、皆。向こうで説教聞くからさ」
これで、楽になれる。海の冷たさも、今は救いの手みたいだ。
その時、声がした。沈みゆく中で。
「おい、人の子。お前死ぬのか?・・・くくっわははっ!馬鹿じゃねえのかお前。そんなことで命を捨てるのか、まだ何もしていないのになぁ」
うるさいな。そんな事?ふざけるなよ!?
「おれは全てを奪われたんだぞ!?それを、そんな事だと?いい加減にしろ!」
誰か知らねえが、ぶっ飛ば、す。って、何でおれ喋れるんだ。ここは、海の中だぞ?喋るはおろか話なんて出来ない、出来るはずがないのに。
「なっんで。そんなはず」
「おいおい、今更だな」
声のした方を見ると、真っ黒なモヤを纏った10歳くらいの男の子が鎖に繋がれながらあぐらをかいていた。
「お前は、誰だ?おれに話しかけてきたのはお前か?」
「ああ、つうか俺以外いないだろうがよ。それと俺は、大天使ミカエルの影、ギベア。俗に言う邪神様だ」
「邪神か、その邪神様がおれに話しかけてきたのはなぜ?」
ギベアは、怪しげな笑みを浮かべて言った。
「お前、俺の封印を解いて他の4人の兄弟も色んな国に封印されているから解いてくれ。代わりにお前が死ぬまで付き従い、俺の能力を貸す。っていう契約をしてくれね?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 13:08:06
36370文字
会話率:55%
仲のいい両親のように恋愛結婚をするものだと信じていた寿々香。
運命の人に出会い猛アタックをし、卒業後に彼と結婚を前提にした恋人になる約束をした矢先、父親の急死。
家のために初恋を捨てて政略結婚を受け入れたが、夫は愛人のもとに入り浸る男だった
。
やがて愛人の子を押し付けてきた夫が亡くなり、がむしゃらに働くジェシカのもとに一通の求婚状が届くが、その相手はなんと……。
ハッピーエンドです。
(今作は以前「帰郷~つま先立ちの恋をした場所~」というタイトルで公開していた作品を、洋風から和風に手直ししたものになります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 00:04:28
9300文字
会話率:20%
男爵子息シャベル・スコッピーはスコッピー男爵家の四男であった。愛人の子供であるが故に正妻から嫌われる彼は、それでもけなげにスコッピー家の一員であろうと日々努力を欠かさなかった。
だが十二歳の授けの儀で女神様より授かった職業は無情なものであっ
た。
彼は決意する、「細々でいい、自分なりに生きて行こう。」と。
これはそんな主人公シャベルが日々を懸命に生きて行く物語である。
主題は「生きる」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 18:30:00
553279文字
会話率:26%
汝、勇者たれ。
それは五年前、僕の前に突然やってきた魔女の最後の言葉であり、この学校の校訓でもあった。
「勇者なんて、僕が一番似合わないだろうに」
貧民街の孤児として生まれた主人公が向かう先は世界で最も優れた学校と称される『勇者候補士官
学校』入学するのは貴族の子供か軍部や政界に多大な影響力を持つ様な大物の子供達、つまり周りは生まれも育ちも良いエリートばかりだった。
入学早々童顔で背も低く痩せていた主人公は「パピーフェイス(子犬顔)」と揶揄われパシリに使われ始め…
そんな中、行われた一学年合同の長距離走。
軍部で名を馳せた有名人の子供達ばかりが上位に名を連ねる中に何故か主人公の名前があって…
「おい、テメェ。どういうことだ!」
詰め寄る彼に主人公は「さぁ?」ととぼけた顔で首を傾げて見せた。
これは『永劫の安寧にすら手が届く』と言われるこの学校の首席での卒業を目指し、時に個人で時にクラス毎でポイントを競い合うファンタジー学園バトル。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 17:33:32
34936文字
会話率:38%
2043年、少子化が限界を迎えた日本では「結婚出産義務法」が施行され、25歳になると国家により無作為に配偶者が割り当てられ、2人の子どもを産むまで婚姻と同居が義務づけられる社会となった。
清楚系人気アイドルグループ「LOVEYOU」のメン
バー・沙織は、制度により古参ファンの村上賢太と強制的にペアリングされる。
恋愛も性経験もなかった沙織は、自らの処女を“義務”として差し出す葛藤に苦しむが、賢太の誠実さと優しさに少しずつ心を開いていく。
第一子を出産し母となった沙織は、第二子の義務を前に再び国家による“性と出産の強制”に直面する。
制度の檻に抗いながらも、やがて彼女は「義務の中でも、自分で愛を選ぶことはできる」と気づいていく。
分配された関係から、選び直した家族へ――
これは、国家に奪われた“自由”の中で見つけた、小さな“愛”と“再生”の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 12:55:23
2282文字
会話率:22%
二人は毎日話してます。外なんて出る必要はありません。二人は二人で幸せです。
キーワード:
最終更新:2025-07-14 06:00:00
4360文字
会話率:100%
カナダ、バンクーバーに移住し幸せな新婚生活が待っているはずだった律子に訪れたのはまさかの夫の不倫、しかも相手は既婚、2人の子持ちの律子にとってバンクーバーで初めてできた友人だった。
友人も親戚もいない地で近しい人々に裏切られながらも、懸命に
生きる律子の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 21:00:00
43954文字
会話率:21%
自然の力をその身に宿した人の子を[天子]と呼んだ。
その一人である久下広輝は、かつて住んでいた鳴上の支部へと転属になる。
鳴上支部は実力を重んじる陽本派と血統を重んじる月永派の足の引っ張り合いによって支部としての評判も落ちていた。
この事態を重く見た陽本の代表と月永の当主は、お互いの派閥から一人ずつ選出し、この二人に派閥を繋ぐ架け橋になってもらおうと画策。
そして転属早々、広輝は陽本派の架け橋役として選ばれてしまう。
月永派からは当主の孫娘が選ばれ、広輝は孫娘をパートナーとして仕事をしていくことになった。
その孫娘は、見覚えがある碧い瞳を宿しているが果たして――
※注意事項
本作の第一章は、投稿および削除済みの小説[再会、開かれた扉]のリメイク版です。
主人公の性格やヒロインの名前、その他諸々の設定変更を行っています。居た人が居なかったり、居なかった人が居たりしますが、大筋に変更はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 16:49:33
1032139文字
会話率:38%
紀元前300年頃、奈良県桜井市の三輪山と初瀬川の湖を背景に、大倭日高見国と耶靡堆国の対立が繰り広げられる。豊かな米の国・大倭と、新たな志を抱く耶靡堆国の王・耶靡堆日子の野心が火花を散らす中、大倭の皇子・伊弉諾尊と耶靡堆の皇女・伊弉冉尊の婚姻
が両国の和平を約束する。二人の子、大日?貴、月読、素戔嗚は神々の子として未来を担うが、地震と疫病が耶靡堆を襲い、伊弉諾たちは大和盆地の湖の地へ遷都を決意する。大和で大日?貴は天照大神として即位し、新都を築くが、素戔嗚は侍女・替矢姫との恋ゆえに天照の怒りを買い、追放される。替矢姫は自責の念から命を絶ち、素戔嗚は悲しみを胸に出雲へ旅立つ。新羅の試練を乗り越え、出雲で櫛名田姫と新たな愛を見つけ、国を築く素戔嗚。一方、笠(大和)では天照の夫・八意思兼が病死し、末子・熊野久須毘の死が笠と出雲の緊張を高める。天照の孫・饒速日は、十種神宝を手に日本統一の使命を担う。出雲の大国主の娘・天道日女命、三嶋湟咋の娘・活玉依姫との婚姻を通じて、笠と出雲、九州を結び、耶馬臺国を建国。饒速日の娘・櫛玉姫と大国主の息子・八重事代主の結婚が最終的な和平をもたらし、三輪山の麓に新都が輝く。愛と喪失、争いと和解を経て、日ノ本は神々の祝福の下、統一された未来へと歩みを進める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 15:56:17
19613文字
会話率:49%
本当の話に似せてるのか創作なのか分からない不思議な話。
とある1人の子供が苦しみの中戦う、この後子供がどうなるのか、自分の目で確認して欲しい。
またお話で会おう。
最終更新:2025-07-10 15:21:29
409文字
会話率:0%
結界の森──
昼は人の気配が残る赤提灯の町、夜には妖たちの青い灯りが揺れる異界の入り口。
その迷路のような山の奥に、魔女は静かに暮らしている。
人でありながら妖に一目置かれる魔女のもとに、ある夜、結界を越えて一人の子が現れる──
最終更新:2025-07-10 09:34:05
88096文字
会話率:33%
久しぶりに投稿しようと思います。
最終更新:2025-07-07 13:15:51
123224文字
会話率:73%
今から約二千年前、ザングランド島に隕石が落ちた際に島が分断されてしまった。
分断される前から森に住んでいた狐はその隕石をみて火の使い方を学んだ。
伝説とも言われる狐戦士の血縁であるフォルはある日森に出かけた、その際普段はなかった立て看板をみ
て興味がわき、絶対に踏み入ってはいけない古城に踏み入ってしまうのであった。
なんと今から二週間前に狐人の子供たちが27人、面白半分で踏み入った際になんと26人が何者かによって殺されてしまったと命からがら生き残った子は告げる、その子は過度な恐怖で今も火を使えずにいる。
フォルもまた、一人の犠牲者となってしまうのだろうか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 13:00:00
199016文字
会話率:57%
造物主によってつくられた、天界・人間界・魔界。
天界には、聖気を糧に生きる天使が棲み、魔界には瘴気を糧に生きる魔族が棲む。天使も魔族も、その性質のせいで互いの世界に踏み込むことが出来ない。
相容れぬ存在である二者は、人間界を挟んで双方
にらみ合い、気の遠くなるような年月が過ぎ――現世。
しびれを切らした天使が中立だったはずの人間に力を分け与え、己らの代理として魔界へ攻め入るように命じた。
その中でも、第一位階の正天使の加護を賜った人間を、特に『勇者』と呼んで、人間は何度も天使の加護を賜った者たちと一緒に魔界へと向かわせた。
勇者パーティーの最終目的は、魔族の頂点に君臨する、『魔王』の討伐。
しかし、何度挑んでも魔族たちの抵抗は凄まじく、魔王討伐が成功した試しはなかった。
歴史的偉業を成し遂げるため、より強力な勇者パーティーを作ろうと創立されたのが、聖騎士要請学園。
天使の加護を賜った子供らを貴賤なく集め、英才教育を施すその学園に、三人の子供が通っていた。
歴代でも目を見張るほどの素質を持った次代の勇者候補、少年シグルト。
人懐っこく愛嬌のある、慈愛の天使の加護を賜る少女マナリーア。
誰もが認める優秀さと天使のような心根を持つが、病弱故に勇者候補になることが出来ない、美少女アリアネル。
同じ学び舎で同じ目標を掲げて切磋琢磨する親友三人だが、それぞれ、互いに打ち明けられぬ事情があった。
「あ~ぁ……魔王様《パパ》、早く帰ってきてくれないかなぁ」
最も大きな秘密を抱えているのは、病弱少女・アリアネル。
ひょんなことから赤子の時に魔王に拾われた彼女は、魔界で魔族によって育てられ、人間たちの魔王討伐の歴史に終止符を打つため、勇者育成の学園に素性を隠して通っていた。
これは、種族を超えた親子の”愛”の物語――
※カクヨム様にも掲載しています。
※このお話はフィクションです。実在する人物や宗教、団体とは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 00:05:05
1209755文字
会話率:43%
現実世界で某電気通信メーカーの社員として働く主人公『真宮 心璃』は、ある日晩酌を終え眠りにつくと夢の中で一人の少女『フェイル』と出会う。いきなり声をかけられたかと思うと彼女は心璃にこう告げる。「異世界を救ってもらいます!」と。突然のことで頭
が混乱する心璃だったが、そんなことはお構いなしにフェイルは『豊心(ほうしん)の衣(ころも)』という服と『シーディア』という剣を与え、強引に心璃を異世界に召喚してしまう。いきなりのことで頭が追いつかない心璃だったが、先ほどのことが夢ではないと知るやいなやこの世界で生きるためにまず食料と水の調達が必要だと考え一人森に入る心璃。だが、そこで熊のような見た目の魔物『フィアースベア』に襲われている二人の子供『リーフ』と『セナ』に出会う。二人をフィアースベアから救った心璃はお礼もかねて二人の住む村『ルーリア』に招待されることに。そこで異世界についての情報を集める心璃だったが、リーフとセナを助けた実力を見込まれ様々な厄介事に巻き込まれていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 21:11:31
15211文字
会話率:64%
高校三年生の始業式。主人公森野習(もりのしゅう)はクラスメイト諸共異世界召喚されてしまった。
出発前夜、図書館で読書していると、偶然図書館に居合わせた清水四季(しみずしき)とそろって寝坊する。完全に仲間たちに置いて行かれた二人は揃って帰
還方法を探す旅に出る。
が、出て早々「親子関係にすれば3人連れでも違和感ないですよね(意訳)。」という謎配慮により、少女が義理の娘として旅のメンバーに加わる。
この話は、なんだかんだで、さらに義理の子供を家族に迎えつつ、絆を育みながらも帰還方法を探す。そんな家族を主体としたほのぼのコメディです。時々シリアスも混じりますが、主体はほのぼのコメディです。
※本作品は[白黒神の勇者召喚陣]を改稿したものです。URLは以下になります。
[https://ncode.syosetu.com/n7296ee/]
流れは大きく変わらない予定ですが、あるだろう矛盾を潰していきます。
投稿は章ごとに完結まで毎日18時投稿する予定です。この作品の立ち位置的なものに興味がある方はこちらの活動報告を読んでくださいませ。
[https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1129823/blogkey/2583971/]
地球に帰ったこのお話の主人公達を同じクラスになった男子してんで見る続編的なお話「白黒神の勇者クラスに放り込まれた一般人」を投稿しております。よろしければお読みくださいませ。URLは以下です。
URL: [https://ncode.syosetu.com/n1636gd/]
今のところ改稿前、改稿後どっちの世界からでも繋がる世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 18:00:00
552406文字
会話率:58%
旧題「召喚された最強の二人組!~武器はペンとファイル!?~」
高校三年生の始業式。主人公森野習(もりのしゅう)はクラスメイト諸共異世界召喚されてしまった。
出発前夜、図書館で読書していると、偶然図書館に居合わせた清水四季(しみずしき)とそ
ろって寝坊する。完全に仲間たちに置いて行かれた二人は揃って帰還方法を探す旅に出る。
が、出て早々「親子関係にすれば3人連れでも違和感ないですよね(意訳)。」という謎配慮により、少女が義理の娘として旅のメンバーに加わる。
この話は、なんだかんだで、さらに義理の子供を家族に迎えつつ、絆を育みながらも帰還方法を探す。そんな家族を主体としたほのぼのコメディです。 時々シリアスも混じりますが、主体はほのぼのコメディです。
地球に帰ったこのお話の主人公達を同じクラスになった男子してんで見る続編的なお話「白黒神の勇者クラスに放り込まれた一般人」を投稿しております。よろしければお読みくださいませ。URLは以下です。
URL: [https://ncode.syosetu.com/n1636gd/]
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 19:53:16
2260402文字
会話率:56%
ユースグリットのバザールは、あらゆる国から店が集まっている。ここにはあらゆる客が訪れる。貴族も庶民も、魔術師も。
セマとヴァルトルは学生であり、魔術師だ。
お気に入りの店の店主は精霊と人の子だったり、新月限定に開かれるバザールにも行った。
ある時バザールを調査する考古学者と知り合い、実は彼の娘が同級生だった。ついでに二人が魔術師ということもバレた。
少年と少女はすこしずつ友達を増やしたり、バザールの歴史を紐解いたり解かなかったりと、のんびり過ごす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 00:43:35
32038文字
会話率:40%
善き神が光あれと言葉を発することで、世界は明るく照らされ、その美しき様相を現した。
その神は神子を通し、人々に生きるための力を与えたもうた。
神子は季節ごとに各地を巡礼し、訪れた先の満十歳になった子供たちに『成人の儀』を行う。
そして
神の教えを説き、神からの神託を通し、神から与えられた力を子供たちへ授ける。
平等に、一人につき一つ必ず与えられる力。
授けられた者が、最も得意とする技能。
それはやがて「スキル」と呼ばれるようになる。
人の子が生きるための指針となる「スキル」は、光を司る神が授けるに相応しく、人々が歩む未来を照らす、その道標となる。
スキルは人々の暮らしを活性化させ、豊かにさせた。
だがそれと同時に、「スキル」に人生を振り回される者も現れる。
恨む者も、また……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:00:00
335175文字
会話率:8%
過去に名を馳せた陰陽師の家系に生まれた少年・櫛名田景明は、通学中の電車内で突如発生した謎の怪奇現象に巻き込まれ、異世界『バシレイア』へと迷い込む。
見知らぬ場所、人々を守る使命、そして信頼と裏切り。霧の中から現れた黒い兵隊——『グランデリ
ニア帝国』の兵士達に捕らえられた景明は、エルフや獣人の子供達と共に、帝国の奴隷兵士として戦場に送り込まれる。
やがて、疲弊した戦局を打開する為の兵器——「超人兵士計画」の一員として選ばれ、景明は呪われた神格を宿すことになる。
神格兵『ネフィリム』として敵味方に恐れられる存在となった景明は、それでもなお、「人として」生きる意味を探し続ける——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 19:00:00
59942文字
会話率:29%
誰にでも秘密がある。
宿禰市の葛城町4丁目の4番地に建つ
『テングビル』には
とある一家が住んでいた。
ビルのオーナーでもあり、
一家の長である麒麟。
その息子の如月と妻のやよい。
そして4人の子供達。
長男の清明。
長女の立夏。
次男
の白露。
末弟の冬至。
彼らには人には言えない秘密があった。
そんなある日。
『テングビル』に美しい母娘が越してきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 13:00:00
5591文字
会話率:15%