この世界には、魔物がひしめき、様々な種族が存在する。エルフや、人間、ドワーフに獣人。そして、魔族。
そんな魔族の王、『魔王』は、極めて強い力を持ち、その存在を他種族から恐れられ、或いは妬まれていた。
ある日、人里から遠く離れた山の中、一匹の
竜が死の淵にたっているのを、魔王は見つける…
カクヨムさんの方でも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 17:38:32
6876文字
会話率:48%
土屋政治(ツチヤマサハル)は某有名大学の法学部を卒業後、オペラ歌手(秋川雅史・テノール)に憧れてその世界に飛び込む。しかしあまりの狭き門で五年間の在籍の後、スッパリと辞めてしまい就職情報誌にて国会議員の第二秘書(鞄持ち)に採用される。名前
こそ『政治』であるがその世界は全く知らない。就職先は議員会館の財務副大臣大木戸博康の事務所である。会館事務所には常時スタッフが三人居るが、大木戸の強いカリスマ性のため、スタッフは短いスパンで変わって行く。少し長く仕える第一秘書(政秘)の早川(大木戸の甥)は大木戸に土屋の指導役を任せられる。政治の事は全く知らない土屋は早川の鞄持ちとして少しづつ成長して行く。代議士の性格を知り、地元選挙区を知り、代議士を囲む有力な?スタッフを知り、一票の重さを知って行く。しかし、政治には『表もあれば裏もある』。土屋は裏を知ってしまって世の中は全て裏を隠して表面を輝かしく見せて居る事を知ってしまう。『陳情書』と云う聞き慣れないファイルの中身は、まさに国民の切なる願いが集め書かれている。そして、土屋は国会議員秘書の重要な役割を知り始め果たして行く。
この作品はノンフィクションの小説です。
楽しんでお読みいただけたら幸いです。
尚、この作品は著作権を放棄したものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 16:16:45
56980文字
会話率:57%
ガ島・転進(撤退)『八十周年記念』作品
島の砂浜から日本兵の『穴の空いた鉄帽』が出てきた。
自分(日下勇作・クサカ ユウサク)は陸軍士官学校を経て、出身地の「第2師団仙台若松歩兵第29連隊」にて編制された。
階級は「陸軍少尉」で
ある。
ジャワ島からの乗船時、「目的地」は知らされていなかった。
数日の航海の後、他の輸送船と合流、更に船は赤道近くを東進して行く。
船は急に敵の潜水艦から身を守る為、蛇行運航に入る。
暫くして突然、拡声器から、
「この船は、これからソロモン諸島ガダルカナル島に向かう」
の発令があった。
第一次総攻撃に於ける川口支隊の壊滅を経(へ)た、『ガ島奪還の第二陣』である。
自分は入隊当初から「死」は当然、覚悟していた。
暫くして拡声器から、
「総員、甲板に集合~!」
の号礼がかかる。
兵装を整え、急いで甲板に集合する兵士達。
全兵の士気は上がっていた。
第2師団長「丸山政男中将」の力強い訓示が始まる。
「これより、ガダルカナルの奪還作戦を開始する。七度(タビ)人として生まれ変わり、朝敵を誅(コロ)して国(天皇)に報(ムク)いんの例(タト)えあり。死しても百鬼(幽霊)と成り目的を敢行すべし!」
佐伯陸軍少佐の悲鳴の様な号礼が掛かる。
「全兵、皇居に向かって、奉げ~銃(ツツ)!」
揚陸後、突撃開始。
数十分、いや数分?
猛突進後、胸と頭に貫通銃創を受け、自分は『幽霊』と変わった。
この作品は戦後八十年、幽霊と成り転生した再生兵達がこの小さな島で如何に戦い、『一万一千名もの兵士の撤収』を支えたかを『若松歩兵第29連隊日下勇作少尉(享年二二歳)の再生兵』を通して描いて行きます。お楽しみ頂けたら幸いです。
参 考
死者19,200人
内、戦闘による死者8,500人
*餓死・戦病死10,700人
転進兵(撤退兵)10,652人
* なおこの作品は、著作権を放棄したものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 05:28:51
58922文字
会話率:43%
他人の死期を見ることのできる特殊能力を持つ少年オリベル。この力を持つが故に自身の心に支障をきたしてしまい周囲との関りを断ち切っていたオリベルはある日、同じ村の少女ステラと出会う。ステラの顔を見たとき、オリベルは心底驚いた。なぜなら他の人な
ら見える筈の死期がステラの顔にだけ見えなかったからである。初めての経験にオリベルは戸惑いつつも一緒にいるうちに唯一死期を気にせずに遊べるステラへ徐々に心を開いていき、毎日遊ぶほどの仲にまでなった。
そんなある日、村へ王国の騎士と名乗る者達が現れ、ステラが世界を救う英雄の後継者であると告げ、王都へと連れていかれることが決まる。村中が喜ぶ中でオリベルだけは悲しみに沈んでいた。そしてステラが王都へと連れていかれる前日、初めてステラの顔に死期を見る。それもあと六年しか生きられないというものであった。
死期とは絶対に変える事の出来ない運命。これは死期が見えるという特殊な力を持つ少年が幼馴染のためにその運命へと抗っていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 14:52:07
346407文字
会話率:46%
現代社会に突如出現した魔物たちの巣窟、『ダンジョン』。ダンジョン出現と同時に世界中の人々が『異能』と呼ばれる特殊な能力に覚醒した。
当初、ダンジョンの豊富な資源や生態系に興味を示した人々は異能を活用する『探索者』としてダンジョンへと行き、
一獲千金を狙っていた。
ダンジョンが世界中の人々にとって既に慣れ親しまれたものとなったそんなある日、突然、世界中の人々の脳内に神と名乗る者が語り掛ける。
『欲にまみれた我が子らよ。其方らには試練を与えた。世界各地に日毎に変わる我が試練を最も攻略している百名の名を記す碑を立てる。その者達を支援し、我が試練を見事制覇してみせよ。でなければ未曽有の大災害が襲うであろう』
政府はこれを受け、ダンジョン攻略を促進させるため多額の費用を用いて『ダンジョン配信』と呼ばれるサービスを開始する。
人々がダンジョン配信に熱狂している一方、神が与えた『ランキング』と呼ばれるトップ百名の探索者の中で何度更新されようとも名前が文字化けしたまま常に1位に君臨する謎の人物が居た。
そんなランキング1位の張本人である押出迅(おうで じん)はそんなことになっているとは露知らず自身の異能『攻略者』から日々出題される『クエスト』と呼ばれるミッションをクリアし続けているただの男子高校生。
クエストをこなせばステータス上昇や強力な武器などの報酬が手に入るため迅は配信もせずゲーム感覚でダンジョンの最深層に籠もってはクエスト攻略を楽しんでいた。
もちろん、彼は自身が強いことなど全く知らないため、神からの試練やランキングなど気にも留めないまま無自覚にランキング1位を保ち続けていた。
そんなある日、同級生にして大人気ダンジョン配信者でありランキング常連者でもある『シロリン』改め白崎瑠衣(しらさき るい)をひょんなことで助けてしまい、注目されることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 01:25:37
209398文字
会話率:49%
主人公の家系は代々聖剣を管理している家系。聖剣とはこの世で最も強いものだけが台から引き抜けると言われている最強の剣である。普段は聖剣の祠は開いていないため、主人公の先代、つまり父の時代には祠の掃除くらいしかやることが無かったのだが、主人公で
あるエクス・ギルガメシュの代に引き継がれた瞬間に魔王が出現してしまい、聖剣が納められている祠は固く閉ざしていた扉を開く。そうして「聖剣の守護者」となってしまい、家に帰れなくなった主人公は聖剣を引き抜く真の勇者を待ちわびる。
「早く俺を家に帰らせてくれ!」
そんな悲痛な願いとともに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 20:20:10
2873文字
会話率:56%
2020/08/07
前々から書き直そうか、でも書き直すの面倒くさ…大変だとスルーしていたことを今直す時なのだろうと感じたため初っ端から腰を据えて直していきます。
最新話の更新はしばらく気分次第の更新になります。最新話を楽しみにしている人が
いるかどうかはさておきお知らせまで。
詳細は活動報告に書いたので気が向いた人は読んでみてください。
~~
「勇者御一行」として、旅をする勇者一行の旅物語。
表向きは確かに勇者らしく爽やかで偉ぶらない上品な人なんだけど、本当は性格も悪いし金にも汚いし女にも汚いし自分勝手だしそこらの悪党より頭の回転が早いから余計に性質が悪い勇者、サード(性悪)
裏表の激しい勇者があまり好きではなく、よく勇者と言い争い、勇者の裏の顔が皆にバレればいいのにと密かに願っている、見た目は金髪碧眼の美しい見た目で魔法の力が強い女魔導士エリー(人ではないらしい?)
元々商人になりたかったのに無理やり武道家にされ、心は商人で非戦闘員と言い張って全く前線に立って戦わないが、計算力と商才はピカイチの肩書きは武道家のアレン。
そんな三人はいく先々でクエストの依頼や国の思惑や事件などに巻き込まれていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 12:23:50
2938188文字
会話率:41%
「お前をこの世で一番輝かせられるのは俺しかいない!」
劇団サークル『かぶらぎ座』の座長兼脚本担当の冠城ツバサは、今年も新入生募ってオーディションを開催することに。癖の強い新入生たちの中に紛れていた一人にツバサは圧倒されて──?
最終更新:2025-05-13 10:03:56
5016文字
会話率:33%
“処刑されるよりマシ”──そう思って嫁いだ相手は、帝国最恐の暴君皇帝。
冷酷、無慈悲、笑顔ゼロ……なのに、何故か「強い女」が好みらしい!?
生き残るには“弱みを見せない”のが鉄則だと聞いて、乙女な私は今日も【鉄面皮モード】で強がり発動中。
涙は寝室で、笑顔は仮面の下に。
だけど最近、暴君陛下の視線がやたら熱っぽいんですが……!
これは、“最恐の夫”との政略結婚から始まる、最強強がり乙女の攻防戦。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 07:40:59
7960文字
会話率:44%
帝都ヴァルマールの華やかな貴族社会で“帝都の薔薇”と称された令嬢メリシア・グランティーヌは、皇女セラフィーナの嫉妬により、辺境リューベン領の領主との政略結婚を命じられる。
左遷同然の命に憤りと屈辱を抱きつつも、メリシアは「捨てられたのでは
なく、自ら選んで出ていく」と静かに覚悟を固める。
リューベンの地に降り立った彼女が目にしたのは、帝都の偏見とは異なる整備された町と、誠実で民思いの領主エドアルドの姿だった。
最初は戸惑いながらも、彼女の胸には少しずつ新たな誇りの芽が宿り始めていく──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 19:22:24
7910文字
会話率:39%
俺の名前はジェル・ローション!
冒険者だ! 等級はなんとA級! 超強いんだぜ!
俺と一緒に組めば、ドラゴン討伐だって夢じゃない!
ワンチャン魔王だって倒せる可能性もあるぞ!
いや、本当メッチャ強いんだよマジで!
パーティさえ組めれば、本気
で魔王倒したいな~って思ってるくらいにはマジなんだよ!
……嘘じゃないよ?
なのに、なのに、なんで誰も俺とパーティ組んでくれないんだよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
この物語は、どこに行っても避けられる俺が、受け入れてくれる場所を求めながら魔王討伐を目指すお話です。はい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 07:14:30
61694文字
会話率:35%
高校生の少年、野々村 士道は、修学旅行中の事故で死亡してしまう。
しかし、彼は運良く? 神のような存在に拾われ、めでたく異世界で転生することになる。
特典として一つ、特化した才能を貰った士道は、異世界にてバラ色の人生を歩む……ハズだった。
しかし現実は、そう上手くいかなかったのである。
貰い受けた才能は『サモナー』の才能だったのだが、異世界において『サモナー』は所謂ハズレ職だったのだ。
そのせいもあって、人生はバラ色どころか泥まみれの人生となってしまい、日々辛い生活を強いられることになる。
そんな日々を過ごすの中、士道ににとっては本当に久しぶりの、パーティへの誘いがあった。
士道はそれに警戒しつつも、その魅力には逆らえず誘いに乗ってしまう。
そして案の定、士道は仲間に裏切られることになるのだが……
この物語は、仲間に裏切られて死んでしまった主人公が、魔族に再転生して人類と戦うお話です。
主人公は、前々世で得意としていたタワーディフェンスゲームのノウハウを活かし、今世では魔王軍の領域に侵攻してくる冒険者達と敵対します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-24 09:29:58
125689文字
会話率:40%
最古の吸血鬼は、世界最強にして他から恐れられていた。その噂は多岐にわたる。
ある日、大量の餓鬼(自我を失った吸血鬼)が街を襲う。
餓鬼狩り史上最も強いとされるハンター、カインは当然のごとく街を守るため他のハンターと共に、大量の餓鬼を相手にす
る。
あまりの量に対処も虚しく、生命の危機となる。
そこへ、最古の吸血鬼が救いに入りカインは一命をとりとめる。
その出会いからカインは、噂とされる最古の吸血鬼を知っていくことになり……
甘い物好きの可愛い吸血鬼と人間でありながら他種族を慈しむ人間の、儚くも初々しいほのぼの生活がここに開かれる……!
※残酷描写がありますが、少しだけですのでご安心ください。基本ほのぼのラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 07:12:56
137981文字
会話率:31%
小国レンツェの王家の“恥”のエレンディラは王と奴隷の子。父に見捨てられ、異母兄姉たちに虐められる毎日。冬の寒空の下、池に突き落とされたエレンディラはついに絶命した。
ので、前世の日本人の記憶が蘇り「王族全員ブッ殺す!」と、新たな人生のスター
ト!となるはずだった。
しかし、その日、レンツェは大国アグドニグルに滅ぼされ王宮は一夜で血の海となった。怒れる皇帝はレンツェの国民すべてを奴隷とすると宣言し、王の間で王族たちを集めると全員その場で斬首すると言い放った。
「有益な者なら生かしてやる」と皇帝は嘯くが、命乞いをする王族は次々に首を落とされていく。
自分の番となり、皇帝に「で?お前は無能か?有能か?」問いかけられ、エレンディラははっきりと答えた。
「陛下!プリンを食べませんか!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 22:04:44
620999文字
会話率:41%
「聖女」を呼ぶための異世界を召喚された主人公は、「聖女じゃない」と王宮の隅に捨てられ、召喚が失敗したと出世コースから転落した魔術師の助手をすることでひっそりと生活をしていた。
魔王討伐のために全国から勇者適正のある少年少女たちが300人集め
られ、日々訓練をしているがその中で「最下位」の少年アゼルの境遇に同情し「うちでごはんを食べなさい」と声をかけてしまう。
不器用だが真面目な勇者候補の少年アゼル、卑屈な魔術師サハイ、クセの強い王弟殿下がそれぞれ主人公の「食事」を食べることになる飯モノ異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 22:02:31
24834文字
会話率:29%
世界を救うために異世界の人間を拉致して勇者にしたてようぜ、というあまりにクソな「勇者召喚」に反対した氷の魔女。けれど放っておけば世界は滅亡するわけで、国は結局勇者召喚を行いました。
三十人ほど魔術師は生贄になったものの、無事に勇者召喚は成功
し、たのだけれど、オマケがついてきた。眉目秀麗、勇者のギフトもりもりな兄の「オマケ」でついて来てしまった根暗で気弱で、ギフトの一つもない凡人の「弟」アキラ君。
ヘクセは「勇者召喚に協力しなかったのだから」と国から弟アキラ君の保護を命じられ、共同生活が始まった。
「へぇ、異世界の料理、美味しいねぇ。もっと作りなよ、アキラ君」
無才で無能でどうしようもない臆病者という自己評価のアキラ君と、自分が世界で一番強い魔女だという自己肯定感の塊の魔女。
「高校デビューに賭けてたんです……俺を元の世界に戻してください!」
「いやぁ、それは無理だねぇ。私の魔力を全部使えばできなくもないけど、そうすると私、人間になっちゃうし」
「わかりました、ヘクセさんの自立支援をします、魔法がなくても生きていけるようお手伝いします」
どうしてそうなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 10:54:48
36380文字
会話率:45%
「異世界なんて行きたくない」──そう神様にハッキリ伝えたはずだった。
なのに気づけば草原のど真ん中。しかも“引きこもり生活を応援!”と称して渡されたスキル【マイホーム】は、トイレも風呂もない謎仕様!?
さらにログハウスにまでモンスターが襲
ってくるとか、どういうこと!?
これは、引きこもるはずが外に放り出され、知らない世界でサバイバルを強いられることになった、女子高生リンカの異世界珍道中である──!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:31:22
31550文字
会話率:37%
収集欲の強い俺、神原集矢。本や食べ物、生き物だったりと色々なものを集めるのが趣味の俺がある日、殺人事件に巻き込まれてしまって異世界に転生していたら、固有スキルが「スキル取得補助」という、スキルがゲットしやすくなるスキルを手に入れていた!する
と俺の収集欲が強いせいなのか色々なスキルを集めたい欲があふれてきて・・・とスキルを集めながら自由に過ごす主人公の異世界ライフです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 18:45:14
34753文字
会話率:24%
宮下拓真は、技術職に就職して約一年、異世界へと転移した。異世界人の使う魔術に巻き込まれたらしかった。
魔術なんてファンタジーな、と思いきや、どうもこの世界の魔術は物理学の延長上にありそうだ。拓真は魔術を学び、魔術的な要素を物理で解釈して
行く。
魔術、というものを、SFぽく描いてみたいと思い、書き始めました。といっても、著者は物理学者でも物理マニアでもないので、知識が浅かったり間違っていたりしたら、ご容赦下さい。
敵と戦う場面もなきにしも非ずですが、基本的に、著者の興味の赴くままに、ファンタジー世界に理屈をつけ、ついでに著者の価値観を提示して行きます。物語としては盛り上がりに欠けるかもしれませんが、少しでも面白いと思って下さる方がいれば、望外の喜びです。
なお、私の知識と価値観は、下記の方々と学問分野から強い影響を受けていることを、宣言しておきます。
・ジャレド・ダイヤモンド 氏
・ミチオ・カク 氏
・塩野 七生 氏
・神経科学折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 18:00:00
86278文字
会話率:48%
友人の結婚式を目前に、「彼氏がいる」と長年見栄を張っていた嘘がついに自分に跳ね返ってきたOL・本宮千紗。
嘘を貫くため、偶然隣の席にいた大学の同期・中原晃に「一日だけ恋人のフリをして」と頼み込む。演劇部出身でアドリブに強い晃はその場で了承し
、2人は“交際2年のカップル”として式に参加することに。
誰にもバレないようにと始めた即席の恋人ごっこ。しかし、手をつなぎ、笑い合い、昔話を交わすうち、演技のはずだった距離が、少しずつ本物になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 17:21:41
2727文字
会話率:74%
乙女ゲーム【夜の神と暁の契り】は、存在しないヒロイン死亡エンドを迎えた。――筈だった。
敬愛する祖母に育てられた鈴來《れいら》は、交通事故にあい目を開けると、乙女ゲームのヒロインであるレラとなっていた。
シナリオ通りに【皇立アウローラ魔法学
院】に通うことになり、いざ尋常に! と登校したレラ。しかし、ライバルである悪役令嬢も愛を育むはずの攻略対象者達も何やらゲームとは様子が違っていた。そして、何故かお助けキャラの筈の第二皇子に壁ドンされる羽目になる。
目指すは勿論、ハッピーエンド。しかし鈴來は、乙女ゲームをクリアする前だったために、あまり知識に自信がなかった。
よく分からないが悪役令嬢が何故かやる気に満ちているので、鈴來は全てそちらにお任せすることにした。私は魔法を極めているので、必要だったら呼んでくれ! と。
人生エンジョイ勢の転生ヒロインと彼女に振り回されまくる第二皇子と全てを守りたい転生悪役令嬢がそれぞれに信じた道を行くお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 11:35:17
73021文字
会話率:60%
美桜市に住む少年タカキは、ガラクタ置場の山から捨てられていたロボット型の玩具を見つけた。
彼はそれを寄せ集めのパーツで修理し、心血を注いで組み上げたロボットを「鋼鉄超人勇士シュタールA(エース)」と名付け、深い愛着を抱くようになる。
あ
る日、そのシュタールA(エース)に謎の虹色のような雷が直撃した時、彼は驚くべき変化を遂げた。
まるで人間のような豊かな感情と、困難に立ち向かう強い意志を持つロボットへと進化したのだ。
タカキは鋼鉄超人勇士シュタールA(エース)と固い絆で結ばれ、共に美桜市で次々と起こる不可思議な事件に立ち向かっていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 07:36:53
1042文字
会話率:4%
――目を覚ましたのは、まるで夢のような異国の城だった。
でも、わたしは知っている。これは夢なんかじゃない。
だってわたしは、一度“死んだ”のだから。
科学が栄えた国で生まれ、戦争に巻き込まれ、捕虜として連れていかれ、名前も尊厳も失って、や
がて飢えの中で――静かに、ひとり死んだ。
それなのに、なぜ今ここに? なぜ、わたしは生きているの?
そんな疑問を抱えたまま、わたしは金色の髪と瞳を持つ、年若い王子と出会う。
彼は美しく、優しく、だけどとても迷っていた。
王族として「正しさ」を知りながらも、誰も救えない現実に立ちすくんでいたのだ。
思い出す。
かつて、地獄のような日々の中で、たった一人わたしにパンを分けてくれた人のことを。
たったそれだけのことで、生きようと思えたあの瞬間を。
だから今度は、わたしが誰かの“希望”になりたい。
名もなき者たち。
虐げられ、声すら奪われた人たちの隣に立ち、わたしは優しさを届けていく。
それは、わたし自身が、わたしという存在を取り戻す旅でもあった。
そして――
王子もまた、少女と共に歩む中で、少しずつ変わっていく。
ただの子どもだった彼は、やがて誰よりも冷静で、誰よりも優しく、誰よりも強い「王」へと成長していく。
これは、
ひとりの少女が世界を救う話じゃない。
誰にも名前を呼ばれなかった少女が、自分の生きる意味を見つけ、
そして多くの人たちと共に、世界を少しずつ変えていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 03:16:52
29508文字
会話率:38%
Aquí está la traducción al japonés con sentido natural:
"彼らは彼をヴォイド・キラーと呼ぶだろう。コスタ・デル・ソルの裏社会に潜む影。犯罪の親分たちを祈らせる悪夢。
でも今
の彼は?ただ賞金稼ぎアカデミーで生き残ろうとしているだけだ。
カスパー・デ・ラ・フエンテには特別な存在になる道具がある:軍事グレードのナノテクが血管に脈打ち、優秀なはみ出し者たちが彼の背中を守り、そして家族の遺産が彼を前進させる。そしてATAとして知られるテロリストたちが彼の世界を粉々にすると、カスパーは厳しい現実を知る—アカデミーでの訓練は本当の悪の表面をかすめただけだったということを。
ネオンがアールデコの影に滲み、テクノロジーで強化されたギャングが街を支配し、腐敗が骨の髄まで浸透しているレトロフューチャリスティックな世界で、カスパーと彼のクルーは彼らに急速な成長を強いる—もしくは死を覚悟で挑む—陰謀を暴く。
これは普通の成長物語ではない。これはヴォイド・キラーの始まりであり、彼の正義の教育は死体の数と共に刻まれる。
唯一の問いは:あなたは彼の台頭を目撃するだろうか?"折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 02:21:39
51887文字
会話率:30%
別の世界に転生したテンヤは平穏に暮らしていた。
ソロ冒険者として生活しており、弱くないが強いわけでもない中堅辺りでランクを止めていたが、ある日身に覚えの……ある出来事で自分を探していること人がいた。
しかも探している人物は有名人だっ
た!!
とりあえずは正体を隠すことにしたがバレそう? いや、そんなはずは無い!
富も名声も名誉も求めない。求めるものは平和で普通の生活だけ。
果たしてテンヤは普通の生活を送り続けることはできるのだろうか……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 00:29:07
5539文字
会話率:40%
人の心でできた異世界……その名は心界(しんかい)。
3つに分かれた大陸……そのうちの1つである光の大陸。
その大陸にて貧しい夫婦の元に授かった命……名をスレン パークス。
前世では佐山香帆さやまかほという女として生きていたが、とある理
由で自ら命を絶ち……スレンとして転生した。
愛溢れる家族に恵まれたスレンだったが、貧困故……十分な育児環境を整えることができず、我が子のためと闇金に手を出してしまったスレンの両親。
法外な利子によって苦しめられる両親を救おうと、スレンは自らの体を売る決意をする。
そんなスレンの前に現れた正義感の強い少女、プレンダー エムガス。
彼女は光の大陸の中心に位置する大国……ムナヤ国に蔓延る歪んだ正義と共に戦おうと【マインドブレスレット】という機械をスレンに差し出す。
最初こそ断ったものの……事情が重なり承諾することになったスレン。
そんなムヤナ国では【正義が絶対であり、悪は死あるのみ】という常識が信仰のように広がりつつある。
罪を犯した者は万引きのような軽犯罪であろうとも……やむにやまれぬ事情があろうとも……問答無用で処刑される。
そんなムナヤに蔓延るもう1つ歪み……ミスト。
人に災いと力を与えるミストによって、人間達は【デウス】という化け物となって欲望のままに暴れる。
そんなデウス達を保護すべく奮闘する組織【ティーピック】。
自分の人生に意味を見出せないスレン……自分自身の信念と己が正義のために戦うプレンダー……天然だが仲間たちを大切にする強い心を持つユウリ ラフシャーツ……。
3人の少女達は、表では声優”(アニメではなく紙芝居式のイラストに声を吹き込む仕事)”として活動し、裏ではティーピックとしてデウス達を保護する秘密組織として活動する。
そんな彼女達とは対称的に……デウスを生きるに値しない悪魔として抹殺していく最高騎士団【ワルキューレ】。
三つ巴の戦いの先にあるものとは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 00:14:58
56436文字
会話率:44%
海野 潮太郎(うみの しおたろう)は仕事から帰宅すると、妻の瑞希(みずき)が風呂場で不貞を犯している姿を目撃する。
しかもその相手は、実の息子である大洋(たいよう)だった。
18歳という多感な年頃の大洋は日に日に増していく自分の性欲を処理し
きれないことに苦しみ続け、実の母親である瑞希に無理を承知で処理を頼み込んだ。
我が子を苦しみから救ってあげたいという歪んだ親心から瑞希は承認してしまい、いつしか血の繋がった大洋を異性としてみていた。
心から信頼していた妻と息子に裏切られた潮太郎は離婚を決意し、仕事を辞めて田舎へと帰る。
だが潮太郎の心は癒えることなく、空しく毎日が過ぎていく。
そんな潮太郎の前に大洋が異常なほど推していた女子高生アイドル、広田 蒼歌(ひろた あおか)が現れた。
彼女は実の父親に強姦されかけたことで心を病み、アイドルを辞めて母親と実家がある田舎に引っ越してきた。
信頼していた家族に裏切られたという共通点から仲良くなっていき。2人は年の離れた友達となった。
一方、大洋はアイドルを辞めた蒼歌をSNSなどを使って探し当てるも、蒼歌が潮太郎と仲良くしている姿を見て絶句する。
アイドルとして……女性として誰よりも愛していた蒼歌を潮太郎に奪われたと感じた大洋は潮太郎に強い憎しみが芽生える。
そして瑞希も、蒼歌に夢中で自分を見てくれなくなった大洋との間に溝が生まれて潮太郎に復縁を迫るも……潮太郎はきっぱりと拒否する。
そして瑞希も、蒼歌に潮太郎と大洋を奪われたと感じ……激しい怒りに狂っていく。
未来を見つめて今を頑張る潮太郎と蒼歌……過去にしがみついて恨みを抱き続ける瑞希と大洋……。
4人に待ち受ける結末とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 08:00:00
171402文字
会話率:28%
「完璧なお嬢様」として振る舞う花ヶ崎星羅は、周囲の期待に応えるために本来の自分を隠し続ける日々を送っていた。その生活は、彼女に孤独感と窮屈さをもたらしていた。
そんなある日、転校生として現れた西条零。かつて日本を制覇した暴走族の伝説の総長
である事を隠し、飄々とした態度で早々にクラスのムードメーカーとなる彼の姿に、星羅は自分と似た孤独を抱えているのではないかと感じ始める。次第に彼の隠された一面に気づき、星羅は少しずつ惹かれていく。
二人は互いの「裏の顔」を知る中で、過去に抱える問題や試練に直面し、それを乗り越えていく。困難な状況の中で芽生えた信頼と支え合いが、やがて強い絆と愛へと変わっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 22:42:45
110363文字
会話率:26%