いつから前世の記憶があったのか。
そもそも自我を認識したのがいつだったのか。
そういう細かいところは覚えていないけれども。
「海の中って意外に暗いよねぇ。かと言って、水中で火を灯すことなんてできないし。LEDが恋しいなぁ」と。
住み慣れ
た薄暗い海底と、見たこともないはずの陸上の、しかもかなり進んだ文明の街の明るさをいつものように比べて。ぼんやり揺れる海藻を眺めながら暇を潰す自分の記憶に違和感を覚えたのは、6人目となる末の娘を出産後、母が儚く泡となり消えてしまって5年も経ってからだった。
童話「人魚姫」の世界に転生したっぽい多分元地球人な人魚姫が、あがいてみたり楽しんでみたりするお話。
注意!!実際は違いますが、本人の勘違いによりガールズラブ的な妄想があります。
注意!!超亀更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 17:29:58
69319文字
会話率:21%
平凡な高校に通って、平凡に勉強をする
凡庸でない夢想家、相良秋
インターネットでファンタジー小説を書く将来、一流作家が夢の男子高生。
だが、両親の反対と現実という壁にぶつかり、暗い夜に家の外へ飛び出す。
涙が顔を覆いながら道を走って
いる途中、つい暗くて冷たい道中を走っていた深夜バスを確認できなかったのに…。
そして、ぼんやりした視界の前で現れる純白の少女。
「君のすべてを生かすことができずに死んでしまったの? もったいないな。立派な人材になれたのに」
少女は血の雨で倒れたアキを同情の声でささやいた。
「こんなふうに死んでしまったのももったいないのに、君、『王のゲーム』するか? 」
そして、答えもちゃんと答えられないまま、飛んだ異世界?!
神々に見せる方法で行われる、神々の娯楽、異世界で生き残るゲーム『王のゲーム』!!
一日も経たずに、いきなり異世界に飛び、この世界を支配しろというクエストを受けた秋!
現実ではファンタジー作家に夢想家の相良秋が。 前世したら世界を支配しろという王?!
『さ、見せてやるよ。 私の話を! 』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 19:00:00
46670文字
会話率:34%
地球のバーから異世界の酒場へ、酒場から貴族の屋敷、さらには王宮へ!?
バーで隣に座っていた女性が席を立った際に、同席する男に飲み物に薬を入れられていたのを発見した扇谷璃世(おうぎやりせ)。
正義感から男に立ち向かい、激高した男に殴られて気
を失った璃世は、気が付いたら見知らぬ酒場のカウンターで突っ伏していた。隣には脂ぎった肌の不細工なおっさんがいて、自分に言い寄っている。
そういえば薄ぼんやりと、神様を名乗る老婆に呆れられ、何かを授かったような?
意識を取り戻した璃世は王都クリフトンにある酒場「赤獅子亭」の女中、リーゼへと転生していた。
どうやらそうした転生は比較的一般的らしいこの世界で、リセとして生きていくことに決めた彼女は、持ち前の正義感と肝っ玉の強さで王都の酒場、あるいは貴族の主催するパーティーでアルハラとセクハラに立ち向かっていく。
神様から授かった肝臓の強さと、前世に培ったアルコールの知識で、貴族を酔い潰させ、あるいは一対一で酒談義。
そんな彼女の、連日の切った張ったの大立ち回りは、やがて王都のみならず王国の上層部にも伝わって、国を動かすまでになり?
これは一介の酒場娘が、アルハラセクハラ許すまじの一念だけで一国の上層部に食い込むまでの物語である。
●カクヨム様、アルファポリス様、ノベルアップ+様、エブリスタ様、ノベリズム様でも並行して公開しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354055086259422
https://www.alphapolis.co.jp/novel/103558036/527503565
https://novelup.plus/story/998392565
https://estar.jp/novels/25838718
https://novelism.jp/novel/vgYlfi3kQIOcLD4-BjZFXg/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 00:00:00
106431文字
会話率:45%
ああ、旅の人、こんな辺鄙な地までご苦労さまなことでございます。なに、魔法の品が欲しくてここまではるばるいらっしゃった。強大な魔王を倒す旅の最中? ははぁ、それは大変なことですなあ……。
まあ、まあそう慌てなさらず。この茶と菓子でも召し
上がってください。甘くて消化に良くて、すぐに疲れが癒えますよ。それに、魔法の品を譲るのはやぶさかではございませんが、その前にこの年寄りの話をひとつ聞いてはもらえませんか。
「魔法」というものはどうにもこうにも門外漢には理解がしがたいものです。よくご存じない方たちには、なんでもできるすごい力、というぼんやりとした印象ばかりが拡がっているようで。
魔法というものはそこまで万能のものではございません。魔法は偉大な力ではありますが、とてもとても儚く危うげなものでもあるのです。
豪華絢爛な馬車が十二時の鐘の音とともにかぼちゃに戻るように、魔女が倒されるとお姫様にかけられた呪いがなくなるように、魔王を打ち倒せば邪悪な瘴気に満ちた城が崩れ落ちるように。
これは、魔法に頼りすぎるとどんな恐ろしいことになるのか。それを戒めるために魔法使いの間に伝わるおとぎ話でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 12:30:35
2500文字
会話率:10%
通学路に黒い少女が現れた。
中学生の主人公には、ぼんやりと見える。
出会う度に黒い少女の姿が鮮明となり、
声を聞くこともできるようになった。
――黒い少女の真意が明かされる。
この作品はKADOKAWAが運営するカクヨムにも掲載していま
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-28 18:00:00
3009文字
会話率:22%
女性 愛してる愛してる
男性 殺したい殺したい
最終更新:2021-06-19 11:35:56
1849文字
会話率:0%
神に見初められた少女の魂は神の遊び“輪廻転生”を繰り返していた。家族愛をただ求めて転生を受けてきた。
しかし。転生しても、転生しても、家族に愛されることはなかった。誰も彼女を愛で満たしてはくれなかった。
もう転生は要らない。と言う少女
に神は
「最後に一度、全て俺がセッティングしてやろう」
神様、本気を出してくれるみたいです。
火がついた神様を止める者はもういない。過保護に付けられた|親愛促進《チートスキル》。効果が絶大過ぎて肉親に限らず、子をなす準備が始まった全ての人々の母性、父性を刺激してしまうようです。故に、親愛から恋愛に転じることが通常の数倍困難になっているとのこと。
その代償に、声や発達速度色々失ってしまった少女ですが……どーでもよさげですね。
とても幸せそうです。
さて、前置きが長くなりましたが。
これはトラウマばっかりぼんやり覚えて転生しちゃった女の子が、保護者達に可愛がられながら色んな愛に触れ、やがて恋を知り。
一人を愛し、一人に愛されるまでのお話です。
R15設定は、彼女の前世、前前世、前前前世(以下省略)が壮絶なため。本編は残酷な描写はありません。……たぶん。
ボーイズラブ、ガールズラブ等は腐ったお姉様方、同性愛者がいらしゃっるため、そういう描写が出てきます。ご注意下さい。
不定期、のんびり更新で参ります。
皆様の暇潰しになれば幸いです。
どうぞ、ゆっくりしていってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-08 22:56:27
21924文字
会話率:33%
地味であまり器用とは言えない史織が好きではない引っ越しのトラックで、本当の自分に気づいていくお話です。
ヴァレンタイン・デイに派手にやらかした前の彼、ぼんやりしているところがかえっていい今の彼……そして、意外な新たなきっかけ。
短い章ごとに
史織の秘めた想いを綴った詩を置いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 20:00:00
19220文字
会話率:37%
高校一年生の主人公、星乃 彩希は、彼女が七歳の頃、世界から色を奪われた。
その時から、彼女自身の時も止まったかのように、感情も薄くなれば、楽しみも、悲しみも感じることが殆ど無くなってしまう。
──もう、ただぼんやりと、生きていようと。
そ
う彼女は諦めて、今まで過ごしてきた。
高校に入学して、ある事がきっかけで生物部へ入部する。
個性豊かな部員、みんなと接していく内に彼女は──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 01:00:00
7080文字
会話率:21%
帝大に通う大学四年の若月は周りが会社などに走るのを横目に持ち前の無気力と愚鈍だか聡明だか判らぬような眼をして、何もせずに落ち着いて居る。友人の高野は半端に世話を焼く。のんびりと日常とゆっくりした推移を描写します。
細かすぎる時代指定はしてい
ませんがぼんやり昔です。地の文は現代かな、彼らの言葉は其の時をイメージして多少仮名遣いを今と違えていますが固くはなく、のんびり気を抜いて読める程度にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-24 16:18:48
14026文字
会話率:33%
七歳の頃池に落ちたショックで前世の記憶をぼんやりと思いだしたオリーヴィア。
自分が恋愛小説『恋は紅茶にはちみつを添えて』の悪役令嬢だと知ったオリーヴィアは破滅を回避しようと頑張るが努力むなしくヒーローとヒロインが恋に落ちてしまう。
それなら
いっそ盛大に後押ししちゃいますわ!
と、ヒロインたちに断罪されないための提案書を提示して協力を得ようとするが、その前にどんどん雲行きが変わってきて?
わたくし、ティハニの未来のために頑張りますわ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 11:05:16
21361文字
会話率:44%
ぴちゃんっ
あれ。水の音が聞こえる。
ぼんやりとした頭で考えながら、ゆっくりと目を開けると、そこは知らない場所だった。
「ここはどこ?」
そっと呟いたつもりが、聞こえた声にびっくり。誰の声?
誰かいるのかと思って、辺りを
見回した。見えるのは、月明りに照らされた泉と暗く深い森の木々。わたしは腰まで泉に浸かって立っていた。体を見下ろすと、白っぽい色をしたシャツ一枚を着ていた。濡れたシャツは、ふくよかな胸やくびれた腰まで張り付いたあと、裾が水面に広がっていた。飾り気のまったくない、シンプルな物だった。靴は履いていない。裸足の足が泉の底を踏みしめている。
「誰かいるの?」
木々の暗闇に向かって問いかけたが、動物の鳴き声も聞こえない。静かな夜だった。
そして始まる、少女の旅。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 09:00:00
49426文字
会話率:44%
寝起きが異常にぼんやりとした23歳の四宮雛(しのみやひな)は目が覚めると知らない部屋に監禁されていた。
ただの古い知人と名乗る『壁の向こう側の彼』は三食外出自由お小遣い付きという誘拐犯にあるまじきフリーダムな共同生活を要求してくる。さ
て、彼の正体とは?目的とは___?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 03:21:16
3885文字
会話率:10%
『剣と魔法と日本人たち』を書く以前からぼんやり考えていたことをまとめてみました。
今回は筆者の趣味から見えた、技術の進歩で変わって行ったモノについて考えをまとめてみました。
最終更新:2021-05-10 10:17:51
2806文字
会話率:0%
『剣と魔法と日本人たち』を書く以前からぼんやり考えていたことをまとめてみました。
異世界転移作品を書く上で影響を受けた漂流記を例に挙げ、その魅力を紹介したいと思います。
最終更新:2021-05-08 11:28:03
2170文字
会話率:0%
『剣と魔法と日本人たち』を書く以前からぼんやり考えていたことをまとめてみました。
照明用燃料の歴史を通して、筆者の登場人物のあり方についてまとめてみました。
その備忘録的な小片となります。
最終更新:2021-05-05 21:27:46
2301文字
会話率:0%
学生生活最後の夏休み、奈良へ旅行する日になって、突然、博多駅構内に由美子が現れた。彼女と会うのは、ほぼ-年ぶりであった。川中が知らせておいたのだろう。白いワンピースがひときわまぶしく感じられた。
私たちは駅構内の喫茶室で談笑しながら改札を
待ったが、そこで、川中と由美子の間柄が以前に比べ、ずいぶん変わっていることに気づいた。私がコーヒーをひとくち飲むと、由美子は川中のコーヒーに砂糖とミルクをさりげなく混ぜた。川中の好みを十分知りつくしていなければできることではない。
喫茶店から改札口まで歩く際も、由美子は川中のそばにぴったり寄り添っていた。
川中と由美子の間柄は、大阪へ向かう夜行列車の中で明らかになった。流れる町の灯をぼんやり眺めながら、川中と私はビッフェでビールを飲んでいた。
「まだ、だれにも話してないんだけど、卒業したら、オレ、結婚するつもりだ。生活力もなにもなくて、まだ早いとは思うけど……」
川中は恥ずかしそうに、頭を掻いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 09:00:00
24072文字
会話率:21%
ちょっぴりSF要素のある恋愛小説。あらすじは話の進み具合によって時々増やしたり減らしたり変えたりしていく予定です。この作品はノベルアップ+さん、小説家になろうさん、エブリスタさん、カクヨムさんで同時に掲載しています。
時は未来。今よりちょっ
と便利になっているかもしれない、でも必ずしもそうだとも言えないような時代。常緑商店街に店をかまえる「藤見豆腐店」。その店主の一人娘である藤見木綿子(ふじみ・ゆうこ)は働き者の家業手伝い。幼なじみである常緑大学の大学院生、鳳荘助(おおとり・そうすけ)は今日も通学時に店に寄って好物のおいなりさんを買っていく。頭はいいけれどいつもぼんやりとしていて言葉が足らず、たまに思いがけず突飛なことをしでかす変人である荘助と、学はないけれど元気でさっぱりした性格の常識人である木綿子。二人は毎日のように顔を合わせているけれど、木綿子は荘助に会えばいつも小言ばかり言ってしまう。それでも木綿子はその関係に一定の満足感を得ていた。
ある日、常緑大学で教授をしている荘助の父親の口利きでとあるお屋敷で開かれるパーティー料理のための豆腐を卸すことになった藤見豆腐店。豆腐を配達した折に、お屋敷の使用人に気に入られた木綿子は、お屋敷で行われるパーティーを特別に見学をさせて貰うことになる。目立つことをする気はなかった木綿子だが、ふとした拍子に近頃話題の「過去から来た男」常磐治親(ときわ・はるちか)と出会い、話をすることになって――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 04:32:51
12530文字
会話率:32%
私、数見れんげは家でぼんやりとしていた。すると突然、居間に異世界からの一行が現れた。見た目は美しいのに勢いの激しいイザドラさん、おしとやかに見えて発言が斜め上なルースさん、そしてなぜか私に丸投げのマイルズさん、そしてネガティブ垂れ流すデータ
スさん。そんな個性豊かな4人組の目的は、異世界観光!(24時間)。だけど4人の所持金は、異世界のお金のみ。そして私はバイト代支給前の貧乏学生。お金のない5人による長崎一日観光、始ま……らせたくない!
※頑張っている医療従事者に捧ぐ。ちょっと観光気分に浸ってもらえれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 14:00:00
106993文字
会話率:44%
ある日、僕はドライブの最中ぼんやりしていたのかドンという音と衝撃に驚き慌てた。
人を轢いたんじゃないかって。
でもそこには何もなかった。
夢でも見たのか?
それからだ。
不思議なことが起こるようになったのは。
いつまで続くのか…。
僕にと
って恐怖の夜はやってくる。
Ameba、FC2ブログ掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-27 20:02:10
2482文字
会話率:18%
ある時、気付いたら知らない場所にいたし、自分のことも、ぼんやりとしか思い出せなかった。
そんなわたしを助けてくれたのが、母さんと、父さんと、兄さん、今のわたしの家族。
でも、これはわたしが勝手にそう呼んでいるだけ。みんなからどう思われている
かは、わたしは知らない。
わたしには、みんなの言葉がわからないし、わたしの言葉もみんなには伝わらないから。
◆
獣人の家族に拾われた少女が、言葉が通じないまま兄と慕う相手に溺愛されてそのまま結婚してしまうお話です。
(語り手が無知なまま結婚するので、見方によっては怖い話だと思います。あまり良い話ではないかもしれません)
語り手は相手を「兄さん」と読んでいますが、血は繋がっていませんし種族も違います。なんなら多分語り手の方が年上だと思われます。
カクヨム、ノベルアップ+でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 18:33:49
13034文字
会話率:3%
カフェ『TEAS 4u』には日々、様々なお客様が訪れます。
大好きなテニスができなくなり、ぼんやりと毎日を過ごしていた少女。
バイトをいくつも掛け持ちし、写真を撮り続ける若者。
先生にずっと好意を寄せている少年。
突然来店した元店
主。
間近に控えた結婚に不安を抱いている女性。
そんな彼、彼女たちが紡ぐ心満たされるストーリー。たった一杯の紅茶が、あなたの人生の転機になる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 14:00:00
136411文字
会話率:42%