――結婚式の準備はそっちに任せるよ。
――それでさ、この二人を側室として迎えようと思ってるから。
――上手いことよろしく、正妻さん。
数か月後に夫となる予定のトンプソン男爵家子息ルイ・トンプソンが言い放った一言と〝この二人〟と言って差し出
した絵姿を見た瞬間。
バデル公爵家令嬢ハナ・バデルは前世の記憶を思い出した。
望月 花奈だった頃の記憶を――すべて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 00:33:20
50005文字
会話率:48%
身分の低い男爵家の三女として生まれた私は、身分が上の伯爵家の使用人としてお嬢様に冷遇されながら働いていた。
そんなある日、王家の関係者から第二王子主催のパーティのお誘いがはいり、王城に入るが周りには着飾った紳士・淑女達。
私は場違い感
を感じていると、壁にもたれかかっている地味目な金髪の紳士を見つけた。
「なぜ壁にもたれかかっているのですか?」
少し自信がなさそうな金髪の紳士に声をかけた。この声かけがのちに大きな波紋を生むとはこの時の私は思ってもなかった。
ーー
・文章協力、古野ジョンさん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 17:34:18
6367文字
会話率:54%
卒業パーティーが開かれる王立セントワーズ学園の舞踏ホール。
卒業パーティーに限らず公式の社交の場では、婚約者がいる者は婚約者にエスコートをされて入場するのが通例なのにも関わらず、アスティナ・ダストンは今日、一人で入場した。
たった一人きりで
立つアスティナとは対照的に、目線の先には複数の令息に囲まれ幸せそうに談笑する女性、ダリア・ラビットソンが立っている。
ダリアは元々は孤児院育ちで、16歳となり成人してからはリンカーン修道院で生活していたダリアは、ある日突然強い癒しの力に目覚める。
それを知った王室が、ダリアの強い癒しの力を国で保護するためにラビットソン男爵家の養女として、この王立セントワーズ学園に転入させたのがちょうど一年前。
他の貴族令嬢とは違う、市井育ちの天真爛漫で心優しいダリアは瞬く間に学園の男子生徒を虜にした。
そう、今私の目線の先のダリアの隣で穏やかな表情を彼女に向けている───アスティナの婚約者、ラルフォンス・エーベルハイトもその一人だ。
卒業パーティーが進むうち、ダリアを取り囲む令息のうちの一人である第二王子ロベルトが、皆の前でアスティナと自身の婚約者であるジャクリン・タウンゼンを呼びつける。
ロベルトの隣には、腕をべったりと組んで立っているダリア、その隣にはラルフォンスと、宰相の子息、騎士団長の子息、魔法師団長の子息が並ぶ。
そしてロベルトとラルフォンスは、アスティナとジャクリンに向かって、こう宣言する。
「私、ロベルト・ジョースターはジャクリン・タウンゼンと───」
「私、ラルフォンス・エーベルハイトはアスティナ・ダストンと───」
「「婚約を破棄する!!」」
*********
※一話が短編並みに長いですが、続編があるので連載形式にしています。
※一話が長いため不定期連載。恐らく3〜4話で完結予定。
※貴族制度などはオリジナル設定でふんわりしています。細かい部分はお目溢しください。
※一応魔法がある世界線ですが、ファンタジー要素は薄め。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 07:00:00
46737文字
会話率:39%
引っ込み思案な少年リト。男爵家に生まれた彼は公爵令嬢アイリスに恋をする。普通なら絶対に出会うことのない彼女にリトは奇跡の出会いをはたす。
※注意:何でも許せる人向けです。広い心をもって読んでください。
最終更新:2023-11-24 19:00:00
20963文字
会話率:28%
男爵家に引き取られた元平民のターニャは産まれた時から貴族としての教育を受けて来なかった為、貴族だらけの学園に通う様になると、学園の中で浮いていた。
そんな彼女に興味を持ったのが、よりにもよってこの学園に通っている第一王子のエドモンだった
。第一王子は公爵令嬢ロザリアの婚約者である。にも関わらず、エドモンはターニャと度々二人っきりになるような行動を起こしていた。
婚約者であるエドモン第一王子の行動に頭を悩ませていた公爵令嬢ロザリアの元に、渦中の男爵令嬢ターニャが手紙を差し出して来たのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 18:00:00
6292文字
会話率:30%
ヴァラグ男爵家の三女、ウルリカには前世の記憶がある。
しかし思い出せる内容はうっすらぼんやり日常的なものばかりでチートで文化革命などを行えそうにもないしやる気もない。
そんな中、幼馴染の母親が難病で亡くなってしまう。幼馴染のカレルを
慰めながらウルリカは思う、この世界の薬学はどこか勿体なくないか――。
前世も現世も薬の詳細なんか何も知らないけど、他とは少し違う価値観の記憶がウルリカにある。流れで婚約者になったカレルを撫でながら彼女は薬の研究に挑むことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 14:53:35
12165文字
会話率:15%
名門公爵家のご令息コーリーは、しがない男爵家の五女であるカミラになぜかご執心である。学園時代は「どうにかして仲良くなりたいコーリーvs.面倒ごと(コーリー)を避けたいカミラ」の戦いが繰り広げられ、卒業後は「どうにか結婚したいコーリーvs.絶
対求婚に頷きたくないカミラ」の戦いに進化した。いずれもコーリーが勝利をおさめたのだが、その裏側をご紹介する。
※本編をお先にお読みくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 06:00:00
39562文字
会話率:56%
貧乏男爵家の末っ子・アルティアの婚約者は、何故か公爵家嫡男で非の打ち所のない男・キースである。
魔術学院の二年生に進学して少し経った頃、「君と俺とでは釣り合わないと思わないか」と言われる。
そのときは曖昧な笑みで流したアルティアだったが、そ
の数日後、倒れて眠ったままの状態になってしまう。
すると、キースの態度が豹変して……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 01:11:05
3926文字
会話率:22%
世界の全てを知るために、人生を賭けた男がいた。
何故神は人を創り、魔物を生み出し、戦争を始めさせたのか。
それを知る為だけに生きた男は、真理に到達する目前に命の灯を消してしまう。
だが彼は諦めなかった。必ずや世界の真理に辿り着いて見せると
。
彼は前世の記憶を失い、グローリー男爵家の三男、アレックス・グローリーとして二度目の生を受ける。
彼は記憶を失ってもなお、計り知れない知識欲により、5歳になる頃には屋敷にある書物を全て読みつくしてしまっていた。
8歳になった歳に教会で行われた『洗礼』により自分の職業とスキルを知る。
聞いたこともない職業に彼は心を躍らせた。
自身のスキルである『分析』と『再構築』とは一体何なのか。
彼はあらゆるものを対象にスキルを行使していった。
そして自身が持つ魔法のスキルを対象に『分析』を行使した時、ある事に気づく。
この魔法式は美しくないと。
そして彼は『再構築』のスキルを使い、彼が望む魔法式へと変換していく。
彼は知る由もなかった。
彼が作り上げたオリジナルの魔法式は、彼を世界の心理へ導くことになるということを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 18:00:00
63062文字
会話率:49%
一人称は「オレ」、行動力だけは抜群、やんちゃで活発でスポーツ万能な女子高生は、その記憶と性格を持ってカーブ男爵家の令嬢バルル・カーブに転生していた。貴族の両親からは「男爵家の令嬢であれ」と言われ続け、窮屈な毎日を送る。
ある日、男爵家の維
持が危ないらしく、バルルは両親から、軍人公爵スイーパー家(分家)の別邸に、侍女として送られた。そこで8年ぶりに出会ったバルルの初恋の人は、軍人として「格好いい人」になっていた。
ーーーオレも、あんな風に格好良くなりたい!
そこからバルルは「世界最強の侍女」を目指すことを決意するのだった。
※少し話数多め、明るいお話になります。更新は不定期になりますが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 20:06:10
27992文字
会話率:39%
貴族は魔力を持ち、魔法を使うことが常識の世界。
男爵家の庶子であるが故、魔力を持たずに産まれたエドガー・クロス。実家では政略道具、学園では無能として、散々な日々を送っていた。
ある日彼は問題児として同じような「はぐれ者」であるクラウド・
へブリックと出会う。最初こそ苦手な奴だったが、共に過ごす内に彼に惹かれていて・・・。
問題児な魔法使いの男子学生×色々なことを諦めた人間の男子学生
※以前書いた短編「真面目人間と、いい加減な魔法使い」(https://ncode.syosetu.com/n0653ig/)と大方のキャラクターは同じですが、世界設定やストーリーを変えた上、ボーイズラブものに変更しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 20:21:23
10288文字
会話率:41%
父の死後、没落貴族の母と妹によって下女のように扱われてきたシャーニャ・アーチェマ。魔法が使えないシャーニャは、奴隷少女のオークションを仲介する悪徳男爵家に売り飛ばされる。しかしある雨の日、シャーニャの屋根裏部屋に見知らぬ精霊が訪れる。「目、
まんまるだよ? こわい?」(しゃべった……!)。そして迎えるオークションの日、シャーニャを迎えに来た人物とはーー? 運命が交錯するハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 18:19:52
12868文字
会話率:36%
幼い頃の火災以降、たびたび発熱に悩まされてきたアリス・クノール。身寄りのないアリスは男爵家で下女同然の生活を送っていた。日食の日、これまで感じたことのない高熱で倒れ込んでしまったアリスの元へやってきたのは、氷のように冷酷で非情だと有名な「氷
魔公爵」ドイル・セブンティーンだった。「ようやく見つけたぞ。炎魔姫!」っていきなり言われましても……どういうことですか?? 冷たく温かい、ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 19:50:44
5951文字
会話率:27%
錬金術師の成金男爵家に生まれた長女レイン。自分だけ錬金術の才能がなく、屋敷の中では下女同然の生活を送っていた。「こんな姉いらない」と騒ぎ出した妹の一言で、レインは禁忌錬金術の“マナ”にされることに……。儀式を翌日に控えた夜、男爵家にやってき
たのは、知的で高貴な大貴族のシリウス・ベルンハルト公爵だった。彼がレインを迎えにきた本当の理由とはーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 19:33:03
10624文字
会話率:36%
男爵家の侍女メルディナは、屋敷に押し入った盗賊たちに令嬢の身代わりとして捕えられる。盗賊たちは、メルディナに花嫁募集中の辺境伯セーファス・フィルビーに嫁ぎ、〈フィルビーの至宝〉という宝の情報を探り出せと命じる。人質を取られ逆らえないメルディ
ナは、潜入するために結婚する。セーファスは嫁に来たメルディナに優しいが、使用人たちは変わり者ばかりだった。かくして、秘密だらけの二人の結婚生活が始まる。
※カクヨム様にも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 17:00:00
37602文字
会話率:31%
これは二人で一人の少女の復讐劇の序幕である。
ソニア・ソリューズは男爵家の令嬢として生まれた。そんなある日ソニアは侯爵令息と婚約をする事になったのだが、暗殺の濡れ衣を着せられ殺されそうになる。
その場をなんとか逃げ出したソニアだったが、令
息の放った追っ手騎士達に捕まってしまう。
殺されてしまう。そう思った絶体絶命の最中、突如して青い炎が現れ騎士を撃沈。顔を上げれば、そこに現れたのはフードを被った魔法使いで、次々に騎士達を撃沈する。
しかし驚くことがあった。その顔と声はなんとソニアと全くの瓜二つだったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 10:14:32
4484文字
会話率:37%
「歌姫メアリー、お前が此度の連続殺人の犯人だ!」
聖女に次ぐ象徴である歌姫メアリーは歌魔法《禍歌》のスペシャリストという理由だけで殺人犯の汚名を着せられ《呪われた歌姫メアリー》という二つ名が広まってしまう。
ここ歌の国カントゥスでは、王家
、教会(歌姫も含む)、貴族――そして人外貴族という四つの権力が絶妙なバランスを保つことで成立している。
噂を聞いて嫌味を言ってくる騎士団副長イザークに、メアリーは嫌味を返す。いつもの言い合い。けれど本心は――。
「(……このままではダメ、だな。素直に好きだと、お前が心配で大切だ――って、普通じゃない俺が言ってもコイツは受け入れるんだろうか)」
(態度が悪いのは私だけ。そう考えると凹むなぁ。イザークがもう少し捻くれた言い方や、嫌味を言わなければ……私だって……)
お互いにある秘密を持つのもあり、素直になれないでいた。
両片思いなじれったい二人だったが――。
「近年、立て続けに起こる人外が絡む未解決事件を考え、「教皇聖下及び国王陛下から専門部隊を作るように勅命が下った。イザーク、そしてナイトメア伯爵、歌姫メアリー嬢の三人を軸に未解決事件も含めて対応をしてもらう」
「は? はあああああああああああ!?」
「え? ええええええええええええ!?」
「おお、息ぴったりだな」
「いやいや! なんでそんな危険な任務に、この猪突猛進女を!?」
「ロバート様! なんでそんな大事なお仕事で人選ミスをしたんですか!?」
「ハハハハッツ! 最高権力者の独断と偏見だ! 諦めろ!」
幼馴染みの騎士団副長イザークと、《呪い食い》の異名を持つ人外貴族ルーベルトと未解決事件専門の騎士団特別室が設立する。
お互いの持つ秘密や過去が明らかになっていく途中で、魔界と地上のゴタゴタに巻き込まれてしまい――イザークとメアリーの距離も大きく変わっていく。
これは魔王の庇護下にある地上と魔界も巻き込んだ、人外事件簿である。
※ミステリーお決まりの密室殺人とか、列車旅行、逃亡劇など出てきますがサスペンス要素が強いですたぶん。
主な登場人物
■メアリー・イルマシェ(19)
→元侯爵令嬢、現在は歌姫。
■イザーク・バルツァー(23)
→男爵家の三男。騎士団副長
■ルーベルト・ナイトメア伯爵(???)
→人外貴族
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 21:11:41
84226文字
会話率:47%
「イザベラ、お前との婚約を破棄する!」「はい?」悪役令嬢のイザベラは、婚約者のエドワード王子から婚約の破棄を言い渡されてしまった。男爵家令嬢のアリシアとの真実の愛に目覚めたという理由でだ。さらには義弟のフレッド、騎士見習いのカイン、氷魔法士
のオスカーまでもがエドワード王子に同調し、イザベラを責める。そして正義感が暴走した彼らにより、イザベラは殺害されてしまった。「……はっ! ここは……」イザベラが次に目覚めたとき、彼女は七歳に若返っていた。そして、この世界が乙女ゲームだということに気づく。予知夢で見た十年後のバッドエンドを回避するため、七歳の彼女は動き出すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 09:45:10
269010文字
会話率:37%
希代の悪女シャーロット・グウィンズ侯爵令嬢。
彼女は第一王子ハロルドの婚約者だったが……その悪評から婚約破棄をされてしまう。
王子が庇うように傍に置くのは男爵家の庶子、元平民の女性マリーア・レント。
シャーロットの悪評は、彼女を虐め、迫害
していたという噂から始まっていた。
婚約破棄と、様々な罪を突きつけられたシャーロットを庇う者はいない。
そんな中、シャーロットはハロルド王子に問いかけた。
「私が居なくても、貴方は彼女を愛したかしら?」
そうしてシャーロットは自らの持つ固有の魔法【記憶魔法】を行使する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 23:18:52
332517文字
会話率:27%
王立学園に入学したのは……ピンク髪の男爵令嬢。
アリーゼ・カルセル。
彼女は、男爵家に生まれた庶子で、髪の色はピンク色の可愛らしい女性だった。
けれど、そんな彼女が学園で向けられる視線は、奇怪なもので?
最終更新:2023-05-28 09:40:29
10515文字
会話率:35%
公爵令嬢であるレイファール家の長女、リーティア。
才色兼備、眉目秀麗。立場もさることながら優れた魔力を持ち、王妃の最有力候補でもある彼女は学園で憧れの的であった。
貴族としての胸を誇りにもち、規則正しい毎日を過ごしていた彼女であったが、ある
日とある少女が学園に入学してくることを知る。
その名はステラ。平民であり性はない彼女であるが希少な「光」の魔力を持つ彼女は、国の未来のため男爵家に養子として迎えられ貴族の通うこの学園に入学することになったのだ。
その魔力の稀少さゆえ、王太子の妃候補として名を連ねることになるのは明白で、リーティアは一層気を引き締めなければならないと気持ちを改めた。
──しかし
「ステラさん!? 貴女また遅刻する気ですか!? 今月だけで何度目かと……!!」
「……いや、もう、起きるとか……そういうの、無理……」
「ちょっ、なんで寝直すんですの!? いいから早く起き、起きなさーい!!」
いざ学園にやってきた彼女はあまりにも怠け者で、それはそれはだらしなさすぎる少女であった。
「なんで、なんでわたくしが貴女の世話なんか……!」
「だってお付きのメイドさんなんていないし、というか放っておけばいいじゃん」
「そういうわけにもいきませんの! あと言葉遣いも直してくださいまし!」
このお話は学園を舞台にした激しい王妃争い……などではなく、何とか怠けたい少女とそんな彼女を品行方正に躾けたい公爵令嬢のお話。
「……おかしいなぁ。漫画だったらただの悪役令嬢だったのに……」
「え? 何かおっしゃいまして?」
「んん、早く寝たいなぁって」
「さっきまで寝ておりましたわよね!? あと言葉遣い!」
「はいはい……」
「「はい」は1回!!」
果たしてリーティアはステラをキチンと躾けられるのか……
それは誰にもわからなかった。
※この作品は基本的にほのぼのとした物語で、シリアスな展開や誰かが傷つくような描写は出来るだけ出さない予定です。
ちょっと日常に疲れた方にお届けしたい内容ですので、どうぞよかったら読んでくだされると嬉しいです。
平日に時間帯は未定ですが一話ずつ更新する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 21:03:42
105445文字
会話率:58%
妾の子であることを隠して男爵家に養子入りしたアネーシャ。しかしすぐにバレてしまい、屋敷の中も、外も腫物のように扱われる日々。そんな彼女に毎日求婚するおかしな男がいた。
それは勇者アレス様だった。偶然パーティーで出会い、運命的な出会いをした
二人は恋に落ちる……というわけではなく、勇者様から一方的に愛を囁かれる。
一発逆転の大チャンス。けれど彼女には、勇者の求婚を断り続ける理由があった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 19:20:28
9862文字
会話率:34%
※このお話は同タイトルの連載版になります。途中まで同じ内容です。
私は『邪気を体内に取り込んで浄化する』という力を持つ聖女だった。でも、そのせいで体中に黒い文様が浮かび『邪気食い聖女』と嫌悪されている。
だから、新しい聖女が現れたとた
んに、婚約者の第三王子に婚約破棄され神殿から追い出されてしまった。
「婚約破棄はいいけれど、お金がないと実家が困るわ……」
私の大好きな家族は貧乏男爵家。これから、弟のアカデミー入学も、妹のデビュタントも控えているのに。困った私に、元婚約者は次の働き先を紹介してくれた
「お前に似合いの醜い男がいる」
『血まみれ公爵』と呼ばれる方の元で下働きとして働くはずが、ある理由から私は公爵と仲良くなり……?
一方そのころ、聖女を追い出した婚約者は大変な目にあっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 22:37:49
101345文字
会話率:41%
推理小説という新しいジャンルが流行している今日この頃、婚約が決まった。子爵様の嫡男ということで、男爵家の娘である私が嫁ぐにはラッキーなのかもしれないけれど、婚約者様には恋仲の女性がいるらしい。そんな婚約者様がおっしゃるには。
最終更新:2023-10-15 00:00:00
15681文字
会話率:19%