いつもの様に畑仕事を終えて家に帰る途中だった。
グラッと地面が揺れて地震かと思った次の瞬間には腹部に激痛が走っていた。
条件反射的に腹部を押えれば ぬるっとした赤い物が手に付いた。
血だと認識した瞬間ドサリとその場に倒れ込んでしまった。
何? 地震の揺れで何かが落ちて来て刺さった? それとも通り魔?
いやそもそもがこんな僻地に通り魔なんてまず居ないだろう。
ならばこれはどういう事なのだろうか。
状況を把握しようにも体に力も入らない。声も出せない。息が苦しくなる。
**** **** ****
アラ還おかんが異世界で好き勝手に生きる物語。
時々シリアス、時々コント、時々笑える範囲のシモネタ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 23:30:00
130915文字
会話率:33%
ニナとマギーお姉さんは、しがない渡り人(オーキー)である。二人は幸せな暮らしを夢見つつ、今日も一生懸命、廃墟を漁ったり、畑仕事で食べ物と賃金を貰ったり、野犬やゾンビから逃げ回って日々を送るのだ。
カクヨムとハメ(予定)にも転載
最終更新:2025-05-18 10:00:00
1019937文字
会話率:19%
ある日突然、両親が亡くなった。そして叔父夫婦に家を乗っ取られ、追い出されてしまった四兄弟。
元乳母に引き取られ平和に暮らしていた。長女と長男は冒険者に。次男は畑仕事や薬草を育てている。末っ子三男はまだちびっ子だ。それでも姉や兄を守りたい。そ
んな気持ちが、いつの間にか守護の付与ができるようになっていた。
実は三男、前世の記憶があった。
「ごめんなさいですぅぅー!!」とギャン泣きしながら謝っている、創世の女神でもある主神。その泣き虫女神にお詫びで貰った大きなワンちゃん(?)も一緒に、四兄弟が色んな事に巻き込まれながら挫けず生きていきます!
兄弟は叔父から家を奪還できるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:54:40
898638文字
会話率:57%
魔法大国フロロー王国の森の外れ、ハイネ村で育ったガーネット。ある日、いつものように畑仕事を終え帰宅途中に不運にも魔物と遭遇してしまう…
ぎゃあああ-------絶命絶命
助けてやろうか?
眩い光が広がる
社畜で生命を落とした前世を思
い出した-----走馬灯で誓ったのだ…生まれ変わったらニートになって家賃収入かFIREで生活してやる…絶対
目を覚ましたら、チート魔女???聖女の力も使えるし、ひと山なんて小指で潰せる、しかもこの身体全く魔力減らないんですけど!?でも、この力が王国に知られたら前世のように搾取されるんじゃ…
ニートだ、ニートを目指そう。
見切り発車小説、ハピエン主義者、ヤンデレ好物
誤字脱字常習犯です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 21:00:00
15672文字
会話率:1%
幼馴染の喜助と亀作。
畑仕事の最中に「野辺送り」と呼ばれる弔いの葬列を見かける。山道をゆっくり進んでいく「山不知火」と呼ばれる松明の光の中に、二人は恐ろしい「戻り不知火」を見つけることとなる。
最終更新:2025-05-12 21:06:26
7702文字
会話率:46%
前世は動物たちをこよなく愛した牧場娘。事故(?)で命を落とした私が転生したのは、ファンタジー世界――カーラ王国のド田舎貴族令嬢リリミー・ハーベストだった!
豚小屋が応接間の貧乏領地で、貴族らしからぬ土仕事に明け暮れる日々。「こんな地味な人生
、もうウンザリ!」と思っていたけれど……。
「リリミー、君は俺だけのものだ!」
「いいや、リリミーは俺が守る!」
なぜか行く先々で出会うのは、やたらと私に絡んでくるイケメンたち!? しかも彼ら、どこか見覚えがあるような……?
そう、彼らは前世で私が可愛がっていたペットたちが転生した姿だったのだ!
クールな黒猫系王子に、わんこ系わんぱく王子……その他色々。
かつて私が注いだ愛情は、今度は彼らからの激しすぎる溺愛(=求愛?)となって返ってくることに!
「ちょっ、あなたたち、近いってば!」
畑仕事の合間も、貴族の社交(大嫌い)でも、猛烈アピールは止まらない!?
元・飼い主の転生令嬢リリミーと、元・ペットのイケメン(&もふもふ?)達が繰り広げる、勘違いと溺愛が交錯する、異世界ドタバタ・ラブ(?)ファンタジー!
果たしてリリミーは、彼らの(ちょっと困った)愛情を受け止められるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 10:47:06
39823文字
会話率:29%
超ど田舎に住む弟のリオと姉の梨花は、似てない二人の姉弟だった。学校には行かず、畑仕事で暮らす日々。ある日、大人だけが行けるという施設への疑問と不満を抱いた梨花がリオに訴えるが、無関心な態度に激怒してしまった。朝になり、梨花は家に戻らず、村の
人々が不審者の噂を聞く。心配した大人たちは、村の人々を集め、不審者への警戒を高めた。その時、梨花の姿が目に入らないままだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 04:02:58
5696文字
会話率:41%
17歳の高校生・神崎守は、学校へ向かう途中で突如異世界へと転位してしまう。見渡す限りの草原で途方に暮れる中、彼を襲う魔物のようなうさぎ。必死で逃げる守だったが、その時「脚力がプラス1されました」という不思議なアナウンスが頭に響き、徐々に異世
界での生活に適応していく。
迷い込んだ村で、親切な村長や村人たちに助けられた守は、「適応力」というスキルを活かしながら少しずつ生活に馴染んでいく。畑仕事に奮闘したり、村の子供たちと遊びながら新たなスキル「剣術基礎」が発現。剣術の才能を冒険者ガルドに見出され、さらに剣術実戦スキルまで覚醒する。
しかし、平穏な日々も束の間、村に魔物の影が迫る。初めての戦いに挑んだ守は、その成長した力で村を救い、少しずつ自信をつけていく。異世界で生き抜くために、守の冒険が今、動き出す――!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 07:00:00
36412文字
会話率:59%
とある村に、ぼんやりした男がいた。何かを考え込んでいるわけでも、悩んでいるわけでもない。ただ、生まれつきそういう性分なのだ。畑仕事をさせても、手を止めて空を見上げてばかり。叱られたところで真面目に働くのはせいぜい数分が限界だった。そんな男
に親や兄弟もとうに呆れ果て、最近では「山に入って山菜でも採ってこい」と言われている。つまり、目障りだからいないほうがいいというわけ。
男は一応、山菜を持ち帰るものの、朝から夕方までかけたわりには量が少なすぎた。やはり、山の中でもぼんやりとしていたのだ。家族もそれに気づいたが、今さら何を言っても無駄だとわかっているので、咎めなかった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-26 11:00:00
3115文字
会話率:38%
むかしむかしのこと。ある村にとても背の低い男がいた。
と、そんな彼がどんな扱いを受けたかそれを語るのは少々心苦しい。平たく言えば人間扱いしてもらえなかった。畑仕事に狩り仕事。男からは頼りにされるどころか数にも入れて貰えず女からは文字通り
見下され、できたのは子供の遊び相手ならぬ、からかい相手。
それでも彼は男だ。それも年頃の。欲求は人並み以上。一人物陰に隠れ、己のモノをしごきしごき。見つかれば「おやまぁ、ネズミかと思ったよ」と女たちに嘲笑われ抵抗する術なし股間をグリグリと押され「あふぅ」「ひふぅ」と情けない声を上げ顔を真っ赤、恥ずかしさと快感に涙をこらえるも、こみ上げるものは我慢できず、絶頂。
「わぁ、くさーい」「ふふふっ、そこも小さいくせにねぇ」「ネズミというより虫かもね」
ケラケラ笑われ、虫けらのように仰向けになってヒクつく彼。女たちが去るとむくりと起き上がり静かに涙を流す。そうとも彼にも意地がある。男の涙は女には見せないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 11:00:00
1218文字
会話率:5%
とある村に、お喋り好きの若い男がいた。
いや、好きなんてものじゃない。その喋りっぷりときたら、嵐に揺れる木のごとし。鳥が枝にとまろうと思う間もなく、逃げ出す始末。
ぺらぺらぺらぺらぺらぺらと、朝も昼も夜も飯時も喋りっぱなし。畑仕事の最
中もだ。仲間からいい加減にしろと顔を殴られても一時、止まるだけでまたもぺらぺらぺらと始末に負えない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 11:00:00
4065文字
会話率:0%
エミリー・カーレス男爵令嬢は、前世の記憶……戸田恵美子(83歳)だったことを思い出した。
孫の持ってきた乙女ゲームに転生したことに気付いたが、しかし流石はおばあちゃん、細かいことは気にしない。前世も今世も変わらず趣味の畑仕事。乙女ゲーム
が何かわからないし覚えてないからイベントも何も起きるはずがなく……。
と思ったらお見合い相手はデブの根暗で野菜嫌い!? 食わず嫌いの不健康なんて、おばあちゃんは許しません……。
ってあれ、痩せたら……まさか……!?!?
短編ver日間総合20位ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 19:43:33
109996文字
会話率:57%
エミリー・カーレス男爵令嬢は、前世の記憶……戸田恵美子(83歳)だったことを思い出した。
孫の持ってきた乙女ゲームに転生したことに気付いたが、しかし流石はおばあちゃん、細かいことは気にしない。前世も今世も変わらず趣味の畑仕事。
と思っ
たらお見合い相手はデブの根暗で野菜嫌い!? 食わず嫌いの不健康なんて、おばあちゃんは許しません……。
ってあれ、痩せたら……まさか……!?!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 19:19:12
4864文字
会話率:52%
堅洲町の最端にある集落多胡部。深きものの末裔達が農業で生計を立てるこの小さな集落では、近場の森からやってくる獣による食害が悩みの種になっていた。
折しも今は夏野菜の収穫時期真っ最中。魔王の力で豊作の野菜を全て胃の腑に収めようと、食欲に導
かれて人里に降りてくる獣達。畑を狙う猪達は牙を研ぎ澄ませ、実り稔った夏の恵みに舌なめずりを見せている。
無法者の盗人共に対処すべく、集落の猟師達は定期的に総出で山狩りをしなければならない。
そうなると困るのが人手である。収穫を担当する者が山狩りにとられている以上、畑仕事は遅々として進まない。
そんな同胞の悩みを解決するべく、堅洲町のダゴン秘密教団は毎年団員を手伝いに出していた。
教団の代表である真宗老人に頼まれた響達もまた、夏休みを利用して緑豊かなこの集落にやってきた。
一仕事終えた真夏の夜。休息をとっていた響達の耳に、番犬の声が鳴り響く。闇夜に隠れて暗躍する不審な人影。野菜を狙っているのはどうやら獣だけではないようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 14:45:19
21176文字
会話率:43%
お祈りメールの嵐にくじけそうになっている谷河内 新(やごうち あらた)は大学四年生。未だに内定を取れずに打ちひしがれていた。
ライトノベルの異世界物が好きでスローライフに憧れているが、新の生存確認にやってきたしっかり者の妹には、現実逃避を
していないでGWくらいは帰って来いと言われてしまう。
「スローライフに憧れているなら、まずはソロキャンプくらいは出来ないとね。それにお兄ちゃん、料理も出来ないし、大体畑仕事だってやった事がないでしょう? 虫も嫌いだし」
いや、スローライフってそんなサバイバル的な感じじゃなくて……とそんな事を思っていたけれど、ハタと気付けばそこは見知らぬ森の中で、目の前には『お助け妖精』と名乗るミニチュアの幼児がいた。
魔法があるという世界にほんのり浮かれてみたけれど、現実はほんとにサバイバル?
いえいえ、スローライフを希望したいんですけど。
けれど食べるものがなかったり、魔物が現れたり……とアラタの旅は前途多難?
だけど、おまかせあれ~~~!
『お助け妖精』コパンとアラタの、スローライフを目指した旅が始まる。
『第12回ネット小説大賞』に参加をしています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 12:00:00
252144文字
会話率:51%
『婚約破棄は農協の夜明け』の続編です。相変わらず空気を読まない部長に振り回されています。
その後のミモザとセージが心配だった方は、ちょっと寄って行ってください。
最終更新:2025-01-13 19:01:50
3831文字
会話率:51%
毎日毎日コツコツ、コツコツ。いいカボチャが獲れそう。朝日を浴びながら茶色い木材の床を踏む。この場所に来て結構経った。VRというものはいつやっても楽しい。今日も畑仕事を頑張ろう
最終更新:2024-11-16 06:10:00
2853文字
会話率:39%
「遅刻、遅刻、ヤバイ~」
校舎まで自転車で5分の我が自宅。
だが砂利の坂道(農道)だ。
その途中、俯せで倒れている人発見。
マジか!
街から離れているので通る人もまばらで、既に生徒は校舎に入っている。
周りは畑仕事中の農家さんば
っかりだ。
知らない振りを出来る度胸もない私。
「あのー、大丈夫ですか?」
声かけに返答はない。
肩を揺すると、う~んと唸り声。
「サクラさん、好きです。結婚して~」
抱きついて求婚してくる、金髪の綺麗な顔の男。
サクラって誰よ?
そして軽快に嘔吐。
Oh、何するっと。
制服にも付いたそれ。
近くの農家のおばちゃんに、青い顔で救助を求めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 10:39:45
62974文字
会話率:18%
伯爵令嬢レティシアは王立学園の同級生で次期公爵のヴィクトルから突然、王家主催の舞踏会でエスコートさせてほしいと申し込まれる。婚約者もいないし、ヴィクトルにもいないが、相手は次期公爵様。自分は伯爵の平凡な娘だから、一緒に舞踏会なんて恐れ多いと
断るが、それなら婚約して欲しいと申し込まれる。
選び放題のヴィクトルが何故自分なんかとレティシアは頭を抱える。友人とのお出かけやランチも楽しいが、一人でいるのも大好き。それに自分は正直、淑女教育は受けたが淑女とは程遠い性格だし、ヴィクトルと婚約して結婚したら、いずれは公爵夫人になってしまう。そんなの無理無理、自分には向いてない!と断り続けるが、だんだん周囲から固められて、逃げ道を塞がれていく。このままじゃ公爵夫人まっしぐら!お茶会をするより馬に乗って遠乗りしたいし、領地で領民と一緒に畑仕事をするのが大好きなのだ。それにお一人様でお出かけも公爵夫人になったら全部できなくなっちゃうと焦るレティシアは何とか脱しようと試みる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 20:29:06
86307文字
会話率:46%
人生設計は
村人Aで、当たり障りなく、領主様から土地を借りて農作業、
人並みに結婚して、毎日畑仕事して、変わらない日々を送って
死ぬのがいいとか思っていた。
僕の何が失敗だった?
できる事なんて限られる。
力がないんだ。強くないんだ。
逃
げるしかないじゃないか。
本当にどうしてこうなったんだーー!!
自分を雑魚と認識しつつも様々な出会いに恵まれず、
生きること、生き残ることに苦心する
受け身体質で卑屈に育ってしまった青年の波乱万丈の物語です。
1話毎は短く(1500~3000文字)、
誤字脱字が非常に多いです。
注意事項としましては所々きつい文章が含まれております。(特に4章,8章)
表現不足も相まって酷い状況がより強くイメージされるようです。
ご注意ください。
感想・評価は創作の励みになるので可能でしたらよろしくお願いします。
いつもありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 06:00:00
1123553文字
会話率:36%
迷宮探索高等専門学校、東北分校2年生の最上忍。
東京生まれだが、母親の実家が経営しているペンションが東北分校の近くにあるという理由で、東北分校に通っている。
場所は、秋田県の田沢湖高原。
自然豊かな環境で、自分だけの秘密のダンジョンを見つけ
た。
そこに小屋を建て、畑を耕し、温泉も掘り当てていた。
学校のダンジョン演習でクラスメイトの桜庭あずさを助けたことから、その兄ハヤブサに目を付けられ配信にゲスト出演することに。
顔バレしないようにアバターをつけること、ハンドルネームを付けることで渋々承諾したが、武器を使わず素手で魔物を倒したことで配信はバズる。
おまけに、意味不明なスキル“環境依存”が発動。
最強探索者になっても全く無自覚な最上忍。
「俺には魔石も評価もどうだっていい。
それよりも、早く家に帰って自分が見つけたダンジョンで畑仕事がしたい。
そろそろトウモロコシを収穫しなくちゃいけないんだ」
秘密のダンジョンを快適にするために尽力するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 19:50:00
306868文字
会話率:37%
山奥のあばら家で日々畑仕事に精を出す、地味顔の極貧令嬢メイベル。
ある日突然『筆頭聖女』に担ぎあげられ、安い給金で奉仕作業を強制されて大激怒。
こうなったら荒稼ぎしてやると、闇カジノで身ぐるみを剥いだ『見知らぬ男』から、週に一度の愛
人契約を持ち掛けられ――。
「やります!」
「もし君がどうしてもと希望するなら」
「そういうのいらないんで、お金だけください!!」
すべては老後の資金を貯めるため。
大金に目がくらんで引き受けた、夜限定『筆頭聖女』の高額バイト。
……傷を治せるわけでなく、病気を癒せるわけでもない。
時限式の幸運だけを持つ極貧令嬢メイベルが、不運な王太子にロックオン……されるところから始まる溺愛ルート。
※成り上がりハッピーエンドです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 19:02:15
7846文字
会話率:32%
リオナ村で生まれたマルコは異世界からの転生者である。これは【虚弱体質】の最弱冒険者マルコが【大番狂わせ‐ジャイアントキリング‐】に覚醒し、頼れる仲間達に守られながら、やがて大英雄と呼ばれるまでの物語。
病弱で人生の殆んどを病院のベッドの上
で過ごした少年がいた。
少年は両親に愛され、周囲の人達にも恵まれて幸せそうに生きていたが、その心の中には常に情けなさと申し訳なさを持っていた。
15歳の誕生日の日に少年はその生涯を終え、奇跡的に異世界転生を果たした。
マルコと名付けられた異世界転生者は、前世の病弱さなど微塵も無かった。
但し異常なまで小さく、そして貧弱だった。
小さくてガリガリに痩せているマルコは少し歩けば息が上がり、力も無いので畑仕事も手伝えない。
異世界に転生しても優しい両親に世話をして貰うばかりの足手纏いで何の役にも立たない存在だった。
しかし、ある日村を襲った魔物に立ち向かった時【大番狂わせ】に覚醒して…。
世界最弱。ゆえに世界最強。
周りの支えが無ければ何も出来ないピーキーな最強は、最高の仲間達と英雄への階段を駆け上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 11:37:15
32419文字
会話率:23%