とあるパーティーの席でのこと。
『アナスタシア・フレア。この場を借りて、グルー・マルクは貴方への婚約破棄を申し入れる!』
公衆の面前で、アナスタシアは婚約者であるグルーに婚約破棄を突きつけられ……!?
婚約者に搾取され続ける日々を過
ごしていた没落貴族令嬢のアナスタシア・フレアの悲劇からの逆転劇!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 12:01:14
13496文字
会話率:41%
乙女ゲームの悪役令嬢に転生した―――ヒロインのライバルの取り巻き、没落貴族令嬢のモブに。ヒロインたちが国王を取り合う中、私は実家を養うために隣国の王子と婚約することになった。しかし義妹との浮気を目撃して婚約破棄され、貴族の称号も剝奪されてし
まう。追放先の森で、幼なじみの騎士に出会った。彼は私を溺愛してくれて、遠征先で得た珍しい品物を贈ってくれた。「これは10万マネーで売れるわね……」腐っても貴族、学芸員だった前世の知識を生かして転売を続けるうちに、実家は裕福になり、貴族の称号も取り戻し、騎士と結婚することになった。ヒロイン達の国王争奪戦とは無縁の世界で、夫の溺愛の元、豊かに幸せに暮らします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 18:33:38
1686文字
会話率:44%
「歌姫メアリー、お前が此度の連続殺人の犯人だ!」
聖女に次ぐ象徴である歌姫メアリーは歌魔法《禍歌》のスペシャリストという理由だけで殺人犯の汚名を着せられ《呪われた歌姫メアリー》という二つ名が広まってしまう。
ここ歌の国カントゥスでは、王家
、教会(歌姫も含む)、貴族――そして人外貴族という四つの権力が絶妙なバランスを保つことで成立している。
噂を聞いて嫌味を言ってくる騎士団副長イザークに、メアリーは嫌味を返す。いつもの言い合い。けれど本心は――。
「(……このままではダメ、だな。素直に好きだと、お前が心配で大切だ――って、普通じゃない俺が言ってもコイツは受け入れるんだろうか)」
(態度が悪いのは私だけ。そう考えると凹むなぁ。イザークがもう少し捻くれた言い方や、嫌味を言わなければ……私だって……)
お互いにある秘密を持つのもあり、素直になれないでいた。
両片思いなじれったい二人だったが――。
「近年、立て続けに起こる人外が絡む未解決事件を考え、「教皇聖下及び国王陛下から専門部隊を作るように勅命が下った。イザーク、そしてナイトメア伯爵、歌姫メアリー嬢の三人を軸に未解決事件も含めて対応をしてもらう」
「は? はあああああああああああ!?」
「え? ええええええええええええ!?」
「おお、息ぴったりだな」
「いやいや! なんでそんな危険な任務に、この猪突猛進女を!?」
「ロバート様! なんでそんな大事なお仕事で人選ミスをしたんですか!?」
「ハハハハッツ! 最高権力者の独断と偏見だ! 諦めろ!」
幼馴染みの騎士団副長イザークと、《呪い食い》の異名を持つ人外貴族ルーベルトと未解決事件専門の騎士団特別室が設立する。
お互いの持つ秘密や過去が明らかになっていく途中で、魔界と地上のゴタゴタに巻き込まれてしまい――イザークとメアリーの距離も大きく変わっていく。
これは魔王の庇護下にある地上と魔界も巻き込んだ、人外事件簿である。
※ミステリーお決まりの密室殺人とか、列車旅行、逃亡劇など出てきますがサスペンス要素が強いですたぶん。
主な登場人物
■メアリー・イルマシェ(19)
→元侯爵令嬢、現在は歌姫。
■イザーク・バルツァー(23)
→男爵家の三男。騎士団副長
■ルーベルト・ナイトメア伯爵(???)
→人外貴族
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 21:11:41
84226文字
会話率:47%
昔昔。
魔物の脅威に晒されながら、人々は生きていた。
しかし、ある冒険家が魔石という宝石を採掘した事で変わった。
その名はジョン・カーター。
人類の偉大な発見が火だったように初めて手にした宝石は赫く煌らかであったという。
その宝石は瞬
く間に広がり、加工して様々な種類の魔法を扱えるようになっていった。
そして現在。
その栄光はそのままに、技術採掘場全て他の家に持っていかれて社交の場でも、お飾りだけで没落したカーター家。
その家系に生まれたアンジュは、発見したということを口伝えに聞いて、夢見た。そして自らも冒険者となる道を選ぶ。
しかしその中で、彼女の家の過去を弄られ、ギルドでは憧れのパーティというものすら組めなかった。
とりあえず、と冒険の入門から学びつつ見つけようと学園に入学する。
が、敬遠され図書館に籠る始末。結局パーティを組む事なく、独りぼっちで課外授業が始まるが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 18:00:00
32417文字
会話率:28%
契約結婚で、初夜の履行は致しません!
属国との国境いへ、新たな辺境伯として帝都から派遣された騎士セルギウス。
弟三人を養うため、新たな領主の妻となることを決めた没落令嬢チェルシア。
何故か二人は寝台の上で睨み合っていた。
◆◇◆◇◆
周辺国を侵略しつくした帝国で、弱きを助け強きを挫く『帝都お見合い協会』の短編その一です。
まずは、安い魔石を磨く労働者を『愚直モグラ』と呼ぶ鉱山地方のお話から。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 23:18:40
12277文字
会話率:21%
異世界闘士が掲げる公約!
1.チートや能力は使いません(敵は使います)
2.女神から祝福は貰いません(そもそも見捨てられました)
3.ハーレム用の奴隷人形なんて出しません(それぞれ決まった相手は出ます)
4.くどいくらいアクション描写は長
く書きます(胸焼けするくらい書きます)
5.その代わり、現世で鍛えた肉体と、研ぎ澄ました技で、異世界に挑みます!!
ーーそうだ、チートや異能力なんか無くたって、人間はここまでやれるのだ。
神山真奈都は幼少の頃からムエタイを習い、高校生ながらキックボクシングのプロライセンスを取得した、プロのキックボクサー。デビュー戦が組まれる前に彼は、光に包まれ見知らぬ大地に漂流する。
その先で『劣性召喚者』の烙印を押されて奴隷にされるものの、鍛え上げた肉体の良さから拳奴となった。
劣性召喚者、この世界に召喚されながら職業たる『クラス』も異能たる『スキル』にも目覚めなかった役立たずの烙印。それがどうしたと、己の鍛え上げた肉体と体得したムエタイで、神山は立ち塞がる敵を倒し、二カ月で金を稼ぎ、拳奴から解放される。
その後、行く宛が無い真奈都を拾ったのは、銀髪の没落貴族令嬢、マリス・メッツァー。彼女は自分の闘士として契約すれば、さらなる強者との対決を組むと誘い、真奈都は彼女の契約闘士となるのだった。
マリスは殺された父の死を探るため、追い出された内地に戻る為に、年一度開かれる闘士達の大会『展覧試合』に出場する為の闘士を探していたのだった。
『展覧試合』に優勝すれば、爵位を取り戻し再び内地に戻れ、父殺しの犯人を探し出せる。それを知らず真奈都は、ただ強き相手との戦いを渇望する。
しかし、展覧試合に出る為、残り3人の闘士を探さねばならないマリスは、真奈都と同じ、劣性召喚者として烙印を刻まれながら、その五体と技で異世界を生き抜く『格闘家』『武道家』を探す為に奔走する。
待ち構えるは、『加護』と『異能』を与えられた、優性召喚者。対するは、加護も異能も無いが、現世で五体と技に磨きを掛けた、劣性召喚者。
異世界という逃げ場無しのリング、劣性召喚者の烙印を刻まれた現世の強者達の、誇りを賭けた戦いが、今始まる。
ただ……むさ苦しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 01:07:25
833456文字
会話率:50%
【ざっくりしたあらすじ】
《草……。こんなにも世界のために尽くしたのに!しかも私は大賢者よ?剣なんか使ったことないわよ!せめて世界最強の杖とかに転生させなさいよ。まぁいいわ、私を買ってくれたこの貴族令嬢を最強にしてみせるから!》
【本当の
あらすじ】
かつて魔物の恐怖から世界を救った『大賢者』と呼ばれるアイリス=フォン=アスタータは自分の知識や技能を教え、世界のために尽くしついに天寿を全うする。
次に生まれ変わるときは人間ではなく、魔法の探求心から精霊になりたいと願っていた。
そして1000年後。しかし、その願いは叶わず、彼女は生まれ変わることになる、ただの『アイアンソード』として。
そんなある日、魔物の戦乱で没落した貴族令嬢のサーシャ=グレイスに購入してもらうことになる。サーシャは戦闘経験0。魔法も使ったことがない、ただ生き抜くために全財産でアイアンソードを買ったのだった。
そしてアイリスは覚悟を決める。自分が『アイアンソード』に転生した意味があるのならそれを残したい、私がこの子を強くする。いや世界最強にして見せると。
魔法の知識は豊富にあるが剣術の経験0の大賢者(アイアンソード)とそもそもの戦闘経験0の没落貴族令嬢が世界を救い、生き抜くために奮闘する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 00:41:58
128867文字
会話率:61%
剣はもはや時代遅れ、魔法は殆ど失伝。剣と魔法の時代が終わり、銃と蒸気の時代が始まろうとしていた
そんな中、大国フランコルム帝国は僻地に僅かに生き残った飛龍を4頭集め、近衛飛龍隊を結成した
ベテラン下士官、没落貴族令嬢、万能の科学者
、少数民族の漁師、年齢も身分も経歴もバラバラの飛龍乗り達は、飛龍に乗る事に無常の喜びを抱きながら飛ぶ
彼らの周りで巻き起こる事件、任務、人間模様は全て手探りで、時代と同じで先が見えない。しかし、飛龍隊は今日も飛ぶ
これは少し剣と魔法で、少しスチームパンクな、そんな仮想世界ファンタジー
もし飛龍が実在したからどれ程の軍事的価値があるのか、こういう出自の飛龍乗り達が集まるとどんな事が起きるのか、という視点に重きを置いて書いています
第3話から7話は人員集め、8話から12話は訓練、第2章に入って本格的な任務は13話からです
11月15日(月)0時に第2話から7話までを投下。以後同日より毎日12時に1話ずつ投下し、18話で一旦完結となります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 12:00:00
170461文字
会話率:48%
ヴィルヴィットendA 『封印された魔獣』
主人公ビバーチェアは没落貴族令嬢。縁あって皇帝=オルヴェンスの城に住んでいる。ある日、大王につかえる高位魔導師ヴィビットが押し掛けビバーチェアに求婚。同じくして闇の魔術師リグルスがビバーチェアを連
れ去ろうとする。
「嫁がせはせん死ぬまでは」
◆キャラ一覧=アンヴァート皇帝[オルヴェンズ]、辺境伯[ファイリオ]、異国の貴族の子息[フランム]、光の魔導師[ヴィルヴィット・オーヴァ]、闇のインチキ魔術師[リグルス]、偽りの貴族[フレイム]、菓子職人[パティオン]
※概要.アンヴァートは惑星化前に滅び、後に惑星ジュエリットとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 06:00:00
61136文字
会話率:55%
アクアルナは偉大な魔法使いの祖父を持ち魔法学校に通う明るく元気な没落貴族令嬢。お金がないので砂食べたりして生きている。富豪の妻になるのが目標。無気力だった彼女は仲間といる間に、成長していく。
最終更新:2016-12-16 13:52:06
77705文字
会話率:52%
落ちぶれ男爵家の次女、スカーレットは馬を愛する評判の”ウマ娘”。
馬の世話に明け暮れながらも、貧乏と意地悪な姉、アグネスと戦う毎日を過ごしていた。
ある日、偶然名馬を手に入れたスカーレットは、姉と共に舞踏会に向かう。
舞踏会には、高
名な騎士デムーロがいた。
名馬を手に入れようと、男爵家の娘たちにプロポーズするデムーロ。
王国最強の騎士が選ぶのは、意地悪な姉か、はたまたウマ娘の妹か?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 20:13:47
6525文字
会話率:64%
没落貴族令嬢のエリザは、叔母のクチュリエール(ドレス仕立屋)で趣味と実益を兼ねたドレス作りに没頭している。
エリザは賦与の魔法が使えるが、これはドレスを着る人の特性を強化するだけの、ささやかな魔法だ。
エリザの兄のヴィクトルはヘッポコ騎士で
、乳母子のマリウスに迷惑ばかり掛けている。
マリウスは黒髪で黒い瞳の美男だが、はっきりと物を言いすぎる。
ある日、エリザは偶然の出来事で、王室近衛連隊の騎士リュシアンと知り合う。
リュシアンは金髪碧眼の美丈夫で、令嬢達の憧れの的となっている。
エリザは人よりも着ている服の生地や装飾の方が気になって、話が噛み合わないが、リュシアンは何とか自分に興味を向けさせようと、あれこれ画策するのだった。
(R15は保険です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 06:00:00
161165文字
会話率:32%
貧乏貴族の令嬢たる娘は、言葉も文化も違う家に嫁ぐこととなった。冷たく病弱な夫と金使いの荒い義母に戦々恐々としながらも、愉快な使用人に囲まれてそれなりに楽しく暮らす。この先も安心平和な暮らしが続くと思いきや、とんでもない事件に巻き込まれてしま
い……!!真面目なのに周囲から見たら面白行動に見えてしまう異国出身の娘と、頭が固く融通の利かない堅物男の、絆を深める物語。
ビーズログ文庫様から書籍化します!
タイトルを『没落貴族令嬢の異国間結婚奮闘実録』から、『没落令嬢の異国結婚録』に変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-07 00:00:00
307863文字
会話率:41%