限りなく理想的なあの世について考えてたら生まれたものです。
誰もが幸せになるには、この方法しかないのかもしれない。
最終更新:2023-06-11 16:48:22
3175文字
会話率:29%
地上が汚染された世界において、より深い地底こそが安寧の地である。地上に近いエリアで生まれたものは、世界への貢献指数が一定以上になると、地下25階へと行き着く。そこは、人権回復層と呼ばれ、スラムではあるが比較的穏やかで豊かだった。
最終更新:2023-05-01 21:53:29
30591文字
会話率:23%
アレフ・ブレイブは優秀な剣聖の家系に生まれたものの、剣の才能が全くなかった。
けれど、ひょんな事から魔法に興味を持ち、自室である物置小屋で独学で魔法をマスターしていくも、ある日父親ジャコブ・ブレイブに魔法の入門書が見つかってしまう。
「剣技も録に会得できないくせに、魔法なんぞにかまけていたのか! 剣も振れないお前など、ブレイブ家の恥さらしだ! もう出て行け!」
「そ、そんな……!」
アレフは剣の稽古をサボっていたわけでもなく、魔法の研究は空いた小さな時間でやっていたのに、ジャコブに家から追放されてしまう。
さらには、ジャコブにより『アレフ・ブレイブ』は病死したことにされてしまい、アレフは名前すら失ってしまった。
「うっ……」
今までずっと住んできた屋敷から追い出され、それによりアレフ――否、名無しの少年が得たものは不安だけだった。
大粒の涙をこぼして、追い出された屋敷の近くの森の中で静かに泣いた。外はもう暗くなっていて、そこら中から獣のうめき声が聞こえる。
とてつもない悲しみに少年は打ちひしがれていた。けれど、彼は立ち上がる。
「……行かなきゃ」
ぽつぽつと一人、少年は歩み始めた。――生まれ育った屋敷に背を向けて。
「アレフ・ブレイブは……死んじゃったんだ……僕はもう、アレフじゃないんだ……」
名前を失った少年はただ暗い森の中を歩く。
その先に明日があるのかも分からないけれど、とにかく歩いた。
少年はぼそっと呟く。
「……そうだ。まずは僕が誰なのか、名前をつけないと……僕が僕であるために……」
「名前……そういえば、男の魔法使いはウィザードって呼ばれることがあるんだっけ……。なら僕は……」
「――ウィズ。そう名乗ろう」
足を止めていたウィズはまた歩き出した。その先には何があるのか分からないけど、後ろには戻れない。
「……さようなら、アレフ・ブレイブ」
ウィズは今までの自分に別れを告げると、暗闇の中に消えていったのだった。
――物語が動き出すのは、『ウィズ』と名乗る青年が雑貨店を営み始め、数年後のことになる――。
*
同タイトルをカクヨム、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 20:33:03
317563文字
会話率:34%
イマジナリーメスガキ。
それは、メスガキに罵られたい欲が妄想として具現化した人間として終わった産物である。
しかし、その妄想を抱いてしまった哀れな人間は一人だけではなかった。
長い歴史の中、数多の人間が妄想し、願い、生まれたものが存在してい
た。
現代、ざぁこと罵られたい欲を抱いた人間の元に現れる金髪ロリの天使「メア子」
本名「メア子=ザガキス」
それが今の「イマジナリーメスガキ」と、とあるメスガキにざぁこと罵られたい豚が集まる界隈で言い伝えられちゃっている存在の正体である。
今日もまた、ろくでもない妄想をした豚の元に彼女は現れる。
そしてお望み通り罵ってくれるのだ。
「あんたが書いたあらすじよみにく〜い。国語の成績1でしょ〜?もうちょっと簡潔にわかりやすいあらすじ書きなさいよねぇ〜」
こ、これは・・・そんなメア子が出会う、とあるナメクジとのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 17:40:09
4642文字
会話率:54%
『トワイラン』ー少し人里離れた自然に囲まれた地に存在し、生命の源・・虹色に輝く大樹から、春夏秋冬の季節に応じて自然を操る力を持って生まれ永遠の命を授かり、共に生まれたものは家族となり共に生きていき、生まれた命一つ一つに妖精がやどり育てていく
。
また各地に中継地を設けトワイランと見えない糸でつなぎ働きに出かけるものもいる。
その力を糸を通じて他国繁栄を願い数々の世界に息吹を届けている。
ある日そこに生まれたのは永遠の命を絶たれた世界を破滅に導く力を持った少女ークオン
死んでしまうと世界が破滅してしまう
その時彼らは・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 22:37:47
3592文字
会話率:67%
ある二人の出会いがもたらす出来事から生まれたものとは・・・?
最終更新:2022-12-15 22:23:28
3988文字
会話率:56%
魔王を討伐した勇者、アルシェへと贈られた褒美は小さな領地と古い屋敷、一生遊んで暮らせるお金と──暗殺者だった。聖剣によって、加護されているアルシェは暗殺者、イェルドに一つ、提案する。自分と「恋人ごっこ」をしてくれるならば、好きなだけ殺そうと
してくれて構わない、と。
暗殺対象者と暗殺者。奇妙な関係によって生まれたものは、二人に何をもたらすのか──。
これは自分で死ぬことが出来ない「勇者」を殺すための物語。
※本作品の著作権は伊月ともやにあります。無断転載・無断引用・無断使用・自作発言は禁止しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 18:05:15
33683文字
会話率:40%
シャーレスト・リリィは公爵家の次女として生まれたものの、生まれた時からなぜか周囲を不幸にしてしまう体質を持っていた。リリィを産むと同時に母は亡くなり、長女や義理の母には虐められる毎日。父も長女を溺愛しており、メイドたちもリリィに関わると、転
んで皿を割ってしまったり、風邪をひいたり、不幸なことが立て続けに起こるため、関わることはあまりなく、シャーレスト家でリリィはいつもひとりぼっちだった。そんなある時、メイドの上から鉢が落ちそうになったのを助けたリリィは前世の記憶を思い出す。自分が前世でも今と同じように虐げられてきていたことを。きっとそれが原因で周囲を不幸にしてしまうんだと思ったリリィは一人で生きていく決意をする。しかしそんな中、リリィに婚約の話が舞い込む。相手は王家の「氷風の王子」と呼ばれる、冷酷、無残、非人道で有名なバハマド・レイン第一王子。シャーレスト家は長女であるラブハのせいで赤字になりかけていたこともあり、金銭目的で次女のリリィを婚約者に送る。リリィは自分が王子と結婚したら王子を不幸にしてしまうことを気にし、悪役令嬢を演じることに。しかし、なぜか王子に正式に婚姻を申し入れられてしまった挙句、求愛がすごくてーー!?「君のことをずっと、探してたんだ」なんて、どういうこと!?ひとりぼっちだった不幸な少女が、運命の人に溺愛されるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 23:40:22
1964文字
会話率:19%
本当につまらない、ふとした問いから生まれたもの。即興すぎる。
最終更新:2022-08-23 22:52:52
424文字
会話率:8%
夏に生まれたものでして。
最終更新:2022-07-01 20:02:09
211文字
会話率:0%
小腹すきから、生まれたもの。
最終更新:2022-04-20 04:04:27
253文字
会話率:0%
※この作品は朝の三時で友達との冗談から生まれたものです。
因みに日本人ではありませんし、日本語はアニメを観て覚えたので文法的間違いがあると思いますが、どうか大目に読んでくれると幸いです。m(_ _)m
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ジェームスと名乗った少年が突然、居場所が見つからない、異世界へと転生された。だが彼は一人じゃない。〔仮〕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 02:13:50
3304文字
会話率:35%
琉ちゃんは小学5年生の女の子。
髪の色を自由に変えることができるという能力を持っています。
なんの意味があるのかよくわからないその力をコントロールできるようになって、普通に、平和に暮らせるようになるのが彼女の目標です!
※作者は平和なハ
ッピーエンド作品が大好物ですので、このお話もそうなると予告しておきます。
重すぎる話は苦手なので、シリアス展開はあっても続きません。(予定)
★この作品はオリジナルサイト「Ryu-chan's World https://suzu-nft.com/ 」にも掲載しています。
もともとNFTアート作品に肉付けしていく形で生まれたものなので、イラストが見てみたいという方はぜひ上記サイトに遊びに来てください!(現在はまだ琉ちゃんのイラストしかありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 17:46:37
4818文字
会話率:22%
世界から隔絶されたとある孤島で起こった戦いとそれを取り巻く利害関係者の立場を物語形式に書いたもの
この物語は現在進行中のロシアによるウクライナ侵攻にインスパイアされ生まれたものです。
特に紛争当事者以外の利害関係者の立場と行動原理を想像して
書いてみました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 18:05:19
1678文字
会話率:30%
いつもの暮らしに戻っていたリットのランプ屋へ、風の精霊シルフに追われたチルカが逃げ込んで来た。
そして、その風に運ばれてきたかのようにトラブルも舞い込んできたのだった。チルカとシルフがリットの家の中から出られなくなってしまったのだ。
リット
は自分の力だけではどうにもできないと、魔女のグリザベルに助けを求めることにしたのだが、シルフは本体ではなく分霊だということ以外はわからなかった。
家の中で頭を悩ませるのも限界があると、チルカの住んでいる迷いの森へ情報を集めに行くと、そこで新たな発見が。
もうひとりのシルフの分霊と魔女の白骨死体を見つけたのだ。しかも驚くことに、シルフの分霊は妖精と混ざり合い魔法生物になっていた。
謎は深まるばかり。
リット達は新たな情報を得るために、魔法生物のグリフォンの面倒を見ていた魔女の元へ向かうことにした。
その魔女は子供のような見た目をした年寄りであり、なんとリットと同じで過去にウンディーネから紋章を入れられたことがあるという。
彼女は魔法生物を専門にしており、魔法生物とは複数の魔力の器が魂の結合で生まれたものだと教えられる。
つまり精神が二つある状態だと。
リットには心当たりがあった。ラットバック砂漠に研究所を持つマニア・ストゥッピドゥという人間の植物研究者と、キルオ・リオンというサソリ人の医者だ。
砂漠に行き、彼らに知恵を借りると、精神を切り離すには失われた植物が必要になると言われ、リットは魔女弟子のヤッカを連れて植物の芽を出させるのに必要な虫を探すことになるのだが……。
そこでリットは魔女の邪法を見ることとなる。
前(魔女論争)https://ncode.syosetu.com/n4104he/
次 まだ
(本編&他外伝)https://ncode.syosetu.com/s3434g/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 22:00:00
136179文字
会話率:52%
はじめに一つの神があり、一つの神は女神と男神に分かれ、そこから世界は作られた。
神が二つに分かれた拍子に生まれたものの一つは世界に降り立ち、安定を図る役割を与えられた。
それが「私」だ。世界が生まれ、育って数千年、ある日前世の記憶の一部が蘇
る。
それはかつて人間として生きた頃にドはまりした王道シミュレーションRPG。
その世界観と私の今いる世界がぴたりと当てはまってしまった。
たまたま向かった黒の森で出会った少年とのふれあいが切っ掛けで前世の人間としての感情が顔を出し、昂ぶり振り回される、『原作』には一切登場しない『巫女』と鬼の血の混じった少年の出会いから始まるお話。
不定期更新
カッとなって勢いだけで書いた作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 00:00:00
159210文字
会話率:26%
不幸続きで何をしてもうまくいかない30歳のサラリーマン。
行きつけのコンビニで買い物をしている途中強盗が押し入り、首を切られて死んでしまった。もう二度と戻るはずのない意識はやがて鮮明になり、自分の状態を確認したらなんと赤ちゃんになっていた!
「あー、うー」なにこれ?!どうなってんの?!困惑する元サラリーマンはエントという名前をつけられており、生まれたものはすぐに神の刻印というものを刻まれるらしい。剣の刻印、杖の刻印、虎の刻印と様々ある中で俺につけられたものは.......え?新種?あらゆる刻印の特性をもつ新種の刻印は異世界最強へ導く鍵となる。「俺、最強魔法剣士になります!!」魔法剣士という一握りの者にしか与えられない最強職、俺の物語が始まるーー
笑いもありラブもありなんでもありな世界を堪能していただければと思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-26 16:11:30
8086文字
会話率:36%
『Worlds Tree of Mythology』
略してWToM。九種類の異能の『樹』の中から一本を選択し、育て、敵陣営を全て薙ぎ倒すことが目的の、架空の世界を舞台に展開されるオンラインストラテジーゲーム。
WToMのトッププレ
イヤーである異來流司は、ある日ゲーム内に届いた奇妙な『お知らせ』を開いた事に端を発し、異世界へと迷い込んでしまう。
流司は自身の名をWToMのプレイヤーネームである『イグルシ』へと改め、自身の愛用する『邪悪なる樹』と、WToM内で最弱と語られる『ユガ』という名のユニットを引き連れ、世界を終わらせる遊びを始めた。
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はじめに。
ご安心ください。
この作品はなろう人気作品の大原則。即ち主人公が超然的で、主人公達の陣営は他陣営を寄せ付けない強さを持ち、主人公に対し全幅の信頼を置く見目麗しい女の子達が仲間になり、主人公が苦戦することで読者にストレスを与えない。そういうスローガンの元書かれた作品です。
あらすじを読んで某神話生物っぽいタイトルの作品を思い浮かべた方。ご慧眼でございます。拙作はかの大先生の傑作に触れ、こんな作品を自分も書いてみたい。そう考えた末に生まれたものでございます。
言ってしまえばパクりです。
そこにほんの僅かな自分の趣味と目一杯の厨二要素を塗布した結果誕生したのが、現在皆様のお手元に存在する、このあらゆる作品の二番煎じでございます。
初の執筆活動故至らぬところばかりかとは存じますが、どうかそこは皆様の心のハードルを下げた上でご笑覧下されば幸いでございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 17:00:00
59347文字
会話率:26%
淋しさというものは、いつ、どこで生まれたものだろうか。そんなことを、ふと考えることがあります。答えなんて分からないのですが、単細胞生物の一部が細胞群体となった遠い昔、もしかしたら、すでに、淋しさを知っていたのかもしれない。そんなことを思って
書いたものです。
細胞群体が進化の過程で統一された意思を持ち、神経と脳が分化して心が生まれる。その過程で、僕ではなかった細胞の意思は、どこに消えてしまったのだろうなんて、しょうがないことを考えてしまいました。
それにしても、細胞群体のとらえ方自体、この詩とは、既に矛盾が生じているようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 16:45:13
708文字
会話率:0%
この世に生まれたものには必ず授けられる天恵(ギフト)を授かることができなかった30歳の冒険者クーリエはソロで冒険のため潜っていた地下で怪物と遭遇し、命を落としたかのように見えたが、遠く離れた地にて大怪我で発見される。しかし、そこで告げられた
のは自分には身体が0歳よりも退化するという衝撃の余命宣告!
赤ん坊になる前に、世界から消滅してしまう前に、世界を救うことができるのか!衝撃の余命冒険者が織りなす異世界物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 12:12:06
119049文字
会話率:47%