はじめに一つの神があり、一つの神は女神と男神に分かれ、そこから世界は作られた。
神が二つに分かれた拍子に生まれたものの一つは世界に降り立ち、安定を図る役割を与えられた。
それが「私」だ。世界が生まれ、育って数千年、ある日前世の記憶の一部が蘇
る。
それはかつて人間として生きた頃にドはまりした王道シミュレーションRPG。
その世界観と私の今いる世界がぴたりと当てはまってしまった。
たまたま向かった黒の森で出会った少年とのふれあいが切っ掛けで前世の人間としての感情が顔を出し、昂ぶり振り回される、『原作』には一切登場しない『巫女』と鬼の血の混じった少年の出会いから始まるお話。
不定期更新
カッとなって勢いだけで書いた作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 00:00:00
159210文字
会話率:26%