古本屋で偶然見つけた魔法の書。対価を払うことで生活を豊かにするという。
最終更新:2025-06-05 17:00:00
1396文字
会話率:8%
深夜0時から3時だけ開く、路地裏の古びた本屋「月の舟書房」。ある夜、喪失の痛みを抱えた女性・澪は、ふとした偶然からその店を訪れる。無口な店主と静かな時間、本棚に挟まれた一枚のメモ——それは、数年前にこの世を去った恋人・亮介の筆跡だった。
やがて澪は、本屋の奥にある“存在しなかったはずの扉”へと導かれていく。そこには、彼の記憶が綴られた手記と、宛名のない一通の手紙が待っていた。
「ありがとう。僕はもう、大丈夫。」
死者からの最後の想いは、澪の時間を再び動かしはじめる。
夜の静けさにだけ開かれる、過去と現在をつなぐ舟——
本に宿る記憶と共に、彼女は朝へと歩き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 15:47:00
4467文字
会話率:29%
本屋を営んでいる秘密の多き青年が自分の過去と向き合う物語。
最終更新:2025-06-02 17:24:01
917文字
会話率:50%
高山佳奈、16歳。
クラスでは地味で無口な"陰キャ女子"として、今日も壁際の席で静かに過ごす。
……でも本当の彼女は、SNSで6万フォロワーを誇る大人気イラストレーター「@KANA_NANANA」――
とある激推しNLカ
ップリングの絵を描き続け、バズり続ける、いわゆる“神絵師”だった。
学校では誰にも秘密の“裏の顔”。そのはずだった。
ところがある日――クラスでもオタク寄りの男子、森島悠真にあっさりバレてしまう!
「……なんでバレたの?」
「ツイートの内容、休んでた日、プロフィール、あと……名前、まんまだし」
え、ちょっと待って、私のR-18絵も見てるんじゃ!?
動揺する佳奈に、森島は真顔で言う。
「俺、あのCPめっちゃ好きでさ。
ナナナさんの絵、マジで人生に必要なんだよ。……フォローしてるし、尊敬してるし。
……っていうか、呼んでもいい?佳奈って」
え!?え!?呼び捨て!?好きとか言った!?どっち!?CPのこと!?私のこと!?
戸惑いながらも、嬉しさがこみ上げてくる佳奈。
なぜかご近所さんだと発覚した2人は、放課後の電車で一緒に帰ったり、
オタクトークで盛り上がったり、
DMで本屋デート(?)に誘われたり……。
距離は、少しずつ、確実に近づいていく――。
これは、
「ネットの世界では誰よりも有名な神絵師」と
「彼女の絵に命を救われた陰オタ男子」の、
バレて、知って、惹かれ合うラブコメディ。
秘密から始まる、じれ甘×純愛ラブストーリー。
「好き」って言葉、最初に言うのは――どっち?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 17:30:30
7924文字
会話率:47%
窓硝子に雨粒の当たる音がする。
窓際に寄り添って、外を見ると、想像していた以上の雨が大地に降り注いでいた。
それでも長靴を履いて、書店まで訪れると、一冊の美術書に出会った。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御
座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
ダ・ヴィンチの絵画の栞。
好きな純喫茶の珈琲一杯。
そしてそれら全てを内包する様な、一冊の美術書。
迷った時、何時も価値を見誤るのは人間だと思うんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 14:01:31
936文字
会話率:0%
探究心というのは、人が持つ本能の一つであると感じている。しかし物書きはそれが人一倍強い。
フードファイターが食物を好む様に、物書きは知恵を好む。
結末を、構造を、知りたくて仕方ない。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われ
たら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
存外、皆、知りたがり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 18:27:08
841文字
会話率:17%
兄さんが描く特徴を割り出しても、綺麗な文章にはあと一歩届かない。
だからその違いを確かめる為に、書店に来た。
探すのはネット小説から書籍になった方々の本。
一般文芸とは嗜好が違うからね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思わ
れたら申し訳御座いません。
注意事項2
創作部。のあの子。
作品の批判が入っているので、何でも許せる方向けです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 15:41:20
844文字
会話率:24%
妹に嫌われていると思い込んでいる主人公、葉山和樹(はやまかずき)は応募した小説が受賞し担当の文月奏(ふみつきかなで)から漫画原作者にならないかと言われて、快諾する。
そしてその漫画の作画に人気イラストレータで自分もファンである葉山ソラである
ことを知り、嬉しい気持ちで帰宅する。
帰宅し妹に会いに行くと物静かで、寝ているのかと部屋のドアを少し開けるとパソコンの明かりが見えた。
気になって近づくと、自分好みのイラストを描く妹葉山和音(はやまかずね)の姿を目撃する。
そしてそのイラストはまぎれもなく葉山ソラのイラストで自分の作画担当が妹だと知った和樹は、もっと妹と仲良くなるチャンスだと思いこれを機に会話を増やしていく。
一緒に販売された本を見に買い物に行ったり、バイト先の後輩の女の子綾瀬七緒(あやせなお)と和音の三人でプールに行ったり。そして少し変わり者の同じ漫画家で作家でもある学校の生徒会長天使詩乃(あまつかしの)とデートをしたり。
何気ない日々に漫画制作という非日常をいれつつ、物語は進みついに単行本が発売する。
和音と二人で本屋にその様子を見に行くもどこにも売っていない。不安に思いつつ、担当の文月に電話をすると売れすぎて増販だと知らされる。そこで改めて自分たちの人気を知った和樹と和音はグータッチをする。
和音の嬉しそうな様子にこれからももっと頑張って、誇れる兄になろうと成長の意欲を見せて物語は完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 18:00:00
102496文字
会話率:46%
古本屋に置いてある一つの本。
言い様のない嫌悪感で覆われた一つの本。
この本を開いてはいけない。
呪いの本なのだから。
最終更新:2025-05-22 17:03:13
22002文字
会話率:28%
谷澤景六の「本屋大賞」受賞作より抜粋...
最終更新:2025-05-22 11:15:19
2085文字
会話率:0%
嫌な上司から転属命令を下された平民騎士ニールは素直にそれを受け入れた。
何故か? 疲れ果ててしまったからだ。
彼は日夜凶悪な魔獣と戦い、勝利することで功績を積み立ててきた。
今日まで体を張って頑張ってきたのは、貴族になって不自由のない生活を
送るという夢のためだったが、彼は出世の競争に疲れ果てて夢を諦めてしまった。
とは言え、上司の悪口を心の中で叫ぶのは忘れない。
十年務めた騎士団からおさらばし、次の職場は第三王子直属の特別開発室。
別名、魔女の塔と呼ばれる職場だった。
第三王子は魔女を飼っており、王城敷地内にある塔を与えて好き勝手させている。魔女は塔の中で怪しい研究を続けている――という噂。
そんな噂が聞こえてくる部署が次の転属先。
第三王子の面談をクリアしたニールが魔女の塔に向かうと、扉を開けたのはだらしない恰好をした美人のエルフ。
彼女はその美貌とスタイルに似合わないニチャッとした笑みを浮かべ、ニールに特別開発室での仕事内容を明かす。
新しい職場での仕事内容は魔女が作り出す試作魔導具・魔導兵器の評価試験においてのテスター担当。
それとだらしない魔女の世話係兼護衛。
ウサちゃんエプロンが新しい制服である。
凶悪な魔獣と戦う毎日から一変、今度はウサちゃんエプロンを装備した騎士にジョブチェンジ。
買い物バッグを片手に市場で食材を買い、試作品の評価試験では魔女の作った魔導具を駆り、魔女が本屋に行きたいと言えば護衛する。
こうして、夢を諦めた男の新しい生活が始まった。
※ カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 22:15:09
208152文字
会話率:36%
かつて、SNSでバズりにバズった小説――その名も**『もっこり大戦争』**。
あまりにバカすぎるタイトルが話題を呼び、処女作にして10万部超の大ヒット。
著者・**高槻誠司(たかつき せいじ)**は一夜にして“伝説の男”となった。
……が
、それはすべての終わりの始まりだった。
二作目の企画はすべて「“もっこり系”でお願いします」と却下され、
本気で書いた新作は「らしくない」と一蹴。
そして今では、知人の伝手で始めた古本屋バイトで、
自分の作品が30円で買い取られる瞬間を目撃する毎日。
“あの一発”が早すぎたのか、もう立てないのか。
再び“出す”日は来るのか――?
これは、スランプに陥った一発屋作家が、
自分の過去と向き合い、立ち上がろうとする物語である。
ただし、
下ネタと哀愁は、だいたい同量で構成されている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 21:27:44
25275文字
会話率:29%
おそらく印象に残らないであろう地方都市。そこで性格を営む高校生の拓馬。彼は本屋さんで気になった本を立ち読みしていた。
「すいません。隣り合っている本を取ってもらえますか?」
活字に意識を集中させている拓馬の元に声が掛かる。
紅葉谷さん
は本屋さんが好き。勿論読書も好き。
そんな彼女と拓馬はありふれた場所で何気ない特別な時間を過ごすことに。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-21 00:55:59
3455文字
会話率:43%
本屋でバイトする佐々木陽菜。毎週土曜日になると、謎の若い男がやってきて「五十円玉二十枚を千円札と両替してほしい」と頼んでくる。
その目的とは一体……?
最終更新:2025-05-19 19:25:13
2722文字
会話率:50%
忘れられたシャッター街の片隅に、深夜にだけ開くという古本屋。
現実から逃避した主人公が、そこで見つけたもの、それは亡くなった友の思い出と、失った物語。これは、異世界に迷い込んだ主人公の、本に纏わる幻想譚。
最終更新:2025-05-17 13:37:48
3155文字
会話率:18%
声にした瞬間、恋に落ちる。これは、不器用な二人の特別な物語。
子爵令嬢のシャルロッテは、美しく華やかな妹とは対照的に地味で目立たない存在。家族にも顧みられない彼女は自分の力で生きていこうと小説家を目指しているが、なかなかうまく行かない。
そのため、変態侯爵の家で官能小説の朗読をするという怪しい仕事をして生活資金を貯めている。
ある日、妹の付き添いで夜会に出席したシャルロッテは不埒な男に関係を迫られそうになる。けれど、そこから颯爽と助け出してくれた美丈夫がいた。自分の書いた物語のどのヒーローよりもかっこいい彼にときめくシャルロッテだったが、男は名前も告げずに消えてしまう。
「やあ、また会ったね」
偶然本屋で再会を果たすと、男はリチャードと名乗る。裕福な男爵家の生まれで財産に恵まれている彼は、シャルロッテの怪しい朗読の詳細を聞き、代わりに自分の仕事の手伝いをしてくれないかと持ちかけてくる。それは手紙の代筆や新聞の読み上げといった些細なことだった。
けれど、どこからどう見ても完璧なリチャードにもひた隠しにしているある事情があって……。
強がり令嬢×秘密を抱えた貴公子
全30話 1日2回更新(6:20、20:20) 5月16日完結予定
※R15は保険です
他サイトでも別タイトルで掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:20:00
86720文字
会話率:34%
6歳の誕生日、主人公レイトが欲しいものを探しに母と一緒に街をぶらついていると絵本ばかりを集めた本屋をみつける。そしてレイトは一冊の絵本と出会う─────
6年後、12歳になり夢をかなえるため、貴族が通う魔法学校へと入学を果たしたレイトは…
…
「うひゃぁー、アオハルアオハルアオハルゥゥ!!」
とち狂っていた。
どうなる!学園生活!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:01:56
2702文字
会話率:55%
古本屋で見つけた一冊の本。それは、彼女の行動をまるで見ているかのように綴っていた。現実と物語の境が揺らぎ始めたとき、彼女が最後に目にしたのは――
最終更新:2025-05-14 22:42:48
1322文字
会話率:27%
「源氏物語」にたった一つだけ、“本文が存在しない章”がある――その名前は『雲隠』。
現代の女子大学院生・楠木遥は、古本屋で奇妙な写本を見つけたことをきっかけに、1000年の時を越える謎に巻き込まれていく。
なぜ『雲隠』は語られなかったの
か?
光源氏の最後に何が起きたのか?
これは、語られなかった物語をめぐる、文学と記憶のミステリー。
古典が苦手でも楽しめます。物語が好きなすべての人へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 08:00:00
5357文字
会話率:34%
地方紙に掲載された古本屋「星屑」
そこに現れたのは、高校時代の後輩だった。
初恋と今が交差するラブストーリー
最終更新:2025-05-04 00:45:41
1731文字
会話率:48%
ある街にロボットの店長が経営する奇怪な本屋がある
その本屋は不思議な事に棚に並べられているジャンルが全て一つに統一されていて不定期に並べられるジャンルが変わるしかし、そのジャンルのもの全てが揃えられているそれが例え国家の機密文書でもだ
ある
時はゲームマニアが来店したりある時は殺し屋も…あ!そうそう裏社会で有名な情報屋も来たな…
そんな奇怪な本屋と未来の小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 05:00:22
8341文字
会話率:60%
転職して古本チェーン店に勤める高森柚木は、努力の甲斐あって複数店舗を纏めるエリアマネージャーへと昇進するも、業務の最中の不運な事故によって異世界転生チケットを手にする事に。
『本が読める世界』を希望し無難な生活を送るつもりが、深淵の迷宮と
呼ばれるダンジョン最下層の広間で執り行われた眷属召喚術に巻き込まれ、ダンジョンマスターラヴィオラ率いる狂気の一団の幹部に転生してしまう…。
普段は古本屋の店長として働きながら、最弱の眷属ユキとしての仕事もこなす二重生活。陽気で恐い手下達を引き連れてのユキの冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 20:51:26
1696424文字
会話率:40%