モンテナス王国の王女、ユーアリティは大国の王太子妃となるために嫁いできた。だけど肝心の王太子はユーアリティを受け入れようとしない。
・「名前を呼ぶな」
・「僕に関わるな」
・「女性と同じ空間にいると言うだけで鳥肌が立つ」
と言いたい放題
言ってくれた王太子は極めつけにこんな爆弾を落としてくれた。
「子種は僕以外から貰ってくれ」
そう言われれば流石のユーアリティだって堪忍袋の緒が切れる。ユーアリティはにっこりと笑って答えた。
「…………分かりました」
───ええ、ええ。よく分かりましたとも!
私とあなた、絶対合わないってことがね!私をなんだと思っているのかしら?都合のいい女?駒?表面上の妻?はっ、笑わせるわ。
───そんなのこっちから願い下げよ!
そう思いながらユーアリティは笑って続けたのだった。
「よろしくお願いします、殿下」
このお話は気の強い元王女ユーアリティと大の女嫌いの王太子ファルシアが婚姻を結び、隣国の婚約破棄問題に大きく巻き込まれる話である。
以前掲載していた猫に花束をを誤削除してしまったため再掲載になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 15:32:18
169429文字
会話率:32%
先輩が後輩を指導教育する決まりのある学園でキャロルはいとこの婚約者であるアリスを可愛がりつつ教育していた。そんなアリスをいとこは蔑ろにしているのに内心腹を立てていたが、同じように腹を立てているシスコンのアリスの兄であるルイスも居て、両者の堪
忍袋の緒が切れた時アリスを取り合う仲だった二人はタッグを組んだのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 13:00:00
7071文字
会話率:52%
幼少期は2歳年上の兄とはまあよくケンカをした。常に年下の私が、口でも手でも叶わずやり込められて毎日毎日、泣かされてばかり…。そんなある日、とうとう「カワイイ妹」の堪忍袋の緒が切れた!
年上の男の子数人と意地悪な兄に対して、私が打って出た反撃
はいかに?
その時の兄と遊び仲間の反応とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 05:00:00
2007文字
会話率:0%
悪辣な夫からの度重なるモラル・ハラスメントに耐え続けてきた妻。それは、愛する息子がいたからだった。
しかしある日、夫が息子をハエ叩きで殴った挙句、腹を踏みつけて罵倒するというとんでもない悪行をしたことが判明。とうとう堪忍袋の緒が切れた妻
は、夫をこの世から消し去ることを決意した。
そうしてインターネットで暗殺サイトを見つけた彼女は、殺害依頼のため雑居ビルに赴くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 17:31:55
11041文字
会話率:29%
「エーデリュナ・ウィチアース! 貴様との婚約は破棄させてもらう!」
「……甘い……甘いですわ~~~~!!!!」
王侯貴族の通うティラゾーン学園の卒業パーティーで公爵家の息女、エーデリュナ・ウィチアースが叫んだ。
その原因は婚約者、カ
イゼン第一王子による婚約破棄を宣言されたから……ではない様子。
彼女は王子に物申したいことがあったのだ。
彼女に期待された役割はカイゼンを諫めつつ正しい道に導いていく役目。言い換えれば【監視役】だった。
王子の性格を治すため、憎まれ役……悪役(※一般的な悪役とはズレている)に甘んじていたエーデリュナ。
けれどカイゼンにはいつまで経っても変化が見られない。
婚約破棄騒動でついに堪忍袋の緒が切れたエーデリュナは長年で培われた悪役スキルでカイゼンを追い込んでいく。
そんな彼女に逆上した王子は拳を振り上げたが――!?
これは長年努力し続けた令嬢が報われずに婚約破棄を言い渡されたけど、自分の力で撃退して幸せを掴む物語です。
ざまぁでスカッとして、ハッピーエンドの甘い恋愛模様をお楽しみくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 08:24:04
13212文字
会話率:35%
パートに追われ、ママ友付き合いを疎かにしてしまった私は「泥ママ」と呼ばれ陰口を叩かれる。やがてその悪意は息子にも伸びていき、最悪の事態が起こる。その時、私の堪忍袋の緒が切れる。「ママ友 vs 泥ママと呼ばれた私」の仁義なき短編抗争コメディー
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 16:21:15
2372文字
会話率:22%
承認欲求高めで童貞なおっさんはロリロリエルフに生まれ変わり調子に乗った結果なんやかんやで世界を救い、神格化され、モテた。モテにモテた。
だが、肝心のお色気ムンムンでバインバインのメス属性との、えちちな行為には至らず数百年物のヴィンテー
ジ童貞(処女)
時が経つにつれ顔を拝むことさえ恐れ多いと民衆は平伏し、えちちなお店にすら行くことも叶わず。
とうとう、堪忍袋の緒が切れた、えるしぃちゃん(田中菊次郎三十五歳プラス三百年)は極大魔法を使用してかつての故郷である地球へと戻って来た。
――耳が長いしリアルなVチューバーって言えばいけるやろ!!
いけません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 20:57:11
234303文字
会話率:25%
VTuber『夕坂秋海』の姉である漣雪菜は意識を思考の海に飛ばし、回想する。なぜ、愚弟の部屋からあんなにも大きい音が聞こえるのだろう、と。そこで、とうとう堪忍袋の緒が切れた姉は配信中であるにもかかわらず、弟に一発、お灸をすえるために魔境(弟
の部屋)へと乗り込む。短い後日譚あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 14:00:00
1278文字
会話率:19%
第一王子として生まれたが、母親が死んだことにより後ろ盾を亡くし、自分に冷たい陛下に期待することはやめた。
後妻として迎えた王妃に子ができ、弟が生まれ、後妻と陛下は溺愛。
必死こいて作り上げたものを台無しにされ、責任を押し付けられた時。彼の
堪忍袋の緒が切れてしまう。
ゆっくりと彼は微笑んだ。
あぁ、どうか少しでも長く苦しみますように。
これは散々使い回され擦り切れた彼がその傷を癒したり、生を謳歌しようとする話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 23:58:31
35260文字
会話率:52%
真面目な貴族令嬢ソフィアは王太子の婚約者。けれどそのことを羨んだ義妹によって、ソフィアは悪評を流され、奇行を繰り返す変人と言われるようになってしまった。
「今日は徹夜で死んだふりの練習をするんだろ?」
「芝生、食べなくていいの?」
これ
でソフィアと王太子の婚約は解消になると、ほくそ笑む義妹。
しかし、肝心の王太子はソフィアが取るとされる奇行を気味悪がらないどころか、むしろ興味津々。そして、ソフィアに対して好意的に接してくる。
それにショックを受けた義妹は「噂は嘘です!」と言う。ついに堪忍袋の緒が切れたソフィアは、義妹への復讐を決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-02 12:35:49
4141文字
会話率:53%
100年ほど前のカリフォルニア。先住民の血を引く青年ガブリエルと白人の従者マリユスの眠りを妨げるのは、階下から聞こえて来るパーティーの騒音。いい加減堪忍袋の緒が切れかけていた所、あろうことか騒ぎの張本人たる「伯爵」が部屋を訪れてくる。彼の頼
みは全くとんでもないもので……でも仕方がない、だって今は狂騒の1920年代(ローリング・トゥエンティ)だから。
違法薬物の使用描写、男性同士の恋愛を匂わせる描写があります。
※ この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切の関係がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 17:49:52
6638文字
会話率:54%
気が付いたら、異世界で奴隷になっていたアランは、大魔術師ジャバに買われて仕事に就いた。そこにはパワハラ・セクハラ当たり前、部下を馬鹿にして快感を得るクズ上司が居た。
心の中で文句を言いつつも仕事を続けるアランだが、堪忍袋の緒が切れてクズ
上司を論破する。そして、会社をクビになり、ジャバの命令でさらなるブラック企業に派遣される。
アランが平和に働ける環境にたどり着くのは遠い未来かもしれない……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 17:44:06
13756文字
会話率:58%
断り切れずに受けた魔物討伐の依頼で絶体絶命のアルは、通りすがりの農夫に助けてもらう。
農夫の名はグルト。なんかこの男、農夫のくせにめちゃくちゃ強い。
それもそのはず、グルトはその昔、歴戦の戦士だった……!
魔王と魔物に自分の畑を幾
度となく荒らされたグルト(農夫歴:十余年)、堪忍袋の緒がついに切れ、「ちょっと魔王に文句言ってくる」と言って旅に出るお話。
武器は鍬1本。鎌もあるっちゃある。防具は動きやすい農作業着に、麦わら帽と手ぬぐい!
ひょんなことから駆け出しの剣士アルに師匠と慕われ、旅についてくるように。
むさくるしい男二人旅!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 11:00:00
8969文字
会話率:50%
一人息子を育てた敬子は息子の結婚を心待ちにしていた。それは娘ができることだからだ。だけど現実は理想とは程遠く、息子が連れて来た嫁は敬子の老後に真っ黒な影を落とした。日常の嫁との些細な会話が世間体重視の敬子の中にどろどろと溜まりだす。一方、姑
が認知症だと知り、さらにやりたい放題になる嫁。老婆の堪忍袋の緒が切れる時、殺意が現実になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 17:09:44
12331文字
会話率:44%
「また、殺された」
ある時は異世界に召喚されたその日、またある時は魔王の城の門の前など殺さること7回目。確かに俺には【ダメージ1000倍】という呪い系スキルがある。しかし、そんな状況でも俺は魔王城にたどり着いた。ってことで堪忍袋の緒が切れま
して、この度復讐を決意しました。しかし俺には術の勇者を倒すほどの力がない。悲しい現実で肩を落としていると、見知らぬスキルを発見した。【変幻自在・傷】というスキルだがこれが強すぎる。それに古書店で手に入れた魔導書とももともとのダメージ1000倍をくみあわせればあいつにも勝てるはず。今決めました、俺はあいつに復讐するッ。
この作品は「カクヨム」様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 22:18:36
2688文字
会話率:61%
私――アンジュ・ティラーは、この国オマスペルマスで聖女をしている。
だけど、私の妹、エイミ・ティラーの方が聖女に必要な“聖魔力”が高くて、聖女に向いている。
なのに国王さまは妹を聖女にしてくれない。
しかも! 国民に拷問ざんまい、個人の能力
は関係なしで見た目だけで家臣を選ぶ! 偏見しまくり。
あーもう聖女の私でも堪忍袋の緒が切れました‼
※アルファポリスで完結しているのを投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 14:16:52
18947文字
会話率:30%
「くそ勇者」のいうことを聞き続けるなんてもう限界だ!
僕たち鍛冶屋は勇者専属の鍛冶師として、くそみたいな勇者からのわがままをいつもいつも耐えてきた。
いつの日か心を入れ替えてくれる、そう信じて嫌なこともぐっと飲みこんできたけど、それもこれ
も今日が限界です。
「あのくそ野郎、もう許せん! 痛い目見せてやるわ」
「でも、いったいどうするつもりですか?」
「こんな剣があるからいけないんだ! いっそのこと、こいつをドロドロに溶かしてキーホルダにして売りさばいてやるわい」
堪忍袋の緒が切れた僕たちはもう止められません。
伝説の聖剣だか何だか知りませんが、跡形もなくして勇者を絶望の淵に立たせてやります。
そんな僕たちの前に現れる二日酔いの火の神様と、突如しゃべり始める変態聖剣。
誰が何と言おうと、どんな非日常が起こったってもう僕たちは止められないのです。
くそ勇者に制裁を。
鍛冶屋を怒らせたらどうなるかってことを思い知らせてあげるのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 12:55:21
8775文字
会話率:46%
政略結婚ながらそれなりに幸せな家庭を築いていたマクシミリアンとフローレンス。フローレンスのお腹に新しい命が宿っていることがわかりマクシミリアンは幸せを噛みしめていた。しかし喜びもつかの間、フローレンスは流産し自らも命を落としてしまう。
巻き戻ったマクシミリアンはもう二度とフローレンスを失いたくないという思いからフローレンスを虐げる振りをする。それでもフローレンスの死を回避することはできずその度に何度も巻き戻りを繰り返す。だが実はフローレンスも巻き戻りを繰り返していたのだ。
もう堪忍袋の緒が切れ我慢の限界に達したフローレンスはマクシミリアンを拒否したが、何故か今回のマクシミリアンはフローレンスを溺愛しており……。
お互いに気が付かぬまま巻き戻りを繰り返す夫婦のお話。
視点が入れ替わりながら進行します。夫は僕、妻は私が含まれたタイトルになっています。
流産に関する生々しい表現がありますのでご注意下さい。
序盤はシリアスですが徐々に崩れ始めます。ごめんなさい。
アルファポリス様でも連載します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 19:06:13
138764文字
会話率:47%
私は目付きが悪いといわれるお父様ににて、いつも睨んでいると言われる人でした。妹は母に似て目が大きくかわいくて母に溺愛されていました。
父は仕事仕事で、政略結婚だった両親の仲は冷えきり、私は妹に大切なものすらとられ、母にはいじめられ、いつも睨
んでいて根性が悪い娘と言われていました。唯一の趣味が家庭菜園でしたが、それすらも笑われてました。
王太子の婚約者に私が選ばれ、妹と姉が悔しがりましたが…。王太子には目付きが悪くて無愛想な女など愛せないと言われ、無視されました。
妹いじめの罪とやらで婚約破棄され、家に送り返され、そこにいられるわけもなく母には出ていけと言われ、従兄の家に身を寄せて…。家庭菜園と料理の腕をいかし、食堂の手伝いをはじめましたが…。復讐を忘れたわけではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-03 16:03:03
1689文字
会話率:33%
魔族という人間とは異なる生物を統べるもの、魔王。とは言っても性格は温厚で、殺しや略奪等は好まない。しかし人間側は、魔族を敵として扱い、殺してくるし略奪も普通に行われている。
流石にその現状に怒った魔王は、四天王とメイドのシキに対し、こう宣言
する。
世界征服をしようではないかと。
Q,本気で言ってます?
A,いや、自分の国がある大陸の国だけの予定です。
Q,どうして見栄を張ったんですか?
A,だって魔王だから。少しくらいカッコつけないと威厳というものが無いじゃないですか。
Q,そもそも魔王様に威厳があるわけないじゃないですか。所詮魔王様ですよ。
A、……はい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 12:00:00
13427文字
会話率:51%