「ぐへへ^q^ ソフィーちゃん。オイラと一緒にお風呂に入ろうよ~」
「近寄るな! このヘンタイ!!」
かつて勇者とともに世界を救い続けた、伝説の聖剣ーー通称勇者の剣。
そんな聖剣でも隠せない欲望というものがある。
「幼女ってええなあ」
彼の中で芽生えた思いは地を超え、姿を超えて、やがて一人の幼女のもとまでたどり着く。
たとえその地でどれだけヘンタイ扱いされようとも。
かつての伝説の聖剣の名を呼ばれることはなかろうとも。
それでも、ソフィーちゃんがかわいいからすべてOKっす!
幼女こそ至高
幼女こそ正義
幼女はすべてを解決する。
おいらはソフィーちゃんのためにすべてをかけてやるっす!
(この話は別の短編コメディ作品「迷惑しかかけてこないくそ勇者の剣をドロドロに溶かしてキーホルダーにしてやった!」〈https://ncode.syosetu.com/n6893he/〉のスピンオフ的な立ち位置となっています。
このまま読んでいただいても楽しめますが、もし気が向いたらこっちの作品も読んでいただけると嬉しいです!!)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 21:02:44
5369文字
会話率:37%
「くそ勇者」のいうことを聞き続けるなんてもう限界だ!
僕たち鍛冶屋は勇者専属の鍛冶師として、くそみたいな勇者からのわがままをいつもいつも耐えてきた。
いつの日か心を入れ替えてくれる、そう信じて嫌なこともぐっと飲みこんできたけど、それもこれ
も今日が限界です。
「あのくそ野郎、もう許せん! 痛い目見せてやるわ」
「でも、いったいどうするつもりですか?」
「こんな剣があるからいけないんだ! いっそのこと、こいつをドロドロに溶かしてキーホルダにして売りさばいてやるわい」
堪忍袋の緒が切れた僕たちはもう止められません。
伝説の聖剣だか何だか知りませんが、跡形もなくして勇者を絶望の淵に立たせてやります。
そんな僕たちの前に現れる二日酔いの火の神様と、突如しゃべり始める変態聖剣。
誰が何と言おうと、どんな非日常が起こったってもう僕たちは止められないのです。
くそ勇者に制裁を。
鍛冶屋を怒らせたらどうなるかってことを思い知らせてあげるのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 12:55:21
8775文字
会話率:46%