第1部完。
直径4000キロメートルもある巨大な円形の山脈内に、超常現象によって日本が国土ごと転移した。
海から完全に切り離されたことで海洋国家でなくなり、アメリカも他の国々もいない完全孤立となった日本。
転移した星は地球よりはるか
に巨大で人工衛星が回り、テレビ放送を発信し、国家や軍、国連と同等組織が存在する現代文明が栄えていた。
日本が転移した円形山脈もイルリハランと言う国の領土であり、日本は不本意ながら侵略をしてしまったのだった。
そしてこの星に生きる人種は不可思議にも生身で空を飛び、乗り物も全て空を飛ぶよう研究開発をしていた。
円形山脈の領土国であるイルリハランは空飛ぶ軍を派遣し、日本も調査として地上を走って異星の地を掛ける。
お互いに宇宙から来ると信じていた異星人と初めて相対した時、銃を向けて挨拶をするか、会話による挨拶をするのか。
文明格差が同じだった場合、果たして日本は、イルリハランは、転移先の星の社会はどんな反応を示すのか。
ただ一つ分かるのが、異星国家として現れた日本が戦おうとまず負けてしまう。
戦わずして勝ちを得るしか生存の道はない。
国家存続を賭けた、全てが手探りな外交が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 19:07:22
1688162文字
会話率:39%
不思議にも世界は神によって創造されたと数十億人もの人々が信じて疑わないのに、一国を除いて法的な記述をする国は存在しない。
科学より神話を信じる人々がいるのに、国家は神の存在を認めない。
しかしたった一国だけは、神の存在を認め、神として
の法を憲法に記載している国がある。
極東に位置する島国、日本。
正式名:神聖大日本国。
長年愛用し続けた物に魂が宿り、世界で唯一憲法に神の記載がある日本。
実体として姿を現す神々には不思議な力を持ち、その力は経済に至るまで浸透し、人と神は互いの腹を見せ合い共存の生活を続けている。
そんな国に、また一柱の神が顕現した。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-09 19:54:14
125536文字
会話率:49%
『羊』の令嬢・羊垣内伊織(ようがうちいおり)は、十二支の力をもつ家に生まれたがその能力がなく、虐げられて暮らしていた。
ある日、妹の縁談が決まり、伊織はますます惨めになっていく。
思わず逃げ出した夜、伊織は、十二支の家トップの『龍』の家の
次期当主さまと出会う。
彼は、伊織を助けると家へと連れ帰り――……。
これは、虐げられた令嬢が幸せな結婚をするお話。
※カクヨム、ノベマ!にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 19:05:21
15242文字
会話率:35%
『羊』の令嬢・羊垣内伊織(ようがうちいおり)は、十二支の力をもつ家に生まれたがその能力がなく、虐げられて暮らしていた。
ある日、妹の縁談が決まり、伊織はますます惨めになっていく。
思わず逃げ出した夜、伊織は、十二支の家トップの『龍』の家の
次期当主さまと出会う。
彼は、伊織を助けると家へと連れ帰り――……。
これは、虐げられた令嬢が幸せな結婚をするお話。
※カクヨム・ノベマにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 09:07:11
11330文字
会話率:39%
ある日、ある国で1人の人間が神と戦い勝利したと言う1つの噂が世界中に広まった。だがもう1つの噂も広まっていた。それは1人の人間が安息の国と呼ばれる国の人々を虐殺しようとしたと言う噂。人々は後者の噂を信じた、ごく僅かの者を除いて。これは1人の
少年が日常を願い、日常を守る物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 19:00:00
100601文字
会話率:63%
……そりゃそうだろ。
最終更新:2024-06-15 18:51:18
19671文字
会話率:3%
主人公は病弱の少年である。
少年がコールドスリープから目が覚めた時、既に100年が経過しており、
その100年後の未来ではモンスターが蔓延っていた――
※あらゆる要素を詰め込みまくりました。
※練習&実験ついでの習作で
す。
※後から書き直すこともアリアリです。
※そもそもローファンタジーかどうかも微妙です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 23:10:13
5129文字
会話率:17%
青年は目が覚めると、見知らぬ白い部屋の中にいた。
そこで青年は、謎の声にある選択を迫られる。
そして、青年の出した答えとは――
最終更新:2024-02-04 13:41:41
8791文字
会話率:35%
地(ち)龍(りゅう)の歴史は古く謎に満ちている。
時は平城とも平安とも言われ、日本には人と人ならざるものが共に暮らしていたという。今では人がそれらを見ることも稀になったが、当時は誰もがそれを普通に目にすることが出来たという。それらと人とはそ
の種の違い故か無秩序で混沌とした世を生きていた。そんな世を憂いた一匹の龍が、初代の地龍当主に特別な力を与えた。その力によって当主は人の世とそれらの世とが共に平和に暮らせるようにしていったという。
そんな言い伝えの真偽はどうあれ、時を経て地龍は大きな組織になっていき、表だって知られる事はないが日本を支える無くてはならないものとなった。
そして現代。時は平成も終わりを迎えようという頃である。
地龍のあり様は変わらず、『昼』と『夜』のバランスを守ることだ。
『昼』とは人の世を『夜』とは人ならざるものたちの世を指した。地龍は『昼』『夜』の共存と平和のために、双方に等しいバランスを守ることを目的としている。
バランスを犯す事象を『揺らぎ』と呼び、『揺らぎ』を討つことで治め、世を守ってきた。
地龍は人の身にありて人にあらず。その特別な力は『夜』を視て、屠ることができるのだ。長い時を経て尚、地龍の武士たちは刀を携え、『揺らぎ』を斬り続けている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 18:41:23
4233022文字
会話率:50%
恋愛に奥手などこにでもいる普通の大学生『楢崎 哲平』は、ある日友人に誘われた合コンで金髪ピアスの元ヤン女性『井本 一華』とひょんなことから意気投合し、合コンの後に彼女の家に誘われる…
彼女の家で二人で飲み直し、ちょっとした酒の勢いで二人はキ
スをしてしまう…。
翌日、一華は酒の勢いで軽はずみなことをしてしまったと言って謝罪し、キスの責任をとる為に『二ヶ月間お試しで付き合ってもし相思相愛になれなかったら諦める』条件付きで仮に付き合うこととなったのだった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 18:23:14
22756文字
会話率:81%
めんどくさがりで無気力なフリーター浪人生である『三澤 遼河』20歳
若くして死した彼は死後の世界で神様と出会いひょんなことから異世界へと転生する。
転生した異世界で冒険者となり、そこで出会った愉快な仲間達とともに冒険の旅へ!
最終更新:2024-06-09 00:00:00
466164文字
会話率:82%
ごく普通の本好きの大学生『森口 孝信』は、ひょんなことから大学の教授から『古代の儀式に関する記述の書かれた本』を譲り受ける。
そこで孝信は、その本に載っていた『異世界召喚の儀式』を試しにやってみることにした…儀式は見事に成功し現れたのは長い
耳を持つ『エルフ』の女性『リナシー』、そこから彼とリナシーとの共同生活がスタートし、気づけばそのまま十年の時が経ち、リナシーは現代社会の便利な生活に溺れてすっかり引きこもりニートのような堕落した生活を送るようになってしまったのだった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 00:00:00
26721文字
会話率:79%
『纏人』という種族の最後の生き残りサーガは通りすがり、ドラゴンに襲われていた少女を助ける。するとその少女はなんと伯爵令嬢で、しかも笑顔で「アンタ強いんだから、私の護衛になりなさい!」などと言ってきた。
しかし彼らは行く先行く先で、様々な
事件やトラブルに襲われることとなる。学園に龍王が襲来し、王女に求婚され、そしてついには一族を滅ぼした因縁の相手と出会うことになる。
これは魔法を使えない代わりに『触れたものを武器として身に纏うこと』ができる、サーガたちの異世界冒険物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 18:15:55
13431文字
会話率:48%
母親と妹の計略により家を追われた、侯爵令嬢アウィス・エストラーダ。逃亡中の彼女は、ひょんなことから奇妙な青年に出会う。
魔力至上主義のこの世界において、魔力を全く持たない青年ツルギ。しかし彼は、アウィスの知りもしない『師匠』という人物の
頼みで彼女を守ると誓った。
謎の青年ツルギと天才アウィスの出会いは家の騒動のみに留まらず、王国、帝国、魔族、果ては『星龍』それらの全てを巻き込んだ騒動へと発展していく。そしてその騒動の果てにある、秘せられた『師匠』の真の目的とは・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 11:35:39
109224文字
会話率:57%
これは、二人の物語だった。
どの社会からも排斥されつづけた少女と、ただ一人それに寄り添うことを選んだ少年。
幸福の夢を抱いて血に塗れる彼らは、その人生の選択の果てに、何をつかみ取るのだろうか。
最終更新:2024-02-11 15:32:43
197800文字
会話率:50%
世界のどんな生物よりも強い力を持つアレン。彼は一つ悩みを抱えていた。
「まともな戦闘をしてみたい!!!!!!!」
そう、彼の悩みとは今まで強さがチート過ぎるゆえに互角に渡り合えたことがなく、傷をつけられたのも世界最強と言われていた黒龍にかす
り傷をつけられたくらいだった。
そんな彼だからこそ願ってしまうこの願い。その願いを叶える方法を彼は思いつく!
「そうだ、いないのならば育てればいい!俺と戦える存在を!」
そんな訳でアレンは自分と互角でなくてもいいからある程度戦える存在を育てるために冒険者ギルドを建てるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 18:10:00
17369文字
会話率:36%
ドラゴン。それが空想の存在ではなく、『ドラゴン三原則』という規範のもとで人間と共存し、日常生活に溶け込んだ世界。
人間のサポート役としてドラゴンがすっかり馴染んだ一方、ドラゴンによる犯罪が社会問題として取り沙汰される世の中。世間では用心棒の
役割も兼ねて一般家庭にドラゴンを迎え入れ、ともに生活を送る『ドラゴンステイ』という制度が広まりつつあった。
松野智(まつのさとし)は、ドラゴンと一緒に生活することを夢みていた高校生。しかし、母の瑞希(みずき)が息子に相談せず勝手にドラゴンを選んでしまった。そうして松野家にやってきた『彼女』は、智の希望とはことごとくかけ離れたドラゴンで……。
もちろん、この出会いが人間界と龍界双方の命運を分ける戦いへ繋がろうとは、誰も知る由はなかった。
三原則が破られる時、絆を守ることはできるのか。ドラゴンは家族か、それとも生物兵器か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 18:09:01
311204文字
会話率:30%
香港に巣食う東洋の魔窟、九龍城砦。
犯罪が蔓延る無法地帯で狂った日常をのんびり暮らす何でも屋の少年と、周りを取りまく住人たち。
今日の依頼は猫探し…のはずだった。
散乱するドラッグと転がる死体を見つけるまでは。
香港ほのぼの日常系
グルメ犯罪バトルアクションです、お暇なときにごゆるりとどうぞm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 18:03:56
743405文字
会話率:44%
【第8回ネット小説大賞 受賞!】
「マイクロマガジン社 GCノベルズ」様にて第1巻好評発売中です!
『コミカライズも決定!』
2021年初夏より、コミックライドにて連載予定!
ブラック企業で働く広岡巧(20歳)、仕事帰りにコンビニへ寄り
自宅へ帰った巧は愛犬レオに好物をあげつつ自分も買って来たコンビニ弁当を食べる。
弁当を食べ終わった巧は風呂に入ろうと立ち上がるが、働き詰めで過労気味だった巧は倒れて意識を失う。
次に巧が目を覚ました時には見慣れない森の中、隣には大きな狼と思ったら、それは巧が飼っていた愛犬レオだった……。
レオは人を乗せられる程大きくなり、しかも森の奥から現れた魔物も一瞬で倒してしまう。
森の中で出会った女性クレアから、レオの姿は最強の魔物シルバーフェンリルだと教えられる。
巧はこの世界が夢ではないかとずっと考えていたが、クレアと話し、レオの強さを見ているうちにようやくここが異世界で、自分は転移して来たのだと悟る。
大きな屋敷を持つクレアに歓迎され、巧は屋敷で暮らし始める事になった。
気付いたら異世界に転移した青年巧と、愛犬レオ。
レオはシルバーフェンリルという最強の魔物になり巧を守る。
タクミは自分にギフトがあるとわかるが、それは『雑草栽培』という能力だった。
……この能力って使えるの?
仕事ばかりで疲れた巧が、ギフト『雑草栽培』を使って愛犬レオやご令嬢クレアと共に異世界を生きて生活していく、そんな巧の物語。
物語は基本的に、のんびりとスローペースで進行していきます。
1話2500文字前後で投稿させて頂きます。
第103回、『今日の一冊』で掲載されました!
※カクヨム様にも掲載させて頂いております。
2020年9月22日、タイトルに【Web版】を追加させて頂きました。
書籍版のタイトルは、Web版と少し違うためとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 18:02:41
4744514文字
会話率:41%
高校生紺野陸はある日の登校中、車に轢かれそうな女の子を助ける。
え?助けた女の子が神様?
しかもその神様に俺が助けられたの?
助かったのはいいけど、異世界に行く事になったって?
これが話に聞く異世界転移ってやつなの?
異世界生活……なんとか
、なるのかなあ……?
なんとか異世界で生活してたら、今度は犬を助けたと思ったらドラゴン?
契約したらチート能力?
異世界で俺は何かをしたいとは思っていたけど、色々と盛り過ぎじゃないかな?
ちょっと待って、このドラゴン凄いモフモフじゃない?
平凡で何となく生きていたモフモフ好きな学生が異世界転移でドラゴンや神様とあれやこれやしていくお話し。
基本シリアス少な目、モフモフ成分有りで書いていこうと思います。
女性キャラが多いため、様々なご指摘があったので念のため、タグに【ハーレム?】を追加致しました。
9/18よりエルフの出るお話になりましたのでタグに【エルフ】を追加致しました。
物語は基本的にゆっくり進行です。
1話2800文字~3500文字程度で投稿させていただきます。
※アルファポリス様、カクヨム様にも掲載させて頂いております。
※マグネットマクロリンク様、ノベルアップ+様にも投稿を開始いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 17:02:30
5348218文字
会話率:41%
夫婦で一緒に異世界に召喚された宝角 勇弥(ほうすみ ゆうや)と宝角 香梨奈(ほうすみ かりな)は、召喚されている途中、神様と名乗る怪しい声に、身体強化(極限)と全魔法反射という能力を授けられた。
召喚された先では、召喚された勇弥と香梨奈を
無視して、魔王討伐の真っ最中。
能力で魔王をぶっ飛ばした勇弥だが、幻魔法により姿を変えている魔王が、全魔法反射の効果で小さな女の子であると見抜いていた香梨奈により、魔王に味方する事になる。
魔王討伐のパーティを退けた後、魔王マリーと魔界の魔物達が暮らす街を見ていた時、寂しそうに親子を見るマリーの姿を勇弥達は見ることになる……。
寂しそうな姿を見るに見かねた香梨奈の思いつきにより、マリーの父親と母親になる事になった勇弥。
魔物達による大運動会も控え、一番の目玉、闘技大会に出場する事になった勇弥は、身体強化(極限)を使って生き延びる事ができるのか!?
理性を持った魔物と、それを従える魔王、そしてその魔王を娘として可愛がる夫婦のほのぼのとしたお話。
1話3000文字以上で投稿致します。
投稿スケジュールに関しては、活動報告をご覧ください。
R15と残酷描写は、念のためです。
※アルファポリス様、カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-25 19:03:24
181323文字
会話率:49%
いつも通りに帰宅すると、何やら妙な気配を感じた主人公『臥龍岡 翔』。
その気配の正体は……異世界の住人達だった。
空腹という異世界の住人達に食事を与えると、ハマったらしく、それから毎晩、ご飯を食べるためだけにこちらの世界に転移してくるように
なってしまう。
異世界の住人から渡される、異世界の食材をこちらの世界の調味料で調理して、異世界の住人達の舌を唸らす料理を作る。
これは、主人公が一人でそんな出来事に立ち向かう……ようなシリアスにはならないのほほんとした物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 18:00:00
526545文字
会話率:34%
作者が書き溜めている龍の設定を吐き出す場です。1話目はテンプレート、実際の設定は2話目からです。
この龍たちの設定を流用するのは自由ですが、キーワードとして「龍溜場引用」をつけてください。
最終更新:2024-06-15 18:00:00
1424文字
会話率:0%
コインに表と裏があるように、世界にも裏と表がある。
科学と法律が支配する世界を表とするならば、裏は神秘と無法が蔓延る世界だ。
黒鉄悠真は、そんな裏と表の境界線で生きている。
日常と非日常を行き来する日々の中、悠真はとある少女と出会う。
「───この街に一匹の鬼が入り込んでいる。ソイツを殺すのを手伝って欲しい」
そんな一言で始まった鬼退治をきっかけに悠真と彼女はより深く非日常へと飛び込んでいく───。
現代伝奇ダークファンタジー、ここに開幕。
※この作品はpixiv、カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 18:00:00
12469文字
会話率:27%
──破軍学園一年生の十六夜龍斗はある日、かつて別れた幼馴染みである少女──白雪綾乃と再会する。
再会の喜びに浸っていた二人だったが、その喜びも束の間に二人は怪異に巻き込まれてしまう。
これは、闇に紛れ闇を祓う者たちの物語。
この作品はカ
クヨムにも上げています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 18:00:00
30093文字
会話率:33%
この世界はどうしようもなく狂っている。
眼を閉じた次の瞬間に、世界が当たり前のようにあるかは誰にも解らない。
だからこそ──この世界はどうしようもなく綺麗で、どうしようもなく美しい。
最終更新:2023-12-21 11:19:04
8602文字
会話率:38%
七体の龍が守護する国・七龍国(しちりゅうこく)。
その内の一体である青龍の伴侶に選ばれた和華(わか)の身代わりとして、青龍の元に嫁ぐことになった海音(みおん)だったが、輿入れの道中に嫁入り道具を持ち逃げされた挙句、青龍が住まう山中に置き去り
にされてしまう。
日が暮れても輿入れ先に到着しない海音は山中に住まう獣たちの餌食になることを覚悟する。しかしそんな海音を心配して迎えに来てくれたのは、和華を伴侶の望んだ青龍にして、巷では「人嫌いな冷涼者」として有名な蛍流(ほたる)であった。
冷酷無慈悲の噂まである蛍流だったが、怪我を負っていた海音を心配すると、自ら背負って輿入れ先まで運んでくれる。
身代わりがバレないまま話は進んでいき、身代わりの花嫁として役目を達成するという時、喉元に突き付けられたのは海音と和華の入れ替わりを見破った蛍流の刃であった。
「和華ではないな。お前、何者だ?」
疑いの眼差しを向ける蛍流。そんな蛍流に海音は正直に身の内を打つ明けるのだった。
「信じてもらえないかもしれませんが、私は今から三日前、こことは違う世界――『日本』からやって来ました……」
現代日本から転移したという海音を信じる蛍流の誘いでしばらく身を寄せることになるが、生活を共にする中で知るのは、蛍流と先代青龍との師弟関係、蛍流と兄弟同然に育った兄の存在。
そして、蛍流自身の誰にも打ち明けられない秘められた過去と噂の真相。
その過去を知った海音は決意する。
たとえ伴侶になれなくても、蛍流の心を救いたいと。
蛍流が心から笑える日を迎えられるように――。
※アルファポリス、魔法のiらんどなどにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 17:50:00
128273文字
会話率:48%
現代に生きる龍騎士の話。
最終更新:2024-06-15 17:10:00
33961文字
会話率:43%
【000 序 ~あらすじ~】
古代ヴェルト史とは、龍王暦元年、八大龍王による八つの秩序――八國の誕生から始まり、一〇五〇年に勃発する未曽有の大戦――いわゆる世にいう『ヴェルト戦役』が十二年続き、その後、連邦国家による統一がなされるまでを
表わす時代である。
そして、そのヴェルト戦役を経て連邦国家による統一までの千年もの長き年月、大陸ではさしたる大きな争いもなく、八つの國が存続する平和な時代が続いたとヴェルト史に記され、それが通説として長年信じられてきた。
しかしながら、最新の研究結果により、それは虚構を多分に含む歴史であることが判明されていく。それによると、龍王暦が始まって千年もの年月、ヴェルト大陸全体で争いが全く無かった時は、ただの一度もなく、各国の国境付近では、常に國同士の争いが絶えなかったというのが真相であったらしい。ただ争いといっても、一地方や一地域の争奪戦がほとんどであり、それも数日から数か月程度のものが大半であったという。
そういう意味では、“さしたる大きな争いもなく、平和な時代が続いた”というヴェルト史の表記も、狭義の解釈で言えば、あながち虚構と言いつのるほどのものではないのかもしれない。ただ一つの例外を除いては……。
ただ一つの例外。
それは、龍王暦二〇〇年前後のことで、この時代に起こった戦いのほぼ全てを総括して『六将大戦役』と呼ばれた。文字通り、六人の将軍を中心とした戦いであるが、その六人の将軍は全て八國のうちの一國に所属していた将軍であった。
この“奇跡の人材結集”現象により、その一國――ソルトルムンク聖王国は、その大戦役以前の他の七国と同程度の國から、他の七国全ての国力を合わせてなおそれを上回る超巨大な国家へと成長したのであった。
これに対し、ある時には八國の建国神である八大龍王が、六大将軍もろとも、“龍王の建国した國を一つとして滅亡させない”といった八大龍王伝統の約定を違えてでも、聖王国を滅ぼうそうと画策し、またある時には、人である六大将軍の意向を尊重するが故に、神である八大龍王が忖度し妥協するといった、起こり難き事象も実際に起こったのであった。
さて、これからこの『六将大戦役』という一大戦記を、古代ヴェルト史を基礎(ベース)に、最新の説も織り交ぜつつ、六大将軍を中心とした人々の生き様に焦点をあて、語っていくこととする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 17:00:33
703417文字
会話率:24%
【000 序 ~あらすじ~】
人類史に神話として語られている時代より、さらに数万年さかのぼる時代。
まだ人と竜(ドラゴン)が共存していた頃の話である。
ヴェルトと呼ばれたある大陸に、八人の神々が天界より降臨し、混とんとしていたその大
陸を八の秩序にまとめ上げた。
八の秩序は、やがて『國(くに)』と呼称されることになる。
八の國にまとめ上げられたヴェルト大陸の人々は、それぞれの國を作り上げた八人の神々を、建国神として崇め、神々を八人の龍の王――八大龍王と呼んだ。
八人の神々が、國という秩序を作り上げるに当たり、それぞれが天界の龍を使役したのがその由来である。
八大龍王は大陸を平定した後、それぞれの國の運営をヴェルトの民に委(ゆだ)ね、天界へ戻っていく。
龍王より國の運営を委ねられた者は、『王(おう)』と呼ばれ、王は自國を束ね続けられなくなった時、次代の王を選定することにより、その國を存続させていった。
八大龍王がヴェルト大陸に秩序をもたらし、八國を建国した年を、ヴェルトの人々は龍王暦元年と定めた。
八大龍王は、天界に戻った後も、ヴェルト大陸の動向に常に目を配り、場合によっては、天界から國々に干渉することもあったという。
こうしてさしたる大きな争いもなく、大陸は千年もの長き間、八つの國が並立する平和な時代が続いた。
しかし、八國建国からおよそ千年後の龍王暦一〇五〇年、未曾有(みぞう)の戦乱が勃発する。
八大龍王同士の争いが引き金となったその戦乱は、同暦一〇六一年十二月までのおよそ十二年もの長い歳月、ヴェルト大陸全域を混とんとした世界へと変貌させた。
これから八大龍王、並びにこの乱世の時代を駆け抜けた人々によって織りなされた、一大歴史戦記を、古代ヴェルト史をひも解き、語っていくこととする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-31 09:42:16
1962478文字
会話率:23%
曰く付きの家に嫁ぐ事になった少女と、孤独な龍の恋愛ファンタジー!
時は大正時代。まだ明治時代が色濃く残るそんな時代。
異国で生まれ育った鈴は幼い頃に両親を亡くし、たった一人の叔父を頼って日本へやってきた。
けれど親戚は鈴に当たりが強く、と
うとう曰く付きで有名な神森家にお見合いに行く事に。
結婚が決まるまではお試し期間として身柄を拘束させてもらうと言う神森家の掟に従って鈴はその日から神森家で暮らすことになったのだが、この家の住人は皆、人間ではなかった……。
龍と少女の現代恋愛ファンタジーです。
※一日二話更新となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 17:00:00
193922文字
会話率:66%
精霊の森と呼ばれる森に小さな魔女が住んでいました。
その魔女は師匠から一つの魔法を与えられます。
その魔法は配信魔法。師匠の故郷に声と映像を届ける不思議な魔法です。
小さな魔女は配信魔法でのんびりまったり楽しみます。
配信で魔法を見せて、
投げ菓子という不思議な仕組みでお菓子をもらったり。
視聴者さんが言う料理に興味を持って、地球に行く魔法を開発したり。
時には配信しながら異世界を巡り、みんなでテンプレを楽しんだり。
そして、旅立った師匠の足跡をたどってみたり。
これは、異世界に住む小さな魔女が、地球に住む視聴者さんと一緒にあっちこっちに遊びに行くお話です。
※最初の1週間は1日3回更新します。
※その後は不定期更新です。できるだけ毎日更新したいとは思います。
※戦闘要素はほぼなし。あったとしても軽く。
※カクヨムとハーメルンにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 17:00:00
684686文字
会話率:65%
もふもふな動物が大好きだけれど、病室から出られない妹がいました。
そんな妹のために、姉はグラフィックが美麗だと話題のVRMMOゲームを用意しました。
諸々の許可を取って、二人で遊ぶことにしたのでした。
これはもふもふをもふもふする姉妹のお話
です。
あとついでにもふもふをもふもふする妹がとてもかわいくて誰かに自慢したくなって、配信をするという暴挙をおかした姉のお話です。
※現在は3日に1回、18時に更新しています。
※山も谷もありません。無双どころか戦闘すらありません。のんびりもふもふ。
※批判含め、感想などいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
※こっそり古巣のハーメルン様でも投稿しています。
※VRゲーム日間、週間、月間ランキングで1位をいただきました。ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 18:00:00
736788文字
会話率:64%
ある日、配信でゲームの配信をしていると、いきなり変なコメントが流れてきた。
曰く、自称女神様。一目惚れしたのであなたの願い事を叶えます、だって。
冗談だと思ってダンジョンで配信をしてみたい、なんて言ったら……。
本当に、日本にダンジョンが出
現してしまった。
その上、ボクの要望を叶えたとかで銀髪少女に姿も変えられて、当然のようにそれも配信にのってしまって……。
痛いのも怖いのも嫌だから引きこもろうと思ったけど、諸悪の根源な女神様が守ってくれるとのことで、ダンジョンを攻略していこうと思う。
これは、銀髪幼女にTSさせられたボクが、女神と一緒に異世界の人と交流しながらダンジョンを探索、それを配信するお話だ。
※投稿開始から1週間は1日3回、その後は1日1回更新、書きだめがつきれば3日に1回更新です。
※プロローグをのぞき、1話2000文字前後で投稿しています。
※戦闘要素はほぼなし。あったとしても軽く。
※カクヨムとハーメルンにも投稿しています。
※カクヨムの方が1日分早く投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 17:20:00
104185文字
会話率:66%
~プロローグ~
この世界は呪われている……。
1000年前、突如世界に降臨し配下の魔族と共に世界を滅亡に導こうとした魔王ギフティガ。
だが、彼は魔王と同じく突如世界に降臨した神ショファンによって力を与えられた勇者アークによって倒された。
世
界は平和を取り戻したかに見えたが、魔王は死に際に世界に呪いを掛けていた。
その呪いとは魔王の輪廻転生の呪いである、魔王が死んでも、魂は不滅だ。魔王はいずれ新たな肉体を得て甦る。そんな恐るべき呪いが世界に残されたのだ。
そして、その魔王の肉体となるべき対象は……人間であった。つまり、人間に魔王の魂が宿り新たな魔王の依り代となってしまうのだ。
魔王になる対象が誰かはわからない、だが確実に言えることは一つある。それは……、 魔王は必ず人類の敵となるということだけだ。
それまでどんなに善良な人物であろうと、たとえ平和を愛する優しい心の持ち主であったとしても、必ず人類にとっての脅威となりうる存在になってしまうのだ。
魔王の誕生には法則性はない。ある日突然として現れる。それがいつなのかも分からないし、誰がなるのかも分からない。
この世界はそんな呪いを抱え魔王軍との戦いを繰り返してきた、しかし、何度倒しても新たな肉体を依り代に甦る魔王とその配下の魔族たちによって人類は追い詰められ、世界の大半は滅ぼされてしまった。
残すは神の力によって守護されているというジェイポスというたった一つの島のみという有様だった。
このままでは世界が完全に滅ぼされるのも時間の問題だろう。
しかし、ここに古の大賢者デイタが残した一つの予言がある、いつか魔王の魂を完全に滅ぼし世界を呪われた運命から救う者が現れるだろうと。
人々は予言を信じその者の出現を待ち続けている。
予言にある呪われた運命を打ち砕く者『デスティニーブレイカー』の出現を……。
※本作は『カクヨム』にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 17:00:00
56500文字
会話率:28%
ヒーロー大好きな中学一年生の少女<香取みう>
ただの空想だとわかっているけど、現実にヒーローがいたらなぁ、などと妄想していた。
そんなある日彼女は『本物』と出会う……。
そして、彼女もまたヒーローとして活動することになってしまった!
「転
生の炎は悪を焼き尽くす正義の業火!シャイニーフェニックス!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 17:00:00
473516文字
会話率:34%
魔物や悪人を狩ることで生計を立てるハンターという職業が存在する世界。
新人ハンターの少女シルヴィ・フレイオンは凶悪犯罪者を確保するために訪れた町で同じ新人ハンターの少年クロード・トゥームスと出会い共に犯罪者確保に挑む。
しかし、見つけ
た犯罪者は彼らがどうにか出来る相手ではなく、絶体絶命の危機に陥ってしまう。
その時、彼女たちの前に現れたのは……。
凶悪な魔物に世界的犯罪組織。そんな連中が跋扈する世界で戦う者たちのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 17:00:00
210641文字
会話率:33%