30,000年前。銀河戦争の末、ひとりの異星人が地球に不時着した。
滅びゆく自星文明の記憶と技術を携え、彼は人類に紛れて生まれ変わり続けてきた──。
そして現代。
彼は「田所 星司(たどころ せいじ)」という冴えない高校生に転生していた。
毎日を静かに過ごすつもりだったが、9000種類の宇宙語と40億種の知的生命体の文化知識が、日常生活でたびたびバグを起こす。
・物理教師「この公式、理解できるか?」
→ 星司「そりゃ4次元崩壊以前の基礎ですよね」
・美術部員「この絵、感想くれる?」
→ 星司「エストラ銀河の死に際に描かれた“終焉の女王”に似てる」
・ヤンキー「おい田所、調子に乗んな」
→ 星司「君たちのような征服者は、かつてアントゥレ星でも滅びた」
バレちゃまずいけど、隠すのも大変。
しかも、彼の過去を知る“かつての敵”が、次々と現代に転生してきて……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 06:00:00
18532文字
会話率:66%
2025年、大学生の佐藤タクヤは彼女・彩花とのドライブ中にケンカになり、そのせいで事故に遭い死亡してしまう。直後、異星「灰燼の星」に鱗と毒針の尾を持つ異形の体で転生。溶岩と灰の過酷な世界で、地球への執念を胸に戦う。熱血戦士ザルク、純粋な植物
娘セリスら仲間と銀河を渡り、機械生命体、液体生命体など様々な異星人と出会う。道中で得た情報、地球への鍵「ワープコア」を求めるが、ワープコアの所在地であり全宇宙の大戦場である「鉄血の星」での血戦と喪失が待ち受ける。帰郷の果てに待つのは希望か絶望か。ダークファンタジー×SFの銀河冒険譚!(挿絵付き)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 23:11:59
57219文字
会話率:36%
この作品は前々作「人類は孤独ではない――タイタン探査が明らかにした新たな知性」と、前作「人遥かなる継承――虚空へ放たれし声」の続編です。
とはいえ、本作から読み始めても、まったく問題はありません。
むしろ、ここを起点にして、後から前作を読
み直していただくことで、時間軸を遡るように物語を再構成する読み方も可能です。
前々作では、人類がはじめて異星知性――エリディアンと出会い、そして木星に眠っていた超高度知生体「オメガ」を目覚めさせるまでの過程が描かれています。目覚めたオメガは、何億年も前から繰り返している、「知的文明の失踪」という謎を明かします。失踪とはすなわち滅亡だと解釈した人類とエリディアンに対して、オメガは自らを含む銀河中のストームセル知性体が構成している知的ネットワークであるヴォクス・インフィニタを目覚めさせることで、その謎が解明できるだろうことを示唆します。
かくして人類とエリディアンは一致協力して恒星間宇宙船であるコヒーレンス・アークを開発し、恒星間宇宙へと旅立ちます。
その続編である前作では、知的文明の「失踪」につながる直接的な原因が「フェージング」という現象であり、それがブラックホール周辺に構築された「アルセイデス」と呼ばれる構造体から発射された「ガンマ線バースト」によるものであることを突き止めます。さらに、そのアルセイデスを構築し、数十億年前からいまに至るまで、継続して知的文明を衰退させている「ハダノール」という存在に行き当たります。ハダノールとはどういう存在なのか、その目的は何なのか、謎は謎を呼ぶことになります。
人類とエリディアンたちは、アルセイデスに残された人類のアーカイブ、そして覚醒したヴォクス・インフィニタがその膨大な記録を紐解いて解明した結果から、ハダノールはある条件で文明を衰退させ、再出発させているらしいことを解き明かします。その判断基準は謎のままでしたが、人類とエリディアンは、フェージングを恐れて太陽系にとどまるよりも、銀河中に広がるヴォクス・インフィニタの支援を受けて恒星間宇宙に進出することを決めます。
この物語では、恒星間宇宙に広がることを決めた人類、エリディアン、そしてヴォクス・インフィニタの共生体が、銀河に進出し、あらたな文明を築いていく過程を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 22:00:00
15797文字
会話率:28%
セレス・ノード──それは地球に設けられた、人類最高水準の研究設備と知性が集う先端研究施設であり、重力構造の制御や多次元空間理論、意識と場の共鳴といった、境界領域の知を実践的に扱う中枢でもある。その活動の一部として、異星知性体エリディアンに関
する研究や接触も進められている。
15歳の少年、リュシアン・モレルはその学苑で学ぶ学生のひとり。物理学への探究心を抱きながら、最近ではアーク・コンダクターへの志望に心を引かれている。
重力場と意識を共鳴させ、空間そのものに働きかけるこの役目は、単なる操縦士ではない。
限られた訓練生だけが選抜される、いわば「重力と宇宙を読み、導く者」。その訓練は、人間の認識や反応の限界にまで踏み込み、従来の科学と常識の枠を超えた負荷を強いられる。操縦というより、空間と同調し、力場そのものを“感じて制御する”感性が求められる役割だ。
自分がそこにふさわしいかどうか、リュシアンはまだ答えを持っていない。
ある日、論理学の新任講師として赴任してきたソリテーション──ティス・エラとの出会いが、リュシアンの思考と感受性にゆるやかな変化をもたらしていく。
彼女の講義は、論理と思考の構造そのものに踏み込むもので、生徒たちの関心を強く引いた。
彼女は、タイタンの湖底で進化したエリディアンという知性体の投影体であり、人間のように話すが、その内面は異なる法則で動いている。
彼らは音や振動を使って、言葉よりも深い部分で意図や感覚を伝え合う。リュシアンにとって、彼女の語る論理はどこか遠く、だが不思議と引き込まれるものだった。
生徒たちのあいだには見えない隔たりが生まれ、言葉にしにくい緊張も生じる。
リュシアンもまた、ティスとの対話を通して、自分自身の過去、迷い、そして何のために進むのかという問いと向き合うようになっていく。
学苑に残るか、宇宙へ出るか──その選択は、自分という存在をどう捉えるかに関わっていた。
この物語が描くのは、遠い未来や異星との邂逅ではない。
まだ答えの出ない問いを手に、誰かと共に考えながら前に進もうとする、ひとりの少年の姿である。
答えは示されないまま、物語はそっと閉じられる。
けれど、その問いは、どこかでまだ続いている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:00:00
42699文字
会話率:22%
土星の衛星タイタン。その極寒の液体メタンの湖底で、人類は未知の生命体「エリディアン」と出会う。触手を用い、振動を通じて交信する彼らは、人類とは異なる進化の道を辿り、独自の文明を築いていた。
探査機を通じた交信から始まった関係は、次第に双方の
文明を変えるものとなる。人類はエリディアンに「光」の技術を提供し、彼らは人類に自然との新たな関係性を示す。補完し合う知性の融合は、単なる接触を超えた共生の道を切り開いていく。
タイタンという異星世界で、二つの知性が交わり、互いに新たな高みを目指す物語。その過程で、人類は宇宙における自らの位置を問い直し、新たな未来を模索する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 11:13:57
342464文字
会話率:39%
都会の片隅、緑に包まれた静かな場所に佇む、レトロでモダンな喫茶店「澪音(みおね)」。
店主は、控えめながらも丁寧な所作と、少しだけ不思議な感性を持つ人物。
彼が営むこの喫茶店には、今日もふとした音や香り、風に導かれるようにして、少し変わった
客たちがやってくる。
その客たちは――実は、地球の外にあるさまざまな星から訪れる“異星人”たちだった。
彼らの姿や言葉、感覚、文化はさまざまだが、それぞれが心のどこかに小さな「孤独」や「記憶」、「迷子になった気持ち」を抱えている。
「澪音」で淹れられる一杯のコーヒーや紅茶は、彼らの心にやさしい響きを残していく。
毎話、ひとりずつ登場する異星の客との出会いと別れ。
そしてそのたびに、店主はノートをひらき、短く静かに“今日のお客様”を記録する――。
これは、ひとりの店主と、一杯の飲みものを介して交わされる、惑星を越えたささやかな対話の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:44:25
7235文字
会話率:28%
異星種族「遼州人」の青年・神前誠が発動した“干渉空間”と“光の剣”――その異能が、貴族主義者によるクーデター未遂事件「近藤事件」を阻止してから一か月。だが、宇宙に法術師の存在が公表されたことで、世界は静かに混乱の只中にあった。
そんな中で
も、誠が所属する司法局実働部隊――通称「特殊な部隊」は今日も元気にバカをやっていた。
運用艦『ふさ』の艦長・アメリアと、非情なサイボーグの副官・西園寺かなめの思いつきで、「野球部夏合宿」という名の混乱イベントが始まる。嫌な予感しかしない誠だったが、半ば強制的に巻き込まれていく。
高級ホテル、混浴風呂、貴族的な晩餐……合宿先で誠は、かなめの正体――名門貴族国家・甲武国の“姫”としての姿と、東和共和国の20世紀末的な庶民生活とのあまりの違いに衝撃を受ける。
しかし、夏休み気分を打ち砕くように、「遼州人の解放」を掲げる革命家たちが誠を襲撃。法術を駆使する彼らとの戦いは、誠の力と正義を改めて問うものとなる。
これを機に誠の警護体制が強化され、アメリア・かなめに加えて、無表情な戦闘用人造人間・カウラも“護衛”として同居を開始。男子寮の平和は完全に崩壊した。
そんなドタバタを、酒とタバコと諦めで生きる嵯峨特務大佐と、『人類最強』な天才幼女クバルカ・ラン中佐は、どこか達観した目で見守る。そして、その裏では“廃帝ハド”が掲げる「強者による支配」の理想が、静かに牙を研いでいた――。
異能と陰謀とバカ騒ぎ。これは、宇宙で一番カオスな「お仕事SFギャグロマン」である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 19:52:05
163488文字
会話率:47%
地球人が初めて出会った異星種族『リャオ』。彼らの住む惑星遼州には豊富な金鉱脈が眠っていた。地球人は文明の力を盾に彼らを奴隷化するが、やがて駐留軍の反乱によって遼州は独立。そこに地球を捨てた者たちも加わり、遼州は複数の国家に分裂、戦乱の時代へ
突入する。
一方、遼州人が建国した『東和共和国』は武装中立を掲げ、二十世紀末の日本に似た文化を維持しながら平和を保っていた。そして400年後——。
理系オタクで乗り物酔いがひどい神前誠は、どう考えても罠としか思えないような経緯で、機動兵器『シュツルム・パンツァー』のパイロットに任命される。しかも配属されたのは、武装警察風の「司法局実働部隊」。通称『特殊な部隊』と呼ばれるその組織には、異様な隊員たちが待ち受けていた。
八歳児にしか見えないエースパイロット・クバルカ・ラン中佐、女好きの駄目司令官・嵯峨惟基、中身の読めない人造人間やサイボーグ、さらには全員女性の戦闘用人造人間クルーなど、個性が強すぎる面々。配属された5人の前任者は、全員がわずか1週間で逃げ出したという。
そんな彼らの前に立ちはだかるのは、「力ある者が支配する世界」を目指す『廃帝ハド』、進化を拒絶する謎の存在『ビッグブラザー』、そして宇宙秩序の再編を目論む『ネオナチ』。
戦いの中で、誠に宿る未知の『力』が覚醒する。それは世界の未来を左右する鍵となるのだった——!
SF×お仕事×ギャグ×戦記!「特殊な部隊」の戦いが今、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 19:52:29
381066文字
会話率:40%
進歩から取り残された『アナログ』異星人のお馬鹿ライフは続く
遼州人に『法術』と言う能力があることが明らかになった。
だが、そのような大事とは無関係に『特殊な部隊』の面々は、クラゲの出る夏の海に遊びに出かける。
そこに待っているのは……
新登場キャラ
嵯峨茜(さがあかね)26歳 『駄目人間』の父の生活を管理し、とりあえず社会復帰されている苦労人の金髪美女 愛銃:S&W PC M627リボルバー
コアネタギャグ連発のサイキックロボットギャグアクションストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 19:26:23
175635文字
会話率:54%
あらすじ
異星人の使いが現れて翻弄される少年。
少年と美少女との最悪な出会い。
少年と美少女姉妹と異星人の使いは、ある人物を救出する為出発したが、異世界に飛ばされてしまう。
困難を乗り越え異世界から帰国した少年たちだが、異世界の友人
が危機に陥ったと知り、再び異世界の冒険に旅立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 19:40:00
139208文字
会話率:29%
精霊の森と呼ばれる森に小さな魔女が住んでいました。
その魔女は師匠から一つの魔法を与えられます。
その魔法は配信魔法。師匠の故郷に声と映像を届ける不思議な魔法です。
小さな魔女は配信魔法でのんびりまったり楽しみます。
配信で魔法を見せて、
投げ菓子という不思議な仕組みでお菓子をもらったり。
視聴者さんが言う料理に興味を持って、地球に行く魔法を開発したり。
時には配信しながら異世界を巡り、みんなでテンプレを楽しんだり。
そして、旅立った師匠の足跡をたどってみたり。
これは、異世界に住む小さな魔女が、地球に住む視聴者さんと一緒にあっちこっちに遊びに行くお話です。
※最初の1週間は1日3回更新します。
※その後は不定期更新です。できるだけ毎日更新したいとは思います。
※戦闘要素はほぼなし。あったとしても軽く。
※カクヨムとハーメルンにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:00:00
959998文字
会話率:66%
全米が泣いた(※)、あのスペクタクルスペースオペラが、今、愛知県日間賀島西港の左くらいで開幕。
地球の観光資源に目を付けた異星人の開発集団。
来たるべきライバルの妨害に対処すべく、目を着けたのは日本のアニメ。
大型二足歩行兵器の開発
に特化していると勘違いし、日本政府と機動兵器の共同運営を始める。
一方、勘違いで乗務員募集に応じた彼女は、仕方なく異星人との経済戦争に巻き込まれていく。
「勝負だ、ラスブス!」
「わたしは、中ブスだ!」
直接の攻防戦の裏で、買収工作。金では動かない鉄の女が、猫で揺れ動く乙女心、如何に。
「その機動兵器を降りるなら、猫カフェの資金を出そう」
「ハムスターと猫は共存出来ない!」
(※)価格高騰より
ちなみに篠島はタコ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 16:42:04
86782文字
会話率:44%
部屋で寝ていた平凡な高校生・野生薫は突然謎の美少女に襲われ手籠めにされてしまう。しかもその美少女ラブジルは同名の巨大人型ロボットのインターフェースだと自称する。半信半疑のまま野生薫は異星怪獣との闘いに駆り出されてしまう……(※全年齢の為エッ
〇なシーンはございません)
タイトルだけ思い付いて内容、設定一切考えていません。詰まったら途中で即終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 16:35:59
2972文字
会話率:52%
超光速宇宙艦を駆る、武力行使を厭(いと)わない宇宙生活者ドラグゥン・エトランジェ(傭われ宇宙艦乗り)。そのレギオ(編団)・グリフィンウッドマックは、パイロット(操艦担当)に赤髪(しゃくはつ)のリサ・テスタロッサを迎え、新しい仕事に飛び立った
。音信不通になった地上開発基地、白寒(びゃくかん)の惑星に降り立った彼らに、見境ない攻撃の砲火が襲い掛かる。清幽の氷地に繰り広げられる死闘、そしてその先でグリフィンウッドマックたちが見たものは・・・。紅のドラグゥン続章、脱稿披露。
文調表現クセ強め 漢字多い ルビ乱発 全182話で完結
理屈・説明の部分は斜め読みしても大丈夫
【カクヨム】で上付きルビ表記スタイルで掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:10:00
552953文字
会話率:46%
シュメール(雌雄同体)人の貨物輸送業者(トランスポーター)、ショウン・ライアットの通常業務を綴った話。貨物輸送をしたり、同業者とダベったりの日常風景。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
スペースオペラ風ですが、多分違います。
サブタイトルを改編しました!
12/13 ネタがストック出来たので連載を再開しました!
いつまで持つかわかりませんが(笑)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 23:04:17
788360文字
会話率:36%
初めて異星文明と平和的に接触することになる地球連邦だったが、その異星人は地球へ救いを求めてきた。
地球にも迫る宇宙規模の大帝国の魔の手、地球連邦は初の異星人との接触を機に宇宙規模の戦乱へ巻き込まれていく。
以下今後の予定 更新スピードは遅
いです。下手したら年1の場合もあるかも、なるべく更新頑張ります。
第一章 接触、迫る危機編 ←今ここ
第二章 太陽系防衛編
第三章 つかの間の平穏と軍備強化編
第四章 奪還編
第五章 銀河大戦編
第六章 総力戦編
最終章 いざ敵本星へ編折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 22:12:28
23856文字
会話率:28%
“宝石が王を決める” 神秘の星リラ。
リシューは、戒厳令が敷かれたその星へ向かおうとしていた――
この物語はリラ星を舞台に繰り広げられる冒険ものである。
リシューは、依頼された仕事をこなしながら宇宙を旅している闇組織バイスの一員。
通り名は、シルバーフォックスと呼ばれている。
一緒に宇宙船に乗っている相棒は、能(脳)天気少年のパット一人。
よく雨が降るある星でパットがいつものようにリシューに話しかける。
「ねぇ、リシュー、緑色の雨ってすっごくきれいだね。きらきらしてて、小さな森がたっくさんふってくるみたい……」
無邪気に、ときにはとんでもない言葉でリシューを翻弄する。が、その何気ない会話がリシューのささくれだった心を知らぬ間に癒していたのである。
数年前、リシューは父とともにリラ星のダール大臣の依頼で銃を運びこんだ。その後、内乱へと発展し、王と王妃は囚われ、王子二人は異星へと脱出した。
リシューは今も内乱が続き、何一つ情報が伝わってこないリラの現状と、その地に住む友――パルの安否を憂えていたので、ひそかに入り込む決意をする。
その矢先、リラより依頼が舞い込んだ。連絡してきたのは、かつての友パル。
今はダール王となった彼のもとで大臣となっていた。敵か、味方か。不安な要素にリシューは迷っていたが、行くことを決める。
パットは、ひょんなことからリラ行きを願っていた少年二人と知り合い、リシューに黙って船に乗せた。さまざまな想いを、それぞれの胸に秘めながら、宇宙船は辺境の星リラへと旅立つ。
そこでリシューたちを待ち受けていたのは、驚くべき事実であった――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:27:21
117845文字
会話率:42%
フジ・カケルの正体は、かつて侵略者たちから地球を守ったスーパーヒーロー“アブソリュートミリオン”の息子“アブソリュート・アッシュ”だ。
地球にやってきたフジは、父ミリオンから仕送りをもらい、全てを酒、タバコ、女、ギャンブルに叩き込む浪費
家のクズ野郎!
地球で欲望の赴くままに醜態を重ねるフジは「一族の恥・究極のクズ・“アブソリュート・トラッシュ”」と呼ばれるようになる。
仕送りをストップされ金に困ったフジは、ある日異星人ヤクザの経営する違法パチンコ店を襲撃し、1000万円を強奪する。
そしてその場に居合わせた“オタサーの姫”の大学生・鼎を気まぐれに助け、手を組むのだった。
暗躍する異世界人ゴア族、覚醒の時を待つ破壊神GOD……地球にはまた、危機が迫っているというのだろうか!?
クズ野郎系ヒーロー、オタサーの姫、パワードスーツを着る石頭の警察官、セクシー女幹部、女子高生姿の姉らと、金と屁理屈をこね回すクズ野郎系ヒーロー譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:08:54
2045141文字
会話率:59%
技術系商社のOLの神無月 結命(かんなづき ゆめ)はとある昼下がり、管理者と自称するものにこの世界の危機を救ってほしいという依頼を受ける。てっきり剣と魔法の世界だと思ったユメは色々なチートをもらいつつも快諾してしまう。
ところが、ユメが目覚
めるとそこは宇宙船の中。
「異世界がSFだなんて聞いてない!」との叫びを上げるが後の祭り。
旧巨大星間帝国の遺産を引き継ぎ、超兵器も自由に使える提督に就任する。
旅の先に待っているのは、個性豊かな種族と異星人。そして多彩な天文現象。
仲間と出会い、チートを使いながらも、たまに困難に巻き込まれ、仲間と協力して、時には不思議な能力を身に着け、星々を旅しながら星間帝国の謎に迫っていく。
ユメと愉快な仲間たちの冒険スタートです。
【注意事項】
この物語に登場する人は物語上亡くなることもありますが、直接的な残酷描写やグロテスクな表現は極力使いません。また、心理的圧迫が想定される場合はタイトル下部に警告を表示します。
SF要素が含まれていますが、用語がわからなくても物語を読むのに問題は出ない範囲に配慮しています。
どうぞ、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 18:41:12
628275文字
会話率:53%
地球から数億光年離れた場所に敵性体が現れた。
各星系雲から軍隊が派遣され戦っていた。そこに兵役宣告された、オレ篠森トモキは飛ばされる。
敵性体をどうにかしないと銀河系も滅ぶと聞かれて。
さて、どうしようか。悩みながら戦場を駆けることに・・・
最終更新:2025-06-29 10:27:34
575535文字
会話率:21%
突如として異星に転送された少女・梓希。それは召喚によるものとされ、しかも「二度目」らしい。だけど梓希には記憶がなく、一方的に知られている状況で——。
元勇者シンクや魔王ドネルから好意を向けられる中、梓希の存在は人類と魔族の衝突にも影響を及
ぼしていく。
渦中の梓希は三角関係に向き合い、異界の戦争を終わらせるため、一肌脱ぐことにするのだが……。
っていう予定です。
カクヨムにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-29 10:07:36
30911文字
会話率:50%
学生専用のルームシェアに住む主人公の|明仁 友遼《あけに ともはる》は、幼馴染の|結島 飾音《ゆいしま かざね》と高校最後の夏休みに山奥に向かっている途中、不時着していた宇宙船を目撃する。
近くにいた親友の|光眞 星司《みつま せいじ》と一
緒にその宇宙船を覗くと、オッドアイの瞳をした少女が眠っていたが、なぜか彼女は地底について研究している組織になぜか狙われることになった。
強引な大人たちから身を守り、彼女をもとの星に還すことができるのか?
とある離島で出会った高校生と宇宙人による友情と三角関係を描いた一夏の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 18:30:00
22992文字
会話率:35%
宇宙開拓歴。資源の枯渇に窮していた人類は火星への入植を開始する。そこで発見されたのは異星文明「ネイバーギフト」だった。想定外の異星技術は爆発的な技術革新をもたらし、新たな資源活用法を得た人類は一転して未曽有の開拓時代を迎える。
同時多発
的な宇宙開発によって人類の生存圏は拡散、各地で諸勢力が誕生し、人類は地球人・火星人・宇宙人とイデオロギーを際限なく分裂させていく。
人類は既に一つではなくなっていた。
火星の独立によって勃発した星間大戦は何の見通しもなく宇宙開拓歴を通し続き両者の体制膠着と腐敗を招く。
そんな中、外宇宙より飛来する脅威存在が明らかとなる。ロウカスと呼ばれる宇宙害獣の襲来。それを切っ掛けに争乱の様相は一転する。
人類は決断を迫られることになる。種の生存か、国家の存亡か、個の理念か。
宇宙開拓歴の終焉が訪れようとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 18:00:00
1566423文字
会話率:40%
遠い未来のとある高度な文明に住まう一人の人間が、ひょんなことから遠い遠い異星に着いてしまった。
どういうわけか変えることができず、生身では即死してしまうような環境の元、原因を探しに異星を旅する。
最終更新:2025-06-28 09:00:00
75225文字
会話率:21%