死刑囚(未決)の未完の手記とそれを読んで曖昧な記憶を辿り執筆を始める、とある患者。それは果たして実際に起こった事件のミステリーとしての再現なのか? 単なる狂人の与太話か?
4作目の構想に苦しむ 尾崎諒馬=鹿野信吾は幼馴染の彼女の婚約パー
ティーに出席する。彼女の婚約者は近藤メディボーグの社長で、自社の保養施設の別荘でそのパーティは開催された。別荘は二階建ての母屋と別棟の離れから成り、間の小路にはライラックが紫の花を咲かせていた。その景色はかつて彼が習作として書こうとしたミステリー「針金の蝶々」の舞台に酷似している。
近藤社長は意味ありげな笑みを浮かべて鹿野信吾に離れの中を覗かせる。離れの中にはチープなお面が飾ってある。母屋に入ると立派な階段が現れ、そこで彼女が「いちりとせ」に誘う。旧友の水沼は「いちりとせ」は夜這いの歌だと言う。
その夜、胸騒ぎを覚えて部屋を出てみると、階段の踊り場にバケツを頭に被った「ブリキの花嫁」が……
果たして惨劇は起こるのか? 密室トリックは? 鹿野信吾は彼女を守れるのか?
AIと会話する藤沢元警部と謎の脳外科医尾崎凌駕。黒服、青服を従える近藤名誉会長。開かれる〇〇〇お茶会。
デビュー作「思案せり我が暗号」、二作目「死者の微笑」で伏線を張ったところもあるので、老脳に鞭打って実験的に公開を目指してみます。
まあ支離滅裂な変な小説かもしれませんが、そういう作風なので……
おかしなことをおかしく書く異様さ。
企みにあふれた挑戦的な作品。
2024/12/21 他所(カクヨム)であまりビューが伸びないので、こちらにもほぼ同じ作品を載せることにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 08:10:55
210032文字
会話率:32%
私立上総台高校は千葉にある自称進学校。大人からの評判と生徒からの評価の乖離が大きく、人気があるとは言い難かった。
それでも、上総台高校も四月になれば新入生を迎える。似鳥晴明もその一人だ。幼馴染の文月桜子と一緒に入学したは良いものの、平穏
無事な生活を望んでいて、騒ぎなんてもってのほか。
しかし、ある日文月の中学時代の先輩から部活の勧誘を受ける。それは"アクター部"という聞き慣れない部活で……?
七転八倒青春ストーリー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 22:23:16
1071316文字
会話率:34%
神すらも凌駕する力を持っていたドラゴン――天光竜ラーディアは、神々にその力を恐れられて最高難易度ダンジョンの隠し部屋にある祠へと封印されてしまう。
人も魔物も寄り付かないため、唯一の話し相手は小さな虫。
そんな寂しい生活を送っていた時、新
人冒険者で底辺配信者の少女――アヤカと出会い、数万年の時を経て復活に成功する。
神に復讐を誓うも、封印の影響で魔力の大半を失ってしまい勝ち目のない魔力を取り戻すまでの間、ラーディアとアヤカはギルドを結成してダンジョン配信活動を行うことになる。
冒険者であれば、神殺しのドラゴン伝説を知らない者はいない。
祠での出来事は生配信されており、2人の出会いがきっかけで世界中が大騒ぎになるのだった。
作者でも制御できない個性的なキャラたちが動く、ギャグありガチバトルありのダンジョン配信ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 21:04:10
7962文字
会話率:63%
「どうかもう私のことはお忘れください。閣下の幸せを、遠くから見守っております」
とある国で、宰相閣下が結婚するという新聞記事が出た。
これを見た地方官吏のコーデリアは突如、王都へ旅立った。亡き兄の友人であり、年上の想い人でもある「彼」に
別れを告げるために。
だが目当ての宰相邸では使用人に追い返されて途方に暮れる。そこに出くわしたのは、彼と結婚するという噂の美しき令嬢の姿だった――。
これは、冷血宰相と呼ばれた彼の結婚を巡る、恋のから騒ぎ。最後はハッピーエンドで終わるめでたしめでたしのお話です。
完結まで執筆済み、毎日更新
第22回書き出し祭り参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 20:10:00
50857文字
会話率:37%
世界は闇の帝王の手に落ちかかっている。
主人公のユーリは、都の魔法学校を卒業して
魔法道具店に就職していた。
しかし、そこから数年して親戚のお婆さんが経営していた冴えない宿の近辺に
闇の帝王の手下が根城を置く様になってしまったとの話を聞
く。
大騒ぎと思いきや、その手下を倒すべく冒険者たちが殺到し
なんと一時的な特需に沸き
宿は突然の連日満室温冷と言う快挙を成し遂げる。
忙しすぎて手に負えなく、主人のお婆さんも腰を悪くしてしまった。
との連絡を受け、そう言うことならと
魔法道具店を退職、お婆さんの宿屋を手伝いに帰省したのだが
帰省した矢先に、とある冒険者によって近くに根城を置いていた闇の軍勢が討伐されてしまう。
それからはあれよ、あれよと言う間に冒険者がそこへ立ち寄ることがなくなり
一気に経営が傾いてしまう。
立地的にも態々冒険者が立ち寄る様なところではなく
せっかくの就職先の魔法展も退職してしまったユーリは潔く諦めようとしていたところ
先の闇の帝王の手下を討伐した冒険者ルートベルが再び宿に現れる。
ユーリと、主人のお婆さんのやりとりを聞いて若干の罪悪感を抱くことになり
宿の存続のために力を貸すことになったのであった。
こうして、RPG中ボス攻略後は絶対に寄らなくなくなるであろう宿屋の
後日復興譚は始まるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 18:00:00
89536文字
会話率:19%
オフィスで働く事務社員・飯山陽(いいやまよう)は、ただの会社員ではない。彼の正体は、会社に巣食う謎の怪物「社獣」を退治する秘密のハンター――社獣ハンターだった。
ある日、経理部の田村多夢恵が「会社の階段で幽霊が出る」という噂を一人会話で語
り始める。それを耳にした飯山は、幽霊の正体が社獣かもしれないと考え、土曜の夜に会社へ潜入することを決意する。
深夜、オフィスの階段で現れたのは、ジャージ姿の営業部員・大塚誠だった。彼は上司のまんひるからの理不尽なパワハラを避けるため、会社の階段を自主トレの場として使っていたのだ。幽霊騒ぎの真相を知った飯山は呆れつつも、事件は無事解決したかに思えた。
だが、オフィスの開発室には未だ謎めいた光が灯っており、飯山のハンターとしての夜はまだ終わらない。次はどんな事件が待ち受けているのか?
コメディタッチで描かれる「社獣ハンター飯山陽」の活躍をお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 15:00:00
61178文字
会話率:44%
この春から高校へ進学する夕也には大切な幼馴染が4人いる。
何をやらせても完璧にこなしてしまうチート気味な女の子、亜美。
なんとなく守ってあげたくなるような可愛らしい女の子、希望。
頼れる姉御肌で、色んなことを相談できる頼りになる女の子、奈々
美。
しょうもないことでバカ騒ぎしたり、部活や恋でライバルとして切磋琢磨できる親友の男の子、宏太。
小さなころからいつも一緒に育ってきた5人の幼馴染。
どんなことをするにも5人
恋、部活、勉強、それぞれの想いを胸に秘めて
高校生活の幕が開く。
この物語は少しずつ変わっていく5人の幼馴染の青春時代を描く学園恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 11:35:34
5639538文字
会話率:62%
滅亡した王国の辺境伯を祖先にもつ歴史学者シンシアは、或る日、友人の考古学者から『遺跡で発見された巨大石板の解読をして欲しい』と依頼される。
メールに添付されていた石板の画像には、祖先マクシム・バイロンの名が刻まれていた。胸騒ぎを覚えたシンシ
アが発掘現場へ赴くも、到着早々に崩落事故に巻き込まれる。
巨大な石板と共に地底に落下したシンシアは、石板に刻まれた祖先の名と紋章に触れながら意識を失った。
目覚めたのは白い世界。そこで出会ったのは、シンシアと瓜二つの女性、祖先マクシムの娘シルヴィアだった。
「どうか、エルディオン・プロキリアを救って」
滅亡した王国の元凶である暴君の救済を懇願されたシンシアが、「わたしがですか?」と聞き返した瞬間。およそ2000年の時空が逆行し、子孫シンシアは、祖先シルヴィアの身体に転生していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 10:41:12
24238文字
会話率:30%
誕生日を迎えたアレクは明日五歳になる。五歳になると魔法が使えるようになり、自分がどんな魔法が使えるかを楽しみに眠った。
しかし、夢の中で目が覚め起きて辺りを見渡すと辺り一面白かった。アレクがまた寝ようとしたら声が聞こえ、そちらを見ると兄と一
人の女性がいた。
そして兄は誕生日プレゼントに魔法を渡すと言い。更には「俺は別の世界で生きていた。」と言い出した。
こうしてアレクの魔法を使う楽しい生活が始まる。
と、思ったら魔法を使って騒ぎが起きる。そして偶に氷漬けの日常。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 21:51:38
1022076文字
会話率:65%
とある男爵家の令息ケイネス・リカードは学園のパーティーに参加していたが何か騒がしかった。
しかしケイネスには関係ない事なので周りの人達の事など気にせずにいると声を掛けられる。
声を掛けたのはこの国の第一王子であった。
どうやら騒ぎの正体はこ
の第一王子であり、彼が話をしているのに無視をしていたのが気に入らなかったようだ。
ケイネスは何があったのかと問えば婚約破棄を言い渡していたみたいでその話を聞いてケイネスが何か言いたそうな顔をしていると指摘される。
ケイネスは第一王子に本当に言って良いのかと聞いて良いと言われたので彼は思った事を言うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 21:43:13
170790文字
会話率:58%
開唐源元は神社の鳥居の朽ちかけた梁の上にしゃがみ込んでいた。着物の裾から垂れ下がった房は蜘蛛の巣に絡まって灰白色の繭のようになっていた。 500メートル離れたところでは、戦士たちが捕らえたカラス天狗を松明で焼いていた。燃やされる匂いと僧侶の
祈りの匂いが結界の隙間から漂ってきた。
「第三十七回目の観測検証が完了しました。」彼は『百鬼夜行録』の空白部分に血痕を描き、月明かりの下でインクが緑色の煙となって蒸発した。タイムトラベルの際に持参したファーウェイの携帯電話は、すでに手のひらのお守りに変わっていて、濃い青色の監視データを点滅させていた。これは陰陽師よりも正確な「式神」だった。
33日前、悪魔がはびこる平安京に雷雨が襲ったとき、玄木開涛は自分が決して安倍晴明になれないことを悟った。七番目の「運命の子」が何百もの悪魔に引き裂かれるのを見たとき、彼は占い師から与えられた星占いの地図を燃やし、紫禁城の排水システムの原理を使用して加茂家の呪いの陣を変えました。
「若様、朱雀大路の結界石がまた酒呑童子のせいで割れてしまいました」瓦の隙間から紙の式神が入り込んできて、加茂家独特の香の匂いを運んできた。袁毓海棠はわざと式神に機械音で話させ、陰陽師局の老人たちはいまだに唐の国の機械人形と話していると思っている。
藤原家の蔵から持ち出した永楽通宝を数えていると、突然、祭壇の方向から騒ぎが聞こえてきた。神楽の鐘がきらきらと鳴る中、同じ故郷から来たタイムトラベラーが、彼が「召喚した」AK47を披露していた。それは明らかに彼が楓の木の下に埋めた魔除けの銃であり、銃身を冷やすために使われる寒泉の魔除けも彼が特別に作ったものだった。
夜中の3時45分に露が彼女の服を濡らしたとき、元浮海棠は魂を呼ぶ旗に隠された「孤影の護符」を砕いた。神社全体に透明な波紋が広がり、謎の陰陽師の記憶はすべて「通りすがりの放浪僧」へと歪められた。古火鳥の羽と孟坡スープの残りから作られたこのお守りは、他のどんな霊言よりも一人旅の人に適しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 16:15:13
8993文字
会話率:8%
次々と炎上騒ぎを起こす自称フェミニストとは、何者なのでしょうか?
キーワード:
最終更新:2025-02-24 12:00:00
3237文字
会話率:4%
いにしえの昔。人々が暮らす唯一の小さな大陸には、五つの里が存在していた。
北方の【雪満里(ゆきみつさと)】、南方の【花散里(はなちるさと)】、西方の【風舞里(かぜまうさと)】、東方の【星降里(ほしふるさと)】、そして、大陸中央部にある【月輝
里(つきかぐさと)】である。
そこにはおのおの一人の【巫女姫(みこひめ)】と呼ばれる、天神地祇を統べる存在がおり、彼女らの神託やお告げによる祭政一致の政治が行われていた。
【巫女姫】は神が純潔の少女にのみ与えし宿命である。
選ばれた乙女には、十五歳の誕生日までに、身体の一部に【聖紋】と呼ばれる不思議な紋章が表れる。それがすなわち、国家を背負うことを宿命づけられた【巫女姫】となる証だった。
花散里の聖都【散花(さんか)】に暮らす少女・淡雪(あわゆき)は、新たな巫女姫・真珠(しんじゅ)が立つ儀式である【誓願の儀】の朝から、奇妙な胸騒ぎに襲われていた。
住まいである孤児院で水まきをしていたところ、不審者に腕を取られ、草蔭に拘束される。
侵入者の正体は、星降里の巫女姫を殺害した大罪人として指名手配されている、藍晶(らんしょう)だった。
その瞬間、彼が手にしていた青い勾玉に反応し、淡雪の胸元に巫女姫の証である【聖紋】がなぜか浮かび上がる。
花散里には新たな巫女姫がいるはずなのに、なぜ……?
巫女姫と五つの里を巻き込んだ、淡雪たちの冒険が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 12:00:00
46915文字
会話率:36%
気弱な伯爵家の令嬢ネイミアは通う学園で性悪令嬢五人組から目をつけられていた。
この日も教科書を破かれ、大切な祖母の形見の髪飾りを壊されそうに。
その時、突然どこからか声が聞こえてきた。
「助けてやるから私と代われ」
体の主導権を奪われ
たネイミアは、圧倒的な力で五人組のリーダーとその護衛騎士がなす術なく地に伏すのを目撃する。
学園は伯爵令嬢が悪魔に取り憑かれたと大変な騒ぎになった。
自宅屋敷で謹慎することになったネイミアは、記憶のない内なる悪魔と対話を続ける。
そこに内務調査官の女性騎士が現れ、悪魔の正体に見当がついていると言った。
果たして、内なる悪魔は本当に悪魔なのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 10:26:39
17603文字
会話率:32%
生まれ持った高い魔法力を活かし、七歳のときから魔法戦闘職員として国家防衛局に所属しているアンリ。
魔法戦闘職員としての仕事を理由に義務教育である初等科学園を通わずに済ませた彼だったが、周囲の強い勧めに従い、十五歳からは魔法士を育てる中等科学
園に通うことにした。
騒ぎになることを防ぐため、アンリは高い魔法力や魔法戦闘職員であることを隠して中等科学園へ入学。
はたして彼は、平和な学園生活を送ることができるのか?
というか、魔法戦闘職員として働く彼が、今さら魔法士を育てる学園に通う意味って、あります?
【第4章完結しました。まだまだ続きますが、基本的に話は章ごとに完結する予定です。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 20:21:03
1449469文字
会話率:39%
王国随一の美貌を誇るセレスティーナ王女。彼女の元には数えきれぬ求婚者が訪れるが、誰一人として心を射止めることはできない。
「私、白馬の王子様と結婚したいですわ。」
夢見るように語られたその言葉に、王国は大騒ぎ。王女の理想を叶えるべく、宰
相をはじめとする有力貴族の令息たちを白馬に乗せ、王女の前に集結させた。
家柄、容姿、頭脳、すべて完璧な彼ら。王女の輝く瞳が、ついに運命の相手を見つける——!
誰もがそう確信した次の瞬間、王女の唇から告げられたのは、予想を超えた言葉だった。
これは、王女の真なる愛が導く、かつてない婚約騒動の物語。
【伏線、どんでん返しあり】【ある意味、衝撃のラストです!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 20:02:12
3647文字
会話率:41%
『万能』のギフトを持つジークハルトは、初級剣技と初級魔術しか使えないという理由で所属していたギルドを追放されてしまう。
王都を後にしたジークハルトは、隣町に移動する途中でオークに追われた半龍族の少女、クリスティーネと出会った。冒険者にな
りたいというクリスティーネとパーティを組むことになったジークハルトは、やがて冒険の中でその才能を開花させていく。
一方、ジークハルトを追放したギルドの方では、彼を目的としたギルド合併の話が流れ、『万能』の力が知れ渡ることで大騒ぎになっていた。急ぎジークハルトを捜索するものの、王都を去った彼が見つかることはなかった。
これは、あらゆる力を使いこなす冒険者が、異種族の少女たちと出会い、やがて大陸一のギルドを結成するまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 19:06:23
1816651文字
会話率:34%
とある地方都市で教鞭を執る若者・百瀬。彼は勤め先の高校で犯罪取引の現場を目撃する。教頭が錬金術師と結託し、ゴーレムを作るための素材として生徒が人身売買されていたのである。
正義漢の百瀬は取引の証拠を押さえようとしたが、教頭室へ忍び込ん
だところを他の教師に見られてしまって大騒ぎに。錬金術の話など信じてもらえるわけもなく、窃盗未遂の疑いで教職を追われることとなる。それから百瀬は学校に近づくこともできず、ただ月日だけが過ぎていった。
しかし事態が最悪の結末を迎えるかと思われたそのとき、彼の元に一通の手紙が送られてくる。――差出人はとある秘密結社であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 16:41:18
122407文字
会話率:56%
「エイク、どうなのだ。……私は、お前の口から真実を聞きたい」
険しい表情でそう言う王子エーベルハルトに対し、エイクの取った行動とは――
なんと夜逃げだった!!
山賊団の元頭領にして王国軍の第三師団長にまで上り詰めたエイクは、王子
の問いを有耶無耶のままに全てを放り投げ、すたこらさっさと王都を後にする。しかし失踪した彼に追従するように王国内の状況も動き出していく。
王国軍幹部の失踪、軍のストライキ、大貴族の失墜、聖皇教会の暗躍――
王に変わり王国をまとめる王子はてんてこ舞いの大騒ぎ。なんとかエイクを連れ戻さんと策を弄するが、当のエイクは全く取り合わず勝手気ままに東へ向かう。
立場なんて糞食らえ。貴族? 平民? 男に女? 上位冒険者に騎士様だ?
そんなもん知ったこっちゃねぇなぁ! 気に入らねぇものは気に入らねぇんだよッ!
情には厚いが、かかる火の粉は何だろうと容赦なくぶちのめす元山賊師団長。そんな良くも悪くも奔放な彼が、仲間と共に行く先々で気の向くままに大騒ぎする珍道中が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 14:33:52
1875256文字
会話率:34%
公式企画なのに「賞」がもらえない。
春の推理2023でポイントトップだったコロンが、今更ながらタイトル欲しいと騒ぎだす。
お前カスダナエッセイ。
最終更新:2025-02-23 08:17:59
1087文字
会話率:5%
「痛いっ!」
見ると足先は真っ赤に爛れていた。
社内で起きた化学熱傷は事件か、事故か。
タイトルはふざけていますが、きちんとした推理です。
(あれ?ちょっと不安)
春の推理2023参加作品になります。
最終更新:2023-04-26 12:47:24
4018文字
会話率:25%