世界で唯一「皇」が治める軍事国家、葦原中ツ帝国。
既死軍という国に属さない私設軍で泣きながらでも強く生きる少年たちの記録。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体などとは一切関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨
するものではありません。
※下記サイトでも同一名義で掲載しております。
pixiv:https://www.pixiv.net/users/73548159
カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/16816700428002647769折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 09:00:00
744332文字
会話率:51%
「ウズメ異伝」の続編です。
鈿女(うずめ)の巫子(みこ)、猿田彦の巫子、鬼討師(きとうし)と呼ばれる霊能力者が存在し、公に認められている世界。『葦原』と呼ばれ、そこに住まう人々は、視える、視えないに関わらず、妖(あやかし)や霊といった存在を
認識していた。
この物語は、鈿女(うずめ)の巫子(みこ)の一人、鈴原悠子を軸に繰り広げられる出会いと別れの物語。
巫子の宿命なのか、事件に巻き込まれ、また自ら首を突っ込むこともあったが、悠子はおおむね平和な時を過ごしていた。だが、芸術鑑賞会の会場で『鵺』という男と出会った時、クラスメイトで猿田彦の巫子である草壁達騎の悲惨な過去と、その憎しみを知る。
それ以来、なぜか親友やクラスメイトが事件に巻き込まれ、悠子自身も危険にさらされるようになった。
けれど、悠子や達騎、鬼討師である担任やクラスメイトのおかげで事なきを得る。
これで日常に戻るかと思いきや、ある日、捕えた『鵺』が脱獄したというニュースが入る。それから数日を挟んだある朝、達騎の記憶が皆の中から消えたことに悠子は気が付いた。
『鵺』に復讐を遂げるため、皆の記憶を消したのだと勘付いた悠子は、達騎を追いかける。
彼に『鵺』を殺させないため、人殺しにさせないために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 17:58:52
1750834文字
会話率:40%
昔、葦原という島国に、皇虎(こうこ)という国があった。
この国には、巫子(みこ)と呼ばれる術師がいた。なかでも、鈿女(うずめ)と呼ばれる女の巫子は、強力な力を持っていた。
葦原の統一のため、皇虎に力を貸していた鈿女は、王が葦原を統一した後も
、大陸との戦をしようとしていることを知り、絶望し、宮殿から去った。
王は、鈿女の力を喉から手が出るほど必要としていた。そこで、一計を案じた。
鈿女を陥落させるため、一人の詐欺師を呼んだのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-07 21:37:09
5925文字
会話率:32%
昔々、西から海を渡って民がこの地を訪れたと言うが、誰も知らない。金色の髪をしている、「特別な人」に率いられた彼らは、アギタと呼ばれる港へたどり着いたとも言う。これは、秋田の地が、瑞穂の葦原が国と呼ばれた遠い時代のお話。
最終更新:2025-02-15 05:40:39
12204文字
会話率:49%
遥か未来。地球を飛び去った一部の人類は、葦原星系にて少しずつ繁栄の度合いを高めつつあった。そこに、一人の青年が居た。
人権と平等が表向きだけ謳われる文明社会で権力や資産を持たざる家に生まれた、どこにでも居るような、そして居ても居なくても社
会は大きく変わりはしない、そんな名もなき一般市民の名前はルイ。
このまま、社会の末端として生きるはずが気がつけば見知らぬ星系でひとり。話し相手は猫型の人工知能だけ。帰還は絶望的とやむを得ず惑星に降り立ってみれば、そこは人と亜人が結託と戦争を繰り返す過酷な異世界だった。ルイはこの地で生き抜くことを誓い、仲間を見つけ安住の地を求めて旅をする。そして、歴史の裏側を明らかにしていく。
*誤字脱字、誤用、名前間違い等が御座いましたら、該当箇所を誤字報告機能で御指摘いただけると大変助かります。
*本作は、いくつかの偉大なゲームおよび小説から多大な影響を受けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 00:03:15
1203524文字
会話率:50%
俺は、世界最高峰の戦略コンサル会社に勤務する若手。一流の同僚や顧客と働く日々。旨い寿司屋にも詳しくなってきた。女にもそう困っちゃいない。だが、死んじまって目が覚めたら異世界にいた。クソみたいなテンプレ展開だが、まあなんとかなるだろ。と思っ
たが、全然ならなかった。だけど、このまま終わってなるものか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 21:24:14
9311文字
会話率:50%
地球に破滅が迫る中、ある男が人類を導く。
最終更新:2023-03-21 20:02:58
4600文字
会話率:33%
豊葦原中国を統べる狼の皇子である青星は、七歳になり、真神の社を訪れる。そこでは、先祖の姿に化身できない代わりに、神々の声を聴く巫子が仕えていた。
初めての都の外に、好奇心を抑えられず、青星は、巫子達の暮らす神和寮に忍び込む。えもいわれぬ
芳香をたどって、行き着いた先には、愛らしい雌子の姿があった。
巫子見習いである斎子装束をまとったその者は、名を、白梅といった。青星は、その可憐な様子に心躍り、次第に惹かれていくが――。
命を燃やして生きた、帝と巫子の悲しい恋の物語。
★毎週土曜日20時掲載(全編執筆済み)
※カクヨムサイトに掲載の同名小説と同じ内容です。
一部下記のような描写があります。
※性描写有り(喘ぎ声・具体的な性器の表現なし)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 20:00:00
42557文字
会話率:30%
『葦原と海』『地獄の扉』という詩、2編。『葦原と海』は、古代の日本に思いを馳せつつ、自然を彩る二つの色について歌った作。『地獄の扉』は、いわゆるボードレールを始祖とする印象派(モダニズム)の手法によって歌った詩。
最終更新:2024-12-30 01:05:20
510文字
会話率:5%
葦原の中つ国、と呼ばれる地がある。
「朝廷」は長らく葦原の地を治めていたが、年月を経ていくと共に弱体の一途を辿り、葦原は下克上・群雄割拠の世と化してしまう。朝廷の名門として知られる天田公爵家も、下克上の世の流れに飲み込まれ武士化していた。
公爵家の五十六代当主・天田慎鷲郎雷忠の顔を持つ青年・天田雷吾(アマダ-ライゴ)は、とある理由で引き篭もり同然の生活を送っていた。
そんな雷吾は、諸用で故郷の屋敷から公爵家の本拠地に向かうことになる。
しかし、その途上で運悪く刺客に襲われ、乗っていた愛馬諸共崖から滑落。どういう事か、葦原ではない異世界・カンフラントに飛ばされてしまう。
異世界に飛ばされた事を知った雷吾は葦原へ帰るため、そこで出会った者達を巻き込みながら少しずつ動き出す。
一見、無関係な筈の異世界に彼自身を取り巻く、因果が隠されていた事を知る事になるとは、誰も気づかずに──
異質な過去を背負う青年は、異世界から葦原に戻るまでの途上で何を知り、何を成し遂げ、何を得て、何を残すのか。
かつて「鬼天田」と呼ばれ、恐れられた武人の異世界戦記が今、ここに幕を開ける。
※一部のエピソードでは流血・残酷シーンが登場する予定のため、苦手な方はくれぐれもご注意下さい。
※話の流れ上、オリジナルの地名などの固有名詞が多数出てきますがご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 19:00:00
298103文字
会話率:47%
現代より遥か昔、神々がまだ天、地、海を統べていた時代……神代《じんだい》。
その頃、まだ“葦原立つ中つ国”と称されていた日本は高天原を拠点とする“天津神《あまつかみ》”と中つ国を拠点とする“国津神《くにつかみ》”との争いの渦中にあった。
そんな状況の中つ国を旅していた魚の神である虹《コウ》は、自身の養父母を殺した謎の天津神『カグツチ』の手掛かりを求めながら、友が居る出雲に休息も兼ねて訪れる。
しかし、訪れた先で待っていたものは国津神の長への任命と友を襲撃した嫌疑だった……。
その嫌疑による討伐から逃れるコウ。アイヌ、琉球……再び中つ国中を巡るそんな彼が逃げ場として選んだ最後の場所はこともあろうに天津神達の居る高天原だった。
魚神の虹……荒神の荒覇吐《アラハバキ》……一柱にして二柱として生きるコウはその狭間の中でカグツチと養父母の死の真相へと迫っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 21:20:00
405376文字
会話率:47%
遠い昔、『葦原(あしはら)』という世界が遥か彼方にあった。
そこでは現在のように、人間だけという画一的なありさまではなく、様々な種族が栄華を誇るか、あるいは人知れず暮らしを営んでいた。
その中でもやはり、争いに積極的な類いの生き物はい
た。とりわけ『人間』と『オーク』と呼ばれる種族は絶え間なく戦い、覇をとなえることに血道をあげている。
この物語は、その二つの種族にそれぞれ醜く生まれついた男女が、それでも確かな力を培い、やがて牙と心を交えてゆくさまを書き残したものである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 15:48:04
164606文字
会話率:44%
記紀神話の素戔嗚尊(すさのおのみこと)さまのエピソードって救いがない。だって、畦を埋めたり、堆肥を畦に流したり、機織りの女官にドッキリ仕掛けて女官は下腹部をついて自死――怒った八百万(ヤオヨロズ)の神々は、素戔嗚尊さまを神さまの力の源であ
る爪と鬚も抜いて葦原中津国(アシワラノナカツクニ)に追放する。しかも、私財没収もして。
追放された先では、みんなを困らせている八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を女装とかして酒に酔わせて謀殺する――なにその更正しました的なアピール? 高天原(タカマノハラ)でのヤンチャぶりで犠牲者でてるから。消えないからアヤマチ――どのあたりが貴いのさ? ご利益ゼロじゃんか。
そもそも、ヤマタノオロチって、ホントに怪物? 暴れ川とかじゃないの? 暴れ川を開拓したとかじゃないの? 畦に肥えって、トライアンドエラーな農業的な試みじゃないの?
女官の事故のような自己死は、なんか嫉妬がらみとかじゃないの? だって三貴子でしょ? スーパーお坊っちゃまじゃん。競争倍率、高そうじゃん。
こう考えると、記紀神話のすべてが疑わしい。よし、再構築だ。
天照大神(アマテラスオオカミ)さまは、ヒキコモリなイメージが染み憑いている――そんなわけがない。太陽が弱いわけがない。よし、残念な感じの脳筋(のうきん)にしよう。
月読尊(ツクヨミノミコト)さまは、やたらとミステリアスでクールなイメージが染み憑いている。よし軽いチャラ男で悪知恵が働く感じにしよう。
素戔嗚尊さまは、マッチョで破天荒なゴッドが染み憑いている。ならばショタだ。お姉ちゃんに似たショタだ。口調は『ですます』だ。一切の粗野を排除しよう。尚且つ闘えるけど戦わない――なぜなら、無駄だから。無駄が嫌い――よし吝嗇家にもしてしまおう。
さぁ、神さまが引きこもる神話を再構築してみよう!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 18:00:00
62231文字
会話率:50%
天象が読める風神の末裔・夕星は、ある日故郷と許婚を失う。
姿のない近衛・葉隠に助けられ、落ち延びた筑紫洲。
そこで大国を統べるのは、日の神の末裔の巫女・日向大王だった。
大王に仕えることを決め、故郷を守れなかった後悔を埋めるように、風読の力
を発揮していく夕星。
一途に慕う許婚を喪った夕星は、新たに生きるよすがを見つけることができるのか。
決して姿を現さない葉隠との絆は、流転の孤独を埋めてくれるのか。
日本神話、邪馬台国九州説を下地とした和製ファンタジー。
葦原中つ国で、八百万の神々がどのように太陽の女神のもとに束ねられていったか、神話の世界をベースにオリジナルの物語を書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 18:50:00
163446文字
会話率:42%
西園寺子爵家のご令嬢、西園寺沙羅。堅苦しい肩書きとは裏腹、研究バカ奇天烈唯我独尊令嬢の沙羅は、元気に戦場で資源を集め、戦いと研究の毎日を謳歌していた!
今日も元気一杯に戦場に飛び立ったところ、あれ?なんか敵の戦車に狙われてる美少女が!?
気まぐれで助けたところ、色々な事に巻き込まれて!?(ちなみに、巻き込んだのは本人の模様)
戦争、テロ組織、研究に婚約破棄騒動!? ちょっと、私の頭がオーバーフローするんだけどッ!?
そんなこんなで、二人の少女の物語が今、始まるッ!
地球が謎の敵性機械兵器群"メビウス"に支配されてから早四半世紀。残された人類は、最後の生存域である日本列島本土に「葦原公国」を建国し、終わりの見えない、メビウスとの戦争を続けていた。
精霊術士と軍事力を頼りに続く、終わりのない消耗戦。誰しもが終わりを願い、誰もが終わらせられないこの戦争。絶望が蔓延する中、二人の少女の出会いが、世界を揺るがす。
年不相応な精霊術の使い手、如月海凪。
精霊術の紛い物に手を染める研究者、西園寺沙羅。
これは、二人の少女が、世界を変える物語。
※本作品は【連載版】を改稿したものです。【連載版】の方が更新は早いので、続きを読みたい場合は【連載版】の方を見てください。
※本作品は末期戦✕重厚な戦闘描写✕百合✕SFファンタジー✕研究✕陰謀劇etc...の詰め合わせセット、ついでに(割と)シリアスな話です。また、やや戦闘描写過多の傾向があります。苦手な方は注意してください。(あらすじ詐欺とか言うな!)
※4/10 副題を「〜精霊術全盛、滅亡待ったなしの末期戦世界を、少女は精霊魔術で立て直す。これは、婚約破棄された子爵令嬢と運命に見放された天才子爵令嬢による革命の物語〜」で確定
※設定集はこちらからどうぞ
https://ncode.syosetu.com/n3496ir/
※ep.(整数)が本伝、ep.(小数)が外伝となっています。時系列が違うので、本編のみをご覧になりたい場合はep.1.00〜の整数話数を閲覧してください。
※副題は副題です。正式タイトルは「深紅星輝─精霊魔術で行く精霊道─」のつもりです。何度でもいいます、副題は(ry
※ハーメルンでも掲載中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 23:40:16
225652文字
会話率:47%
——恋物語に憧れた。いつか物語みたいに、とそう奮起してアルトは己を鍛え続けた。偏にいつか自分が好きになる相手に相応しくなることが出来るように、とそんな一心で。決意から十年、アルトは国内外から才能を持つものたちが集う【王立学術院】へと入学を決
めていた。未だに初恋すらしていないアルトの前に、一人の女生徒が現れる。彼女に投げかけられた言葉はアルトを絶望に陥れるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 23:41:53
12450文字
会話率:40%
竜が降ると内々に言い伝えられていた町——高竜町。ある日クラスメイトが言った『竜のうろこを持っている』という発言をきっかけにして、紫雨と昴は本物の竜を探すことになる。その頃から十年が経ち、紫雨は久方ぶりに地元へと帰ってきたのだった。
最終更新:2024-04-29 14:51:00
5484文字
会話率:40%
——勇者、それはいずれ魔王を討伐する存在。人類が魔王軍への史上初の快進撃を始めてから数年、戦争の最前線は魔王城を臨むところまで押し込んでいた。そんな戦況とは裏腹に、勇者はある町に辿り着く。「この町に留まろう」、それが勇者の下した選択だった
。町に滞在して数か月、勇者はようやく慣れてきた町での生活に充実感を見出すのだった。
*この作品は他サイト様においても掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 23:24:27
24505文字
会話率:47%
もののけ、妖。いわゆる”魔物”が存在する世界の、豊葦原という国。
かつて人々はもののけに対抗するためにもののけの業、魔の法則を解き明かし、”魔法”を覚えた。
もののけを退け滅する人々は”退魔師”と呼ばれ、人々の尊敬と畏怖を勝ち得ていた。
魔
法を覚えた一人の少年、海燕もまた、もののけに抗うために退魔師を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 23:24:43
314124文字
会話率:37%
短歌的な何か。戦隊ヒーロー的な何か。またコント企画とかやらないかな。
最終更新:2023-12-03 10:49:14
592文字
会話率:0%
苛烈な運命に翻弄されし女騎士の朝
最終更新:2023-12-01 22:08:37
202文字
会話率:0%
夜空を見上げてたまに思うこと。
最終更新:2023-11-30 02:11:57
260文字
会話率:0%
※鳴田るなさんの”身分違いの二人企画”に参加しています。
期間中に連載終了させたいです。させます。
幕藩体制が倒れなかった異世界”豊葦原”の”灯京都”に住む女子高生福田萌子は
奴隷市場に、”女中”の奴隷を買いに行く。
だが、そこで脱走した
外国人の男奴隷サラームの巻き起こしたトラブルに巻き込まれ
行きがかり上、彼を買ってしまう。
サラームは色々ワケアリのようで……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 12:15:12
92641文字
会話率:35%
自他共に認める平凡な男子高生である葦原賢人は、突如としてゲーム『ダンジョン探索のすゝめ』の世界へと転移してしまう。
…事故で自分とは正反対のスクールカースト一軍の東条澪と共に。
訳ありの美少女と共にいざゆかん、まだ見ぬ新たな領域へ
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 02:46:46
3251文字
会話率:61%
妖達の世界「日ノ本」
その世界は 一つの権力の中心である黄帝・麒麟を帝に据えた【京】を中心に、北は玄武の【奥州】 、東は青龍の【江戸】、西は白虎の【四國】南は朱雀の【阿蘇】と4つ都市があり、その周りにさまざまな国が連なる世界となっている。
その中、気っ風の良さと行動力、そして風を操る若き青龍将軍収める江戸は 小鉱石川にある 八百万商【細石屋】の住人と、それを取り巻く江戸の妖衆の騒動顛末記、である。
登場人物
【細石屋】住人
★細石屋主人 ・ 漣那美(さざれやあるじ ・ さざなみ)
?歳 雛色の長く波打つ髪を背中の真ん中でゆるりと一つに結い、翡翠色の瞳の美しい若い女人の形をとったモノ。
人か妖か鬼神は不明。着物を粋ににきこなし、紅い羅宇の長煙管を燻らせ、不思議な言葉使いをしている。
★春霞(はるか)
15歳 男 黒髪に碧玉の瞳。細石屋 漣那美の養い子。
この世界にあって大変珍しい「人間」だが、赤子の頃からここに住んでいるためそんな意識はなく、他の妖と生活基準や価値観は一緒、
妖のような攻撃や変化を行う力は持ち合わせていないが、15年ぶりに本人へ返された彼の血脈に寄り添う管狐によって身辺はしっかり守られている。細石屋の小僧のかたわら、飾り職人の真似事も行なっている
★零 (れい)
17歳 男 桜色の髪に橘の瞳の長身痩躯で粋ですれ違い女が振り返るようないい男。
妖ではあるが力の強さや種族は不明。葦原遊郭において随一の花魁「珠月見太夫」に大変見目麗しくよし、と、彼女専属の道中での傘持ちをやっているが、基本的には細石屋の小僧…居候。 飄々とした感じで、女物の反物で設えた着物を着流し、道中用の中が朱色、外が射干玉色をした中朱番傘をさしている。
背中に美しい桜と狗と白狐の彫り物がある。チャキチャキの江戸っ子。
星駒(ほしこま)
13歳 猫又。
空色の瞳に淡い黄金色の髪。
下総国猫の郷の出で、実家は郷長の薬草園。父親は上総下総を統治する猫神。
5男8女の兄妹の中でも1番末の娘だが、1番妖力が高い。白の多い三毛猫で、日の本の猫には珍しい長毛。
猫又治療院 猫仙人である宗龍先生の元に、修行を兼ねて奉公に出されたが本人は大江戸での玉の輿を狙っている
★意図しておかしな喋り口調を使っているキャラがいます
★物書き再開後のごく初期の作品です
★アルファポリス様にも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 00:00:00
98873文字
会話率:45%
葦原国に曲事あり。
翁曰く、死を司る蛇神の甦る兆しなり。
闇女神、人の世を憂いて土の精霊造り給うてこれを遣わす。
上代の物語、ここに始まらんとす。
これは虚ろなる山にて二つ目の鐘を数え、時の眠りしを見守る時の賢者が冒険家ニールに語
る追憶の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 02:13:17
150803文字
会話率:36%
車椅子モデル「みゅう」こと葦原海氏が足を失う原因となった事件とは何か?
モバスペと併載予定
最終更新:2023-04-21 23:15:59
1456文字
会話率:3%