記憶は脆いもので。
どんなに大切な人の記憶だって、声を失い、体を失う。
その人が生きているのは記憶のなか。
忘れていくなら、その人は死んでいくのと一緒。
……自分が、時が、殺しているのと一緒。
その痛みを味わうなら、自分が罪を重ね続けるなら、それでも一緒にいたいという思いが消えなかったら。
それを抱えて生きるという道の他に、こんな道もあるのでは、という内容です。
過激なこと言ってる感じだけど、その言葉の表情まんまの意味じゃない
よ。心配しないでね。
※この作品は、ケータイ小説サイト野いちごにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ