小説家になろう 勝手にランキング
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文学ランキング 51~100位
姉の葉月、妹の弥生。
切っても切れない姉妹の人生は時々絡まり合って、お互いを締め付ける。
〈20131014短編 企画参加作品〉
女なのに男っぽい夏歩。
そのため女子にもモテてしまう。
この作品はまだ途中です。
ストーリーはじまってません。
とある男爵家の令息ケイネス・リカードは学園のパーティーに参加していたが何か騒がしかった。
しかしケイネスには関係ない事なので周りの人達の事など気にせずにいると声を掛けられる。
声を掛けたのはこの国の第一王子であった。
どうやら騒ぎの正体はこの第一王子であり、彼が話をしているのに無視をしていたのが気に入らなかったようだ。
ケイネスは何があったのかと問えば婚約破棄を言い渡していたみたいでその話を聞いてケイネスが何か言いたそうな顔をしていると
指摘される。
ケイネスは第一王子に本当に言って良いのかと聞いて良いと言われたので彼は思った事を言うのだった。折りたたむ>>続きをよむ
43歳のバツイチ会社員、山村快斗は愛車であるスーパーカブja44のガソリンを満タンにし、いつものように会社から帰宅した。
妻子には逃げられ、広い一軒家だけが残された。今日も一人で黙々と過ごすのか……と寂しさに包まれていたら。『おめでとうございます!』という謎の声と共に、なんと広い家ごと異世界に飛ばされてしまう!家の外は見たこともない山の中だ!!困惑の最中、再び謎の声が聞こえ、その出処を探していると――なんと声の主は自分の愛車、スーパーカ
ブだった!――え!?カブが喋ってる??カブは『スーパーカブ販売台数一億台突破記念であなたを異世界へ転移しました!しかも家ごとサービスです!良かったですねー!』などと意味不明な事を言ってくる。……俺は、これからどうなるのだ?と頭を抱えるが――。
世界に飽きていた悲しきおっさんがカブで色んなものを配達したり、農業したり、子育てしたり……そんな異世界のんびりスローライフを満喫するお話。魔法要素はほぼナシです!折りたたむ>>続きをよむ
私の代表作『ひごろこと』のこぼれ話。
書きたいストーリーをその都度書いていくので、時系列はバラバラです。
更新日時は木曜日の19時30分。
不定期更新のため、次回まで時間が空くことは大いにあります。
『目立ちたくない。』
その一言を信条にクラスの中でその他(モブ)として生きてきた男子、影山亨。
そんな彼のクラスが、典型的な勇者召喚に巻き込まれた。
国民からの期待、
自分が特別だという証、
意思とは関係なく手に入れた能力。
そんなものは彼にとって邪魔でしかない。
何とか目立たず、波風立てずに過ごそうとするが...
※この度オーバラップ文庫より同タイトルで書籍化、発売させていただいております。まだまだ未熟な作品ではありますが、
これまで応援してくださった皆様に今一度お礼を感謝をこの場にて伝えさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ
学力は平均的、絵がそこそこ描けて集中力もある。職務経験もあるし恋愛経験もある。空気も大体読めているはず。
だけど何故かみんなと同じように生きられない。好きな言葉は“平穏無事”なのに揉め事ばかり引き起こす。そんなトラブルメーカーなギャル『トマリ』の物語。
地元を出て仕事に就くも心身共に疲れ果てた彼女は、病院で「軽度の自閉スペクトラム症の可能性あり」という診断を受ける。特性はそれほど強くはなくて周りの人も気付かない。しかし思い返す
だけでうんざりする、上手くならない片付け、嗜好品への依存、トラブルだらけの人間関係……彼女の悩みそのものは決して軽くないことも事実だった。
障害の有無以前に彼女も一人の女性であることを尊重したいので、あまり重くなりすぎないような作風にしています。
※障害や病気に関する描写がありますが同じ障害・病気を持つ全ての人がこのようになるという意味ではございません。
※挿絵が入っています。なくても読める内容なので不要な方はお手隙ですが非表示設定をお願い致します。
※短編小説『tomari』とは主人公を変えて書いており、設定も少し変わっているところがございます。短編の方を知らない方でもお読み頂ける内容になっています。
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『お仕えしている皇家一の問題児と名高い第二皇女様の様子がおかしい』でスキップされた第二皇女のやり返し話の一つです。 / 【他と同じあらすじ】悪辣な第二皇女。帝国の皇族が住まう宮殿で働く者なら、知らぬ者はいない恐ろしい名前である。強欲、傲慢、我儘。自分の気に入らない事が起きるとすぐに物を壊し、人を殴る。気まぐれに、人を殴る。そんな皇女の元で働きたいという使用人がいるはずもなく、宰相は苦肉の策で第二皇女宮で働く使用人の給金を二倍にした。
それでも人の入れ替わりは激しく、必要な人数より遥かに少ない人数しか、使用人はいない。そんな第二皇女宮で働くお金が大好きな侍女アシュリーは、ある日皇女に三時のお八つを運んだのだが、第二皇女の様子はなんだかおかしくなっていて……。「侍女長、クビ」第二皇女はまるで人が変わったようになり、周囲にいる自分を舐める人間や裏切者たちに処罰を与えていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ
ニンニク入れますか? ヤサイはどうしますか? アブラどうしますか? 箸はつけますか? レンゲはいりますか? バナナはお弁当箱に入りますか? これはペンですか? あなたはパンですか? 私は阿部寛ですか?
「エドガール・ヴィトリー伯爵令息。貴方は本当に、自分に何も非がないと思っていらっしゃるのですか?」
クラヴェル伯爵令嬢ブランシュはヴィトリー伯爵令息エドガールと婚約していた。だがヴィトリー伯爵夫人や娘たちの度重なる嫌がらせに辟易し、婚約解消を申し出る。
無事婚約は解消されたものの、納得しないヴィトリー家の面々。
ブランシュを守るべく、クラヴェル伯爵一家は動き出す――
※ 短編版(https://ncode.syosetu.com/
n5573jf/)に別視点のエピソードを追加したものになります。
※ エピソードごとに視点が変わります。
※ アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ
突然知ってしまった夫の秘密……?
信じていたのに。どうして?
こんなの知りたくなかった。知らなければ、今まで通り幸せいっぱいでいられたのに。
「19世紀の偉大な科学者はだれか?」という問いに、あなたはなんと答えるだろう。私なら、間違いなくC・R・ダーウィンの名を挙げずにはいられない。
彼の業績は、「種の起源」の神秘を明らかにしただけではなく、当時の「頑なな」連中との繰り返された論争のなかにあるといっても過言ではない。
そんなダーウィンの紆余曲折に富んだ人生を、「新世界」にてあなたは再び追体験することになる。
幸せって小さいことが少しずつ重なれば、それは大きな幸せとなる。
あるところに、音楽一家に生まれながら、楽器が苦手な少女がいました。
同じ教育を受けてきたのに、彼女と双子の妹は全然違いました。
彼女の双子の妹は天才的なピアニスト。
同じ環境で育ったのに、これだけの差があるのはなんでなのでしょう。
両親は悩みましたが、愛おしい娘であることに変わりはなかったので、変わらず、二人に平等な愛を注いでいました。
しかし、音楽家の両親であるからこそ、自分たちと似ている娘にばかりかまってしまいます。
二
人の前では笑顔でも、やはりどこか、差を感じるのです。
ある日、限界が来た少女は、こう言い残して部屋から出てこなくなりました。
「この家じゃ私の存在価値なんて無い。ねぇ、いつまでそうやって私に偽りの笑顔を向けるの。いっそ捨ててくれればいいのに!」
とりあえず、投稿しておくだけなので、完結までものすごく時間がかかると思いますが、のんびり読んでくださると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ
恋愛をテーマとしたショートストーリー。
百貨店のメンズフロアで働いていた僕は、ちょっとした相談を持ちかけられる。いつも素敵な笑顔の彼女は…
侯爵家の子どもとして生まれて子供が、ある事情から平民へと預けられ、平民の子として育ってしまった。
侯爵家には他には跡取りが居ず、跡取りを作ることが切っ族の義務だと言われてしまう。
強引に奪われたのなら、相手のせいにできたのに、優しくされ、余計に苦しむことになる。
子供が生まれ、平民育ちの私に子育てには関わらせられないと言われ、三歳になると会うことも許してもらえなくなってしまう。
寂しさから次々と子供を産むが、夫に愛情はまったく
ないのだと気が付き、離婚して侯爵家を出ていくことにした。折りたたむ>>続きをよむ
後期ヴィクトリア朝のイギリスにて。ロンドンで女家庭教師(ガヴァネス)として働いていたロビンは勤めていた屋敷を辞し、職探しの真っ最中だった。しかし、この時代、ガヴァネスはあり余っていた。ロンドンで勤め先を探すのは困難であり、ロビンは進められるがまま移民船に乗ってシドニーに拠点を移すことを決める。しかし、船に乗る前に偶然出会ったフレデリック・イングリス准男爵がヨークシャーに来てくれるのならばロビンを雇うと言う。疲れ果てたロビンはその言葉を信
じ、ヨークシャーへと旅立つが――。折りたたむ>>続きをよむ
「みにくいアヒルの子」
小学生時代の転落人生でそうからかわれてきた美邦磨緋瑠(みくにまひる)は、幼なじみの桐生紗衣(きりゅうさい)にしか心を開けなくなってしまった。
なんとしても、明るかった磨緋瑠を元に戻そうと入学した女子校で、紗衣は一大決心をする。
これは私立星花女子学園を舞台とした、不器用な女子高生たちのわちゃわちゃ恋愛奮闘記。
★星花女子プロジェクト 第13弾参加作品★
「琉生とみちるは二人きりだから」
映画サークルの幽霊部員・琉生と盲目の妹・みちるは双子である。
父を亡くし、母は収監された「あの日」以来、琉生とみちるはお互いだけを支えに生きていた。
あの日の出来事を、私たちはよく覚えていない。
けれど「私」だけは、あの日の真実を忘れることはない。
○全10話。すっきりした話じゃないです。
○この作品は以前別サイトにて吹きだし型ノベルとして掲載しておりました。個サイトに現在も掲載中です。
大手出版社の編集者、遠慮のない言動が持ち味の青年ヤギラ。
彼の新しい担当作家は気分屋で偏屈、すぐに服を脱ぐ上お漏らし癖まであるが、売れっ子で美人な小説家………通称“文豪先生”だった。
完成間近の新作の打ち合わせで文豪先生の家に出向いたヤギラだったが、ヤギラはそこで先生の“洗礼”を浴びる事になる―――
目の前の猫は、手作りパンツを履いていた。
男には、それが手作りだということが直ぐにわかった。
猫は、男に話しかけながら二足歩行で近付いてきた。
吉岡ちゃんは、魔球を投げれた。←凄っ
高校で、同じクラスの紗里に憧れ、同じソフトテニス部に入部したものの下手のレッテルを貼られマネージャー扱いされた、まにが、紗里に才能を見込まれ、ペアを組んで新人戦を目指す。
登場人物
トム(♂):パーティーのような賑やかな場が少し苦手な、笑顔が素敵な男性。
サラ(♀):共通の知り合いのパーティでトムと出会い、仲良くなる。
人格達
ママ:ご飯を用意してくれる。母親。
チャーリー:11歳の男の子。マセガキ。
ドクター:丁寧口調、無表情。
リリアン:16歳のJK。
ケビン:サイコパス。
ダニー:一番まとも。
遠い未来の何処かの惑星で人ならざる者、ノルトたちが戦場で戦うシリアスホラーSFロボット戦記モノ。
2021年にハーメルンに投稿した作品の重複投稿です。将来的にこちらに移行する予定。
電撃文庫大賞2次通過3次落選の面白さはこんなものなのだという一つの基準にしてください。
結樹友木(ゆうき ともき)25歳。
務めている学習塾でズバ抜けて実績がなく、ろくに趣味もないため、毎日を悶々と過ごしている。
友木には大学生の妹、紗季がいる。
成績優秀、授業以外は実行委員会の活動に費やし、まさに友木と真逆の日々を送っている。
このような違いもあり、友木と紗季は家で顔を合わせると何かと衝突してしまう。
また、友木の中では年々、紗季に対するある思いが沸々と湧き上がってきていた。
そんな中、友木がいつも通り出社すると、そ
こには紗季の姿が、、、折りたたむ>>続きをよむ
「ばいばい、私の世界」――私は私の意志で、この世界を生きていく。
異世界転移を果たした少女「美月」が、二度と自分の世界に戻れないことを自覚して、世界に決別するまでのお話。
コレンティーヌ・アレクトス伯爵令嬢は、カレンティーナ・ミルディアルク公爵令嬢の取り巻き令嬢になった。憧れのカレンティーナ。しかし、カレンティーナは共に皇妃教育を受けないかと勧め、自らの婚約者であるファレスト皇太子殿下とコレンティーヌと二人きりで夕食を取らないかと言ってくる。
しかし、それには悲しい理由があった。コレンティーヌとカレンティーナの生き方を書いた物語。
いつも散らかってる私の部屋。自分の価値観は一体誰と比べてるのか。
いつになったら片付くのやら。
自己評価が「ゴミ」な少女が、生きる価値を見つける話
※主人公が虐待を受けているような描写があるので、苦手な方は避けてください。
※全4話、約5000文字くらい
※この話は、「アルファポリス」「カクヨム」 にも同時掲載しています。
魔王討伐を果たした勇者は、家を目指して帰路についた。
神様から魔王討伐までの間勇者としての能力を押し付けられた上、代償は魔王討伐までに関わった人達の記憶から消えると言う呪いの様なもの。
自由奔放な勇者は魔王討伐に生き急いでいた行きとは違い、寄り道をしながら帰り道を楽しむ事にした。
路銀が尽きたなら働けばいい。今日も勇者は前を向いて元気に家を目指す。
お尻に生えたしっぽを見せつけてくる彼女は、
僕の性格とは反対に明るく自由奔放で、
僕はそれを眺めるだけの毎日を過ごす。
幼馴染で同じクラスにも関わらず、
住んでいる世界が違うのだと再認識をする。
でも、どうして僕に見せつけるんだろうか…?
――――――――――――――――――――
他サイトでも重複掲載。
https://shimonomori.art.blog/2022/04/09/tail/
文字数:約3,000字(目安5~
10分)
※読了目安は気にせず、まったりお読みください。
※本作は横書き基準です。
1行23文字程度で改行しています。
折りたたむ>>続きをよむ
唐突に終焉を迎えた世界に、季節外れの大雪が吹き荒れた。
男子高校生のタカヤとマコトにも、いよいよ終わりの瞬間が近付いている。雪に閉ざされた家の中、燃料も食料も底をついた。自分たちが人類最後の生き残りだと確信していた彼らは、わずかばかりの後悔と共に淡々と死を受け入れようとする。
しかし、タカヤはただ一点だけ不満に思っていた。「最後に男二人だけ残すとか、神様何考えてんだよ」と。
どこにでもいるようなごく普通の容貌をした男子高校生は、面白そうという理由だけでYouTuberとなり、そしてVtuber神乃ヒカリとなった。
男という事を公言しておりボイチェンも使用していない等身大の自分を曝け出し、リスナーにも媚びないその姿勢に20代、30代男性から学生時代を思い出すという評価を受けている。
単語
バ美肉 バーチャル美少女受肉の略
リ美肉 リアル美少女受肉の略。今作においては美少女にTSしたので使用している
神乃
ヒカリ 主人公のアバター名
ツイーター 椎茸作品におけるツイッター的存在
リンク 椎茸作品におけるLINE的存在
ママ Vtuberのデザインをしてくれた人
個人勢 企業に所属している人を企業勢と呼び、それに対して個人でやっている人を個人勢と呼ぶ折りたたむ>>続きをよむ
子は親を選べないという。逆を言えば、親も子を選べないのだ。生れてきた子がどんな子であれ、面倒を見る義務がある。それがどんな手の込んだ子であろうとも、知恵遅れであろうとも、どんくさい子であろうとも。
こんな子の面倒なんて見たくない。そう思っても、放棄することはできない。親であるからだ。子供は勝手に家出をしたり、不良になったり、援交したり、幼児癖愛したりしても、親のことなんて考えないだろう。どんな思いでそんな自分を見ているかなんて考えた
りしないだろう。
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王家主催の夜会で婚約者以外の令嬢をエスコートした侯爵令息は、突然自分の婚約者である伯爵令嬢に婚約破棄を宣言した。
それを受けて婚約者の伯爵令嬢は自分の婚約者に聞き返す。
「返事……ですか?わたくしは何を言えばいいのでしょうか?」
侯爵令息の胸に抱かれる子爵令嬢も一緒になって婚約破棄を告げられた令嬢を責め立てる。しかし伯爵令嬢は首を傾げて問返す。
「何故わたくしが嫉妬すると思われるのですか?」
◇テンプレ婚約破棄モノ。
◇ふん
わり世界観。ゆるふわ設定。
◇アルファポリスにも上げる予定です。折りたたむ>>続きをよむ
身長が高いことを除くとほぼ全て平均値:川神冬馬、ほんわかゆるゆるの天然少女:雨宮美月、運動神経抜群のちびっこ:藤村杏果、しっかり者でみんなのお母さん的存在:春野優斗、万屋部部長:尾上琢磨。
そんな5人の万屋部部員が放課後、先生や生徒から[万屋箱]に寄せられた依頼を解決したり、ただの日常をおくったりするだけのゆるゆる〜なストーリー。
一発描きで至らない点も多いですが良ければ読んでいってください!
※注意:お風呂上りに耳かきをしてはいけません
……いや、でも、やっちゃうんですけどね(-_-;)
ぼくこと浜田一平は、東京の大学の工学部の四年生で、将来はコンピューターのプログラマーになりたいと思っていた。夢は童話作家になって子供たちを楽しませることだった。
ぼくは伊豆への一人旅の途中に、ひとりの女子大生に出会う。
彼女も一人で旅行しており、旅は道連れということで、一緒に観光を楽しむことになる。
彼女の名前は、池田かすみ。甘い顔立ちの、背が高く、プロポーションがよくて、そのくせとてもやさしい聡明な美人だった。
ぼくは、すぐに
かすみに魅せられて、恋をした。彼女もぼくを気に入ってくれ、すぐに仲良くなり、色々なことを話すようになった。
ただ、ひとつ気になったのは、彼女がこの伊豆へきたのは失恋旅行のためのような気がしてならなかったからだ。ぼくが書いた悲しい童話を読んでもらったのだが、心が乱れたのか、泣いてしまったのだ。
その夜、ぼくたちは、ひとつになる。次の日も、下田の町を散策した後、旅館で激しく愛し合う。しかし、次の朝、目を覚ますと、彼女は忽然と消えていた。
彼女はその態度から、絶対ぼくに好意をもってくれたはずだと思っていたのだ。やはり、失恋した恋人のことが忘れられないのだろうか?
ぼくは彼女のことが忘れられず、その行方を探し求めていたが、一年後にやっと彼女を見つける手掛かりを発見する。簡単な推理だったのだ。
再会を期待して彼女の大学へかすみに会いに行くが、ぼくは想像もしなかった秘密を打ち明けられる。モダンな現代の古典的な恋の物語である。
テーマは、ゴーガンの大作の題名である“われわれは、何処から来たのか? われわれは、何者か? われわれは、何処へ行くのか? ”という人間の魂のアイデンティティの問題である。
しかし、これはひとりの魔法使いの仕業だった。
折りたたむ>>続きをよむ
むかしむかし、まだ携帯電話どころかポケベルすらも一部の人間しか持っていないころ。
転売ヤーも転売サイトも存在しない平和な時代があったそうな。
そんな自力でなんとかできる、いや、自力でなんとかしないといけない時代のコンサートチケット取りバトラーたちの物語。
あっ、この話は完全なるフィクションですよ。まさかそんな実在のモデルとかなにかがあるわけないじゃないですか。
※不定期連載です
頭が良く、気配りもでき、いつも笑顔をたやさず、誰からも好かれていた“寺島 冥(てらじま めい)”がある日突然周りの人間から無視されるようになる。
完璧な彼を皆が嫌になったのか家族、友人、街の人達など関わらず、全ての人に。
学校に行ってももちろん無視され、さらには机の上に落書きと花が。
怒りをあらわにし、彼ははちきれんばかりの声で叫んだが──?
東京23区にある財政分配制度である、都区財政調整制度に不満を持った人たちの騒動により、23区の分配金を区の持つ町及び駅の利用率などから決める為、サバゲーによる陣取り戦が23区内で行われることとなった……
人生の終わりの、人工の光と自然の光を捉えようとした作品です。
ダウンタウンの松本人志さんに読んで頂きたいです。
汚職警官〜通称野犬、山田太郎
山田は食事こそが幸福論と信じている。
そんな彼の食事レポートを追いかけ、残した手記である。
リア充でイケメンな松尾くんはいつも何かを求めている。そんな中、彼はある一人の女の子に告白する。
彼女がもたらす彼への変化。彼が求める何か。様々な感情が綯い交ぜになった時、彼の決断が見える。
誰も救われない物語。
*この作品は、前作「JKボッチはプラモデルを愛する」の後にご一読いただくことを推奨します。
終わりかけている世界の文芸部の部室で彼女は弟の話を書いている。弟は「透明人間」、いわゆるイマジナリーフレンド。世界が完全に滅びる前に弟の話を書こうとする姉を弟は面白がって見ている。隣の漫研の部室では何かが作られている音がする。