エルデ=ニルール=リッチェルは、リッチェル侯爵家の中で強い疎外感を常に抱いていた。 その理由は自分の容姿が一族の者達とかけ離れている『色』をしている事から。 確かに侯爵夫人が産んだと、そう皆は云うが、見た目が『それは違う』と、云っていた。
家族の者達は腫れ物に触るようにしか関わっては来ず、女児を望んだはずの侯爵は、娘との関りを絶つ始末。 侯爵家に於いて居場所の無かったエルデ。
そんなエルデの前に「妖精」が顕現する。
妖精の悪戯により、他家の令嬢と入れ替えられたとの言葉。 自身が感じていた強い違和感の元が白日の下に晒される。
混乱する侯爵家の面々。 沈黙を守るエルデ。 しかし、エルデが黙っていたのは、彼女の脳裏に浮かぶ 「記憶の泡沫」が、蘇って来たからだった。 この世界の真実を物語る、「記憶の泡沫」。
そして、彼女は決断する。
『柵』と『義務』と『黙示』に、縛り付けられた、一人の女の子が何を厭い、想い、感じ、そして、何を為したか。
この決断が、世界の『意思』が望んだ世界に何をもたらすのか。
エルデの望んだ、『たった一つの事』が、叶うのか?
世界の『意思』と妖精達は、エルデの決断に至る理由を知らない。 だからこそ、予定調和が変質してゆく。 世界の『意思』が、予測すら付かぬ未来へと、世界は押し流されて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 11:00:00
579743文字
会話率:31%
漢気を試す『長文短編』にて、お送りいたします。
短いあらすじ
ビクトリアス王女殿下の物語に於ける、
起、承、転、結の『結』部分 前作を読んで頂けると、更に物語が色づきます。
https://ncode.syosetu.com/n082
7il/
あらすじ
救国の王女ビクトリアスが如何にして、騒動を纏めたか。 そして、逆賊たちをどの様に処断したか。 愛する愚弟に何を思ったか。 そして、覚醒してしまい、周囲の目が今までとは違ってしまった、ビクトリアスの倖せは有るのか。
覚醒者は何を思う。 状況は常に流動的で、波乱に満ち、藻掻き苦しみながらも、未来を掴み取るお話。
全編シリアスでお贈りいたします。 読んで頂けると、とても嬉しい。
【激注意!】 短編では有りますが、約六万字の長文短編。 合わないと思ったらブラウザバック宜しくお願い致します。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 06:00:00
50013文字
会話率:45%
帰って来た『男気を試す』長文短編。 短編文字数限界に挑戦!
王国に仕掛けられた、武力無き侵攻が顕在化した。 第二王子の婚約破棄宣言が『王命』として、宣下された。 王都より遠く離れた場所に居た、ビクトリアス第一王女殿下は、その報を受け、
王国に危機が迫っていると看破する。
『愚鈍で愚かな王女』の皮を被った、深慮の人 ビクトリアス第一王女殿下の矜持と責務の物語。
【 激注意 】
約六万文字の長文短編ですので、お話を一気に読みたい方向け。 合わないと思われれば、ブラウザバック宜しくです。
かなりシリアスに寄っておりますので、甘さはほぼ有りません。 全文、カカオ90%程の渋みですので、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 03:55:50
54075文字
会話率:43%
ある平和の日常を過ごしていた主人公「霧原零」は、家族と共に大型デパートに買い物に来ていた。
妹である「霧原咲」がはしゃいでいる中で、両親からは咲の面倒を頼まれる。いつもの事だと思いながら、渋々と咲の面倒を見ていた零は退屈でもあった。
だ
がしかし、突如として現実に存在すると思えない異物種が出現した。頑丈な皮膚感のある鱗に大きな二つの翼、そして長く全てを薙ぎ払えるような尻尾。
物語の産物に多く登場するそれは、「龍」「ドラゴン」と呼ばれる存在だった。咆哮と共に地面は揺れ、無造作に暴れるそれは大災害を引き起こした。
その最中、零は目の前で家族含め、妹である咲を失ったのである。
龍という存在に復讐を誓った零は立ち上がり、政府の協力者として戦場に身を置くのであった。
龍災。――それを引き起こす原因と言われる龍を滅ぼす為に。
※不定期ですが、毎日更新です。読者様のお声をお待ちしております。
※【ドラグニカ~剣と契り~】の続編となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 10:27:36
2161506文字
会話率:64%
期限は「ドラグニカ~~対巨龍戦線~~」が終わるまで、となります!!
お待ちしております!!
最終更新:2022-09-21 01:43:42
1175文字
会話率:0%
この物語の主人公「霧原零」はある日、世界を襲った謎の大災害によって家族を――妹を失った。その天変地異の原因は当初は不明であり、人類は絶滅するかに見えた。だがそこへ、世界各地で忽然と姿を現した存在が居たのである。
それは『龍』と呼ばれる物語
の産物であり、現実世界にはもう存在しないと云われていた神話的な存在だった。その存在が前へ進めば地は割れ、吼えれば周囲のあらゆるモノを吹き飛ばしていた。後にその存在を応用し、この天変地異の名は『龍災』と呼称された。だが異変は大災害だけには治らず、その影響は人類にまで発展した。成年を迎えていない少年少女の中から、『龍』と同等の能力を持った人類が現れ始めたのである。それが「ドラグニカ」――これは、その者達の成長を描いた物語である。
※不定期ですが、毎日更新です。読者様のお声をお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-29 13:34:04
1092389文字
会話率:49%
ーーある日、世界から春が消えた。
春の化身であり、天涯孤独とされる幻獣ユニコーン 。その唯一の例外とされた小柄なユニコーン のサフィーは、ある時自身の森を訪れた魔術師アリトンと友達となり、彼から友情の証として"月下石のペンダン
ト"を与えられた。それから10年後、悪霊ウェンディゴが溢れ、永遠の冬が続く光景を目の当たりにしたサフィーは、世界に春を取り戻す為に旅に出る。その過程で、彼女は様々な人間と出会っていき……。
人を知らぬ幻獣が人の二つの側面を知る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 10:02:03
33365文字
会話率:63%
不死と引き換えに多大なる苦痛を与える悪魔『マルキド』。そんな彼を呼び出したのは世間で“UM(ウルトラ・マゾ)”の狐獣人の魔術師『ヴィクセン』に召喚されてしまう……。
※こんな内容を連載する気にはならず、短編に収めました。後半はかなり適当
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 17:34:31
6121文字
会話率:25%
汐村迅澄はごく普通の中学生であるが、何一つ楽しいと思った事がなかった。
そんなある日、迅澄は下校中に話し声が聞こえたので行ってみるとそこには三人の男がおり、リーダーらしき人物は拳銃を持っていた。隠れながら見ていたら足下にある小石に気づかず
蹴ってしまい、男達に気づかれてしまった。
迅澄は恐怖感を抱いてはいなかったが、抵抗はしなかった。そのため敵の罠にはまり、見知らぬ二人の女性が助けにきたが、拳銃で頭を撃たれた。
しかし、迅澄は死んではいなかった。
何も楽しみ持たなかった主人公が自分に秘めた力に初めて興味持ち、自分からそれを知るために暗殺者学校に入学する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 10:00:00
568300文字
会話率:36%
突然、吸血鬼化を持つことになり、吸血鬼になり得る存在となった佐多櫛。
櫛はその吸血鬼化という変異を持つ変異者として、急遽超名門校である朝花岳学園に転校することなった。
はたして、その学園はどんなところなのか。
そして、櫛は変異を克服するこ
とはできるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-08 10:00:00
17582文字
会話率:48%
あらゆる闇とそれに関係するものを取り込んだ『闇』の能力を持つジールは能力の暴走により、一つの世界を滅ぼしてしまった。
そもそもジールは既にいくつもの世界を滅ぼしていた。それは今回のように暴走によるものだ。
「仕方ない、別の世界に行くか」
ジールはまた違う世界へと転移をする。
いくつもの世界を滅ぼしてしまったジールは次の世界で最強の能力『闇』を駆使し、一からやり直す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-16 10:00:00
193691文字
会話率:47%
神と契約を結びうつし世に誕生した主人公の美月姫(みつき)は、蒼空(そら)助けるため大罪を犯した。運命に翻弄され、志半ばで儚く散った二つの魂、美月姫と蒼空。
死後、神判にかけられ暗黒の地に流刑を言い渡された美月姫は、ひょんなことから山神さま
に救い出され神獣として生まれ変わることに。未来永劫、山神様の神使として生きていくことになった美月姫は、蒼空と最期に交わした約束を果たせず絶望していた。
その頃、うつし世は闇に侵食され神と闇との間で暗黒大戦が開戦すると、神界より山神様の神獣たちに闇討伐の神命が下された。
運命に翻弄され、儘ならない人生を嘆いては前に進めずにいた美月姫だったが、闇との戦いの中でかつて人から闇堕ちした妖魔たちと出会い深い闇を知る。
心痛めた美月姫は、咎人の自分が悪と戦うことに嫌悪感を抱き思い悩むようになる。
闇との戦いの中で、自分だけが辛いという浅はかな考えに気づき、己の心の弱さを思い知った美月姫は、無限地獄を彷徨う妖魔の最期の望みを叶えることで己の存在価値を見出していく。
そんな中、かつて共に非業の最期をとげた蒼空の生まれ変わりに邂逅し、再び運命が動き出す・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 09:35:26
22878文字
会話率:26%
中堅探索者のタキオンは、最低難易度ダンジョンのヘビロテ毎日周回という自販機のお釣りをガチャガチャ探すような方法で日銭を稼ぐ生活を2年以上続けている変わり者の青年だ。
ある時たまたまダンジョンから得られる驚異的な恩恵の存在を知り、その知
識をもとに独自の攻略法を編み出すなど充実した毎日を送っていたところ、ダンジョン内で死にかけている少女ツバサを拾い、すったもんだの末、タキオンはツバサを弟子にすることとなる。
理論派師匠となったタキオンは、感覚派バカ弟子のツバサの育成に四苦八苦したり、なぜか寄ってくる各種バカたちの相手をしながらダンジョン攻略を進めることになり、慌ただしくも騒がしい毎日を送るハメに。
タキオンの信条とする「穏やかで安定した毎日」が戻ってくる日は、はたして来るのだろうか。
それは、誰にも分からないのであった。
*「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 09:00:00
247000文字
会話率:37%
結界を作成することに能力を全振りした男(重度の生足フェチ)が異世界で逞しく生きていくお話です。
最終更新:2023-12-31 09:00:00
444600文字
会話率:29%
田舎から出てきたばかりの少女、ラウラは、カジノでボロ負けして奴隷落ちしてしまった。
そんなラウラを買った男は、ラウラの仇討ちだと言ってポーカー勝負を挑むのだが……。
積み上がる賭け金は、あれよあれよと言う間にラウラの想像を遥かに超え
るものとなっていき、気づいた時には、負ければケツの毛までむしられるような大勝負となっていた。
果たしてラウラのご主人様は、この大勝負に勝つことができるのか。
「負けたらわたしの貞操の危機だから! レオさんホントに頑張って!?」
「ははは、まぁ大丈夫だよ。僕が勝つから」
※中編ワンエピソード完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 18:00:00
42380文字
会話率:44%
黒歴史を持つ男、剱崎秤也は「便利屋」と呼ばれる職業をしている。金を貰い数々の犯罪者を粛清してきた剱崎はある日、「黒の便利屋」と呼ばれる別の便利屋達との戦いが始まる。同じ職場の先輩である龍櫻理と香華碧海と共に、黒の便利屋達の野望を止めるべく奮
闘する厨二てき異能力バトル。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 08:07:36
2109文字
会話率:35%
母親を亡くして、東京から実家に引っ越すことになった父親と2人の小学生姉妹。姉の芽伊《めい》は妹の沙恵《さえ》の支えになろうと決してめげることなく新しい生活に慣れることを努力する。猫のアールの世話も、仕事で忙しい父親に代わってほとんどの家事
もテキパキとこなし続けていく。そのご褒美として、芽伊の手に母親が大事にしていたノートが渡る。
そのノートをお守りとしてランドセルに仕舞って、新しい学校へ。すると、あろうことか沙恵がランドセルの中にアールを隠していた。先生に気付かれて怒られている沙恵の腕から飛び降りてアールが向かった先は、ボロくなっている木造の旧校舎。いかにも何かが出そうな場所だが、母親が譲り受けてきた大事な家族。それが沙恵には分かっていたのか、はたまた旧校舎だということを知らずか、まっすぐ旧校舎へと駆け込んで行った。急いで芽伊も追いかけ中へと入る。その中で待ち受けていた運命は--折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 07:19:27
49429文字
会話率:62%
ようやく宇宙へとアクセスできるようになった頃の地球。既にその頃は異星の住人も地球に溢れかえっていた。
そんな地球は、ヒーローと呼ばれる特殊能力を操る者者が悪と戦う番組「Bum Fighter TV」が流行していた。その番組で最も人気のある
「ドラゴンバース」のファンであるメイビス・アラン。
学生である彼には、ヒーローの素質はなかった。だが、ある日。バケモノが彼の学校を襲い、なんの力もない彼が掃除用モップを手に取って戦うことを決意したとき、ある奇跡が起こる--。
そんな彼が歩み出す、ヒーロー物語、爆誕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 07:05:09
119441文字
会話率:62%
粒子加速器の事故によって、芦原蒼龍の魂は1901年の日本にタイムスリップしてしまった。そして、天使リリエルより、このままではアルマゲドンで悪魔が勝利し、文明は衰退してしまうと告げられる。
芦原は、21世紀の技術によって、世界を救うことを決意
するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 07:00:00
776424文字
会話率:41%
雨が上がらない国の後宮で下女をしている雪花の願いは使える姫様が幸せに生きるという事だけだった。
皇帝にも誰にも見つからずに。
だけれど、雪花にはある事情があって巻き込まれていく。
いつものようにふんわり世界観です。細かく考えていませんので
あしからず。終始雨降っているので暗め。
※不定期連載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 00:10:00
65067文字
会話率:34%
普段から不幸に縁がある男であるモリヒト。
そんなモリヒトはある日、駅のホームから落ちそうになっている少女を助けた結果、異世界への召喚に巻き込まれた。
魔法とモンスターのいる異世界。
テュール異王国というその土地では、異世界から召還した人物を
王位に据える伝統があった。
召還された少女と、その守護者として召喚された少年少女。そして、巻き込まれたモリヒト。
何代も伝統として実施してきた王の召還のイレギュラーであるモリヒトは、その原因究明のため、テュール異王国に留まることを要請され、それを受け入れる。
原因が分からなければ、元の世界に戻る方法もわからない。
テュール異王国が司る『竜殺しの大祭』と、この世界の地脈の根源である真龍。
巻き込まれただけであったモリヒトも、いつしか大きな世界の理に近づいていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 00:03:29
1378492文字
会話率:43%
【応龍】の巫女として生を受けた天地美子には不思議な力があった。そしてその力は、奇しくも【四神】に巡り合わせ、意思とは関係なく理不尽な運命へ導いて行く。
繰り返される絶望の中、運命を変えるために、そして大切な人を救うために抗う少女たちの物
語ー…
※「カクヨム」にても連載しております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 23:43:19
434005文字
会話率:55%
私の名前は龍雷神(りゅうらいじん)黄金(おうごん)50歳。龍雷神グループの社長。
独身である。ある日私はたまたま取ったアイドルの握手会にて…
とある奇跡的な事が起こった。
“ おじさーん ” と女性の声が聞こえてきた。
後々聞いてると、
私の親戚に当たる事が分かった。
何日か後に急にいきなり結婚して?と言われたのだ。
そう彼女の名前は、 山本彩香(やまもとさやか)。
女子大生をしながらアイドル活動をしている。
『 500人以上のメンバーの大選挙5年連続1位。 』だったのだ。
そこから、私黄金と妻彩香の物語が始まる訳です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 23:00:00
495607文字
会話率:18%
主人公の雨歌は恋愛ゲームの死亡キャラで高校生にはなれない筈なのでゲームをプレイしていた転生者からは転生していることを疑われる。そんな中、幼馴染でストーカーをしていた緋華と将来結婚することに決まった。
最終更新:2024-05-01 22:27:59
271101文字
会話率:62%
不思議とされている俺“自称友人モブ”と女神様と呼ばれている彼女との身分が違う恋?
その学校の女神様こと、桜木 雪奈の問題を解決した事で仲が良くなってゆく。
高校に佐藤 祐太 “主人公”と美少女“ヒロイン” たちがいる所にモブの藤咲が問
題事に巻き込まれながらも学校の女神と問題を解決する。
そして問題を解決してくれた藤咲に恋をしている 桜木は密かにある事を計画する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 20:40:13
324517文字
会話率:79%
これは大切な人を亡くした男の物語。
朝、起きると涙が出ていた。夢で見た大切な人と過ごした時間と大切な人を亡くした時が鮮明に蘇ってくる。
大切な人を失った男は今でも歩んでいる。
最終更新:2020-03-13 22:46:08
2442文字
会話率:33%
龍。それは最強の生物であり最強の存在。だが、龍は強いからこその定め…強者による強さの証明として狩られることもあった。しかしある日、世界に一匹の黒龍が生まれ落ちた。他の龍とは少し違う姿。内包する莫大な魔力。純黒な混じり気の無い鱗。気味悪がっ
た親の龍は黒龍を捨てた。
生まれたばかりで何も知らない黒龍は直ぐに死ぬかと思われたが、持ち前の龍としての強さ。黒龍自身の強さを使って生き延びる。これは転生して最強となる人間でもなければ、裏切られてざまぁをする物語ではない。最強の種族である龍が、文字通りの最強を見せ付ける黒龍の物語である。
強き者達よ。果たしてこの黒龍を前にして龍殺しをすると宣うことが出来るか?出来るものならばやってみるといい。しかし心して挑むが良い。
黒龍には──────慈悲の心など無い。
※『カクヨム』『アルファポリス』にも同時投稿しています。
※『アルファポリス』にてランキング入りを果たしました。ありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 22:04:19
1330155文字
会話率:52%
龍。それは最強の生物であり最強の存在。だが、龍は強いからこその定め…強者による強さの証明として狩られることもあった。しかしある日、世界に一匹の黒龍が生まれ落ちた。他の龍とは少し違う姿。内包する莫大な魔力。純黒な混じり気の無い鱗。気味悪がった
親の龍は黒龍を捨てた。
生まれたばかりで何も知らない黒龍は直ぐに死ぬかと思われたが、持ち前の龍としての強さ。黒龍自身の強さを使って生き延びる。これは転生して最強となる人間でもなければ、裏切られてざまぁをする物語ではない。最強の種族である龍が、文字通りの最強を見せ付ける黒龍の物語である。
強き者達よ。果たしてこの黒龍を前にして龍殺しをすると宣うことが出来るか?出来るものならばやってみるといい。しかし心して挑むが良い。
黒龍には──────慈悲の心など無い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-09 13:17:48
11995文字
会話率:35%
原初の龍が作った世界『ユニゾナ』
そこに生命として生まれた多くの生物や人間は、その目に龍の授けた力『瞳力』を備えており、瞳力素を術式に乗せることで現象を引き起こすことが出来た。
ユニゾナ歴812年
世界は三大国を中心に回っており、各国から
集まって組織されている連合統一機関『アルカ・シエル』が治安や貿易、貧困援助、『レグルス術式』の研究、医療瞳術の普及など活動している。
ある日、一人の少年が旅立つ。
ある日、一人の少女が旅立たされる。
その虹の果てにあるものと、望むものとは
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 21:57:30
2657文字
会話率:50%
田舎の少年クオン・アルフェインは、ある日魔獣と呼ばれる存在の襲撃に会う。そこへ悪魔を名乗る少女アルピナが現れ救命を引き換えに契約を結ぶ。そして、彼女の命令に従い旅を続け、やがて種族の壁を越えた陰謀に巻き込まれていく。
最終更新:2024-05-01 21:52:17
1459207文字
会話率:27%
ただの平凡な高校生……だったはずがどうやらかの有名な異世界転生をしてしまったようだ。
転生したのは龍?これは……当たりなのか!?
これから先の道で彼を待ち受けるものとは……
最終更新:2024-05-01 21:43:34
6648文字
会話率:20%
時は遥か果てに飛んで――、西暦3300年代。
天の川銀河全体に人類の生活圏が広がった時代にあって、最も最初に開拓されたジオ星系は、いわゆる”地球帝国”より明確に独立した状態にあった。宇宙海賊を名乗る五つの武力集団に分割支配されたジオ星系にあ
って、遥か宇宙の果てを目指す青年・ジオ=フレアバードは未だ地上でチンピラ相手に燻っていた。
そんな彼はある日、宇宙へ旅立つ切っ掛けとなるある少女と出会う。最初の宇宙開拓者ジオの名を受け継いだ少年と、”滅びの龍”の忌み名を持つ少女の宇宙冒険物語。
※ ノベルアップ+でも連載中です。
※ 『rev.シリーズ』最終編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 20:42:30
66067文字
会話率:37%
後に偉大なる大冒険家として数々の書を残すアーク。
その最初の冒険と言える、生まれ育った島をめぐる旅の軌跡をここに記す。
それは――、凶悪なる妖魔を吐き出す、五つの魔洞(アビス)を仲間と共に攻略する冒険である。
※ 本作品は、本編が『Cha
pter 〇』と『World Building 〇』というページによって構成されています。『World Building 〇』は世界設定を解説しているだけですので、もしストーリーだけ楽しみたい方は『World Building 〇』のページを飛ばして読んでください。
※ 『同時掲載』ノベルアッププラス、アルファポリス、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 10:08:34
15485文字
会話率:25%
家の神社の裏にある禁則地に勝手に踏み込んでしまった小学生アストは、女子高生の姉カナデと共に異世界サイクレストへと飛ばされる。その世界にある三つの大陸のうちの一つソーディアン大陸で目覚めたアスト達は、突如謎の騎士の襲撃を受ける。その襲撃から命
からがら逃げだしたアスト達だったが、その逃避行の間に姉カナデとはぐれ、ただ一人黒の部族と呼ばれる人々に助けられる。
そして…
それから八年の後、逞しい戦士に成長したアストは、姉を探し出すためにソーディアン大陸を巡る旅に出る。
共に育った黒の部族の妹リディアと共に…。
神が食い殺された大陸を巡る、異邦人アストによる冒険物語。
『同時掲載』小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
※ カクヨム版以外は世界・地方地図が掲載されています。
※ カクヨム版、エブリスタ版は一部話の構成が変わっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 08:36:30
259220文字
会話率:43%
「ケネス、君はもう我々『龍の刻印』には必要ない」
Sランク剣士として、どんなことでもそつなくこなしてきたケネス。
だが、気分屋であるエドとその恋人であるアナに追放を言い渡されてしまう。
「おいおい、命乞いはなしか? それとも強がっている
のか? ああ?」
「本当は怖いんじゃないの? これからどう稼げばいいんだろうって?」
そんなことを言われていたケネスであったが、当の本人は全くノーダメージであった。他二人はデートやら食費やらで散財していたが、ケネスの趣味は貯金。お金には困っていないどころか、二十年は遊んで暮らせる余裕があった。
さらに言えばケネス個人にもSランクの称号が付与されている。
彼は器用貧乏と呼ばれていたが、ただ単純にどんなことでも『完璧にこなすことができる』万能剣士なだけなのだ。
ケネスは今後、どう過ごそうか悩んでいるとこんな話が耳に届く。
「なあ。神々の迷宮に挑んだパーティが帰ってこないらしいぜ」
「仕方ねえだろ。ありゃ人間が挑むものじゃねえ」
神々の迷宮。それは攻略すれば神々の加護が与えられどんな夢でも叶えることができると噂されているダンジョン。
難易度は神々と呼ばれるだけあり階級では振り分けることができない。
「あ、そうだ。暇だしチャレンジしてみるか」
しかしケネスは暇だからと言う理由で攻略に挑むことにする。
さらに余裕で攻略してしまい、次第に英雄と呼ばれるようになるのだが――
「え? なんで俺英雄って呼ばれてるの?」
これは暇人による無自覚英雄譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 20:30:00
119338文字
会話率:42%