吉岡昇平は、横浜の機械メーカーに勤めて2年目を迎えた。昇平が大学生の時、昇平を秘書の下でアルバイトとして活用してくれた尾形代議士は衆議院選挙、2度目の立候補をし、見事、当選し、前途、洋々だった。だが昇平の日常は、社内分裂により、上司が退職す
るなど、波乱含みだった。そんな状況の中で昇平は作家になる夢を描き続け、同人たちから文学的才能が無いと悪評を受けながらも、その夢を捨てられなかった。また貿易商になる夢も捨てられず、2足の草鞋を履きながら、中途半端な青春を迷走した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 09:55:57
64545文字
会話率:77%
家族に日々虐げられている定番ドアマットヒロインのアイノは、ある日前世を思い出し転生していることに気づいた。
転生した乙女ゲーム「フォスファンタジア」では名前すら出てこないモブだったアイノ。
それならやることは一つしかないでしょう!
敵役
のヤンデレ魔王アルト様を溺愛して、ついでに世界を救うわよ!
「フォスファンタジア」は、第一部は魔法学園ラブコメ。
第二部は国が暗黒に包まれる。それを鎮めるために乙女ゲームのヒロイン・リイラが、魔王アルトに生贄「白の花嫁」として捧げられるところから始まる。
攻略対象とリイラの逃避行が始まるが……魔王は花嫁に異常に執着し地の果てまで追いかける。
リイラも攻略対象も国民もとにかく死ぬ。
魔王アルトルートに行っても、ハッピーエンドはなくどちらかは死ぬし国も滅びる。
でも、私がリイラの代わりに白の花嫁に立候補すれば全て解決!
私に待ち受ける未来も、バッドエンドかもしれないけれど、
どうせこのままじゃ義親にろくでもない家に嫁がされるし、暗黒期が訪れればどさくさに紛れて死ぬ。
それならアルト様の腕の中で死ぬわ!命短し恋せよ乙女だ!
だけど、魔王と魔王城(?)はゲームとはちょっと違っていて。
領地改革もできないし、溺愛甘々生活も待っていない?これが本当のスローライフ!?
そして訪れる暗黒期と国との確執。
孤独な魔王様を溺愛して、真のハッピーエンドを勝ち取ってみせます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 23:22:33
149705文字
会話率:51%
――天に堕とされし天者(てんじゃ)達は、慣れない人間界の環境に戸惑っていた。
神達は天界に居る全ての天者を、下界に堕としたのだ。
羽根を奪われ、絶対的な存在である神の裏切りに、酷く傷付いた。
そして下界に降りた天者達を、人間達は快く思ってい
ない。そんなある日の事。
天者の〝メトラトン〟は、九ノ世界を統一させ、王になろうと動き出した。
メトラトンは容赦なく、国や村、集落を襲う。
そして自分で作った規則を、人々に押し付けたのだ。
そして使用言語を三つにし、人種を天者(てんじゃ)、地者(ぢしゃ)、人者(ともん)と三つに分けたのだった。
――その数年後。
少年〝ケイ〟は、世界を平和にする為…旅に出る。
少年の行動に、人々は心を動かされ、彼を崇める者、神として扱うようになっていく。
ケイを支持する者が増えていく中…。
一人の少女がケイの前に立ちはだかる。
その少女は王の一人の立候補者でもあり、ソーゾーの一族の最後の生き残りだったのだ。
そしてケイは、自分の出生を知ってしまう。
王の継承者達が、自分の正義を貫く為、互いにぶつかり合う。
九ノ世界を恐怖で支配し、統一する事で平和になれると、そう信じる王が選ばれるか。
それとも九ノ世界を支配ではなく、お互いに協力し合う事で平和になれると、そう信じる王が選ばれるか。
はたまた、破壊の道を進む王が選ばれてしまうか…それとも――――。
2013年の一次創作の作品です。
電撃文庫と集英社のコラボした応募したもので、落選した作品を修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 09:34:13
835文字
会話率:11%
コロナ禍を分岐点(ゼロポジション)に分かれた20年後の二つの未来から二人の未来人がタイムスリップ。
一つの未来は閉塞した現在がそのまま進んだ絶望的な未来。もう一つはITイノベーションが指数関数的に進む収穫加速の法則により過去数十年の進歩
を数年で凌駕した想像を超えた賞賛溢れる未来。
人生に絶望した町田和彦は自暴自棄になり事故を起こす。しかし、気が付くとそこは自分がコロナ禍で失業した20年前の過去に戻っていた。
彼が見てきた未来は、この時代の各種シンクタンクが予想したとおり低迷した日本であった。再び同じ経緯を辿ろうする彼の前に、未来から来た人間だと訴える町田朔が現れた。
理想の未来から分岐点まで送り込まれた男は、絶望の未来を変えるため「歴史を捻じ曲げ、シンクタンクが予言する未来をぶち壊し、誰も描けない幸福な未来を実現する」と公約を掲げ、東京都知事に立候補する。
ここから、町田和彦が知っている過去と違う今が始まる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 20:06:17
52878文字
会話率:22%
【本編完結】
私の婚約者だった王子は、誕生日パーティーの夜、みんなの前で私に婚約破棄を突きつけた。
国益を重視し、隣国の王女と結婚するためだ。
誰がどう見てもその方が国のため。
私情を押さえ込み、私は、婚約破棄を受け入れると返事をした。その
とき。
「ハイ、じゃあ、オレ、平民ですけど新しい婚約者に立候補します!!」
という声が。
乱入してきたのは、物語から抜け出してきたかと思うほどめちゃくちゃ好みのタイプな男子。
……あれ? 激務と産めハラで心労しかない未来の王妃より、平民の年下イケメンと結婚して好きなように生きるほうが、結局楽しいんじゃない?
そう気づいた私は、王宮のしがらみから解放されて彼と人生を歩むことを決めた。
なぜかうまくいっていない王子には恨まれてるけど、もうかかわらないでいただきたい。
※魔法が存在する世界観です。アルファポリスにも投稿開始。ざまぁ成分はほどほどにあり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 12:25:36
136234文字
会話率:31%
「フェリシー、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!!」
ディヴリー伯爵家が主催している夜会の最中。
子爵令嬢のフェリシーは、ディヴリー家の嫡男であり、婚約者でもあるオーギュストから、唐突にそう宣言された。
「オーギュス
ト様、ご冗談はお控えください。ご来賓の皆様が困惑されているではありませんか」
「もちろん冗談などではないさ! 俺はやっと真実の愛を見付けたんだからな!」
「真実の愛……?」
「今日から俺は、西の魔女、ノエル様に生涯を捧げることを、ここに誓う!」
「んふふ、イイ子ね、ぼーや」
「「「――!!」」」
その時だった。
まるで影が立体化したみたいに、オーギュストの隣に、どこからともなく一人の女が現れた。
その女は全身を漆黒のドレスで包んでおり、烏の濡れ羽色の髪に、血のように紅い瞳。
そしてその顔は、見ているだけで魂を吸い込まれそうになるほど、美しかった。
彼女こそが西の古城に住む稀代の魔女――通称『西の魔女』、ノエルだった――。
オーギュストはノエルの美貌に誘惑され、フェリシーとの婚約を破棄したのである。
権力・武力・美貌、全てにおいてノエルに及ばないフェリシーは、泣き寝入りするしかなかった……。
そして悪夢のような婚約破棄劇から数ヶ月――。
傷物になったフェリシーには、なかなか次の婚約者は見つからず、このままでは修道院にでも行くしかないかと、半ば諦めていた、その時だった。
「フェ、フェリシー! やっとお前の嫁ぎ先が決まったぞ!」
「――!」
フェリシーの父が、血相を変えて部屋に入って来た。
「……お相手はどなたですか、お父様?」
「……うむ、それがな――あの、ジャン・クストー侯爵閣下なんだ」
「――なっ」
フェリシーの新たな婚約者に立候補したのは、『化け物侯爵』の異名を持つ、ジャン・クストーだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 21:03:42
17615文字
会話率:49%
クラスメイトの三澤さんは、男女問わず誰とでも仲良くなれる、コミュ力カンスト女子だ。
そんな三澤さんだが、僕が話し掛けた時だけは、いつも赤面しながら無口になってしまう。
初めて三澤さんに話し掛けられた際、コミュ障な僕は舞い上がってしまい、「き
、君みたいな可愛い女の子から話し掛けてもらえるなんて、夢みたいだよ!」と口走ってしまったのだ。
どうやらそれ以来、僕は三澤さんから嫌われてしまったらしい……。
――そんなある日、何とか三澤さんと仲良くなりたい僕は、三澤さんと一緒に文化祭の打ち上げの幹事に立候補したのだが……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 21:06:23
3626文字
会話率:41%
生徒会長選挙に立候補した伊藤賢人。当選するのだろうか?
最終更新:2023-10-03 16:55:30
2334文字
会話率:40%
清村刀真は周囲の下馬評を裏切る形で見事、地元の名門公立高校に合格したばかりの高校一年生。刀真は入学早々、一風変わったクラスメイトと知り合う事になる。入学式にも姿を見せず、眼帯で右目を覆った少女、四十崎二三(あいざき ふみ)。ちょっとした勘
違いから刀真は二三と一緒に、生徒事案相談調整委員、通称探偵係に立候補させられるはめになる。
生まれつき右目に備わった不思議な力のせいで周囲から疎外されてきた二三は人とコミュニケーションを取るのが極度に苦手な不登校児。二三は刀真も自分と同じ異能者の仲間であり「異能力をスルーしてしまう異能の持ち主」だと告げる。刀真は「邪眼を持つ」と噂され周囲から避けられている二三をサポートすることとになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 16:44:40
122966文字
会話率:63%
初の宇宙人とのコンタクトを実現した地球。
だか、期待とは裏腹に宇宙人は【遊び(殺し)】を提案する。
ルール
遊びに参加するのは1人だけです。
内容は「私に敗北を味合わせて下さい。」
私が敗北を味わったら誰も死にません。
出来なければ参加者
だけ死にます。
参加者1人は立候補制にします。
地球上誰1人として立候補しなければ地球自体を破壊します。
それでは時間がもったいのでサッサとやりましょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 12:55:37
15323文字
会話率:31%
ボクの中学には元文化委員長が応援演説をすると、その立候補者は必ず当選するという伝統がある。
元文化委員長の千聡先輩の威を借りたボクは、ものの見事に文化委員長に当選した。しかし、この時ボクは本当に継がなければならない伝統の内容をこれっぽっち
も理解してはいなかった。
本当の伝統を引き継いだ菊池優也が、そのありったけの想いを胸に後輩へその伝統を引き継いでいく。
青春ラブストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 20:00:00
44637文字
会話率:40%
村に古くから伝わる風習の一つに「日食が起こったら次の満月の夜に生贄を捧げる」という時代錯誤な物があった。
生贄の候補として三人のうら若い乙女の名前があがったが、その中で村の中でも肩身の狭い思いをしていた一人が立候補をする事にした。
最終更新:2023-08-11 17:36:54
12282文字
会話率:37%
「私、聖女に立候補します」
結果は……はい、即合格!
だって、他に候補者いないんだもん。いる訳ないよね。『聖女』という名の『生贄』だし。
でも、お祈りするだけで悠々自適に暮らせるし、財政難の実家も救われるし。
……何より、大好きだった
あの人を忘れられる。
意気揚々とやって来た神殿で待っていたのは、こちらも新しい神官様。
一体どんな方かしら、良い人だといいけれど。
……えっ、ちっ……小さい?
「なんだ、デカいババアだな。お前、本当に聖女か?」
なっ……なんですとおおお!?
逞しい聖女と、生意気な少年神官の、奇妙で愛しい同居生活が始まった。
☆四~五話で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 22:11:58
59958文字
会話率:38%
都から離れた田舎の村。そこで幼馴染アンネにいつも虐げられている少女ニナがいた。ある日、館に悪女で有名なアークランド侯爵令嬢マリアが滞在することになり、アンネから逃げるためニナは使用人として立候補する。
※pixivにも投稿しております。
※
コミカライズの電子配信がbookliveさま以外でも始まりました。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 13:50:17
8011文字
会話率:39%
「王太子妃に立候補した理由ですか? この世代で、わたくしが一番に国を発展させる妃となる自信があるからですわ!」
王太子妃の選考会で、アリシア・ゲネシス公爵令嬢はそう言い切った。そのよく通る声は言葉の通りに自信に満ち溢れていて、その場に居合
わせた者のほとんどが一瞬呆気にとられた――。
やりたいこと、見たいこと、聞きたいことの多い知的好奇心旺盛な変わった公爵令嬢が、王太子妃選考会の為に王宮にやってきて、王太子そっちのけで楽しんでいたら、めちゃくちゃ優秀な護衛騎士に気に入られる話です。断罪劇は少なめで、ざまあは薄めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 19:49:55
43492文字
会話率:72%
アウルセル家の次女として生まれた私は、お姉さま(エルリカ)の引き立て役で事務や雑務ばかりを任せられました。
成人してから初めて出席できたパーティーは、エルリカお姉さまの婚約パーティーでした。
潤沢な資金があるアウルセル家と、国防を任せられ
たルクセリア家はどちらも国の支柱となる公爵。その婚約パーティーとあって、それはそれは煌びやかなものです。
しかし、お父様の一言でパーティーは大波乱の様相に。
「ルクセリア家との婚約は破棄するっ!」
しかもあろうことか、私はお姉さまの婚約者に一目惚れをしてしまいます。
「私と婚約してください!」
つい出てしまった一言に後悔する私。
ところが、お姉さまの婚約者は私の申し出をすぐに受け入れてくれたのです・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 20:53:14
7311文字
会話率:39%
年に一度の生徒会長選挙。その前に行われる立候補者スピーチ。ソウイチは知っている…立候補者の一部はおふざけ立候補者であることを…。しかし、今年の立候補者5名はそれでは済まされないほど、ただ者ではなかった…。
最終更新:2023-05-12 17:00:00
4346文字
会話率:41%
300万円あったら何しようかな。知事選には立候補しないなあ、私は。
最終更新:2023-04-11 13:07:13
508文字
会話率:0%
パーティで派手に婚約破棄された気の毒な令嬢、サラ・ポーツマス。でも、直ぐに公爵令息と王子殿下と言う新たな求婚者が立候補してきて、そのあまりに華やかな復活劇に耳目が集まる。でも、物語には裏があって……4万字程度。婚約破棄された傷もの令嬢の完全
過ぎる復活劇のはずなんだけど、他人の婚約破棄にこれ幸いと横から乗っかるって、どういうことよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 18:00:00
52127文字
会話率:40%
とある高校、とあるクラスで、生徒会長に立候補した生徒がいた。今日は、その立候補した生徒の推薦状を集めることになっていたが、いくつかの授業の後、その推薦状を入れた封筒が一つ、なくなってしまう。誰が何のために、奪ったのか。推薦状を書いた生徒の友
人から、謎解きを依頼された変わり者の『鈴木万慈』は、この謎を解き、封筒を奪い返すことができるのだろうか……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 10:00:00
26716文字
会話率:53%
学校一の美少女、水八瀬零奈は4月の始業式に入ってきた白銀の髪の青年、殺人殺愛の案内役に立候補。学校案内をし終わる頃、彼が何故学校に通ってなかったか聞くと家庭事情だと言う。表情にはでてないが若干彼が苦しそうだったので彼女お気に入りの屋上に連れ
ていくことに。そして屋上につき彼の背後を取り彼女は彼に銃を向けて撃った。だが、それをいとも簡単に避けられてしまう。それは彼が最強の殺し屋、通称『悪魔』なのだから。そして、万策が尽き、殺される覚悟をした彼女に、彼が放った衝撃の言葉とは…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 02:26:07
4729文字
会話率:51%