かつて100年間君臨した魔王が暗殺されてから、三年後の王国辺境の街。
【第一の事件・王子毒殺未遂】
小柄で地味な少年セイシンは、ある日傭兵の仕事をクビになってしまう。生活費を稼ごうと武闘大会の賞金目的で訪れた街で、勇者の少女や魔王の
娘と偶然出逢った。同じく訪れていた王国の第一王子が、あろうことか毒殺未遂で倒れてしまい、セイシンは彼女達ともども毒殺の嫌疑をかけられてしまった。
真っ先に疑われたのは魔王の娘。セイシンは彼女が犯人ではないと確信するも、彼女を守るのはセイシンだけだった。
いつ、どこで、誰が、何を使い、どうやって王子に毒を飲ませたのか。すべてが謎のなか、魔族を憎む人々にセイシンたちは追い詰められてゆく……。
全員の疑心暗鬼を制さなければ、待っているのは冤罪の死。
騙されるのは、果たして誰だ。
【第二の事件・『悪霊』の棲む街】
とある暗殺組織を探るべく訪れた街で、会うはずだった領長がすでに死んでいると聞かされたセイシンたち。
街の人々は、領長を殺したのは街に棲む『悪霊』だと言っていた。
セイシンたちは領長が残した手記を探して彼の抱えていた秘密を暴いていく。
『悪霊』の正体は。
そして暗殺組織の手がかりはいかに……。
【第三の事件・燃える男】
暗殺組織の情報を頼りに旅を続けていたセイシンは、卑劣な王宮騎士と口論をしてしまう。彼に呼び出されて人気の少ない場所で待っていたセイシン。すると突然、近くで寝ていた浮浪者が全身から炎を上げて焼け死んでしまった。
近くには他に誰もおらず、放火殺人の嫌疑をかけられて拘束されてしまった。仲間と協力して暗殺組織を追いつつ、男が燃えたトリックを暴いてゆく。
果たして殺人の疑いを晴らすことができるのか。
そして暗殺組織を追いつめたとき、ある事実がセイシンを襲う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-19 18:16:00
338060文字
会話率:45%
スーザンは王宮騎士団飛竜投擲部隊2年目の女騎士である。害悪生物ラスカルジャークと戦う勇ましい女性だ。
ある休日、居酒屋でばったり会った幼馴染の少年エシーから、とんでもない噂を聞かされる。5年間もの間、全然知らない奴がスーザンを恋人だと言いふ
らしているというのだ。明日は大事なお見合いだというのに!
お見合い相手でもある仲良しの上司フィル班長も加わって、3人の仲間が噂の真相解明に乗り出すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 22:00:00
78069文字
会話率:57%
トルトーノ国では国全体が反逆者達の暴動に頭を抱えていた。どんどん被害が増えてゆき、このままだと国が崩壊してしまう所まで来ていた。そんな中主人公は近衛兵として必死に働いていた。
いつも通り仕事を終えて帰路につくと白い宝石が売られていた。何とな
く宝石を買って家に帰ると彼女は突然何者かに拉致されてしまった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 01:28:30
21042文字
会話率:57%
王宮屈指の古代史学者であり古代生物学者のアイザック・ウエストファル。
大事なこともそうでないことも、気づけば全部忘れている。丸三日食わず寝ずのフィールドワークに出かけたかと思えば、丸二日を惰眠に費やす。
やることなすこと破天荒すぎる男の護衛
を依頼された元王宮騎士で初級冒険者のハーバート・ハウエルは、無事に依頼を遂行させることができるのか。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 22:33:28
3899文字
会話率:18%
王宮騎士 フレドリックは辞令により『呪読師』の護衛に就くことになる。
「知恵の番人」「書庫の賢者」と呼ばれるこの国で唯一の呪読師。
その正体は書庫に引きこもる無表情で無愛想な少女 だった。
ほぼ司書のよう
な「護衛」という任をこなしながら
いくつもの出来事を得て、本に囲まれる彼女の側で過ごすうち、彼は少女の本当の姿を知っていく。
そしてそれは同時に『呪読師』という存在の影を知ることでもあった……。
「私は待っている。
あの日から。
ずっとずっと。
それは、私の託された使命を果たせる時。
それは、いつか。
いつか、私を、呪読師を……。」
〜〜〜以下作者より〜〜~
感想等ございましたら、お気軽にお手柔らかにお願いします。
設定等色々フワフワしていますが、ご了承いただけますと幸いです。
カクヨムさんの方でも投稿しています。
by シナ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 12:00:00
43821文字
会話率:42%
若くしてローウェルという土地を治めるライラ・ウォーカー侯爵嬢(20)はこじらせた初恋をお金で叶えてしまった。
相手はラッセル子爵の八人兄妹の3番目の子息アルバート(23)現在、王宮騎士にて恋人のミラー男爵令嬢、メアリと婚約秒読みだった。
ライラは罪悪感から2人を離すことをせず3つの約束と共に離れを与えることに。
だんだん見えてくるライラの優しさとメアリの傲慢さに戸惑うアルバート。
ライラはアルバートと心を通わせることは出来るのかーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 21:00:00
105267文字
会話率:60%
貴島凛々子、職業【刑事】。
薬物事件の容疑者を追っていた満月の夜、思わぬ銃撃に倒れ、意識を取り戻すとそこは異世界だった。
“女神”として王宮に軟禁されそうになるが、なんとかその危機を乗り切り、不思議な力にも目覚めた「凛々子」改め「リリ」
は、持ち前の腕っぷしと観察眼と目覚めた能力で様々な事件に首を突っ込み、そして出逢いを重ねてゆく。
王宮騎士団団長「ウィル」
褐色チャラ貴族「ジュード」
無口なポーカーフェイス「ガイ」
行く先々で無自覚にフラグを立てまくっては、今日も新たな事件が巻き起こる。
事件×ロマンスが織りなす、ラブファンタジー長編!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 18:10:06
82451文字
会話率:41%
※この作品は以前カクヨムで連載していたものを加筆修正したものです。
カクヨム【加筆修正前版】
https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054894906503
※その他エブリスタにて連載しております。
https://estar.jp/novels/25775506
※感想、コメントお待ちしています。
王宮騎士団屈指の実力者であるシュウ。
将来の騎士団長と噂される彼には悩みがある。
意志関係なく女性に不埒を働いてしまうのだ。
転んだらスカートの中にダイブする。
そんな破廉恥体質な彼に悲劇が襲い掛かる。
王子殺害の疑惑をかけられ、辺境の騎士団へ左遷されてしまったのだ。
そして左遷先は⋯⋯女だらけの騎士団だった!
果たして彼は自らの嫌疑を晴らすことができるのか!?
そして女性慣れすることはできるのか?
シュウの理性と煩悩がせめぎ合う日々が始まる!
【性的描写がある場合、以下のマークでお知らせします】
・h⋯⋯設定するかどうか悩んだほど軽度なの性的描写
・H⋯⋯軽度な性的描写
・НH⋯⋯一部の読者が不快感を示す可能性がある性的描写。
マークは目安です。保険でささいな表現でも設定する場合があるのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 17:29:53
81894文字
会話率:46%
穏やかで優しくて、エスコートもうまく、全てにおいて完璧だと噂のサイモン・ドイル公爵令息。そんな人が王宮で働くアンナルチアの前に現れて求婚をした。
「君の優秀さは、王宮騎士のルーク・エドモントンと、第二王子の婚約者であるアマリア・ランドール
侯爵令嬢から常々聞いている。勤務態度も好ましいし同僚の評価も上々だ。私の結婚相手として問題はない」
だが、両手放しで喜べる条件ではなかったのだ。
「私が決めた男妾との間に男児を作ってほしい。その子を私の子供として跡取りにもらえさえすれば、君は自由だ」
さあ、どうする?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 11:20:55
17122文字
会話率:63%
【初投稿】紆余曲折あって、収まるところに収まった上司夫婦。しかしこの上司が仕事をしなくなった。祝う気持ちがないわけでは決してない。ーーだからって仕事押し付けんなよ!!??伯爵家三男に生まれ、手に職をとやってきた王宮騎士団。運命的な大恋愛なん
てはた迷惑だ。は?この国の王太子がやらかした??ーー辞職させていただきます!!
主人公は基本男。ヒロインが転生者。剣と魔法。ファンタジー万歳。
メンタル弱いので、誹謗中傷はおやめ下さい。拙い作品ですが、大切な物語なので温かく長い目で見守って下さい。
※完結保証しません!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 01:00:00
1151文字
会話率:40%
「自分の剣で人々を守りたい」
そんな志を胸に王宮騎士団の一員として5年間働いてきたロンドは、ある日突然、心当たりの無い罪を理由にクビを宣告された。理想とはかけ離れた姿だった騎士団に疲れきっていたロンドは、抵抗もせずその宣告を受け入れる。騎士
団を辞めた後、ロンドには特にやりたいことも無かったので、これからの生活を学生時代の友人であるカリンに相談する。そこで彼女がすすめたのは、町を守る私兵団である「冒険者」になるこだった。
新たな環境に飛び込んだロンドは、騎士団では発揮できなかった自分の能力を開花させる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 00:30:58
11717文字
会話率:50%
エウラ大陸の東の端、ヤト王国の第一王子バルフ・ヤトは、武器庫に保管されていた意思を持つ魔剣、ドラゴンベインと共に王宮を飛び出した。
次期国王としての振る舞いを期待されてきたバルフだったが、バルフには国王になる前にどうしてもやっておきたい
ことがあった。それは子供の頃読んだ冒険譚、未完のまま終わっていた冒険譚を完成させるというものだった。
バルフは正体を隠し、町から町へ、遺跡から遺跡へ、王宮で磨いた剣技を活かして名声を上げながら、著者である冒険者エンドースの消息を追っていく。
偽名を使えば正体がバレることはない、と謎の自信を持っていたバルフだったが、その活躍ぶりは行く先々で語り草となり、その噂は行方をくらましたバルフを探す命を受けた、王宮騎士たちの耳にも入ってしまうのだった。
自由への渇望、幼き日の夢、迫りくる追手は、バルフをあらぬ方向へと駆り立てていく。
※一日一回更新目指してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 18:00:00
31211文字
会話率:44%
ヒロインは独身30歳、年齢イコール彼氏いない歴の一般企業のOL。仕事帰りにやる事と言えば「あとは寝るだけ。」その筈が突然燃えるような痛みに襲われ、異世界転移してしまう。転生したかの如く体の時間が17歳まで逆行し妖精族になった主人公のリタ。そ
こは西洋/中世貴族社会で人族以外に妖精族、獣人族と魔族が存在し、魔術や魔法が溢れる世界だった。偶然手に入れた魔道具の針が発端で厄介ごとに巻き込まれていく。(※本好きの勉強熱心な主人公なので、本で世界観を学ぶ描写があります)
墓守でネクロマンサーの伯爵やヤンデレ気味の執事、騎士、甘々なギルド長など行く先々で出会う者達を虜にし逆ハーレム状態。皆に助けられながら王宮騎士団の問題解決に挑む。
せっかく異世界転移で女神の如く豊富な魔力を授かったのに唯一の武器が針一本!第二部から登場する悪役令嬢!公爵令嬢とその侍女は何を企んでいるのか?果たして黒幕は誰なのか?!スローライフなんて夢のまた夢!前世で培った知識を活用しながら状況を打破していき、世界を冒険する物語。
※注意:挿絵・イメージ画像がプロローグと他にもあります。
※今後創作活動を続ける原動力になりますので、レビュー、ブクマ、感想、評価、嬉しいです!よろしくお願いいたしますm(__)m
※戦闘シーンにおける、やや残虐な描写はあるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 20:13:06
634868文字
会話率:49%
転生成り上がりもの。享年25歳の凡人社畜が魔法の世界へ。
アドバンテージは25年分の一般的知識と違和感としてハッキリ知覚できる魔力感覚。
0歳から意識高すぎ生活。「ああ~魔法を使えないとまた死んじゃうよ~」
5歳で領主の養子。「将来安泰の宮
廷魔導士に、おれはなる!」
7歳で王宮騎士。「騎士向いてない。宮廷魔導士になりたい!」
12歳で英雄。「結婚が決まりました。みんな結婚式に来てね。二回やるよ!」
そして奈落の底へ。「もう誰も信じられない……裏切りやがったな、ルーサーぁぁ!!」
そこから始まる復活劇。七転び八起き、壁を乗り越える度成長し、仲間を得てその武勇は各地に残る。
これは平民生まれが、魔王たちを統べる魔皇となり、世界を救う【救世英雄譚】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-25 12:00:00
801044文字
会話率:41%
元ガーレ王宮騎士団の刀也は、謀反を企てたとして追放されることになった
常に気だるげ、面倒くさがりだがこの男には秘密があった
そう、剣術だけは誰よりも秀でていたのだ
王宮騎士団最強と謳われていたクライスに勝ち、一時は名声高い剣士となったのだ
が…
クライスの罠に嵌り、謀反の罪を着せられた刀也は遠く離れた地に追放となった
これは、世界を巻き込みつつある災厄によって、再びガーレ王国に戻らなければなくなった刀也の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 04:09:19
742文字
会話率:76%
王宮騎士団に入団を望む若者シルヴァウト。入団する為には、魔法が使える事が必須だった。魔法が使えないシルヴァウトは、魔法を学ぶ為に、大賢者オーネックマルティーンの住む山を目指す。そこには、オーネックの弟子が既に一人いた。
最終更新:2020-07-05 08:59:11
26901文字
会話率:39%
「父さまは……もしかしたら」
父親の死に疑問を抱いた少女は、長い髪を切り落とし、剣を取る。
目指すもの――それは、真実だと信じて。
密かな誓いを胸の奥に秘めたまま、ルーティアはやがてエリクシュル国の王宮騎士となる。
そんな彼女を、
幼馴染みとして見守り続けるエルアレクだが……。
少しずつ明らかになる陰謀と、絡みゆく二人の関係。
静かな決意、諦める恋……命を懸ける愛。
白銀の樹海を擁する大陸を舞台に、幾つかの恋愛模様と陰謀を絡めた物語。
※この作品は、作者HP「Chartreuse green」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 21:33:42
574255文字
会話率:43%
フレイン王国北部の地方城塞都市『ゲラール』に地下通路が見つかり、強大な災害級の魔獣が現れ町の存亡に係わる大事件となってしまう。
南部にある王都に知らせが届くと、国王グレゴリオス三世は王宮騎士団中最強と謳われる黒鳳騎士団に救援を命じた。
だが事件の発生からすでに1ヶ月が経とうとしていた……
その頃、ゲラールより南方の小規模な城塞都市『エルン』には冒険者ギルドでも稀有な才能を発揮するようになってきた2人の冒険者がいた。
第1章 2人の少女が冒険者になる物語
第2章 古代迷宮を護る魔獣の討伐
第3章 集まりつつある仲間
第4章 古代迷宮の探索
第5章 新たな装備とクラスチェンジ
第6章 強力な魔獣の出現
第7章 隣国への救援と世界の秘密
第8章 王都の騎士団と王侯貴族
第9章 諸侯の反乱と王の戦い
第10章 古代迷宮の踏破と災厄の迷宮の探索
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 12:00:00
1019014文字
会話率:42%
私の名前は、セリカ・アラン・エピナス。
5大公爵家の長女に生まれるも、気付けばそこは私が生前プレイした乙女ゲームの世界。
だけど、ちょっと他のおとぎ話と違うのは私が公爵令嬢でありながらもこのゲームではただのモブキャラであったこと。
ヒロイン
は侯爵家、悪役令嬢は同じ公爵家、なので公爵家のよしみで私は悪役令嬢を助けようと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 23:58:05
28655文字
会話率:40%
目を覚ましたらそこは怪しげな闇オークションの会場、その上自身が目玉商品として紹介されていた。
何とか逃げ出した先で、記憶を失った“ミオ”は、異国からやってきた少女として親切な老夫婦に保護され、とある王国の小さな村で過ごすことになる――が、実
のところ記憶は失っていなかった。
「どこからどう見ても私だし、これはまさか異世界転移ってやつなのでは?」記憶が正しければ“澪”はトラックに轢かれ死んでいたはずだった……が、どうやら死は免れたらしい。
突然異世界へやってきた“ミオ”だが、元の世界に特に未練はない。むしろ魔物や魔術といったファンタジー要素強めのこの世界で、前向きに平穏でまったりした第二の人生を送ることを決意する。
……しかし、強力な魔物が襲撃してきたとある現場に居合わせたことで状況が一変してしまう。
目の前の危険な状況に思わず魔術の力を駆使したことで、王都を護る王宮騎士団から目をつけられることに――……平穏を願う“ミオ”だが、果たして願い通りの平穏は訪れるのだろうか……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-02 20:00:00
122510文字
会話率:37%