葉山藩庶務役平士の鹿山猪四郎は、貧弱な体で容姿もさえないことから劣等感に苛まれていた。
ある日、猪四郎は馬に頭を蹴られたことをきっかけに、馬の言葉がわかるようになる。にわかに信じられないことだが、そのことで、間一髪、裏山の崩壊から厩の
馬達を救うことになる。
更に、猪四郎に不思議なことが起こっているのがわかった。人が心に思ったことも聞こえるようになったのだ。この能力により、猪四郎は、次第に周囲から出来る者として認められていく。
自分は特別な存在になったとばかり、貪欲になった猪四郎は名を上げようと必死になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 19:31:52
23867文字
会話率:46%
昼飯を買いに立ち寄ったパン屋さんで、俺は店員さんに告白された。
相手の名前は、長船(おさふね)カナ。同じ学校の後輩で、学年にとどまらず学校中から人気を集めているほどの超・美少女。清楚で可憐、おとなしい性格でありながら人当たりもよい……という
完璧ぶりである、らしい。
そんな少女から告白を受けるという、なんともうらやましい状況にありながら、俺は現状を素直に喜ぶことができないでいた。
というのも、彼女と話すのはこれが初めてだったからである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 05:10:08
77770文字
会話率:43%
わがままで猪突猛進なご令嬢がいた。
彼女は一度気になると確認せずにはいられない性格だった。
ある日の夜会で聞いた噂、それは霊場となっている古城に住むデュラハンのことだった。デュラハンは悪行を働いた者の魂を古城に集めているという恐ろしい存在
。
そのデュラハンが驚くほどにイケメンだというのだ。まことしやかに噂されているデュラハンの素顔が見たくて仕方ない令嬢。
彼女は思い立つ。
――――凸りましょう。
しつこく追い回し、素気なく扱われる日々。
「いたっ……今のでちょっと怪我したみたいですわ。お城に入れ――――」
『帰れ。怪我などしないだろうが』
「チッ!」
『令嬢が舌打ちするな』
たとえ霊の溜まり場である古城だとしても。
たとえデュラハンに嫌がられようとも、絶対に見ると決めたからには見る――――!
******
閲覧ありがとうございます!
ブクマや評価等していただけますと、作者のモチベーションに繋がりますです(∩´∀`)∩折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 08:09:39
17356文字
会話率:46%
【第一章あらすじ】
死んだら驚いた!
現代日本で死んだはずの俺は、魔法と魔物の跋扈する異世界で、同じく死んだであろう一人の戦士として生き返る。
豚面肥満体で、なんとも馴染みのある「オーク戦士」として───。
チートもねえ、スキルも
ねえ、転生特典ナニモノだ!? ハッ!
オラこんなオラ嫌だ~! ……と言うこともなく、ぼんやり始まる異世界ライフ。
しかしこの異世界は、俺のそんなぼんやりマインドとは無関係に、帝国は崩壊し群雄割拠な無法地帯ばかりの、えらい状況なのであった。助けてエラいヒト!
【第二章あらすじ】
俺はJB.ただの糞ガキ。LA生まれ異世界育ち、悪い孤児達、だいたい友達。
そんなこんなで生まれ変わったのは悪名高い“迷宮都市”クトリア。邪術士シャーイダールの元で、地下遺跡からお宝を発掘する仕事をして日々を凌いでる俺は、あるとき死にかけのドワーフの世話係になる。
そいつが息を吹き返して最初に言った言葉が、「ここはベガスじゃないのか?」。
「こっちの世界」で初めて出会った“同じ世界からの転生者”だが、このオッサン、どーにも色々ズレていて───おい、アンタ一体ナニ造ってンだ!?
【第三章あらすじ】
金持ち私学の海外修学旅行。その帰路に就く飛行機の中、俺、真嶋櫂(マジマ・カイ)は突然の強い振動に起こされる。横に座るダチは青ざめて「ハイジャックだ」とか抜かしやがるし、確かに色黒の男が何やら大騒ぎで暴れてる。振動はさらに激しく大きくなり、急下降を始めて機内はパニックになるが───次の瞬間俺たちは、真っ赤に染まる空の下、瓦礫と岩山の荒野に居た。
現れた不気味な爺が言うには、「君たちはみんな死んだ。別の世界へ生まれ変わらせてやろう」。
イカれた場所でイカれた提案。そして生まれ変わった俺たちは───犬、猫、猿、犀、猪に……魔人(ディモニウム)? 戦乱渦巻く危険な世界で、化け物相手に大立ち回り。その先で俺が突きつけられたのは……、
「───さよならだ……。
もし縁がまだあるならば、また会うこともあるかもしれんな───」
(※アルファポリスに重複投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 05:00:00
3049767文字
会話率:26%
公爵家令嬢のアマーリアは、ある日突然、婚約者であった王太子アドリアンから婚約破棄を言い渡されてしまう。
「それは本当ですの? 殿方に二言はありませんわね!?」
以前から銀の鷲騎士団所属の騎士、ラルフ・クルーガーに憧れていたアマーリア。
けれど、自分には未来の王太子妃としての立場がある……とずっと想いを押し込めてきた。
これは千載一遇のチャンス!
「王太子殿下、ありがとうございます! アマーリアは殿下にいただいたこの機会、きっと叶えてみせますわ!!」
『一度放たれたら標的を射止めるまでは止まらない』と称された公爵家の情熱の血を受け継いだアマーリアの猪突猛進系の初恋はもう誰にも止められない。
アルファポリスさん、カクヨムさんでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 19:53:10
212260文字
会話率:38%
「きみとの婚約を破棄させてもらう!」
伯爵令嬢であるセシリー・ネヴィルは、姉のアマベルが王立学院の卒業の日に婚約破棄されるところを呆然と眺めていた。
「お姉さまが婚約破棄されたのなら、ルーファスと婚約しなおせばいいのよ」
乳母の息子であり
、双子のように育ったルーファスはセシリーの初恋の相手であったが、彼が姉のアマベルに想いを寄せていることを、セシリーは知っていた。セシリーは胸の痛みに気が付かないふりをして、アマベルとルーファスの距離を縮めようと奔走する。
一方で、学院に在学しているセシリーは学院内で囁かれているアマベルの噂が盛り上がるにつれ、自らの婚約相手選びがなかなか進まないことに悩んでいた。そんなとき、ロイと出会い……。
猪突猛進の伯爵令嬢セシリーと、幼馴染で優秀な魔術師であるルーファスの擦れ違いながら心を通わせてゆく話です。
設定等、ゆるーく見ていただけると嬉しいです。
初めての連載投稿なので、手探りで投稿しています。何かあれば教えていただけると助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 12:00:00
86800文字
会話率:44%
あらすじなんてねーわわわわー
最終更新:2023-09-05 01:28:46
300文字
会話率:0%
「すまない。今日の予定はキャンセルさせてほしい。妹の具合が悪いんだ」
ダイアナとカールは婚約者になったばかりだが、カールは病弱な妹のエリカが心配でデートの予定をキャンセルしてしまう。
しかし、ダイアナは妹のためならば仕方がないと快く了承
する。
カールは拍子抜けするが、ダイアナはそれだけでは止まらなくて―――
猪突猛進な令嬢が婚約者とその妹を振り回した結果、婚約がなくなる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 08:10:45
6366文字
会話率:44%
世界の危機を幾度となく救い、神々には歴代最高の勇者と称される男は、世界に長い平和をもたらしたが、当の本人は人の身を大きく超えた力に怯える人々に迷惑はかけまいと山奥での隠居生活を始める。
山奥での隠居生活を続ける勇者を憂いた神々は勇者に休暇を
与える事にする。女神によって強制的に転移させられた先は最終戦争によって旧文明が崩壊した世界だった。勝手の違う世界で最強の勇者は平穏に暮らすことを目標に生活を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 18:00:00
188987文字
会話率:54%
チャットアプリに届いた祖母の訃報。人生の折り返し地点での帰郷は、学生の頃、家に忘れ物を取りに帰るあの感じに似ている。兵庫県川西市の猪名川から見える大きな空と山頂の住宅街から見える景色が全てだった晋二郎と由夏。二人の高校生が必死に生きたその時
間は、華やかで儚い花火のように。どうしても届けたかったあの時の想いは、『優しさ』との出会いが運んでくれるのかも知れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 23:05:51
42438文字
会話率:31%
ルクスリア神聖国に転生した、ラノベ、アニメ、ゲーム好き破天荒少女の美貌…備忘録。
モブですらない少女は、孤児院で育ったユウト(心の兄)と共に、異端審問官となる。
そこで出会った聖女候補達(ガワが良いだけの獣達)と戦ったり、大好きな令嬢に尽く
したりする
猪突猛進なユリアの日常。
※不定期更新で、1話から本編が進んでユリア登場後に2~4話追加予定
※少しでも面白かったら★下さい(ユリア式スライディング土下座)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 22:00:00
15180文字
会話率:31%
夢と理想に捉われ、何年も輝かしい未来ばかりを期待していた男子高校生───佐城渉(さじょうわたる)はいつも通り恋い焦がれ好いている女子───夏川愛華(なつかわあいか)に纏わり付いていた。そんな彼が、とある些細な事をきっかけにハッと我に返る。
「俺、何やってんだよ……」
現実感を取り戻した彼は下手に夢や希望を抱く事に危機感を覚える。恋で盲目になる前の慎重さを取り戻し、石橋を叩いて渡る事を思い出した彼は深慮を心掛けるが、そんな彼の急激な変化に周囲は動揺を隠せなかった。
「ちょっと近付かないでよ!」
「あ、うん」
「……え?」
猪突猛進で狭い視野、他を顧みない質だった渉にうんざりしていた彼女は急激に開いた距離感に呆然とする。
「もしかして、嫌われたの……?」
「もしかして、アタシのせい……?」
全然そんな事ないのに勘違いする周囲。それに対して渉はマイペースに波風を立てまいと空気を読むように学園生活を過ごす。
渉に振り回される周囲は次第に見る目を変えて行く。そして、視野の広がった彼は様々な人と関わって行き─────。
/【HJ文庫2019大賞受賞】/ 書籍第1/2巻発売中/【第3巻発売決定!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 22:25:09
756061文字
会話率:59%
呪われた男たちクッションたちによるお話、人は死ぬ湯水が如く
最終更新:2023-08-01 19:48:53
460文字
会話率:34%
これは世界が平等になって"しまった"お話、この世界ではみんな一緒そんな世界であなたはなにをしますか?
最終更新:2023-06-04 18:47:44
1393文字
会話率:0%
何事にも全力投球!猪突猛進であだ名は“うり坊”の女子高生、交通事故で死んだと思ったら、ドはまりしていた乙女ゲームのヒロインになっちゃった!
せっかく購入から二日で全クリしちゃうくらい大好きな乙女ゲームの世界に来たんだから、ゲーム内で唯一
攻略出来なかった悪役令嬢の親友を目指します!!
……しかしなんと言うことでしょう、彼女が攻略したがっている悪役令嬢は本当は男だったのです!
※と、言うわけで百合じゃなくNLの完全コメディです!ご容赦ください^^;折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 09:32:24
69282文字
会話率:54%
県立栃岡宮工業高校には、美術部とは一風異なったアート部というものが存在する。そこでは工業高校の技術を駆使してあらゆるアート作品が生み出されていた。
情報システム科に入学した堺と川西もひょんなことからアート部に入部することになるが、初めのう
ちはアートなんて全く知らずに悪戦苦闘。周囲のこれまた一風変わった先輩同期達に揉まれながらも、徐々に自分なりのアートを身に付けていく。
そして、夏のコンテストを迎えた二人。果たしてどんな作品を創り上げたのか、また、入選することはできたのか————。
そんな作品となっております。
書きながらストーリーを練っているため、投稿は不定期になると思いますが、ぜひ一読のほどよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 16:32:44
3410文字
会話率:55%
その空間に開いた穴が全ての始まりだった。
宙に浮いた円形の黒い巨大な一枚のガラス。そしてそのガラスの向こうから現れた巨大な怪物たち。
戦車をかみ砕く顎を持つ巨大な狼。
戦闘機すら命中させる精度をもつ巨大な砲を背中に乗せた巨大な猪
どん
な荒地も湖も走破し、口からレーザーを吐き出して周辺を焼き払う巨大な蛇
石が集まったかのようなごつごつとした。巨大な人
そして、人にしかみえないのに、たった一人で師団を壊滅させるような化け物。
世界各地に現れたガラスは現れる度に深刻な被害を与え。いくつかの国が亡び、その他の国も疲弊し、人類同士の戦いは無くなり、だが、確実に人類は減っていった。
そしてこの国、真那国と呼ばれたこの国も、類に違わず、疲弊し、確実に国力は落ちて行った。
そんな世界で、強くも無く、頭もよくない、どうしようもないたった一つの駒でしかない俺が、それでも足掻くことを止めないで、戦った物語。
六本足の、人と蜘蛛が合体したような鋼鉄の騎士で戦った俺の物語。
そして俺が、人間として死んだ物語
※基本的にバットエンド予定です。
こちらはあらすじは考えているので多分続くと思う。
たぶん後味悪いと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 20:58:03
117378文字
会話率:37%
大陸西部に位置し、気候に恵まれ、温暖で肥沃な土地にあるユノ村近郊の森でのこと。村の畑を荒らす巨大猪──ギガスボアを追って森を徘徊する二人の若者ハンスとレーナだったが、魔獣の狩りなどやったことない2人はギガスボアに苦戦するのだった。
最終更新:2023-06-19 20:06:24
40024文字
会話率:44%
「というわけで、お兄様の子種をください」
男の名はザック。
女の名はエフィリナ。
二人はよくある従兄妹同士であり、家も近く、本当の兄妹のように育った仲である。
「私はあの方の妻に選ばれませんでした」
エフィリナにはずっと慕
っている男がいた。
だが、その男が婚約したことを立ち聞きしてしまったエフィリナは、明後日の方向に向かって暴走をはじめる。
巻き込まれ続ける『お兄様』ことザックに、幸せは訪れるのか……?
というエフィリナさんとザック君(時々ロンヴァート君)のお話です。
( ゜∀゜)
全五話、いつものようにワチャワチャしておりますが、楽しんでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-13 06:03:46
15405文字
会話率:31%
少子化が進んだちょっと未来の日本。子どもが減った為、中学校は一学年に一クラスだけとなった。一方高等学校は、人が集まらず人気のない学校は廃校となり潰れたり、合併して何とか生き残ったりしていた。よって高校は生き残るために、必死で生徒を集める受
験戦争を行っていた。
そんな高校の生徒会のメンバーが主体となって生徒を集めるために奮闘していた。高校生たちと関わりながら、中学3年生の猪野篤志(いのあつし)が自分の進路(みち)を決めるそんな話。
※本作品では『受験戦争』という言葉は、通常とは異なる意味で使われています。本作品における『受験戦争』の定義は、高校が生徒を集めるために戦う行為のことです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 06:00:00
153362文字
会話率:59%
少子化が進んだちょっと未来の日本。子どもが減った為、中学校は一学年に一クラスだけとなった。一方高等学校は、人が集まらず人気のない学校は廃校となり潰れたり、合併して何とか生き残ったりしていた。よって高校は生き残るために、必死で生徒を集める受
験戦争を行っていた。
そんな高校の生徒会のメンバーが主体となって生徒を集めるために奮闘していた。高校生たちと関わりながら、中学3年生の猪野篤志(いのあつし)が自分の進路(みち)を決めるそんな話。
※本作品では『受験戦争』という言葉は、通常とは異なる意味で使われています。本作品における『受験戦争』の定義は、高校が生徒を集めるために戦う行為のことです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-24 07:00:00
165439文字
会話率:61%
俺の名前は角野、角野俊樹(すみのとしき)。
そして付き合っている後輩の名前は山口桃(やまぐちもも)。
それから幼馴染の名前は猪口兎(いのぐちうさぎ)。
この3人でかなり上手くいっていたが。
ある日俺は偶然だがSNSに投稿された30秒の動画を
観て愕然とする。
それなりに衝撃的内容だった。
そして俺と兎は考える。
そうだ。徐々に陥れよう。
その様に悪の道を選んだ。
※一応保存用に投稿しました。カクヨムより転載です。
※未熟なのは申し訳ないです。
※気まぐれで改訂します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 21:54:15
7526文字
会話率:36%