「命を簡単に捨てんじゃねえよ!」
この時代では人を捨てるのは当たり前。
命の価値はとても軽い。
だからこそ未来から来た綾斗は、自殺しようとしていたサキに向かって怒鳴るようにそう言った。
しかしサキは村から捨てられ、行き場がない。
かく言う綾斗も同じである。
ここは森の中、近くに民家は無い。
近くにあるのは川だけである。
だがそんな状況にも関わらず、彼らは明るい表情で川に沿って歩いて行った。
しかしサキの村には、その森に十日間いると人食い妖怪に食べられるという言い伝えがあり……。
西暦2070年の未来から、気づけば江戸時代にやって来た綾斗。
この時代はまだ戦国の風習が残っており、彼にとって衝撃の連続だった。
サキと出会い、忍者と出会い、妖怪と出会う。
これはそんな日々を綴った物語。
はてさてツツジの下には何があるのか……。
*頻繁に視点が変わります
*ガチガチの歴史小説ではなく、歴史ファンタジーです
*ノベルアップ+様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 19:00:00
147218文字
会話率:39%
『笹葉の山には鬼がいるよ
銀色の髪に 赤い目だとよ
月夜の晩に人食らうとよ』
無邪気に聞こえる、わらべ歌。
戦乱の世のあるよき日、
平和な笹葉の村で
不吉なわらべ歌は現実になってしまう。
そして、村はずれで
白痴の美女と暮ら
す、孤独な運命の子、銀。
彼に誰にもいえぬ秘密を隠し、
ひっそりと平和に暮らしていた。
だが、しかし。 ある日突然平和はうちやぶられた。
銀の友人であり、姉とも家族とも思う
村娘、佐和が猟奇事件の被害者になってしまう。
流れる佐和の血が、銀の怒りをよびさます……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-30 20:17:55
22601文字
会話率:41%
織物職人の瑠花は使節団として大国へ渡る。その事が運命を変えてしまう。
靴職人の子晏は彼女のことを思い、仕事に没頭する。大国が倒れるとき、周辺の国にも余波があるのは必至。皇太子や少数民族の長が入り乱れる中華風歴史ファンタジー。
この作品はエ
ブリスタにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 17:00:00
5956文字
会話率:26%
時は19世紀後半_____維新後間もない明治の日本。
かつて妖の力を借りて江戸幕府を倒した維新政府は、倒幕を成し遂げたのが妖のおかげであるという事実を隠蔽すべく、思想の近代化と治安維持を名目に妖追討令を発布し、人間に仇なす妖を退治する方針
を定めた。
しかしそんな裏切りとも取れる明治政府のやり方に憤慨したのか、政府に反旗を翻し人間に仇なす妖が増え、この国は日常的に妖による人食い事件が起こり、いつ幕末の動乱期に戻ってもおかしくないような混沌とした時代を迎えていた。
そんな幕末維新から10年後、人間と妖狐の血を引く妖人(半妖)の少女・白尾 狐雪は愛刀である雪血華を手に取り、人間と妖が共存できる平和な世の中のために、私利私欲で妖を利用する悪人や人を襲う凶悪な妖と闘っていた。
それ故彼女は、とある事故で140年後の未来からタイムスリップしてしまい勝手に巫女にされてしまった外見以外はいたって普通の男子大学生・博玉 霊璽郎と共に、様々な怪事件に巻き込まれることになり、同時に政府直属の妖討伐部隊である狼士組やかつて幕末維新で活躍した妖たちなど、様々な人や妖と関わり合っていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-21 12:00:00
62696文字
会話率:46%
スカッと爽快、歴史ファンタジー。
時は建武元年(1334年)。鎌倉幕府が滅亡して一年。後醍醐天皇は、約百四十年続いた武家中心の政治を改め、公家一統の政治を推し進めようとしていた。
しかし、政治は腐敗し混乱をきわめ、強欲で淫乱な公家が権
勢を振るっていた。
賀茂神社に務める世にも美しい巫女、玉(たま)は、誰もが対処に困ったその公家に、正義の鉄槌を下すことを決意するのであった。
『 しろうと絵師による 「なろう小説」挿絵 製作日記 』
https://ncode.syosetu.com/n5400en/
の「美少女さしあげます」企画では、
作成した美少女画(巫女)を題材とした小説を募集しています。
( 詳しくは、「その8 美少女小説を募集いたします」にて )
お待ちしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-16 15:00:00
38052文字
会話率:36%
1888年、世界は急速な科学の発展によって、魔術は下火となり、残るものは僅かな噂だけとなった。
時を同じく元新撰組の沖田総司はある男の頼みにより、異国の地に向かう。
その目的地であるイギリス・ロンドンにて後年『切り裂きジャック事件』と呼
ばれる殺人事件が発生していた。
彼を待ち受けている運命とは?
切れるべき糸が伸び、それが絡み合う!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-23 22:10:04
34830文字
会話率:53%
再征服(レコンキスタ)後のイスパニア半島では異教徒への迫害が繰り返されていた。そんな時代に、狂女王と呼ばれた女の慧眼が光る!(十五世紀スペイン風歴史ファンタジーです。異能あり!史実無視あり!)※第21回電撃大賞二次選考通過作品です。
最終更新:2018-01-10 19:17:22
98516文字
会話率:39%
室町幕府13代将軍、足利義輝。
現将軍が京の都で殺されたという悲劇的なエピソードが義輝を有名にしていますが、襲撃を予想して一旦京を脱出しようとしたのに、『将軍の権威が失墜する』などと、近臣に説得されて二条御所に戻り、さっくりと殺されたんだと
か。
剣豪将軍としてのエピソードは後世の創作に過ぎないという考えが主流らしいですが、むしろそこを押してみた。
義輝は、自らの意思で、自らの目的のために京にとどまり、戦いに身を投じた。
頭空っぽにして読んでください、そんな内容。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-14 19:00:00
6207文字
会話率:11%
五十嵐珠緒(たまお)と、友人の仁科未来(みき)は卒業旅行中の爆発事故により、戦国時代にタイムスリップし、明智光秀と出会う。光秀の城に招かれた二人。茶会の席で、珠緒はそこに居た若武者に好意をもつのだった。
光秀に同行した珠緒と未来は京都の寺で
信長に接見。そこで謀反が発生する。信長を守る光秀。一体謀反を起こしたのは誰なのか!?
本能寺の変から徳川と豊臣の対立まで、時間を飛ばされた二人が、戦国武将らと切れた糸を結んでいくように時間が絡んでいく歴史ファンタジー。
珠緒が最後に気付くあることとは・・・!?
(全8章)
【注記】
本作品は2005年投稿と同じものです。本編・カテゴリ・キーワードを
一部修正をしておりますが、再ログインが出来なかったため新規登録しています。
(旧作品の作者名は原一矢)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-31 13:20:19
93957文字
会話率:54%
時空を越えた恋物語が平成の世で奇跡を生む。
どのような境遇においても、一人の女性を想い続けた主人公の「僕」。
その恋が最初で最後の奇跡を呼び起こし、「僕」に歓喜及び悲愴をもたらす。
だが、悲愴の中でも、「僕」は「僕」が持つ信念のもとで宇治川
に向かい永遠の愛に身を投じる。
源氏物語の紫式部と夕霧をモチーフにしてますが、物語の展開においては西洋絵画やキリスト絡みの絵の知識(鷲鼻の男…その愛は欺瞞 仔羊…キリスト 百合、バラ…聖母マリア 柵で囲まれた公園…聖母マリアの園 車輪…物語が動き出す暗喩 キリストの復活…死から3日経過と天使の告知 アイリスの花…キリスト 等)があると更に面白く読めるようになっております。(日本と西洋の芸術美を物語の展開上で表現したいと考えています)
悲しいお話になりますが、「僕」の最愛の女性を追い求める純粋さに焦点をあてて描き、心温まるヒューマンドラマにしたいと考えています。「僕」や、途中で登場するお巡りさんの優しさ、最愛の人と「僕」が過ごす最後の晩餐など、エンディングに向けて感動を覚えてもらえるように書きたいです。
主張するよりも、物事に耐える、又は優しい人に届く話を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-17 10:00:00
83670文字
会話率:21%
1913年。永久機関が開発され、機械に特化した大日本帝国。
常に不幸に見舞われる少年、鎮目時仁はある日。師匠である葉守華子から一体のオーベイドールを譲り受ける。
名を「糸蓮」。世界最高のオーベイドール。
やがて世界をも巻き込むであろうその出
会いは、運命の歯車を動かしてゆく――
※この小説は同タイトルでホームページで載せている小説を、小説家になろう版として読みやすく載せたものです。
http://olivierodorant.wix.com/obey-doll折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-25 00:00:00
50184文字
会話率:37%
30年前に死んだはずの領主が帰ってきた――!? 彼は本物か、ニセモノか、はたまた亡霊か。そして、突如現れた彼を前に、領民は、周辺領主は、皇帝はどう対応するのか――。中世真っ盛りの神聖ローマ帝国で起きた史実「偽ヴァルデマール騒動」を題材とした
歴史ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-13 01:10:41
13895文字
会話率:29%
就職先は劉備軍!?
失踪した兄を追い、諸葛亮孔明に転生した就活生、如月アキラ。
ブラックな環境にもめげずに、三国時代最弱の劉備軍を率い、最強の曹操軍と戦うサバイバル歴史ファンタジー。
最終更新:2017-06-24 07:00:00
45290文字
会話率:23%
時は大正時代。
この世界には「うつしもの」と呼ばれる異形の者が闊歩していた。
時の政府は、夜な夜な人を襲う「うつしもの」に対抗するために
ある条例を出した。
『夜間ニ限リ、帯刀ヲ許可ス。』
異形を倒すために組まれた青年たちの徒党。
―
―父親から受け継いだ妖しく光る刀を携える林太郎。
豪放磊落な生臭坊主、無亮。
軽佻浮薄な土岐宗。
軍服を身にまとう身元不詳の凄腕剣士、元兼。
”探偵”花園梅丸。
小姓の公彦。
先祖代々の遺産を彼らの統率に当てる変わり者の没落貴族、天晴。
――そして、「どこから来たのかわからない」まるで女の子のような日和。
うつしものの正体とは?
そして日和の正体とは…?
それぞれの目的を果たすため、時にぶつかり時に力を合わせて未知に立ち向かう青年達。
夜闇が帝都を包む時。
時代を交錯する異能力バトルが始まる――!
***
主に男の子たちが活躍する歴史ファンタジーとなります。
恋愛要素は薄めです。(ほぼないと思います)
帝都の夜闇と、それに対抗する男の子たちの群像劇を描いていきたいと思っただけの動機で書かれた小説です。
暇つぶしにでも読んでいただけると幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-10 23:59:57
84971文字
会話率:39%
ヴァイキングメタルを愛するギタリスト、熊倉トオル。だが自分に才能が無いことを思い知った時にはすでに遅く、手持ちの金も先行きの当ても無い。晩秋の霧の中、そんな彼の前に現れたのはなんと本物のヴァイキング船。自棄になって船に乗り込み、迷い込んだ
のは西暦875年の北ヨーロッパだった。
寄るべない自分を受け入れてくれた村のために、知恵を絞って外敵の脅威や王侯の圧力に抗して立ち廻るうち、トオルは次第にこの時代と土地に溶け込み、やがて愛し守るべきものを見出していく。動乱の9世紀――苛酷な歴史のうねりの中、繰り返される多彩な人々との出会い、そして燃え上がるロマンス。
暴力と策謀の渦巻く世界にギターと歌で前途を開く、歴史ファンタジーをお楽しみください。
☆2017年4月16日0時より第一章を新規書きおろしバージョンに差し替えます。そのあとも順次新規分の内容に合わせて修正していきます。しばらく後続のパートとの矛盾が出るかもしれません。お気づきの点あればご指摘いただけると大変助かります。お手柔らかに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-03 14:21:34
523799文字
会話率:43%
架空の歴史ファンタジー。
神基暦1826年、時は産業革命。小さな町で働く青年は、ある日たった1人の友人と離別する。
最終更新:2017-02-11 21:07:01
25099文字
会話率:33%
「わたし」はフランスのパリにいた。
どうしてこうなったのかは分からない。
ただ一つ分かっているのは、
これから先、身一つで暮らしていかないといけないことだ。
異文化交流が化学反応する、料理歴史ファンタジー。
最終更新:2017-01-26 08:45:41
1285文字
会話率:0%
「オレはこの街を変えたい」
街娘にもらった耳飾りを握り、一人の少年が決意した。
両親、貴族、国を相手に、世界を変えることができるのか?
弱小貴族のカイの戦いを描く、歴史ファンタジー。
この作品はpixivにも掲載しています
最終更新:2017-01-02 19:37:42
1593文字
会話率:32%
“目を開けた俺の視界に最初に飛び込んできたのは、斧を構えて俺を見下ろす、身長30メートルはあろうかという超巨人の爺だった。”
▽ 試験勉強をしていたはずの俺が目覚めたのは、平安時代の平安京で、俺は光り輝く超絶美少女になっていた。しかも男
装すると超絶美少年で、しかも無敵の身体能力に加えて魔法まで使える。俺が転生したのは、竹取物語の主人公、かぐや姫だった。
▽ 帝、中宮、公卿、女房たちの他、使い魔、式神に加えて創世神話の神様まで登場して、大騒ぎに。主人公は数々の試練を乗り越えて、無事現代に戻れるのか?
▽ 主人公最強系異世界転生モノの【残念系】歴史ファンタジーコメディです。美男美女なのに残念だったり最強なのに残念だったりする神さまや人々が登場します。恋愛要素については、まともな恋愛が成立する気がしませんが、求婚されたり手ひどく振ったりはします。
▽ 一応、全年齢対象です。想定読者としては、12歳以上のつもりで書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-25 07:00:00
423109文字
会話率:45%
!!注意!! この物語は史実を基にした実質ファンタジーのフィクションです。真に受けないでください。この物語はこの物語を読んで怒る人のために書かれたのではありません。
E☆エブリスタとtaskeyでも公開しています。
文字数・10121文字
。
時は慶長三年。朝鮮攻めも益なく、豊臣秀吉の死をもって撤退することになったが。
その前に、名将・李舜臣が立ちはだかり。
日本軍の一員として出征していた土佐の長宗我部盛親は、土佐者らしく短気にもぶち切れて、李舜臣と一騎打ちをすることになった……!
歴史で遊ぶことを目的に書かれたお遊び似非歴史ファンタジー小説!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-16 18:47:32
10048文字
会話率:38%