伯爵令嬢のユフィリアは、我儘な妹を溺愛する家族と浮気性でいい加減な婚約者を持ち憂鬱な日々を送っていた。学園を卒業後はそんなダメ婚約者との結婚が控えているので、自立できるよう資格を取得しつつ将来に備えていた。
そんなある日、隣国ゼイングロウか
ら貴人が人探しをしているらしい。なんでも『番探し』ではないかと聞くが、婚約者のいるユフィリアには関係ないはず――そう思っていたらある夜、怪我をした小さな梟を保護して治療したが一夜にして姿を消してしまう。
それから唐突に王宮に呼び出され、見覚えのない絶世の美丈夫ヨルハがユフィリアの前に現れる。
蔓の恩返しならぬ、梟の恩返し? それとも行き過ぎた恋煩い? 番を溺愛が止まらない梟の王とちょっと不器用な心を持つ完璧淑女のラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 15:00:00
138511文字
会話率:21%
福岡県に住む桜井澪はごくごく普通の……とは言いがたい、16才にして先の暗い女子高生。昔からピアノを弾くことが好きで、いつの日にかプロになろうと意気込んでいた。しかし本人の能力不足と周囲の反対が相まり、夢は早々についえてしまう。それまで勉強や
人付き合いを犠牲にしてピアノに熱中していた澪に残ったものは……何もなかった。将来を悲観し憂鬱な毎日を送る澪――。ある日の夜、澪が駅構内でストリートピアノを弾いていると、垢抜けない演奏に誰もが無関心に通り過ぎていく中、見知らぬ1人の男子が熱い目で拍手を送ってくれた。その偶然の出会いが伝説の始まりとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 13:58:50
39926文字
会話率:13%
「私のことが好きなノア様の下へ嫁いで、せいぜい慰めてあげなさいな」
テティスは、膨大な魔力を持ち、結界魔術師である有能な姉──ヒルダと比べられ、魔力が少ないことから無能扱いされてきた。
そんな中舞い込んだ縁談。相手は筆頭魔術師であり、公爵
でもある雲の上の存在であるノアだった。
姉のことが好きなはずのノアとの婚約に、テティスは憂鬱になるのだが──。
「君は本当に愛らしいな」「努力を続けることは凄いことだよ」「テティスが好きだ」
何故かノアに溺愛されたテティスは、不思議に思いつつも彼に惹かれてしまい、同時に何故愛されるのか、理由を知ることになる。
直後、突然の魔物の襲来により、ノアと共に現場へ向かうテティス。招集された結界魔術師であるヒルダよりも、何故かテティスの魔力が急激に増えて──?
これは、無能扱いされてきたテティスがノアに溺愛され、後天的に増えた魔力と今までの努力の成果で、結界魔術師になる夢を叶える、そんなお話です。
◆短編版 2/11 日間4位ありがとうございます!
◆R15は念のため
◆ハッピーエンドはお約束折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 07:14:39
82109文字
会話率:41%
「レイミア、加護なし聖女のあんたに仕事よ。穢らわしい半魔公爵様のもとに嫁ぎなさい」「え!?」
両親に神殿へ売られたレイミアは、無能な加護なし聖女だからと、周りの聖女たちから虐げられていた。
そんなある日、大聖女であるアドリエンヌから、冷酷
だと噂され、人間と魔族の混血である、ヒュース・メクレンブルク公爵のもとに嫁ぐよう指示される。
公爵領には魔物が蔓延しており、加護なしのレイミアでは行っても役に立たないのにと憂鬱な出立であったのだが。
嫁ぐ道中、魔物に襲われたレイミアは眉目秀麗のヒュースに助けられその優しさに触れる。すると、ひょんなことから世界で唯一の『言霊』の加護が目覚めたことをきっかけに、ヒュースはレイミアに惹かれ──。
「私は君を絶対に大切にする、絶対にだ」
(まあ! そんなに言霊能力に魅力を感じてくださった!?)
これは、レイミアの清く無垢な心に惹かれて彼女を溺愛したい半魔公爵様と、言霊の能力を重宝されているのだと勘違いしたレイミアが強制的にヒュースを幸せにしたいと奮闘する、そんな物語です。
短編版日間5位ありがとうございます。
短編から加筆部分もありますので、冒頭から読んでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 06:28:41
84046文字
会話率:41%
「レイミア、加護なし聖女のあんたに仕事よ。穢らわしい半魔公爵様のもとに嫁ぎなさい」「え!?」
両親に神殿へ売られたレイミアは、無能な加護なし聖女だからと、周りの聖女たちから虐げられていた。
そんなある日、大聖女であるアドリエンヌから、人間
と魔族の混血である、ヒュース・メクレンブルク公爵のもとに嫁ぐよう指示される。
公爵領には魔物が蔓延しており、加護なしのレイミアでは行っても役に立たないのにと憂鬱な出立であったのだが。
嫁ぐ道中、魔物に襲われたレイミアは眉目秀麗のヒュースに助けられその優しさに触れる。すると、ひょんなことから世界で唯一の『言霊』の加護が目覚めたことをきっかけに、ヒュースはレイミアに惹かれ──。
「私は君を絶対に大切にする、絶対にだ」
(まあ! そんなに言霊能力に魅力を感じてくださった!?)
これは、レイミアの清く無垢な心に惹かれて彼女を溺愛したい半魔公爵様と、言霊の能力を重宝されているのだと勘違いしたレイミアが強制的にヒュースを幸せにしたいと奮闘する、始まりの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 18:10:39
14566文字
会話率:38%
青春系キラキラアニメを見て逆に鬱になる話
最終更新:2024-03-08 01:13:11
954文字
会話率:0%
俺は田中祥平。
工科高校卒業間近のバカだが、一応、就職先も決まってる。
だが俺は最近、憂鬱だ。
親友といっていいツレであると同時に、俺の小中学生時代からの密かな推し・早川が最近、恋をしている。
俺の思いはアイだのコイだのみたいなチャラつい
たのとは一味違うと自負しているが、それでも推しがデレデレとリア充爆発しているさまを見せつけられているのは、やはり辛い。
それでもあいつが幸せならばと、俺は思っていたが……。
想いを貫き続ける勇気、あえて好きな人の背中を押す勇気。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 17:03:51
59172文字
会話率:27%
その角をひとつ、曲がってみて下さい。
優しいマスターと気さくな常連さんが、あなたをあたたかく出迎えてくれますよ。
不思議な喫茶店での、ちょっと不思議なお話。
『のしてんてん ハッピーアート』(https://blog.goo.ne.jp
/nositen10)にて、2018年に発表したお話を、読みやすいように加筆修正してこちらへ投稿します。
ブログ主の許可はいただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 14:25:08
9992文字
会話率:15%
王の名代として友好国のレーンの大祭に招かれた王太子・スタニエール。何もかもに恵まれ、順風満帆な人生を送る彼を人々は『比類なき王子』『創世神の申し子』と呼んで称える。しかしスタニエール自身は憂鬱から抜け出せないでいる。恵まれ過ぎた己れの境遇が
つまらなくてもやもやする。
レーンは実は二度目の訪問で、彼は最初の訪問の時に偶然出会った少女のことが忘れられないでいた。しかしそれが何故なのか、彼にはよくわからなかった。わからないままラクレイドへ帰り、うやむやのまま無意識のうちに彼はその気持ちを押し込めていた。
今回、スタニエールはレーンの娘を側室として迎えることが事前に決まっていた。まったく相手の娘に期待していなかったスタニエールだったが、そこに現れたのは……。
恵まれ過ぎた環境故か、自分の気持ちすらよくわからなくなっていた王子様の、不器用な初恋譚。
webコバルト第189回短編小説新人賞「もう一歩の作品」を修正。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-17 19:27:46
10620文字
会話率:24%
日常をテーマとしたショートストーリー。
他人の評価なんて、本当はどうでもいいのだろう。
けれど、人はいつまでも独りではいられない…
最終更新:2024-03-01 00:26:27
1278文字
会話率:0%
ススムとコウイチの物語は、ここから始まる。
大阪でバイトしながら、彼らは音楽をやろうとしてた。
ススムにはナホという彼女がいた。その妹のミドリちゃんは車いすだった。
一方でコウイチは上京すると息巻く。
でも彼女とか、彼氏とか、オート
バイとか、悩みはつきなくて。
少し古臭いかもしれないけれど、それが青春だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 20:00:00
36899文字
会話率:9%
王城の直ぐ裏の森の奥に住む魔女の下へ、新しい伝令係が来た。
王家から密かに直接仕事を依頼するために遣わされている伝令係のはずが、彼は彼女に向かって背後からいきなりナイフを突きつけてきた。
魔女はこの森に50年は住んでいると聞いたのに、いたの
は若い娘だから不審者と決めつけて……。
大昔にとある悪い魔女の呪いで不老不死となった女と、軍内で通称お世話係と馬鹿にされる伝令係に任命された男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 17:35:02
89294文字
会話率:39%
伯爵家の令嬢アナベルはある日突然婚約者エヴァンに告げられる。「婚約を破断にするためにはどうすればいい!?」
――だがそれは自分たちの婚約ではなく、エヴァンの実妹の婚約についての言葉だった。
妹の婚約をぶち壊したいシスコン気味の婚約者
エヴァンに、惚れた弱みで振り回される令嬢アナベル。
彼女に平穏は訪れるのか――?
(シリアスラブコメディを目指します!)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 22:19:29
134649文字
会話率:37%
いつかこの恋が終わってしまうとしても。
最終更新:2024-02-20 01:56:57
1176文字
会話率:28%
職場の人に義理チョコを配る憂鬱さを妄想で吹き飛ばすが、本命チョコを完成させた後に思わぬ出会いをする。
※この作品は、魔法のiらんど様にも掲載しています。
最終更新:2024-02-17 13:53:19
2291文字
会話率:30%
『憂鬱なる午後の闇の間』
タイトルの、憂鬱なる午後の闇の間、という言葉に沿って、思考を重ね連ねて行く、連作の小説。
最終更新:2024-02-17 06:05:50
3531文字
会話率:25%
『憂鬱も裏返して、の真骨頂』・・・『詩の群れ』から
何を言いたいのか分からないのが、詩の特徴だとしたら、例えばこの様な詩も、形作られる訳である。詩集『詩の群れ』、から。
最終更新:2021-11-27 03:41:09
304文字
会話率:0%
『解明都市の、憂鬱幻想』・・・『詩の群れ』から
何を言いたいのか分からないのが、詩の特徴だとしたら、例えばこの様な詩も、形作られる訳である。詩集『詩の群れ』、から。
最終更新:2021-11-04 06:27:13
342文字
会話率:0%
首相官邸の変態事件。そして、皆に伝染していく。皆が、平和になって行く楽しい物語。
最終更新:2024-02-16 12:00:00
1392文字
会話率:0%
最近、私立中学で数学教師として勤める高林郁子には悩みがあった。
それは今年に入ってから担任を受け持つことになった一年生、中杉文也のことだ。
少女のような面差しの美少年。そんな彼のことを考えると夜も眠れない。
未成年に手を出せば犯罪成立!
高林郁子の明日はどっちだ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 12:00:00
17265文字
会話率:42%
プロローグに書いてある
最終更新:2024-02-15 20:46:58
1167文字
会話率:77%
「超陰キャの霊感ネガティブJK、訳ありな死神くんの助手になりました。」
ちょっと霊感があるだけ。とにかく日々平穏に暮らしたい天使(あまつか)優里、高校1年生。
通称“死神”と呼ばれる冥界の役人、クロとともに、夏休みの京都を舞台にした、人間
界と冥界のゆるいファンタジー奇譚。
タイトルは天使(てんし)と読みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 23:12:38
4353文字
会話率:14%
風呂に入る前、虫かごに二回霧吹きで水を吹きかける。それが俺のルーティンだった。
最終更新:2024-02-14 22:34:32
493文字
会話率:0%
魔女令嬢─そう呼ばれる、アリサ・アド・ダンドーロ公爵令嬢。ローブを羽織り、魔女っ子が出かけた先で出会ったのは、可愛らしい暗殺者の美少女(なお、殺害対象は当人)。
しかし、その美少女には秘密があって─。
一方、アリサは、旅先でとある侯国の叛
乱について調べていた。
叛乱と美少女が交錯する中、一つの推理が二つを結ぶ。
これは、アリサ・アド・ダンドーロ公爵令嬢が、幼馴染と再会する前の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 00:26:46
11314文字
会話率:46%
高校一年生の春休み直前、クラスメートの紅野アザミに告白し、華々しい玉砕を遂げた黒田竜司は、憂鬱な気持ちのまま、新学期を迎えていた。そんな竜司のクラスに、SNSなどでカリスマ的人気を誇る白草四葉が転入してきた。
眉目秀麗、容姿端麗、美の化
身を具現化したような四葉は、性格も明るく、休み時間のたびに、竜司と親友の壮馬に気さくに話しかけてくるのだが――――――。
転入早々、竜司に絡みだす、彼女の真の目的とは!?
◯ンスタグラム、ユ◯チューブ、◯イッターなどを駆使して繰り広げられる、SNS世代の新感覚復讐系ラブコメディ、ここに開幕!
※本作は、以前に執筆した『初恋復讐《リベンジ》』を大幅加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 18:37:43
606183文字
会話率:36%
毎年この季節になると憂鬱になる、何故か、それは今日が愛した人の命日だからだ。
最終更新:2024-02-05 16:35:56
2101文字
会話率:45%