傷物の令嬢と、悪趣味な令息の話です。
推理要素、爽快感などは無いです。
最終更新:2022-02-14 20:20:12
19220文字
会話率:47%
寒い夜に産声が走る。
その赤ん坊の母親らしき女は冷視を向けていた。
「こんな時に生まれやがって、夜は買取場は開いてねーんだよ。」
「...んあ?」女はその赤ん坊の額をまじまじと見ると、こう発した。
「こ、こいつ魔痣持ってるじゃん!きっと高
く売れる!」魔痣とは魔力、つまり魔法を使うためのエネルギーが多い者によく現れる痣である。特に顔の痣は大変珍しく、1国に1人と言われる程の魔力の持ち主と噂される。
それから十年経つと、赤ん坊は汚い少年へと変貌を遂げていた。髪は伸び、ボサボサで服は汚れて僅かに見える肌も黒く染まっていた。その鋭い眼光は蛙ぐらいは殺せそうだった。名は何度も変わり今はカルア・ルキアと名乗ってる。
「ご依頼は?」
「サウス男爵を、殺してくれ!アイツ俺を馬鹿にしたんだ...」
「貴族となると、これぐらいだ。」
「な、こんなに、払えるわけない!」
悪趣味な会話は更にくりひげられた。
「帰るんだな。」
「くそっ、ガキが!」捨て台詞を履いて、醜悪な男は帰って行った。それと同時に乱暴に閉められたドアがギィと音を立ててゆっくり開かれた。
「あ、あの...」長い金髪に、青くて大きな目が煌めいていた。一言で言うなら´美人´であった。
「ご依頼は?」
斧田という名前では処女作です。ご感想、指摘などはどんどんよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 16:32:59
2804文字
会話率:52%
新幹線の脱線事故に巻き込まれて死んだ、俺の前に浮かび上がるのは『クラスを選択してください』の文字。
何度も夢見た異世界転生。これで俺も異世界ハーレム‼︎俺Tueee‼︎ 意気揚々とレアクラスを選択し、異世界へ挑んだ俺に降りかかるのは、命を賭
けた異能力デスゲームだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 21:47:42
2695文字
会話率:3%
緑乃帝國が悪趣味・悪乗り全開でお贈りするショートショート・掌編小説集。コメディ色の強い話やホラー色の強い話、不思議幻想系のお話などいろいろ取り交ぜております。
最終更新:2022-01-02 20:00:00
88696文字
会話率:35%
ひひひひひひひひひひ
最終更新:2021-11-17 18:35:28
393文字
会話率:0%
妻の死を知り、急いで戻った公爵邸。
サウロ・トライシオンと面会したのは成長し大人になった息子ダミアンだった。
彼は母親の死には触れず、自分の父親は既に死んでいると言った。
※なんちゃって異世界。
※「~はもう遅い」系の「ねぇ、いまどんな
気持ち?」みたいな話に挑戦しようとしたら、なぜかこうなった。
※作中、ちょっとだけ葬儀の描写はありますが、人死の描写はありません。
※人によってはモヤるかも。広いお心でお読みくださいませ<(_ _)>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 18:00:00
5828文字
会話率:30%
「君との婚約を破棄する」
それこそが、テレサ・ドルステンが待っていたものだった。
世に溢れるロマンス小説のごとく、王子の恋を邪魔する少女として婚約破棄を宣言される。それをもとにして、自分で物語を書く機会がようやく訪れたのだ。
従者の青年は
主人に問う。
「盛りすぎじゃないですかこれ」
「大袈裟なぐらいでちょうどいいの、本当のことを書く必要はないの」
「悪役の立場である少女が主人公じみているのですが」
「流行りらしいわ。王子の恋を邪魔する少女は、公衆の面前で断罪されるのですって。悪趣味よね」
第二王子に婚約破棄された、物語を愛する伯爵令嬢。
彼女を待っているのは、さて。どんな結末?
**********
ごく簡潔に言うと、「悪役令嬢ポジションで婚約破棄の現場を体験して、それをネタに自分でロマンス小説を書こうとする伯爵令嬢の話」です。
投稿先:エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-14 20:09:36
7998文字
会話率:26%
舞台はとある自殺の名所の崖。そこへやってくる人を見つめる人がいた。
最終更新:2021-09-11 20:49:56
2714文字
会話率:47%
侯爵令嬢アンドロメダはレベル99の聖女とあまりに愚かな王子に婚約破棄を突きつけられ、ありもしない無実の罪によって地獄の底へと突き落とされてしまいます。幼馴染のヒューベルトを傷つけられ、辿りついた魔界でかろうじて前へ前へと進んでいきます。彼女
の前に立ちはだかるのは悪趣味なおとぎ話のような世界と迫りくる『理不尽』の連続。定められた『悪役令嬢』としての運命と愛する人の行方。あまりの理不尽さに「もういいですわ、わたくし人間やめます」とついにブチ切れ。どんな辛い目に遭っても心が折れることなく地獄の底から這いあがり怨敵である聖女と愚劣な王子、そして自らの運命に立ち向かう物語です。復讐後の後日談あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 15:30:12
44080文字
会話率:30%
美少年の高野辺陶真は、日本の東半分を占拠した触手の怪物「マゴラカ」と静岡県で戦っていた。十三~十五歳の少女と美少年はマゴラカに殺されないので反撃部隊の中心戦力だ。高野辺の隊には、愛する滋賀県を守りたい社長令嬢・筒美ヤノや、触手について陰謀
論を展開するガヤマ舞衣子などがいて、みな疲弊していた。
その後、阿片原将軍が「M作戦」を発表。作戦の要となる高野辺たちは天才指揮官・入星吉伸が率いることになった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-07 12:02:23
86608文字
会話率:36%
共和国と帝国の戦争は終わりそうになかった。
そんな世界に翻弄された一組の男女のお話です
最終更新:2021-06-04 13:03:51
7569文字
会話率:30%
僕は人を殺すことで快楽を得る。
彼女は死ぬことで眠りを得る。
僕たちは出会った――。
最終更新:2021-05-17 01:03:11
10833文字
会話率:31%
ゲームが好きな高校生、八女。
彼は殴り合いもしないし異世界転生もしないし事件に巻き込まれることも無い普通の生活を送っていた。
だが、ある日目覚めると知らない部屋で知らない奴らに囲まれていた。
何も知らない中、”アライブゲーム”という悪趣味な
名前のデスゲームに参加させられる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 14:25:08
62764文字
会話率:25%
戦場では白刃がきらめき、魔法が飛び交い、大砲の砲弾が放たれる。
地は馬が駆け、空をドラゴンが舞う。
そんな時代にあるふたつの国が戦争をしていた。
戦力は拮抗し、この戦いは永遠に続くかと思われたが、ある一人の男がこの戦況を打開する策を思いつく
。
それは敵国で最強の姫将軍シルディールをモデルにしたエロ同人誌をばらまき、その将軍の威厳を貶めて戦力を低下させようという悪趣味なものだった……。
※あらすじの最初に書いてあるような戦闘シーンは作中にありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 18:06:43
8258文字
会話率:30%
この物語はミステリーではない。
殺人事件の終わり。犯人を見つけ出し、自白し、事件の終了。
この物語は、そこがスタート地点となる。
事件は巻き戻され、悪趣味な観客の見世物として犠牲者を出さない結末を迎えるまで続けられるのだ。
持ち得る情報
は、事件解決まで。
巻き戻すたびにペナルティで探偵は殺され、もう一度やり直しをさせられる。
この物語で殺人事件は起きない。なぜなら解決された事件だからだ。
この物語に正体の見えない犯人など居ない。すでに犯人は指摘された後だからだ。
そう、これは解決された事件を無かったことにする探偵と邪神の記録であり……
ミステリーを、犠牲者を、名探偵を冒涜する邪道の物語である。
注意など
※残酷な描写があります
※カクヨム様にも投稿をしております。お好きな方で御覧ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 00:00:00
124776文字
会話率:46%
「残念だけどよ、姫さんは悲鳴が大好きなんだ」
金髪金持ちサド女が、ダークエルフ傭兵合法ロリを雇って、個人所有の汽車で険悪にイチャイチャしながら、北の雪国に向かう旅行話。
空が真っ赤な雲に覆われる、百年に一回の異常気象『魔王の血』。
通常長
くても五年程度で青空が戻るのだが、今回は何故か十年経っても収まらなかった。
調査に向かうことになった父親は、家を留守にするからと、娘の金髪金持ちサド女を北の別荘でしばらく過ごさせることにしたのだ。
父親が娘の護衛につけたのは、戦争で大怪我をして療養中だったダークエルフ傭兵合法ロリ。ハンデはあるけどめちゃくちゃ強い。
ふたりに臆病なメイドを加えて、悪趣味な魔改造をこれでもかとほどこされたモンスター汽車が、異常気象に便乗する各種亜人のテロリスト集団『魔王軍』をばったばったと薙ぎ倒しながら、北へ北へとひたすら突き進む! ダークエルフ傭兵合法ロリが様々なクリーチャーを血だまりに沈めていく!
(冷たい関係性の女二人が最終的に結ばれてハッピーエンドになる奴です。メインキャラに男はいませんし親父本人は出てきません)
※現在は不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 18:46:25
246237文字
会話率:62%
「こんなフリッフリのリボン……」
透き通るような雪色の肌を真っ赤にして、赤毛の少女は俯いてぷるぷると震えた。そして再び顔を上げたら、空のように澄んだ青い目を充血させて天に叫んだ。
「削ぐぞゴラア!!」
乱暴な言葉遣いとは無縁のはず
の伯爵令嬢アンネはそうして幼少期に服飾の才能を開花させた。普段はぼんやりと危なっかしく振る舞うが、高価さだけを追求してリボンに覆われた衣装を見かければその態度は豹変する。美しい足捌きでその衣装を纏う令嬢に寄ったかと思えば、従者兼アシスタントのルイスを伴って瞬く間に悪趣味なリボンを狩るのであった。
【息抜きがてらの作品なのでのんびり更新になります。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-19 18:17:55
2749文字
会話率:42%
ストーキング趣味と青春オタクのやり取りという感じで。
詳細の方は前作とかがシリーズにあるのでその一作目の方に目を通してほしい
最終更新:2020-11-12 22:55:59
4214文字
会話率:50%
ストーカー趣味の日角まといが、青春オタクの戸津宣と出会ってしまって発生した珍事と、その結果で河部時雨という女性に対する感情に気付くまで、という感じで。
最終更新:2019-05-26 22:39:02
4032文字
会話率:35%
興味のそそられる人を短期間ストーキングするのが趣味の日角まといは、変わった趣味があるという河部時雨の後をつけることにした。
河部は雨の中自転車を漕ぐ趣味があり、その中で活き活きと輝く河部の姿に日角は心を奪われる。
最終更新:2018-03-07 11:07:18
2336文字
会話率:26%
ネトゲの仲間に会いにオフ会へ行ったその日、世界はゾンビに埋め尽くされた。
カラオケの個室に立てこもった俺の仲間は、本名すら知らないろくでもない奴ら。こんな奴らと一緒に、俺はこの危機を乗り越えられるのか。
最終更新:2020-10-29 20:01:04
7223文字
会話率:16%
これは、ごく一般的な中学生のぼくが過ごす日常の物語、
――――だったら良かったのに。
僕に降りかかる奇想天外、驚天動地の連続。
日曜の空き巣、月曜の殺人鬼、火曜の魔女、水曜の怪獣……
今週も1週間生き残れるか分からないけど、
まあ……、何と
かなるっしょ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 18:00:00
146572文字
会話率:43%