これは、地表の内八割以上を大海原が占める世界、《溟海》の物語。
奇妙な世界で奇妙な『影』と話した後、見知らぬ浜辺で倒れていたルカは、ファルセという名の《魔導人形》と出会う。見知らぬ土地に放り出された、記憶喪失者。同じような境遇に置かれてい
た彼らは、互いの目的を果たすべく協力する。
(※新話投稿の際追記)
彼の進む旅路の果て、きっと彼は思い知るだろう。
メメント・モリという言の葉、その意味を。
この作品は「ハーメルン」にも掲載している「メメント・モリの溟海(ヴァスト・ブルー)」の改訂版です。気に入らない部分を設定から直している為、展開は大きく異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:35:55
26349文字
会話率:51%
天才と凡人、努力と才能、男と女、子供と大人、…………。世の中には様々な人がいる。しかしその誰もが完璧ではない、誰もが未熟である。
4月、高校一年生となった如月(きさらぎ)雫(しずく)は自分に対して絶対的な自信を持っていた。なぜならば、
如月
雫は天才であるからだ。自信家で、自己中心的、努力が嫌いな彼の周りには様々な人が集まってくる。多くの人との関わりを経て、如月雫はどのように変化していくのか。彼の影響を受けた人々はどのように変わっていくのか。未熟な彼らが繰り広げる青春コメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:34:24
48572文字
会話率:29%
表と裏が存在するこの世の中は表しか見られていない。表の影に隠れている本当の裏を知れば印象はガラッと変わる。ある高校の野球部は良いイメージを持たれているが実際は驚くべき理不尽と隠されていることが多くあった。その理不尽と裏側を知るために内森がと
る行動とは。楽しく高校生活を過ごすための策略は...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:17:00
2987文字
会話率:45%
テロによって両親と妹を失った少女「玲子」が、テロ対策のために作られた戦闘用アンドロイド「マルス」を引き取る物語です。
ロボット兵器の暴走により壊滅的被害を被った人類が、シティと呼ばれる都市国家を形成し、復興した100年後、テロの影が世界を覆
います。プレストシティ海軍は、強力なロボットたちの力を借り、テロ組織を壊滅させるため、「亡霊作戦」を開始します。マルスは亡霊作戦の要として、開発されました。
投稿開始(2015年)から9年たち、基本設定が変わったりしたので、改訂版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:16:17
75654文字
会話率:56%
大陸の中心に古くから存在する国――ステラ。
聖女国家と呼ばれるこの国では、土地特有の影響か、生まれつき回復魔術の素養を持つ者が多い。
これは他の国々ではない特色であり、それがそのまま聖女国家と呼ばれる由来となっている。
ステラでは特に優
れた回復魔術の使い手を聖女として扱い、それを派遣・販売することで莫大な利益を得ている。
しかしその多大な恩恵ゆえに、陰ではおぞましい行為も横行していた。
この物語は、過酷な運命に翻弄されつつも、幸せをつかみ取った聖女達の物語――
※この作品は短編でバラバラに投稿してるシリーズの聖女関連をまとめて長編としている作品となります。
時系列順に公開予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:05:11
19392文字
会話率:35%
ふと目覚めれば、そこには鬱蒼と生い茂る木々、そして桃色の空が広がっていた。
ここは、一体どこだろうか……? そして、俺は一体誰なのだろうか……?
見知らぬ土地、否、見知らぬ世界。
ここはどうやら、魔界と呼ばれる世界であるらしい。
それを
教えてくれた美形の青年ライは、所謂ゴブリンという種族らしい。
彼の話によると、魔界は様々な異種族や魔物が跋扈する危険な世界だそうだ。
それは概ね自分の想像と一致していた。
自分のことは何も覚えていないのに、何故そんな知識だけは残っているのか?
疑問は残るが、そんなことを気にしている場合では無かった。
一番の問題は、どうやってこの世界で生きる抜くか、である。
今後のことは後で考えればいい。まずは生き残る術を身につける必要があった。
とは言っても今の俺に頼れるのは、目の前の親切なゴブリン、ライだけである。
俺は生き残るために、彼を頼ることにした。
そして、そんな俺の願いを、彼は快く引き受けてくれた。
彼から学び、生活の術を身につける。それが目下最大の目標となる。
魔界での生活はやはり苛酷だったが、同時に素晴らしく充実したものでもあった。
ライとの共同生活の中で、俺は様々な知識を学び、技術を身につけることに成功する。
しかし、こんな生活も悪くないなと思い始めた最中、事件は発生した。
――その事件を発端に、俺は波乱の日々に巻き込まれることになるのであった。
この物語は、そんな波乱の日々に流されながら仲間を増やし、その仲間達と共に魔界で戦い抜いていく、そんなお話です。
※現在アルファポリスさんの方で改稿版である『魔界戦記譚-Demi's Saga-』を連載中です。
ある程度まとまり次第、こちらも順次改稿を進めていく予定です。その影響で話数が狂いますが、話の繋がり自体には問題無いようにいたします。追記:タイトルをアルファポリスさんで投稿中のものと合わせました。
旧題:魔界DEサーガ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 23:54:43
866874文字
会話率:34%
病気により命を落とした女子高生、黒野心。自分の愛する乙女ゲームのやられ役悪役令嬢マルニに転生したが、主人公であるヒロイン、ソルスが大好きな彼女はソルスをいじめる悪役令嬢になんかなりたくないと奮起した結果…!?
最終更新:2024-05-16 20:04:24
90138文字
会話率:30%
全世界から入学希望者を集いその中から二百名の合格者を出し三年間の教育する施設、学園都市。学園都市では三年間を学園都市の敷地内で過ごし、外部との関係を断つことを条件として世界最高峰の教育と卒業すれば世界に対する強い影響力が得られることを謳って
いる。そんな学園都市に入学することとなったホムラ。学園都市は様々な設備が充実しており、ここで出来ないことは無いのではないかと錯覚するような日々を過ごすこととなる。そしてそんな生活から一ヶ月が経ち学園側から突如として個人ポイントと学年ランキングが発表されたことによって学園に混乱が生じてしまうのだった。これは学園都市卒業をかけた生徒達による騙し合いと助け合いの物語。そして卒業して生き残った生徒達だけが見ることの出来る景色を描く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:00:00
23282文字
会話率:20%
エリーゼ・ド・ラヴァレットとクリスティアン・デュ・マレー王太子は、星明かりの下で運命的な出会いを果たす。彼女は王宮の庭でクリスティアンと互いに真摯な言葉を交わし、二人は政略結婚を通じて国の未来を左右する重大な秘密に気づく。この結婚は、彼ら自
身にとっても、王宮の未来にとっても、ただの形式ではなく、新たな希望と古い腐敗との戦いの始まりを意味していた。
エリーゼとクリスティアンは、王宮の地下深くに眠る古文書と忘れられた魔法の遺物が保管された古い図書館に足を踏み入れる。そこで彼らは、王宮の初代王が遺した日記を発見し、王宮創設に至る苦闘と、初代王と古代の魔法使いたちが結んだ秘密の協定について知る。この協定が現代の王国にどのような影響を与えているのかが示唆されていた。
一方、クリスティアンは隣の棚から古びた地図を発見し、それが王宮の地下に広がる未探索の通路を示していたことから、二人は未知への探索を決意する。この通路が彼らを導くのは、王宮の地下深くに隠された部屋であり、そこには王国を揺るがす力を秘めた古代の遺物が眠っている可能性があった。
夜が更けるにつれ、エリーゼとクリスティアンは秘密の通路を探索する冒険に出発し、彼らの前には予想もしない真実が次々と明らかになる。彼らの探索は、王国の未来を大きく変える可能性を持ち、彼ら自身の運命をも変える冒険の第一歩となる。この一連の出来事は、彼らが王宮内外で直面する権力闘争や陰謀を通じて、真のリーダーシップを発揮する機会となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:00:00
6125文字
会話率:43%
中学3年の早瀬霞(はやせ かすみ)は毎夜同じ夢を見る。城北門校の制服である紺のブレザーを纏った少女が巨大な龍や鳥と戦っている。そして最後には必ず「あの子を間違った道に行かせないで」と告げられ目が覚める。
謎めき、豪快な夢とは裏腹に霞の現
実はイジメという過酷な日常に心が蝕まれていた。
ある日、シナトと名乗る不思議な女の子に霞はイジメられているところを助けられる。
「私の巫女になれば、あなたの願いを叶えてあげる。人があなたにひれ伏すほどの力を与えてあげる」
女の子の言葉を受け入れたとき、霞は巫女の強大な力を手に入れ新たな世界へと導かれていくことになる。
一方、実菜穂の周りでは、不気味な動画の噂が広まっていた。「呪われた村」忽然と村人が消え、廃村となった地。そこに足を踏み入れた人は帰ることがないという噂。その噂の検証として、面白半分に動画撮影に入ったグループが逃げ惑い最後は断末魔の叫び声を上げて撮影が途切れる動画がサイトに流れていたのだ。
真相を確かめるため、実菜穂たちは「呪われた村」にみなもと足を踏み入れていく。そこで実菜穂とみなもが見たものは・・・・・・
実菜穂、陽向、琴美、そして4人目の巫女、霞を迎え、「呪われた村」に伝わる物語に迫っていく。そのなかで少女たちは巫女として目覚め、神々の戦いに巻き込まれていくことに・・・・・・。
舞台は「呪われた村」そこにある秘密とはなにか、実菜穂たちは無事に帰ることができるのか。
みなものみたまシリーズ第3段。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:00:00
202321文字
会話率:42%
――あらすじ――
少女が不思議な力で悪と戦う・・・いわゆる変身ヒロインと呼ばれる彼女たちの、涙あり、恋愛あり、バトルありの物語。ではなく、これはそんな彼女たちを影から助ける少年の物語。変身ヒロインと同じ特別な力を与えられ、決して正体を知られ
てはいけない謎のお助けキャラが主人公です。某アニメのタキシードを身に纏った仮面の男を想像してもらえればいいと思います。
※カクヨム様にも掲載させていただいています。話じたいは大いにそちらの方が進んでおりますので、続きが気になるという方はぜひ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:00:00
2176083文字
会話率:50%
精霊力によって自然に満ちた世界には過去、人類と精霊は密接な関係で誰もが精霊力を宿し共存していた。
だが現在は精霊を見た者がいなく、精霊力を宿す人類すら減少傾向にあり、精霊と同じく自然を操る精霊術を扱う精霊術士は希少とされていた。
その
一人、ロロベリア=リーズベルトは八歳の頃、同じ孤児として教会で暮らしていた同い年の少年がいた。
お互いにシロ、クロと呼び合う二人はある約束を交わすも一年後、クロに引き取り手が現れたことで離ればなれになる。
六年後、一五歳となったロロベリアは世界三大国の一つ、ファンデル王国でも選りすぐりの若者が集まるマイレーヌ学院に入学。わずか三ヶ月で学院実力者一〇名の一人、序列一〇位との序列戦に挑み打ち倒した才女とまで成長していた。
そんなロロベリアの前に学院の役員としてやってきた、クロの面影や特徴だけでなく同じ名前をした少年。
突然の再会に驚きながらも喜ぶロロベリアに対し少年――アヤト=カルヴァシアは誰だと否定。
アヤトとの出会いからロロベリアのクロと交わした約束を果たす、世界を守る英雄の道が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 19:28:07
2114728文字
会話率:44%
「我々は400年前にいるのか」
1941年12月、大東亜戦争開戦に伴い、マレー、フィリピン制圧のために、海上移動していた大日本帝国陸海軍、皇軍の諸部隊は驚愕することになった。
状況の異変を把握し、更に情報収集に努めるのにも、中々皇軍は手
間取ってしまい、1541年12月にいることが、ようやく分かった。
取りあえず、フィリピンを仮の根拠地にした皇軍の主力は、祖国の日本を目指す。
戦国時代の戦乱の下にあり、困窮している天皇陛下をお救いし、衰微している国体を回復するために。
そして、この出来事は、当時の日本に割拠していた諸勢力にも多大な影響を与え、更に世界にも徐々に影響を与えることになり、歴史を大きく変えていった。
また、その皇軍の中には、上里松一という海軍少尉がいた。
対米戦の中で戦死を覚悟していた彼は、戦国時代に生きる中で家族を作り、更にその家族が更なる人とのつながりを育んでいく。
その中には、史実で名を馳せた人物もいることになる。
そして、史実で名を馳せた人物も、また史実とは異なる人生を歩むことになる。
そんな80年余りの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 19:10:04
2348793文字
会話率:23%
F2Aバッファロー戦闘機は知る人ぞ知るといってもよい迷戦闘機である。
多くの国では駄作等の烙印を捺されているが、フィンランド等では救国の名戦闘機扱いされているという史実がある。
更に本国と植民地では全く別の評価をされることがある戦闘機
でもある。
そのF2Aバッファロー戦闘機のベルギーにおける評価をここに物語る。
(尚、この小説は遅刻にはなりますが。架空戦記創作大会参加小説ですのでお含みおきを)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-16 19:37:07
2495文字
会話率:0%
今、私の手元には1枚の写真がある。
その写真には、飛行第64戦隊のマークが入った隼戦闘機が、日の丸ではなくイスラエル空軍の証であるダビデの星が記載された状態で撮影されている。
何故にこんな写真があるのか。
この写真を第4次中東戦争
の際に入手した父は生涯を通じてその謎を追い求め、それは娘の私にも引き継がれた。
2020年現在、私達父子が調査した結果をここに述べたいと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-16 19:46:15
4990文字
会話率:9%
残虐非道の鬼女王。若くして女王になったアリエルは、自国を導き反映させるため、あらゆる手段を尽くした。時に非道とも言える手段を使ったことから、一部の人間からは情の通じない王として恐れられている。しかし彼女のおかげで王国は繁栄し、王国の人々に支
持されていた。
だが、そんな彼女の内心は、女王になんてなりたくなかったと嘆いている。前世では一般人だった彼女は、ぐーたらと自由に生きることが夢だった。そんな夢は叶わず、人々に求められるまま女王として振る舞う。
そんなある日、目が覚めると彼女は少女になっていた。
実の姉が魔女と結託し、アリエルを陥れようとしたのだ。女王の地位を奪われたアリエルは復讐を決意……なーんてするわけもなく!
ちょうどいい機会だし、このままセカンドライフを送ろう!
彼女はむしろ喜んだ。
こちらの連載版です。
https://ncode.syosetu.com/n2188iz/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 19:10:00
76589文字
会話率:42%
錬金術師の名門アルスター家に養子として引き取られたアメリア。類まれなる才能と真摯な努力の甲斐あって、史上最年少で宮廷錬金術師となった。しかし妹リベラの誕生と共に状況は一変。周囲の期待は全て妹へと向けられ、家からも同僚からも煙たがられるように
なった。
それでも直向きに仕事をしながら、日々嫌がらせのように任される仕事量を熟し続けるアメリア。そんなある日、婚約者のカイウスから婚約破棄と宮廷からの追放を言い渡される。
婚約者は妹に奪われ、宮廷付きの地位をはく奪され、積み上げてきた何もかを失い絶望の淵に……
というわけでもなく、むしろアメリアは感謝するのだった。
「今までありがとうカイウス様。それにリベラも、これから大変でしょうけど頑張ってね?」
職場のパワハラから解放され、浮気する婚約者とも縁が切れることに喜び、再会した幼馴染と一緒に新天地で再スタートを遂げる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 20:01:23
251197文字
会話率:46%
こちらの連載版です。
https://ncode.syosetu.com/n3482ia/
魔術師の名門フェレス家に生まれた姉妹。姉のレティシアは優秀で、史上最年少で宮廷入りを果たした大天才。それに比べて妹のメイアナは、突出する才能は一つ
もなく、魔術師としての三流以下。時代遅れのルーン魔術しか使えない無能と呼ばれていた。
姉の補佐として宮廷で働くメイアナ。劣等感から姉に逆らえず、仕事のほとんどを一人熟し、成果を出しても姉の手柄にされる。婚約者も奪われ、空っぽになったメイアナに、ある日転機が訪れる。
魔術の大天才と言われる第二王子が、優秀な姉ではなくメイアナをスカウトしに来た。
君が必要だと言ってくれた王子に、メイアナは応えようと立ち上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 19:04:42
110768文字
会話率:35%
「嘘だ…こんな…」
灰色の石壁に覆われた薄暗く肌寒い部屋の中、僕の目の前に置かれた巨大な水晶珠に映し出されるのは、人の住む街が破壊しつくされた「地球」
炎から逃げ惑う群集。襲い掛かる異形の怪物。応戦する各国の軍隊。
怪物に降り注ぐ弾幕
はにわか雨のごとくぱらぱらと弾き返され、怪物たちの怒りを増すばかり。
そして、既存の兵器では傷ひとつ付けられぬ怪物に向けられたのは諸刃の剣。
怪物が占拠した街に落とされた光の玉がすべてを焼き尽くすところで映像が途切れる。
「預言書」が見せた数年後の未来。僕は自分の産まれた世界を犠牲にして異世界(ここ)を救ったという。
僕は叫んだ。
「こんな結末は望んでいない!」
光を発しなくなった水晶球のそばに佇んでいた小さな人影が動く。
「落ち着け小僧!あれはわしが最初からヒントをすべて教え、必要な物を渡したら何故かああなってしまったという「もしもの世界」の話じゃ」
真っ黒なゴスロリ服に身を包んだ少女がそう答えた…。右目を光らせて。
「だから、ヒントは与えないことにしたのじゃ。小僧、すまぬ…」
ドスンと鈍い音と同時に頭に強い衝撃を感じ、僕の意識は遠のいていく。
「記憶を消させてもらうぞ」
---
週末の昼下がり、ファストフード店からの帰りに運転していた車ごと異世界へと呼び出された僕。
目の前に広がるのは灰色の石畳、そして見たことも無い巨大な西洋風の城。人影の無い王宮の中庭でハンバーガーを食べようと包みを開いていたとき、突然目の前に現れた女の子。
彼女は自分を「糧」として食べてほしいと言い出した。
そして自分の命と引き換えにこの世界を救ってと懇願する。
謎の「預言書」が絶対的な力を持つ王国で、魔導具もろくに使えないおよそ勇者らしからぬ主人公がいろんな女の子に振り回されながら、最悪の結果にならない道をノーヒントで探しつつ、異世界を満喫します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 19:00:00
4099188文字
会話率:35%
王と執事その関係はただのそれではない。
王子が生まれた時から身代わり・替え玉となり王を守る役割を与えられた貴族。
そしてその伯爵家に生まれたローレライ。
ローレライは与えられた役割を順調にこなしていく。
そして王子が成人になった時、女性であ
るのに替え玉をしていたローレライのこれからの人生はどうなるのか。
転生したら不思議な人生を歩まなければいけなくなったローレライ。
けれどローレライは絶対に前世では経験することもないであろうその人生を楽しむのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 19:00:00
73084文字
会話率:40%
青い惑星、地球と言ってるのは何も私達人類だけではない。
遥かな過去、たとえば恐竜が地上を闊歩していた時代より地球は宇宙人達の憩いの場として利用されてきた。
産業革命以降、人類の目覚ましい進歩に悪影響を与えかね無いとして地球への渡航は禁止され
た
が、人類の地球汚染に業を煮やした宇宙東域和平維持連盟はアステロイドベルトに地球防衛前線基地を設置し人類の監視、保護と教育を行っているのだった。
これは、無国籍少女アイリーンが多国籍宇宙人達の中で育って行くお話し…かもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 19:00:00
745309文字
会話率:47%
戦国時代、己が主君である織姫を守れず自死した忍びの才蔵は、異国(異世界)に転生してしまう。
ゾウエンベルク辺境伯の息子であるサイとして新たに生まれ変わった彼は、異世界での新しい生に未来を見いだせずにいた。
そんな中、ドラゴニス王国第三王女
のオリアナ・ウル・ドラゴニスと出会う。女王の正当後継者たる竜紋の証を宿しているオリアナは、多くの者から命を狙われていた。
織姫と姿が瓜二つのオリアナに対し、サイは忍術や鑑定眼を駆使して今度こそ主君を守り抜くと誓ったのだった。
投稿日2024/5/1折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 19:00:00
225271文字
会話率:47%
【簡単なあらすじ】“追放する側”の物語。
【ちゃんとしたあらすじ】付与術師の僕――エストは、冒険者界隈でノリに乗っているシルバーランクのパーティー『スターダスト』から、突然追放を言い渡されてしまう。しかも追放を告げたのが、幼馴染で一緒に世界
一の冒険者になろうと約束したリーダーのアテナだった。当然追放に納得がいかず理由を尋ねるが、どうやら『スターダスト』がもっと上に進むために、僕が邪魔になったらしい。確かに僕は仲間に対しての付与魔術しかできなかったけど、その他の雑用などは全て僕がやっている。パーティーの役に立っていると必死に伝えたけど、アテナは聞いちゃくれなかった。それもそうだよ。だって僕は邪魔者だったんだから。アテナは仲間のダルという男と、恋人の関係だったんだ。僕はアテナのことが好きで、相談していたダルも僕を応援していてくれていたのに、影では寝取られていたのだ。絶対に許さない。復讐に燃える僕は、突然覚醒する。付与魔術を自分にもかけられるようになったのだ。その力で成り上がっていく僕とは対照的に、僕が抜けた『スターダスト』はドンドン落ちぶれていく。はっ、いい気味だよ。言っておくけど、今さら戻ってきて欲しいなんて言っても遅いからね!! ……とか思ってんだろうな、エストの坊ちゃんはよ。まあ勝手に誤解してイキがるのもいいけどよ、これだけは言わせてくれ。別に、戻ってきて欲しいなんて頼んでねぇから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 19:00:00
443189文字
会話率:39%
修学旅行の帰り、影山 晃がいる2年E組と特進コースの2年A組の生徒達が乗っている飛行機が墜落事故に遭って乗客全員が死亡してしまう。生徒達は転生し、アウローラ王国に召喚されてしまった。王様の命令により、最近王国に現れたダンジョンを攻略するこ
とになる。他の生徒達が強いスキルを得る中、影山のスキルは【共存】という役立たずの外れスキルであった。クラス内から省かれ、一人でダンジョンを攻略しなければならなくなった影山は、ゴブリンの群れに喰い殺されそうになる。その直前に声が聞こえた。
『やっとオレ様の宿主を見つけた』
その声は"暴食"を司る魔王――ベルゼブブのものだった。影山はベルゼブブと共に、ダンジョンの攻略を目指す。他サイトにも投稿しています。
投稿日2019/7/1折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 20:13:20
508864文字
会話率:45%
書籍版「従魔とつくる異世界ダンジョン」全三巻、発売されています。
ひょんなことからマンションの自室に異世界への門を発見した主人公は、好奇心から門をくぐってみる。着いた先は異世界の洞窟。そこで瀕死の小動物たち(モフモフにあらず)を見つけた彼
は、動物たちに救いの手を差し伸べる。そうこうするうちに、自分がいつの間にやらダンジョンマスター(?)になっているのに気づいた主人公は、従魔となった小動物たちとの目立たず静かな引き籠もり生活を守るために孤軍奮闘する。ところが、この世界の異分子である主人公の行動は、本人が予想もしない方面に影響を及ぼし始める。挙げ句にはどこで間違えたのか、黒幕として亡国の陰謀を巡らす始末。引き籠もる予定はどこへいった。
自重を捨てた、あるいは熟慮を捨てた主人公の行動を誤解して振り回される王国首脳ほかのお偉方。そして、お偉方の反応に逆に困惑させられる主人公。両者が紡ぎ出す誤解と勘違いのスパイラルは、この世界の歴史に斜め方向のベクトルを与えてゆく。
主人公は可能な限り人との関わりを避けようとします。
ダンジョンコアは少し遅れて登場します。
一話の長さは基本的に短めです。
R15と残酷描写は保険です。
書籍版のストーリーも基本的にはWeb版と変わりませんが、新たに二名の女性キャラが追加になっています。カバーイラストおよび詳細情報については活動報告をご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 19:00:00
2548864文字
会話率:61%
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの冒険者にして死霊術師である主人公は、今日も今日とて奇妙な依頼を引き受ける羽目になった。
〝クモの館が火事になった〟という理解に苦しむ前口上の後で、領兵部隊の現場指揮官が主人公に依
頼した焼死体の鑑定とは? そして、蜘蛛男爵と呼ばれていた人物の死に纏わる謎とは? 事件の影に見え隠れする大グモは果たして実在するのか?
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」・「声無きものの訴え」・「墓室の闖入者」・「貴方はだぁれ?」・「死者の神像」・「斥候職のお仕事」・「オーガの像」・「難解な怒り」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十八作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 21:00:00
7650文字
会話率:66%
紅色の霧が降るようになった世界。メタルレイスと呼ばれる金属の亡霊が現れるようになる。メタルレイスを討伐するメタルハンターがギルドに納めるコアストーンなるものが、世界のものを動かす電池となっていた。インダストリケミカルと言う会社が、どうやら全
てに関わっているらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 18:50:05
18650文字
会話率:20%
界暦1340年、突如として『空』は落ちた――
『多流(タルー)』と呼称され、世界に偏在していたはずの力は、15年前の異変によって大陸中に満たされた。
混沌を極める世界で様々な思惑が巡り、影のものたちが暗躍する。
力が支配しようとす
る黎明の時代にて、力を授かりし希望の子供たちの冒険が始まる。
不思議な森で育った少年、変わりゆく世界を予知し残されたその子供は、世界を切り開く「備え」であった――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 18:23:13
174384文字
会話率:45%