転生したら“船”になっていました。説明終わり。――――はぁ⁉
ブラック企業に勤め、過労のため駅のホームに転落し電車に轢かれて死んでしまった俺。理不尽な死に方をした俺が転生した先は――なんと、昔ながらの風を帆に受けて走る帆船だった! 乗
組員が居なければ動かせないこの体で、一体どうしろと?
しかし、俺はどうやらただの帆船ではなく、魔法の力で空も自由に飛べる「魔導船」であるらしい。帆船といえば冒険が付きもの! 俺もあの大空へ飛び出して、異世界を自由に旅したい! そう真に願う俺の元へやって来たのは、過去に動乱で両親を失い、奴隷に落ちぶれてしまった貴族の娘ラビだった。
ラビは、もう二度と大切なものを失わないために強くアウトローな女なることを誓い、俺はそんな彼女を乗組員として雇うことに。強い女になるための修行という名目で、俺はラビに船での過酷な生活と労働を強いるのだが、理不尽な目に遭いながらも、ラビは俺の命令にしっかりと応えてゆく。俺たちはやがて意気投合し、協力して大空へ飛び立つことに成功! やがて俺は海賊船「クルーエル・ラビ」号として、そしてラビは伝説の女船長「アズールランナー(蒼空の使者)」として、その名を世界中にとどろかせてゆく――
「私、もっと師匠の下で修行を積んで、強くてアウトローな女性になりたいです! これからも、師匠の乗組員として働かせてください!」
『よし、ならまずは床掃除からだ! それが終わったら、さっさとマストに昇って帆を張れ! 出航するぞ!』
これは、船に転生した俺が、世間知らずな箱入り娘ラビを乗せて、世界最強の女海賊船長へ成り上がらせる異世界冒険物語である――
※ステータス表記など、物語が進むにつれてちょくちょく修正入れるかもしれませんが、あまり気にせず楽しんで頂ければ幸いです。
※「◆」の付いている話は主人公以外の視点、もしくは第三者(神)視点で物語が進んでいきます。
※第3話に主人公「クルーエル・ラビ」号の全体図と各部名称を載せています。参考までにどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 12:00:00
304876文字
会話率:48%
愛情を受ける事無く人形のような窮屈な生活を強いられるヴィルヘン侯爵家のアンシェラ。
弟の傀儡として育てられる中、侯爵、侯爵夫人の実子でない事を知り、逃げる事を決意。
傀儡から逃げ、自由に生きるのを夢見るアンシェラは侯爵一家外出した日の
夜に決行し、無事に屋敷から離れる事に成功した。
王都から離れる為に商業区から乗り合い馬車で向うは隣国エクラタンとの国境街。
同乗者は隣国エクラタンからの旅行者。
彼等との出会いがアンシェラの心を癒し導く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 12:00:00
35276文字
会話率:32%
世界には魔物が蔓延っていた。人々はその魔物を討伐する為、専用の組織ギルドを作り、そしてそこに集う者たちは皆ハンターと呼ばれた。
チサトもその一人だった。彼女はハンター訓練生時代と長いハンター経験を経て、現在はハンターの中でも特に強い魔物を相
手にするSランクハンターの称号を持つ。
彼女はギルド本部へ戻る途中、立ち寄った集落で思わぬ足止めを食らい、長期滞在を余儀なくされる。そこでチサトはギルド支部の職員カガリとその娘のミア、カガリの妹であるイオリ、そして若き見習いハンター・ハルトと言った面々と知り合い、打ち解けていく。
カガリとの交流を経て、自身のハンター生活を見つめ直していくチサト。しかしそんな彼女のもとに、ギルド本部から危険な魔物の出現を知らせる連絡が入る。
チサトは集落とカガリたちを守る為、Sランクハンターとして命を賭けた戦いに身を投じることとなる。
※以前投稿していたものの冒頭部を大幅に変更し、本文の一部に加筆修正を行なったものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 12:00:00
188228文字
会話率:60%
かつて存在した神々はあらゆるものを生み出した。大地、空、海、森、生物、――そして人間。神が生み出した人間はとても非力で弱かった。それを哀れに思ったいくらかの神がいた。彼ら彼女らは人間に生きる為の術を与えた。それによって人間は成長を遂げていく
。しかしそれを面白くないと思う神もいた。自らが生み出したものを消費して生きている人間を罰しようと、それらの神は人間を意図的に襲う魔物を生み出し世界に放った。それにより、人間は徐々に淘汰されていく。だが非力な存在であった人間を哀れに思っていた一部の神々は人間を見捨てなかった。神々は人間に秘めたる力を授けた。人間は魔物を倒す術を得た。そうして人間と魔物の戦いは遥か先、千年以上が経過しても終わることはなかった。その千年以上の時の流れのなかで、人間は魔物を狩る者を「ハンター」と呼称し、ハンターたちが集う場に「ギルド」という組織を設けた。ハンター、及び魔物の討伐を生業にする者たちは世界の三分の一を占めるという。これは、そんな数多いるハンターのなかでも数少ない、特別強いと言われるハンターと、小さな集落に存在するギルド支部に勤めるギルド職員の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 21:28:29
320582文字
会話率:67%
俺、武田 覚(たけだ さとる)は驚いていた。
当然だろう? 高校に編入する初日、校舎から椅子が降って来たんだから。
椅子を落としたのは、人の顔がバケモノにしか見えなくなったという少女、鈴木 百合子(すずき ゆりこ)なのだが、え?その子元暴
走族の取りまとめだったの?しかもその子には、俺の顔だけ普通の人間に見えるって?
周りはバケモノに見えるので普段はビビりまくりのくせに、普通の人間に見える俺には当たりが強い女の子の相手だけでも手一杯なのに、今度は殺人事件が起きたって!?
おまけに刑事課の従姉弟にはひっぱり回されるし、俺の明日はどうなっちゃうの??
####
カクヨム様にも掲載させていただいております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 12:00:00
26527文字
会話率:49%
ルティーナ・クワイエットはクワイエット公爵家の長女である。
サラデイン皇国は精霊の加護を受けた国。多かれ少なかれ皆、精霊の加護を持っている。
クワイエット公爵家は古くから闇の大精霊ヴァレリーの加護を受けており、ルティーナの傍には生まれたとき
から加護精霊ウリちゃん(黒マメシバの姿)が付き従っているぐらいに、その加護は強大なものだ。
闇の大精霊とは魅了の力を持つ。
ルティーナは幼い頃は無自覚に周囲を魅了し、浄化によって魅了がとけた友人たちから蛇蝎のごとく嫌われることを繰り返してきた。
そのため、すっかり人間不信い陥り、陰の者として部屋に閉じこもってきた。
強い闇の大精霊の加護を持つ――ということで王太子殿下であるカイネ・サラデインの婚約者に選ばれた十五歳の時、ルティーナは夢を見る。
これから入学するサラデイン貴族学園で、は、ルティーナとは真逆の可愛く明るく人気者である子爵令嬢ステラ・エルナンに心を奪われる。
嫉妬に身を焦がしたルティーナは、魅了の魔法をカイネに使用しようとして失敗し、その罪を断罪されて投獄されて、ルティーナの持つ力は危険だという理由で処刑をされる。
そんな未来はおそろしいのでできることなら穏便に、婚約破棄に辿り着きたい。
というかそもそも、カイネが明るすぎて眩しすぎて、光属性の加護が強すぎて、逃げ出したいんですけれど……!
そう――カイネはルティーナの幼馴染だった。
昔から、しょっちゅう家に乗り込んできては、遊びに誘ってくるのだ。
あぁ、今日もカイネの声がする。
「ルティ、ここをあけてくれ。雪を降らせたから、雪合戦をしよう!」
「こごえてしまいます……!」
「海に行こうか、ルティ」
「とけてしまいます……!」
粛々と婚約破棄を受け入れますから、どうか構わないでくれませんか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 11:54:53
141728文字
会話率:32%
過酷な環境で力を合わせて生きてきた少年ミナトと愛犬のタロは、誰にも助けられることなく命を落とす。
だが、神に選ばれミナトは使徒として、タロは神獣として異世界に転生することに。
転生時に神からお願いされたことは、のんびり楽しく暮らしな
がら精霊や聖獣を助けること。
幼くなくなったミナトとタロは、のんびりと異世界の森の中でのんびり田舎ぐらしを始める。
ミナトもタロも、無自覚ながら規格外に強いので、何も怖くないし困らない!
楽しく暮らすミナトのもとに困った聖獣(もふもふ)たちが助けを求めてやってくる。
これは規格外の幼児と、最強のでっかい子犬が楽しく暮らしつつ、聖獣精霊を助けるために旅をする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 11:50:00
142132文字
会話率:48%
錬金術は魔法よりも圧倒的に強い。
そんな錬金術を極めたルードヴィヒは、史上最強の魔王を追い詰める。
だが、死の間際、逃亡するために魔王が放った謎の魔法に巻き込まれてしまう。
ルードヴィヒが目を覚ますと、そこは千年後の世界だった。
その上、齢80を超えていたルードヴィヒは若返っていた。
実は魔王の転生に巻き込まれて、自分も転生してしまっていたのだ。
ルードヴィヒは錬金術師として生活することにしたのだが、その世界では錬金術自体が衰退し、錬金術師は劣等職、役立たず、詐欺師の別名になっていた。
「今のは魔法などではない。錬金術だ」
最下級魔導師を名乗る天才錬金術師の無双が始まる。
アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。
【旧題】魔王の転生に巻き込まれた史上最強の錬金術師は、錬金術の衰退した世界で無双する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-02 18:00:00
114839文字
会話率:39%
国に死ぬまで搾取される聖女になるのが嫌で実力を隠していたアイリスは、周囲から無能だと虐げられてきた。
どれだけ酷い目に遭おうが強い精神力で乗り越えてきたアイリスの安らぎの時間は、冷酷無慈悲と恐れられる若き公爵のセピアが神殿に訪れた時だっ
た。
そんなある日、セピアが敵と対峙した時にたまたま近くにいたアイリスは、巻き込まれて怪我を負ってしまう。
「どうか怪我を負わせた責任をとって君と結婚させてほしい」
額に傷痕が残ってしまったということでセピアに求婚されたが、結婚の重圧から逃れるための口実だと勘違いしたアイリスは、『一年の婚約期間を経て互いの考えが変わらなければ結婚する』ことを了承する。
愛のない結婚だとしても良きパートナーになれたら……と思っていたアイリスだったが、婚約後、セピアが豹変し甘く迫られる溺愛生活が始まって⁉︎
「ずっと、どうやってこの神殿から君を攫おうかと考えていた」
麗しの公爵様は、今日も聖女にしか見せない笑顔を浮かべる──
※アルファポリス様にも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 11:46:13
154902文字
会話率:43%
コウは全てを奪われた。服、力、尊厳、この世界に来てからの記憶、全てを奪われたのだ。唯一残ったのは「奪い返せ」という魂の叫びのみ。過酷な北大陸の城塞都市内を這い回り逃げ回り絶望の中、コウは美しい乙女に救われる。そこそこ強いが圧倒的ではない。
それでも男には戦う理由があるのだ。復讐を果たさなくてはいけない。記憶を取り戻さなくてはいけない。忘れた約束を果たさなくてはいけない。滅びの足音が響く世界の中で、コウは戦いと混沌の嵐にその身を投じていく。くそったれな過去に向き合い、最高の未来を掴み取るのだ。全ては愛のために。
「記憶を取り戻してどんなに変わっても、もう一回ーー」
「私、死にたい。消え失せたいよ」
「俺は死なない。信じてくれ」
※この作品は筆者の実家の蔵にあった謎言語で書かれた書物群をなんとか頑張って訳して、物語に編集したものになります。誤訳はご指摘いただければ喜んで修正します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 11:44:32
37235文字
会話率:33%
僕、三日月海≪みかづきかい≫は嫌われ者だ。嫌われすぎていて通り魔に刺されても誰も僕のことを気にしない程。そんな僕はライフという神様に出会った。それから僕は変わった…。僕はゲームのような世界に転生した!しかも他の人よりも強い状態で!ただその代
わり…私は美少女になってしまった!
(かなり過激で残虐なシーンがあります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 11:32:58
349316文字
会話率:33%
会社が潰されそうだ―――
ああ 癒しが必要だ
そんな時 ゲーム仲間に聞いたVRMMORPG
ライダーズ
やってみるかなーー
時代は距離ある武器 弓だろ
意外と強いぞ とてつもなく大きな欠点があるが
チュートリアルが出来ないのが ここまで辛い
とは
一難さってもまた一難
それでも俺にはゲーム、漫画、映画の知識がある、知恵がある
人生経験者という名の おっさん なめんなーー
どんどん 明後日の方向にいくサクセスストーリー
でぃすくれいまー
チーム組んでからが本番です
カクヨム・アルファポリス・ノベルUpでも掲載しています
味付け | 酸っぱめ
ゲーム世界 | 近未来 ミニゲーム型MMORPG
ゲーム内 環境 | アプデ有 ニュートラル
バーサス | PVE TVT 3種ミニゲーム ランキング戦
ゲーマスと運営 | ニュートラル
比率 ゲーム:リアル | 6 : 4
プレイスタイル | おれに任せんべ
キーワード | チーム 役割 セルツァー
この小説はスペースを多用しています
てにをが句読点を入れれば読みやすくなるんですが、
会話がメインとなってくる物で
その会話の中で てにをが をちゃんと使いこなしている人、
人生で2人しか出会っていません
またイントネーション、文章にすると難しすぎます
あえてカタカナや→などをつかったりしたのですが
読むに堪えない物になってしまったので
解決するための苦肉の策がスペースです
読みやすくするため、強調する為、一拍入れている
それらの解釈は読み手側にお任せします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 11:31:26
141057文字
会話率:69%
土曜日に働きたくねーー
ああ 癒しが必要だ
そんな時 ゲーム仲間に聞いたVRMMORPG
欧米系 コットンオンライン
やってみるかなーー
使うのは 王道の剣 誰だよ 斧とか槍つかってたの
本来強いはずなの剣が とてつもなく大きなミスで弱小
キャラに
なのに 強敵と戦ったり したりギルド戦をしたり
一難さってもまた一難
それでも俺にはゲーム、漫画、映画の知識がある、知恵がある
人生経験者という名の おっさん なめんなーー
どんどん 明後日の方向にいくサクセスストーリー
でぃすくれいまー
ギルド戦してから本番です
カクヨム・アルファポリス・ノベルUpでも掲載しています
味付け | ホット&スパイシー
ゲーム世界 | ヨーロッパ系 交易型MMORPG
ゲーム内 環境 | アプデ有 ホスタイル
バーサス | PVE PVP TVT GVG 大型縄跳び
ゲーマスと運営 | アグレッシブ
比率 ゲーム:リアル | 7 : 3
プレイスタイル | バッチシがんばる
キーワード | 会議 契約 ハイボール
この小説はスペースを多用しています
てにをが句読点を入れれば読みやすくなるんですが、
会話がメインとなってくる物で
その会話の中で てにをが をちゃんと使いこなしている人、
人生で2人しか出会っていません
またイントネーション、文章にすると難しすぎます
あえてカタカナや→などをつかったりしたのですが
読むに堪えない物になってしまったので
解決するための苦肉の策がスペースです
読みやすくするため、強調する為、一拍入れている
それらの解釈は読み手側にお任せします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 06:32:02
521976文字
会話率:81%
会社が潰れそうだ―――
ああ 癒しが必要だ
そんな時 ネット広告 で見たVRMMORPG
おまくに系 江戸王国
やってみるかなーー
使うのは奇跡を起こした武器 槍
意外と強いぞ とてつもなく大きな欠点があるが
LV上の奴からPKくらったり
ギルドに喧嘩売られたり
一難さってもまた一難
それでも俺にはゲーム、漫画、映画の知識がある、知恵がある
人生経験者という名の おっさん なめんなーー
どんどん 明後日の方向にいくサクセス ストーリー
でぃすくれいまー
ヒロイン出てから本番です
味付け | しょっぱめ
ゲーム世界 | なんちゃって江戸
ゲーム内 環境 | おまくに系 アプデ無し
バーサス | PVE PVP PVG PVZ PV??
ゲーマスと運営 | ネグレクト
比率 ゲーム:リアル | 7 : 3
プレイスタイル | がんがん死のうぜ
キーワード | 大事な話 ハズレ おビール
全73話±6話 書き貯め終了しています
星の数ほどある本、漫画、映画、音楽、一生費やしても網羅することは
不可能なメディウム そんな中たまたま読んでもらえて
クスッとしてもらえれば、それは、とても素晴らしい事だと思います
ただ人の味覚はそれぞれ、十人十色、全員を満足させるなんて自分には無理です
そう考えると老若男女を満足させている任〇堂、10年前のアッ〇ル
20年前のジ〇リやディ〇ニーは凄い偉業と思います
この小説はスペースを多用しています
てにをが句読点を入れれば読みやすくなるんですが、
会話がメインとなってくる物で
その会話の中で てにをが をちゃんと使いこなしている人、
人生で2人しか出会っていません
またイントネーション、文章にすると難しすぎます
あえてカタカナや→などをつかったりしたのですが
読むに堪えない物になってしまったので
解決するための苦肉の策がスペースです
読みやすくするため、強調する為、一拍入れている
それらの解釈は読み手側にお任せします
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 11:11:50
272787文字
会話率:73%
※しばらくお休みをしておりましたが復帰しました。ただいま改稿作業中。以前より段違いで読みやすくなったはずです。(2021/2/25)
アルルフルードオデッセイ。最新型のVR機器に対応した最も先進的なVRMMORPGだ。
そんな最高のVR
MMORPGを始めようとすると、「初期限定特典」当選のおしらせ。
初期限定特典ってなに?チート級に強いけど「街に出入りできない」?「原則イベント参加不可能」?「PK前提の性能」?しかも「特典は破棄できない」?一体全体誰がそんなもの受け取るんだ?
アルルフルードオデッセイに於ける唯一バランス外に存在する、ゲームを続けさせる気を一切感じさせない『見えてる地雷』そんな頭のおかしい、『PLに敵対するように設計されたとしか思えない』初期特典を手に入れた者達は魔物にもプレイヤーにも関係なく暴れまわり、今日も今日とて運営を発狂させる。
そんなナチュラルゲス共の、プレイ記録。
開始数時間でエンドコンテンツ・ラスボス級の存在を従え、ALLFOそのものを彼らは大きく狂わせていく。
+この小説のメイン登場人物は“普通のVRMMO小説では主人公サイドに苦戦しつつも狩られてしまうタイプ”の人種ですが、そんな彼らもゲームをすっごいたのしんでるよーって話です。
【旧題】神ゲーやろうと思ったらピーキーチート詰め合わせの“見えてる特大地雷”である初期特典に当選したので悪役に徹することにする折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 11:11:31
3778358文字
会話率:31%
WorldOverMyth。20年前に世界的大ヒットを記録し15年余りVRMMORPGのトップとして君臨したゲーム「アルルフルードオデッセイ」、通称ALLFOの正式な後継ゲーム。そのβテスターでも有名な人物の一人に、パンダの様な格好で金棒を
担いだ奇妙なプレイヤーがいた。ネタビルドにネタ装備で最前線組に並ぶ彼のメイン職業は『魔法使い』。副職業はネタ枠の『遊び人』。メイン装備は物理特化の『漆黒金棒』。
βテストで総合評価第一位『Vestテスター』に輝いた彼は、それにより正式版にβテスト時のデータを一部引き継ぐだけでなく、EXアビリティなどの様々な力を手に入れた上で華々しくスタートを切った。そんな彼が最初に行うのは、魔物との戦闘…………否
「スタートはアルバイト周回安定ってわかってんだよなぁ」
ただ気の赴くままにアルバイトをこなしている彼の目の前に現れるやたら強い人間でも魔物でもない特殊な存在『渡界物』。その出会いを皮切りにラスボスすら屠りかねない同行者と共に彼は『渡界物』探しの旅に赴く。
※一部SCP・TRPG要素を混入しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 17:09:00
57585文字
会話率:28%
『Re:Develo』。スウェーデンで開発された知る人ぞ知る玄人向け鬼難易度ファンタジーサバイバルゲーム。プレイヤーに一切媚びない硬派で制作人の強いこだわりが強調されるゲームシステム。
プレイヤー達は工業的な発展か、魔法的な発展か、それとも
星と共に生きるかを選び、危険な生物がうようよする世界で生き残る。しかしゲームバランスという概念が永久休暇中の『Re:Develo』は、強すぎるモンスターにパクっと食われ、飢餓で倒れ、有害な植物をかじって死に、天然のトラップである見えない崖や底なし沼にはまり、5分に一度は死ぬことも珍しくない世界である。おまけに死ねば所持アイテム・装備はその場で全ドロップ。時間内に死亡地点に取りに行かなければ全ロス。救済措置は一切なし。ほぼ裸一貫で放り出され、武器も防具も自分で一から作り、食事すらままならない中でなんとか生き抜く狂ったゲームバランスだ。
幼馴染に誘われてそんな鬼難易度ゲームをはじめた秋島 遥は、序盤からイレギュラーイベントに遭遇し一人未開の地へ。特大のプレミでその地から帰還できなくなった遥は、『ライブ配信』の特典を目当てに今日も一人で視聴者たちとプロレスごっこをしつつ、鬼畜ファンタジーサバイバルワールドを生き抜きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-11 18:51:37
40488文字
会話率:27%
「狼」――それは、人と狼の二つの姿を持つ種族のこと。
彼らは普段は人の姿で生活を営み、狩や戦闘の際は狼の姿になって戦う。
狩猟生活がメインである狼の村において、その身に宿る強さは絶対的な価値基準だった。
狼の村に住むレティリエは、村で唯
一狼の姿に変身することができない女の子だ。
狼になれない彼女は、狩や戦いに一切参加ができない為に村中から蔑まれ、ずっと肩身の狭い思いをしていた。
対して、幼い頃から思いを寄せるグレイルは、村では一、二を争う程の実力者。
狼として価値が無いレティリエは、グレイルに思いを告げることさえできず、遠くからそっとその姿を眺めるだけの毎日だった。
だが、狼の村では役立たずなだけであったレティリエは、人間の世界においては絶大な価値を誇る美しい狼だったのだ。
狼達の婚姻相手を決める「豊寿の祭り」の日、レティリエはその容姿に魅了された人間達に攫われてしまう。
そして彼女を助けにきたグレイルも、人間の魔の手に落ちて共に連れ去られてしまったのだ。
人間に売られそうになる二人だが、レティリエは鋭い洞察力と強い精神力、そして美しい容姿を武器に苦境に立ち向かっていく。
これは、報われない人生を送っていた女の子が、幸せになるまでの恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 11:06:31
58801文字
会話率:40%
ヘルデンと呼ばれる大陸に、千年に渡り君臨してきたタウゼント帝国。
この旧き国家は、変革を強いられようとしていた。
産業革命と、国民意識の醸成によって生起した西の隣国・アルエット王国での民衆蜂起は王政を打倒し共和制国家を樹立させた。
平民による新国家を中心とする共和主義の熱狂は膨張し、封建制社会から脱却できずにいる帝国を危機にさらしつつある。
大量生産の開始と、国民国家の形成により達成された、以前は不可能だった規模での大量動員。
共和国建国の英雄であるムナール将軍に率いられた強大な国民軍は胎動し、その支配地を拡大しつつあった。
その一方で、帝国貴族たちは権力闘争に明け暮れていた。
千年以上もの間続いてきた帝国は、今後も無条件に続くという傲慢。
ほとんどの貴族たちは時代が変わりつつあることに気ず、あるいは黙殺していた。
この状況を憂いたのは、帝国に五つ存在する被選帝侯の一つ、ノルトハーフェン公爵家を継承した少年・エドゥアルド。
彼は自国だけでもと改革を行い、富国強兵、議会の設立などの政策を実施し、公国を帝国でも随一の精強な国家に育て上げた。
そして帝国貴族たちが己の利益を最大化することに奔走し内乱を引き起こしたのを機に、自身が新たな国家指導者となるべく立ち上がり、盟友、オストヴィーゼ公爵・ユリウスと共に勝利をつかんだ。
だが、エドゥアルドの進む道は茨の道。
勝利を得たとはいえ、三百を超える諸侯の意識を変え、旧態依然とした帝国の在り方を刷新するのは、簡単なことではなかったのだ。
そんな彼を影となり支える存在があった。
メイドのルーシェ。スラム街で育ち、人知れず消え去ろうとしていた命を救われたことをきっかけに、彼に仕えることとなった少女。
これは、若き皇帝となった少年と、メイドとなった少女の物語。
〇作者他作品紹介
・殺陣を極めたおっさん、異世界に行く。村娘を救う。自由に生きて幸せをつかむ
異世界に転生した元時代劇の役者、立花 源九郎。本物の[サムライ]となったアラフォーのおっさんが、自分の生き方を見つけていく物語。
・星屑拾いのステラ
終末世界。[星屑]を拾い集めながら暮らす少女、ステラが、[楽園]を探し求める物語。カクヨムコン参加作品(カクヨムのみの公開です)
他掲載サイト:カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 11:00:00
167981文字
会話率:15%
今から数百年後の未来。
広く銀河に進出を果たした人類だったが、ナノマシン生命体「ストレンジ」との戦争に敗北し、太陽系を喪失し、以来、人類社会は混乱と衰退の渦中にあった。
無法者の時代だった。
治安機関の手が及ばないことをいいことに
、「宙賊」と呼ばれる無法者たちが宇宙にはびこり、暴行、略奪、密輸、殺人などの犯罪行為に手を染め、罪に問われることもなく勝手気ままに生きている。
妻の命を宙賊に奪われて以来、金の亡者と化した父に嫌気がさし、家出同然に宇宙に出たレナ・ノービリスは、そんな宙賊たちを捕らえる「賞金稼ぎ」として、銀河を旅していた。
レナは、ある大物、高額の賞金首である宙賊、「キッド」を追っていた。
その高額な賞金も魅力的ではあったが、何よりもレナの強い正義感が、キッドと呼ばれる宙賊が犯して来た数々の犯罪行為を許すことができなかったのだ。
キッドの行方を追い、惑星「サンセット」にたどり着いたレナは、そこで1人の少年と出会う。
少年の名はウィル。
両親を「キッド」に殺された少年は、レナと同じ様にキッドを追っていた。
これは、伝説的な無法者、「キッド」を追いかける2人の物語。
※作者より
カクヨム様で開催されているコンテスト、「電撃の新文芸2周年記念コンテスト ――編集者からの4つの挑戦状――」に応募するために、ストックから引っ張り出して来たストーリーになります。
熱い師弟関係をテーマに、サクッと読んでいただけるよう、全30話弱で完結となる予定です。
※タイトルについて
本作は一時タイトルを変更していましたが、旧題に戻しました。
本作では、熊吉なりに考えた「熱い師弟関係」を思い切って書かせていただきます。
もしよろしければ、評価、感想など、いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
※作者より、他作品紹介
・オーク35歳(♂)、職業山賊、女勇者に負けて奴隷になりました~奴隷オークの冒険譚~ →今風のライトノベルですが、しっかりと面白い、そういう作品を目指しています。
・イリス=オリヴィエ戦記 →熊吉の本性をご覧いただくことができます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 21:00:00
66482文字
会話率:33%
別世界と繋がるワームホール([黒球])が生まれ、そこから現れた[亡霊]と呼ばれる怪物達によって、人類文明は崩壊した。[亡霊]との戦争の最中、悪化する戦況を覆すために、人間は[防人]と名付けた人造の兵士達を生み出した。しかし、戦況は覆せず、
人類は地上から一掃され、生き残った人々は[亡霊]の脅威に怯えながら暮らす事を強いられた。
人間にとっての最後の生存圏となった地下都市、[シェルター]を防衛するために製造され、地上を警備する唯一の部隊、通称[小隊]に配属された[防人]の一人、[新人]は、ある日、[シェルター]から逃げ出した一人の少女、ユイと出会う。
ユイは、人類が再び地上に舞い戻るため、[亡霊]を殲滅するために生み出された生体兵器だった。その役割は、[亡霊]の出現する場所である[黒球]を、自身の生命と引き換えに消滅させる事。
自身に課せられた役割を拒絶したユイは、その様な自分を生み出した[シェルター]の人間達に復讐するべく、自殺を遂げようとする。
偶然ユイと出会った[新人]は、それを阻止た。
自身を必死で助けようとする[新人]の姿を見たユイは、自身の思いの矛盾に気付き、答えを探すために[新人]の前から姿を消す。
後に、[新人]ら[防人]には[シェルター]からユイを捜索する命令が下された。[シェルター]は地上の奪還を諦めておらず、ユイを犠牲にするという方針を堅持していた。ユイを捜索するため、[新人]は地上へと向かい、そこで、実際には地上にも生き残った人々がおり、[共同体]という名の街を作っている事を知らされる。
[共同体]は、生き残った人々が自らの力だけで作り上げた街で、[新人]に、人間がもう一度文明を築き上げる可能性を実感させる。一方で、[新人]は、世界が滅んでしまった事を受け入れられず、狂ってしまった人間とも出会う。
そういった出来事の末、ユイと再会した[新人]は、ユイに課せられた使命を知り、また、未だ[亡霊]の脅威にさらされる人間の姿を目の当たりにし、ユイと、人間を救うために何かできないかと強く考えるようになる。
[新人]の思いに共感した[防人]達は、この世界から[亡霊]の脅威を排除するためにできる事を行うと決めた。[防人]達は、かつて実施されたものの、失敗してしまった作戦、[黒球]を消滅させるための[レコンキスタ]を再度、実行に移す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-31 17:00:00
129503文字
会話率:40%
突然、鮮やかな色彩溢れる大柄な人々が暮らす、異世界にやってきた。
小柄で、黒髪に黒い瞳の私は、この世界では珍しい存在として奇異の目で見られ、生きづらい日々を強いられていた。
姿を中年女性に変えて、苦労の末に、やっと手に入れた自分だけの居場所
「カフェ アルバ」。
そこで、1人で生きていくことが、一番安全で安心できると思っていたのに。
街中で、懐かしい黒髪を見つけた時、つい手を差し伸べてしまった。
それが、間違いの始まり。
突然始まった、黒髪に翠の瞳のルイとの、共同生活。
心安らぐ日常が、揺らいでいく・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 11:00:00
35155文字
会話率:31%
今から遡ること千年前。
妖と呼ばれる異形の存在が時に災害を起こし人々を脅かしていた。
そこで妖を退治するべく立ち上がったのは【対妖討伐隊】。
彼らには妖に対抗する為の退魔の力が備わっており、妖と人間との戦いは現在でも続くことになる。
対妖討伐隊には主力の四家がおり、東野家・西条家・南場家・北都家である。
この四家は妖に強い憎しみを持ち、妖討伐の最前線にいた。
しかし、この中で東野家だけこの争いに疑問を持ち始める。
『このまま妖と戦うより、仲良くした方がよくね?』
当然他の三家からは非難の嵐である。
争い事が嫌いなのは何も人間だけではなく、勿論妖の中にも争い事が嫌いな妖は存在しており、その妖たちは東野家に集まった。
流石に主力の一家と争いたくない対妖討伐隊は一部の地域のみで人間と妖の共存を認めた。
それが【人妖町自治区】。
今では【人妖町】と呼ばれている場所である。
「……うん、話の内容が長いよな」
現在の東野家の跡取りとなる一二三。
残念ながら、面倒くさがり・マイペース・無気力の3Mが揃ったいわゆるダメ人間である。
そんな一二三に差出人不明の荷物が着払いで届き、これがきっかけで運命が動き出す。
「差出人名ぐらい書いて、しっかりお金を払って郵送しろよな」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 11:00:00
27300文字
会話率:65%
侯爵家3男ウカノ。彼には人には見えぬものが見えていた。それゆえに兄弟や周りの人間とは上手く馴染めずにいた。しかし、そんな彼でも母だけは彼の考えを否定せずに受け入れ、愛情を注いでくれた。
しかし、もともと病弱だった母はウカノが15歳の
時に亡くなってしまう。そして母の死をキッカケに、今まで自分だけが見えていたものが「命」だったと気づく。悲しみを埋めるため「命」を創造しようとする。彼が命を創造する最後の瞬間意識を失う。
目を覚ますとそこにいたのは…見たこともない可愛い生き物?動物を飼うことは非常に難しくこのままではこの子もどうなるかわかったものではない。
「ならばこの子は僕が守っていくしかない」そう決意し家を出る。
「命」を創造した応用でこの子の「命」の強度を上げていたら…あれ?いつの間にか守られる立場が逆転してる…?
これは決して強くはないが、誰よりも意思だけは強い少年と、1匹の不思議な生き物がお互いを守るために頑張るおはなし。
彼が目を覚ました時、隣にいたのは…見たこともない動物?見た目は可愛らしい生き物だが動物は凶暴なものであるため一緒に暮らすことは出来ないだろう。「母は失ったがこの子は守る」そう決意し、彼と不思議な動物は家を出て未開拓の地へと進んでいく。
これはウカノが魔王と呼ばれるまでの物語。
※誤字脱字などは指摘していただけると嬉しいです。確認したら出来る限り早めに直します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 11:00:00
100258文字
会話率:53%
日本人、黒江透はいわゆる社畜であった。過労が高じて命を落とし、その生涯を終えた……かと思いきや、目が覚めたら幼女になっていた!? 聞けば魔神という超強い種族として転生したとのことだった。
だが、喜びもつかの間、幼女で無能力だった元社畜は
、無慈悲にも召喚主から追放を命じられてしまう。そう、ここは人間様至上主義社会の世界。魔神と言えど、使えなければ捨てられる世の中だったのだ。
これは、黒の魔神(幼女)となった主人公が、仲間達にちやほやされながら世界の常識を覆していく物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 10:42:43
412064文字
会話率:43%
突然の理不尽な事件のために将来を閉ざされた男は、辿り着いた非合法研究所(ラボ)で美しい『人形』に出逢う。
ネイトが研究者として生きるためにやって来たラボ。
二度と戻れない覚悟で訪れた場所で彼を待っていたのは、癖の強い先輩と生産後13年の
クローン・レティだった。
前任者に人間のような教育を施されたらしい「実験体」にネイトは戸惑う。
所詮ここのクローンはオリジナルの予備部品でしかない存在で、『人間』ではないのに。
喋る、笑う、──無邪気に慕ってくる感情豊かな美少女。
人間の形をした「実験体」にネイトの研究者としての常識が揺らいだ。
可愛い、愛しい、レプリカドール。
お前にこの先待ち受けているのは……。
*「R15」にしていますが、「性描写」は一切ありません。多少残虐表現があるためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 10:40:00
22799文字
会話率:27%
理沙は不慮の事故で命を落とすと、海外の宮廷ドラマの登場人物に生まれ変わっていた。しかも転生したのは主人公ではなく、主人公を苦しめる悪役令嬢エリーナ。おまけに転生したタイミングがバッドエンド確定後?!
頭脳と美貌を武器に宮中を牛耳りってエ
リーナは、ドラマの主人公である若き皇后を最後まで苦しめた悪役令嬢だった。だがある事件で貴族の身分を廃されてしまう。おまけにドラマの最終回では難ありの男と無理やり政略結婚をさせられてしまうバッドエンド。
理沙は政略結婚が決まった最悪のタイミングで転生してしまった。失意の中、なすすべもなく、その結婚を受け入れるしかなかった。
結婚相手は蟲と呼ばれる魔物が蠢く異国の男、ライナス。
相手のライナスは蟲狩りの隊長で常に狼の仮面を被った変わり者。冷酷で気難しい男と噂され、結婚後もエリーナを遠ざけていた。
だが遠い異国の地で生きていく為に、冷たくあしらわれてもめげずにライナスの元へと通うエリーナ。
一途なエリーナにライナスも心を開きはじめる。やがて二人は甘い言葉など交わさずに、わずかな視線の動きや仕草で、互いの気持ちを理解し会話するようになる。
風変わりな執事長とやたら腕っぷしが強い侍女に囲まれながら、二人は徐々に互いに惹かれ合う。
だがある事件が二人を襲う・・・。
超個性豊かな脇役とバッドエンドの政略結婚からの幸せを掴む二人の物語です。
*「(元)皇女と蟲狩りは静かに恋をする」を元に、新たに主人公を悪役令嬢として書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 10:38:28
52866文字
会話率:27%
エリーナはとある事件によって地方へ送られた元皇女。皇族への復権と引き換えに出された条件は超難あり男との政略結婚だった。
相手は常に狼の仮面を被った蟲狩り、ライナス・スペード。
蟲狩りとは蟲という異形の魔物から人々を守る部隊のことである。
決
して素顔を他人に見せない冷酷で気難しい男と評判だった。
エリーナはなんとかライナスに気に入られようとするが、「お前は形式上の妻だ」と突き放されてしまう。
ライナスはエリーナにも決して素顔を見せることはなく「素顔が見たければ真の妻になれ」と冷たく言い放つ。
それでも誰も知らない土地で生きる為にライナスとの夫婦の情が生まれるように努力するエリーナ。
やがて二人は甘い言葉など交わさずに、わずかな視線の動きや仕草で互いの気持ちを理解し、会話するようになる。
それはまさしく静かに恋をするようであった。
風変わりな執事長とやたら腕っぷしが強い侍女に囲まれながらエリーナとライナスは徐々に互いに惹かれ合うが、ある事件が起きる・・・・。
タイトル通り、甘々というよりは少し大人の恋になるかな、と。蟲という魔物も出ルのでファンタジー要素もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 20:37:10
55790文字
会話率:31%
【虐げられて育った異能(怪力)持ち男装少女が、女たらしイケメン貧乏貴族に仕え、拳でいろんな揉め事を解決し、最終的には溺愛されて復讐も果たす話】
貴族の家に妾の子として生まれたテレサは、幼い頃から正妻やその娘(聖女)に虐げられて育った。
気
の強い彼女が我慢していたのは、病弱な母親のためである。
母の薬代のためになら、どんな仕打ちにも我慢してみせよう。
しかし、最愛の母親が病死してしまう。
これ以上我慢する理由がなくなったテレサは家を飛び出し、変装(男装)して母の故郷へ向かう。
だが、母の思い出の故郷は荒れ果て、母が愛していた花畑は枯れていた。
そんな中、テレサはイケメンの「助けてくれ!」という叫びを聞く。
彼を助けたことをきっかけに、テレサは自らの能力である怪力をいかして彼に仕えることになる。
テレサは自らの能力『怪力』を活かし、なんでも拳で解決しようとするのだった……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 10:26:42
34743文字
会話率:40%