ヴィム・アーベルはサイラス王国に仕える宮廷魔術師だった。
しかし、ヴィムの圧倒的な魔術に恐れた帝国はヴィムを幽閉することにした。
幽閉された迷宮は脱出不可能と言われる結界が張られ、最高レベルの迷宮だった。
そんな迷宮でもヴィムは暇つぶ
しに最深部まで攻略してしまった。
すると、ヴィムの体はいつの間にか不老不死という最強の力を手に入れていた。
それから1年結界が綻びた場所を発見したヴィムは迷宮を脱出した。
そして、隣国であるレオリア王国へ向かう。
そこで、皇女様に気に入られてしまいSランク冒険者として成り上がった。
そこからヴィムはこの世界の世直しを決意する。
一方、帝国はヴィムが居なくなったことにより魔法技術が低迷して他国に侵略を許していた。
これは、『深淵の魔術師』と呼ばれる最強の魔術師が無双して成り上がり、世界の理不尽と戦う物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 12:00:00
203349文字
会話率:44%
サクラ・オーラルはメイル王国の子爵令嬢だ。
そんなサクラにはウィンという婚約者がいた。
しかし、ウィンは幼馴染のモミジのことをサクラより大切にしていた。
そのことについて指摘したらウィンはいつも『モミジは妹みたいなもの』としか言わなか
った。
そんなウィンにサクラは徐々に耐えられなくなっていた。
そしてついにウィンから「お前の嫉妬に耐えられない」と婚約破棄をされる。
サクラはこれに文句がなかったので少し癪だが受け入れた。
そして、しばらくはゆっくりしようと思っていたサクラに宮廷魔術師への推薦の話がやってきた。
これは婚約破棄された子爵令嬢が王国トップの癒しの魔術師に成り上がり、幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 19:04:55
65534文字
会話率:44%
この世界には『魔術』と『科学』という対立する勢力が存在する。
ラウスはラール王国の宮廷魔術師だ。
しかし、化学の発展によって魔術は時代錯誤と呼ばれることになる。
「時代錯誤の宮廷魔術師なんて王宮には要らん!」
その一言でラウスは宮廷
を追い出される。
無職になったラウスはふと、思い出す。
「何か困ったことがあればいつでも頼りなさい」
隣国、メイルス王国の王女様の言葉だ。
ラウスはラール王国を去り、メイルス王国に宮廷魔術講師として迎え入れられるのであった。
これは、最強宮廷魔術師が講師となって最強の生徒たちを育てる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-09 12:03:05
30117文字
会話率:42%
地方出身の魔法使いユールは、努力の末、宮廷魔術師に上り詰めた。
令嬢エミリーと恋仲になり、彼女の父親で王国騎士団長であるガイエンに挨拶することになる。
さて、その結果は――
「交際など認めん! あくまで“仮認め”だ!」
「子供の名付け親な
ど絶対引き受けんぞ!」
「……また来るがいい。家に来たら相手をしてやる」
こんな具合であった。
しかし、ユールは彼を疎んじる第二王子と宮廷魔術師によって、罠に嵌められ、田舎町に追放されることになる。
そんな彼に、エミリーとガイエンもついてきてくれることになった。
田舎町では名ばかりの閑職を与えられるユール。
それでも彼は得意の魔法で活躍し、町での生活を楽しみ、次第に彼を慕う仲間や友人も増えていく。
一方、王都では悪しき者たちが暗躍を始め……。
ユールは恋人のエミリー、手強くも頼もしい最強お父さんガイエンと共に、町のため、国のために奮闘する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 20:50:30
212618文字
会話率:53%
かつては宮廷魔術師だったシュストは、その魔法の腕を生かし、現在は王都から離れた町で魔法塾を営んでいる。しかし、生徒はたったの三人。
彼の口癖は、
「復習はきっちりやれよ!」
なのだが、毎回これを言うので生徒からは呆れられつつも、どうにか
慕われている。
そんなシュストだが、生徒がいじめられたり、魔法を習うことを止められたり、悪い男に引っかかったりしたら、すかさず出向く。
時には恋人である令嬢アメリアにも相談しながら、シュストは教え子たちや塾に降りかかるトラブルに立ち向かっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 18:50:06
103020文字
会話率:58%
敗戦の責任を押し付けられ、王国を追放された土魔術師シゴル・アンティオーク。
だが、王国の誰もがシゴルの真の能力、ゴーレムに魂を与える秘術のチカラを見誤っていた。
シゴルは追放されたことを契機に、宮廷魔術師時代には使えなかった禁術を行使す
る。そして、彼の生み出したゴーレム達とともに、新天地で成り上がっていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 20:14:18
63888文字
会話率:36%
一握りの選ばれし人間だけがなることを許される特級宮廷魔術師という職業。◆給料も労働時間もホワイトなこの仕事に就く、子供のころから努力を重ねてようやくたどり着いた任命式の会場。◆喜びの中でこれからの勝ち組人生を思いながら踏み出した1歩目から誤
算は始まった。◆はたしてシャイタン・サブレは押し寄せる苦難の道から勝ち組ルートへと戻ることはできるのか?◆サブレが持っているのは優れた土魔法への適正と、本人も気付いていない神からのプレゼント。◆さぁ覇道を突き進めシャイタン・サブレ!多分苦難が待ち受けてるけど頑張れシャイタン・サブレ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 18:31:26
515048文字
会話率:66%
魔法の才能には恵まれなかったので、子供の頃からバリア魔法だけを磨いて来た俺は、気づけは国一番のバリア魔法使いになっていた。
かっこいい攻撃魔法も、便利な魔法も、特殊な召喚魔法も使えません。本当にバリア魔法だけなんです。
庶民の出身でバリア
魔法だけで出世した俺は、宮廷魔術師の役職と、貴族令嬢の婚約者も得ることが出来た。
順風満帆に見えた人生だったけど、婚約パーティーで婚約破棄され、やってない罪を擦り付けられた。
宮廷魔術師の役職からも追放されたけど、俺が居なかったらバリア魔法が解けるけど、本当に大丈夫ですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 02:12:20
559736文字
会話率:28%
【全自動・英霊召喚】
それは最強の魔術師一族の当主である青年フレイだけに使える超絶スキルだ。
どんなトラブルがあっても、それを解決できる英霊が自動的に召喚され、フレイ自身も知らないうちに解決してしまう。
そんなチートスキルを持つフレイだが
、理不尽な理由から仕えていた国を追放されてしまう。
次の就職先を求めていると、ホワイトな労働環境の小国アーシアにスカウトされる。
アーシアの宮廷魔術師として再就職したフレイは、英霊たちが自動的に活躍してくれるおかげで労せずして出世する。同僚も前に仕えていた国とは違って優しく、癒され、温かな時間を過ごしていく。
フレイはそんな仲間たちのために奮起し、やがて魔法後進国のアーシアを世界最高の魔法王国に成長させていく――。
一方、フレイを追放した国は、彼の英霊の力を得られなくなったことで急速に落ちぶれていくのだった……。
最高順位:日間ハイファンタジー1位/総合2位 週間総合5位/ハイファンタジー2位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 12:00:00
231895文字
会話率:47%
『俺』の自我が芽生えたのはほんの4、5歳頃だった。
異世界の知識をもっただけの『俺』は、ただ平凡な宮廷魔術師のモブだ。
ただ、それだけの話なんだ。
※この作品は「薬術の魔女の結婚事情(n0055he)」の二次創作小説です。原作者より許
可を頂いております。 というか作者は私だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 13:21:32
2887文字
会話率:3%
母に呪われて体の時が巻き戻り、そこから成長しなくなってしまった少女ルシア。
見た目が変わらないことを周りから気味悪がられ、住み慣れた町から遠くへ旅立とうと決めた。
町から出る直前に人さらいに遭い、鼻息荒く迫ってくる男に涙目になっていたところ
を救い出してくれたのは一人の魔術師。
宮廷魔術師であるグレアムの優しさに触れて、ルシアは出会って一時間と少しで彼に恋をした。
ルシアは王城で治癒士見習いとして働けるようになり、彼と一緒に歳をとりたい、大人になりたいと強く願うようになる。
※こちらは「人生に疲れた最強魔術師は諦めて眠ることにした」書籍2巻発売(7/14)を記念して書いた短編となります(連載の方を読まなくてもこちらだけで楽しんでいただけるようになっています)
※2巻の後半部分と同時進行となるサイドストーリーなため、本編の主人公は出てきません。
※基本的にほのぼのですが、重めな話、人が死ぬ描写、親からひどい仕打ちを受ける話などが交ざります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 19:13:07
39069文字
会話率:31%
ガルド帝国の第一王子の殺人未遂の疑いをかけられた主人公は、国から追放され放浪の旅へ……しかし速攻隣国の騎士に掴まり牢屋に放り込まれた先で、主人公は一人の男と出会う。
記憶を無くした男。主人公はその男が母国であった帝国の敵国の王子だと気
付くも、記憶を取り戻させる事に。
本来ならば殺し合う関係にある二人。だが男は今はそれどころではないと、姿を消してしまう。
母国を追い出された宮廷魔術師。
己の過去と向き合いながら、一人の男と恋に落ちる物語。
【この小説は、香月よう子様主催《春にはじまる恋物語企画》参加作品です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 00:49:38
20849文字
会話率:38%
胡散臭い宮廷魔術師とツンデレお転婆姫のメリバ恋愛
最終更新:2023-04-01 02:29:40
1870文字
会話率:64%
老練の魔法使い【ウイリアム】は、王城に仕える宮廷魔術師。
ウィルオウィスプ一族の末裔で霊魂や冥界に精通した特異な魔法使い。
だったがっ !!
野心に燃えるロリッ娘弟子にまんまとハメられ、王様プッツン! 晴れて天下の大罪人。
空飛ぶ古代遺跡を
乗っ取って、密航してきたおてんば姫と一緒にすったもんだの大逃亡劇っ!
果たしてウィルは、みごと汚名を返上し、麗しのお城に帰ることができるのか!?
『元は宮廷魔術師、いま国賊。どうにかお城に帰りたい』ここに開演っ!!
カクヨム、なろう、ハーメルンにも掲載
イラストレーション【よこざん】先生
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 16:37:00
232878文字
会話率:23%
ルクセイア公爵家の美形当主アレクセルの元に、嫁ぐこととなった宮廷魔術師シルヴィア。
宮廷魔術師を辞めたくないシルヴィアにとって、仕事は続けたままで良いとの好条件。
だけど新婚なのに旦那様に中々会えず、すれ違い結婚生活。旦那様には愛人がい
るという噂も!?
※魔法のある特殊な世界なので公爵夫人がお仕事しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 13:08:05
107891文字
会話率:38%
渉様の御屋敷で働く美亜はある日、魔女によって猫になる魔法をかけられてしまう。
猫になっては渉様のお役にはたてません。でも、美亜は、大好きな渉様のお言い付け通り、渉様の御屋敷を守るのです!
美亜は渉様が亡くなった後も座敷わらしとなり、御屋
敷が取り壊されるまで皆の幸せを祈り続けたのだった。――皆の好意をポイント、という形で溜め続けたミーア。
これは、ポイント=魔力な、ファンタジー世界に転生した伯爵令嬢ミーアがふんわりと無双する。そんな物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 03:40:56
184877文字
会話率:39%
主人公『レクト』は国に従える宮廷魔術師だったが、仕事もしない無能は必要ないと言われ、突然仕事をクビにされた。しかし、実際にはレクトは未来を予知することができる最強スキル『未来視』を使い、国家の脅威を事前に一人で排除していたのだ。『俺を追い
出したら、国が大変なことになりますよ?』そのことも知らず、役立たずで邪魔なレクトを追い出せたと喜ぶ国の連中だったが、レクトがいなくなったことで、レクトが事前に解決していた凶暴なモンスターや厄災といた脅威が国に襲いかかり、超絶困っていたのであった。滅亡寸前まで追い込まれる国。そこでレクトが本当は国を救っていたことに気づき、助けを求める国の連中であった。しかしレクトは逃げた先で自身の能力を存分に使い、可愛い女の子たちに囲まれながら、幸せに暮らしているのであった。『今更戻ってこいって言われても、もう遅いですよ? こっちの生活の方が断然楽しいので、俺はぜーったいに戻りません!』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 08:00:00
15619文字
会話率:31%
他国の実話から成った物語の影響により、若者の間で流行りはじめた【真実の愛】という名の大義名分を掲げた【婚約破棄】騒動。
フェリシア・グラスバートも例に漏れず、その騒動の真っ只中にいた。
結婚式を1ヶ月後に控えた学院卒業パーティーの直前、フ
ェリシアは全裸で睦み合う自分の婚約者ラッセルと友人のロザリーに遭遇してしまい、婚約者に婚約破棄を突きつけられる。
幸いラッセルの有責で婚約を解消したフェリシアだったが、パーティー会場では彼女は【寝取ら令嬢】やら【真実の愛の間に立ち塞がる悪役令嬢】やらと、流行りに踊らされた人々によって面白おかしく囃し立てられていた。
居場所を無くしたフェリシアは、会場から出ていく際に【首輪の落とし物】を拾い、通りすがった【美しき氷の騎士団長】として有名なロイ・ラゼルディア騎士団長に手渡す。
その瞬間、彼の首には首輪、そしてフェリシアの腕にはベルトが装着され、2人は魔法の鎖で繋がってしまった。
首輪には【待て】や【おすわり】などしつけ機能までついている始末……!!
解除するには口付けをするしかなく、宮廷魔術師テトが他の解除法を探す間、2人はロイの家である公爵家で一緒の部屋で暮らすことに……。
着替えにお風呂に同衾に──2人に次々と試練が立ち塞がる……!!
優しく紳士なロイと個性豊かな使用人たちに見守られながら、フェリシアは前を向き始め、やがてロイとフェリシア、二人の距離は少しずつ近づいて──。
果たして2人は無事呪いの首輪と鎖から解放されることができるのか!?
妙なところで男らしさを発揮する伯爵令嬢と、そんな彼女を溺愛してくてたまらない堅物で誠実な氷の騎士団長。
初々しい二人の両片思いほっこり恋愛ファンタジー!!
短編『【寝取ら令嬢】は【氷の騎士団長】を飼い始める〜婚約破棄直後に拾った呪いの首輪で、初恋の美形騎士団長と繋がってしまいました!! そんな美声で【ご主人様】だなんて言わないでぇぇ!!〜』の長編版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 19:05:42
197379文字
会話率:38%
誰かの能力を底上げしたり、逆に敵の能力を低下させる支援魔術。蔑称は子守り魔術──
トールはそんな不人気の支援魔術をヴェレン魔術大学で教える講師だった。
ある日、トールは男子生徒に絡まれている女性生徒レイナを助ける。
しかし男子生
徒は大学に多額の賄賂を送っている貴族の家の子で、トールは大学をクビになってしまった。
再就職の当てがないトールはレイナに紹介状を渡されノイシュターデ帝国の帝都へと赴くが、皇女エレナによって宮廷魔術師として雇われることに。
自分に宮廷魔術師を務める実力はない──トールは自らを過小評価していたが、実際にはトールの支援魔術は世界最強であり、その魔術を学んだ教え子たちも数々の偉業を成し遂げていた。
己を称える教え子に困惑するトールだが……
「せめて教え子の前では、格好良い自分でいたい」──トールはそう自分を奮い立たせ、最強の支援魔術で無自覚に活躍していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 11:50:12
138866文字
会話率:44%
「エリザ・ルーウェス、俺の部下に無能はいらない」
ブラック皇国で宮廷魔術師として、過労死寸前まで働いていたエリザは、上司から仕事をしていない、無能と罵られてクビになる。
仕事の成果も、魔術の研究成果も後輩に奪われ、徹夜続きの頭では反論す
る気力もなく、エリザはそのまま職場を去る。
「いままでのわたしの人生ってなんだったんだろう……」
そしてエリザは決める。新しい場所に行って、思いのままに生きようと。
エリザはブラック皇国を飛行魔術で飛び出し、隣国のホワイト王国に向かう。
魔術不毛の地であるホワイト王国なら、無才のエリザでも魔術師としてやっていけるのではないかと信じて。
そしてその移動途中でワイバーンに襲われている一団を見つけ、魔術で助ける。それはブラック皇国に魔術師の助力を求めに向かっていたホワイト王国の王太子の一団だった。
一方その頃、ほとんどひとりで仕事を回していたエリザのいなくなった元職場は大混乱に陥っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 12:12:36
81437文字
会話率:40%
突如この世界に現れた魔王カーミラに対抗する為、フォルトニカ王国の転生術によって異世界に召喚された青年・渡辺太一郎。
しかし彼はフォルトニカ王国の宮廷魔術師・シリウスの手によって、他の転生者たちと共に「呪い」をかけられ、魔王軍との戦いを強要さ
れたのだった。
自分たちを不当に苦しめるシリウスに復讐を誓う太一郎。その壮絶な戦いの果てに待つ物とは・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 07:52:26
779079文字
会話率:36%
俺は魔術師であり、陰陽師でもある。東洋人の血が流れているため、どちらかと言えば魔術よりも呪術のほうが得意だ。
そんな俺は、定期的に魔除けの御札を王都の至る所に貼って人知れず怨霊の侵入を防いできた。
だが、ある日。所属している宮廷魔術師団の団
長から突然解雇を言い渡される。
怨霊が見えず呪術のことも馬鹿にしている団長は、どうやら怨霊退治をしている俺がただサボっているだけのように見えたらしい。
まあ、そこまで言うなら出ていくけど…定期的に魔除けの御札を貼らないと、怨霊が入ってきて国が滅びますよ?本当にいいんですね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 21:35:08
999文字
会話率:41%
宮廷魔術師のユリウスは、平然と転移魔法を連発する天才中の天才だった。
しかし戦争で濡れ衣を着せられて以来、現在はポーション工場の仕込みを手伝わされている。
そんな彼を、とあるエルフの姉妹が拉致したことで物語が動き出す。
「ククク……残念
だったな、俺は錬金術師じゃない。ただの超エリート魔術師だ!」
「別に間違えてない……。これで、あの国のポーションは、ジ・エンド……」
彼女たちは言う。この国のポーションはユリウスあっての品質で、それを失った今や終わり。ユリウスこそが最も優れた錬金術師。だから拉致した。
どうかお願い、私たちを助けて、と。
かくして、砂漠の国シャンバラでの新生活が始まった。
エルフの長が嫁をくれると言うので、断り文句で選んだはずの、姉妹たちと共に。
仕込みの経験しかないというのに、ユリウスが作ったポーションはなんと試作早々に、完全回復薬エリクサーとなった。
その一方で母国では、ポーションが急激に劣化し、彼を冷遇した者たちにピンチが訪れようとしていた。
国への忠誠心は尽き果てた。オアシスと嫁が眩しくて、帰る気なんてもう起きない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 17:15:26
753364文字
会話率:53%