冒険者には二種類いる。ドラゴンを倒したり、希少な魔物の素材を手に入れて大金を手にする者と、その日を生きるのに精一杯な者だ。
最終更新:2024-02-27 05:00:00
7706文字
会話率:11%
自意識だけが高くて誰とも親しくなれない男の物語。
理想の女性に出会ってもきっと恋は上手くいかない。
最終更新:2024-02-17 05:00:00
11401文字
会話率:7%
恋を肉欲が凌駕し、肉欲を疲れが凌駕し、疲れを不安が凌駕する。そんな夜を続けている。
これはポエムではなくただ事実である。街中や大学で「あ、いいな。」と言う人を見つけて、その人とたまたま生活圏が近かったとして、そして何かきっかけがあって
たまに話すようになったとして、その恋が成就する可能性は限りなくゼロに近いと言える。
理系なので回りくどい言い方をしておいたが、まあゼロと言い切っていいだろう。だって俺は格好悪いもの。もっと言葉を選ばずに言うと、気持ちが悪い。誹謗中傷が問題になる昨今、この言葉を俺に言えるのは俺だけなのできちんと言っておくが、どれだけおめかししてもなんだかやっぱりきもいのだ。
だから、たまに抱く恋心は自分の中から出ることはない。そうすると家に帰って街で見た人よりも自分好みの容姿をしたセクシー女優に心というか本能が持っていかれる。これは情けなくも当然の出来事である。恋が肉欲に凌駕される。
そして、親のすねをかじる学生の身ではあるが、理系の大学院生ともなると講義に就活に研究に大忙しなので、セクシー女優を鑑賞する時間も減っていく。そんなことより空いた時間はぼーっとしたいという欲が勝つのだ。肉欲が疲れに凌駕される。
そうしてぼーっとしていて夜になると、急に不安に押しつぶされそうになる。「やばい、どうしよう。」「いや課題を済ませて企業に出すエントリーシートを書いて実験のデータをまとめて寝ろよ。」「でもどうしても今はやりたくない。」そんな意味のない自問自答がずーっと力尽きて寝るまで続く。疲れを不安が凌駕する。
だから俺は散歩に行く。家で悶々としているくらいなら不審者として職質される覚悟で夜を徘徊する方が健全であるはずだ。
これは、くそみそ大学院生がだれかに会うまで散歩をする物語だ。(もちろんフィクション)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 03:00:00
2171文字
会話率:5%
1作がだいたい5~10分で読める(予定の)オムニバス青春短編小説シリーズ第37弾です。
シリーズ・コンセプトは「思春期の頃の自分に読ませてあげたい物語」。
(オムニバス・シリーズのため、話ごとに設定・主人公・文体が変わります。意図的にバ
リエーションを増やしている(多様な人生・多様な悩みを描くことを目標としている)ため、同じシリーズであっても、雰囲気や主人公の性格はだいぶ異なります。)
今回は、要領が悪く不器用な少年が、生きづらさに苦しみながらも、時に強く、しかし時には諦めを抱いて世を生きる物語です。
SS用ブログ「言ノ葉スクラップ・ブッキング(http://mousou-story.jugem.jp/)」にも同じ内容のものを掲載しています。
(ブログ版はルビが少ない代わりに、下部(続きを読む)に蛇足な補足情報が付いています。)
なお、自作サイト「言ノ葉ノ森(http://kotonohano25mori.web.fc2.com/)」に本シリーズの「小説家になろう」版とSSブログ版両方へのリンク一覧を載せた「もくじ」ページを制作してあります。
運営さんも書いてくださっていますが、念のため→この物語はフィクションです。実際の人物・事件とは関係ありませんのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 20:03:49
3470文字
会話率:0%
ある日落ちこぼれ高校1年生の春樹はVRMMOゲームをやっているとログアウトボタンが消えていることに気づく。「これはゲームではなく、VRMMOの世界が現実になったもの」突如現れたアバターはそう説明する。ステータス画面を見ると、レベル100の状
態が引き継がれていた。やがてゲームが現実にもなり春樹が最強ステータスで現実世界で無双状態に!?
そんな春樹には麗美という中学時代に彼女候補だった同級生がいた。今はエリート高に通う麗美に落ちこぼれ高に通う春樹は劣等感を抱いている。やがてゲーム世界は多くの人を巻き込み、それは春樹や身近な人にも変化をもたらした。その末に彼は麗美と向き合うことになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 17:21:30
203361文字
会話率:80%
侯爵令嬢のマリアンヌは婚約者である第二王子とのお茶会に向かう途中事故に遭い、前世の記憶を思い出す。この世界は前世読んだ漫画の世界で、優秀な兄や婚約者に劣等感を抱いていた第二王子がお忍びで行った街で平民の少女と出会い結ばれるもので、自分がヒロ
インの少女との恋路を邪魔する婚約者で、最終的には婚約破棄されるいわゆる悪役令嬢と同じ名前だと気がつく。どうせ婚約破棄されるのなら、平民になった時に困らないように今のうちに街の暮らしを見に行こうと考え、平民に変装して街へ出掛けると...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 07:00:00
5229文字
会話率:35%
小高海斗は、高校卒業からずっと自分の部屋に引きこもっているニートだった。人間関係を築くのが苦手で、学生時代からなるべく人との交流を避けていた海斗だったが、そんな彼にも唯一幼稚園から付き合いがある同じ年の女子がいた。海斗にとっていわゆる幼馴染
と呼ばれる存在のその女子、戸石かなは、そんなニート状態の海斗の部屋に定期的に上がり込んでは、学生時代から変わらないお節介を焼きに来ていた。かなは大学を卒業して2年目の警察官で、学生時代から周りに好かれやすい性格も相まって、忙しいながらも順風満帆な生活を送っている。そんなかなに対して海斗は劣等感を感じながらも、ニートを謳歌していた。
だが、そんな引きこもりの海斗には、かなにも言えない裏のビジネスで儲けており、このビジネスが後々二人を巻き込む大きな事件に繋がっていく―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 20:16:02
40524文字
会話率:34%
『私たちは、空は飛べないけど魔法が使える』
ヒーローに憧れる少女、森 雪菜(もり ゆきな)と他人を助けたい少年、鬼武 哲(きたけ てつ)、兄に劣等感を持つ少年、鬼武 諫(きたけ いさ)が駆け抜ける仄暗くキラキラした青春の一ページを切り取っ
て閉じ込めたファンタジー魔法学園もの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 20:21:16
72379文字
会話率:36%
友達に嫉妬して縁を切る話
※主人公が闇堕ちしただけで友達の悪いところはほぼない
最終更新:2024-01-28 11:56:35
1843文字
会話率:3%
「婚約を破棄したいだと……!?」
第一王子オートランディスから相談を受け、王は驚きの声を上げた。
婚約者である公爵令嬢アーサルティアは非の打ちどころのない才媛だった。
器用貧乏で自分に自信が持てない王子は、王国の未来を憂いて婚約破棄を決意
したのだ。
「あんなにも素晴らしい令嬢と結婚したら、僕は劣等感に苛まれて
他の女性に安らぎを求めるでしょう。
そして王家の血を受けた子供がたくさんできる。
やがて彼らは王位継承権をめぐって争うことになる。
王国は滅亡してしまうかもしれません……!」
「お前は何をバカな妄想にふけっておるのだ!」
王の指摘を受けてなお、オートランディスの決意は固く、
婚約破棄をすることを諦めようとしない。
果たして王は、婚約破棄を思いとどまらせることができるのか?
公爵令嬢アーサルティアのとった意外な解決策とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 06:00:00
11744文字
会話率:36%
羨ましいそんなことを考えてしまった一人の少年の話。
片親で友達との劣等感を感じ、いつも兄に対して羨ましさを感じてしまう。
そんな少年は何を感じ、何を知ってもらいたいのか…
最終更新:2024-01-21 17:02:06
1925文字
会話率:7%
そこは大陸一の豊かな土地と経済力を誇る、ゼーフェリング王国。
その国では大国の守り神ともいわれる特別な一族がいるのは、子供でも知る有名な話だった。
ファーレンハルト侯爵家、聖女の血を引くその家系では代々聖女の力を宿した女児が一人だけ産まれ
てきたという。
しかし、今から19年前の冬の夜。今までずっと続いてきたその決まりに変化が起こる。
大雪の降ったその夜に、一人の女性が天へと召されていった。
可愛らしい双子の女児を産み落として……
聖女の力を顕現させることなく育てられる姉妹、シャルロッテとアンネマリー。
二人には幼馴染の騎士団長カールハインツに想いを寄せる。
姉のシャルロッテとカールハインツの婚約が決まり、喜ぶ二人。しかしその日から姉への劣等感と嫉妬に狂ったアンネマリーの恐ろしい計画が始まった。
何も知らないシャルロッテはアンネマリーに全てを奪われ、そして辺境の地へと追いやられていく。
それでも前向きに頑張る彼女はある日、傭兵風の男と出会いそして意気投合する。
そんな中シャルロッテを暗殺しようとアンネマリーの放つ刺客が二人を襲ってきて――!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 05:00:00
59693文字
会話率:45%
初投稿です、温かい目で読んでください。
偉大な両親と兄弟を持った中上海と石井千榎、2人は劣等感と苦い過去を持ちながら、やがて両親の名前に負けない実績と未来を切り開いていく。
2人の成長と恋愛(のつもりです)物語や描写は2人のキャラ立ち次第で
変わる事があります。作者にも神様にもそれは分かりません。念のために他者作品の要素があると入れてありますが、登場せずに終了するかもしれません。
批評は甘んじて受け入れますが、豆腐よりもやわらかいメンタルの作者ですのでお手柔らかにお願いします。発達障害者が出てきますが、発達障害が一概にこういうものという訳ではありません。ご了承ください。ただいま大アレンジ中です、文章がおかしくなっていますが少し待っていてください。第1部、審判編完結しました、第2部逆襲のバンド編、話が大きく変わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 23:25:38
246607文字
会話率:64%
魔女こそ至高の国。
男は最下層の生き物とされ、結界の外で暮らしていた。
魔女と男が居住区域を分け、交わらなくなっておよそ300年。
男は不要となり、魔女たちで構成された王族を頂点に据えたカースト国家。
エレオノーラはその国の3番目の
お姫様であり、魔力の低い底辺の魔女であった。
黒髪が最も強い魔女の証となる中、白銀の髪で生まれたエレオノーラは周りから見下されていた。
ある日、女王であり母のリオナが男を拾ってくる。
遊び半分でリオナにプレゼントされた男を見て、エレオノーラははじめて本でしか知らなかった男を知る。
そして劣等感に苦しんでいたエレオノーラの日常が変わりだす。
共に時間を過ごしていくうちに、エレオノーラは男に惹かれていく。
だが男を排除した国で、男に好意をもつエレオノーラは異質な存在だった。
【男は劣等種。女を虐げた生き物】
魔女たちが男に抱く根強い考えが、エレオノーラたちに襲いかかる。
やがてエレオノーラはこの国の隠された歴史、男の居住区、魔女の誕生について知っていくこととなるのだった。
これは魔女を最高層とし、男を最下層に位置付けた国でのお話。
3番目のお姫様と魔女好みの色を持つ男の愛の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 19:20:03
28825文字
会話率:31%
鈴木明はダメダメな少年時代を過ごした。
習い事、勉強、スポーツと何をやっても全部ダメ。
明に才能というものは欠片も存在しなかった。
逆に、二人の幼馴染は才能の塊のような少女であった。
家が近くということもあり、父親にはよ
く比較された。
完璧な二人と無能な自分。
明は劣等感を抱きながらも、
優しい幼馴染についつい依存してしまっていた。
変わりたい! と心から思った。
命を懸けて戦う探索者となれば、
弱い自分を変えられるかもしれないと思った。
そして、明は―――
一念発起して、探索者への道を歩きだしたのだった。
※不定期です。気の向いたときに少しずつ投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 03:58:14
44691文字
会話率:42%
生来の勃起不全を患っていると信じて生きてきた私が初めて感興したのは児童服売り場に佇立していたトルソーであったのに、いつか一人の異性が私を魅了していた。私はいつの間にか変化し、あるいは変化を涵養してしまったのだろうか。
※ この作品はカク
ヨム様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 15:19:35
29988文字
会話率:4%
時代は近未来的日本で、そこでMMORPGである本作の題名でもある、「Castle Frontier」を
社長である神木竜也と副社長である井口賢哉が製作する、日々の生活の中幼馴染である神木竜也に賢哉は劣等感に苛まれていた。賢哉は幼少期より英
才教育を受けており、家族からの教育虐待を受けていた。その結果賢哉の抱える闇は次第にその大きさを増していき、主人公竜也の殺害を決行する。そして賢哉に殺害された竜也は時間を遡り自身が作った「Castle Frontier」のゲーム中の生命として転生する。しかし、以前よりユーザーであり、竜也が家族のように慕っていたゲーム内の仲間はいなくなっていた。そこから物語は始まり、仲間を探す旅に出る。その中新たな力を獲得したり、仲間との悲しい別れ、現実世界とのつながり、賢哉に抱く思い、元の世界への戻り方、ゲーム内での生命体でありながら、現実世界へ向けた配信など、さまざまな王道ストーリーを組み込んで物語は展開されていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 04:46:08
27221文字
会話率:25%
私小説です。
自分んの感じる劣等感を書きました。
最終更新:2023-11-27 02:26:57
1100文字
会話率:0%
「昔はあんなによかったのに」
中学生の智弘はそう感じて中学生活を送っていた。
今に不満があり劣等感が今を地獄に変えてしまい智弘は今と言う人生を生きる理由を失ってしまった、、、
最終更新:2023-11-23 06:31:49
4267文字
会話率:30%
20年前に発生した歪みから化け物やダンジョンが出現して変わり果てた日本で、国がダンジョン対策庁を設置し、攻略者を沢山生み出した。
その際に、多くの攻略者が【ダンジョンライバー】として、国から支給されたドローンを使って攻略配信をするようになっ
た。
しかし、岡崎(おかざき) 零時(れいじ)の兄や妹が、ドラゴンをソロでワンパンして倒したと言う内容の配信がバズり、登録者数のうなぎ上りになり、多くのライバーの心を折った。
零時自身もそれなりに登録者はいるのだが、兄や妹の前では劣等感を抱かざるおえなくなり、このままではと思い、自分のペースで配信を続けるために両親に相談した上で拠点を京都の宮津に移す事にした。
そこで心機一転して、まったり活動をしようと思ったが、有名ライバーグループや海外からの攻略者が接触をしてきて……?
「何でバズる必要があるんですか?」
これは、普通に配信したいのに周りが放っておいてくれない、そんな一人のダンジョンライバーのお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 15:53:01
153509文字
会話率:34%
主人公、ライトはいつも劣等感に苛まされていた。
彼の父が、低い身分からその身一つで剣聖へと成り上がり、国の英雄だったからだ。
周りが大きな期待を寄せるのは当たり前のことだった。
期待に応えようと必死に努力するも、ある日、転校生に無様に負け
てしまう。
今までの努力すべてをあざ笑うような他の生徒達による陰口。
そして、憧れていた父による「期待していない」の一言。
全てがどうでも良くなってしまう主人公だが...
遂には、冤罪で国を追い出されてしまう。
だが、彼はまだ知らない。その不運が霞んで見えるほど、これから進んでいく道が絶望に塗り潰されていることを。
※週一投稿を目指してやってます。
※グロ・胸糞耐性が無い人はお気を付けください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 05:05:50
4115文字
会話率:20%
超能力が当たり前にある世界。トバリとレンはずっと一緒に暮らしてきた相棒だった。けれど、二人には能力差があった。弱い能力のトバリはそのことに劣等感を抱き続け、相棒制度の解消に動くが……
最終更新:2023-11-10 01:01:04
6960文字
会話率:43%