【姉+妹+姉の彼女レズ】
双子のように顔の似ている姉のツグミと妹の雨。なのに成績や人付き合いなど全てにおいていつも自分の上をいくツグミに、雨は子どもの頃からずっと劣等感と憎しみを抱いていた。
高校2年の夏、とあるきっかけでツグミの友
達のかすみが雨の家庭教師になることに。
ツグミとかすみの関係を間近で見ながら、二人がただの友達ではないと違和感を覚える雨。それと同時に、かすみへ少しづつ惹かれてしまう。だけどかすみが見ているのはいつも…
一つ屋根の下、姉妹+姉の彼女との三角百合ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 02:04:11
5840文字
会話率:45%
小高海斗は、高校卒業からずっと自分の部屋に引きこもっているニートだった。人間関係を築くのが苦手で、学生時代からなるべく人との交流を避けていた海斗だったが、そんな彼にも唯一幼稚園から付き合いがある同じ年の女子がいた。海斗にとっていわゆる幼馴染
と呼ばれる存在のその女子、戸石かなは、そんなニート状態の海斗の部屋に定期的に上がり込んでは、学生時代から変わらないお節介を焼きに来ていた。かなは大学を卒業して2年目の警察官で、学生時代から周りに好かれやすい性格も相まって、忙しいながらも順風満帆な生活を送っている。そんなかなに対して海斗は劣等感を感じながらも、ニートを謳歌していた。
だが、そんな引きこもりの海斗には、かなにも言えない裏のビジネスで儲けており、このビジネスが後々二人を巻き込む大きな事件に繋がっていく―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 21:16:02
156261文字
会話率:36%
ある日、普通の高校生だったユウトは事故により命を落とし、目覚めるとそこは“全人類が一つの能力(コード)を持つ”近未来の異世界だった。
しかし彼に与えられた能力は――「無」。
この世界では「無能力者」は差別され、徹底的に見下され、時には暴力
の対象にもなる。
だがユウトは、古代言語で記された謎の文書《ゼロコード》と出会う。
それは「能力を持たない者にのみ開かれる力」、つまり「能力そのものの構造を読み解く力」だった。
孤独と劣等感の中、ユウトは仲間であるエリス(重力能力者)や、謎の人物教授の導きによって、“戦略・技術・思考”を武器に能力者たちに立ち向かっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 18:44:36
18264文字
会話率:29%
自殺した友人から届いた手紙には、不倫相手に捨てられたと書かれていた。
最初は興味本位で相手のことを調べた玲奈。相手が今も普通に暮らす事を知り、事実を明るみに出して友人の無念を晴らそうとするが……。
全五話のうち三話はメインの玲奈
視点、あとの二話は友人と不倫相手それぞれの視点での話となります。
救いのない、読後モヤモヤしそうなお話ですのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 17:20:00
3400文字
会話率:8%
世界を別つディストピア対戦の後、この世には支配するヒーローサイドと虐げられるダークサイドができてしまった。
ダークサイドの少年命水海は、双子の兄で両親に愛されているヒーローサイドで、特殊能力「ヒーローパワー」を持っているカイに強い劣等感を
抱いていた。そんな中、中学を卒業した春休みにヒーロー養成学校である都立秀良学園からカイ宛の入学許可書が届き…!
ヒーローになれなかった「ダークサイド」達の視点から描く、ダークバトルファンタジー。
ダークサイド・シンフォニア、ぜひご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 08:00:00
76849文字
会話率:34%
名門・東海西(とうかいにし)高校の野球部に入学した神野友生(じんのともき)。彼を待っていたのは、才能溢れる兄・裕生(ひろき)との比較。そして容赦ない練習と厳しい上級生たちだった。次々と夢破れ、グラウンドを去る同期たち。友生もまた、自身の「劣
等感」と向き合いながら、「なぜ、自分は野球を続けるのか」という問いを突きつけられる。
これは、誰もが持つ「才能」と、それを開花させるための「努力の仕方」をテーマにした物語です。がむしゃらに頑張るだけでは超えられない壁、自分は特別じゃない、と周りの輝きに焦る心。主人公・友生は、兄のような圧倒的な才能はないが、彼自身がどのような才能があるのか探し、気づき、それに対しての努力を続け、周りに近づこうとする。試行錯誤と葛藤の先に、友生が手にするものは何なのか。
才能の形は人それぞれ。そして、努力の仕方もまた、一人ひとり違うはずです。この物語は、自分だけの輝きを見つけ出すための、若き球児たちの熾烈な夏を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 21:02:45
46435文字
会話率:36%
かつて私は、心の中に「影」を飼っていた。
それは、私を「足りない」と囁き、夢を、恋を、自分を信じる力を奪っていった。
けれどもある日、身体が限界を迎えたとき、私はようやく気づいた。
本当に私を苦しめていたのは、他人の言葉でも、環境でもなく—
—
私自身の内なる声だったのだと。
これは、自己否定の闇から再生への光を見つけた一人の女性の物語。
少女時代の劣等感。恋愛の戸惑い。母としての葛藤。
そして病と向き合いながら、もう一度「自分の物語」を書き直す決意。
あの影に、もう支配されないために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 13:29:44
8077文字
会話率:27%
ごく平凡な男子高校生・**綾瀬 智久(あやせ ともひさ)は、ある日、謎の美少女転校生「真白(ましろ)」**に言われる。
> 「この学校には“悪魔”が潜んでるの。……あなたにも、見えるのよね?」
悪魔は、人の「心のスキマ」に巣く
う存在。悩み、劣等感、失恋、家庭問題──どんな人にも、悪魔の入り込む余地はある。
だが悪魔は、決して恐ろしいだけの存在ではなかった。 時に優しく、時に甘く、時に残酷に「救い」を与えてくれる──。
智久は、「悪魔の気配を視る目」を持つがゆえに、心に闇を抱えた少女たちと関わっていくことになる。 そして、次第に明かされていく「真白」の秘密と、智久自身の心の闇とは──?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 08:00:00
27355文字
会話率:37%
主人公の明夜 泉(あけや いずみ)がある1匹の蝉と出会う。他人と比べて劣等感を抱く泉と蝉が織り成す1つの物語。
キーワード:
最終更新:2025-06-24 18:24:36
1500文字
会話率:25%
かつて、世界は『物語』によって動いていた。
物語は決して空想ではなく、世界を書き換える『力』そのもの。
太古より選ばれし者――『作家魔術師』たちは、『言葉の魔法』を操り、歴史の裏側で密かに戦い続けてきた。
そして現代。
文学は衰退し、言
葉の力が「忘れられたもの」となった時代に――
とある高校に通う平凡な青年、津島綾人は、文豪・太宰治(津島修治)の直系の子孫だった。
そして彼に与えられたのは、
「書いた物語が現実になる」という、あまりにも強すぎる力。
だが、その力は祝福ではなかった。
その一文の結末が誰かの運命を変える。
誰かを救えば、別の誰かが死ぬ。
選ばなかった未来を、綾人自身が背負わなければならない――。
“書く”ことは“裁く”ことと同義であり、
“語る”ことは“奪う”ことでもあった。
「そんな力、いらない」
「誰かの代わりなんてできない」
「俺に何かを創る資格なんてない」
過去の栄光に縛られた“偉大な血脈”。
逃げたくなるようなプレッシャー。
自分の言葉を書けない自分への劣等感。
だがしかし、彼は出会う。
同じく文豪の血を引き、それぞれ異なる“物語魔術”を操る継承者たちに。
芥川龍之介の曾孫であり、人の心を操る言葉を紡ぐ少女・芥川美緒。
夏目漱石の系譜に生まれ、論理と構造で言葉を武器にする天才少年・夏目春樹。
詩で精霊を呼び出す、宮沢賢治の後継者・宮沢ルナ。
それぞれが過去と現在の狭間でもがきながら、
“禁書”と呼ばれる、書いてはいけない物語にまつわる戦いへと巻き込まれていく。
“焚書派”――文学の魔力を否定し、すべての物語を焼き払おうとする異端組織の影が忍び寄る中、
綾人は、選ばなかった結末たちの“痛み”を通して、物語の本質と向き合っていく。
継ぐべきは、才能か、責任か、魂か。
そしてその先にあるのは、自らの手で綴る「ただ一つの物語」。
「書きたいと思った。僕は、僕の言葉で“誰か”を救いたいって、初めて――そう、思ったんだ。」
運命に書かれたレールをなぞるのではなく、
その先の“白紙”を恐れずに、筆を取る。
これは、ただの血筋の物語じゃない。
これは、“物語の力”を受け継いだ少年が、
過去も未来も超えて、“今”を言葉にするまでの成長譚。
――その一文が、君の現実を変える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 11:10:00
7666文字
会話率:39%
かつて、世界は『物語』によって動いていた。
物語は決して空想ではなく、世界を書き換える『力』そのもの。
太古より選ばれし者――『作家魔術師』たちは、『言葉の魔法』を操り、歴史の裏側で密かに戦い続けてきた。
そして現代。
文学は衰退し、言
葉の力が「忘れられたもの」となった時代に――
とある高校に通う平凡な青年、津島綾人は、自らがかの文豪・太宰治(津島修治)の直系の子孫であることを知らされる。
彼に与えられたのは、
「書いた物語が現実になる」という、あまりにも強すぎる力。
だが、その力は祝福ではなかった。
その一文の結末が誰かの運命を変える。
誰かを救えば、別の誰かが死ぬ。
選ばなかった未来を、綾人自身が背負わなければならない――。
“書く”ことは“裁く”ことと同義であり、
“語る”ことは“奪う”ことでもあった。
「そんな力、いらない」
「誰かの代わりなんてできない」
「俺に何かを創る資格なんてない」
過去の栄光に縛られた“偉大な血脈”。
逃げたくなるようなプレッシャー。
自分の言葉を書けない自分への劣等感。
だがしかし、彼は出会う。
同じく文豪の血を引き、それぞれ異なる“物語魔術”を操る継承者たちに。
芥川龍之介の曾孫であり、人の心を操る言葉を紡ぐ少女・芥川美緒。
夏目漱石の系譜に生まれ、論理と構造で言葉を武器にする天才少年・夏目春樹。
詩で精霊を呼び出す、宮沢賢治の後継者・宮沢ルナ。
それぞれが過去と現在の狭間でもがきながら、
“禁書”と呼ばれる、書いてはいけない物語にまつわる戦いへと巻き込まれていく。
“焚書派”――文学の魔力を否定し、すべての物語を焼き払おうとする異端組織の影が忍び寄る中、
綾人は、選ばなかった結末たちの“痛み”を通して、物語の本質と向き合っていく。
継ぐべきは、才能か、責任か、魂か。
そしてその先にあるのは、自らの手で綴る「ただ一つの物語」。
「書きたいと思った。僕は、僕の言葉で“誰か”を救いたいって、初めて――そう、思ったんだ。」
運命に書かれたレールをなぞるのではなく、
その先の“白紙”を恐れずに、筆を取る。
これは、ただの血筋の物語じゃない。
これは、“物語の力”を受け継いだ少年が、
過去も未来も超えて、“今”を言葉にするまでの成長譚。
――その一文が、君の現実を変える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 13:05:11
5565文字
会話率:31%
大池蓮は野球部のエースとして活躍していたが2年生の夏の大会で大怪我をしてしまい、選手生命を絶たれてしまった。
自分の唯一の長所を失ってしまい落ち込んでいたが、幼馴染の橘詩織は昔から変わらない笑顔で接してくれる。
そんな詩織に蓮は昔から想いを
寄せていた。
しかし学校では……。
『あいつ、なんで橘さんと一緒にいるんだ?』
『全然釣り合ってないよね』
『野球辞めて勉強もできないくせにね』
蓮を揶揄する言葉が彼の耳に入ってくる。
そんな毎日を送っている中で、蓮は詩織に対して劣等感を抱くようになっていった。
次第に詩織を少しずつ避けるようになっていったあの日のこと。
「橘詩織に彼氏ができたらしいよ」
その言葉に絶句した蓮は……詩織と完全に距離を置くことに決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 04:11:33
24685文字
会話率:43%
才能がなく劣等感を抱く高校生の光は、毎日をただ無駄にしていく生活を送っていた。
家でも学校でも窮屈な生活。
しかし、それを変える不思議な出会いが起こる。
スマホの中にあるいくつもの国々。
各国を守りたいと願う小さな王たち。
その中の一人
・アルベールと契約し、国を守るため1年間にも及ぶ戦争が始まった。
スマホの中だけでなく、現実世界にもその影響は及ぶらしい。
国を守るか侵略するか。
各国の王と契約者たちは争いを始める。
王と契約者。
切っても切れぬ関係。
アルベールの力を借りて、光は初めてできた友人である彼を助けるためだけに動く。
互いの命がかかる争いの行方は如何に――
※カクヨムでも公開中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 18:56:19
28694文字
会話率:54%
誰が何と言おうと、後発品は先発品を超える物だ。
それが出来ないのならば、進化の停滞を意味する。
だから妹より兄の方が劣っていても、それは当然の摂理として受け入れるべきだ。
――なのにどうして?
兄さんには、私の気持ちなんて分からない!!
期待を込めれる側の気持ちなんて分からない!!
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
持ってる人は持ってる人の、持たざる人は持たざる人の悩みが、きっとあると思うんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 15:08:13
1105文字
会話率:32%
流行りジャンルを見る度に、絶対に生まれ変わりたくないと思ってしまう。
生まれ変わっても、幸福で豊かな生活であると誰も保証してはくれないのだから。
それはお前が比較しているからだろ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われた
ら申し訳御座いません。
注意事項2
転生はしたくありません。
未来が幸せである保証なんて、何処にもないから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 07:27:21
800文字
会話率:25%
2040年世界に突如として、スキル、と呼ばれる能力が発現する。
どんどん良くなっていく生活。
いくつもの世界問題の改善。
世界は更により良くなっていく………はずだった。
主人公 田中伸太はスキルを"一応"持っている一般人
……いや、底辺男であった。
運動も勉学も平均以下、スキルすら弱過ぎるものであった。平均以上にできると言ったらゲームぐらいのものである。
だが、周りは違った。
周りから尊敬の眼差しを受け続ける幼馴染、その周りにいる"勝ち組"と言える奴ら。
なんで俺だけ強くなれない…………
なんで俺だけ頭が良くなれない…………
周りからは無能力者なんて言う不名誉なあだ名もつけられ、昔から目立ちたがりだった伸太はどんどん卑屈になっていく。
友達も増えて、さらに強くなっていく幼馴染に強い劣等感も覚え、いじめまで出始めたその時ーー青年が目覚める。
魅せつけよう。この世の人間全てに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 00:15:45
1131034文字
会話率:36%
「Fラン卒と高卒、どちらが人生において有利なのか?」
とあるSNS上の議論をきっかけに、二人の青年が真っ向から対立する。
一人はFラン私大に通うことを選び、もう一人は高校卒業後すぐに社会に出た。
意地と経験、理屈と直感、プライドと劣等感──
ぶつかり合う言葉の応酬の中で、
彼らはいつしか、学歴を超えた“本当の価値”にたどり着いていく。
ディベートは、やがて二人を行動に駆り立て、未来を変えていく。
これは、すべての「選ばなかった道」に意味を与えるための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 01:49:29
12368文字
会話率:10%
【第1章完結まで毎日連載】
嫉妬心や依存心に劣等感の入り混じった、ドス黒い感情を隠しつつ、勇者は『魔王討伐』に、いざ赴く。
憧れの異世界でハルタロウは奴隷生活を過ごし、幼馴染のナーコは娼婦になる事を強いられてしまった。
しかし奴隷商
の美少女・タロットに出会い、奴隷ハルタロウは勇者となる。
唯一の特殊スキル『無敵体質』を駆使し、優秀な幼馴染と共に、この異世界生活を謳歌していくのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 16:25:31
425440文字
会話率:41%
ジュディアナ・セントクレアは王立魔法学院の生徒だが、魔法の才能に恵まれず、水を生み出す基礎魔法すら成功できない。彼女は氷の天才魔法使いである婚約者アレクシス・フロストグレイと自分を比べ、劣等感に苛まれる。放課後、図書室でひとり魔法の勉強をし
ている最中、アレクシスと目が合うが、彼の圧倒的な存在感に気後れしてしまう。
そんな折、隣国の貴族クロード・アーデント伯爵に話しかけられ、彼の紳士的な振る舞いに戸惑う。伯爵の言葉とアレクシスの不可解な氷の魔法に動揺しながらも、ジュディアナは「このままではいけない」と決意する。彼女は自分の魔法の才能と婚約の意味を見つめ直し、新たな道を模索し始める――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 07:00:00
15393文字
会話率:47%
清峰高校の佐倉美月は、学園祭での「本音のハーモニー」を経て、麻生翔太と恋人として新たな一歩を踏み出す。しかし、妹の高橋葵(中3、15歳)は、姉の「完璧な」姿に劣等感を抱き、思春期症候群で存在が「見えなくなる」。母の「美月みたいにできないの?
」という言葉が葵の心を抉り、彼女は自分の価値を見失う。美月と翔太は葵の異変に気づき、旧校舎の音楽室で10年前の楽譜を手がかりに、姉妹の過去と向き合う。美月の努力と弱さ、葵の焦りと痛みを共有し、葵はピアノを通じて本音を響かせる。姉妹と翔太の絆が、思春期の影を光に変える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 14:37:17
1726文字
会話率:45%
高校受験に失敗し、滑り止めの高校へ進学した佐倉鈴華だったが、待っていたのはどうしようもない劣等感と絶望だった。理想としていた環境から程遠い新生活は、鈴華の心に暗い影を落とし、いつしか学校から彼女を遠ざけてしまった。不登校になった鈴華がやるこ
とは決まっており、自分だけが知っている、人気のない公園でぼんやり過ごすことだ。コンビニでおにぎりを買い、スマホで時間を潰す毎日。ところが、突如異常なまでのおにぎり愛を見せる謎のおじさんが鈴華の前に現れた。おじさんは自らを『マキシマムおにぎりおじさん』と名乗り、人生とはおにぎりと同じであるという、とんでもない理論を展開し始めるのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 00:01:08
22753文字
会話率:16%
その男、快便をもって人を幸福に導く、まさに令和のニューヒーロー
――――――――――――――――
門田 菊(かどた きく)、20歳。
田舎出身の彼女が、父親のDVから逃げるように東京に出てきてはや2年。
仕事をクビになり、アパート
も追い出され、絶望のままに夜のネオン街をさまよっていた。
何もかもうまくいかない、自分にいい所なんて何もない、あるのは劣等感、コンプレックスのみ。
そんな彼女は、とある橋の上で、その男性の姿を目にする。
大勢の美女を周囲に侍らせ、その顔は生気に満ち溢れ、瞳はまるで少年のように澄み輝いている。
立派な体格に立ち姿、さわやかな笑顔、どこを取ってもそれはまさに『成功者』の風格だった。
「ああ、この都会で成功するのは、ああいう人なんやなぁ」
自分に絶望し、橋の下に身を投げようとした時、彼女はその肩を掴まれる。
果たして後ろにいたのは、さきほど目にしたイケメンの男性だった。
「あなた、もしかして――」
それに続く言葉が、彼女の人生を180度変える最初のキッカケとなる。
――『 便 秘 』で、お悩みではないですか?――
「……は?」
その男、白雲 虎太郎(はくうん こたろう)。人呼んで「うんこたろう」。
排便を完璧にコントロールし、それを起点に健全な肉体と精神を自他ともに作り上げる知識の持ち主。
人体の内宇宙(インナースペース)すら支配し、彼に関わる人々を幸せに導いていく。
彼との出会いが菊の人生を、価値観を、全く逆の方向に変えていく――
ちょっと汚い? 新たな令和のスーパーヒーロー、ここに爆誕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 21:30:01
147729文字
会話率:41%