わたしが好きになった人は、”鎧”でした――。
舞台となるのはポートホープという名の港町。
メロディ・スプリングウィンド16歳は、その港町にある『春の微風亭』という宿屋の若女将だ。
ある日、『春の微風亭』に一人の小さなお客が訪れる
。
ティアリンク・ポーケントッター6歳は、兵役を終えた父親とこの宿屋で待ち合わせをしているのだという。
怯えた野兎のようなティアに同情し、メロディは世話を焼く。
ティアは祈る思いで父親を待ったが、父親は現れず焦燥ばかりが募っていく。
これは、港町の古い宿屋の若女将と、幼き少女。そしてその一風変わった訳ありの父親が、家族になるまでの心優しい物語。
※この作品はすでに完成しています。順次更新していく予定です。
現在は、第二章の章末まで掲載しています。
この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 20:52:29
108017文字
会話率:35%
「頼む!今日一日だけでいいから、俺の代わりをしてくれ!」
街に出ていた主人公カルロはある男から頼み事をされていた。優しい彼は男に何をすればいいのか聞いた。
「代わりって、具体的に何をすればいいんですか?」
「俺の代わりに入隊試験を受け
てくれるだけでいい」
「入隊試験!!?」
二年間の兵役しか得ていない農家の彼には到底無理な話だった。しかし、彼の押しの弱さがものをいい、男の代わりに入隊試験を受けることになる。
入隊試験の結果はただの農家なのに首席で合格だった。
これで一件落着と思ったのも束の間。結局替え玉受験をしていた事がすぐにバレて、ひょんな事にカルロが正式に入隊することになる。
訓練兵を卒業し、魔法軍に入ったカルロ。ただ仕事をこなしていただけなのにいつの間にか『希望の星』と呼ばれるようになっていた。
この物語はそんな他称『希望の星』カルロの生き様を描いた話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 16:12:26
1606文字
会話率:54%
18世紀。
数多の海賊がひしめき合っていたカリブ海。
気高い魂を持った女性がいた。
名を、メアリー・リードという。
彼女の生涯は、実に波乱に満ちたものであった。
女に生まれながら男として育てられ、男として兵役に就き、その後結婚するもすぐに
夫が急死。新たな人生を求めて西インド諸島に渡ろうとするが、その途中で海賊に襲われてしまう。その海賊との出会いこそが、彼女の人生を大きく変えることとなったのだった。
海賊の仲間になることを強要されたメアリーは、ラカム船長のもと、生涯の親友アン・ボニーとともに、華麗に、そして力強く、カリブの海を駆け抜けて行く――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 19:00:00
54339文字
会話率:52%
中学を卒業すると女になる義務=女役(にょえき)義務が発生する世界。
主人公ケイはクラスメイトに女の姿を見られるのが嫌で一時転校をする。
赤紙と赤い封筒、ディストピア社会で引き裂かれる二人の道。
(かくやSFコンテストに応募した『女役義務』
を改題し、一部修正したものです)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 22:00:00
3471文字
会話率:26%
萬葉集の歌から連想した現代高校生の日常生活の短編小説を添え、さらに歌の時代背景や登場人物の経歴などを解説したもの
早くに父と死に別れ我が身の才覚のみて宮廷にのし上がっていった藤原不比等と、祖父母の思いを次世代に繋ごうと奮闘する元正天皇との
確執。仏教文化が花開く天平時代、一族の命運を担う家持の苦悩と破滅を当時の若者たちの恋愛事情や兵役につく男たちの思いなどと絡めて纏めてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-29 08:00:00
40554文字
会話率:2%
戦争は終わった… 兵役に駆り出されていた者たちは自由を手に入れた。
戦後復興の最中、必死に生き残ろうとする3人の運び屋たちの物語
最終更新:2020-07-10 01:03:14
352文字
会話率:59%
異世界の農民に転生しました。
農民の重労働と戦に出る兵役を回避するために僧侶にジョブチェンジしました。
領主の放蕩息子の世話係を任されて、振り回される日々。
最終更新:2019-11-28 03:30:10
2937文字
会話率:0%
八十を越えたお婆ちゃんが自分が巫女をしていた神社でのできごとを語ります。できごとの舞台は1944年(昭和19年)東京。
史実ではありません。フィクションです。実在の神社とは全く関係ありません。
太平洋戦争をやっと語れる時代になったような気
がしています。実体験をされた方がいるぎりぎりの時期、実体験をした人々から直接話を聞いた世代が書き留めておくことも大切かな、などと思いました。若い世代があの時代を知るきっかけにでもなれば嬉しいです。悲しく重たいお話ではないのでご心配なく。語り口調です。
※ 秋月 忍 さま主催「和語り」企画 参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-12 22:00:00
12470文字
会話率:50%
不幸な人間ピタゴラスイッチで、間違って異世界に召喚された私。本物の聖女が召喚されるのを待つため、魔術学園に行くことになったんだけど、え? 生徒じゃなくてメイドとして? 身分制度のはっきりした異世界で、保護者の先生から魔法を教えられ、専属メ
イドからおやつをもらい、緑色の髪なんて漫画みたいな学生と仲良くなって、これはこれで楽しいかも? なんて思ってたら、召喚された聖女は叫んだ。「乙女ゲー召喚キターーーー!」
え!? ここって乙女ゲームの世界だったの? 魔法使いに兵役あって、政略結婚が当たり前の王侯貴族の学園だよ? あ、緑色の髪ってあいつ攻略対象か! イベント失敗で引き篭もるな聖女! やるならストーリー通り世界を救え! 私は裏方に従事します!
*以下にご注意ください。
この作品は夢と希望は薄味の異世界です。
この作品にざまぁはありません。
この作品は「私の大変な異世界生活は、まだまだ続く」で終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-08 10:00:00
69535文字
会話率:48%
日本の労働者
これからは「お国のために」
最終更新:2019-06-05 21:25:49
620文字
会話率:8%
海で生まれ、陸に上がり文明を獲得した人類。宇宙を棲みかにすることができるのか。どのような形態に進化するのか……
~~~26世紀~~~
火星で働くことになった男に祖国から帰還命令が出た。戦火に巻き込まれ国民は一致団結して祖国を守らねばな
らない。国に帰り、兵役につき、戦い、死ぬ。それでいいのか……
2019.04Up
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-26 13:54:27
10543文字
会話率:48%
むかしむかしのこと。
とある領地では、領主のメガネにかなった美男美女は、納税、兵役などの義務を免除された、特別な村で過ごすことになる。
しかし、ぐうたらが許されるわけではなく、いくつかの規則がある。
その代表的なものが、服装に関することで
……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-24 21:38:04
3588文字
会話率:3%
体は女であるが、母親の身勝手な都合で男として育てられたマイク・ライザードは十二の頃声をいじられ、男の声のように低くなってしまった。母親の手により、本物の男にされてしまうところだったが、それは彼女の姉によって免れた。しかし今更、女であるとは言
えず(女なのに男として生きていたとばれると、王家をだましたことになり、罪人になってしまう)十六の男子に課せられた兵役をこなさなければならなかった。
最愛の姉と別れ、戦場に立った彼女はある男性と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-20 00:29:51
5618文字
会話率:38%
とある小さな村で、少年が発見したのは、どこか遠くへ続く、地下通路への入り口だった。その先には何があるのか、好奇心に駆られた少年は、央都に兵役中の両親からの手紙を読む。そして、様々な思いを抱えて、少年はなじみを連れて村を出てゆくのだった・・・
そのころ央都では、かつての戦争での英雄が帰還したとのことで、祭りが開かれていた。しかしその日の夜、大規模な事件に巻き込まれてしまう。彼らは事の発端を追って・・・
壮大なファンタジー小説となる予定です。なにとぞ、宜しくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-08 00:57:37
6079文字
会話率:38%
西暦5000年
15歳の少年アキラは二つに分断された世界に住んでいる。
この世界は争うために発展し、今も争っている。
この物語は16歳からの強制兵役を控えた少年が日常のなかで大切なものを見つけそれを無くさないように世界に抗う物語。
最終更新:2018-05-21 02:37:54
932文字
会話率:17%
2034年、人類は神を抹消した。
これを境に人類の独占欲は一線を越え、平和な世界は闇へと消えた。
国々の崩壊が始まり、大国は分裂し、新国が次々と侵攻していく世界で、ある時、情弱国『フィーノ連合国』が狙われることとなる。
フィーノ連合
国第四十回生である鏑木姿月はそんな中、兵役義務が課された。突如として戦場に駆り出された彼は人型ロボットであるbay《ベイ》を操縦させられる。
操縦がダメダメであった彼は皆に蔑まれてしまう事となるが、彼は神々の末裔と言われる特殊能力者で_!?
誰からも評価されない残念な男は、それでも陰で生きることを選び続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-29 01:11:12
26005文字
会話率:36%
「プレストンウッズ」と「コウリン」という国が戦争をし、主人公「マルス・フォルス」の住む国プレストンウッズが勝利をおさめた。
戦争自体は早期に決着が付き、戦力差もありプレストンウッズでは南端の町がいくつか被害を受けた程度で戦争は終結した。
しかし、被害を受けた南端の町「バルク」にはマルスの恋人「ナナ・クルーエル」が住んでいた町で、彼女は戦争に巻き込まれて命を落としてしまう。
マルスは以前、兵役時代に銃を撃つことに恐怖を覚え、一度も発砲することが出来なかった為に今回の戦争には参加していなかった。
軍からは、「根性無し」だと言われ、かつての上官からは殴られた記憶しかない。
マルスの家系は代々宮廷付き庭師の家系で、今回は国王からの勅命を受け、マルスが戦地バルクに平和記念の庭園を造る事となった。
軍人、作業員、そしてコウリンからの有志団が庭造りに参加し、マルスは、それぞれ事情を抱えた有志団の三人と関係を深めることになる。
恋人のドッグタグを探しに来た青年「アッシュ・ランドール」
娼婦で、新たな顧客を探しに来た「リリー・カレド」
元軍人で有志団のリーダーである「ストラド・モトラド」彼は戦争によって息子を失ったことで、プレストンウッズに深い恨みを抱えている。
ストラドは庭園に爆弾を設置し、来る平和庭園の記念式典の日に一般市民を巻き込んで爆破することを計画している。
しかし、マルスはナナから教わった「信じる」事を頑なに守り。
ストラドの計画を知った後も、最後までそれを止めるような行動は起こさないのだった。
大切な人をお互いに失ったことを知る二人、そして別れる意志「復讐と信頼」
ストラドもマルスの頑なに「信じる」という言葉に心打たれ、来るべき式典の日、その姿を現しながらも目的を実行しないのだった。
純粋な心を持つマルスが人々の心を溶かしていく、ハートフルストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-01 06:21:41
40673文字
会話率:43%
遠い未来、人類はその生活圏を火星や金星まで拡大していた。
金星では、濃密な二酸化炭素の雲の中に風船のように浮かぶ巨大な都市をいくつも作り、人類はその中で生活していた。
俺はそんな金星の浮遊都市で生まれ育った、ごく普通の読書好きの高校生だった
。
俺の望みは宇宙船のパイロットになって閉鎖的な浮遊都市から抜け出し、広い宇宙を自由に旅することだった。
しかし、何の運命のいたずらか、俺は抽選で兵隊になることになってしまった。
金星では一般兵のなり手が少なく、人員確保に苦労していたため、抽選で兵員を確保するという恐ろしい仕組みが確立されていたのだ。拒否すれば3年間の刑務所暮らしが待っている。だから俺は仕方なく兵隊になった。最低限の兵役期間3年を務めあげたら兵隊はやめるつもりで。
予想はしていたことだが、半年に及ぶ新兵共通訓練課程(通称キャンプ)は理不尽なことばかりで、終始怒鳴られ、教官に口答えしようものなら連帯責任の懲罰が待っているという辛いものだった。
しかし、俺の苦労は新兵共通訓練課程で終わったわけではなかった。俺が正式配属されたのは重火器を装備した重装甲のパワーアシストシステム付き宇宙服を着用する「機甲歩兵」の訓練部隊で、俺以外の同期は射撃や格闘技などの戦闘のエキスパートぞろいだった。何で俺が配属されたのか、まったくもってわからない。部隊のメンバーは、強面のプロレスラーのような巨漢で格闘技が得意なダン、さわやかなスポーツマンで射撃が得意なロン、ボーイッシュな毒舌家で小型艇の操縦が得意なユリ、そして、白磁でできた人形のような寡黙な美少女で剣術が得意なケイだった。
そんな精鋭揃い(俺以外)を指導する若き女性隊長ハサウェイ少尉は、モデルか女優のような美しい外見を持つものの、戦闘面の全ての能力で隊員たちをはるかに上回る化け物だった。
これは、最初、劣等感にさいなまれた俺が、自分の持ち味を生かして次第に自分の居場所を確保し、仲間に認められるようになっていく物語……のはずだった。
しかし、「訓練=給料」の平和な日常は唐突に終わりを告げる。惑星間の戦争が勃発し俺たちは当然のように最前線に投入される。
そして、味方が次々に倒れていく中、宇宙戦艦が主役の戦場で、単なる歩兵部隊に過ぎない俺たちは苦しい戦いを強いられるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-27 21:19:24
109870文字
会話率:34%
テスト要員扱いの派遣エンジニアが掴んだ転職のチャンス――それは魔法軍の入隊試験だった!
派遣切りの憂き目に遭ったITエンジニアは、救済措置の中途採用試験を受けることになった。ところが出された問題は見たことのない文字に謎の魔法陣の羅列。お
まけに怪しげな呪文まで唱えさせられる始末。気がつけば魔法軍での兵役を課されていた。
魔法が使えると喜んだのも束の間、兵役も訓練も決して楽ではない。エリートとの差を見せつけられ、またもや凡人に埋没しそうになった男は、前職の意地をかけて試行錯誤する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-24 19:28:14
161205文字
会話率:51%
毎日が、楽しいと思えたのなら、幸せに違いない。もしかしたら、父は、その愉しさがあったのかもしれない。ただ生きている無意味さを、若くして悟っていたのかもしれない。
何しろ、今の日々はこりごりだ。
ーーーーー兵役なんて、つまらない。ガバガバ
でサボっても許されるけど、もっと、僕は父に近づきたい。
(とかいいつつ、趣味でゲームやってます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-16 18:00:00
3843文字
会話率:50%