八十を越えたお婆ちゃんが自分が巫女をしていた神社でのできごとを語ります。できごとの舞台は1944年(昭和19年)東京。
史実ではありません。フィクションです。実在の神社とは全く関係ありません。
太平洋戦争をやっと語れる時代になったような気
がしています。実体験をされた方がいるぎりぎりの時期、実体験をした人々から直接話を聞いた世代が書き留めておくことも大切かな、などと思いました。若い世代があの時代を知るきっかけにでもなれば嬉しいです。悲しく重たいお話ではないのでご心配なく。語り口調です。
※ 秋月 忍 さま主催「和語り」企画 参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-12 22:00:00
12470文字
会話率:50%