*この物語は『悪役令嬢はやる気がない』の続編となります。こちらも掲載しておりますので、先に読んでからこちらを読み進めて頂いた方が内容が分かりやすいかと思います。どうぞよろしくお願いします。
王子の婚約者だったカサンドラは、自分が悪役令嬢だ
と思い込んでいた。いずれは明るく楽しい、頭のネジが緩んだ朗らか令嬢が現れて、王子に婚約破棄を突きつけられるのだろうと思っていた。だからこそ、全くやる気がない状態でいたものの、結局カサンドラは王子と結婚することになった。しかも出来ちゃった婚。おかげで結婚式は延期になったけれど、お友達の二人も延期となっている。隣国モラヴィア侯国の第三王子の元へ輿入れするはずだったカロリーネは、ドラホスラフ王子との結婚に大きな障害が立ち塞がることになったのだ。誰が黒幕なのか?何でカロリーネの侍女としてカサンドラが隣国に入り込むことになったのか?激怒したアルノルト王子は動き出す。過激な王子はカサンドラを助け出すためなら手段は厭わぬ乱暴王子。アルマ公国からやって来たシャリーフ王子は果たして生き延びることは出来るのか? カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 17:00:00
98336文字
会話率:43%
元婚約者の浮気を見抜いたペネロペは、微表情から感情を読み取り、嘘のサインを的確に把握する術を手に入れた。そんなペネロペをスカウトした宰相補佐のアンドレスは、嘘をつき続けるロザリア姫の専属侍女としてペネロペを送り込むことにした。王位継承一位と
なった姫を助けるために、陰謀渦巻く政争の中に巻き込まれていく。王国を狙うのは何処の国なの?姫を守るにはどうしたら良いの?小さな嘘から大きな嘘まで見抜くことが出来るペネロペは、姫の平和、王国の平和、果てには世界の平和のために頑張ります!
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 18:00:00
436969文字
会話率:47%
毒を盛られたイングリッドは前世の記憶を思い出した。前世、南米を拠点とした麻薬の密売人だったイングリッドは、毒を盛った侍女を拘束。父である公爵の執務室で、麻薬に手を出している証拠を手に入れる事になる。母の死後、即座に後妻とその娘を公爵家に迎え
入れた公爵から精神的に虐げられ続けたイングリッド。すぐさま反旗を翻そうとしたものの、待ったがかかってしまったのだ。どうやらこの世界、義母フレドリカが前作ヒロインで、義母が攻略に失敗した後の世界という事になるらしい。元自衛官という前世の記憶を持つ王弟エルランドと共に、帝国からの脅威に立ち向かうイングリッド。王国は帝国に滅ぼされてしまうのか、イングリッドは悪役令嬢として断罪されてしまうのか。これは前世の職業が普通じゃない、ドタバタ恋愛ファンタジー。
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 22:00:00
122801文字
会話率:41%
同じ孤児院で育ったアッシュとナタリー。
アッシュは魔法使い最強の大魔法使いに、ナタリーはアッシュの侍女として長い年月を過ごす。
ある日、聖女が現れこう言うのだった。
「やっと見つけました。私の運命の番・・・!!」
邪魔物になったナタリーは
、アッシュの元を離れる決意をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 03:17:19
15968文字
会話率:31%
ラリネは、お母様の死後、お父様からの言いつけで塔に閉じこもっていた。食事もまともに届かない中、急に現れた男にプロポーズされる。
戸惑いながらも言いつけを破れないと断ろうとすれば、「では攫えばいいな!」と連れ去られてしまった。
プロポーズ
してきた男は、どうやら魔王らしく、魔王城ではドライアドのアルにお世話をしてもらえる。プロポーズは勘違いで、人間との言葉の使い方との違いで、食糧なのでは……?と勘違いしたラリネはアルに問い掛ければ真っ向から否定される。
人間の生活に疎い魔王様と、それを嗜める侍女アルのやりとりに、楽しい家族を思い出したラリネ。
魔王様との結婚のために、実家に帰ることに……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 17:35:06
15784文字
会話率:63%
幸せな家族の元に産まれたはずなのに。母親のステラは王子の乳母として働いていた。王子が成長して乳がいらなくなり辞するつもりだったが王子はステラに懐いていた。ステラを辞めさせたくない王子は命令する。侍女として侍ろと。ステラは夫とも子供たちとも引
き離され王宮にかこまれる。末娘のルーナは王族に人質として連れ去られた。怒りに満ちた騎士団員の夫は王家を見切り敵対する他国へと子供を連れて渡る。ステラは絶望の中末娘のルーナの為に祈る。いつかまた家族がひとつになる様にと。それまで生きられる様にと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 01:43:39
207925文字
会話率:39%
人間の城ロックガルドで働くモブ衛士の俺は、なんと黒ヒョウを守護獣に持つ猫型獣人クロウ・アカツキだ。クロちゃんシリーズこぼれ話。
エミリア王女に気に入られたり。氷の公爵令嬢エリザベートを助けたり、エリザベートの侍女ラナとやり合ったり。待って、
俺は衛士の仕事が気にいっているし、本が読めればそれで満足なんだ!そんな俺の意見なんぞ誰も聞いてねぇ……だってモブだもん!
氷雨そら様のモフモフヒーロー企画に参加しています。
#モフモフヒーロー主義折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 23:35:53
2343文字
会話率:38%
公爵令嬢アメリアが一目惚れしたのは、『獣人国の皇子』である婚約者のライオネス。
だが肝心のライオネスは、よりによって侍女頭のエイミーに……孫も立派に成人し、御年六十歳を軽く超えようかという侍女頭のエイミーに、うっとりと熱い視線を送るばか
り。
もはや我慢の限界……激怒し、『婚約破棄』を告げたアメリアのもとへ、ある日一匹の可愛い白猫が現れた――。
「アメリア様、殿下が気絶しておられます! 急ぎ医師の手配を……!」
『婚約破棄』されそうになると、モフモフ猫化し、ぐったりと動かなくなるライオネス。
「つまりは幼児退行……過度のストレスによる赤ちゃん返りのようなものです」
「……はい!?」
赤ちゃん返りで気絶しても、しばらくすると息を吹き返し、元気いっぱいアメリアにじゃれつくモフモフ猫のライオネス……。
猫好き令嬢とマタタビ好き皇子。
猫の姿が可愛いすぎて婚約破棄にふみきれない、しがない公爵令嬢の物語です。
*****
※フィボナッチ恐怖症様(https://ncode.syosetu.com/n7509iq/)にタイトルをご提供いただきました
※氷雨そら様主催『モフモフヒーロー小説企画』参加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 22:49:30
4277文字
会話率:38%
成金を目指す地方小規模男爵家令嬢のナタリーは、王都で新しい学園生活を始めた。
ひょんなことから、生徒会室で高価な壺を割ってしまい、代金を弁済することに、、、
生徒会長に侍女兼秘書として雇われて、こき使われる日々。
偽ダイヤを見つけたり、国税
官と旅行したり、、そんな日々の中で大きな猫になつかれますが、、、、
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 12:12:08
78757文字
会話率:57%
乙女ゲームのヒロイン・マリエットに転生した元社畜の宮本は、推しの黒騎士とのハピエン目指して王宮の侍女見習いとなる。
ところが最初に出会った攻略対象は、最も避けたい第一王子ムスタファだった。
彼の溺愛ルートのエンドは世界滅亡。マリエットは闇
の世界で幸せになる筋書きだ。
しかもヤツの前世は世界で一番嫌いな男、木崎。
なんの因果だと嘆いたけれど、お互いに溺愛ルートを回避したいと利害が一致。近寄らない関わらない距離を置こうと決めたのだが……。
マリエットを気に入っているチャラ王子が絡んでくるし、肝心の黒騎士には不審の目で見られる。
マリエットはきちんとハピエンを迎えることができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 16:42:41
641185文字
会話率:44%
その日処刑場に連れてこられたのは、私と年が変わらなく見える兄妹だった。
王女の特権で気まぐれにふたりを助け、見目良い彼らを従者と侍女にすることを思い付く。兄ジュスタン12歳、妹エミリエンヌと私が10歳のときのことだった。
◇◇
それから
10年の歳月が流れたある朝。起きるとジュスタンが言った。
「あなたはもう王女ではない。暴虐の王は私たちに倒された。あなたは処刑されるのです」
(こちらの作品は、同世界内の転生要素をゆるく含みます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 18:06:53
10555文字
会話率:36%
刺客に追われ崖から転落したブルゴーニュ公の庶子シャルル・アントワーヌが目を覚ました場所は未知の国『ルナティア』。
男性が絶滅した世界で王女ソフィアとその侍女ヘレナに拾われた彼は王都に向かい、博物館に保管された『選定の剣』を抜いてしまった。そ
れは千年前に滅んだ古代帝国の皇族だけが抜けるという伝説の聖剣――。
かくして発掘兵器を操れる『資格者《ソードホルダー》』として王女の騎士に登用されたシャルルだが、昼は王女ソフィアとのデート、夜はメイドのヘレナとのお肌のコミュニケーション……と数々の女性たちと交流を深めていく――。
***
中世後期、15世紀頃のブルゴーニュ公の息子が異世界転移してしまうというお話です。
一般的な異世界転移ものと少し趣が異なります。序盤は言葉も通じず、常識も異なった異世界になじんでいく過程を描いています。
2020/05/21 大規模改稿に伴い改題しました。
2020/11/23 改稿前の旧エピソードのアクセスが少なくなっていたので残さなくてよいと判断し、削除いたしました。数十話分をバッサリと削っております。それに伴って「しおりを挿む」の位置がおかしくなっているかもしれません。もったいなくもブックマーク頂いております皆様にご不便をおかけしております。申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 19:30:30
756016文字
会話率:45%
拝啓 お母様、私が仕えるお嬢様の婚約者である我が国の王弟エドガー・グレン・ハミルトン殿下は、今日も元気に真実の愛をお探しです。
「とうとう見つけたのだ。私の真実の愛を」
「おめでとうございます」
失礼、どうやら見つけられたようです。真
実の愛が見つかったとのご報告は、これで三回目となります。不思議なことです。
アデラ・オフリー伯爵令嬢は侍女である。主であるシャノン・アドラム侯爵令嬢と婚約者である王弟殿下の関係性にいまいち納得がいかなく、心の中で色々と突っ込みながらも誠実にシャノンに仕えているのだが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 20:50:10
15200文字
会話率:40%
平安時代のこと。没落貴族の家に育った姫、菊子は関白左大臣というとんでもなく偉い家の長女、大君に侍女として仕えることに!!大君は帝と結婚することになっているため菊子は宮中(後宮)に上がる。
大君の兄、道義は菊子のことを気に入り、菊子も彼を意識
するようになり.......!!
平安ラブコメ開幕です!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 17:54:43
7643文字
会話率:23%
おねぇな魔術師ギルバートの元へ、ある日魔法で性転換したアレックスが訪ねてくる。
アレックスは、半年間彼につきまとっていた侍女なのだが、彼(彼女?)にも事情があった。妹の代わりに三十歳年上のハゲデブエロ親父に嫁ぎたくなくて、とうとう魔法で男に
なって、ギルバートの元へやってきたのだ。
彼(彼女?)の境遇に同情してギルバードは助手として雇うことを決める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 11:09:02
6312文字
会話率:53%
カルミアはフォーグレンの第二王女だった。しかし王妃の子ではなく、王が侍女に産ませた娘だった。王宮では肩身の狭い思いをして、十歳の時に神殿に入ったことで王宮から逃げることができた。
六年後、神官になったカルミアが王宮に呼び出される。それは彼女
の結婚話だった。
神官を辞めたくない、結婚したくない彼女は火の神殿の力を借りて、隣国の水の神殿へ逃亡するが、そこで結婚相手に遭遇してしまう。
恋愛要素少なめのハイファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 22:14:28
36470文字
会話率:55%
侍女にぞっこんの王子に、婚約解消された当て馬令嬢の物語。
最終更新:2024-03-13 23:33:27
2688文字
会話率:44%
天邪鬼な君、執着してしまう俺、そして執着しているあの侍女のお話。
御都合主義のSS、ツンデレ美女とヤンデレ美青年と隠れヤンデレな侍女のあれそれ。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2024-03-29 10:51:20
2508文字
会話率:45%
ちょっと思い込みの激しい公爵夫人のお話。
ジスレーヌは夫ダニエルの浮気を知った。復讐してやろうと考えた彼女は何故か聖女を目指すことに。善行を積み重ねていくジスレーヌ、巻き込まれる侍女ルイーズ、ジスレーヌを溺愛しているはずが浮気したらしいダ
ニエル。ジスレーヌの明日はどっちだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 07:25:41
2770文字
会話率:77%
メランコーリッシュ・パラディースは小国パラディース王国の王の子。母は側妃ですらないただの踊り子。誰にも望まれず誕生したメランコーリッシュは祝福の名(ミドルネーム)すら与えられず塔に幽閉され、誰にも愛されず塔の侍女長に虐げられる日々を過ごした
。そんなある日、突然大国アトランティデの皇帝ディニタ・ドラーゴ・アトランティデがメランコーリッシュを運命の番だと名指しし、未来の皇后として半ば強引にアトランティデに連れ帰る。ディニタは亜人で、先祖返り。龍神としての覚醒をもって運命の番を初めて認識して、思わず順序も考えず連れ帰ってしまったのだ。これはそんな二人が本当の番になるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-29 16:00:00
68143文字
会話率:76%
七歳の冬。生意気な弟にいたずらで湖に落とされ死にかけた。
そして、死の淵で私は未来を見た。
婚約者と思しき男と、それにしなだれかかる女。大勢の人間に囲まれ、私はこう宣言されるのだ。
「──ユーティディア・フィン・オデルバイド。これより君と
の婚約を破棄し、彼女を虐げた罪でこの国から追放してやる」
どうやら私は将来、それはもう悪名名高い悪女となり婚約者にも家族にも愛想尽かされ、この国から追放されるらしい。
追放って事はあれでしょう、この身一つで生きていかなくてはならないのよね? 当然身の回りの世話をしてくれる侍女がいるはずもないし、日銭を稼ぐ必要がある。
……絶対に嫌!そんなの無理!
だったらもう──私が追放される前に、私の婚約者を奪うらしいあの女を逆に追放してやれば、私は追放されないんじゃないの?!
そうと決まれば先手必勝! バカ婚約者とアホ女め、絶対に追放してやるわ!!
すべては────自由気ままな引きこもり実家ライフのために!!!!
※ずる賢いようでアホなぐーたら令嬢が我が道を往くご都合主義なゆるい話です。
※不定期更新予定です。
※カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 21:00:00
46089文字
会話率:34%
グラス森討伐隊で働く聖女シーナは、婚約者に侯爵令嬢を害した罪で婚約破棄と追放を言い渡された瞬間、前世の記憶を思い出した。自分が搾取されていた事に気付いたシーナは、喜んで婚約破棄を受け入れ、可愛い侍女キリのみを供に、魔物が蔓延るグラス森に一
歩踏み出した。
これは、虐げられていた追放聖女がその気もないのに何となく勝ち上がっていく、多分サクセスストーリーである。
※長編となっています。ゆっくり進める予定です。
※残酷な描写があります。
※恋愛要素もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 08:00:00
538069文字
会話率:41%
私エティは、公爵家令嬢ルリエティア様の専属侍女。
ルリエティアお嬢様はこの国の令嬢の中でも抜群に見目麗しく、使用人にもお優しくて・・・でも・・・ちょっとだけ・・・いや、すごく・・・社交嫌いなのだ。
でも、でも・・・・。お嬢様には華々しく
社交界で活躍していただかなければ!
何故なら・・・私には野望・・・っじゃなくて・・・大事な目的があるから・・・。
私には・・・前の世界で公爵家令嬢ルリエティアとしての記憶がある・・・・・・そう、私は無残に殺されて命を終わらされた・・・。
私が、なんでまたこの世界に居るのか全く分からないけど・・・でも・・・・復讐なんてしないわ。
だって、せっかくまた生きてるんだもの。
とにかくこの世界では平穏に生きて・・そして私は絶対に幸せになってみせる!
その為には・・・ルリエティアお嬢様・・・あなたには社交界で活躍してもらいます!
そして・・・私は・・・私の幸せ・・・稼ぎます・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 10:33:06
10856文字
会話率:29%
「──ずっと本気を隠していたの」
やり直し1000回目の朝、私は戸惑う侍女にそう言いはなち、600回目あたりで身につけた忍びの技で華麗な早着替えを決めていた。
もはや無駄な時間はない。
私は愛しいアマヒト皇子に「初めて」会い、1000
回目の恋に堕ちるのだ。そしてこれを絶対最後のやり直しにする、決意を胸に──
完全攻略、開始。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 09:30:00
13234文字
会話率:28%
「リーシェ! 僕は貴様との婚約を破棄する!!!」
「はい、分かりました」
「えっ」
公爵令嬢リーシェは、夜会の場をさっさと後にした。
リーシェにとってこの婚約破棄は7回目。ここから新たな人生を歩み、薬師や男装騎士などの生き方を満喫したあ
と、20歳で命を落としてはこの婚約破棄シーンまで巻き戻っているのだ。
普通なら心が折れる所だが、リーシェのメンタルは強靭だった。
「さあ、次はどんな人生を過ごそうかしら!」
過去6度の人生、侍女や商人なども経験して忙しくも充実していたけれど、今回くらいは長生きしたい。出来ればのんびりゴロゴロ生活もしたい……!
なのに今回の人生では、過去の人生でリーシェを殺した軍国の皇太子・アルノルトに嫁ぐことになってしまう。
他者からは冷酷と恐れられるのに、何故かリーシェだけをやたらと甘やかす夫の真意が読めないけど……。
……いいでしょう。元敵国だろうとなんだろうと構いません。7度目の人生、この城でごろごろを満喫してみせます!!
斜め上の決意とは裏腹に、過去の人生で獲得したスキルをうっかり発揮し、凄腕の皇太子妃として注目を浴びてしまう。
◆コミカライズ開始しました!
https://comic-gardo.com/episode/13933686331755744875
◆ルプなな書籍1〜2巻が発売中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 05:50:06
1054739文字
会話率:44%
無実の罪をあえて被り、処刑されたイザベル。目を開けると産まれたての赤子になっていた。
どうやら処刑された後、同じ国の伯爵家にテレーゼと名付けられて生まれたらしい。
(よく分からないけれど、こうなったら前世の心残りを解消しましょう!)
そ
う思い、想い人──ユリウスの情報を集め始めると、何やら耳を疑うような噂ばかり入ってくる。
(冷酷無慈悲、血に飢えた皇帝、皇位簒だ──父帝殺害!? えっ、あの優しかったユースが……?)
記憶と真反対の噂に戸惑いながら、17歳になったテレーゼは彼に会うため皇宮の侍女に志願した。
だが、そこにいた彼は17年前と変わらない美貌を除いて過去の面影が一切無くなっていて──?
「はっ戯言を述べるのはいい加減にしろ。……臣下は狂帝だと噂するのに」
「そんなことありません。誰が何を言おうと、わたしはユリウス陛下がお優しい方だと知っています」
徐々に何者なのか疑われているのを知らぬまま、テレーゼとなったイザベルは、過去に囚われ続け、止まってしまった針を動かしていく。
これは悲恋に終わったはずの恋がもう一度、結ばれるまでの話。
※アルファポリスにも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 23:20:46
237703文字
会話率:41%
まいどお騒がせな子爵令嬢モモンシア「女の子には、婚約破棄を語りたい夜がある。さああつまれ、破棄友(はきとも)たちよ!」/ 破棄友の男爵令嬢クロエ「まあ――破棄友に乾杯、的な? ……ヒック」/ 侍女ミカ「付き合ってられません! お暇を取らせて
頂きます」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 20:01:12
7401文字
会話率:31%