十歳の時にお見合いで婚約することになった侯爵家のディアナとエラルド。
一人娘のディアナのところにエラルドが婿入りする予定となっていたが、エラルドは領主になるための勉強は嫌だと逃げ出してしまった。
仕方なく、ディアナが女侯爵となることに。
五年後、学園で久しぶりに再会したエラルドは、幼馴染だという令嬢三人を連れていた。
あまりの距離の近さに友人らしい付き合い方をお願いするが、一向に直す気配はない。
卒業する学年になって、いい加減にしてほしいと注意したディアナに、エラルドは令嬢三人を連れて婿入りする気だと言った。
「ハズレ姫は意外と愛されている?」(あさの碧先生)フロースコミックにてコミカライズ開始。
「ハズレ姫は意外と愛されている? ~前世は孤独な魔女でしたが、二度目の人生はちょっと周りが過保護なようです~ 」上下巻、電撃の新文芸より発売中。
「うたた寝している間に運命が変わりました。」レジーナブックスより発売中です。
どうぞよろしくお願いいたします。
アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 07:10:00
37991文字
会話率:33%
子爵令嬢のジュスティーナは、裕福な伯爵家の令息ルドヴィクの婚約者。しかし、ルドヴィクはいつもジュスティーナではなく、彼女の妹のフェリーチェに会いに来る。
自分に対する態度とは全く違う優しい態度でフェリーチェに接するルドヴィクを見て傷つくジ
ュスティーナだが、自分は妹のように愛らしくないし、魔法の能力も中途半端だからと諦めていた。
そんなある日、ルドヴィクが妹に婚約者の証の契約石に見立てた石を渡し、「君の方が婚約者だったらよかったのに」と言っているのを聞いてしまう。
さらに婚約解消が出来ないのは自分が嫌がっているせいだという嘘まで吐かれ、我慢の限界が来たジュスティーナは、ルドヴィクとの婚約を破棄することを決意するが……。
◆アルファポリスにも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 20:08:30
66092文字
会話率:40%
赤い瞳というだけで実の母親から虐げられた伯爵令嬢ソフィラ。
そんなソフィラには世界で唯一のスキル『ミラー』があった。
彼女を虐げた者達に返ってくる因果応報の物語。
※目線が毎回変わります。
最終更新:2024-04-27 19:00:00
43924文字
会話率:44%
イリーナ・クローズはいつも孤独だった。
小さい頃。両親は自分に関心が全くなかったけど、お茶会などの社交界に出るようになってからやけに手をかける様になった。
後にその理由が「王子たちが同年代だったから」と知る。
――やっぱり。
そんな事
だろうとは思っていた。結局、私自身に『力』なんて全然なくて……私はずっと親。いや、家の言いなりなのだと悟っていた。
――きっとずっと変わらない。
そう思っていた最中「魔法学校に入学」によってずっと孤独だと思っていた人生が動き出した――。
※コレは「モブ令嬢にそんな『魔力』はいりません!」のスピンオフです。
(こちらだけでも楽しめます)
※毎週月・水・金曜日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 11:55:15
10259文字
会話率:19%
――最初に王宮に行った日の事は、今でも鮮明に覚えている。
「……」
煌びやかな装飾に、見た事もない絵画や家具の数々……。
公爵家の令嬢として生まれ育った私『イリーナ・クローズ』でも、それは未知の世界で……その時に初めて会った第二王子の
『キュリオス・エリオット』とはまるで「天使」と出会った様な気分だった。
※コレは「モブ令嬢にそんな『魔力』はいりません!」のスピンオフです。
(こちらだけでも楽しめます)
※毎週月・水・金曜日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 07:00:00
16725文字
会話率:34%
アリア・ウォーレンは、昔からある人物と友人関係だった。
しかし、本来であればその人物とアリアは身分的に友人になる事は……いや、そもそもその人物を「友人」と言うのもおこがましい。
それくらい、その人物とは身分が違い過ぎる。
いや、一応ア
リアも貴族ではあるんですけどね!
「どうした、アリア」
「え、あ。なっ、何でもありません……殿下」
そう、アリアの『友人』と言うのはこの国の王子『キュリオス・エリオット』その人だったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 08:04:25
180420文字
会話率:45%
王太子ルールリアと結婚をして7年目。彼の浮気で、この世界が好きだった、恋愛ファンタジー小説の世界だと知った。
「前世も、今世も旦那となった人に浮気されるなんて」
悲しみに暮れた私は彼に離縁すると伝え、魔法で姿を消し、私と両親しか知ら
ない秘密の森の中の家についた。
「ここで、ひっそり暮らしましょう」
そう決めた私に。
優しいフェンリルのパパと可愛い息子ができて幸せです。
だから、探さないでくださいね。
『お読みいただきありがとうございます。』
「浮気をした旦那様と離縁を決めたら。愛するフェンリルパパと愛しい子ができて幸せです」から、タイトルを変え。
エブリスタ(深月カナメ)とアルファポリスで掲載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 10:16:19
131134文字
会話率:45%
毎週月曜日19:00更新予定
(作者都合により隔週になる場合があります)
「メイド、いりませんかっ!」
そういって押しかけてきたのは、メイド姿の同級生――絢香だった。
ひょんなことからメイドになった彼女は「従者ですから!」と、登校
から授業、そして下校に至るまで俺のそばから離れようとしない。
そんな彼女が「学校イチの美人」なもんだから、周りの視線が痛いことこの上ない。
あと、トイレと風呂にはついてこなくていいからね!?
彼女の妹の涼香ちゃん。幼馴染の茉莉に、先輩の美琴さんまでやってきて。
どうやら両親にまで許可はとってるらしく、もはや逃げ道などどこにもなくて。
俺をお世話したい人たちとの、ハチャメチャ主従同棲生活。よーい、スタート!
「しまった。両親の許可があることを教えたら『母さん今日帰ってくるって言ってなかったじゃん』とクローゼットの中に二人で隠れるってイベントがなくなっちゃう」
「ねえ涼香ちゃん、それって重要?」
第18回書き出し祭り参加作品になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 19:00:00
657284文字
会話率:40%
商家の息子として生まれたミシェルは才能を活かして実家を世界最大の商家へと押し上げた。
齢16にして商人の頂点に立ってしまったミシェルには商人よりもなりたいものがあった。
それは冒険者。世のため人のためとなる部分は商人と重なるが、身1つで成り
上がれる所は商家の息子にはない身軽さであり、憧れでもある。
なまじ、商人として大成功してしまったがゆえに本来16歳でなれるはずの冒険者への転身は周囲から猛反対された。
そこでミシェルは1つの答えを出して、その才能は冒険者としても活かされる。
「報酬はいりません。むしろ上乗せしますので手柄だけ頂きますね!」
依頼達成は他人任せ。自分はついていくだけ。
ミシェルが持っている才能のなかでもより際立っているモノ。
それは人員配置。
適材適所の極みに達したソレは、もはや神の域。
そうして彼は成り上がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 03:21:22
114151文字
会話率:34%
現実をしばし離れて 胸きゅんな時空の旅へおこしやす……
一途な可愛いヒロインと “本物” のイイ男達がお出迎えいたします
今年(2020年)中の完結をめざしつつも
永遠に続いてほしくなる非日常を……お送りできたら幸いです
☆ 歴
史の事前知識は いりません ☆
せつなめ激甘系恋愛小説 × シリアス歴史時代小説 × まじめに哲学小説 × 仏教SF小説 歴史恋愛哲学ファンタジーラノベ風味 ……です。
これは禁断の恋?――――――
江戸幕末の動乱を生きた剣豪 新選組の沖田総司と
生きる事に執着の持てない 悩める現代の女子高生の
時代を超えた 恋の物語
新選組の男達に 恋われ求められても
唯ひとりの存在しかみえていない彼女の
一途な恋の行く末は
だが許されざるもの……
タイムスリップものだからこそできる方法で
歴史にシリアスに沿い、
史料から読みとれる沖田総司像に忠実に
甘くせつない加工してます
歴史の前提知識は要りません
小説内で時おり補足してまいります
さりげなく幕末のお勉強をしたい方もぜひ
覚めたくなくなる時の旅へ いざないましょう
新選組の 本物のイイ漢達で お魅せします……
☆ 10年以上前に第1部を書いて放置していたため、現代設定が平成12年です
プロットだけ大幅変更し、初期設定に関しては直さずそのまま続けてます
☆ 未成年の飲酒の記述がありますが、この物語は法律法令に反する行為を容認推奨するものではありません
★ …と・は作者の好みで使い分けております ―もその場に応じ個数を変えて並べてます
☆ 間者役で架空の隊士も登場します
☆ 史料考察に基づき、本小説の沖田さんは池田屋事変で血を吐かないのは勿論のこと、昏倒もしません
ほか沖田氏縁者さんと病の関係等、諸所で提唱する考察は、新説としてお受け取りいただければと存じます
☆ 本小説は親子問題を扱っており、少しでも双方をつなぐ糸口になればと願っておりますが、極端な虐待を対象にはできておりません
万人の立場に適うことは残念ながら難しいものです、恐縮ながらその点は何卒ご了承くださいませ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 17:01:24
822914文字
会話率:27%
源氏物語で、一番ぶさいくとして描かれているのって、誰かって言ったら間違いなく満場一致で末摘花という、お姫様ですよね! 私がトラ転して生まれ変わったのは、どうもそんな、作者から嫌われているっぽい宮家のお姫様です。でも、あれ……? なんだか、原
作で書かれている事と、私の現状が一致しませんね。そうだ、史実の部分と照らし合わせたら、私、お金持ちだし割と美女だ! よし! 生まれ変わってしまったのだし、お姫様お一人様ライフを満喫しようじゃありませんか! 光源氏? え? いりませんよ??? …………って、この世界、源氏物語を下地にしたゲームの世界だったんですか?! がんばれ負けるな末摘花! お一人様ずぼらライフを守るのだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 17:00:00
16476文字
会話率:21%
「あなたのこれからの人生をお金で買わせてください。すべて面倒をみます。その代わり、妻でいてください。愛はいりません」
愛のない結婚からはじまる物語。
*12月24日更新再開。
この
作品は「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 13:47:17
83919文字
会話率:50%
へっぽこ聖女のアニは、能力の低さを理由に聖女を罷免され、第五王子との婚約も破棄されてしまう。
肩書きだけの聖女になってしまい、人々の嘲笑から逃げだした彼女は地方の都市で第二の人生を開始した。
やがて時は過ぎ、世間のウワサ話も落ち着いたこ
ろ。うるさいお目付け役のセネガーと親切でおせっかいな隣人たちに囲まれて、アニは完璧なぐーたら生活を満喫していた。
「アニちゃん、彼氏でも作ったらどうだい?」
「――ごもっともです。『彼氏』つくりますわね!」
やぶれかぶれのアニは、土の聖女の権能でゴーレムの彼氏を造ってしまった!
そして、セネガーからもらった花の種で一攫千金を狙うも、のちにそれは悩みの種にもなってしまい……。
お騒がせ系聖女のアニは、小さなゴーレム彼氏・プーとともに、今日もスローライフを夢見て空回り。
そんなどたばたラブコメディ。
※一週置きで、二話ずつ更新です(7:00と12:00)
※一話につき3000~5000文字程度折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 12:00:32
29526文字
会話率:44%
『あなたにこの子はわたしません!』( https://ncode.syosetu.com/n0176iq/ )と、
『こちら、聖女です「彼氏作らないの?」と聞かれるのが嫌なので、ゴーレム彼氏を造りました〜どろどろ溺愛で幸せです!王子の復縁
話はいりません〜』へ
いただいた、匿名コメントとそのお返事の収納庫です
イラストもあるよ!
どうしてふたつまとめてかと言うと、両方中編だからです
よろしくお願いいたします
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 14:00:00
1818文字
会話率:0%
高校教師の俺。
いつもと同じように過ごしていたはずなのに、ある日を境にちょっとずつ何かが変わっていく。
テスト準備期間のある放課後。行き慣れた部室に向かった俺の目の前に、ぐっすり眠っているマネージャーのあの娘。
そのシチュエーションの最中、
頭ん中で変な音と共に、俺の日常を変えていく声が聞こえた。
『強制フラグを、立てますか?』
その言葉自体を知らないわけじゃない。
だがしかし、そのフラグって、何に対してなんだ?
聞いたことがない声。聞こえてくる場所も、ハッキリしない。
混乱する俺に、さっきの声が繰り返された。
しかも、ちょっとだけ違うセリフで。
『強制フラグを立てますよ? いいですね?』
その変化は、目の前の彼女の名前を呼んだ瞬間に訪れた。
「今日って、そんなに疲れるようなことあったか?」
今まで感じたことがない違和感に、さっさと目の前のことを終わらせようとした俺。
結論づけた瞬間、俺の体が勝手に動いた。
『強制フラグを立てました』
その声と、ほぼ同時に。
高校教師の俺が、自分の気持ちに反する行動を勝手に決めつけられながら、
女子高生と禁断の恋愛?
しかも、勝手に決めつけているのが、どこぞの誰かが書いている某アプリの二次小説の作者って……。
いやいや。俺、そんなセリフ言わないし!
甘い言葉だなんて、吐いたことないのに、勝手に言わせないでくれって!
俺のイメージが崩れる一方なんだけど!
……でも、この娘、いい子なんだよな。
っていうか、この娘を嫌うようなやつなんて、いるのか?
「ごめんなさい。……センセイは、先生なのに。好きに…なっちゃ、だめなのに」
このセリフは、彼女の本心か? それともこれも俺と彼女の恋愛フラグが立たせられているせい?
誰かの二次小説の中で振り回される高校教師と女子高生の恋愛物語が、今、はじまる。
※2024.4中旬より、連載再開いたします。
各公募の方にもエントリーしますので、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 15:25:39
51995文字
会話率:32%
准男爵の娘であるナタリーは、偶然婚約者であるミゲルの不貞を知る。しかも、ミゲルの親友であるフィリップの妻と。
婚約破棄を決意したナタリーは、『北の怪物』という異名を持つケヴィン・アンカーの元に向かい、結婚を持ちかける——。
思った以上の財
政破綻に悪意を隠しもしない侍女。
更には婚約者がいつまでも纏わりついてくる。
周囲の悪意と婚約者の執着を振り払い、ナタリーは怪物伯爵と一緒に土地も人生も切り拓く!
------
カクヨムさんでも投稿しています。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 21:09:01
163516文字
会話率:22%
第一王子に婚約破棄された公爵令嬢は、事前に引き継ぎの準備を進めていた。
まっすぐ領地に帰るために、その場で引き継ぎを始めることに。
様々な調査結果を暴露され、婚約破棄に関わった人たちは阿鼻叫喚へ。
第二王子?いりませんわ。
第一王子?もっ
といりませんわ。
第一王子を慕っていたのに婚約破棄された少女を演じる、彼女の本音は?
彼女の存在意義とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 15:32:31
40933文字
会話率:63%
第一王子に婚約破棄された公爵令嬢は、事前に引き継ぎの準備を進めていた。
まっすぐ領地に帰るために、その場で引き継ぎを始めることに。
様々な調査結果を暴露され、婚約破棄に関わった人たちは阿鼻叫喚へ。
第二王子?いりませんわ。
第一王子?もっ
といりませんわ。
第一王子を慕っていたのに婚約破棄された少女を演じる彼女の本音は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 22:35:51
2584文字
会話率:53%
ある日公爵令嬢アレクシアは、お一人様を満喫していたアラサー有森優花の記憶が甦る。同時に、この世界がなんとなくやった乙女ゲームの世界であることに気付いた。ミリしらよりマシな程度のね!?
遠くから眺めるだけのモブだったら最高なのに、与えられた
役割は悪役令嬢。でもそれはいい。超がつくゴージャス美人でスタイル良しの悪役令嬢はかっこいいが詰まっている。それにヒロインよりはマシだ。
だけど断罪されて修道院行きなんてのは冗談じゃない!美味しい物が食べられないじゃない!
絶対に断罪回避を胸に誓い、まずはヒロインが登場する前に王太子の婚約者候補を辞退しよう。どうせ嫌われているしね!ずっとストーカーまがいのことをしていたせいだけど。
今までの行動を思い返すと、申し訳ないやら、恥ずかしいやらで、むしろ王太子に近づきたくない。恋愛に興味のなかった前世の記憶が甦ったせいか、恋心は霧散したのでこれ幸いとフェードアウトさせていただきます!
無実の罪を着せられたくないので、ヒロインのカモさんたちは近づかないでください。恋だの愛だのアレクシアの人生に必要ありません。だって父と兄に溺愛され、実家公爵家に居座りオッケー、身分もお金もあるのでひっそりお一人様を優雅に満喫します!
……って思っているのに、あれれ?
※ 作者に都合のいいゆるふわ設定なので合わない方はそっと閉じてください。
のんびり更新していくので、お付き合いいただける方よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 00:00:00
187738文字
会話率:38%
婚約者の『アルマ』に呼び出された主人公『ルカ』は
婚約者から「若い聖女が現れたからお前はお役御免」と告げられた
なんでも、一緒にいるなら可愛くて若い聖女がいいに決まってるって
分かりました、そんなに言うなら婚約破棄しましょうか?私もデリカシ
ーが無くてバカな婚約者はいりませんから。
そんな時昔から仲良しの『ルーク』に結婚を申し込まれて…!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 20:01:43
423424文字
会話率:41%
乙女ゲームのヒロイン・マリエットに転生した元社畜の宮本は、推しの黒騎士とのハピエン目指して王宮の侍女見習いとなる。
ところが最初に出会った攻略対象は、最も避けたい第一王子ムスタファだった。
彼の溺愛ルートのエンドは世界滅亡。マリエットは闇
の世界で幸せになる筋書きだ。
しかもヤツの前世は世界で一番嫌いな男、木崎。
なんの因果だと嘆いたけれど、お互いに溺愛ルートを回避したいと利害が一致。近寄らない関わらない距離を置こうと決めたのだが……。
マリエットを気に入っているチャラ王子が絡んでくるし、肝心の黒騎士には不審の目で見られる。
マリエットはきちんとハピエンを迎えることができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 16:42:41
641184文字
会話率:44%
私エティは、公爵家令嬢ルリエティア様の専属侍女。
ルリエティアお嬢様はこの国の令嬢の中でも抜群に見目麗しく、使用人にもお優しくて・・・でも・・・ちょっとだけ・・・いや、すごく・・・社交嫌いなのだ。
でも、でも・・・・。お嬢様には華々しく
社交界で活躍していただかなければ!
何故なら・・・私には野望・・・っじゃなくて・・・大事な目的があるから・・・。
私には・・・前の世界で公爵家令嬢ルリエティアとしての記憶がある・・・・・・そう、私は無残に殺されて命を終わらされた・・・。
私が、なんでまたこの世界に居るのか全く分からないけど・・・でも・・・・復讐なんてしないわ。
だって、せっかくまた生きてるんだもの。
とにかくこの世界では平穏に生きて・・そして私は絶対に幸せになってみせる!
その為には・・・ルリエティアお嬢様・・・あなたには社交界で活躍してもらいます!
そして・・・私は・・・私の幸せ・・・稼ぎます・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 10:33:06
10856文字
会話率:29%
スコット侯爵家の末娘クリスティーヌは、5歳の時に階段から落ち前世の記憶を思い出した。前世の美咲は男運の無い女性で、友人にクズ男ホイホイと言われていた。
前世の死因は、付き合っていた借金男にキレられて、突き飛ばされた結果階段落ち…死ぬ間際
に、男運の無さを嘆いたのを神様が哀れに思ったのか、目覚めたクリスティーヌには、男性の頭上にその人の性格、女性に対する態度が文字として見えるチートが……。さらに、クズ男であればあるほど近づくと体調が悪化するおまけつきだ。
最悪なことに転生したこの国の結婚制度は一夫二妻制だった。前世日本人だったことを思い出したクリスティーヌにとって、女性二人を娶るこの国の男性はクズ男認定されてしまい、ほとんどの男性を受け付けなくなってしまった。男性恐怖症になった結果、5歳から引き籠ることになった。
このままでは一生引き籠っている、それは流石に拙いと思ったクリスティーヌは8歳の時、王宮の主催するお茶会に参加した。そこに参加していた第一王子ギルフォード殿下に気に入られかけるが、この王子が最強のクズ男らしく、激しい体調不良に襲われてしまう。ここで何かの間違いで婚約者に指名されたら詰むと思ったクリスティーヌは、16歳で成人して一夫一妻制の隣国に留学し、そこで運命の旦那様を見つけるべく、奇跡的に体調が悪くならなかった第二王子のアルバート殿下に契約婚約をもちかけた。
チートに翻弄されながらも、幸せになろうと空回りするクリスティーヌは、運命の相手を見つける事が出来るのか??
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 08:37:09
140810文字
会話率:62%
婚姻を間近に控えた或る日。公爵令嬢グレイスの元にやってきたのは、婚約者であるレブロン王国第一王子ハリス。
「婚約を破棄したい」というハリスに、「お望みのままに」と、ふたつ返事で了承したグレイスは、慰謝料を支払う用意があると告げるハリスに「殿
下、ご冗談を」と笑い飛ばす。
グレイス・ベルナ・ローゼンハイムは、ただの公爵令嬢にあらず。
魔神から世界を救った【七耀の星】であり、ラターニア大陸で最も崇められている超攻撃型の『光陰の聖女』である。
「そんな端金などいりませんわ」
彼女はすでに、一国の王子など足元にもおよばぬ名誉と金を持っていた。
別れ際、グレイスは告げる。
「さようなら、殿下。今日の日の決断を、ゆめゆめ後悔なさいませんように」
※ 『エブリスタ』 『魔法のiらんど』に掲載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 18:22:37
148652文字
会話率:38%