大地、地底、海底――美しき三大王国。
15年後、世界は巨大隕石によって滅ぶ運命にあった。
全生命滅亡へのシナリオを回避する唯一の方法。それは、古代に記された予言「三つの鍵を集め、巨大な扉を開くこと」。予言に選ばれた純朴な9歳の男の子エ
シルバ。彼は鍵を集める役割を担っていたが、そのことを知らずして、優しい叔父さん一家と平和な日々を過ごしていた。右手に奇妙なあざが現れた時、国家組織のシブー(役人)が訪れ、三つの真実を告げる。一つは、エシルバの父親はかつてシブーの英雄と呼ばれた偉人で、9年前に反乱を起こし敵となったこと。二つは、巨大隕石を阻止するためにエシルバの力が必要ということ。三つは、エシルバがかつて予言に選ばれた大悪人の末裔であるということ。エシルバは彼らに力を貸すため、愛する家族を置いて故郷を離れる決断をした。
シブーとなったエシルバは、使節団と呼ばれるシブーの内部組織に配属された。しかし、「犯罪者の息子」「大悪人の末裔」というレッテルに悩まされ、社会から冷たい洗礼を受けることは避けられなかった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 21:23:00
267465文字
会話率:49%
銀河標準歴1150年に銀河連邦は新たな知的生命体との遭遇を果たした。その知的生命体は原子力やインターネットなどの科学文明を既に築いてはいたが、惑星を代表する統一政府はまだ成立しておらず、非民主主義国家も数多く残っていたため、銀河連邦として
すぐに国交を結ぶことはやめて、しばらく観察を続けながら接触の機会をうかがっていた。
第1部は発展途上の知的生命体を観察する使節団の日常を、不定期更新で描いていく予定です。第1部が終了する前に第2部(接触篇)、第3部(ボーイミーツ~)を開始&終了させるかもしれません。気長にお付き合いの程、よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 16:51:40
32956文字
会話率:47%
この星に残された時間はあとわずか。
プライドを捨てて、因縁の惑星との交渉に臨む、使節団の奮闘記です。
元のお話を想像しながら楽しんでください。
最終更新:2021-12-04 18:40:50
1279文字
会話率:0%
外国の使節を前に、堂々とした態度で陛下のお言葉を英訳して伝える通事。身分は低くとも高給優遇される通事は、若い下級士族たちにとって、憧れの職業の一つだった。
「どうしたら、あんなふうにしゃべれるんじゃろ」
ヤーバン皇国サマエ藩の下級士族チカ
ラは、同僚たちの前でそういった。
「ローマ字読みを止めて英語読みにすればいいんじゃ」
リョウガは、簡単にそう返した。
そんなことあり得るのだろうか、藩士たちの口論が始まった。その結果は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 21:30:57
8686文字
会話率:39%
「ティアフレア・ローズ・フィーン嬢に使節団への同行を命じる」
かつて、忌み子と呼ばれた公爵令嬢がいた。
誰からも嫌われ、疎まれ、生まれてきたことすら祝福されなかった1人の令嬢が、王国から追放され帝国に行った。
そこで彼女はある1人の
人物と出会う。
「君はとても美しい」
彼のおかげで冷え切った心は温められて、彼女は生まれて初めて心の底から笑みを浮かべた。
しかし、そんな彼も孤独を抱えていた。
「ずっとお側にいますね」
彼に温められ、救われた彼女の言葉が、今度は彼を救う。
ーー蜂蜜みたい。
これは金色の瞳に魅せられた令嬢が幸せになり、そして1人の男を幸せにする、そんなお話。
これは10月1日に投稿した「〈短編〉忌み子と呼ばれた公爵令嬢」の連載版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 13:04:33
15204文字
会話率:48%
「ティアフレア・ローズ・フィーン嬢に使節団への同行を命じる」
かつて、忌み子と呼ばれた公爵令嬢がいた。
誰からも嫌われ、疎まれ、生まれてきたことすら祝福されなかった1人の令嬢が、王国から追放され帝国に行った。
そこで彼女はある1人の
人物と出会う。
彼のおかげで冷え切った心は温められて、彼女は生まれて初めて心の底から笑みを浮かべた。
ーー蜂蜜みたい。
これは金色の瞳に魅せられた令嬢が幸せになる、そんなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 19:17:03
9960文字
会話率:47%
人類が他種族の国境を侵すという事件が多発する。
獣人族の少女、メロウは人間の王国に派遣された使節団の一員として王国にやってきた。
街中を歩いていたある日、王国騎士と名乗る青年アレンに求愛をされるメロウ。
しかし、アレンの物言いにメロ
ウは失礼だと怒りを覚えた。
他の投稿サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 17:27:38
2530文字
会話率:47%
戦国時代、南蛮船の来航により日本が世界とつながると同時に、日本の鬼たちは海外へと進出した。
中でも、鬼の総大将である酒呑童子は、遠くキリスト教の総本山であるローマにまでその版図を広げ、暴虐の限りを尽くしていた。
これに手を焼いたロ
ーマ教皇の命令により、鬼を倒せる日本刀を使いこなす剣士が集められ、天才剣士と名高き、ミゲル、マンショ、マルチノ、ジュリアンの四人の少女たちは、一路、ローマを目指して世界を旅することとなる。
行く手を阻む日本の鬼や西洋の悪魔を前に、少女たちの刀が乱舞する!
この物語は、刀と十字架を胸に、はかなくも美しく、時に元気いっぱいな少女剣士たちが繰り広げる、剣と青春にあふれた鬼退治の和風ファンタジーである。
毎日更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 09:05:12
149028文字
会話率:42%
「何というか、あの娘……よく食べていたな」
和平のための使節団の一人、魔道具技師の少女シャルトルーズの食べっぷりに、砂の国の王バーガンディーはしみじみ呟いた。
シャルトルーズがよく食べるのは『悪意を感知する力』を行使するためらしい。ついで
に毒も効かないようだ。
「このおかげで何でも食べられてお得なんですよ。腐った物も、味さえ気にしなければお腹だって壊しません!」
元気にそう言っていたシャルトルーズだったが、そういう問題ではない気がする。
これは砂の国の代替わりしたての王バーガンディーと、森の国から来た魔導具技師のシャルトルーズが、友情っぽいものを育みながら、国の騒動を収めるお話。
前半ほのぼの、中盤からシリアスなファンタジーです。
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-08 12:00:00
48515文字
会話率:38%
謎に包まれた都市国家【イレニア】。使節として派遣された魔法使いのアオイは、イレニアを象徴する【聖女】、政治を司る【聖議会】と会合する。だがその夜、聖議会のトップであるノクタヴィウスが殺害されてしまう。彼の死は、イレニアの美しい街並みに隠され
た暗部に繋がっていく。
全十四話完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 17:00:00
73969文字
会話率:42%
西暦30XX年人類は異世界を発見した。
異世界の国との国交、文化の交流のため使節団に参加することになった人物の異世界日常物語
最終更新:2021-07-10 16:14:15
20531文字
会話率:74%
鎖国が解かれたばかりの江戸時代末期に、エジプトでスフィンクスと記念撮影した男たちがいた…。
江戸幕府がフランス政府に派遣した外交団『横浜鎖港談判使節団』
長い間、鎖国により欧州文化に触れてこなかった者たちが、突如としてフランスのナポレオン
三世に謁見することとなる…。
待ち受ける道中の苦難、慣れない文化への戸惑い…。
池田長発率いる日本人使節団が辿った歴史とは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 13:28:20
42626文字
会話率:50%
マクレチス国の使節団員である調理師のライス・オーモリ―。絶対味覚を持つシェフとして著名であった彼が、様々なきっかけから、暗黒魔女をはじめとする怖い仲間とパーティを組むことになってしまう。
当初は目的のないただの集まりであった彼らが、とあ
る出来事を境に、強大な敵との戦いに臨まなければならない事態となる。
正しい者とは、悪しき者とは、ほんとうの答えは誰にもわからない。
帰残大戦《きざんたいせん》
自分たちの道を信じて進む者たちの軌跡を、どうぞご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 06:41:19
143184文字
会話率:39%
・アルファポリスキャラ文芸月刊(2020/9)人気順21位、日間(2020/9/26)9位
・エブリスタ青春ジャンル日刊ランキングで2020/8/22に63位、8/6に69位
禁断の移籍。それはサッカー選手の宿敵のチームへの移籍を意味し、移
籍元のファンは時に荒れ狂い怒り狂う。
天才キーパー神白樹は幼少時からスペインの超強豪サッカーチーム、ルアレ・マドリーダの下部組織に所属しており、ファンに愛されていた。だが神白は15歳で、ルアレの永遠のライバルチームであるヴァルセロナSCに移籍する。
18歳になった神白は、ヴァルセロナの下部組織の年齢別カテゴリの頂点、フベニールAに所属していた。そして試合に出場し、PK戦に臨む。しかし神白の目の前に、怒れるファンが投げた豚の頭が落下する。ファンから逃げて、スタジアム内のチャペルに逃げ込む神白。そこで慶長遣欧使節団の末裔の少女が天から舞い降りてきて……。
温厚篤実で努力家ながらも過去の移籍が原因で心の闇を持つ青年が、神秘的な美少女との出会いを通じて自分の殻を破り成長する様を描きます。
(作者はサッカー経験者で、海外サッカーの大ファンです。サッカー物で新人賞一次も数度通過しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 23:01:25
80303文字
会話率:14%
☆シンデレラ・サクセスストーリー~私、やらかしてます~
大好きな乙女ゲームの世界に純粋培養可愛い系の主人公として転生した、中身は世間ずれ、悪意まみれ上等の30代喪女。大好きなゲームキャラ。その子たちがゲームのキャラクターとしてでは無く、実在
してて、大変な目に遭うと分かっているのなら、助けたいじゃないですか。『権力もチート能力も無い。私の武器はこの容姿と私の前世での経験』
お家騒動から恋愛沙汰…色々やらかしながら生きていくという駄文です。(1話700~2000文字くらいですv)
※改訂版から一人称での加筆をしました。本編との内容の重複はほとんどありません。
☆キース・シャーウッド編
結界が壊れかけ、近隣諸国との国交回復や軍部の改革に奔走するイングラデシア王国。
そんな中、グルタニカ王国の使節団がやって来た。
目的は友好国としての国交を結ぶため。
だけど、真の目的はリナ・クランベリー(旧姓ポートフェン)を連れ帰る為だった?
リナの正体とは……。
☆おまけ グルタニカ王国、リナの知らない過去の話 注)バッドエンド
キース・シャーウッド編の数年前。
リナの記憶にないグルタニカ王国での話があった。
キースたちだけが知っているリナの前世のお話。
2020/9/18 加筆修正 2020/9/19 登場人物他追加
誤字脱字報告からの修正2021.1.26
よろしくお願いします。
カバーイラスト 作画)遊び心さま 一話目に挿入しています。
https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im9792070
読んで下さって、ありがとうございます。感謝しかありません。
※お話は、カクヨム・ノベルデイズ・ノベルアップにも上げています。
それ以外の所では、上げていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 14:00:00
231252文字
会話率:38%
私は死神の恩恵を受け入れ、暗い使節になり、鋭い鎌を振って、殺す喜びを楽しんだ。
最終更新:2021-02-04 12:19:13
3961文字
会話率:6%
同級生に振るわれた暴行によって瀕死に陥っていた佐々木真菜を異世界に呼び出したのは、吸血鬼の女王アルヘラ・ヴァン・グランベルグだった。
アルヘラの望みをかなえる代わりに命と生きるための力を与えられた真菜。
期せずして二度目の人生を得ることがで
きた真菜は、今度こそ自由に生きることを決意する。
人間の世界に潜り込み冒険者としての生活をスタートした真菜は、アルヘラの力を使いこなせるようになっていく過程で自身の地位を盤石なものにしていき、順風満帆な生活を手に入れることに成功していた。
真菜は誰にも文句を言われず、誰からも搾取されない自立した生活を手にした。それを失わないよう努力する日々を楽しんでいた。
そんなある日、この世界が異世界と繋がったという情報を耳にする。最初は「ふうん」と興味すらわかなかったが、繋がった先が日本だと聞いて驚愕する。
面倒になると理解した真菜は、関わらないように立ち回ることを決めた……その二年後。たまたま帝都を歩いていた真菜は、異世界と交渉に来ていた日本人外交使節団の一人に日本人であると特定されてしまう。
冒険者として積み上げた実績がそのまま信頼に置き換わり、真菜は否応なく日本と関わることになる。
日本と異世界の交流として開かれる学院の仕事。
異世界から依頼される仕事。
日本――地球からの仕事。
過去の因縁、手に入れた日常。心残り。
元日本人にして元人間となった佐々木真菜が送る日々の一時を切り取って、追っていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 05:50:11
170017文字
会話率:24%
獅子翁王国では、神獣王国の親善使節団を歓迎するパーティーが行われた。場違いな宣言で、突然婚約破棄される、ゆっくり御令嬢ビアンカ。英雄王子ネロの長広舌は、情報量が多すぎて、脳内処理が追い付かない様子。
最終更新:2020-09-04 00:00:00
7788文字
会話率:37%
人口爆発の結果地球を捨て、宇宙移民が一般化した未来
当初、居住に不便であっても移民を強行し続けたが(棄民策の意味もあったため)
開発可能な惑星が多数見つかり、むしろ開発に必要な人資源が不足しだした。
居住環境劣悪な旧移民星から、新規に開発
中の惑星への再移民が活性化され
再開発ラッシュも一段落、地球側は棄民された星に再度目を付け
使節団を送り出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-18 22:33:38
3187文字
会話率:8%
孤児院で育ったレネは、ユレイア公爵家に侍女見習いとして引き取られるが、女の子のいない公爵夫人に可愛がられ、教育を受ける。公爵家の3人の息子達の中でも嫡男のジルディークに身分違いの恋をする。15歳になった時に、敵国ハヴェイと和平が成立し、友好
使節が訪れる。そこからレネの出生が分かり、ユレイア公爵家から離れることになる。実の親元に引き取られたレネは、それでもジルディークを諦めることが出来ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-01 00:00:00
119652文字
会話率:25%
空を見上げれば広がっているのは青い海と緑色の大地。不思議なことにこの世界は球体の内側のような空間に存在しているのだ。
この宇宙もなければ水平線もない、そして空間の中心には光の玉があり、強く輝けば昼間の太陽それが弱まると夜の月となる。
これはそんな不思議な世界へと来てしまった日本の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-12 00:40:58
13297文字
会話率:33%