浮方悠乃はこの世のものではない。あれはきっと妖怪だとか、UMAだとかそういった人ならざるものに違いない。
そう思わせるほどに浮世離れした美しさを持つクラスメイト浮方悠乃の隣の席になってしまった平凡女子の武中千遥は不意に彼女に声をかけられ
奇妙な挨拶を口走ってしまう。
「おはよう」それなのに嫌な顔ひとつせずに挨拶を返してくれた浮方悠乃のことが千遥はどうしても気になってしまい・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 10:19:56
4052文字
会話率:33%
妖魔、それは異形、人ならざるもの。人を喰らい、知識を蓄え、強くなる。普通の人間なら太刀打ちすることすら叶わない化け物。
妖魔に対抗する組織、特務警察科。
幼い頃に両親を目の前で妖魔に殺された主人公、夜屍魁斗(よかばねかいと)は中学を卒業後
、高校へ通いながら特務警察科に所属することに…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 23:44:52
78474文字
会話率:51%
人ならざるものが視えるエレノアは、気味が悪いと義母と義姉に虐げられていた。
政略結婚で嫁いだ先は、公爵家当主セインの元。視えるせいで夫の前でも不審な行動ばかり取ってしまい、元々希薄な夫婦仲はますます拗れていく。
挙句の果てに、エレノアは
崖からうっかり転落して、命を落としてしまうのだった。
──気がつくと、縁談が決まった日に逆行していた。
今度こそ、周りに振り回されてばかりで、臆病な自分を変えたい……!
すると、前回の人生では「君を愛するつもりはない」と言って冷淡だったセインの対応がなぜか違って……?
「君を歓迎しよう」
「歓迎ですか!? だ、旦那様、何か悪いものでもお食べになったのではありませんか? 例えば、道端のきのこを摘んだとか」
「そんな意地汚い真似はしない。それより、長旅で疲れただろう。ゆっくりと体を休めてくるといい」
「!?」
(二度目の結婚、旦那様の様子が違いすぎでは??)
★不思議なものが視える妻とその夫のセカンドラブストーリーです。
他サイトでも公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 16:26:56
80569文字
会話率:52%
首筋に、ぽつんとふたつの赤い痕――
少女と夜と人ならざるものの道がひととき交わって。
どこにでもいるような夢見がちな少女が、長い夜の旅に出るまでのおはなし。
『わたしを、どうかここから連れ出してくれますか』
最終更新:2022-12-22 23:12:28
45345文字
会話率:15%
500年前、世界は闇に覆われた。
闇は人を飲み込み恐ろしい怪物へと変え、人々を恐怖の絶望へ突き落とした。
カランという小さな地下集落に生まれたカシューという少年は動物や精霊と言った人ならざるもの達の声を聞くことができた。
これ
はカシューが様々な苦難を乗り越えて世界を変える冒険へ出発する物語である。
趣味で書いてます。絶対に続かないで読まないで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 22:18:32
1882文字
会話率:26%
母親に聞こえてきた人ならざるものの声。
ねぇ、いらないなら、私にちょうだい。
最終更新:2022-09-09 22:22:53
700文字
会話率:27%
異能
それを宿した人が生まれてくるようになったのはいつからか誰も知らない。ただ、妖と呼ばれる存在が出現してそれに対応すべきと生み出された力。人はそれを
「神に選ばれた者に宿る力」
だと称えた。そして、それから数百年経った現代でもそれを脈々と
受け継がれる家系は数多に存在する。
彼らはいまだに人に対して害ある人ならざるもの、妖を退治している。
その最も大きな家である佐久良家。彼らは本家と分家で一島国とは言え、すべての地域を妖から守っていた。
家から捨てられたはずの少女が世界でも他に類のない異能を持つことを知った佐久良家は捨てたはずの彼女を家に迎えて1人の青年を世話係につけた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 21:00:00
466793文字
会話率:52%
銀髪で蒼眼の美しい少女___リーリアは母を亡くし貧民街で一人で暮らしていたところ、突然やってきたアッシャー公爵家の一員として連れて行かれた。
少女にはとある特別な能力を持っていた。
_______それは歌に心を込めることで人々の傷を癒
すことができるというものだった。
リーリアが逃げ出さないよう枷をつけられ、窓が一つしかない部屋に閉じ込められていた。
そんな日常がリーリアにとっての世界であった。そんな日々ががらりと変わってしまうのは、1匹のコウモリとの出会いだった。そのコウモリがリーリアの血を舐めると、とても美しい青年へと姿を変えたのだ。
漆黒の髪に血のように紅い瞳。そして鋭い牙を持った_____そう、彼は吸血鬼だった。
「我の名は、ルーク・レクテーター_______出たいか、人間。この部屋から」
その冷たい手を取ると、赤く染まる満月の下に少女は引っ張られるように連れ出された。
ルークがリーリアを連れてきたのは、夜の国と呼ばれるアルカナという世界だった。そのには人間以外の異形が面白おかしく暮らしているという。
リーリアは人と人ならざるものとの価値観の違いに悩まされ、時にルークの非情さから人間との違いを突きつけられながらも自分が吸血鬼であるルークのことが好きになってしまったことに気づく。愉快なことにしか全く興味を示さないルークに翻弄されながらも、人間とは違う一途な異形たちの温かい物語に触れていく________。
これはリーリアが異形の世界"アルカナ"にて自らの存在意義を見つけ、そしてルークの手によって____
_________殺されるまでの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 18:00:00
22520文字
会話率:37%
世界はマナで満ちている。
マナとは生きとし生ける者全ての根源。
マナ無くしては生けること叶わず、死すれば全てこの根源へと帰する。
人もこの理から逃れられず、マナより産まれてマナへと還る。
人がマナの有り様に気付いたのはい
つの事だったであろうか。
種として台頭し、魔種や竜種を抑えて世界を席捲した事に、マナが無関係であることはあり得ない。
人ならざるものに対して、マナ無くして立ち向かう事は、素手で鉄塊を砕こうとする事に等しい行為だ。
故に人の歴史はマナ研鑽の歴史と共にある。
神の名のもとにマナを謳い、讃え、そして遺して現在に至りやがては別の彼方へうつりゆく。
この物語は、そんな歴史のひと欠片が次へと至るまでの苦難と激闘の記録である……
はず。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 08:52:39
229717文字
会話率:69%
私こと主人公の妖魅(ようみ)は昔からもののけが見えてしまう。
昔から周りには少し気味悪がられ、妖魅自身もそれらとは関わらないように生きてきた。
しかし、ある日の帰り道に『彼』――幽霊の少年・生田と出くわしてしまったことから、物語は動き出す。
妖魅は生田を無事に成仏させようとする一方、強い恋心を抱いてしまうのだった……。
霊の幼女、都市伝説のメリーさん、最恐の都市伝説を求めるオカルト女子高生、狼人まで……。
生田の他にも次々と妖魅の前に現れる人ならざるものたち。
葛藤を抱えつつ、やはり彼らを愛してしまう妖魅の人生の行先は?
『オカルト✖️恋愛✖️たまにホラー』の日常系ファンタジー。
※朝四時に毎日投稿です。
※この小説は、
『人ならざるものに愛を寄せて』
https://ncode.syosetu.com/n5337hr/
の連載版となります。
第一章は加筆修正したもの、第二章以降は連載版オリジナルです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 07:00:00
118000文字
会話率:33%
あたし――霊視少女・丘子は、小学校三年の時に都市伝説と初めて出会っちゃいました。
それからというもの、あたしは最恐の都市伝説を求めて日本各地に飛んでいき、そこで妖怪たちとのバトルやら何やらを繰り広げるのです!
いつか悲鳴を上げるような
都市伝説に遭遇できることを、夢見ながら。
※毎日投稿、七話完結です。
※こちらは、↓の作品の番外編となっております。よければ本編もどうぞ。
『【連載版】人ならざるものに愛を寄せて』
https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/1995408/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 07:00:00
38454文字
会話率:19%
私こと主人公の妖魅(ようみ)は昔からもののけが見えてしまう。
昔から周りには少し気味悪がられ、妖魅自身もそれらとは関わらないように生きてきた。
しかし、ある日の帰り道に『彼』――幽霊の少年・生田と出くわしてしまったことから、物語は動き出す。
無事に妖魅は生田を成仏させようとする一方、強い恋心を抱き始めていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 14:02:27
8900文字
会話率:32%
「あなたの自死、代行します」
人ならざるものを視る少年と、人ならざるものを聴く少女。そして、死んだ恋人に取り憑かれた少年。
佐鷺町には、死を望む者に、その死を代行する者たちがいるという。
黄昏時に、丑三つ時に、異能の少年少年が暗躍する。
自死代行人を名乗る彼らの目的とは。
ホラーミステリーもどきの群像劇です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 15:50:14
156098文字
会話率:52%
いつかの時代のどこかの村に、名もなき神を祀る祠があった。渓谷の底、荒々しい急流に削られ続ける岩の隙間の洞窟に、ひっそりと封じられた神には、人の命と引き換えに願いを叶える力がある。
それは、神と人との『取引』だった。
大昔、谷底の神
を崇める村で、浅葱と鈴蘭は穏やかな日々を送っていた。しかし、ある日を境にその日常は崩れ始める。
現代、此方ヶ丘の町で暮らす、幼馴染の朝陽と真昼は、個性的な友人たちと共に青春を謳歌していた。彼らの通う此方ヶ丘高校は修学旅行を控え、生徒たちは浮き足立つ。
不思議な夢を見続ける朝陽、真昼に忍び寄る怪しい影、人ならざるものの噂話、町に蔓延る不良たちの活発化、そして行われる『取引』、波乱の修学旅行が始まる。
これは夢と現実を介して繋がった彼らの、【絆】と【恋】の物語だ。
━━━運命に惑え。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 23:46:08
102723文字
会話率:40%
舞台は現代日本、表の世界とは逆の裏の世界には悪魔や天使、妖怪果ては神々と言った人ならざるもの達、通称アフターがいる世界。
主人公 青崎 時雨はある1件から記憶を無くしたアフターのラトに憑かれ、アフターを操る事の出来る供物人となってしまうラ
トの記憶を取り戻すために青崎時雨は自衛隊、対異能対策科、通称:異対科に入るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 10:22:53
169851文字
会話率:61%
東亰・四区の真宿。
≪バグ≫と呼ばれる怪物がはびこる街で、理容師見習いの乃伊はある日、不死者の時野谷と出会う。
「おまえは呪われているね」
そう言われた乃伊は、気が付くと文字通り時野谷を「喰って」しまっていた。
しかし死なないためものともし
ない時野谷から、なぜか友達認定をされてしまう。
人ならざるものを喰らう少女と、不死者が織りなす日常ときどきバトルの話。
※1話からカニバリズム(食人)を含む特殊性癖が出てきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 19:00:00
145029文字
会話率:48%
"あやかし奇譚"。
それは、つくも島のつるは学園に眠っていると言われる、古い書物。それには、人ならざるもの、あやかしが封じられている……。
つるは学園に通う、中学部1年生の綾乃はある日、その封印を解き、"あやか
し奇譚"の主になってしまった。自らを座敷童子と名乗る少女や、あやかしを全員探せと言い出す退魔師たち、個性豊かな"あやかし奇譚"のあやかしたちに振り回されて、もう大変!
綾乃の一筋縄ではいかない、主さまライフスタートです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 20:20:03
9075文字
会話率:48%
幼くして嫁いだ睡蓮は、夫である春正と仲睦まじく暮らしていた。
けれど美しい春正を主君の末娘が欲し、睡蓮と離縁するよう要求してくる。
戦功を上げることで縁談を断ろうと、敵城に乗り込む春正。しかし敵将が放った火に呑み込まれ、生死の境をさまよう
ことに。
春正を救うため、人ならざるものと取り引きした睡蓮は、爛れた姿と化してしまう。そして春正も、代償を背負うことになり――。
妖が存在する戦国の世を舞台にした和風恋物語。
※他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 06:28:50
103267文字
会話率:33%
「最強の冒険者になる!!」そう誓った少年は、ある日を境にその体に人ならざるものを受け入れた。それでも少年は夢を諦めず、多くの仲間と巡り会う。混ざりモノの体を持つ少年は世界をどう生きるのか。そんな少年と一癖も二癖もある仲間たちとの冒険と成長を
描く物語。
※初投稿で、書くスピードは遅いですが、多くの人に楽しんで貰えるような物語を書いていきたいです。感想や評価が貰えるとモチベに繋がります!どうぞよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 14:21:03
31372文字
会話率:33%
月夜の夜に人ならざるものは動き出す。月に照らされる吸血鬼に出会ってしまった少年は、元の道には戻れない。
これは少年が救われる物語。これは少年が過去と向き合うための一歩目。
最終更新:2022-02-20 22:00:06
11001文字
会話率:57%
人を殺めたとある魂は、その罪を背負うことを許されず、ただ罪を見つめるしか術がなくなった。
罪の重さを知るための、さ迷う魂の物語
最終更新:2022-01-11 15:09:37
28541文字
会話率:33%
深夜散歩中、興が乗っていたのか思いのほか遠くまで来た。
川と山の間にある大きな広場。
刈り揃えられた雑草が緑の絨毯のようで眼に優しい。
深く息を吸い込み肺を新鮮な空気で満たしていると
遠くで白いものが動いているのに気づいた。
最終更新:2022-01-07 11:00:00
1311文字
会話率:14%