貴族への陰口等は、“ご指摘”となり、“いじめ”にはならない。ただし、平民へのいじめは大罪だ。
第一王子ハムルの婚約者ルチアナ・マルティーダ公爵令嬢は、幼い頃から周囲からの“ご指摘”に涙を流す日々を過ごしていた。
ハムルに助けを求めるも、「
貴族なのだから、自分でなんとかしろ」と見捨てられ、大人に相談しても同様。
そんなルチアナは、強くなると決意する。
数年経ったある日、ハムルが突然ルチアナに婚約破棄を宣言する。
ルチアナは慈愛の微笑みを浮かべながら、ハムルに婚約破棄を撤回させ、周囲にも緘口令を敷き、全てをなかったことにした。
そんなルチアナの懐の深さにハムルは感動して、ルチアナを溺愛するが……?
描写は控えておりますが、いじめ等に関わる言葉が出てきます。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 11:01:00
3446文字
会話率:49%
リナは実家で家を不幸に貶めた元凶とした厄介者扱いされ、母親の手によって侯爵家に売られた。彼女はそんな自分を妻として受け入れてくれた旦那様を支えることを誓い、彼に「美しい」と褒められる日々に幸せを感じていた。しかし、それは所詮、仮初めの幻想で
しかなかったことに彼女は気がついてしまう。
それは国随一誇り高き身分の王太子殿下が侯爵邸にご滞在されることが決まったときだった。夫の企みに気がついたものの、リナはそれを拒絶することもできず夫の思惑通りに事を運んでしまう。
その末で、彼女は思い知る。自分は決して、幸せにはなれないのだと。
家族にも夫にも、決して愛されることはないのだと。
──────────
バットエンドです。
色々ぼかしたので分かりづらいところもあるかもしれませんが、書いてるのが辛くなったのでお許しください。
いや、読む方によっては読了後に主人公の幸せな未来を夢見てもらって構いません。独自解釈結構!
(人任せですみません。バットエンド書くの色々な意味で怖いから)
R15で合ってるのかはわかりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 18:00:00
6642文字
会話率:23%
岸は退屈な青年だったが、なぜか5人の女の子に好かれていた。 ナサニエル・エンジェルは、岸が彼女たちの誰も選ばなかったことに腹を立て、岸のハーレムを奪おうと企んだ。
最終更新:2024-02-25 00:02:14
3903文字
会話率:0%
冷たい心の持ち主のシルヴェスターは、氷の貴公子と呼ばれ、皆から嫌われていた。新妻のマリアンネの死にも興味を示さなかった彼だが、時間遡行を経験。気付けば結婚の翌日に時が戻っている。
その原因は、シルヴェスターがマリアンネを顧みなかったことに
あるらしい。態度を改めなければまた逆行するかもしれないと知ったシルヴェスターは、マリアンネにこう宣言する。
「今日から君を溺愛したいと思う」
こうして不器用ながらも妻との交流を始めるシルヴェスター。その内に、冷たかった心にも変化が生じてきて……?
これは、する方もされる方も溺愛初心者の夫婦が、お互いに支え合って幸せをつかむ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 12:04:31
83868文字
会話率:49%
酒は飲んでも飲まれるな。
元婚約者の結婚式で記憶を失うまでお酒を飲んだローゼルは、酔った勢いである青年と婚約を結んでしまう。それは、気難しい性格で皆から嫌われている貴族令息だった。
ショックを受け、何とか婚約をなかったことにできないかと
考えるローゼル。だが、次第に彼の知られざる一面に心を動かされていって……?
これは、正反対の二人が距離を縮め、幸せになるまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 12:29:46
8399文字
会話率:46%
主人公は勇敢な若者でありながら、悲劇的な運命に見舞われた青年です。暴漢に襲われた女性を守るために自らの身を犠牲にした彼は、善行ゆえに天界の全知全能の神の注目を集めますが、自己犠牲が神にとっての命を粗末にした行為と見なされ、神になる資格を剥奪
されてしまいます。
神はある女性の体内に宿る女の子に与える魂で悩んでいましたが、彼が適任と判断し、赤子に魂を与えることになります。転生の女神に魂を浄化して、かの赤子に与えよと指示しました。天界の女神は主人公に対し憐れみを持ち、記憶の消去を行いましたが、全ての記憶を完全に浄化することはできませんでした。このことが後に物語の展開に大きな影響を与えます。
神は女神が完全な魂の浄化を行わなかったことに怒り、女神を主人公の二つ年下の幼馴染として女神の権能を封じて主人公の行動を導くためだけに転生させます。
物語は主人公が幼馴染として女神と再会するところから本格的に展開します。彼らは過去を知らぬまま、自然に心を通わせる友人としての関係を築いていきますが、主人公の記憶が完全に失われたわけではないため、徐々に彼の運命に関わる予兆が現れてきます。
主人公は、神から許される時が来るまでの間、現世での使命を果たすために尽力します。彼は人々を助け、善行を積み重ねる一方で、天界での出来事を思い出し、自らの存在意義を模索します。女神もまた、主人公との絆を大切にし、天界に戻る方法を探し始めます。
時が経ち、物語は主人公と女神の成長と友情、愛情を描きながら進んでいきます。彼らは互いに支え合いながら、神から許される時を待ちます。そして、やがて訪れる運命の瞬間に向けて、主人公は自らの存在と使命を理解し、女神は封じられた力を解放しようとします。
果たして、主人公と女神は神から許される時を迎えることができるのか。天界と現世、永遠の記憶と約束を胸に、彼らの運命はどうなるのか。善行と愛情が織り成す感動のストーリーが、読者を魅了することでしょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 17:47:13
157393文字
会話率:57%
レデアナは怒っていた
自分の婚約者の不甲斐なさにだ
優しさも一途さも甲斐性ないのと変わらない。自分はすべてを持っているのになぜ婚約者はこんなのなのだろう
そう思っていた
あの時までは
前世の記憶を思い出した主人公が気づかなかったことに気づ
いていく物語です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 18:00:00
2608文字
会話率:30%
僕は4年ぐらい全く書けなくなる「ライターズ・ブロック」というスランプ現象になっていました。
その理由は単純に自分の書いた文章が自分ですら楽しめなくなってしまったからです。
どうしてその状況から脱したのか? と言うと「書かなかったこと
により書きたくなった」ということです。
どういうことなのか詳しくは本文をご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 17:06:07
4549文字
会話率:1%
赤ちゃんの頃にフェンリルに拾われたアン。ある日、彼女は冒険者のエルドと出会って自分が人間であることを知る。
アンは自分のことを本気でフェンリルだと思い込んでいたらしく、自分がフェンリルではなかったことに強い衝撃を受けて前世の記憶を思い出
した。そして、自分が異世界からの転生者であることに気づく。
その記憶を思い出したと同時に、昔はなかったはずの転生特典のようなスキルを手に入れたアンは人間として生きていくために、エルドと共に人里に降りることを決める。
そして、そこには育ての父であるフェンリルのシキも同伴することになり、アンは育ての父であるフェンリルのシキと従魔契約をすることになる。
街に下りたアンは、そこで異世界の食事がシンプル過ぎることに着眼して、『創作魔法』を使って故郷の調味料を使った料理を作ることに。
しかし、その調味料は魔法を使って作ったこともあり、アンの作った調味料を使った料理は特別な効果をもたらす料理になってしまう。
魔法の調味料を使った料理で一儲け、温かい特別な料理で人助け。
フェンリルに育てられた転生幼女が、気ままに異世界を満喫するそんなお話。
アルファポリス様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 08:00:00
183545文字
会話率:31%
セレーナは嫁いで三年が経ってもいまだに旦那様と使用人達に受け入れられないでいた。
そんな時頭をぶつけたことで前世の記憶を思い出し、家を出ていくことを決意する。
「…そうだ、この結婚はなかったことにしよう」
※1~4話までは短編版と同
じです。5話からが連載版です。
※ご都合主義、ふんわり設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 06:54:19
50878文字
会話率:50%
セレーナは嫁いで三年が経ってもいまだに旦那様と使用人達に受け入れられないでいた。
そんな時頭をぶつけたことで前世の記憶を思い出し、家を出ていくことを決意する。
「…そうだ、この結婚はなかったことにしよう」
最終更新:2024-01-24 12:56:16
5812文字
会話率:15%
山籠りをしていた中年男のルフレオのもとへ、『100年前に街を救った伝説のエルフ』を探していた冒険者の少女セリカが訪れる。
彼が伝説のエルフでなかったことに落胆し、立ち去ろうとするセリカ。
しかし、セリカが1000年に1人の剣才を持って
いることを見抜いたルフレオは、彼女の師匠を買って出ることに。
初めはルフレオをただのおっさんだと思っていたセリカや他の冒険者たちだったが、彼の卓越した剣技や魔法を目の当たりにし、すぐその認識を改める。
だが、彼らはまだ知らなかった。
ルフレオがただの達人ではなく、2000年もの時を生き、あらゆる技を極め抜いた異端のハーフエルフであることを。
そして、彼こそが100年前、魔王軍の脅威から街を救った伝説の人物であることを。
これは、とあるハーフエルフと、その弟子の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 18:06:24
113235文字
会話率:43%
花々の精霊に愛された王女リディアーヌは、もうじき成人だというのにいまだに婚約者がいない。
婚約話が持ち上がっては相手に運命の恋人が出来て「この話はなかったことに…」となるのを繰り返しており、すっかり婚約話に疲れ切っていた。
そんなある日
、想像もつかないような相手から婚約を申し込まれる。
「人間と精霊って、結婚できるの…?」
これは、花を愛する王女と彼女を想い続けた精霊王の、恋の成就のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 11:18:57
12659文字
会話率:58%
「会いたかった」
高校初日。見知らぬ美少女に泣きながらそう言われて、抱きしめられた和泉。平穏な高校生活を送るため、最初は目立たないキャラでいこうと思っていた和泉は、早々に計画倒れを知る。
「まあ、いいか。彼女もちキャラに変更しよう。しょっ
ぱなから充実してるわ」
と舵を切った翌日、当の美少女、未早が豹変する。
「昨日の私はイカれてた。忘れて」
「いや忘れられるか! 俺たち、クラスでめちゃくちゃ浮いてるんだぞ! どうしてくれるんだよ!」
クラスには馴染めない。そのうえ、変な部活に入部させられてしまう。それでも日常のなかに青春を見出していた和泉だったが、ある日凄惨な死体を見つけてしまい、平穏など最初からどこにもなかったことに気付いていく。
バンパイア×青春×ホラー。一日に二話更新していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 01:33:23
100673文字
会話率:41%
Mは病気だから迷惑をかけたくない。だから配偶者と出会わないようにするために宇宙人の落とした携帯型タイムマシンで過去に戻り出会いをなかったことにしようとした。チャンスは3回のみ。
結局失敗してしまったが、失敗してよかった。しあわせはそこにあっ
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 13:03:59
5435文字
会話率:18%
婚約者として問題なく日々過ごしていたはずなのに、突然告げられた婚約破棄の言葉。
「私は姫、あなたは王子。国を背負っているふたりがそんなに簡単に婚約をなかったことになんてできるの?」
思い悩む姫君をよそに、周りの人々によって事態はさらなる
混迷へ。
はからずも悪役令嬢ポジションで騒動の渦中におかれた姫君。
ふたりをとりまく人々の思い。
婚約破棄を告げた王子の思惑はいったい?
2023年8月中に完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 21:16:42
62036文字
会話率:30%
王国の第一王子リーヴェンジェルトは学園の夜会で堂々と婚約破棄の宣言をした。
しかしその宣言を受けた伯爵令嬢エイヴィーリュは、強大な魔力でもって
夜会の参席者の記憶を奪い、王子が愛を誓った男爵令嬢ロスティオーナの命までも奪い、
婚約破棄を無か
ったことにしてしまう。
絶望に打ちひしがれるリーヴェンジェルト。
しかし彼の心の奥底には、未だ燻る復讐の炎があった。
彼の復讐は果たされるのか!?
王都に隠された秘密とは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 06:00:00
19764文字
会話率:20%
貧富の差が拡大しつつある王国。平民は橋の下や、貧民街の住民を見なかったことにして日々を過ごしている。そういった弱者がこの社会に不満を抱き、復讐してやろうと誓い、悪魔と契約し、呪詛を唱え、魔物と呼ばれる存在になる。そんな弱者にすぎなかった魔物
を抹消し、平民の平和を保つのが、勇者の仕事である。決してこの立場が勇敢で優しい英雄などと僕は思えない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 12:48:42
2832文字
会話率:69%
乙女ゲームのモブに転生して、エンディングを迎えたその日。
モブである私、クリスティーナ・ローゼンは攻略対象であるエスメラルダ王子に告白される、というまさかのエンディングを迎えてしまった。
とはいえそんなことは予想外もいいところ。
殿下から逃
げるように領地に戻り、けれど完全になかったことにもできず、文通で親交を深める日々を送っていた――のだが。
「モブ令嬢は、ヒロインから逃げたい王子に頼られる」の続きになります。
https://ncode.syosetu.com/n3363fx/
先に↑を読んでいただいたほうが話が分かると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 00:00:00
7281文字
会話率:47%
父が玄関で転倒して急死したとの報せを聞いて、私(良子)は家に帰った。母は放心したのか緩んだ表情で玄関に座り込んでいた。車いすの祖父は施設から帰宅して、葬式を差配した。長男の弟は電話で「葬式は出ない。家にも帰らない」と言った。
電話を切
ってから十分ほどして、弟が電話をかけてきた。香典が集まるようだから家に帰る、と言う。弟は香典を盗みに帰るのだろうと考えた私は、銀行から引き出した現金を金庫に移した。
葬式の途中で弟はいなくなり、金庫は空になっていた。弟は香典を盗んだのだろうか。
葬儀が終わると、あらためて誰も父の死を祖父も弟も、そして男尊女卑の家庭で差別されてきた私も、父の死を悲しんでいなかったことに気がついた。
ここで疑問が湧いた。母は悲しんでいたのだろうか。父は、どうして死んだのだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 18:11:12
2126文字
会話率:15%
非シリーズもの怪談のうち、ホラー寄りの短編を集めてみました。
かつては、一作品毎に一投稿していましたが、頁が多くなり管理が大変になるということもあり、短編は「短編集」のカタチにまとめた方が良いなと思うようになりました。
こちらの作品は『怖く
ない怪談【一話完結短編集】 ~ヒューマンドラマは生きている者だけのものじゃない~』と対になっております。あちらはホラー以外の要素が強いもの、こちらはホラー要素が強め、という切り分けです。
本当は過去の一作品一投稿のも削除して、こっちに組み込んでしまいたいんですけれど……|_・) なろうさん的には「投稿作品を減らすのは極力やめてほしい」ってことみたいなんで、過去掲載分については見なかったことにします。
ちなみに、過去にいろんなSNSやら募集やらに投稿した作品を加筆修正した作品も含まれております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 23:30:12
9126文字
会話率:29%
いつも隙を見つけては学校の屋上で過ごしている保智孝介(ぼち こうすけ)。
そんなぼっちの保智は、今日も今日とてピッキングで屋上に侵入しようとドアを開けた。
だがそこには、いないはずの先客がいた。
文武両道、才色兼備の阿久間呼幸(あく
ま こゆき)が魔法陣を描いて何やら叫んでいた。
保智は見なかったことにしようと、ひっそりとドアを閉めるも、逃げるより先に阿久間に捕まってしまい……。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 19:00:00
14457文字
会話率:51%