1998年、夏。
テレビゲームを持っていないだけで、仲間外れにされた僕とアラヤ君との出会い。そして25年後の再会を描く。
最終更新:2025-03-09 23:21:04
3245文字
会話率:8%
赤井林檎は東京都足立区に住む小学6年生。1998年夏の100年ぶりの世紀末では、ノストラダムスの大予言による恐怖が轟いていた。謎の占い師、動物愛護団体、狂犬病、正体不明の敵、Xの棒、地元ヤンキー、謎の美少年、パソコン通信のオカルトサイト。
林檎の眠っていたサイキック能力『グラビトン』がいま目覚める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 20:02:30
11811文字
会話率:26%
1998年1月28日のことだった。
とあるデパートの一角に悲鳴が響き渡った。
その悲鳴を合図に、人々の視線が向かった先では、一人の男が子供を抱きかかえ、手に持ったナイフを突きつけていた。
男の名前は浮世一平。
近くにいた小学生、新谷瑞樹
を人質に取って、迫る人々から逃れようとしていた。
その浮世に近づこうとしている人物が二人いた。
一人は後にノーライフキングと名乗る男で、もう一人はアンタッチャブルと名乗る少女だ。
二人は浮世に声をかけながら、慎重に近づいていた。
この時、周囲を囲う野次馬の多くは浮世のナイフから滴る血を目撃していた。
新谷に怪我をない様子を見るに、そこに至るまでに何者かを傷つけてきたのだろう。
一歩でも間違えれば、新谷も傷つけられるかもしれない。
その緊張感の中で、ノーライフキングは説得を重ねた。
「分かった。君の願いを聞こう」
そして、ノーライフキングがそう言った瞬間、浮世は目に見えて警戒を解いた。
その瞬間、アンタッチャブルが浮世との距離を詰めて、一気に手を振るったかと思えば、浮世の握っていたナイフが宙を舞った。
見れば、アンタッチャブルの腕は刃物のように変化し、浮世のナイフを薙ぎ払ったらしかった。
その変化に人々が驚いている中、アンタッチャブルは更に腕を振るい、浮世の手足を吹き飛ばしてから、その場に浮世を拘束した。
その隙にノーライフキングが新谷を保護し、人々は目の前で起きた凄惨な光景に絶句する。
こうして事件自体は収束するが、この事件は様々な批判を生むことになった。
しかし、それらの声も政府による一つの発表と、それに関連する類似の事件が発生したことから、次第に収束を迎えることになる。
その時の発表というのが〝怪人〟という人ならざる存在と、それを倒すために生まれた〝超人〟という一種の超能力者の存在だった。
やがて、浮世一平の起こしたこの事件は〝最初の怪人事件〟と呼ばれるようになる。
あれから25年が経過した2023年の2月の末。
現在、超人も、怪人も、世間の常識となっている。
※「ノベルアップ+」に投稿している同名作品と同じ内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 21:00:00
629908文字
会話率:43%
ある夜、優花のもとに、驚きのニュースが飛び込んできた。
20年以上前に解散したV系バンド、Blue Roseのボーカル・璃桜の不祥事だ。
彼の大ファンだった優花は、このニュースのせいで、うっかり階段から転落。
目を覚ますと、20歳の春に戻
っていた。
1998年? Blue Roseは、解散どころかデビュー前だ。
それならば……「追うしかないだろう!」
バンギャ魂に火がついた優花は、過去の後悔もやり直しつつ、2度目の推し活に手を伸ばす。
スマホが無い時代?……マジか。
ご当地グルメ……もぐもぐ。
行けなかったライブ……行くしかないでしょ!
これは、過去に戻ったバンギャが、もう一度、自分の推しに命を燃やす物語。
<V系=ヴィジュアル系=派手な髪や化粧や衣装など、ヴィジュアルでも音楽の世界観を表現するバンド>
<バンギャ=V系バンドが好きな女性のこと(ギャ、バンギャルともいう。男性ファンはギャ男)>
※毎日投稿予定
※R15は念のため設定
※カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 21:02:02
94508文字
会話率:15%
「時空を超えた総帥の使命」
1998年、戦争研究家だった鷺宮鉄志は老齢でこの世を去る。しかし、その意識は再び1918年に戻る。だがその世界は現実と違う点が多く、その身は総帥の一家に生まれるという現実にはなかったポジションに置かれていた。自ら
の運命を変えるために歴史を再構築しようとする鷺宮は、総帥というポジションを使い大日本帝国を導く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 21:01:01
17787文字
会話率:29%
1998年フランスW杯を見てサッカーに惚れ込みサッカーを始めた。
小さな街出身の主人公の中学校時代からその後に至るまでのサッカー人生などをフィクションとノンフィクションを交えた作品。
最終更新:2024-10-03 03:30:18
9307文字
会話率:13%
1998年7月、とある小学校で凄惨な立て籠もり事件が発生した。犯人の要求は国会議員全員の処刑だった。到底受け入れる事が出来ない内容だった。
犯人は、10分毎に生徒を殺していくと発言し、本当に10分毎に生徒が殺されていった。外に向けて死体を吊
り下げたり、生首だけが見えるうように置かれていた。
その死体には目がなかった。
もう待てないと判断した特殊部隊が小学校に乗り込んだ。
クラスには既に息絶えた30人分の死体と、犯人だと思われていた担任の死体がそこにはあった。床が血まみれの中で、一人の少年が目玉を食べていた。
真犯人は、そのクラスの一員の生徒だった。
日本中で話題になり、少年法を顧みるきっかけになった事件で、犯人の少年は、超特例として12歳ではあったが、処刑を言い渡される事となった。
本名は笹野蔵ゆうた。偽名はももたろう
死刑執行された瞬間に意識がなくなる。
死んだと確信したはずが、何故か知らない場所で目が覚める。
知らない場所に知らない服。そして頭に違った人格の声が聞こえる。
その声と体の主の名前は、ジャン・アウル。ジャンという名前の子供にゆうたは乗り移る。年齢は同じ12歳。
その世界は地球とは全く異なる世界で、魔法が存在する世界なのだという。
ジャンはその世界の貴族で、初等部に通っているそうだ。ゆうたは訳が分からなかった。そして同時にジャンも訳が分からなかった。
昔は名家と呼ばれていたジャンの家は、今では落ちぶれていじめの対象になっていた。
そんなジャンの身体に入ったゆうたは、いじめっ子を退治する。
ジャンの身体には、殺人鬼ゆうたとジャンの人格が同時に混雑する事に。
ジャンは名家復活の為に、ゆうたは自分の快楽の為に力を合わせる。
サイコパス殺人鬼と名家復活の為に動く男が織り成す、新感覚ファンタジー作品。
※他の投稿サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 21:11:57
272013文字
会話率:54%
1998年、16歳の鈴原健介はマンションの屋上より飛び降り自殺を試みるが、奇跡的に傷ひとつない状態で病院へと運ばれる。翌日、体に何の異常も認められず退院した。だが、翌年の1999年に彼は忽然と姿を消す。そして2012年、ほとんどの人間が彼
の存在すら忘れかけていた時……ひとりの探偵が、鈴原に関する調査を開始した。やがて、恐ろしい事件の真相が浮かび上がる──
※作中に登場する団体や人名や地名や事件などは、全て架空のものです。実在の人間や団体とは、何の関係もありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 18:22:41
121487文字
会話率:47%
1998年の夏、東京上空で巨大な何かを見たが、噂にもニュースにもならなかった。見た事を忘れた25年後に、消された記憶を夢の中で見た。見ただけでなくその中で、奇妙な体験をしていた。壮大な物語の始まりであった。紙と鉛筆とハサミを用意して物語に参
加しよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 22:01:47
111856文字
会話率:0%
注)この作品は「罪深き町に鉄槌を」の続編です。
1972年、夏。
前田千尋は、北海道にある漁師町「日向町」に巣食う暗部を掃討し、平穏な日常を取り戻した。
だが、それは彼女の知らぬ間に、街全体に掛かる「呪い」を解き放つ結果を招いてしまう。
突如として「日向町」を襲った未曾有の大地震。
それにより発生した大津波は瞬く間に町を覆いつくし、「日向町」は1日にして地図から消えることとなってしまった。
時は流れ1998年。
26年前の大災害で海の底に消えた街の痕跡を取材する為に、地方テレビ局のクルーが現地付近までやってきた。
普段と変わりない、ただの1日になるはずだった彼らの運命は、取材活動中に起きた謎の出来事を切欠に急変してしまう…
それぞれの過去を背負い、まだ「生がある者」がそこで目を覚ました時。
彼らの目に映った光景は、真っ赤な空と赤黒い霧に包まれた、異質な「日向町」…
そして、「生を失った者」の成れの果てが蠢く異界の姿だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 14:00:00
66810文字
会話率:31%
武 頼庵(藤谷 K介)様の『この作品どう?』企画への参加作品です。本作は1998年秋、某童話同人誌に載せてもらった詩で、私が書いた詩は後にも先にもこれが唯一です。今回、本企画にあやかり投稿することにいたしました。
最終更新:2023-11-20 06:10:58
200文字
会話率:0%
1998年宇宙から飛来したネギ!誰が食べるのか!?
最終更新:2023-04-19 02:05:42
423文字
会話率:20%
西暦2037年。名古屋で空手道場を切り盛りする青年、祐一はとある女性と出会う。
その女性が、祐一の運命を大きく変えることになる。
そして、戦乱の渦に巻き込まれる世界。そこに新たなる「変革」が起きようとしていた。
1998年~2000年頃に
書いた小説の改訂版です。
原稿用紙688枚に渡る長編ですが、表現はそれほど堅くないので、気楽に読んで頂ければ幸いです。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 02:23:55
219314文字
会話率:36%
西暦1998年、宮城県亘理郡山元町で謎の古代遺跡が発見され、考古学の権威であるヤマモト博士の研究チームが発掘調査を開始。しかし、それによって「戒め」が解け、封印されていた神の使徒軍団「エヴァンズ」が復活。堕落した人類の粛清を宣言し、人間を
次々と襲い始める。
エヴァンズに襲われた研究チームの唯一の生き残りである留学生「アルバート・フォーミュラ」は、遺跡で見つけた腕輪「デモンブレス」を偶然装着し、超古代の堕天戦士「ルシファイン」に変身。エヴァンズとの戦いが始まった。
ルシファインは格闘の「フレイム」、素早さの「アクア」、射撃の「ブラック」、以上三つの姿に変身できる。太陽光を吸収すればそれらを強化した「プラチナ」に変身できるのだ。
激しさを増していく戦いの中、明かされるルシファインの正体。それは、人類最初のカップルに禁断の果実を食べるように誘惑した蛇だったのだ。
自身が諸悪の根源である事実に苦悩するが、ガールフレンドのカオリに応援され、アルバートは人々を守るため戦い続ける。
禁断の果実を食べ、楽園を追われたカップルの子孫である人類。生まれながらに罪を背負った人類は贖罪のため、滅びるしかないのか。それとも……。
★レプリカ・彼女黙示録 華嫁降誕
エヴァンズとの戦いから17年後、西暦2015年。
彼女居ない歴=年齢の17歳の高校生「乃木十兵衛」は、好きな女の子のレプリカを作成できるという謎のフリーソフト「奴隷娼喚」を手に入れる。
半信半疑で試したところ、クラスメイト「下川」のレプリカを作ることに成功し、両思いとなる。
念願の彼女ができ、十兵衛の青春は始まった。
しかし、それは「オリジナル」と「レプリカ」を巡る黙示録の始まりでもあった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 22:27:00
327476文字
会話率:57%
この作品を書いたのは、1998年頃だったかと思います。
友人に勧められ、最初に書いた小説で、できは今一です。
2章の途中で恒久的中断しておりますので、途中で終わるのが嫌な人は、スルーしてください。
話は、魔法世界での戦国時代のような感じで
す。
下書きしたものが、私の個人ホームページにアップしてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 23:09:11
186544文字
会話率:31%
高速で眠りに落ちた時、僕は頭の中で「カチッ」という音が鳴るのを聴いた。
最終更新:2022-05-20 23:59:49
4230文字
会話率:5%
西暦1998年、突如として空から黒い物体が舞い降りてきた。それは、ペットを襲い、家畜を襲い、そして人を襲う。人はそれに恐怖する。そう,,悪魔,,に。時は経ち、2021年。デビルハンターのバイトを生業としている少年、黒瀬異綺。日々の疲れもあっ
てか、ボォーっと辺りを見渡していると、助けを求めている少年を見つけて⁉︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 14:05:13
8301文字
会話率:48%
このお話は、1998年(平成10年)の事になります。
いつも行っている牛丼店じゃなく、たまには1駅先の牛丼店に行ってみようと思ったのがいけなかったのでしょう。
その牛丼店に入ると、昼飯時に大量の弁当の注文が入っていて、店員はそれに掛かり
切りでした。
何かを作り始めても出来るのは弁当ばかりで、長く待たされてイライラしていまいたが、店内のお客さんは不思議と大人しく待っていました。
30分経って、やっと大量の弁当の提供が終わったので、いよいよ店内のオーダーに取り掛かるだろうと思った矢先でした。
自分が注文したのと違う物が来たのをきっかけに、更に待たされる事になったのです。
その後どうなったのか、というのが今回のお話になります。
それでは、本文にお進み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 00:52:24
2213文字
会話率:30%
1998年、毎日王冠(GⅡ)
『なぜ、毎日王冠が、GⅡレースでありながら、超GⅠレースと呼ばれるのか』
その意味を、名勝負と呼ばれた1998年毎日王冠から探っていきます。
最終更新:2021-12-05 17:35:45
2788文字
会話率:3%
竜を操る魔術師に支配された町に住む少年・ルーフは、奇妙な女剣士・ザンと出会う。彼女は竜に皆殺しにされたとある一族の最後の生き残りであり、竜への復讐を考えていた。
しかし、世界最強の生物である竜に人間が勝てるはずもない……と、ルーフはなん
とかして彼女を止めようとするが……。
そして世界は、崩壊の危機に直面する。
本作は1998年に同人誌として発表し、2014年に加筆修正版をブログで公開した物を、更に加筆修正した物です。本編は既に完結済みですが、外伝シリーズは2020年現在も続いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 14:34:16
929921文字
会話率:22%