転生先にはサツマイモとジャガイモがない世界! 魔法や妖精と交流のあるサフィール王国、《白の妖創塔》という施設の十三番目の子供としてサティは転生する。
単調な集団生活で黒い獣と出会いつつも、サツマイモとジャガイモを食べたい気持ちが募る。
「貴族令嬢なら今の生活よりも自由が増える……。ということは、土いじりや庭園ぐらいなら許されるんじゃ!? それに妖精貴族なら、植物に身詳しいはず!」
貴族令嬢として養子、そして妖精貴族と婚姻を結べば、施設から出てサツマイモとジャガイモを探せると考えて行動を起こした。
伯爵令嬢として養子になるところまでは順調だったが、義両親は一族繁栄にしか興味がなく、同じ施設出身の義姉トリアからは酷い嫌がらせを受ける。踏んだり蹴ったり。
さらに社交界デビューでは「サティ、どうか私の番になってほしい」と、義姉トリアのご執心している夏の妖精王ミデルからのプロポーズ。
義姉トリアから嫌がらせがエスカレートし、拉致、毒殺されそうになり、何とか逃げ出したものの追手によって殺されそうになるところを、黒い獣だった冬の妖精王アルバートに救われる。
アルバートはずっとサティを助けようと動いており、自分があの時の黒い獣だと告げようとするが、ミデル王の魔の手から救うため契約結婚を提案してしまい――。
※旧タイトル「私事ですが、死の精霊王と番になりました!」→「転生したら妖精王の花嫁候補でした」→「余命×年の訳アリ令嬢は不器用な妖精王の番になりました」のリメイク版です。
内容など話数も大きく変動したので、リメイク版として公開することにしました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 13:45:39
51805文字
会話率:39%
生き延びなさい。
暗獣と呼ばれる黒い鱗を身に纏った獣により故郷を失った少女、ロート。彼女は愛した母の遺言を胸に、黒い獣に復讐を誓う。
絶望の中でもがき続ける少女と、彼女を取り巻く人々を描くファンタジー。
旅の終わりに彼女が目にする景色は
何色なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 19:00:00
14024文字
会話率:29%
神ヶ崎ユイガは竜巻と共に学校へやってきた。
暴風の神の力を使役しる彼女は、街と人を守る正義の味方だと主人公――不忘 蔵王 に宣言する。
ユイガは蔵王の知人であり、蔵王の影響で正義の味方になったそうなのだが、しかし蔵王には過去の事件
によって所々記憶が無い。
正義の味方なんてものは子供の幻想だと考える蔵王。そんな折、交通事故から子供を助けるユイガを目撃する。
正義の味方の意味を考える蔵王。その夜、蔵王の前へユイガの妹が現れる。彼女は言う。『蔵王、キミには期待している』と。
ユイガに連れられ市街パトロールへ赴いていた蔵王の前に、巨大な黒獣――《悪》が現れる。黒い獣はユイガによって大きな被害も無く倒されるが、その日を境に悪が街に現れ始める。
それらの悪をいつもの事のように倒し続けるユイガ。
しかし蔵王は、今の状態に疑問を持つ。
――《悪》とは何なのか?
――ユイガの妹の真意とは?
――自分の記憶の中に答えがあるのか?
そんな、神と人間のお話。
※執筆自体はずいぶんと前に書いたものですので、完結まで書ききっています。
順々にアップできるかと思います。
※おおむねコメディ・ちょっぴりホラー要素があります
※小説家になろう さんにも投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 18:23:43
100291文字
会話率:37%
獣人の国『マフガルド』の王子様と、人の国のお姫様の物語。
長年続いた争いは、人の国『リフテス』の降伏で幕を閉じた。
リフテス王国第七王女であるエリザベートは、降伏の証としてマフガルド第三王子シリルの元へ嫁ぐことになる。
「顔を上げろ
」
冷たい声で話すその人は、獣人国の王子様。
漆黒の長い尻尾をバサバサと床に打ち付け、不愉快さを隠す事なく、鋭い眼差しを私に向けている。
「姫、お前と結婚はするが、俺がお前に触れる事はない」
困ります! 私は何としてもあなたの子を生まなければならないのですっ!
訳があり、どうしても獣人の子供が欲しい人の姫と素直になれない獣人王子の甘い(?)ラブストーリーです。
*魔法、獣人、何でもありな世界です。
*獣人は、基本、人の姿とあまり変わりません。獣耳や尻尾、牙、角、羽根がある程度です。
*この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 22:00:00
196886文字
会話率:31%
とある森の中でヴァンが目を覚ました時には、すべての記憶を失っていた。
その傍らには同じく記憶喪失の少女リーゼが居り、二人は人や街を探して森の中を彷徨い歩くこととなる。
その途中、大きな黒い獣に襲われた二人だったが、ヴァンの不思議な力によって
撃退に成功する。
その代わりにヴァンは深手を負うが、翌日目覚めたときには綺麗に傷は治っていた。
不思議に思う二人だったが、深く確認する暇もなく、今度は複数の騎士達に囲まれてしまう。
その中の一人が言うには、二人には全象術という特別な力が宿っているということだった。
これは、失った記憶を探す二人が多くの出会いを経験し、やがて世界の真実へと至る物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 20:12:21
109542文字
会話率:39%
魔の森。
入らずの森とも呼ばれるその場所は、王国にあって王国に非ず魔の者が支配する場所だ──。
そんな魔の森と王国を繋ぐ『連絡係』を仰せつかったマヴラ分隊長と魔の者アーシア、黒い獣ゾイのお話。
ノベルアッププラスより序章部分を転載しまし
た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 23:00:00
13971文字
会話率:43%
時は幕末。長州藩士・高杉晋作は、山県半蔵、境二郎とともに東海道を江戸に向かっていた。ちょうどその頃、東海道周辺はコレラの大流行に見舞われていて、特に吉原宿周辺では、集落が全滅するようにまで被害が拡大していた
薩唾峠に差し掛かった一行は、雄大
な富士山の姿に感動したのも束の間、異様な男たちに追われていた旅姿の女子を助けることになる。彼女を追いかけてきた男は倒れこんで死んだが、高杉は、その体から黒い獣が這い出るのを目撃した。そこへ、狼狽する高杉に「雷獣だ」と教える謎の男が。高杉は、いきなり向かってきた獣を一刀両断にし、高杉たちは蒲原宿に今宵の宿をとることになった。
その夜、散歩に出かけた高杉は、昼間見かけた男に再び遭遇する。そして高杉は、その男から、雷獣を斬って欲しいという依頼を受けるとともに、雷獣についての話を聞かされる。翌日、岩渕宿で男と待ち合わせ、不思議な刀を手に雷獣と対峙することになる。
(ジャンルを時代小説と迷いましたが、中身はSFファンタジーなのでファンタジージャンルにしました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 20:07:12
19983文字
会話率:53%
久しぶりの休日。ゲーム三昧を堪能していた宇佐林三実美は、気が付いたら巨大な体躯の真っ黒い獣に襲われようとしているところだった。
※戦闘シーンに流血表現などのグロシーンあり。
※他のお話のあんなのやこんな設定を使ったり、その後を回収してあっ
たりますが、どの他の作品も読まなくても大丈夫です。お話は全部あるのに、どうしても進まないので練習として書いてみました。
※1話3000~5000文字前後と思ったけどもっと短かったり長かったりシテマス。毎日21時更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 21:00:00
435777文字
会話率:26%
滅びの村から唯一生還した白銀の少女。
彼女と、彼女を義妹に迎えた若き剣士の旅。
遠く離れた地で起こる、青赤二大国の戦争。
歴史の闇に葬られた黒い獣たちの逆襲。
三つの物語はやがて収斂し、この世界の歴史をつくる。
※カクヨムとの
二重投稿であり、こちらは後追いです。
※カクヨムに追いつくまでは連続更新しますが、そののち毎週日曜1回の低速更新となります。ご了承ください。
※この小説を気に入っていただけたら、ぜひ感想を聞かせてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 20:00:00
57634文字
会話率:45%
美優は異世界に飛ばされたが、そこは魔物がおり魔法のある世界。美優は大きな魔力があるけれど、魔術など使ったことがない。使い方も知らない。最初に出会ったのは、美優を襲った黒い獣。
それは美優の使役獣へと変わり、周りからは神獣とあがめられる。魔術
を使えない美優は神獣を操る道具として、王命を受けた王子からアプローチを受ける。異世界で奮闘する美優に、第2王子ルティンは次第に惹かれていくが、素直になれない。神獣のオマケと見られていた美優が神獣を越える者と知ると・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-06 23:20:56
139746文字
会話率:29%
異世界に具合の悪い友達を置いてきたんだ。薬を用意して戻る時に不可抗力で1名巻き込んでしまいました。ゴメンナサイ。
みんなで生き延びるために力を合わせて助け合う
獣の巣に入り口があり、出だしで死なない為に駆け抜けろ!!
最終更新:2020-09-26 13:14:58
5485文字
会話率:19%
仕事を辞めた岡本美鳥はその夜、趣味で創作していた小説の続きを書いていた。久々の自由な時間にテンションが上がり、そのまま寝落ちしてしまう。気が付けば自分の部屋ではなく、木々がうっそうと茂る森の中。何故だと考えていると、草むらから黒い獣が飛び出
してくる。なすすべなく獣に襲われて死にそうになるが、決死の雷パンチがさく裂する。
どうやら私、異世界に飛ばされました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-26 18:13:27
15372文字
会話率:38%
起きたら赤子になっていた。
目覚めて一番に自分が生きていた場所ではないことを知った。知らない天井、知らない顔に体、知らない両親、日本ではないらしい町並み。
どうしてここで生きているのかもわからないまま、意味も使命もなく生きていく。
これは退
屈な人生のお話。ただ一人が生きていたというだけのお話。
「灰色の魔力に指輪、黒い獣。あれは間違いない、灰色の魔女だ――!」
ただ生きて、迷い続けるだけのお話。
◆いわゆるテンプレ転生ものです。女主人公です。書きたいように書いていくつもりです。誤字脱字は自分でも確認はしているのですが、見落としがある可能性があります。
◆ブックマークに登録していただき本当にありがとうございます。恐縮です。
◆旧タイトル「ありきたりなテンプレ転生もの」
※更新は不定期です。書け次第投稿する形を取ります。
※途中から三人称(?)ときどき一人称になります。頭が一人称なのは作者にこんなキャラですよと三人称で説明する力がないからです。
※書いている人間に貴族や魔法、国家など、それに限らずあらゆる知識は皆無です。敬語もまともに使えませんし語彙も貧困です。学のない素人の作品です。
※読まれて不快に思う可能性がありますが、その際の精神的苦痛や無駄にした時間等の責任は負いかねます。誠に申し訳ありませんがご了承ください。尚、感想などにて批評そのものはお受けしておりますので「黙って帰れ」といいたいわけではございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-27 18:26:46
351417文字
会話率:40%
闇夜の中で、白い布に身を包んだ少女は『恐ろしい何か』から逃げていた。
しかし街の中を駆けていた彼女はついに捕まり、追手によって無残にも殺されてしまう。
一方、普通の高校生、御影宗谷はある日、
電車の迫る線路の上で助けを求める中年男性の姿を
目撃する。
彼は男性を助けようとするが、周囲の人間に男性の姿は『視えて』いなかった。
何故なら、その男性は『数日前に電車に飛び降り自殺を図り、既に死んでいた』から。
やがて宗谷は気付く。
自分は『他の人間には見えないものが視える』のだと。
『視える』のは、死んだ人間が死の間際にその場に遺した『残留思念』
しかし、『視える』のはそれだけではなかった。
――無数の触手、巨大な体躯、裂けた口から覗く無数の牙――
彼は月夜の中で、黒く異形な化け物の姿を『視る』
※本作はノベルアッププラス様へも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-10 17:35:54
138848文字
会話率:38%
これは勇者の御伽話の、その原典。
≪黒い獣の討伐クエスト≫を明日に控える冒険者チーム≪光の剣≫は、いつものように馴染みの店で作戦会議をしていた。しかし、ギルドから渡された資料には、要領を得ない情報ばかりが記載されている。どのような容姿
なのか、どのような特性を持っているのか。ある程度の予測をつけて、その日はいつものように解散した。
自分達を待ち受ける苦難の大きさなど、想像することもないままに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-14 12:00:00
36900文字
会話率:37%
高校に入った神楽涼介(かぐらりょうすけ)は、荒んだリアルを過ごしていた分、ゲームに没頭する毎日を送っていた。
特にハマっているのは、世界からも注目を浴びるオンラインゲーム「Mythical Age Online(ミスィカルエッジ・オン
ライン)」である。天界を統一するゼウスと冥界を支配するハデスが争う世界で冒険するゲームであり、通称M.A.Oでと呼ばれる。
ある時、上位ランカーとしてプレイする亮佑の日常に、異変が起こる。M.A.Oに出て来る黒い獣に、学校の屋上という有り得ない場所にて襲われる。そこで光とともに舞い降りたのは、「M.A.O」に登場するキャラクターであるセレナだった。
天使を模したキャラクターであるセレナは、白い羽を広げて言い放つ。
「あなたが世界を救う騎士さまですよね?」
※ただいま大幅に修正中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-27 01:30:57
27007文字
会話率:48%
有史以前、文字は自然の一部として、世界に息づいていた。そしてそれは猿とも人ともつかない生き物が、木の枝を拾って、それを道具として使い始めたように、あるいは火で夜を照らしたように、いつからか人は文字を使役するようになった。それから長い年月が経
ち、とある大学の研究室で「自ら動くインク」が開発される。
この作品はカクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-07 18:51:18
19445文字
会話率:55%
死後、生物というものは息を吹き返すことはありえない。
だが、それは「この世界の中」での話。
ノウェム王国第二騎士隊隊長のレヴェイト・ルーデリヒは不意に内部の騎士から闇討ちを受け、若くしてその命を終えてしまったかと思われた。
しかし彼が目を覚
ました場所は、生前とは別の世界「パレアヌス」だった。
そこでは、死者が「亡者」として蘇ることのあると言われ、また亡者には生者では気づくことのできない物を知ることができると言われているという。
その話を受け、生前人間味の無かった彼は、亡者となりすべてを知るための旅に出る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 00:12:44
2494文字
会話率:27%
会社から家までのいつもと同じ帰り道だったはずなのに
30歳目前の彼氏いない歴更新中の私を
黒い獣はルビー色の瞳で〝主〟と呼んだ
花嫁を迎えにこの世界に来たのは
異世界からのツンデレ獣王だった
最終更新:2019-02-16 12:27:46
17712文字
会話率:42%
――『黒い獣』。それは世界を脅かす厄獣の名。その牙は鉄を穿ち、その爪は容易く人を切り裂く。喰らうことと壊すことしかできない、いずれ世界に終焉をもたらせる破壊の権化。しかもその身は如何なる攻撃も死に至らしめることはできない。人々はその獣に怯
えながら日々を生きていた。
小さな村で医者の養子であるクロアは六年前の記憶が無い。失われた記憶を求め旅に出る――のだが、出て間もなく黒い獣が村を壊滅させ、そしてクロアの目の前で大事な人の命を奪ってしまう。この出来事に自らの無力さを痛感するも、自身に宿る可能性に気付き、決意を固める。
――ぜったいっ! 『黒い獣』をっ! 殺して、みせるからぁっ!
決して殺すことが出来ない獣を、自らの手で殺して見せるという復讐の決意はやがて同志を呼び、敵を作る。しかし、その決意に彼が追い求めているものがあるから、求められているものがあるから、クロアは歩き出す。
己に隠された秘密を求め、ある少女の夢を巡り、やがては英雄へ続く道を――
これはある少年の復讐と誓いの旅路、そして少年が思い出すだけの物語。思い出した先で少年はどのように歩んでいくのか、その足跡を辿る物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-01 22:40:44
97176文字
会話率:51%