「……本当に困ったものだわ」
男爵令嬢である私は、学園の友人である伯爵令嬢ミラッシア様が困っているのをなんとかしたいなと思った。
親が決めた婚約者に苦労しているミラッシア様の現状をどうにかすべく、私は相談の手紙を書いた。
最終更新:2024-04-03 20:23:29
9339文字
会話率:45%
領地が隣の田舎貴族同士で爵位も釣り合うからと親が決めた婚約者レオン。
学園を卒業したら幼馴染みでもある彼と結婚するのだとローラは素直に受け入れていた。
しかし、ふたりで王都の学園に通うようになったある日、『王都に居られるのは学生の間だけだ。
その間だけでも、お互い自由に、世界を広げておくべきだと思う』と距離を置かれてしまう。
挙句、学園内のパーティの席で、彼の隣にはローラではない令嬢が立ち、エスコートをする始末。
パーティの度に次々とエスコートする令嬢を替え、浮名を流すようになっていく婚約者に、ローラはひとり胸を痛める。
そうしてついに、恐れていた自体が起きた。
婚約者が同じ令嬢を連れて歩くようになったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 19:00:00
21152文字
会話率:31%
親同士が勝手に盛り上がって決まった婚約。
「君には才能がないんだから、わかったふりをするな」
単純にすごいと思っただけなのに、そう不機嫌に言う魔法の天才である婚約者の傲慢さに辟易していた騎士令嬢は、絶対に結婚したくないと家を捨てることを決意
。何を言っても意見を聞いてくれなかった家族にも、ムカつく婚約者にも意趣返しで、婚約解消の書類だけを残して家出。
その後、冒険者として活躍していくと、平民にも魔法の天才がいた。
そんな彼は、元婚約者とは違って、魔法の才能がない主人公をバカにしなかった。
魔法使いの彼にプロポーズをされて、受け入れた。彼の付き添いで、魔法使いの集いに参加すると、くたびれた元婚約者がいたのだった――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 06:08:32
8418文字
会話率:23%
「ああ、アーサー王子…」
愛しい方の名前を口にする。
私の名は、ルイーゼ・マルガレーテ。
かつて、アーサー王子と婚約者だった公爵令嬢だ。
金髪に青い目、その美しさは我が王国の貴族の子息達の憧れの存在。
そして、誰もが羨む第一王
子の婚約者。
私は、全ての貴族の娘達から羨望の眼差しを集めていた。
子供の頃から約束されていた王子との結婚。
親が決めた婚約だったが、子供の頃から王子と私は仲が良かった。
毎日の様に二人で遊び、幼い愛を育てていた。
王都にある、諸国の王侯貴族が集まる魔法学校。
二人が、そこに通い出してから、全ての運命は変わった。
農民出だが強い魔法の力がある為に、特別に入学を認められたエレイン。
可愛らしくて優しそうな顔に似合わぬ豊満なスタイル。
茶色の肩までしかない髪。
心優しいが、正義感で勇気を持った芯のある性格。
努力家で学業優秀、礼儀正しく、魔法力は学園一番。
彼女は、物珍しさからか、学校のイケメン達を恋の虜にした。
特に女性の人気を集めていた4人の王侯貴族の息子達とアーサー王子から愛の告白を受け、王子と結ばれた。
そう、私の婚約者を奪い取ったのだ。
「くそっ!あの農民出の牛女め」
当時を思い出し、冬の風を浴びながら、ぎりぎりと歯ぎしりして悔しがる。
私は、取り巻き達と、あらゆる嫌がらせをエレインに対して行った。
しかし、彼女は学校から出て行く事は無く、王子との関係を続けた。
最後に私は、禁断の術で魔王の封印を解き、エレイン抹殺を祈願した。
魔王は王国を滅ぼそうとし、4人の貴族と王子、そしてエレインの5人の力で討伐される。
特に、王子とエレインの魔力は凄まじく、”愛のパワー”と呼ばれた。
そして、エレインは聖女と呼ばれるようになったのだ。
私は、魔王召喚は発覚しなかったものの、聖女への数々の無礼の責任を取らされ、北方を守るフリードヒ辺境伯の元に19歳の時、無理矢理嫁がされた。
その私の前に、かつての執事サイファーが現れる。
彼は力強く宣言した。
「では、お嬢様と王子を復縁させてご覧に入れます」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 17:52:55
24208文字
会話率:35%
私の名前はマーガレット・マックスウェル・ウィリアムズ。
ヘイズ王国では国王に続く2位の地位にあるウィリアムズ公爵家の長女。私には男兄弟がいない。だからウィリアムズ公爵家は私が夫を迎えて継ぐ予定。一応、私には両親が決めた婚約者がいるのだけど、
その婚約者が私の夫として相応しいかどうかは、これから見極めていかないといけない。
私はヘイズ王国の貴族子女のために設立されたヘイズ王立魔法学園の2年生だ。
成績はほぼトップだけど、ロバートという生徒に勝ったり負けたり。だから、ロバートに完勝することがヘイズ王立魔法学園での目標になっている。
ロバートには会ったことないのだけれど、同級生からは貧乏男爵家の出身だと聞いている。
公爵令嬢の私が貧乏貴族に負ける訳にはいかないから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 17:17:03
18231文字
会話率:41%
「婚約を解消しましょう、レックス」
グレース・エクレールと、レックス・クレプスキュールは子どもの頃に親が決めた婚約者同士だ。二人は魔法使いの家の子どもで、政略結婚は珍しくない。古い魔法使いの家は一子相伝の魔法や、魔法植物の土地の管理など
があるからだ。
昔は仲がよかった二人だが、全寮制の魔法学校に入ってから、顔のいいレックスは多くの“女友だち”を作り彼女らとばかり遊ぶようになった。グレースが何度言っても聞いてはくれず、むしろそんなグレースを馬鹿にしてくるくらいだ。
グレースは、もう、見切りをつけた。あんな男は自分の人生に必要ない。念入りに準備をした上で、グレースはレックスに婚約解消を宣言した。宣言だ、提案ではない。
しかし、レックスは身勝手にも食い下がってくる。すぐに了承するとばかり思っていたグレースは驚いてたじろいでしまうが、そんな彼女の前に現れたのは密かに憧れていたテオドール・ノクテュルヌで。
モラハラっぽい婚約者に長年悩んでいた魔法使いの女の子が勇気を出した話。それから女の子を好きだった男の子が陰でいろいろ動いていて、助けてくれていた話。ざまあは薄めかも……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 21:45:38
13132文字
会話率:61%
「真実の愛に目覚めた!」と言って親が決めた婚約を勝手に破棄をする貴族が増えた世界。
ある法律が施行された。
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※小説家になろう先行投稿。
※「第4回下野紘・巽悠衣子の小説家にな
ろうラジオ大賞」応募作品。(ラジオ大賞4)
※1000文字以内の掌編です。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 19:28:48
985文字
会話率:47%
婚約者のベン様は幼馴染で公爵令嬢のアリッサ様に呼び出されるとアリッサ様の元に行ってしまう。
お茶会や誕生日パーティや婚約記念日や学園のパーティや王家主催のパーティでも、それは変わらない。
いくらアリッサ様がもうすぐ隣国の公爵家に嫁ぐ身で
、心身が不安定な状態だといってもやりすぎだわ。
そんなある日ベン様から、
「僕はアリッサについて隣国に行く!
お前は親が決めた婚約者だから仕方ないから結婚してやる!
結婚後は侯爵家のことはお前が一人で切り盛りしろ!
年に一回帰国して子作りはしてやるからありがたく思え!」
と言われました。
今まで色々と我慢してきましたがこの言葉が決定打となり、この瞬間私はベン様との婚約解消を決意したのです。
ベン様は好きなだけ幼馴染のアリッサ様の側にいてください、ただし私の婚約を解消したあとでですが。
ベン様も地味な私の顔を見なくてスッキリするでしょう。
なのに婚約解消した翌日ベン様が迫ってきて……。
私に婚約解消されたから、侯爵家の後継ぎから外された?
卒業後に実家から勘当される?
アリッサ様に「平民になった幼馴染がいるなんて他人に知られたくないの。二度と会いに来ないで!」と言われた?
私と再度婚約して侯爵家の後継者の座に戻りたい?
そんなこと今さら言われても知りません!
※他サイトにも投稿予定。小説家になろう先行投稿。
※百合っぽく見えますが百合要素はありません。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 18:20:03
7753文字
会話率:37%
朝起きたら幼馴染みがベッドにいて、パジャマがはだけていた。「お兄様大好き」。いや、お前、妹じゃないし、なんて突っ込みも無意味なくらい積極的な幼馴染み、萌々子。いきなり一つ屋根の下に住むことになった。「妹」萌々子は「兄」と既成事実しちゃいたい
。そんな幼馴染みとの生活は誘惑だらけだった。
【あらすじは最後にあります】
登場人物(随時更新)
遠藤一郎 主人公。高校2年。
岡本萌々子 遠藤の幼馴染み。高校1年。人より大きめの胸がコンプレックス。
植木大介 遠藤の友人。
嵯峨アリス 遠藤の先輩、演劇部部長。普段と演技で色々差がありすぎる。
近藤梨愛(りあ) 遠藤の同級生。演劇部。家は喫茶店経営。最近犬を飼い出した。
【あらすじ】ネタバレ注意
高校生の遠藤一郎は親の事情で一人暮らししていた。そこに幼馴染みで妹的存在だった、かつ、親が決めた婚約相手である岡本萌々子が遠藤の家にやってきた。これまた親の事情で高校卒業と同時に遠藤の家に同居することになったのだ。夜寝ている間に布団に忍び込んだり、ホラー映画を見るときに抱きついたり、積極的にモーションをかけてくる萌々子に対し、遠藤はあくまで萌々子は妹であるという態度を貫く。
遠藤は高校で演繹部に入っていた。部長の嵯峨アリスの陰謀で同級生部員の近藤梨愛とラブコメをやることになった遠藤。部活の帰り、遠藤は近藤の実家である近藤珈琲店で夕食を取ることとなった。そこに現れた萌々子。緊張感が走るが子犬のおかげで場は和んだ。
と思っていたのは遠藤だけだった。萌々子は近藤を、近藤は萌々子を恋敵と認定する。近藤は遠藤と手を繋いで下校。一方、萌々子は遠藤と一緒に入浴。困惑する遠藤。
そしてとうとう、演劇部活動中に遠藤は近藤から告白される。そこに遠藤の部屋でただならぬモノ(一個足りないコンドーム)を発見した萌々子が現れた。遠藤がコンドームを使った相手が近藤と思ったからだ。どっちかを選ぶ必要に迫られた遠藤。彼が選んだのは萌々子だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-27 07:00:00
123915文字
会話率:58%
※主人公の一人称で物語が進みます。
グラスフィーユ伯爵の長女・リターシャ(リタ)には幼い頃に両親が決めた婚約者がいた。
リタの6歳年上で王家と血縁のあるカスティーリ公爵の次男・ルーイン公子。
それなりに信頼関係を築けていると思っていたのに
、リタが全寮制のフィニッシングスクールに通う間にルーインの浮気が発覚。
男性に嫌気が差した彼女は、卒業と同時に婚約を破棄して修道女になることを決意する。
淑女教育をフィニッシュするのと同時に、貴方との婚約もフィニッシュさせていただきます。
*この作品は「アルファポリス様(https://www.alphapolis.co.jp/novel/262169496/939665936)」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 23:08:53
94057文字
会話率:36%
年頃になり、私、リアスティアにも婚約者が決まった。親が決めた婚約者というやつだ。
貧乏伯爵家の私には不釣り合いな、侯爵家次男の若き騎士。親には決して逃すなと言明されている優良物件だ。
しかし、現在私は友人たちに憐れみの目を向け
られている。婚約者は、冷酷騎士として名を馳せるお方なのだ。
もう、何回かお会いしたけれど、婚約者のお茶会ですら、私のことを冷たく見据えるばかりで一向に距離が縮まる様子なし。
「あっ、あの。ゼフィー様?」
「……なんだ」
わぁ。やっぱり無理ぃ……。鋼メンタルとか言われる私ですら、会話が続かない。
こうなったら、嫌われて婚約破棄してもらおう!
私は、そんな安易な考えで冷酷騎士に決闘を挑むことにするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 01:45:53
61862文字
会話率:39%
エフィンダル伯爵令嬢のリーリア・タルチェットは、10歳のときに親が決めた婚約者と対面する。
婚約者はキラキラで眩しい。私とは住む世界が違う。
「嫌い?」「いいえ」そんな烏滸がましいーー。
最終更新:2022-03-28 00:00:00
6080文字
会話率:27%
自分で言うのもなんだが、僕は目立った特技も何もないただの根暗な陰キャだ。
唯一、僕が人と違うのは、小さい頃から親同士が決めた婚約者がいるという点。
そしてそこに問題があった。
僕の婚約者は何をやらせても完璧な美少女なのだ。
どう考えても
釣り合っていない。
超絶金持ちでとにかく美人でスタイルも良くて、誰からも好かれるようなそんな完璧な彼女なのに、そんな彼女は何故か俺に”だけ”自身の弱みを見せてきて───。
彼女のためにも婚約を解消すべきだと葛藤する主人公と、そんな気なんか知らずに主人公に構って欲しがる彼女。ちょっと変わった不器用な高校生男女のお話。
※後半は女の子視点になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 17:46:20
10024文字
会話率:23%
フェルベラ・ウィスタリアは12歳の時に親が決めた婚約者ロジャードに相応しい女性になるため、これまで必死に努力を重ねてきた。
しかし婚約者であるロジャードはあっさり妹に心変わりした。
最後に人間性を疑うような捨て台詞を吐かれたフェルベラは
、プツンと何かが切れてロジャードを回し蹴りしをかまして、6年という長い婚約期間に終止符を打った。
それから三ヶ月後。島流し扱いでフェルベラは岩山ばかりの僻地ルグ領の領主の元に嫁ぐ。愛人として。
婚約者に心変わりをされ、若い身空で愛人になるなんて不幸だと泣き崩れるかと思いきや、フェルベラの心は穏やかだった。
だって二度目の婚約者には、もう何も期待していないから。全然平気。
これからの人生は好きにさせてもらおう。そう決めてルグ領の領主に出会った瞬間、期待は良い意味で裏切られて──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 16:41:23
17310文字
会話率:33%
クリスマスの夜の約束(上)のつづき
パティシエを目指す大和は、一目惚れした彼女と付き合うことができた。
だがパティシエの修行のためにパリへ行くことになっている。
その矢先、彼女に父親が決めた婚約者が現れた。
二人の前途多難で愛しく切な
いラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 15:52:16
31832文字
会話率:62%
パティシエを目指す大和は、一目惚れした彼女と付き合うことができた。
だがパティシエの修行のためにパリへ行くことになっている。
その矢先、彼女に父親が決めた婚約者が現れた。
二人の前途多難で愛しく切ないラブストーリー。
クリスマス
の夜の約束 (下)につづく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 15:44:54
45099文字
会話率:63%
ラキアには親が決めた婚約者がいた。特に婚約者に不満はなくこのまま幸せな結婚をすると思っていた。ある日、彼が浮気をしているとの噂を聞き、真相を調べるため彼の行動を探ると本当に浮気をしていた。浮気男とその相手を懲らしめる為計画を立てる。浮気男は
許しませんわよ。報いを受けて頂きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 23:31:05
10019文字
会話率:41%
八歳で叔父夫妻に両親を殺され、屋敷まで乗っ取られてしまった侯爵家の令嬢シャーリー。
14歳の社交界デビューのその日まで、猫の鳴き声しか出してはいけない、というのが
亡き父の最後の言葉。
動物が好きなシャーリーは、愛猫のハティと一緒にその遺言
を守り、
田舎の屋敷にただひとり追い出されて暮らす。
勝手に親が決めた婚約者は、爵位目当てのうえに叔父夫妻の娘とも親しい様子。
しかしそんなシャーリーの前に、かつて助けた竜が人の姿となって恩返しに現れる。
彼の正体は魔王・アルフレッド。
妖霊島を牛耳る、最強の妖魔だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 09:26:21
98023文字
会話率:47%
この世界は前世私の親友がはまっていた乙女ゲームの世界でそのタイトルが『Darkness LOVE-私が貴方を癒してあげる-』と言うバリバリR18の乙女ゲームの世界、今から入学する学園内でヒロインが心に闇かかえまくりの攻略対象者達の心を癒し
て攻略していく乙女ゲームで私は生まれたその時から攻略対象者の一人ロビン第一王子の婚約者なのです、婚約回避どころか生まれた瞬間婚約者じゃ回避不可能・・・
生まれた瞬間から悪役令嬢確定・・・
私不幸すぎじゃないか?しかも私このゲームをやった事がない、親友が毎日語っていた事しか覚えていない、色々と回避するにも情報が少なすぎて無理、不可能・・・
諦めは大事なので私は前世の記憶を思い出してから素直に諦めた、結末がどうなるか分かんないけど、私は私らしく生きようと決めたのです。
幸いなことに第一王子とは婚約していると言っても会った事がない、親が決めた婚約者に殿下も興味が無いのだろう、なので私はこのまま彼の記憶にも残らないように存在感の無い人物であり続けようと思う。
なんせ殿下は腹黒拗らせヤンデレ野郎なので見た目がどんなに良かろうが私の好みではない。
他の攻略対象者も見事なまでに頭がおかしい、宰相の息子で殿下の側近の一人アルノルトは腹黒ドSで騎士団長の息子のヘルムートは脳筋かと思いきや真正のナルシスト、自分が大好き過ぎて鏡を見ながら自性できちゃう恐ろしい男、唯一真面なのが魔術者のテオなのだが、彼はその魔力の高さから王族である事を隠された殿下の腹違いの弟なので、彼自身に問題がなくとも関わるのはよろしくない。
こんなにも問題が多い攻略対象者しかいない乙女ゲームに親友は何故あんなにはまったのか、私には到底理解できない事である。
何度もやってみてと言われたが、私の好みは爽やかで優しい真面な男性なので二次元だろうが病んでいる奴に興味は無い。
おかげでゲームを借りる事も無く出だしから色々と積んでいるのだが、関わらなければ何とかなるはず?きっと何とかなる。
攻略対象者を避け平穏な日常を掴むために日々奮闘するマリーアだが何故か彼女が避けている攻略対象達は彼女に興味を示し近づいてくる。
しかもヒロインで有るはずの令嬢は意味不明な行動を繰り返し攻略対象者に避けられる始末・・・
誰かこの状態をどうにかして!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 15:53:40
35680文字
会話率:27%
拙作『婚約破棄をしろと言われたけれど、身に覚え(以下略)』(n8085gn)を発端とする短編連作(S9377F)の一本です。今回はハリエットの婚約者アルドルークの視点での進行となります。時間軸としては三番目ですが、一本目さえ読んであればあと
は順不同で問題ありません。
デート回です。親が決めた婚約者、いままでは手紙のやり取りしかしていない。実際に一緒に出かけて劇場へ行って食事をしたら、ふたりの距離はどう変わるのか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 10:21:21
13471文字
会話率:43%
エラは、親が決めた婚約者からずっと冷淡に扱われ
初夜、夫は愛人の家へと行った。
戦争が起こり、夫は戦地へと赴いた。
「無事に戻ってきたら、お前とは離婚する」
と言い置いて。
やっと戦争が終わった後、エラのもとへ戻ってきた夫に
彼女は強い
違和感を感じる。
夫はすっかり改心し、エラとは離婚しないと言い張り
突然彼女を溺愛し始めたからだ
※舞台のイメージはイギリス近代(ゆるゆる設定)
※誤字脱字は優しくスルーしていただけると幸いです
※他サイトさんにも投稿していますが、なろうさん限定の番外編を書く予定です
※12&21時に更新します
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 12:00:00
54059文字
会話率:38%
親が決めた婚約者が私の苦手な無口系男子だった。
頑張って意思の疎通を図ろうとしたけど、無理だった。
会話のキャッチボールが出来ないのなら、それは人類ではないのでは?
そうだ、彼は犬なんだ。だったらしかたない。
飼い主として可愛がってやろうで
はないか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-02 16:46:55
2295文字
会話率:2%