拙作『婚約破棄をしろと言われたけれど、身に覚え(以下略)』(n8085gn)を発端とする短編連作(S9377F)の一本です。今回はハリエットの婚約者アルドルークの視点での進行となります。時間軸としては三番目ですが、一本目さえ読んであればあと
は順不同で問題ありません。
デート回です。親が決めた婚約者、いままでは手紙のやり取りしかしていない。実際に一緒に出かけて劇場へ行って食事をしたら、ふたりの距離はどう変わるのか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 10:21:21
13471文字
会話率:43%
僕の婚約者は完璧令嬢だ。でもその微笑みは本物じゃない。僕は君の本当の笑顔が見てみたいんだ。
※「悪役令嬢(?)と僕の婚約解消」のスピンオフですが、読んでいなくても大丈夫です。
最終更新:2020-05-31 00:04:35
2717文字
会話率:56%
私は侯爵家令嬢フローラ・クライン。私が初めてバルド王太子殿下とお会いしたのは、殿下も私も共に10歳だった春のこと。私は知らないうちに王太子殿下の婚約者候補になっていた。けれど婚約者候補は私を含めて4人。その中には私の憧れの公爵家令嬢マーガ
レット様もいらっしゃった。これはもう出来レースだわ。王太子殿下の婚約者は完璧令嬢マーガレット様で決まりでしょ! 自分はただの数合わせだと確信した私は、とてもお気楽にバルド王太子殿下との顔合わせに招かれた王宮へ向かったのだが、そこで待ち受けていたのは……!? フローラの明日はどっちだ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 06:00:00
60162文字
会話率:53%