生まれつき聾唖で、どんな音も聞こえない真琴。しかし、ピアノへの深い愛情を抱く。孤立やいじめを恐れ、補聴器は使っていない。
静寂の世界で、真琴は触覚と記憶を通して音楽の振動を感じ、指先で静かな旋律を紡いでいく。
転校生のひなが現れたことで、彼
女の情熱と優しさが真琴の人生に光のように差し込む。二人はピアノを通して静寂の橋を架け、校内の困難や偏見に立ち向かい、孤独と成長の道を手を取り合って歩んでいく。
これは、勇気、友情、そして純愛を描いた物語であり、静寂の世界でもっとも感動的な共鳴を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 03:17:52
3576文字
会話率:3%
黙龍と盲虎。
かつて中原の大地に、そう称された才人がいた。
一方は、江湖一の武術家として名のあった聾唖の武侠、隆子君(りゅうしくん)。
もう一方は、放浪を好む神出鬼没な殺し屋であった盲目の刺客、胡珀(こはく)。
まったく違うふたつの世界に
生きる両者は、来たるべき元宵に邂逅する。
皇帝主催の酒宴の裏で進められている、暗殺計画を食い止めるために――。
◇2023/05/30「カクヨムWeb小説短編賞2022」短編特別賞受賞しました!
※カクヨム版:https://kakuyomu.jp/works/16817330647834354835折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 12:13:03
9996文字
会話率:14%
針森シリーズ第2弾。「太陽の妃」から十数年後、蘭と信の息子、昂は「はなまつり」を終え、無事に大人になったにもかかわらず、生業(なりわい)を決められずにいた。そんな時、薬師の空(くう)にガザに行かないかと誘われる。逡巡の末、昂は村を出ること
を決意するが、空はもう姿を消していた。空を探して真実を訊く。盲目の少女と聾唖の少年、そして昂と、奇妙な3人組の旅が始まった。
この作品は小説投稿サイト「エブリスタ」にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-10-29 17:00:00
241619文字
会話率:33%
聾唖の女性と知り合って結婚する事になった。
最終更新:2022-06-20 14:23:04
2664文字
会話率:42%
〝ぼく〟真田羅 斑(まだら まだら)
〝僕〟神社 鬩(かみやしろ せめぐ)
ある日──ぼく、真田羅斑はあやかしに出遭ってしまった。出遭って、あやかしのいない世界から戦慄と震撼と狼狽と恐慌と、畏怖と絶望とで構築された世界へと渡ってしまった
。
けれどあやかしに襲われ、死にかけていたぼくを救い上げてくれたのがセーラー服を着た中学生、神社鬩だった。神社鬩は聾唖である。そしてその道では有名な霊能力者──〝憑訳者(ツウヤクシャ)〟である。
これはあやかしに魅入られ、惹きつけてしまう〝ぼく〟三十歳独身だめなおっさんと、人とあやかしの橋渡し役である〝僕〟十五歳セーラー服美人の、恐ろしくも愉快で、どこか甘く切なくもある物語。
セーラー服の中学生と三十歳のおじさんが妖怪や幽霊にわちゃわちゃしている、ホラーとコメディの狭間で揺れる小説です。
「い」 全41話完結済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 18:00:27
312444文字
会話率:33%
季節は夏。
時期は夏休み。
ごくごく普通の男子高校生、神社 護(かみやしろ まもる)が滝宮駅で出会ったのはヘッドフォンから爆音を垂れ流している聴覚障害者、音失 おとせ(おとなき おとせ)だった。
おとせは聾唖である。
生まれつき音を知らず
、言葉もたどたどしく、けれど〝音〟を知りたいと願う聴覚障害者。
これは、護がおとせを通じて〝聞こえない〟とはどういうことなのかを知り、考え、そうして人と人の付き合い方も学んでいくラブストーリー。
──〝盲〟はヒトとモノの繋がりを断ち切り、〝聾〟はヒトとヒトの繋がりを断ち切る── ヘレン・ケラー
※ラブコメ
全8話予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 12:46:43
84890文字
会話率:21%
――彼女は時の止まった銀の時計を握りしめ、ある少女と異国人の家庭教師の思い出を物語る。
名家に生まれながら、野放図に育っていた少女セピアの元に新しい家庭教師のヴィタリーがやってきた。はじめは彼に反発したセピアだったが、ヴィタリーの持つ青い本
をきっかけに少しずつ態度をやわらげはじめる。学ぶことで広がっていく世界に楽しみをおぼえ、ヴィタリーに心を開くセピアだったが――
◇(扉絵つき)イラストレーション:那月結音さん
◇この作品はエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 19:00:00
30868文字
会話率:28%
体の一部を代償に神から特別に魔法が使えるための魔力器官を与えられた人々。
その名をウィズマ。
そんなウィズマとして生まれたが生まれながらに耳が聞こえないことから魔法が使えない少年イース。
しかし彼は自らの抱える問題から魔法を会得したいと
切に願っていた。
大賢者アウムの弟子となり魔法を使えるようになるが……それも長くは続かなかった。
イースはアウムの勧めで学院へ向かう。
果たして彼は魔法使いとして目的を果たす事が出来るのだろうか。
そして彼の抱える問題とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 16:43:05
24034文字
会話率:33%
読み進めると違和感が生じます。それこそが、この小説の「秘すれば花なり」のところ。
君野二葉はビルとビルとの間をジャンプしようとする。それを手伝う同じ女子校に通う青山ルカ。そして、それを本にするよう依頼を受けた作家・久保あきら。それぞれ
の思惑が交差する中、二葉は午前7時の青空へと飛び立っていった。
ある同じ女子校に通う5人の生徒が、約2ケ月の間に続けて飛び降り自殺をした。記者の間では、初めに自殺した聾唖のカリスマ女子高生・君野二葉の後追い自殺ではないかと話題となっている。
ただ、新米記者の溝口水晶は、別の違和感を持っていた。そんな中、葉山デスクから4人目の自殺者は7年前に起こった「烏丸少将連続誘拐殺人事件」で、約1ケ月余り誘拐監禁された女児(当時12歳)であることを知らされる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-21 21:00:00
44642文字
会話率:18%
人の脳は、C言語程度の簡単なソースコードで動いていた。
それが発見されたのは、今より47年前、2030年のことであった。
人間とは、入力された情報を、ソースコード通りに体へ出力して動いているだけの、コンピュータと同列な、ただただ単
純な生き物だった。
だからこそ、脳のソースコードを書き換えたなら、体に望む通りの変化を起こすことができた。
盲目と聾唖はいなくなり、怪我は瞬く間に回復し、エイズを克服し、100mを8秒台で走り、好きな容姿を手に入れた。
人は超人となり、誰もが笑いあっていける世界が出来上がった。
そうして13年の時が過ぎた、2043年。
人の脳に、新たな領域が発見された。
かつて、カルダーノやボンベリが発見し、デカルトが名前をつけ、オイラーやガウスといった数学者達が発展させていったそれは、複素平面において、XとYの実軸のみで構成されていた世界を回転させた。
平面上にしか広がっていなかった1と0の世界は、無限に等しいほど広がったのだ。
人は、真なる意味で、超人となった。
そのソースコードは、虚数コード、そう呼ばれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 11:38:09
124508文字
会話率:28%
吉田松陰の弟は杉敏三郎という生まれつきの聾唖者がいた。杉敏三郎という存在が谷三山・宇都宮黙林という聾唖者と出会い、吉田松陰を動かし、歴史を動かす事となった。
最終更新:2017-10-12 09:18:34
684文字
会話率:0%
高校2年生の武光明宏は、通学中に人を喰らう異界の化物・土鬼蜘蛛(つきぐも)と遭遇する。
彼の窮地(きゅうち)を救ったのは、退儺師(たいなし)とよばれる美少女のふたり組だった。
耳の聴こえない霧壺明日香と、目の見えない姫鞍千草は、それぞ
れ異なる特殊能力をもっていた。
退儺師(たいなし)の少女たちと剣術を学ぶ少年が出逢った時、大いなる運命の歯車がまわりはじめる。痛快美少女アクションファンタジー小説・第一弾!【ライトノベル】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-19 19:28:41
129991文字
会話率:36%
おんなじ毎日が嫌だった紺野ゆい。でもある日職場が移動になった。変わりたかった日常がホントに変わった。
だってその職場は今までにない世界。
現実世界でも、未体験に出会って成長する、臆病で自己否定な女の物語。
最終更新:2016-07-24 07:06:44
9482文字
会話率:4%
あなたは、普通の人?
僕は、耳の聴こえない聾唖者。だから、補聴器を付けても何にも役に立たない耳。
だから、話せない。
暗い性格だった。いつも、数字だけが特別だった。そして、今僕は16歳。高校生だ。
普通に毎日を過ごしていたんだけど…。
青春
ものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-03 20:23:28
2385文字
会話率:11%
彼は旅をしている。
何のために旅をしているのかは分からない。
人は彼の種を妖怪と呼んでいる。
妖怪と言っても千差万別、寝屋の子に聞かせる百物語に出るような、頭から人を喰らう様なものは珍しい。殆どは彼のような無害な、それこそ人と区別の付かな
いようなものも居る。
暑さも感じるし、寒さも感じる、飢えも感じるし、交わり、子も作れる。
ただ共通して違うのは、死なない事。
ひたすらに死なず、殆ど老いない事。
彼は旅をしている。
何のために旅をしているのかは分からない。
そんなもの、とうの昔に忘れてしまった。
※続きはハーメルンというサイトでやってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-15 17:57:09
7413文字
会話率:19%
この作品は『アルカディア』様にも投稿しております。
自分の人生に意味はない――
自分の人生に価値はない――
多くの挫折を経験し、日々をただ無気力に生きていた青年、西オサムはとある男の子を助けるために身を挺し、死んでしまう。
峰岸ハジ
メがそれを思い出したのは6歳の頃だった。
多くの知識と共に心の底に諦めを刻んでしまった彼は、耳の聞こえない少女――秋月姫乃と出会う。
クソみたいな現実。
あってはならない理不尽。
てめぇの中で譲れない矜持。
多くのことに葛藤し、彼は、それでも生きていく。
無様に、情けなく、逃げながら――
それでも、前に。
これは、全てを諦めてしまった少年と、耳の聞こえない少女の、物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-16 00:05:07
143568文字
会話率:21%
王は自然言語を検証すべく多くの聾唖(ろうあ)の乳母と赤子を集めた。
一切語りかけられずに育てられた赤子のほとんどは死んでしまったが、三組が実験から逃亡した。
実験の後遺症によって常人離れした能力を授けられた三人は、
なし崩しに迷い込
んだ世の裏道から、
突如として引きずり出された表舞台から、
唯一つの他ない道の果てにある局外から、
龍のようなその異能をもって歴史を動かしてゆく。
女っ気はほぼなく、魔法もなく、無双なんかもありません。ただただ人間のお話です。
各人十話、地図、序章、転章、余章を含め全三五話。
縦書きで読む[PDF]を推奨します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-13 23:09:43
540274文字
会話率:33%
失恋の傷から抜けきれない主人公。ゾウとパンダとライオンと。新しい恋は動物園で芽生える??
最終更新:2010-05-30 22:02:19
15208文字
会話率:6%