罪の子として、精人の皇国で虐げられ続けた姫は……
ある日、前世の記憶が蘇り、ここが小説の世界だと気づきます。
おまけに自分が、小説の序盤で斬り殺され、大陸戦争の小さなきっかけとなった端役だということも……。
運命を変えようと必死に抵抗す
るも虚しく、魔物討伐の見返りとして、竜人族の支配する国に送られた姫は……
物語の通りに老王に斬り殺されることもなく
なぜか、竜王に溺愛されます。
やがて……”尽くしたい系”騎士に拐われて、
彼女が幼少の頃から、残虐の限りを尽くしてきた ”支配したい系”皇太子と
彼女を巡る三つ巴の争奪戦になったりと……大変な目に合うお話しです。
主人公目線だけではなく……
同じシーンの男性目線のストーリーを
ヤンデレ要素をたくさん込めて書くのが好きです。
ヤンデレ不足解消用に、自分都合に綴っているので、
読み苦しく、また誤字脱字などありましたら申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 16:22:49
181178文字
会話率:18%
コンスタンツァは、パルマ王国からこのタリーニ王国へ、国王の妻となるべく送り込まれた。
祖国では縁談が望めないどころか、身の安全まで危ぶまれる事態となったためだ。
もともとは祖国の王太子と婚約が内定していたのだが、事情があって解消となった。
それだけならともかく、身に覚えのない悪評を立てられた挙げ句、接点もないような男たちから「彼女と恋仲だ」などと主張される始末。
このままでは男たちから強引な手を使って迫られかねないとの懸念から、国外からの縁談に応じることになったのだった。だが、口さがない者たちは「悪女がついに国外追放になった」と陰口を叩いていたようだ。実際、まるで逃げるようにして国を出ることになってしまった。
しかし、タリーニ王国には来たものの、来る日も来る日も「お加減が優れず……」と言われて、未来の夫たる国王には会わせてもらえない。どうやらかなりの高齢らしい。
そんな中、少しでも武器となる知識を増やすべく、彼女は王宮の図書室を訪れる。そこで鏡の中にいる、精霊らしき青年に出会った。身の上を聞かれ、これまでの事情を話すコンスタンツァ。国王が高齢と知ってもなお、何としても寵を得て頼み事をするのだと決意を語る彼女に、青年は呆れまじりに尋ねる。
「いったいどんなお願いをしようとしてるんだ……」
「復讐よ!」
彼女は逆境にめげることなく、どこまでも目標に向かってまっすぐに突き進む。
そんなコンスタンツァは、果たして無事に目的を達成することができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 18:20:00
119343文字
会話率:52%
若い頃、勇者として魔王を倒し、その功績により女王と結婚し、王国の共同君主となったある老王が、死に際して自らの罪を告白します。
このお話は、「あるモブキャラの半生」のスピンオフですが、どちらから読んでいただいても問題ありません。
彼の罪と
贖罪の物語を是非お聞きいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 06:41:51
18018文字
会話率:29%
神とも崇められる最強種である竜人族の竜王フィリクス。彼の悩みはただ一つ。いまだ運命の番が現れないこと。可愛いうさぎ獣人の番といちゃいちゃ過ごすかつての冷徹眼鏡宰相を、涙目でじっとりと羨む日々を送っていた。
雷鳴轟く嵐の夜、遂に彼の耳に長年探
し求めていた番の声が届く。夢にまで待ち望んだ愛する番が呼ぶ声。だがそれは、今にも失われそうなほど弱々しい声だった。
一方そのころ、弱小国の宿命として大国ドラードの老王に召し上げられるはずだったアスタリアの王女アイリスは、美しすぎるゆえに老王の寵愛を受けることを恐れた者たちの手によって、豪華な花嫁衣装に身を包んだまま、頼りない小舟に乗せられ、海の上を彷徨っていた。
必死に抗うものの、力尽き、海底へと沈んでいくアイリス。
(お父様、お母様、役立たずの娘をお許し下さい。神様、我が魂を身許に捧げます……)
息が途切れる最後の瞬間、アイリスは神の姿を見た。キラキラと光る水面を蹴散らし、美しい黄金色の竜が、真っ直ぐにアイリス目指してやってくる。アイリスの国、アスタリアの神は竜だ。アスタリアを作り、恵みを与え守ってくれる、偉大で優しい竜神様。代々そう言い伝えられていた。
(神様……ああ、なんて、美しいの……)
竜と目があった瞬間、アイリスはにっこり微笑み、ゆっくり意識を手離した。
運命の愛に導かれ巡り合った二人。二人の恋の行方は……。
運命の番を全力で溺愛したい竜王様と訳が分からず戸惑う不憫美少女の全力いちゃらぶストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 17:35:19
45456文字
会話率:53%
異世界に召喚され、魔王を苦労の末に倒した褒美としてもらったのは、国王の第8女という王女との結婚だった。
ただし、国王は八十代で王女は六十代だが!
そんな老王女と結婚したが、幸せだというお話です。
最終更新:2024-01-21 17:01:24
3619文字
会話率:11%
精霊と契約してドライグ王国に豊かさを与えた老王アルトリウスは侵略戦争にて命を落とす。
そして気が付けば息子夫婦の子供として転生していて、攻めてきた国の宮廷魔術師である魔女によって育てられることが決定する。
彼は元の国に戻ることができるのか
。
精霊と一部の人間しか使えない魔術を用いて、彼の脱走劇が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 22:00:00
51645文字
会話率:28%
老王のお世話係だったカイゴウは、老王の死と共に王国を追放された。だが、そんなカイゴウが古竜に連れていかれたのは伝説の英雄たちが終の棲家と決めた『ウバステ村』だった。
最終更新:2023-03-24 19:07:31
18374文字
会話率:42%
破壊の傭兵、あるいは門破の傭兵と呼ばれるアルフは、分厚い鎧に身を包み、鎖を旋回させて鉄球を振るい、その異名通り、破城鎚も通用しない門に単独で挑み破壊することが主な仕事だった。
そんなアルフはエリストール王国の王妃、ヴェラと深い関係を密接
に築いていた。ヴェラは子を成さないため今ではただの傀儡とされてエリストールの老王の側にいるだけだった。そんな彼女を憐れに思い、あるいは恋し、アルフはヴェラを連れて逃避行を始める。(ノベルアッププラスにも掲載中)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 06:00:00
105440文字
会話率:44%
カリェラは子供のいない、誰からも軽んじられる王妃だ。とある夜会のひととき、夫である国王の愛人であるブロウィー夫人に絡まれたカリェラが四苦八苦していると、突然ドラゴンの襲来があった。誰もが右往左往する中、唯一カリェラだけがバルコニーに飛び出し
て――
SFですが大体のストーリーはファンタジー世界で進行します。
ざまあ展開はそんなにありません。
最初から最後までヒロインが世界を距離を置いているので、ちょっとイラッとくる人もいるかもしれません。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 22:26:17
14285文字
会話率:30%
人間達は、魔王に苦しめられていた。
どこから生まれたかわからないそれは、一夜のうちに村や街を蹂躙し、住処を構えると、眷属である『鬼兵』を次々と生み出し、さらなる国を目指して行軍を始めた。
人間達も対抗し、冒険者や魔法使い、国と国が協力し、民
と世界を守るために戦っていたが、無限に生み出され、各地に進行する鬼兵を食い止めるだけで手一杯になり、疲弊していった。
だが、当時14歳だったハイロニア王国の王女、ソフィア・フォン・ハイロニアが各国と協力し、勇者を召喚したことで、その苦しみから解放された。
召喚された勇者は、各地を廻り国や民を守りながら魔王城へと辿り着き、見事魔王を討ち取った。
諸悪の根源である魔王を倒すことで、世界に散らばっていた鬼兵達も力を無くし消えていき、再び世界に平和が訪れた……が、魔王は死の間際、勇者へ解くことのできない死の呪いを放った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 18:00:00
2128文字
会話率:0%
風の国のルシアス王と王妃の婚姻から15年。
車いすの老王ルシアスのもとに、国交停止中の隣国セレナから書簡が届いた。
水の国に、新しい王が立つという。
ルシアスは祖国をもう一度見たいと言う王妃の懇願に負けて、ついに国境の封鎖をとく。
いっぽ
う、彼らの息子ラドモントは、美しい女性の幻を見て…
風の国シリーズ第2章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 19:07:41
170041文字
会話率:38%
老王の不調の最中、王太子が死去する。
主人公エリックは騎士……のはずなのだが、気が付いたら外堀埋まってませんか、これ?
という、転生要素のない一人称ハイファンタジーです。シリアスにみせかけた、基本ほのぼの路線。
R15は主人公が騎士という
職業柄、念のため。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 00:22:55
11874文字
会話率:26%
ニコニコで覇権を獲ったゲーム実況者達が、不可解な事件に巻き込まれる話。
最終更新:2017-10-29 10:49:36
254文字
会話率:43%
今はなんだかんだで第三王女をしているけどこれからどうしよう。取り巻く環境は今のところ可もなく不可もないが数年すれば不可になってしまう。やはり王城を出て独り立ちしてしまおうか。血税で育った分は社会貢献するから許して欲しい。一つだが致命的な死亡
フラグ背負っている私にこれ以上どうしろと言うのか…。
とある国。賢王とうたわれる老王には二男三女の王子と王女がいた。
末を除いて成人したが、最後の王女が問題だった。
剣っていうか弓と槍斧のファンタジー。たまに悪しき精霊有り。恋愛要素含む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-05 09:22:23
56822文字
会話率:31%
はるか北の地のちいさな王国。
この国は今、《海の民》の侵入によって危難に陥っていた。
老王と世継ぎの王子は戦死し、ひとり遺された姫君は《海の民》の長の息子を婿に迎えることを迫られる。
婚礼の日の近づいたある日、姫君のもとにひとりの吟遊詩人が
現れた。
吟遊詩人が歌った『しろがねの竜の歌』。
その歌は姫君にとって、特別な意味を持っていた。
昔話の再話のような、もしくはやや古いタイプの児童書のような雰囲気を目指してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-20 20:00:00
18413文字
会話率:25%
数十年もの戦乱に。人々は疲れはてていた……、世界中の王達は、話し合いの場を設け連日打開策を話し合うことになった。
しかし……混迷し。自分の論調を変えない王達。このままでは変わらぬ戦乱の世に戻るのでは……、誰もが諦めの気持ちであった。そこ
にルタニアと呼ばれる小国の老王から。ある一つの提案がなされた。それが戦馬レースの始まりであった。
戦馬(ウオホース)とは、通常の馬を魔法技術で育て、産み出された戦争に使われた産物である。その種は様々いて、生きた戦車と呼ばれる生き物であり。頑強で、3日3晩戦場を走り回るほどの無尽蔵の体力を持った巨馬のことで、世界中で育成されていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-30 15:23:05
111614文字
会話率:46%
子がいない王には、早くに亡くした二人の弟がいた。それぞれに娘がおり、次期女王として王宮で教育を受けていた。容量が良く器用で朗らかな美しいユイとどんくさくて不器用で平凡なナツ。前者への支持は圧倒的だったが、老王は死の間際、ナツを後継者に指名
した。不満に思いながらもナツを女王にしようとしたが、王位に怯える姿に王の遺言を無視することにした宰相達は、ナツを辺境へと押し込んだ。―――それから5年、ナツが領主として治める辺境に、宰相達はやって来た。ユイを廃し、ナツに王になってもらう為に…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-16 15:08:44
6368文字
会話率:49%
かつて人類世界を脅威にさらした魔王アーネスは三人の勇者の手により討ち滅ぼされた。だがこの戦いで三勇者の一人、魔剣士ダグダスは魔王の断末魔の呪いを浴びて赤い宝石へとその姿を変えられてしまう。
呪いを解く方法を探しに旅に出た三勇者の一人、エ
ルフのシャイアの戻らぬままに、英雄奇譚から数十年の年月が経過していた。
呪いを解く方法を探しに魔王城跡へと向かうレンス老王の末孫クライフらの前、一人の女が現れて……。
もやっとした読後感の中編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-29 21:29:41
26341文字
会話率:24%
昔々、ここではないどこか遠くの世界。
とある夫婦に訪れた、離別の話。
***
拙作『甘党陛下と酒やけ王女』のスピンオフ。若かりし老王とその妃のお話です。
最終更新:2014-03-22 16:21:27
4280文字
会話率:39%
一代で大陸を制覇した老王は、不老の妖女と一つの賭をする。そして、生涯の斜陽に訪れた、幸せな幕引き。
最終更新:2013-12-25 02:08:03
10898文字
会話率:62%