ジャガイモを市場で売るルミは、王宮で執事を務めるエリオに目をつけられる。「ジャガイモをすべて買おう」売ったジャガイモを運ぶため、仕方なくエリオに付いて行くルミ。着いた先は王宮。そこで腕利きのメイドに、ジュリエッタ王女そっくりに仕立てられる。
「王女の替え玉になってくれないか?」しかし、転生者であるルミは、金持ちが大嫌い。一度は断ったものの、大好きな両親のため、仕方なく受けることに。贅沢を満喫してやろうと思ったが、王女としての暮らしは思いのほか大変だった。頑張るルミのことを、エリオは次第に気にかけてくれるようになる。そんな中、ジュリエッタ王女の幼なじみ、ウルフが別人なのではと疑い始める。また、王女不在のまま、隣国の王子、リックとの縁談話も持ち上がる。本物の王女はどこへ? 早く戻ってきてー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 14:31:45
38428文字
会話率:53%
ロズリーヌ・エルフェは、サムエラ国の名門貴族エルフェ公爵家の一人娘。恋愛結婚が主流の現代、彼女もまた愛する人との幸福な結婚を夢見ていた。しかし、彼女には不名誉な二つ名──『フラ令嬢』があった。その所以は、恋心を抱いた相手にことごとく振られて
しまうこと、そして彼女の失意や非日常的な出来事があると決まって雨が降る「雨女」であることだった。
七歳、十歳、十五歳── 何度も恋に破れ、「もう恋はしない」と決めたロズリーヌ。しかし十八歳になり、封印していた感情が解け、学園の人気者ジョナタンに四度目の恋をする。彼の優しさや明るさに触れるたび、胸は高鳴り、未来への期待が膨らむロズリーヌ。だが、学園生活も終盤に差し掛かる中、オニキス王国から縁談話が舞い込んできた。
干ばつや不作に苦しむオニキス王国。友好関係を深めるために、サムエラ国の娘を王妃として迎えたいとの申し出があったのだ。父のエルフェ公爵は「無理をする必要はない」と断る選択肢を与えてくれたが、ロズリーヌは卒業までに恋が実らなければ縁談を受けることを決意する。
意を決してジョナタンに気持ちを伝えるロズリーヌ。しかし、彼の返事は──「ごめん」。ジョナタンにはすでに想いを寄せる相手がいたのだ。空は暗雲に覆われ、激しい雨が降る。
再び恋に破れ、心を抉られたロズリーヌ。しかし、彼女は嘆きに沈むだけではなく、オニキス王国へ行くことを決意する。「公爵家の娘として、そして一人の人間として、自分にできることを果たしたい」──その想いを胸に、彼女は新たな未来を歩む覚悟を固めた。
オニキス王国で彼女を待ち受けるものは何か?
恋愛に破れ続けた『フラ令嬢』の物語は、ここから新たな章を迎える。運命と責任を前にしたロズリーヌの選択と、彼女の成長を描く物語がいよいよ始まる──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:00:00
29440文字
会話率:34%
ロズリーヌ・エルフェは、サムエラ国の名門貴族エルフェ公爵家の一人娘。恋愛結婚が主流の現代、彼女もまた愛する人との幸福な結婚を夢見ていた。しかし、彼女には不名誉な二つ名──『フラ令嬢』があった。その所以は、恋心を抱いた相手にことごとく振られて
しまうこと、そして彼女の失意や非日常的な出来事があると決まって雨が降る「雨女」であることだった。
七歳、十歳、十五歳── 何度も恋に破れ、「もう恋はしない」と決めたロズリーヌ。しかし十八歳になり、封印していた感情が解け、学園の人気者ジョナタンに四度目の恋をする。彼の優しさや明るさに触れるたび、胸は高鳴り、未来への期待が膨らむロズリーヌ。だが、学園生活も終盤に差し掛かる中、オニキス王国から縁談話が舞い込んできた。
干ばつや不作に苦しむオニキス王国。友好関係を深めるために、サムエラ国の娘を王妃として迎えたいとの申し出があったのだ。父のエルフェ公爵は「無理をする必要はない」と断る選択肢を与えてくれたが、ロズリーヌは卒業までに恋が実らなければ縁談を受けることを決意する。
意を決してジョナタンに気持ちを伝えるロズリーヌ。しかし、彼の返事は──「ごめん」。ジョナタンにはすでに想いを寄せる相手がいたのだ。空は暗雲に覆われ、激しい雨が降る。
再び恋に破れ、心を抉られたロズリーヌ。しかし、彼女は嘆きに沈むだけではなく、オニキス王国へ行くことを決意する。「公爵家の娘として、そして一人の人間として、自分にできることを果たしたい」──その想いを胸に、彼女は新たな未来を歩む覚悟を固めた。
オニキス王国で彼女を待ち受けるものは何か?
恋愛に破れ続けた『フラ令嬢』の物語は、ここから新たな章を迎える。運命と責任を前にしたロズリーヌの選択と、彼女の成長を描く物語がいよいよ始まる──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 22:48:43
29440文字
会話率:34%
ロズリーヌ・エルフェは、サムエラ国の名門貴族エルフェ公爵家の一人娘。恋愛結婚が主流の現代、彼女もまた愛する人との幸福な結婚を夢見ていた。しかし、彼女には不名誉な二つ名──『フラ令嬢』があった。その所以は、恋心を抱いた相手にことごとく振られて
しまうこと、そして彼女の失意や非日常的な出来事があると決まって雨が降る「雨女」であることだった。
七歳、十歳、十五歳── 何度も恋に破れ、「もう恋はしない」と決めたロズリーヌ。しかし十八歳になり、封印していた感情が解け、学園の人気者ジョナタンに四度目の恋をする。彼の優しさや明るさに触れるたび、胸は高鳴り、未来への期待が膨らむロズリーヌ。だが、学園生活も終盤に差し掛かる中、オニキス王国から縁談話が舞い込んできた。
干ばつや不作に苦しむオニキス王国。友好関係を深めるために、サムエラ国の娘を王妃として迎えたいとの申し出があったのだ。父のエルフェ公爵は「無理をする必要はない」と断る選択肢を与えてくれたが、ロズリーヌは卒業までに恋が実らなければ縁談を受けることを決意する。
意を決してジョナタンに気持ちを伝えるロズリーヌ。しかし、彼の返事は──「ごめん」。ジョナタンにはすでに想いを寄せる相手がいたのだ。空は暗雲に覆われ、激しい雨が降る。
再び恋に破れ、心を抉られたロズリーヌ。しかし、彼女は嘆きに沈むだけではなく、オニキス王国へ行くことを決意する。「公爵家の娘として、そして一人の人間として、自分にできることを果たしたい」──その想いを胸に、彼女は新たな未来を歩む覚悟を固めた。
オニキス王国で彼女を待ち受けるものは何か?
恋愛に破れ続けた『フラ令嬢』の物語は、ここから新たな章を迎える。運命と責任を前にしたロズリーヌの選択と、彼女の成長を描く物語がいよいよ始まる──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 13:50:48
26391文字
会話率:34%
フェルナンデ子爵家嫡男、20歳のエブラハムについに婚約者ができた!
今までことごとく、5歳年下の妹・セターレによって一蹴されてきた縁談話。それもこれも兄を大切に思うがゆえ。なぜなら彼女には辛い前世の記憶があるから・・・
そんなセターレも納得
するエブラハムの結婚相手はなんと・・・!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 20:00:00
5113文字
会話率:29%
私、エルミア・アズルウッドは、世界樹の麓に広がる美しいエルフの王国の姫である。
突如として前世の記憶が蘇った私は驚愕し、決意を固めた。
「前世では恋愛もろくにできなかったのに、政略結婚だなんてヤダッ!ヤダッ!」
第二の人生だ!と喜んだの
もつかの間、私の周りには縁談話の嵐が吹き荒れていた。
まだ独身ライフを満喫したい私の「お見合い逃走劇」が始まる──
毎日届く山盛りの求婚状。
ドワーフからの手紙には岩が添えられ、ヴァンパイアからは血の一滴つき。
ハーピーは風に乗せて求愛の歌を届け、ドラゴンは炎の文字で愛を誓う。
人間の王子は普通の手紙で拍子抜け。
そうして縁談を断り続けている内に、気付いてしまう。
この世界は狂っているという事を───
そして、私のお見合いの成否次第で世界が滅んでしまうという事を───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 18:00:00
154952文字
会話率:35%
ある日、トゥルエノ王国に一通の親書が届く。それは北部統一を果たしたシュネーヴェ王国から送られてきたもので、現国王の甥であるレオンハルト・パウル・ヴァステンブルクと、トゥルエノ王国の王女との婚姻を望むものだった。
会ったこともない相手との
間に持ち上がった縁談話に、王女であるルシアナ・ベリト・トゥルエノは頭を悩ませる……というようなことは一切なく、己の気の向くまま、流れのまま、ルシアナはマイペースにその話を受け、マイペースに公爵夫人としての生活をスタートさせるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 22:00:00
530285文字
会話率:38%
歴史だけはあるが貧乏な伯爵家に産まれた双子の姉妹。
鮮やかなプラチナブロンドの髪を持つ妹は両親から愛され、一方で黒髪に産まれた姉は両親から疎んじられている。
そんな姉に『悪魔大公』と呼ばれている大公家から縁談話が来た。
一人大公家へと
嫁いで行く姉と、それを見送る妹の会話。
両親同様に姉を疎んじているような態度の妹の本音とは。
この作品は『エブリスタ』にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 07:00:00
1361文字
会話率:39%
隣国と交戦中のイス国。ある日突然、王位継承者ルディオスの縁談話が持ち上がるが……。
キーワード:
最終更新:2024-12-01 18:51:37
88180文字
会話率:44%
貧乏子爵家の娘アデリアですわ。デビュタントで厄介ごとに首を突っ込み、見事『悪女』の称号を手に入れてしまいました。
でもこれでエロ爺から後妻の申し込みや、お金のかかる縁談は来なくなる……と思っていたら、なぜか侯爵家から縁談話が!
成立させない
為にも、立派に悪女ぶってみせるわ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 15:01:52
12866文字
会話率:26%
学生でありながら作家活動を行う雪乃は、自他共に認める本の虫だ。
そんな彼女に、祖父の勧める縁談話が飛び込んできた。
憂鬱な気分のまま迎えたお見合いは、初恋の相手との再会となるが…………
兄の友人でもある彼との年の差は大きく、学生と社会人とで
は価値観も住む世界も違う。
何より彼にメリットがあるとは思えない縁談だったが、今後のお互いの為に【仮】の婚約をする事となった。
作家活動が第一の雪乃に恋愛感情はなく、深く考えていなかったのだろう。
婚約者として接するうちに、気持ちは少しずつ変化していく。
二人が本当の恋仲になる日はーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 14:00:00
268147文字
会話率:60%
名家の生まれである水無月あやめは、帝都でも一、二を争う格式高い九条家の次期当主との縁談話が進んでいた。だが、何でも手にするあやめを密かに妬んでいた隣家の令嬢・高羽椿によって、無実の罪を着せられてしまう。そんなピンチの中、椿にある話を持ちかけ
られたあやめは、罪を認める供述をすることになり──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 10:56:00
110907文字
会話率:50%
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。
そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。
大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家
族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。
しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。
フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。
しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。
「あのときからずっと……お慕いしています」
かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。
ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。
「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、
シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」
あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 17:30:00
737783文字
会話率:49%
自分の価値に気付いていないマーガレットは、この国きっての資産家、ブランドン辺境伯と結婚することになった。
社交的な妹リリーと比べられた人生で、初めて自分が必要とされた出来事だ。
ブランドン辺境伯の元へ、幸せの絶頂を噛みしめながら、
初めて夫に対面するマーガレット。
「マーガレットだって! 俺が結婚を申し込んだのは、リリーだ」
「この結婚はただの間違いだからな。離婚可能な時期となる半年後までの手違いの夫婦だ」
待っていたのは、妹リリーへ結婚を申し込んだはずのブランドン辺境伯。
こんな事になったのは、妹リリーの我儘のせい。
この結婚は、マーガレットに内緒のまま、リリーから押し付けられたものだった。
辺境伯が求めていた妻は、当主不在の時に、気難しい個性を持った従者達をまとめて屋敷を仕切れる気概。
「マーガレットが、気難しい叔父上と交流があるのは驚きだな」
到底マーガレットには出来ないと思っていたが、屋敷にいる偏屈な人物達がマーガレットにどんどん従順になっていく。
「薬を作るって、マーガレットが!」
リリーの特技だと思っていた、薬草を煎じた薬作り。実はマーガレットの特技だと知った辺境伯。
マーガレットに恋心を寄せ始め、離婚を取り消したい。
なのに、鈍感な妻は夫から逃げ続ける。
夫からの必死のアプローチも空しく、妻には想いが伝わらない。
「俺との離婚祝いか、お前たちの結婚祝いか知らないが、マーガレットへの最初で最後の贈り物だな」
夫が隊長を務める兵士の1人へ、妻が想いを寄せていると信じ込み、身を引く夫。
離婚の期限が迫ったその時、妹リリーがマーガレットと辺境伯の前に現れた。
我儘なリリーは自分に届いている悪条件の縁談話を押し付け、離婚予定の姉に代わって、辺境伯の妻の座を手に入れようとする。
夫はリリーを追い返すが、それでも2人が両思いであることに気付いていない手違いの夫婦。
その気持ちは、些細な事をきっかけに通じ合う。
正式な夫婦になった2人が王都の社交界で見聞きしたものは、自分の価値に気付いていない、マーガレットの本当の評価だ。
効果抜群の薬を作るのに鈍感すぎる妻と、口が悪いのに紳士的な夫の、すれ違いラブコメディー。
一途に妻を想う俺様口調の必死な片想いは、何をして、何を言えば成就するのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 09:32:49
120108文字
会話率:26%
幼い頃の誘拐事件がもとで男性恐怖症になったミュリルは、結婚など望むべくもなく、誰の力も頼らずひとりで生き抜く覚悟を固めていた。そのため、ありとあらゆる自活に役立つスキルを身に着け、愛する動物たちとの自活人生を夢見ていた。
けれどある日
、氷の宰相ジルベルトとの縁談話が持ち上がる。男性が怖くて近づけない私が結婚なんて、とすげなく断るミュリルだったが、ジルベルトにはまさかの秘密があって――。
男性恐怖症と女性恐怖症の男女がお互いの身と平穏を守るために契約結婚した、風変わりな夫婦のお話です。主人公ミュリルは、ちょっとやそっとではへこたれないたくまし系自活女子です。強いヒロインがお好きな皆様、いらっしゃいませ。
※アルファポリス、カクヨムでも連載(予定)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 21:40:00
143753文字
会話率:30%
アンドローム(聖大陸)と呼ばれる世界に「サイレン公国」という小さな国があった。
やがては『三国鼎立時代』の一角を担う「聖サイレン国」を樹立する「ルーク・フォン=サイレンⅠ世」が生まれることになる国である。
現大公「フリッツ」と隣国「楼
桑王国」の姫「ロザリー」の、縁談話が持ち上がる。
超大国「ヴァビロン帝国」が絡み、この婚礼の行方は混沌として行く。
大河史劇の序篇である「サイレン篇」の、第一巻がここに開幕。
それぞれの国が孕んだ数々の事情を乗り越え、この婚礼は成立するのか。
サイレン滅亡への第一歩が、いま踏み出された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 07:13:49
121097文字
会話率:31%
ある事件を起こした罰として10年の蟄居を命じられたチル。
ようやく俗世に戻った彼女に、突然『いわくつきの御仁』との縁談話が持ち込まれる。
※本作は「カクヨム」でも投稿しております
最終更新:2024-06-22 12:18:49
44460文字
会話率:62%
アネットは両親の死後、名ばかりの女性男爵となった。
借金は全てを売ってほとんど相殺となったが、爪に火を灯すような貧しい暮らしを余儀なくされていた。
そんな中、アネットに縁談話が持ち込まれる。
相手は平民だが魔法省高官の超エリート。
平民ゆえ
の軋轢を回避するために、名ばかりでも男爵位を持つアネットに白羽の矢が立ったのだ。
見合い相手のトリスタンは札束で鼻をかめると揶揄されるほどの金持ち。
だがその性格はかなり難ありで……?
いつもながらの完全ご都合主義。
ノーリアリティノークオリティなお話です。
あー……誤字脱字?うん、ごめんね?<(_ _*)>ペコリ
アルファポリスさんにも時差投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 21:00:00
51474文字
会話率:38%
公国メトラでは支配権はほとんど国教メトロンの聖女に委ねられていた。この世界では、魔法よりも秀でた治癒と守護を行える神聖力が、何よりも貴重だった。聖女は神聖力と白い髪を持って生まれる。
現在の聖女はリエルス・フェルアス。神聖力のうち、治癒力に
優れている。そのため、守護力が少なくても十分に国を守護できるのだった。もっとも、聖女リエルスは神聖力の他にも多数の魔法を扱える、歴代最高とまで謳われる人物であった。
そんなリエルスは近頃、貴族から縁談話が持ち掛けられていた。一度会うと必ず悪いことをする貴族。縁談はいかに…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 16:26:37
2421文字
会話率:41%
伯爵家の娘であるフローラは、父親と後妻によって屋敷から追い出され、婚約者だった男性もいつの間にか異母妹の婚約者になっていた。そんな状況でも不幸を嘆くこともなく、狩りをしながら森の入り口にある小屋で一人たくましく生きてきたフローラに、ある日父
親が縁談話を持ってきた。相手は女性に冷たく同性愛者の噂まである辺境伯アルフレッド・グランヴィル。しかも一年で終わる契約結婚だという。それでもここにいるよりはとフローラは嫁ぐことを決めた。アルフレッドには「君を愛することはない」と言われたが、待遇は悪くない。美味しい食事に24時間入り放題の温泉、お金も好きに使っていいというし辛く当たる人もいない。フローラは思った。ここは天国なのだと。そしてある出来事をきっかけに、アルフレッドとも徐々に心を通わせていく。
※ざまぁが主題のお話ではありません。オマケ程度です。
※アルファポリス、カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 15:50:11
176945文字
会話率:40%
最強騎士団を統率するハミルトン公爵家の末っ子令嬢のマチルダは見た目はとても淑やかで控え目な美少女であったが、実は怪力の持ち主であった。怪力を隠し世間知らずの箱入り娘として育ったマチルダは自国のお城の王子とお見合いをするも、ふとしたことで怪
力がばれてしまう。怪力の噂が広がり、今後の縁談に支障が出てしまったハミルトン公爵はマチルダの力を有効に使える最弱国であるボルド国の第一王子マンフリードに縁談話を持ちかけるのだが……。
脳筋天然おバカワンコ系ヒロインと真面目な苦労性の突っ込み役王子のラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 23:12:56
106441文字
会話率:37%
「私は絶対に、結婚なんていたしません!」
〈金獅子姫〉と名高いイーディス・ルイーズ=マクグリンは、とある理由から、一国の姫でありながら騎士として生きることを選んでいた。
しかし勇者による魔王討伐が終わり、平和が訪れた世界で彼女を待ってい
たのは、望んでもいない縁談話ばかり。
そんな彼女はとある縁から、かつて魔族によって支配されていた北方の元辺境伯領に新設される、人族・亜人族・魔族の異種族の交流を目的とした〝異種族交流特別区〞の統括責任者として、その立ち上げから運営まで携わることになる。
始めは縁談話を遠ざけるために引き受けたイーディスだったが、特別区の人々と関わる中で『本当に自分のやりたいこと』は何なのかを見つめ、考えていく。
これは美姫でも聖女でも、ましてや勇者でもない、一人の少女が〝自分らしさとは何か〞を見つける物語。
※この作品はカクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 07:00:00
14937文字
会話率:31%