荻原莉緒
莉緒の産まれた荻原家は陰陽師の系譜の家系だ。しかし荻原家は数代前から術師の血は途切れていた。そんな荻原家に不幸が襲う…両親と莉緒が連れ立って歩いている時に突然、車が三人に向かって突っ込んでくる。両親は亡くなり途方に暮れていた時に、
何かに導かれるように新潟市に向かった。
流川聡
山形県の出羽三山で生まれ育つ、流川の家系は修験道の開祖、役行者の血を引く家系だ。流川は幼い時から妖魔や不思議なものが見え、その対象法を祖母から学んだ。大人になって退魔士として活動する一方、正業として弁護士、会計士としても働いている。
退魔の仕事で新潟市に向かい退魔業を終えて、街中を歩いている時に莉緒と出会う。この出会いは偶然ではなく必然、運命だったのだろう。二人の行く手に待ち受けるものは、太古の邪神。神の使途でも倒す事が出来ず、封じるのがやっとだった邪神。
邪神が封じられている場所を求め、二人は様々な地であやかしや妖魔と出会い、謎を解き明かしていく…そして最後の対決の時がやってくる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 12:43:33
42126文字
会話率:61%
現代の日本。
表向きは平穏な日常が続くこの国には、一般には知られていない「異能」と「災異(さいい)」の存在がある。
◼︎ 災異とは?
災異とは、物理法則や認識に干渉する“存在災害”である。
百年前に突如として現れた“黒い影”のよう
な異形たちは、人類の文明や感覚そのものに干渉し、破壊をもたらした。
音、光、記憶、言語などを媒介とし、都市や人間を「認識できないもの」「意味の通じないもの」へと変質させてしまう存在。
これらはかつて、偉人と呼ばれる者たちにより封印されたが、現在になってその封印が破られつつある。
◼︎ 継環省(けいかんしょう)とは?
政府が水面下で設立した、異能と災異の監視・封印・継承管理を担う機関。
正式名称は「特異能力継承循環管理省」。
災異によって被害が拡大しないよう、異能者の力を登録・分類し、必要に応じて訓練・戦力として運用している。
異能者たちは「継承者(インヘリター)」と呼ばれ、厳しい階級制度と戦闘訓練(通称:ランク戦)を課される。
◼︎ 異能とは?
人間に発現する特殊能力。
多くは偶発的に発症するが、一部は**“かつて世界を救った偉人”の能力が代々継承されている**ものもある。
現在は“遺伝的因子”や“人工的施術”による異能発現も可能とされており、裕也のように「人為的に力を植え付けられた継承者」も存在する。
◼︎ 偉人と継承
百年前、災異を封印した存在たちは、歴史上に残る“偉人”とされている。
彼らの能力・魂・意志は、死後も特定の因子を通じて現代に転写され、「継承異能」として受け継がれてきた。
だが一部の災異はその継承系譜を追い、復讐のように復活を始めている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 21:26:40
13617文字
会話率:23%
※本作には、児童虐待(身体的・精神的・性的な示唆を含む)、監禁や人体実験を思わせる描写、人種や価値観に関わる表現が含まれます。
※いずれもR15相当の範囲に留めておりますが、上記の内容にご不安を感じられる方は、慎重にご判断ください。
※他サ
イトにも掲載
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名前を奪われ、番号だけで管理される子どもたちがいる。行き先も告げられないまま、彼らは無言の監視の下、船に乗せられる。13歳の少女・ミナもその一人だった。子どもたちは皆、何かしらの理由で“不要”とされ、隔離される運命にあった。しかし、船の中でミナは、どこか異質な少年たちと出会う。静かに寄り添うような優しさを見せる少年・ルーカン。そして、突然現れた、無表情で何を考えているか分からない少年・倫。闇のように得体の知れない存在である倫は、徐々に周囲に影響を与えていく。絶望と沈黙に満ちた環境の中で、子どもたちは小さな希望を育てようとする。これは、人として扱われなかった子どもたちが、互いに支え合いながら生きる意味を見つけていく物語。
闇の中に、ほんのかすかな灯が灯るとき──物語が動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 18:50:00
108039文字
会話率:26%
詩集Grave of poetryシリーズの系譜でありながら同時にそれらを完全に破壊するプロジェクトです。タイトルは日本語に訳すと死期という意味のドイツ語です。
最終更新:2025-07-15 06:55:04
18744文字
会話率:0%
ガラハイド国と〈天の民〉軍との攻防戦に勝利し、ガラハイド国を後にしたカナンとエイデン。ふたりは、半ば強引についてきた予言者レディ・マリエルと彼女の護衛の騎士スヴェアと共に、〈地の民〉の全ての貴族と聖王家の家系図が保管されている系譜図書館を訪
れる。その目的は、カナン以外の七賢者の血を引く者を探す為であった。
しかし、エイデンが危惧していた通り、他の〈地の民〉国々が、辺境の小国にすぎないガラハイド国が強大な〈天の民〉軍を殲滅した「秘密」を探り出し、その力……すなわちカナンとアリアンテを手に入れようと動き出していた。
そして、〈天の民〉側もまた、ハランの最高位にして〈庭園〉の守護者テンペランスが、〈地の民〉でありながらアリアンテを持つカナンの存在に注視していた。
さらに、カナンの周囲にはアニガン卿の影もちらついて………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 12:43:47
104808文字
会話率:37%
売れない小説家、白銀鏡(シロガネカガミ)
──彼は、自らが書いた物語《Road of Kings 〜女神の系譜〜》の世界に“天の声”として転生してしまう。
剣と魔法の王道ファンタジーに入り込んだ彼は、全てを知る“創造主”でありながら、ただ
の傍観者。
予定通りに進んでいたはずの物語は、ある時から少しずつ“ズレ”始め、仲間たちは苦しみ、希望はすり減っていく。
死んでいった者の想いを背負い、登場人物たちを見守り、“天の声”として導く主人公。
笑いあり、涙あり。
メタ視点で進む、“天の声”転生ファンタジー!
⚠️⚠️⚠️注意⚠️⚠️⚠️
本作は、私が著作する
《Road of Kings 〜女神の系譜〜》の世界をもとに描かれています。
そのため、本編に関わるネタバレを多く含む可能性があります。
また、同じ世界観でありながら異なる展開や新設定も含まれていますので、あらかじめご了承ください。
本編も読んでいただければ別の視点もあって楽しめる仕様になっております。
興味がある方がいましたら、どうぞ。
↓↓↓
〜Road of Kings 〜女神の系譜〜
https://ncode.syosetu.com/n5358kl/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 20:00:00
21063文字
会話率:22%
女神の血を巡って、大陸に火種が落ちた。
三国と帝国が覇権を争うなか、青年騎士と魔法使いの少女が出会う――
王道を駆け抜ける、剣と魔法のファンタジー。
物語の基本である王道を詰めに詰めた王国物語です。
温かい目でご覧ください。
最終更新:2025-06-03 20:00:00
57110文字
会話率:39%
本作品は前作「異世界シヴィライゼーション ~長命種だからデキる未来にきらめく文明改革~(https://ncode.syosetu.com/n2020fe/)」を引き継ぎ、世界および時間軸が地続きの【続編】となっております。
※主人公は異な
り、未読の方でも本作単独で楽しめるような執筆を心掛けてはいますが、ストーリー展開の都合上どうしても重要な設定や展開の【ネタバレ】が含まれますのでご注意ください。
前作は非常にボリュームが多いですが、もしお時間が許すのであれば読んでいただくことで確実に、より楽しめる内容となっています。
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エルフ種とヴァンパイア種の血が混じるハーフの子──幼きある日、船上にて拾われ……極東の地で過ごすことになる。
孤児として育った少年は、武家に養子として入り、様々な人々と出会い、師事し、大きく成長していく。
誰よりも自由な少年は……星天に想いを馳せ、未知に憧れ、別天地を夢見た。
知識を身につけていく内に、その欲求は果てなき広がりを見せていく。
それは一人の青年が世界を魅せる冒険譚であり、取り巻く人々と共に織り成す文明譚。
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毎週 土曜日 更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 09:00:00
30616文字
会話率:59%
登場人物:
周防 蓮(すおう れん): 40代前半。理論物理学者。専門は量子重力理論と宇宙論における時間の矢の問題。マサチューセッツ工科大学で博士号を取得後、国内外の研究所を渡り歩き、現在は京都の高等学術研究所で主任研究員を務める。怜悧な
論理と、森羅万象の根源を求める純粋な探究心を併せ持つ。趣味は、江戸時代の和算家や天文学者の古文書を収集し、その思考の軌跡を辿ること。
三枝 朔(さえぐさ さく): 蓮と同年代。比較文化学者・思想史家。パリ第4大学で博士号を取得。専門は18世紀ヨーロッパの博物学と、非ヨーロッパ世界の知の体系との比較研究。現在は東京の大学で教鞭をとりながら、文芸誌や思想誌に精力的に寄稿している。該博な知識を縦横無尽に駆け巡らせ、自明とされる概念の系譜を暴き出すことを得意とする。皮肉屋を気取っているが、その根底には人間という存在への尽きない好奇心がある。
舞台:
八月、盂蘭盆を過ぎた京都。観光客の喧騒が嘘のように静まり返った、嵐山の麓に佇む古刹。その一角にある書院が、今日の二人の会見場所である。この寺は蓮の実家であり、彼は住職の次男として生まれた。今は兄が跡を継いでいるが、奥の書院は蓮が帰省した際の書斎として、今も自由な使用を許されている。
蝉時雨が容赦なく降り注ぐ午後。書院は南側の庭に面した障子を開け放っているが、風はほとんどない。庭の苔は深く、濃い緑色が目に痛いほどだ。時折、軒先に吊るされた南部鉄の風鈴が、忘れた頃に「ちりん」と乾いた音を立てる。部屋の中央には、拭き清められた黒柿の座卓が置かれ、その上には冷たい麦茶の入った硝子の水差しと、二つの薄い切子のグラスが、汗をかいて置かれている。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-11 22:51:35
9519文字
会話率:53%
四十路を越え、病魔に蝕まれ、リストラされた元コンビニ店員、アイダ。彼の生きる現代日本は、二つの月が浮かび、文明機器が生物的変容を見せる奇怪な現象『天幻』が日常を侵していた。未来に諦観を抱くアイダは、ある日、霧深き道で翼を持つ黒猫に導かれ、地
図にない古びた武芸の神社へと辿り着く。
そこで、運命は急転する。
漆黒の巨大龍が街を襲い、全てが炎に包まれたのだ。アイダの壮絶な死の瞬間、傍らのAIルルナは謎の『六律系譜原典』に接続した。
千年後、アイダは若返り、見知らぬ森で目覚める。そこは天幻により文明が崩壊し、中世の技術とMMOの如き法則――魔力、生命結晶石、存在次元――が混淆(こんこう)する異世界。
聖霊へと転じたルルナと再会し、授かった一振りの刀で異形の小鬼(ゴブリン)との初陣に臨むのだ。
辿り着いた辺境のドルフ村で、更に強力な亜獣(ユニーク・ゴブリン)の奇襲を受け、絶体絶命の窮地に陥るアルド(旧アイダ)。彼を救ったのは、この世界を「ゲーム」と認識するMMOプレイヤー、ココミ(猫人族の生活職)、タンスイ(熱血騎士の戦闘職)、ユキナ(ハイエルフの支援職)の三人だった。彼らの圧倒的な力に戸惑いつつも、アルダは半壊した村の再建に協力することになる。
混沌の世界で、アルド(旧アイダ)は如何なる道を歩むのか。彼の戦いは始まったばかりだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 05:10:00
113026文字
会話率:42%
「君が行きたいという天異界の中心に、僕は一緒に行こうと思う―――」
異世界に滅びをもたらす為に異世界転移した少年ノインと、世界の中心にある至玉を目指す少女ココとの物語。ノインは体を失った状態で異世界の狭間にあった。その魂を新たな体に―――人
形体に入れてくれた少女がいた。その少女ココは言う。天異界の中央に行きたいのだと。ノインは主人公である少女ココの系譜従者となる契約を交わして、ともに冒険の旅に出るのだ。その世界で国家間の戦争や様々な人間模様を経験していく主人公は、それでもなお世界を終焉させる選択をするのだろうか?これは少女ココと少年ノインの異世界ファンタジーのお話。
カクヨム投稿版折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 20:00:00
203839文字
会話率:43%
『誰がおれを香らせたのか?』
夏らしく、ホラーらしさを出してみました。
シリーズ作品、香牢の末裔たちのお話になります。
香牢の設定等は引き継いでいますが、今作のみでも読めるかと思います。
今作は性描写はありませんが、BLですのでご注意下
さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 08:55:33
22204文字
会話率:22%
かつて、世界は『物語』によって動いていた。
物語は決して空想ではなく、世界を書き換える『力』そのもの。
太古より選ばれし者――『作家魔術師』たちは、『言葉の魔法』を操り、歴史の裏側で密かに戦い続けてきた。
そして現代。
文学は衰退し、言
葉の力が「忘れられたもの」となった時代に――
とある高校に通う平凡な青年、津島綾人は、文豪・太宰治(津島修治)の直系の子孫だった。
そして彼に与えられたのは、
「書いた物語が現実になる」という、あまりにも強すぎる力。
だが、その力は祝福ではなかった。
その一文の結末が誰かの運命を変える。
誰かを救えば、別の誰かが死ぬ。
選ばなかった未来を、綾人自身が背負わなければならない――。
“書く”ことは“裁く”ことと同義であり、
“語る”ことは“奪う”ことでもあった。
「そんな力、いらない」
「誰かの代わりなんてできない」
「俺に何かを創る資格なんてない」
過去の栄光に縛られた“偉大な血脈”。
逃げたくなるようなプレッシャー。
自分の言葉を書けない自分への劣等感。
だがしかし、彼は出会う。
同じく文豪の血を引き、それぞれ異なる“物語魔術”を操る継承者たちに。
芥川龍之介の曾孫であり、人の心を操る言葉を紡ぐ少女・芥川美緒。
夏目漱石の系譜に生まれ、論理と構造で言葉を武器にする天才少年・夏目春樹。
詩で精霊を呼び出す、宮沢賢治の後継者・宮沢ルナ。
それぞれが過去と現在の狭間でもがきながら、
“禁書”と呼ばれる、書いてはいけない物語にまつわる戦いへと巻き込まれていく。
“焚書派”――文学の魔力を否定し、すべての物語を焼き払おうとする異端組織の影が忍び寄る中、
綾人は、選ばなかった結末たちの“痛み”を通して、物語の本質と向き合っていく。
継ぐべきは、才能か、責任か、魂か。
そしてその先にあるのは、自らの手で綴る「ただ一つの物語」。
「書きたいと思った。僕は、僕の言葉で“誰か”を救いたいって、初めて――そう、思ったんだ。」
運命に書かれたレールをなぞるのではなく、
その先の“白紙”を恐れずに、筆を取る。
これは、ただの血筋の物語じゃない。
これは、“物語の力”を受け継いだ少年が、
過去も未来も超えて、“今”を言葉にするまでの成長譚。
――その一文が、君の現実を変える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 11:10:00
7666文字
会話率:39%
遥か昔、世界には調和を司る太陽の神と、秩序を見守る月の神がいた。
しかし、時代と共に人々の“マブイ(魂)”が濁り、月の神は影へと堕ちてしまう。
太陽の神は涙を呑み、かつての姉妹を封じるため、自らの神性と「ニライのマブイ」を犠牲にした。
─
─それは終わりではなく、始まりだった。
神の座を降り、人として転生した太陽神。
時は流れ、明治初期の沖縄・斎場御嶽で、謎めいた赤子が発見される。
“言葉を話さずして未来を視る”その少女は、やがて世界の運命を握る存在となる。
封印の影が再び揺らぐとき、神の記憶が静かに目を覚ます──。
これは、魂(マブイ)に託された希望の系譜。
“マブイロスト”本編へと繋がる、失われた神話の物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-17 19:07:00
46149文字
会話率:24%
この世界は龍帝陛下が納める領域
[基底世界/秩序世界]と言う世界が主観的な
場所と成って居る,冒険者伝説の巻物にらこんな
話があった。
ある日天空から現れし漆黒のオーラ纏し
ドラゴンが顕現し,様々な国々を絶望の海に
落とした。
幾数千年
越しに産まれた赤子は赤い戦神の
オーラを纏い産まれ落ちて焦土溶かした世界を練り歩き支配する黒龍を穿ったそんな伝説を。
今やその名前は英霊として国の歴史に刻まれて
居るがそれはその英雄を気遣ったのと英雄譚の
非現実性からだ,不可能を可能にした人間を
皆が伝説,空想上の人物としたがそんな人物は
実在していたのだ。
その男は今や,普通の冒険者として人生を
楽しんで居るのだった。
※異世界シリーズは喧嘩/格闘の作品の
系譜の先にある作品なんです,世界観は
3000年シリーズと二次創作とは繋がっては
いませんが,喧嘩/格闘の作品とは繋がります。
その為漢道, 雄男日記録譚-喧道,ザ・ノーギア,
闘拳,戦譚, -骸鐵屍骨-タフネス伝記の世界観を
共通して内包して居ます。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-10 23:44:15
23304文字
会話率:69%
数千年前に滅んだ伝説の一族が存在した。
絶大なる力を持った伝説の魔族は人族を追い詰めたが、勇者のよってその系譜は完全に途絶えたかに見えた。
しかし、数千年後、世界の辺境の村にとある貧しい村人の少年が存在した。
それと同時に魔界より、大魔王コ
ールドによる魔王軍の侵攻が世界に忍び寄る。
少年は村の大賢者が召還した戦いの神と謳われる最強の手練れと共に旅立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 17:16:44
51518文字
会話率:20%
異世界に転生してダンジョンマスターの力を手に入れた主人公が、その仕様に右往左往したり、やりたい放題したりするお話。
主人公はお父さんの持っていたレトロゲームが原体験で、ダンジョンRPGの参考にするのはウィ○ードリィとその系譜。知識の元になっ
ているのはそれらに加えて、ダン○ョンズ&○ラゴンズです。その辺りを混ぜ混ぜして、あとは適当妄想を足していく感じですね。
進行は大変にゆっくりです。よくある普通のダンジョンが登場するのが3章からなものですから。1話辺り3000~4000字程度。残酷な描写有り、R15は念のため。小説家になろう、カクヨムに投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 12:00:00
670965文字
会話率:28%
>これは、漆黒に染まる運命を背負いし、
> 世界に干渉する“観測者”の歩んだ、修羅の記録。
>
> 闇に喰われ、記憶を焼かれ、数多の契約と裏切りの果て、
> 俺はようやく一つの“答え”に辿り着いた。
>
> 視えぬ敵、叫ぶ心、砕ける理想。
> この右腕に封じられし《魔導神剣》を手に、
> 俺はこの世界に反旗を翻したのだ。
>
> ――名を問うな。真名の開示は禁忌。
> だが、どうしてもというなら……そうだな。
>
> 過去の者たちはこう呼んだ。
> **「黒翼の残響(ファントム・ノクターン)」**、またの名を――ルーク。
>
> 今、この物語は幕を開ける。
> 封じられし力が、再び世界を震わせる、その時まで――。
---
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 12:20:56
2467文字
会話率:55%
戦後『古事記』『日本書紀』に記載されている日本神話などの物語や初代神武天皇から続く古代天皇系譜伝承は、戦前の国家主義及び軍国主義の象徴とみなされ、戦後日本の社会と大半の日本人からほとんど拒絶されている。そして特に初代神武天皇及び2代綏靖天
皇から9代開化天皇にいたるいわゆる「欠史八代」は架空の存在になったどころか『古事記』『日本書紀』成立直前に国家の歴史を延長させるために「無の状態」から「ビックバン」の如く創作されたという説が戦後の歴史学界と日本国民の常識となって今日にいたって久しい。
しかしその一方で、戦後も一貫して神武天皇といわゆる欠史八代の天皇の実在を主張する歴史学者がいたのである。
さて、戦後の古代天皇実在論者は架空論が主流となった今日までにどのような根拠で特に以下のことを叫んでいたのであろうか?
「そ、それでも……神武天皇は……実在した!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 15:01:29
112150文字
会話率:15%
日本古代史を研究していくうえで基本的な書物である『古事記』と『日本書紀』。その両歴史書の最初の部分に記載されている、特に初代神武天皇と2代綏靖天皇から9代開化天皇までの「欠史八代」までの古代初期天皇9代の系譜は両書が7・8世紀に編纂されて
いく過程で、当時の朝廷の立場を正当化するために「創作」されたものであることが通説となっている。
しかし筆者は、両書の該当記述を読むことを繰り返していくうちに、初代神武天皇から9代開化天皇までの9代そのものの実在・架空までは分からなくても、系譜伝承そのものが7・8世紀になって突然創作できるものではないのではないかと考えるようなった。
それをきっかけに、本作では上記の古代天皇系譜伝承そのものが古代に形成されて語り継がれてきたことに対して論じていこうと思った。
特に『古事記』『日本書紀』のいわゆる『記紀』に記されている古代天皇系譜伝承の「古代史的意味」についての一説が、また出現する!! ……であろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-22 13:45:12
43482文字
会話率:17%
女戦士ばかりの蛮族ダニア。
その女王ブリジットの娘として生まれたプリシラ。
外出先の街で彼女がほんのイタズラ心で弟のエミルを連れ出したことが全ての始まりだった。
2人は悪漢にさらわれ、紆余曲折を経て追われる身となったのだ。
追ってくるのは
若干16歳にして王国軍の将軍となったチェルシー。
同じダニアの女王の系譜であるチェルシーとの激しい戦いの結果、プリシラは弟のエミルを連れ去られてしまう。
女王である母と合流した失意のプリシラは、エミル奪還作戦の捜索隊に参加するべく名乗りを上げるのだった。
蛮族女王の娘が繰り広げる次世代の物語。
大河ファンタジー第二幕。
若さゆえの未熟さに苦しみながらも、多くの人との出会いを経て成長していく少女と少年の行く末やいかに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 11:50:00
289505文字
会話率:20%
『構築される精霊』より抜粋
〜序〜
世界でもっとも謎めいた生き物は、精霊だ。
あるところでは死者が転じ、またあるところでは無機物に宿り。ひとくちに精霊といえど、その経緯は千差万別である。
系譜を引くことは不可能に近く、体系だった研究は
長命な魔女すら投げ出すほど。しかし、精霊の魅力は損なわれず、むしろ一生を捧げる研究者ならぬ偏執狂は増えるばかりだ。
なかでも私の興味をひいてやまないのが、構築された精霊だ。
魔法はおろか、魔術の知識も持たない人間の、何気ない言動。そこに乗せられた意思や、執念や、また驚くべき偶然が重なることで奇跡のような運命をまとい、「彼ら」は生み出される。
構築された精霊とはすなわち、魔法的あるいは魔術的な条件を満たしたことで力を得た魂。ゆえに、世界の変動にたびたび登場する精霊も彼らであることが多い――
◇
風土記系競作企画「構」に参加しています。
http://still-in-noise.a.la9.jp/fudoki/kikaku/2024_01_kamae/kikaku.html折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-10 13:19:26
9483文字
会話率:19%
現在では、平等な社会を実現するためにアファーマティブアクションを実行しようという主張がある。だがこれは果たして平等な社会につながる主張なのだろうか? 私なりに検証してみた。
最終更新:2025-02-23 17:47:48
964文字
会話率:0%